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JPS6289658A - 6―メチルプロスタグランジンi▲下1▼類 - Google Patents

6―メチルプロスタグランジンi▲下1▼類

Info

Publication number
JPS6289658A
JPS6289658A JP60228599A JP22859985A JPS6289658A JP S6289658 A JPS6289658 A JP S6289658A JP 60228599 A JP60228599 A JP 60228599A JP 22859985 A JP22859985 A JP 22859985A JP S6289658 A JPS6289658 A JP S6289658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
prostaglandin
methyl
formula
substituted
Prior art date
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Granted
Application number
JP60228599A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0655736B2 (ja
Inventor
Toshio Tanaka
利男 田中
Atsuo Hasato
篤夫 羽里
Kiyoshi Sakauchi
坂内 清
Seiji Kurozumi
精二 黒住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP60228599A priority Critical patent/JPH0655736B2/ja
Publication of JPS6289658A publication Critical patent/JPS6289658A/ja
Publication of JPH0655736B2 publication Critical patent/JPH0655736B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は6−メチルプロスタグランジン■1類および七
の製造法に関する。更に詳細には、本発明は循環器用薬
、抗潰瘍、細胞障害治療剤等の医薬品として有用な新規
6−メチルプロスタグランジン11角および6−メ牛レ
ンプロスタグランジンE、類を還元して6−メチレンプ
ロスタグランジンFl!類とし、6−八−メチルプロス
タグランジン11角 たは直接的に6−メチルプロスタグランジン11角を製
造する新規技術ならびに本製造法の中間体となる上記6
−メチレンプロスタグランジンF1.類および6−ハー
メチルブロスタゲランジンエ、類に関するものである。
ぐ従来技術〉 天然プロスタグランジン(以下PGと略記することがあ
ろ)類は生物学的および薬理学的に漸変な活性を持つ局
所ホルモン(オータフイド)として知られている。それ
故、PGの持つこれらの生理的な特徴を巧妙に利用して
新しいタイプの医薬品を開発する研究は、天然PG類に
関してのみならず各種誘導体についても実施されている
天然PG類のなかでもjGE、PGF類はもつとも古く
から知られている化合物であり、PGE、、PGF−は
その子宮平滑筋収縮作用を利用して陣痛促進剤としてず
でに医薬品化されており、P G E、は血小板凝集抑
制作用、自圧降下作用等の生理作用を利用して末梢循環
治療薬として用いられている。これらの有用な天然PG
類のなかでもPGF2類はP G E、類あるいはPG
Et類への合成原料としても重要な意味を持つ化合物で
あり、合成化学上の重要な標的化合物ともなっている。
従来これらのPGE類およびPGF類の製造にあたって
は数多(の方法が開発され、報告されており〔ジエー・
ビ一番ビンドラ(J。
B、Bindra ) ラt  プロスタグランディン
争シンセシス、アカデミツク・プレス(Prostag
landinSynthaaii+Acadamtc 
Press ) (1977)および寺島ら、ブースタ
グランジンと関連生理活性物質。
II桧社サイエンティフィック、 P、62〜P、17
6(19第1)参照〕、その中でも画期的な代表例とし
ては (i)7ラキドン階またはジホモ−γ−リルン酸より生
合成によって得る方法〔ビー・サムエルソン(B、Sa
muelI!son )ら嘗7ンゲバンテ・ケミ−・イ
ンターナショナル・エディジョン・インeイングリッシ
ュ(Ang@w・Chem、 Int、Ed、Engl
、)、4.410(1965)?参照) (ii)  重要中間体であるCoreyラクトンを経
由する方法〔イー・ジエー・コーリー(E、J。
Corey )ら、ジャーナル・オプ・ザ・アメリカン
・ケミカルーソサイエテイー(J、Am。
Chem、Soc、、92,397(1970)参照〕
(iii)  重要中間f1.である2−置換−2−シ
クロペンテ/ン体を経由する方法〔シー・ジエー・シー
(C,J、5ih)ら、ジャーナル・オプ・ザ・アメリ
カン・ケミカル拳ンサイエテイ−(J、Am、Chem
、Soc、)、97 、865(1975)参照〕 (φ 5,6−デヒドロP G E、またはP G F
、αを選択的に還元する方法〔イー・ニス会フエルデイ
ナンデイ(E、S、Ferdinandi )ら、カナ
ディアンeジャーナル・オブ・ケミストリー(Can、
J、Chem、)、49.1070 (1971)参照
;シー・エッチφリン(C,H,Lin)ら、プロスタ
グランジン(Prostaglandtri)+ 11
 t 377(1976)参照〕 等が挙げられる。
しかるに、これらの方法において、生合成によって得る
方法では原料である多価不飽和脂肪酸が入手困難であり
、しかもこれからの収率が非常に低く、5111生成物
からの精製取が困難である。(P生合成によって得る方
法では出発原料を得るのに多(の工程を有11、他方容
易忙出発原料が得られてもかかる出発原料からのプロス
タグランジンの製造はまだ多くの工程を経由し、それ故
、全収率は非常に低い等の欠点がある。
近年これらの諸僕点を克服すべく、PG骨格の直接合成
法として2−シクロベンテノン系への共役付加反応につ
づくエルレートの捕捉過程を用いた35!分連結プロセ
ス法が考案すttでいる〔シー−ストーク(G、5to
rk )ら9ジヤーナル・オブ・ザφアメリカン・ケミ
カル拳ソサイテイー(J、Am、Chem、Soc、)
 + 97 *6260(1975)lケー・ジー、ラ
ンチ(K。
G、Untch )ら、ジャーナル・オブーオルガニツ
ク 争 ケ ミ ス ト  リ − (J、Org、C
hem、 )  4 4  、 3 75 5参照〕。
しかし、これらの試みはエルレートの捕捉を低分子化合
物であるホルムアルデヒド、トリメチルシリルクgリド
を用いて行ない、得られた重要中間体を経由し化学合成
によりPG骨格合成を達成するという多段階を経なけれ
ばならない難点を有し、全収率も低いという欠点を有し
ている。
本発明者はかかる点に着目し、プロスタグランジンE、
F類の有利な化学合成法すなわち(i)容易に得られる
出発原料を用いる、(11)反応工程が短かい、611
)全収率が高い等の利点を有する合成法を見出すべく鋭
意研究した結果、保護すれた4−ヒドロキシ−2−シク
ロベンテノンより一段の反応により高収率で得られる7
−ヒドロキシプロスタグランジンE類力・ら、7位のヒ
ドロキシ基を選択的に除去し、所望により官能基変換す
ることKよりP G E。
PGF類が得られることを見出し、以前に別途報告して
いる〔野依ら、テトラヘドロン・レターズ(Tetra
hedron Latters ) 、 23 、40
57(1982)およびテトラヘドロン・レターズ(T
etrahedron Letters ) 、 23
 、5563 (1982)参照〕。
また、かなり以前より前記のエルレートを直接フルキル
ハライド類で捕捉することによりPG骨格を構築しよう
とする努力がなされているが、モデル系では成功してい
ても天然PGT4の骨格を構築する実用的な製造法は未
だ確立されていない。〔(1)ジー・エッチΦポズナ−
(G、H,Po5ner )ら、テトラヘドロン・レタ
ーズ(Tetrahedron Letters ) 
+ 2591 (1974)およびジャーナル参オブ・
ザ・アメリカン争ケミ、l)l /l/ 11 ソサイ
エテイー(J、Am、Chem、Soe、)。
97.107(1974);  (2)日中ら、特開昭
50−96542および5O−101337(1975
);(3)リュー・ダブリュー・パターソン(J、W。
Patterson )ら、ジャーナル・オプ・オルガ
ニック・ケミストリー(J、Org、Chem、) 、
 39 。
2506 (1974) ; (43ジー・ストーク(
G、5tork)ら、ジャーナル番オブ・ザ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサイエテイー(J、Am。
Chem、Soc、)、 97 、6260(1975
) ;(5)リュー・ニー・ノブエラ(J、A、Nog
uez )ら、シンセテイツク・コミュニケーション(
SyntheticCommunication ) 
、 6 、39 (1976) ; (6)アール・ダ
ウイス(R,Dauis )ら、ジャーナル・オプ・オ
ルガニック−ケミストリー(J、Org、Chem、 
)e44 、3755 (1979) ; (7)ニー
・リュー・ディクソン(A、J、Diron )ら、ジ
ャーナル・オブ・ケミ力k 11ソサイエテイー(J、
Chem、Soc、 ) +パーキン(Parkin 
) I 、 1407 (19第1) )。
さらに近年、プロスタサイクリン(PCI、)の活性体
謝物である6−オキソプロスタグランジン島はプロスタ
サイクリンと同等の強力な血小板凝集阻害作用および平
滑筋弛緩作用に基づ(血圧降下作用等を有することが知
られている。〔シー・ピー・クイシー< c、p。
Quilley ) ’) Iヨーロピアン優ジャーナ
ル・オプ・ファーマコロジー、57巻、273〜276
頁、1979年;ピー・ワイ・ケイ・ウォング(P 、
Y、に、Wong )ら、ヨーロピア7−ジャーナルー
オブ・フ7−マコpジー、60%。
245〜248頁、1979年;シー・エヌ・ベリー(
C,N、Berry )  ら、ファーマコρジー。
26巻、324〜330頁1983年;アール拳ジエー
・グリフイス(R,J、Griffiths )ら、プ
リティッシュ・ジャーナル・オプ・ファーマコロジー、
r9@、149〜155頁。
1983年〕。上記化合物の類縁体の中には血小板凝集
阻害作用、血圧降下作用のみならず、すぐれた抗潰瘍作
用も有することが知られており(fF開昭53−849
42号公報、特開昭54−44639号公報、特開昭5
5−141465号公報、@開閉58−74660号公
報参照)、さらに細胞保護作用を有することも報告され
ている(4?開昭58−164512号公報、特開昭5
8−203911号公報、特開昭58−203964号
公報参照)。プロスタサイクリンは生理的pHにおいて
、活性の半減期は数分程度であり、医薬品としての安定
性の点で問題があるが、上記6−オキソプロスタグラン
ジンLはプロスタサイクリンよりも安定であり〔シー・
ピーークイリー(C,P、Quilley)ら。
上記引用文献参照)、そのことから6−オキソプロスタ
グランジンE、およびその類縁体の医薬品への応用が期
待されている。
さらに安定化プロスタサイクリンの一種とみなしうるプ
ロスタグランジンI、の5,6位の二重結合が飽和され
たプロスタグランジンI1類も特異な抗潰瘍作用を有す
ることが報告されているしビ争ジェーeアール・ウイッ
トル(B、J 、R,Whittle )  ら、ヨー
ロピアン自ジャーナル・オプ・ファーマコロジー、10
0巻、277〜283頁、1984牟参照)〈発明の目
的〉 本発明者らは新規なプロスタグランジンE1誘導体、プ
ロスタグランジンE、誘導体、6−オキソプロスタグラ
ンジンEi誘導体、プロスタグランジンE1誘導体およ
びプロスタグランジンE1誘導体の周辺類縁化合物の探
索とその簡便な製造法を見出すべく鋭意研究した結果、
前記プロスタグランジンIlの6位にメチル基が導入さ
れた新規6−メチルプロスタグランジン!、類の合成に
成功し本発明に到達したものである。
〈発明の構成および作用効果〉 本発明では下記式[1) で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である6−メチルプpスタグランジ
ンI1類が提供される。
上記式(1) K オイテR1ハ水素原子t c* 〜
C1l+アルキル基、置換もしくは非置換のフェニル基
、置換もしくは非置換のC3〜CUジクロフルキル基、
または置換もしくは非置換のフェニル(C1〜C8)フ
ルキル基を表わす。
01〜C1,のアルキル基としては、例えば、メチル基
、エチル基、プロピル基、インプロピル基、ブチル基、
イソブチル基、sl!1cmブチル基、t−ブチル基、
ペンチル基、ヘキシル基。
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基などの直
鎖状または分岐状のものをあげることができる。
置換もしくは非置換のフェニル基の置換基としては、例
えばハロゲン原子、保護されたヒドロキシ基、 C,〜
C,アシロキシ基、ニトリル基、ニドρ基、または(C
8〜C,)アルフキジカルボニル基などが好ましい。ハ
ロゲン原子としては、弗素、塩素または臭素など、特に
弗素または塩素が好ましい。C1〜C,アシロキシ基と
しては、例えば7セトキシ基、プロピオニルオキシ基、
ブチリルオキシ基、インブチリルオキシ基、バレリルオ
キシ基、インバレリルオキシ基、カプロイルオキシ基、
エナンチルオキシ基、またはベンゾイルオキシ基をあげ
ることができる。(C8〜Ca )アルコキシカルボニ
ル基としては、例えばメトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、を−ブトキシカルボニル基、ヘキシルオ
キシカルボニル基などをあげることができる。
置換フェニル基は、上記のごとき置換基を1〜3個、好
ましくは1個持つことかで舞る。
置換もしくは非置換のC1〜C1゜シクロアルキル基と
しては、上記したと同じN換基で置換されているかまた
は非置換の、飽和または不飽和のC1〜C10、好まL
 <はC,〜C1、特に好ましくはC6の基、例えばシ
クロプロピル基、シクρペンチル基、シクロヘキシル基
、シクロヘキセニル基、シクロヘプチル基、シクロオク
チル基、シクロデシル基などをあげることかで會る。
置換もしくは非置換のフェニル(C,〜へ)アルキル基
としては、該フェニル基が上記したと同じ置換基で置換
されているかまたは非置換のベンジル基、α−7エネチ
ル基、β−フェネチル基があげられる。
一当量のカチオンとしては、例えばNH4”。
テトラメチルアンモニウム、モノメチルアンモニウム、
ジメ千ルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、ベン
ジルアンモニウム、フェネチルアンモニウム、モルホリ
ニウムカチオン、モノエタノールアンモニウム、トリエ
タノールアンモニウム、ピペリジニウムカチオンなどの
アンモニウムカチオン; Na” 、 K”ナトノ°ア
ルカリ金属カチオン; 1 / 2 Ca” el /
 2MH” + 1 / 2Zn” + 1 / 3A
A” などの2価もしくは3価の金属カチオン等を挙げ
ることができる。
これらのなかでもR1としては水素原子、C3〜C1゜
のアルキル基、フェニル基I C,〜C10のジクロフ
ルキル基、フェニル(C1〜C2)アルキル基、ナトリ
ウムカチオンなどが好ましい。
上記式(1)においてR1およびRす1同−もしくは異
なり、水素原子* ) ’) (Ct〜Ct )炭化水
素シリル基または水酸基の酸素原子とともに7セタ一ル
結合を形成する基を表わす。
トリ(C,〜Ct )炭化水素シリル基としては、例え
ば、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリイ
ンプロピルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基のよ
うなトリ(C8〜C,)アルキルシリル基、t−ブチル
ジフェニルシリル基のようなジフェニル(C,〜C4)
アルキルシリル基、ジカルボニル基のようなジ(C,〜
C6)アルキルフェニル基、またはトリベンジルシリル
基などを好ましいものとして挙げることができる。トリ
(C,−C4)アルキルシリル、ジフェニル(C8〜C
1)アルキルシリル、フェニルジ(C2〜C1)アルキ
ルシリル基が好ま【7く、なかでもt−グチルジメ千ル
シリル基、トリメチルシリル基が特だ好ましい。
水c!1基の酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成する
基としては、例えば、メトキシメチル緘、l−エトキシ
エチル基、2−メトキシ−2−プロピル基、2−エトキ
シ−2−プロピル基、(2−メトキシエトキシ)メチル
基。
ベンジルオキシメチル基、2−テトラヒドロピラニル基
、2−テトラヒドロフラニル基。
または6.6−シメチルー3−オキサ−2−オキソビシ
クロ(:Ll、0)へキス−4、R4が水素原子を挙げ
ることができる。2−子トラヒドロピラニル基、2−テ
トラヒドロフラニル、1−エトキシエチル、2−エトキ
シ−2−プロピル。
(2−メトキシエトキシ)メチル+6+6−9メチル−
3−オキサ−2−オキソビシクロ(3,1,0)へキス
−4、R4が水素原子が特に好ましい。
なかでも2−テトラヒドロピラニル基が特に好ましい。
これらのシリル基および7セタ一ル結合を形成する基は
水酸基の保護基であると理解されるべきである。これら
の保護基は最終生成物の段階で弱酸性から中性の条件で
容易に除去されて薬剤として有用な遊離の水酸基とする
ことができる。しれがってこのような性状を有している
水酸基の保護基はシリル基やアセタール結合を形成する
基の代わりとして使用することができる。
上記式〔1〕においてR4は水素原子、メチル基、また
はビニル基を表わす。
上記式(1)においてR″は酸素原子を含んでいてもよ
い直鎖もしくは分枝@C3〜C@フルキル基;置換もし
くは非置換のフェニル基;置換もしくは非置換の7エノ
キシ基;置換もしくは非置換のC1〜C2゜シクロアル
キル基:または01〜C,アルコキシ基、gi換されて
いてもよいフェニル基、置換されていてもよいフェノキ
シ基もしくは置換されていてもよいC1〜cueシクロ
アルキル基で置換されている直鎖もしくは分枝鎖C,−
C,アルキル基な表わす。
111素?含んでいてもよいKmもしくは分枝鎖C1〜
偽アルキル基としては2−メトキシエチル基、2−エト
キシエチル基、プロピル基。
ブチル基、ペン牛ル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−
ヘキシル基、2−メチルブチル基、2−メ千ルプチル基
、2−メチルペンチル基、2−メチルヘキシル4 t 
2−2−ジメチルヘキシル基などを挙げることができる
。ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2
−ヘキシル基、2−メチルブチル基、2−メチルブチル
基、2−メチルブチル基が好ましい。
置換フェニル基、e換7 ノキシ基、もしくけC1〜C
1゜の置換シフ「Iγアルキル基置換基としては、例え
ばハーゲン原子、保糧された水酸基(例えばシリルオキ
シ基I C,〜C,フルコキシ基など)、C0〜C4ア
ルキル基などが挙げられる。C3〜C1oのシクロアル
キル基としては、例えば、シフ−プロビル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基、シフ−ヘキセニル基、シ
クロヘプチル基、シクロオクチル基。
シクロデシル基などを挙げることができる。
シクロペンチル基、シクロヘキシル基が好ましい。
C,−C,アルコキシ基、置換されていてもよいフェニ
ル基、置換されていてもよいフェノキシ基、もしくは置
換されていてもよいCs〜C8゜シクロアルキル基で置
換されている直鎖もしくは分枝鎖C3〜C,アルキル基
において、C1〜C,アルコキシ基としては、例えばメ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、インプロピ
ルオキシ基、ブトキシ基、t−ブトキシ基、ヘキシルオ
キシ基などが挙げられる。置換されていてもよいフェニ
ル基、置換されていてもよいフェノキシ基、もしくは置
換されていてもよいC1〜C1,シクロアルキル基の置
換基およびC1〜C1@ジクロフルキル基としては前述
の例示と同じものを挙げることがで會る。
直鎖もしくは分枝鎖C1〜C,アルキル基としては、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、インプロピル
基、ブチル基、イソブチルa 、 se −7’ 4−
ル基、t−ブチル基、ペンチル基などを挙げることがで
きる。かかるRaとしてはブチル、ペンチル、ヘキシル
、ヘプチル。
2−ヘキシル、2−メチルブチル。
2−メ千ルプチル、2−メチルペンチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、フェニル。
フェノキシ、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメ
チル基などを好ましいものとして挙げることができる。
なお、置換基はその任意の位置に結合【7ていてもよい
上記式(1)においてnはOまたは1を表わす。
また上記式(1)で表わされる化合物において2−オキ
サビシクロ(3,3,0)オクタン環上に結合している
置換基の立体配置は天然のプロスタグランジンI、と同
一な立体配置を有しているために特に有用な立体異性体
であるが、本発明ではその鏡像体である下記式(I−e
nt)e OR魯 で表わされる立体異性体、あるいはそれらの任意の割合
の混合物をも含むものである。なお、本特許明細書にお
いて式で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそ
れらの任意の割合の混合物を表現する場合、式で代表さ
れる化合物という表現で表わす。
またR’ 、 R’ 、およびOR”が結合している炭
素および環上の6位(PGナンバリングによる)の炭素
は通常不斉炭素となるためVC2f1類の立体異性体が
存在するが本発明ではいずれの立体異性体を含むもので
あり、任意の割合の立体異性混合物でもさしつかえない
本発明により提供される上記式El)で表わされる6−
メチレンプロスタグランジンEI類の好ましい具体例と
しては下記に示した化合物をあげることができる(プロ
スタグランジン11をPCI、と略記する)。
(1)  nが0である化合物の具体例tol)6−メ
チルPCI。
102)18−オキサ−6−メチルPGI、103 )
 18,19.20− )ソノルー1フーフ二ノキシー
6−メチルP CI。
104 ) 17.18,19.20−テトラツルー1
6− (m−クロロフェノキシ)−6 −メチルPCI。
105)20メチル−6−メチルPCI。
106)20−エチル−6−メチルPG11107 )
 17.20−ジメチル−6−メチルPGI。
108 ) 17(R)e20 −シ) +ルー 6−
) +ルP(tI。
109 ) 17(S)、20 −ジメチル−6−メチ
ルPCI。
110 ) 17.17−ジメチル−6−メチルGI1 111 ) 16,17.’18,19.20−ペンタ
ノルー15−シクロペンチル−6−メチ ルPCI。
112 ) 16.17.18,19.20−ペンタノ
ルー15−シクロヘキシル−6−メチ ルPCI。
113 ) 17.18,19,20−テトラツルー1
6−シクロペンチル−6−メチル G11 114 ) 17,18,19,20−テトラツルー1
6−シクロヘキシル−6−メチル PCI。
115)15−メチル−6−メチルPGI。
116)15−メ牛ルー18−オキサ−6−メチルPC
I、 117 ) 15.20−ジメチル−6−メチルPCI
118 ) 15.17.20− )ジメチル−6−メ
チルPCI。
119)16−メチル−6−メ+ルPGI。
120 ”) 16.16−ジメチル−6−メチルPC
I。
121)15−ビニル−6−メチルPCI。
122)15−ビニル−20−メチル−6−メチルPC
I。
123)15−ビニル−17,20−ジメチル−6−メ
チルPCI。
124)Δ18 19−メチル−6−メチルPCI。
125)Δ”−20,20−ジメチル−6−メチルPC
I。
126)20−インプロピリデン−6−メチルPCI、 127)101)〜126)の化合物の鏡像体 128)101)〜127)の化合物のメチルエステル 129)101)〜127)の化合物のエチルエステル 130)101)〜127)の化合物のt−ブチルエス
テル 131)101)〜127)の化合物のデシルエステル 132)101)〜127)の化合物のフェニルエステ
ル 133)101 )〜127)の化合物のシクロヘキシ
ルエステル 134)101)〜127)の化合物のベンジルエステ
ル 135)101)〜127)の化合物の7エネチルエス
テル 136)101)〜135)のビス(1−プチルジメキ
ルシリル)エーテル 137)101)〜135)のビス(2−テトラヒドロ
ピラニル)エーテル 138)101 )〜135)の化合物の水酸基(11
位と15位)がt−ブ チルジメチルシリル基およびトリ メチルシリル基で保護されたニー チル 139)101)〜135)の化合物の水酸基(11位
と15位)がt−ブ チルジメチルシリル基および2− テトラヒドロピラニル基で保護さ れたエーテル 140)101)〜135)の化合物の水酸基(11位
と15位)がトリメ チルシリル基および2−テトラヒ ドロピラニル基で保護されたニー チル 141)101)〜127)のナトリウム塩 142)101)〜127)のカリウム塩143)10
1)〜127)のアンモニウム塩 などをあげることができるが、これらに限定されるもの
ではない。
(n)  nが1である化合物の具体例201)15−
デオキシ−16−ヒドロキシ−6−メチルPCI。
202)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−18−オ
キサ−6−メチル PCI1 203 ’) 18,19.20− )ソノルー15−
デオキシ−16−ヒドロキシ−17 −フェノキシ−6−メチルPCI。
204)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−20−メ
チル−6−メチル PCI。
205)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−17,2
0−ジメチル−6−メチ ルPGf。
206 ) 17.18.19.20−テトラツルー1
5−デオキシ−16−ヒドーキシー 16−シクロペンチル−6−メチ ルPGI。
207 ) 17.18,19.20−テトラツルー1
5−デオキシ−16−ヒドpキシ− 16−シクロベキジル−6−メチ ルPG11 208)15−デオキシ−16−ヒドpキシ−16−メ
チル−6−メチル PCI。
209)15−デオキシ−16−ヒ)″pルキシー16
−メチル−18−オキ サ−メチルpar。
210 ) 18.19.20− )ソノルー15−デ
オキシ−16−ヒドpキシ−17 −フニノキシー16−メチルー6 −メチルPCI。
211)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16,2
0−ジメチル−6−メチ ルPCI。
212)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16,1
7,20−)ジメチル−6一メチルPCI。
213 ) 17.18,19.20−テトラツルー1
5−デオキシ−16−ヒドpキシ− 16−シクロペンチル−16−メ チル−6−メチルPCI。
214 ) 17.18.19.20−テトラツルー1
5−デオキシ−16−ヒドpキシ− 16−シクロヘキジルー16−メ チル−6−メチルPGI。
215 )15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16−
ビニル−6−メチル PCI。
216)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16−ピ
ニルー18−オキサ −6−メチルPG11 217 ) 18.19.20− )ソノルー15−デ
オキシ−16−ヒドロキシ−17− フェノキシ−16−ピニルー6− メチルPCI。
218)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−20−メ
チル−16−ビニル −6−メチルPCI。
219)15−デオキシ−16−ヒドpキシ−17,2
0−ジメチル−16−ビ ニル−6−メチルPCI。
220 ) 17.18,19.20−テトラツルー1
5−デオキシ−16−ヒドpキ シ−16−シフ−ペンチル−16 一ピニルー6−メチルPCI。
221 ) 17.18.19.20−テトラツルー1
5=デオキシ−16−ヒドロキシ− 16−シクロヘキジルー16−ピ ニル−6−メチルPCI。
222)(16R) −15−デオキシ−16−ヒドロ
キシ−16−メチル −6−メチルPG11 223)(168)−15−デオキシ−16−ヒドロキ
シ−16−メチル −6−メチルPCI。
224)201)〜223)の化合物の鏡像体 225)201)〜224)の化合物のメチルエステル 226)201)〜224)の化合物のエチルエステル 227)201)〜224)の化合物のデシルエステル 228)201)〜224)の化合物のフェニルエステ
ル 229)201)〜224)の化合物のシクロヘキシル
エステル 230)201)〜224)の化合物のベンジルエステ
ル 231)201)〜229)の化合物の水酸基(11位
と16位)がt−ブ チルジメチルシリル基,トリメチ ルシリル基および/または2−テ トラヒドロピラニル基のいずれか で保護されたエーテル類 232)201)〜224)のナトリウム塙 233)201)〜224)のカリウム塩234)20
1)〜224)のアンモニウム塩 などをあげることができるが、これらに限定されるもの
ではない。
上記式(1)で代表される本発明の6−メチルプρスタ
グランジンI□類は容易に入手可能な6−メ+レンプロ
スタグランジンE,類を出発原料として数工程を経て製
造される。すなわち、下記式〔N′〕 0R31 で代表される6−メチレンプロスタグランジンE、類を
還元せしめて下記式〔m′〕RIm で代表される6−メチレンブロスタグラフ9フ2ma類
とし、次いで、塩基性化合物の存在下または非存在下、
ヨウ素、臭素、N−ブロモコハク酸イミドまたはt−ブ
チルハイポクロライドと反応せしめて、下記式〔n′〕
0B11       R,1 で代表される6−バロメチルプースタグランジン■、@
とし、さらに還元的腕/Sr:Iグン化剤の存在下に反
応せしめて下記式〔I′〕OR”     gRsx で代表される6−メチルプロスタグランジンIl類を製
造するか、または式〔■つで代表される6−メチレンプ
ロスタグランジンF1α類を分子内で環化せしめて上記
式〔!′〕で代表される6−メチルブースタグラ/ジン
11類を製造し、場合によって保護された水酸基の脱保
護反応および/またはカルボン酸エステルの加水分解反
応および/またはカルボン酸塩生成反応に付すことによ
り下記式(1) で代表される6−メチルプロスタグランジン!1類が製
造される。
以上の製造工程をまとめて図示すると下記のように整理
される。
本発明における工第1で原料として用いられる上記式〔
■′〕で代表される6−メチレンプロスタグランジンE
、類は本発明者らが別途提案した方法により光学活性4
−ヒドロキシ−2−シクロベンテノン類か゛ら2−(2
−置換−7リルオキシヵルポニル)シクロペンタノン類
を経て容易にλ手できる。すなわちその製造法を図示す
ると下記のとおりである。
R第1 かかる式〔■′〕で代表される6−メチレンプロスタグ
ランジンE、類の具体例は前記式[1)で代表される6
−メ牛ルプロスタグランジンI、類として具体的に例示
した化合物中のR”IR” * R” 、R’ + R
’ + * ヨヒn (’) 任意ノ組ミ合りせによる
化合物があげられる。本発明では問に説明したよう忙上
記式〔■′〕で代表される6−メチレンプロスタグラン
ジンEi類を出発原料として第1工程、第2工穆、第3
工轡(または第4工程)の各工程を経て最終的に式〔夏
〕で代表される6−メ枡ルプロスタグランジンIl類が
製造される。以下各工程について説明する。
第1工程 還元; 本発明方法の第1工程の還元は、こうして得られた式〔
■′〕で代表される6−メチレンプロスタグランジンE
□類を有機媒体の存在下に還元剤と反応せしめることに
より達成される。
かかる還元剤としてはエステル類や二重結合などの官能
基を還元することなくケトン基をアルコールに還元する
還元剤であれば何でも用いることができ、例えば新実験
化学講座、第15巻酸化と還元、II(日本化学会編、
1977)に詳しく紹介されているが、水素化ホウ素ナ
トリウム、水素化シアノホウ素ナトリウム、水素化ホウ
素リチウム、水素化ホウ素亜鉛、水素化)!j−8−ブ
牛ルホクルホウ素リチウム化ペルヒトI:l−9b−ボ
ラフエナリルリチウム、水素化ジメチルホウ素リチウム
ビスメトキシエタン、水素化トリーt−ブトキシアルミ
ニウムリチウムなど数多くの還元剤が知られているが水
素化ホウ素ナトリウムが特に好適に用いられる。
還元剤は式〔■′〕で代表される6−メチレンプロスタ
グランジン龜類と化学量論的には当量反応を行なうが、
通常、6−メチレンプロスタグランジン鳥類1当量に対
して、0.5〜20当量、好ましくは0.8〜10当量
、特に好ましくは1.0〜5.0当量の還元剤を用いて
行なわれる。
反応温度は一100℃〜50℃、特に好ましくは一り0
℃〜30′c程度の温度範囲が採用され、反応時間は反
応温度だより異なるが、通常、O℃〜25℃にて約1時
間反応せしめれば充分である。
反応は有機媒体の存在下に行なわれる。有機媒体として
はエーテル、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノ
ール、エチレングリコール、インプロパツール、 N、
N−ジメチルホルムアミド、ジエチレングリコールジメ
チルエーテル、ジメチルスルホキシド、ベンゼン、トル
エン、水などがあげられ、二種以上の混合媒体として用
いることも可能である。
有機媒体の使用量は反応を円滑に進行させるに充分な量
があれば良く、通常は原料の1〜100倍容量、好まし
くは2〜20倍容量が用いられる。
反応終了後の後処理は、該還元剤の後処理として好適に
用いられている通常の手段がそのまま用いられる。
例えば、水素化ホウ素ナトリウムを毫元剤として用いた
場合は、塩化アンモニウム水溶液の添加、溶媒の減圧留
去、抽出、洗浄、乾燥、濃縮、りpマドグラフィーなど
の分離操作により目的物である式〔り〕で代表される6
−メ千レンプロスタグランジンF、α類が得られる。な
お、式〔m′〕で代表される6−メチレンプースタグラ
ンジンF1α類は本発明では続(反応の中間体として有
用な新規化合物でもあるが、水酸基の脱保護反応および
/またはカルボ:/酸エステルの加水分解反応および/
またはカルボン酸塩生成反応に付すことにより、それ自
身、生理活性を発現する新規物質群である下記式〔II
1〕 OR易 で代表される6−メチレンプロスタグランジンF1α類
に誘導される。
水酸基の脱保護は、それ自体公知の反応であり、保護基
が水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基
の場合には、酢酸。
p−)ルエンスルホン酸のピリジニウム塩。
陽イオン交換樹脂環で処理することによって行なわれる
。保時基がトリ(01〜C7)炭化水素シリル基の場合
には、例えば酢酸、テトラブチルアンモニウムフルオラ
イド、セシウムフルオライド等で処理することにより行
なわれる。
カルボン酸の脱保鏝はそれ自体公知の反応であり、例え
ば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化カルシウムなどの水酸化アルカリで処理するか
リパーゼなどの酵素を作用せしめることにより行なわれ
る。
カルボン酸基生成反応もそれ自身公知の反応であり1例
えば、前述の式(1)の6−メチルプロスタグランジン
!、類で好ましい塩として例示した塩に対応する塩基性
物質と該カルボン陵を接触せしめ、必要により再結晶、
逆相りpマドグラフィーなどの精製手段によって単離さ
れる。
式(I[I)で代表される化合物においてR1、lpR
” 、 R’ 、 R’ 、およびnの定義は前述と同
じでアリ、いずtL4前述ノ式(1)ノR1,R1,R
’sR’ 、 R’ 、およびnで例示した基と同様の
ものが好ましくあげられる。
また式(ill)で代表される6−メチレンプpスタグ
ランジント゛1α類の具体例は式(1)の6メチルプロ
スタグランジン■1類として例示した具体例に対応する
形の化合物をあげることができる。
なお式(It/’)の6−メチレノブースタグランジン
島類の還元に際し、式〔m′〕で代表される6−メチレ
ンプロスタグランジンF1α類に付随する副生成物とし
て下記式(l[l’β〕H で代表される水酸基がβ配置に還元された6−メチレン
プロスタグランジンF、β類も得られる。該6−メチレ
ンプロスタグランジンF、/類は本発明の続く理化反応
は進行しないが、同様に脱保縛、加水分解、塩生成反応
により下記式〔mβ〕 OR” で代表される新規な6−メチレンプロスタグランジンF
8β!!ll′に導びかれる。
第2工穆のハρエーテル化は第1工程で得ら引た式〔■
′〕で代表される6−メチレンプロスタグランジンF、
α類を塩基性化合物の存在下、ヨウ素、臭素、N−ブロ
モコハク酸イミド、またはt−ブチルハイポクロライド
と反応せしめること虻より達成される。
ヨウ素、臭素、N−ブロモコハク酸イミドまたはt−ブ
チ7レハイポクロライトは6−メチレンプロスタグラン
ジンF、a類と化学量論的には等モル反応を行なうが、
通常、6−メチレンプロスタグランジンF1α類1モル
に対して0.8〜5.0モル倍、好ましくは1.0〜2
.0モル倍の範囲で用いられる。
反応温度は一100℃〜50℃、特に好ましくは一り0
℃〜10℃程度の温度範囲が採用され、反応時間は反応
温度により異なるが、通常−20℃〜0℃にて毅時間以
内で充分である。
ヨウ素、臭素を用いる場合は反応により発生するハロゲ
ン化水素を中和するために等量以上の塩基性化合物の存
在下に実施される。
かかる塩基性化合物としては、例えば、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウムなどが好適釦用いられる。またt−ブチ
ルハイポクロライドを用いる場合は触媒普の三7フ化ホ
ウ素の存在下好適に実施される。
反応は有機媒体中で行なわれる。有機媒体と(7ては、
例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサ
ンのような飽和炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシ
レンのような芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジ
エチレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル
系溶媒、塩化メチレン。
クロロホルム、1.2−ジクロロエタンナトのようなハ
ロゲン化炭化水素類などがあげられる。
有機媒体の使用骨は反応を円滑に進行させるに充分な電
があれば良く、通常は原料の1〜100倍容量、好まし
くは2〜20倍容量が用いられる。
反応終了後の後処理は第1工程とほぼ同様にして実施さ
れ、式〔II′〕で代表される6−ハpメチルプpスタ
グランジンエ、類が製造される。本化合物は本発明では
続く反応の中間体として有用な新規化合物でもあるが、
第1工程で記載したと同様の水酸基の脱保護反応および
/またはカルボン酸エステルの加水分解反応および/ま
たはカルボン酸基生成反応に付すことにより、それ自身
、特異な生理活性を有する新規物質群である下記式([
1)で代表される6−バロメチルプロスタグランジン!
、類に誘導される。
かかる式(II)で代表される化合物においてR% 、
 R” l R’ I R’ l R’ 、 X 、お
よびnの定義は前述と同じであり、いずれも前述の式(
1)のR1゜R” 、 R” 、 R’ I R’ 、
およびnで例示した基と同様のものが好ましくあげられ
る。
また式(II)で代表される6−バロメチルプロスタグ
ランジンI1類の具体例は式(1)の6−メチルプロス
タグランジンIl類として例示した具体例に対応する形
の化合物をあげることができろ。
第3工程の還元的脱ハロゲン化は第2工程で得られた式
〔n′〕で代表される6−バロメチルプロスタグランジ
ンI、類を還元的脱ハロゲン化剤と反応せしめることに
より達成される。
かかる還元的脱ハロゲン化剤については新実験化学講座
第15巻、酸化と還元、■(日本化学会編、1977)
に詳しく紹介されているが水素化トリプ+ルスズ、水素
化ジグキルスズ、水素化トリフェニルスズ、水素化ジフ
ェニルスズなどの有機スズ水素化物、水素化シアノホウ
素ナトリウム、水素化シアノホウ素テトラブチルアンモ
ニウム、亜鉛−酢酸。
2価のクロム塩などが好適だ用いられる。
遣元的脱ハロゲン化剤の使用量は、通常、6−へpメチ
ルプpスタグランジンI1類1当量に対して0.8〜2
0′:3菫、好ましくは1.05.0当責用いられる。
反応は有機媒体中で行なわれる。有機媒体としては用い
る遣元的脱ハロゲン化剤により異なり、有機スズ水素化
物の場合はヘキサン。
ヘプタン、ベンゼン、トルエン、エーテル。
などが好適に用いられるが、無溶媒でもさしつかえない
。反応はα、l−アゾビスイソブチロニトリルなどのラ
ジカル開始剤を共存させて実施しても良い。水素化シア
ノホウ素塩な用いる場合、ヘキサメチルホスホルトリア
ミドが好適に選ばれ、亜鉛の場合、酢酸がそのまま用い
られる。また2価のりpム塩(例えば塩化クロム(■)
、硫酸クロム(■)、酢ヤクロム(■)、逼塩素酸クロ
ム(■)など)の場合は水、アセトン、 N、N−ジメ
チルホルムアミド、クロルホルム、酢酸、ジメチルスル
ホキシド、またはそれらの二種以上の混合簿体が用いら
れる。
反応温度は用いる還元的脱ハロゲン化剤の種類により大
きく異なるがO℃〜15(Icの範囲で実施される。反
応時間も用いる還元的脱ハロゲン化剤や反応時間により
異なるが数時間〜十数時間も反応すれば充分である。な
お反応はハロゲン原子の種類により異なるがヨウ化物、
臭化物、塩化物の1@に反応性は悪(なる。
反応後の後処理9分群ならびに脱保護反応および/また
は加水分解反応および/または塩生成反応は第一工程の
それらと全く同様fして実施され、前述の式(1)で代
表される6−メチルプロスタグランジンI1類が得られ
る。
式(1)で代表される化合物においてR” 、 R” 
R” 、 R’ 、 R’ 、およびnの定義は前述さ
れており、式(1)の化合物の具体例も前述されている
これらの中でもRsおよびRaがメチル基である下記式
〔!0〕 H で表わされる6−メチルプロスタグランジンI□類は生
体内に投与した時に生理活性を発現する訪導体であり特
に有用である。
第4工程の環化は第1工穆で得られた式[111’)で
代表される6−メチレンプロスタグランジンF、α順か
ら一工程で直接、式〔1′〕で代表される6−メチルプ
ロスタグランジンI1類に到る重要な工程で、より効率
的な6−メチルプロスタグランジンI1類の製造法を与
えるものである。
かかる目的にかなった環化助剤としては酢酸水銀(n)
 、 ) リフルオロ酢酸水銀CIりなどが用いられ、
反応後生成する有機水銀化合物を水素化ホウ素ナトリウ
ムで処理することにより達成される。この種の反応自身
は公知の分子内ヒドロキシ水銀化反応であり新実験化学
講座、第15巻、酸化と還元、■−1(日本什学会鴫、
1977)に詳しく紹介されている。
酢酸水銀(II) 、 ) リフルオロ酢酸水銀(11
)は6−メチレンプロスタグランジンF1α類と化学菫
論的には等モル反応をするが、通常、0.8〜5倍当量
、好ましくは1.0〜3倍当量用いて行なわれる。反応
温度は一50℃〜100℃、好ましくは一30C〜50
℃の範囲で行なわれる。反応時間は通常5分から2時間
の範囲である。反応は有機媒体中で両者を接触せしめて
行なわれる。有機媒体としてはエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジメトキシエタンなどのエーテル
類、塩化メ手しン、クロロホルム、1.2−ジクロロエ
タンなどのノ・ロゲン化水素類、またはアセトン、アセ
トニトリル、t−ブチルアルコール、水ならびにそれら
二種以上の混合系が好ま1. <用いられる。
この段階では合機水研中間体として存在しており、次い
でその有接水銀中間体を水素化ホウ素ナトリウムなどの
水素化ホウ素化合物で処理することにより反応が完結す
る。水素化ホウ素化合物は用いた6−メチレンプロスタ
グランジンF1α類1当量に対して0.8〜10倍、好
ましくは1.0〜5.0倍当量用いて行なわれる。この
際有機水銀中間体の水素化ホウ素化合物による還元に適
した有機媒体(例えば、メタノール、エタノール、エチ
レングリコール、インプロパツールなど)を反応系に加
えても良い。
反応温度は一20℃〜30℃、好ましくはθ℃〜20℃
で実施され、反応時間は、通常、30分から24時間の
範囲で充分である。
反応終了後、第1工程と同様に後処理1分離して式〔I
′〕で代表される6−メチレプロスタグランジンI1類
とし、さらに同様に脱保膿。
加水分解、塩生成反応せしめて式(1)で代表される6
−メチルプロスタグランジン■□類に導びかれる。
以上説明したように式〔■′〕で代表される6−メチレ
ンプロスタグランジンE、類を出発原料として、まず新
規な有用中間体6−メチレンプロスタグランジンF、α
類とし、続いて異なる2種のルートにより最終目的とす
る医薬品として有用な6−メチルプロスタグランジン■
1類が簡便かつ効率良く製造することができ、また途中
の中間体自身も医薬品としての可能性を秘めており、そ
の意義は大きい。
以下、実施例をあげて本発明を更に詳細に説明するが本
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 0Si>  08i7i        oSt>  
os’(11,15−ビス(t −−ブチルジメチルシ
リル)−6−メチレンプロスタグランジン龜メチルエス
テル(418m9.0.688mmol )を10−の
メタノールに溶かし、−40℃にて水素化ホウ素ナトリ
ウム(130119,3,44mmol)を加え0℃で
1時間攪拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて
メタノールを減圧留去し、得られた粗生成物を酢酸エチ
ル抽出した。分液された有機層を無水硫酸マグネシウム
乾燥、濃縮して粗生成物(413■)を得、このものを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル=9 : 1 )に付して11.15−ビス(t
−ブチルジメチルシリル)−6−メチレンプロスタグラ
ンジンF□αメチルエステル(28619,0,469
mmo1.68%)を得た。このものよりやや高極性成
分として11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル
)−6−メチレンプロスタグランジンF1ff ) +
 ルエステル(401111F 、 0.066mmo
l + 9%)もあわせて得た。
NMR(CDC2,)δ: 0.05 (12H、S )、0.86 (21H’)
、1.0〜2.7(23H,m)、3.54(3H,S
)、3.7〜4.33H。
m)、4.55〜4.85 (2H、m )、5.15
〜5.40(2H,m)。
IR(液膜): 3480.3080.1740.1635.1250.
1070.865,830.770 m−−MS : 
610 (M”)、595(M−15)、553<M−
57)。
実施例2 実施例1で得られた11.15−ビス(t−プチルジメ
φルシリル)−6−メチレンプロスタグランジンF、α
メチルエステル(11011F 、 0.18 mmo
l)を10mの塩化メチレンに溶かし無水炭酸カリウム
(75WIq、 o、s 4mmol )を加え、−2
0℃に冷却した後ヨウZ (55W、 0.216mm
o! )の塩化メチレン(6−)溶液を加えて40分間
攪拌した。
反応終了後塩化メチレンを加え、10%亜硫酸ナトリウ
ム水溶液、次いで食塩水で洗浄し、乾燥(Mg S 0
4 ) 、a 縮り、 Y−140F’Q f) tf
l 生成物ヲ得、このものをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=19:1)に付し
て11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−6
−ヨートメ牛ルプロスタグランジンエ、メチルエステル
(96■* 0.13 mmol + 72チ)を得た
NMR(CDCム)δ: 0.06 (12H、S )、0.83 (21H)、
1.0〜2.6(22H,m)、3.08と3.20 
C2H、S X 2 )、3.51(3H,S)、3.
6〜4.2 (2)(、m )4.0〜4.5 (I 
H、m )、5.2〜5.5 (2H+ m )。
IR(液膜): 1740.1255.1120.1060.835.7
75 cm−”。
MSニア21(M−15)、679(M−57)。
実施例3 A 実施例2で得られた11.15−ビス(t−ブチlレル
シリル)−6−ヨードメチルプロスタグランジンI、メ
チルエステル(96wq 、 0.13mmol )を
3−のベンゼンに鉾かし、水素化トリブチルスズ(52
4mq、 1.8 mmol )、次いでa、a’−ア
′lビスインブチロニトリル(5岬)を加えて室温で2
時間攪拌した。反応液をそのままシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=19:1)に
供して11.15−ビス(t−プチルジメキルシリル)
−6−メ牛ルプロスタグランジンエ、メチルエステル(
601% 、 l)、098mmol s75%)を得
た。
NMR(CDC4)δ: (1,04(12H、S )、0.84(218)、1
.0〜2.5(221(、m)、1.03と1.2Q(
31(,5X2)。
3.53 (3H、S )、3.5〜4.4(31(、
m)、5.2〜5.4(2H9m)e IRC液III): 1740.1255.1095.1060.1025.
835.800.775cIn− MS:553(M−57)、495゜ 実施例4 実施例3で得られた11.15−ビス(t−ブチルジメ
チルシリル)−6−メチルプルスタブランジン11メチ
ルエステル(60y、 0.098mmol )を51
ntのテトラヒドロフランに浴か1.2、テトラブチル
アンモニウムフルオライド3水和物(155q、0.4
9mmol )を加えて室温で18時間撹拌した。反応
終了後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出し、得られた有機層を食塩水で洗浄後、乾燥(
Mg5On ) 、儂縮して粗生成物を得、このものを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸
エチル=1:2)に付して、6−メチルプpスタグラン
ジンI、メチルエステル(30my、 0.078mm
ol)。
80%)tf得た。
NMR(CDC1,)δ: 0.84(3H,m)、1.0〜2.7 (24H、m
 )、 1.06と1.23 (3H、S X 2 )
、3.54 (3f(、S )、3.5〜4.5 (3
Hs m )、5.2〜5.5 (2H、m )。
IR(液瞑): 1735.1245.1170. 1105.1055
.965.880.730cM−凰つ MS:383(M+1 )、367(M−15)、36
5(M−17)。
実施例5 実施例4で得られた6−メチルプロスタグランジンI、
メチルエステル(30F+、 0.078mmol )
をテトラヒドロフラン(3m1)、メタノール(1−)
、水(1m/)IcMかし、この溶gK水酸化リチウム
・水和物(33■、 0.78 rnmol )を加え
て室温で18時間攪拌し、た。塩化アンモニウム水溶液
、次いで希塩酸を加えて着性化し、酢蛸エチルを用いて
抽出し、た。得られた有機層を食塩水で洗浄後、乾燥(
Mg5On) 、@縮して粗生成物を得、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:
3)に付して6−メチルプロスタグランジンI、 (2
4■、 0.065mmol 、 83チ)を得た。
NMR(CDC4)δ: 0.85 (3H+ m )、1.0〜2.7 (22
H、m )、1.06と1.23(3H,5X2)、3
.5〜4.5 (3f(、m )、5.2〜5−7 (
5Hs m )。
IR(液稗): 3350.1710,1090.970 cm−”。
実施例6 実施例5で得られた6−メチルプロスタグランジンI、
(12+q、0.033mmol ) 1−のエタノー
ルに溶かし、0℃で0.01 N水酸化ナトリウム水溶
液(3,3d 、 0.033 mmol )を加えて
エタノール減圧留去後凍結乾燥[2,6−メチルプロス
タグランジン■8ナトリウム* (12,5mq 、 
0.032 mmol。
97%)を得た。
実施例7 e O8’1 0S i;      O8+7 0S i
;実施例1で得られた11.15−ビス(t−プチルジ
メ牛ルシリル)−6−メキレンプロスタグランジ71’
、α) + ルエステル(196rrq、0.32mm
ol )を10艷のテトラヒト−フランに溶解し、0℃
に冷却後、トリフルオロ酢啼水銀([1)(172W、
 0.40mmol )の3 ツnlテトラヒドロフラ
ン溶液を滴下11.0℃で10分間攪拌した。その後、
メタノール(3ゴ)を加え、べらに水素化ホウ素ナトリ
ウム(80■、 2.1 mmol )を0℃で滴下し
、1時間攪拌し、た。飽和塩化アンモニウム水溶液を加
えた後、溶液を締圧留去し、得られた粗生成物をエーテ
ルで抽出し、洗浄(食塩水)、乾燥(Mg5O4) 、
濃縮して得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィ−(ヘキサン;酢酸工牛ル=19:1)IC供
して11.15−ビス(t−7’チルジメチルシリル)
−6−メチルプロスタグランジンIIメチルエステル(
140119,0,23mmol 、72%)を得た。
このものは実施例3で得られた11.15−ビス(t−
ブチルジメチルシリル)−6−メチルプロスタグランジ
ンIlメチルエステルと各種スペクトルデーター、薄層
クロマトグラフィーなどが完全に一致した。
実施例8〜15 実施例1と同様にして次の化合物を合成j7た。
これらの化合物の特徴的なスペクトルデーターをPlに
列挙する。
実施例8: 11.15−ビス<t−−iチルジメチルシリル)−1
7(R) 、 20−ジメ千ルー6−メチレンプロスタ
グランジンF、αメチルエステル<SOl>。
実施例9: 11 、15−ビス(t−7’チルジメチルシリル)−
17(S) 、 20−ジメチル−6−メチレンプロス
タグランジンF1αメチルエステル(第1%)。
実施例10: 11.15−ビス(t−7’チルジメチルシリル)−1
6,17,18,19,20−ペンタノルー15−シク
ロペン牛ルー6−メチレンプロスタグランジンF、αメ
チルエステル(78%)。
実施例11: 11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−16
,17,1B、19.20−ペンタノルー15−シクロ
ヘキシル−6−メチレンプロスタグランジンFIαメチ
ルエステル(70%)。
実施例12: 1l−t−ブチルジメチル−16−ドリメチルシリルオ
キシー15−デオキシ−16−メチル−6−メチレンプ
ロスタグランジンF、αメチルエステル(72%)。
実施例13: 1l−t−ブチルジメチル−16−ドリメチルシリルオ
キシー15−デオキシ−16−ビニル−6−メチレンプ
pスタグランジンF1αメチルエステル(65チ)。
実施例14: 1l−t−プチルジメキルシリルー15−トリメチルシ
リル−6−メチレンプロスタグランジンF、αメチルエ
ステル(76幅)。
実施例15: 11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−16
,16−ジメチルし6−メ千レンブロスタグランジ7 
F、αメチルエステル(75%)。
実施例16〜23 実施例2と同様にして次の化合物を合成した。
こねらの化合物の特徴的なスペクトルデーターを表2に
列撤する。
実施例16: 11.15−ビス(t−7’チルジメチルシリル)−1
7(R) 、 20−ジメチル−6−ヨードメチルプロ
スタグランジンI、メチルエステル(第1%)。
実施例17: 11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−17
(S) 、 20−ジメチル−6−ヨードメチルプロス
タグランジンエ、メチルエステル(83%)。
実施例18: 11.15− ヒス(t−ブチルジメチルシリル)−i
6.17.18,19.20−ペンタノルー15−シク
ロベンチルー6−ヨードメチルプロスタグランジン■1
メチルエステル(79チ)。
実施例19: 11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−16
,17,18,19,20−ペンタノルー15−シクロ
ヘキシル−6−ヨートメチルプpスタグランジン11メ
チルエステル(76チ)。
実施例20: 1l−t−プチルジメ手ルシリルー16−ドリメチルシ
リルオキシー15−デオキシ−16−メチル−6−ヨー
ドメチルプロスタグランジン■、メチルエステル(第1
%)。
実施例21: 1l−t−ブチルジメチルシリル−16−ドリメキルシ
リルオキシー15−デオキシ−16−ビニル−6−ヨー
ドメチルブロスタグランジン■1メチルエステル(78
チ)。
実施例22: 1l−t−ブチルジメチルシリル−15−トリメチルシ
リル−15−メチル−6−:I−トメチル7’G−スタ
グランジンエ、メチルエステル(74%)。
実施例23: 11.15− ヒス(t−fチルジメチルシリル)−1
6,16−ジメ千ルー6−ヨードメチルプロスタグラン
ジン■、メチルエステル(71%)。
実施例24〜31 実施例3と同様にして次の化合物を合成した。
これらの化合物の特徴的なスペクトルデーターを表3に
列挙する。
実施例24: 11.15−ビス<t−ブチルジメチルシリル)−17
(R) 、 20−ジメ千ルー6−メチルプロスタグラ
ンジン■1メチルエステル(86%)。
実施例25: 11 、15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−1
7(S) 、 20−:)メチル−6−メチルプロスタ
グランジン■1メチルエステル(84%)。
実施例26: 11.15−ビス(t−7’千ルジメチルシリル)−1
6,17,18,19,20−ペンタノルー15−シク
ロペンチル−6−メチルプロスタグランジン■、メチル
エステル(82%)。
実施例27: 11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−16
,17,18,19,20−ペンタノルー15−シクロ
ヘキシル−6−メチルプロスタグランジンエ、メチルエ
ステル(78%)。
実施例28: 1l−t−7’チルジメチルシリル−16−ドリメチル
シリルオキシー15−デオキシ−16−メチル−6−メ
チルプロスタグランジンエ、メチルエステル(第1係)
実施例29: 1l−t−ブチルジメチルシリル−16−ドリメチルシ
リルオキシー15−デオキシ−16−ビニル−6−メチ
ルプロスタグランジンT1メチルエステル(76%)。
実施例30: 1l−t−ブチルジメチルシリルー15−トリメチルシ
リル−15−メチル−6−メチルプロスタグランジンI
、メチルエステル(72%)。
実施例31: 11.15−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−16
,16−ジメチル−6−メチルプロスタグランジン■1
メチルエステル(75%)。
実施例32〜39 実施例4と同様にして次の化合物を合成し、た。
これらの化合物のfRfi的なスペクトルデーターを表
4に列挙する。
実施例32: 17 (R) 、 20−ジメチル−6−メチルプロス
タグランジン■、メチルエステル(83%)。
実施例33: 17 (S)、 20−ジメ羊ルー6−メチルプロスタ
グランジン■1メチルエステル(82%)。
実施例34: 19.20−ヘンクツルー15−シクロペンチル−6−
メチルプロスタグランジン■1メチルエステル(87チ
)。
実施・列 35 : 16.17,18,19,20−ペンタノルー15−シ
クロへキシル−6−メチルブロスフグランジン11メチ
ルエステル(79%)。
実施例36: 15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16−メ牛ルー6
−メφルブロスタグランジンI、メチルエステル(77
%)。
実施例37: 15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16−ビニル−6
−メチルブロスタグランジンエ、メチルエステル(86
%)。
実施例38: 15−メチル−6−メチルプロスタグランジンI、メチ
ルエステル(第1%)。
実施例39: 16.16−ジメチル−6−メチルプロスタグランジン
■、メチルエステル<SOS>。
表1 ビスシリル−6−メチレンプロスタグランジンF
、αメチルエステル 表2 ビスシリル−6−ヨードメチルプロスタグランジ
ン■、メチルエステル類 83 ビスシリル−6−メチルプロスタグランジン■、
メチルエスチル類 表46−メチルプロスタグランジン■。
メチルエステル類

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、C_1〜C_1_0アルキ
    ル基、置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは
    非置換のC_3〜C_1_0シクロアルキル基、置換も
    しくは非置換のフェニル(C_1〜C_2)アルキル基
    、または一当量のカチオンを表わし、R^2、R^3は
    同一もしくは異なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7
    )炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子とともに
    アセタール結合を形成する基を表わし、R^4は水素原
    子、メチル基、またはビニル基を表わし、R^5は酸素
    原子を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝鎖C_■〜C
    _■アルキル基;置換もしくは非置換のフェニル基;置
    換もしくは非置換のフェノキシ基;置換もしくは非置換
    のC_3〜C_1_0シクロアルキル基;またはC_1
    〜C_■アルコキシ基、置換されていてもよいフェニル
    基、置換されていてもよいフェノキシ基もしくは置換さ
    れていてもよいC_3〜C_1_0シクロアルキル基で
    置換されている直鎖もしくは分枝鎖C_1〜C_5アル
    キル基を表わす。nは0または1を表わす。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチルプロスタグランジ
    ンI_1類。 2、R^1が水素原子、C_1〜C_1_0のアルキル
    基、フェニル基、C_3〜C_1_0のアルキル基、フ
    ェニル(C_1〜C_2)アルキル基または一当量のカ
    チオンである特許請求の範囲第1項記載の6−メチルプ
    ロスタグランジンI_1類。 3、R^2とR^3は同一もしくは異なり水素原子、ト
    リ(C_1〜C_4)アルキルシリル基、ジフェニル(
    C_1〜C_4)アルキルシリル基、フェニルジ(C_
    1〜C_4)アルキルシリル基、2−テトラヒドロピラ
    ニル基、2−テトラヒドロフラニル基、1−エトキシエ
    チル基、2−エトキシ−2−プロピル基、(2−メトキ
    シエトキシ)メチル基、または6,6−ジメチル−3−
    オキサ−2−オキソビシクロ〔3.1.0〕ヘキサ−4
    −イル基である特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の6−メチルプロスタグランジンI_1類。 4、R^4が水素原子である特許請求の範囲第1項〜第
    3項のいずれか1項記載の6−メチルプロスタグランジ
    ンI_1項。 5、R^4がメチル基である特許請求の範囲第1項〜第
    3項のいずれか1項記載の6−メチルプロスタグランジ
    ンI_1類。 6、R^4がビニル基である特許請求の範囲第1項〜第
    3項のいずれか1項記載の6−メチルプロスタグランジ
    ンI_1類。 7、R^5がブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプ
    チル基、2−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル基
    、2−メチルブチル基、2−メチルペンチル基、シクロ
    ペンチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、フェノキ
    シ基、シクロペンチルメチル基、またはシクロヘキシル
    メチル基である特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれ
    か1項記載の6−メチルプロスタグランジンI_1類。 8、nが0である特許請求の範囲第1項〜第7項のいず
    れか1項記載の6−メチルプロスタグランジンI_1類
    。 9、nが1である特許請求の範囲第1項〜第7項のいず
    れか1項記載の6−メチルプロスタグラジンI_1類。 10、下記式〔II′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II′〕 〔式中、R^1^1は、C_1〜C_1_0アルキル基
    、置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは非置
    換のC_1〜C_1_0シクロアルキル基、または置換
    もしくは非置換のフェニル(C_1〜C_2)アルキル
    基を表わし、R^1^1、R^3^1は同一もしくは異
    なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリ
    ル基、または水酸基の酸素原子とともにアセタール結合
    を形成する基を表わし、Xはヨウ素原子、臭素原子、ま
    たは塩素原子を表わし、R^4、R^5、およびnは前
    記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−ハロメチルプロスタグラ
    ンジンI_2類を還元的脱ハロゲン化剤の存在下に反応
    せしめ、場合によつて保護された水酸基の脱保護反応お
    よび/またはカルボン酸エステルの加水分解反応および
    /またはカルボン酸塩生成反応に付すことを特徴とする
    下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5およ
    びnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチルプロスタグランジ
    ンI_1類の製造法。 11、還元的脱ハロゲン化剤が有機スズ水素化物、シア
    ノポロハイドライド類、金属亜鉛、またはCr(II)塩
    である特許請求の範囲第10項記載の6−メチルプロス
    タグランジンI_1類の製造法。 12、下記式〔III′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔III′〕 〔式中、R^1^1、R^2^1、R^3^1、R^4
    、R^5、およびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチレンプロスタグラン
    ジンF_1_2類を塩基性化合物の存在下、または非存
    在下、ヨウ素、臭素、N−ブロモコハク酸イミド、また
    はt−ブチルハイポクロライトと反応せしめて下記式 〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II′〕 〔式中、R^1^1、R^2^1、R^3^1、R^4
    、R^5、n、およびXは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−ハロメチルプロスタグラ
    ンジンI_1類を製造し、次いで還元的脱ハロゲン化剤
    の存在下に反応せしめ、場合によつて保護された水酸基
    の脱保護反応および/またはカルボン酸エステルの加水
    分解反応および/またはカルボン酸塩生成反応に付すこ
    とを特徴とする下記式〔 I 〕▲数式、化学式、表等が
    あります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、お
    よびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチルプロスタグランジ
    ンI_1類の製造法。 13、塩基性化合物が炭素カリウム、炭酸ナトリウムで
    ある特許請求の範囲第12項記載の6−メチルプロスタ
    グランジンI_1類の製造法。 14、下記式〔III′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔III′〕 〔式中、R^1^1、R^2^1、R^3^1、R^4
    、R^5、およびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチレンプロスタグラン
    ジンF_1_2類を分子内で環化せしめ、場合によつて
    保護された水酸基の脱保護反応および/またはカルボン
    酸エステルの加水分解反応、および/またはカルボン酸
    塩生成反応に付すことを特徴とする下記式 〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、お
    よびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物および鏡像体あるいはそれらの任意
    の割合の混合物である6−メチルプロスタグランジンI
    _1類の製造法。 15、下記式〔IV′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔IV′〕 〔式中、R^1^1、R^2^1、R^3^1、R^4
    、R^5およびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチレンプロスタグラン
    ジンE_1類を還元せしめて下記式〔III′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔III′〕 〔式中、R^1^1、R^2^1、R^3^1、R^4
    、R^5、およびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチレンプロスタグラン
    ジンF_1_2類を製造し、次いで塩基性化合物の存在
    下、または非存在下、ヨウ素、臭素、N−ブロモコハク
    酸イミド、またはt−ブチルハイポクロライトと反応せ
    しめて下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II′〕 〔式中、R^1^2、R^2^1、R^3^1、R^4
    、R^5、n、およびXは前記定義に同じである。 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−ハロメチルプロスタグラ
    スジンI_1類を製造し、次いで還元的脱ハロゲン化剤
    存在下に反応せしめ、場合によつて保護された水酸基の
    説保護反応および/またはカルボン酸エステルの加水分
    解反応および/またはカルボン酸塩生成反応に付すこと
    を特徴とする下記式〔 I 〕▲数式、化学式、表等があ
    ります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、お
    よびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチルプロスタグランジ
    ンI_1類の製造法。 16、下記式〔IV′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔IV′〕 〔式中、R^1^1、R^2^1、R^3^1、R^4
    、R^5およびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチレンプロスタグラン
    ジンE_1類を還元せしめて下記式〔III′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔III′〕 〔式中、R^1^1、R^2^1、R^3^1、R^4
    、^5、およびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチレンプロスタグラン
    ジンF_1_2類を得、次いで分子内で環化せしめ、場
    合によつて保護された水酸基の脱保護反応および/また
    はカルボン酸エステルの加水分解反応および/またはカ
    ルボン酸塩生成反応に付すことを特徴とする下記式〔
    I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、お
    よびnは前記定義に同じである。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチルプロスタグランジ
    ンI_1類の製造法。 17、下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 〔式中、R^1は水素原子、C_1〜C_1_0アルキ
    ル基、置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは
    非置換のC_3〜C_1_0シクロアルキル基、置換も
    しくは非置換のフェニル(C_1〜C_2)アルキル基
    、または一当量のカチオンを表わし、R^2、R^3は
    同一もしくは異なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7
    )炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子とともに
    アセタール結合を形成する基を表わし、R^4は水素原
    子、メチル基、またはビニル基を表わし、R^5は酸素
    原子を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝鎖C_3〜C
    _■アルキル基;置換もしくは非置換のフェニル基;置
    換もしくは非置換のフェノキシ基;置換もしくは非置換
    のC_3〜C_1_0シクロアルキル基;またはC_1
    〜C_6アルコキシ基、置換されていてもよいフェニル
    基、置換されていてもよいフェノキシ基もしくは置換さ
    れていてもよいC_3〜C_1_0シクロアルキル基で
    置換されている直鎖もしくは分枝鎖C_1〜C_5アル
    キル基を表わし、Xはヨウ素原子、臭素原子、または塩
    素原子を表わす。nは0または1を表わす。〕で表わさ
    れる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの任意の割
    合の混合物である6−ハロメチルプロスタグランジンI
    _1類。 18、R^1が水素原子、C_1〜C_1_0のアルキ
    ル基、フェニル基、C_3〜C_1_0のシクロアルキ
    ル基、フェニル(C_1〜C_2)アルキル基または一
    当量のカチオンである特許請求の範囲第17項記載の6
    −ハロメチルプロスタグランジンI_1類。 19、R^2とR^3は同一もしくは異なり水素原子、
    トリ(C_1〜C_4)アルキルシリル基、ジフェニル
    (C_1〜C_4)アルキルシリル基、フェニルジ(C
    _1〜C_4)アルキルシリル基、2−テトラヒドロピ
    ラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、1−エトキシ
    エチル基、2−エトキシ−2−プロピル基、(2−メト
    キシエトキシ)メチル基、または6,6−ジメチル−3
    −オキサ−2−オキソビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−
    4−イル基である特許請求の範囲第17項または第18
    項記載の6−ハロメチルプロスタグランジンI_1類。 20、R^4が水素原子である特許請求の範囲第17項
    〜第19項のいずれか1項記載の6−ハロメチルプロス
    タグランジンI_1類。 21、R^4がメチル基である特許請求の範囲第17項
    〜第19項のいずれか1項記載の6−ハロメチルプロス
    タグランジンI_1類。 22、R^4がビニル基である特許請求の範囲第17項
    〜第19項のいずれか1項記載の6−ハロメチルプロス
    タグランジンI_1類。 23、R^5がブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘ
    プチル基、2−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル
    基、2−メチルブチル基、2−メチルペンチル基、シク
    ロペンチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、フェノ
    キシ基、シクロペンチルメチル基、またはシクロヘキシ
    ルメチル基である特許請求の範囲第17項〜第22項の
    いずれか1項記載の6−ハロメチルプロスタグランジン
    I_1類。 24、nが0である特許請求の範囲第17項〜第23項
    のいずれか1項記載の6−ハロメチルプロスタグランジ
    ンI_1類。 25、nが1である特許請求の範囲第17項〜第23項
    のいずれか1項記載の6−ハロメチルプロスタグランジ
    ンI_1類。 26、下記式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔III〕 〔式中、R^1は水素原子、C_1〜C_1_0アルキ
    ル基、置換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは
    非置換のC_3〜C_1_0シクロアルキル基、置換も
    しくは非置換のフェニル(C_1〜C_2)アルキル基
    、または一当量のカチオンを表わし、R^2、R^3は
    同一もしくは異なり、水素原子、トリ(C_1〜C_7
    )炭化水素シリル基、または水酸基の酸素原子とともに
    アセタール結合を形成する基を表わし、R^4は水素原
    子、メチル基、またはビニル基を表わし、R^5は酸素
    原子を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝鎖C_1〜C
    _■アルキル基;置換もしくは非置換のフェニル基;置
    換もしくは非置換のフェノキシ基;置換もしくは非置換
    のC_1〜C_1_0シクロアルキル基;またはC_1
    〜C_6アルコキシ基、置換されていてもよいフェニル
    基、置換されていてもよいフェノキシ基もしくは置換さ
    れていてもよいC_3〜C_1_0シクロアルキル基で
    置換されている直鎖もしくは分枝鎖C_1〜C_3アル
    キル基を表わす。nは0または1を表わす。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6−メチレンプロスタグラン
    ジンF_1_2類。 27、R^1が水素原子、C_1〜C_1_0のアルキ
    ル基、フェニル基、C_2〜C_1_0のシクロアルキ
    ル基、フェニル(C_1〜C_2)アルキル基または一
    当量のカチオンである特許請求の範囲第26項記載の6
    −メチレンプロスタグランジンF_1_2類。 28、R^2とR^3は同一もしくは異なり水素原子、
    トリ(C_1〜C_4)アルキルシリル基、ジフェニル
    (C_1〜C_4)アルキルシリル基、フェニルジ(C
    _1〜C_4)アルキルシリル基、2−テトラヒドロピ
    ラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、1−エトキシ
    エチル基、2−エトキシ−2−プロピル基、(2−メト
    キシエトキシ)メチル基、または6,6−ジメチル−3
    −オキサ−2−オキソビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−
    4−イル基である特許請求の範囲第26項または第27
    項記載の6−メチレンプロスタグランジンF_1_2類
    。 29、R^4が水素原子である特許請求の範囲第26項
    〜第28項のいずれか1項記載の6−メチレンプロスタ
    グランジンF_1_2類。 30、R^4がメチル基である特許請求の範囲第26項
    〜第28項のいずれか1項記載の6−メチレンプロスタ
    グランジンF_1_2類。 31、R^4がビニル基である特許請求の範囲第26項
    〜第28項のいずれか1項記載の6−メチレンプロスタ
    グランジンF_1_2類。 32、R^5がブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘ
    プチル幕、2−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル
    基、2−メチルブチル基、2−メチルペンチル基、シク
    ロペンチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、フェノ
    キシ基、シクロペンチルメチル基、またはシクロヘキシ
    ルメチル基である特許請求の範囲第26項〜第31項の
    いずれか1項記載の6−メチレンプロスタグランジンF
    _1_2類。 33、nが0である特許請求の範囲第26項〜第32項
    のいずれか1項記載の6−メチレンプロスタグランジン
    F_1_2類。 34、nが1である特許請求の範囲第26項〜第32項
    のいずれか1項記載の6−メチレンプロスタグランジン
    F_1_2類。
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