JPS63129472A - 利用者認証方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子計算機システムにおける機密保護に関し
、特に各種資源・情報・サービスなどを利用しようとす
る利用者の確認方法に関する。

し従来の技術〕 従来の利用者確認方法は文字列または数字列からなるパ
スワードを入力させて、あらかじめ登録しであるパスワ
ードと照合することにより利用者本人であることを確認
していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の利用者確認方法では、偶然または不正な
手段によりパスワードが他人に知られた場合、パスワー
ドそのものは誰にでも入力できるので、正しい利用者確
認ができないという欠点がある。

したがって本発明が解決しようとする問題点、換言すれ
ば本発明の目的は利用者固有の特徴を示すデータを採用
することによって上記の欠点を改良した利用者認証方式
を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の利用者認証方式は、文字や図形を描画しその、
イメージを入力できる入力装置を備え、あらかじめ利用
者自身で描画した利用者固有のイメージと描画時の特徴
とを記憶しておくイメージ記憶手段と、電子計算機シス
テムへの接近者により前記入力装置から入力されたイメ
ージと描画時の特徴とを受け取るイメージ受取り手段と
、受け収ったイメージおよび描画時の特徴と、前記イメ
ージ記憶手段に記憶されている前記接近者により宣言さ
れた利用者のイメージおよび描画時の特徴とを比較し、
入力されたイメージが登録されている前記利用者自身に
より入力されたものかどうかを同定する比較判定手段と
を有して構成される。

［実施例〕 以下、本発明による利用者認証方式について図面を参照
しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すシステム概要図である
。同図において利用者認証方式は、図形や文字を描画し
そのイメージを入力できる入力装置１と、利用者登録時
に利用者自身で描画した利用者固有のイメージと描画時
の特徴とを記憶しておくイメージ記憶手段２と、前記入
力装置１から入力されたイメージと描画時の特徴とを受
け取るイメージ受取り手段３と、受け取ったイメージお
よび描画時の特徴と、前記イメージ記憶手段２により記
憶されているイメージおよび描画時の特徴とを比較し、
入力されたイメージが登録されている利用者自身により
入力されたものかどうかを判定する比較判定手段４とを
有している。

さらに第２図を参照すると入力装置１はホストコンピュ
ータ５に接続された端末であり、利用者は入力装置１を
通してホストコンピュータ５と会話ができるほか、ライ
トベン等を使用して図形や文字を描画しそのイメージを
入力することができる。

電子計算機システムの各種資源・情報・サービスなどを
利用しようとする利用者は、あらかじめ利用者登録をす
る。このとき、本人確認のための情報として名前を利用
者自身の手で描画させ、そのイメージと描画時の特徴と
をイメージ記憶手段２に記憶する。本人確認のための情
報としては名前ではなく他の文字列や図形であってもよ
いが、利用者自身の手で描画されたイメージでなければ
ならない。なお、このときの描画は入力装置１を使用し
てもよいし、他の方法で描画し登録してもよい。

描画時の特徴としては、描画する線の傾き、描画方向に
対して垂直方向への振れ具合、描画時の圧力、描画時の
各点での滞留時間などが考えられる。入力装置によって
は描画時の圧力や各点での滞留時間は計測できないもの
もあり、線の傾きや振れ具合のみを特徴として使用する
場合はイメージそのものに該特徴が含まれているので、
記憶するのはイメージのみでもよい。すなわち木特許請
求範囲は、イメージとは別に描画時の特徴を記憶するこ
とを必須とはしない。

電子計算機システムの各種資源・情報・サービスなどを
利用しようとする電子計算機システムヘの接近者は、ま
ず入力装置１から利用者名を入力する。その利用者名が
登録されていれば、次に本人確認のためにライトペン等
を使用して名前を入力装置１に描画する。イメージ受取
り手段３は描画されたイメージを描画時の特徴をも含め
て受け収る。

次に比較判定手段４は、イメージ記憶手段２によって記
憶されている前記利用者名に対応するイメージおよび描
画時の特徴と前記イメージ受取り手段３によって受け取
ったイメージおよび描画時の特徴とを比較する。まずイ
メージの概形を比較し、一致していれば描画時の特徴で
ある線の傾きや振れ具合などを比較する。描画時の特徴
は個々人の習癖によるものであり、他人の特徴を完全に
まねることは殆ど不可能であり、本人自身により描画さ
れたものかどうかを確実に判定することが可能である。

上記の比較の結果、登録されている利用者自身により描
画されたものではないと判定した場合は、前記接近者に
よる各種資源・情報・サービスなどの利用を拒否する。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように本発明は、電子計算機シス
テムにおける各種資源・情報・サービスなとを利用しよ
うとする利用者の確認処理において個々人の習癖に基づ
く特徴を利用しているので、確実に利用者本人であるこ
とを確認でき、不正な利用者による利用を完全に阻止す
ることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の説明図、第２図は本発明の
一実施例である電子計算機システムのブロック図である
。 １・・・入力装置、２・・・イメージ記憶手段、３・・
・イメージ受取り手段、４・・・比較判定手段、５・・
・ホストコンピュータ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子計算機システムにおける各種資源・情報・サ
   ービスなどを利用しようとする利用者を確認する利用者
   認証方式において、 文字や図形を描画しそのイメージを入力できる入力装置
   を備え、あらかじめ利用者自身で描画した利用者固有の
   イメージと描画時の特徴とを記憶しておくイメージ記憶
   手段と、 電子計算機システムへの接近者により前記入力装置から
   入力されたイメージと描画時の特徴とを受け取るイメー
   ジ受取り手段と、 受け取ったイメージおよび描画時の特徴と、前記イメー
   ジ記憶手段に記憶されている前記接近者により宣言され
   た利用者のイメージおよび描画時の特徴とを比較し、入
   力されたイメージが登録されている前記利用者自身によ
   り入力されたものかどうかを判定する比較判定手段とを
   有すること特徴とする利用者認証方式。
2. （２）電子計算機システムにおけれ各種資源・情報・サ
   ービスなどを利用しようとする利用者を確認する利用者
   認証方式において、 文字や図形を描画しそのイメージを入力できる入力装置
   を備え、あらかじめ利用者自身で描画した利用者固有の
   イメージを記憶しておくイメージ記憶手段と、 電子計算機システムへの接近者により前記入力装置から
   入力されたイメージを受け取るイメージ受取り手段と、 受け取ったイメージと、前記イメージ記憶手段により記
   憶されている前記接近者により宣言された利用者のイメ
   ージとを比較し、入力されたイメージが登録されている
   前記利用者自身により入力されたものかどうかを判定す
   る比較判定手段とを有することを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の利用者認証方式。