JPS62688A - 2段スクリユ圧縮機の容量調節方法 - Google Patents
2段スクリユ圧縮機の容量調節方法Info
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- JPS62688A JPS62688A JP14137885A JP14137885A JPS62688A JP S62688 A JPS62688 A JP S62688A JP 14137885 A JP14137885 A JP 14137885A JP 14137885 A JP14137885 A JP 14137885A JP S62688 A JPS62688 A JP S62688A
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- stage screw
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、少なくとも高段側にスライド弁式容量調節装
置を備えた2段スクリュ圧縮機の容量調節方法に関する
。
置を備えた2段スクリュ圧縮機の容量調節方法に関する
。
(従来の技術)
従来、この種の2段スクリュ圧縮機の容量調節方法とし
て、次の二つの方法がある。
て、次の二つの方法がある。
第一の方法は、第5図に示すように、低段スクリュ圧縮
機1と高段スクリュ圧縮機2の間に設けた圧力指示調節
計PIC及びスライド弁4に設けたスライド抵抗器SR
からの信号に基づきポジショナ5及び制御装置6を介し
てスライド弁4の開度を調整可能にすることにより、中
間圧力が一定圧力になるようにスライド弁3を制御する
ものである。
機1と高段スクリュ圧縮機2の間に設けた圧力指示調節
計PIC及びスライド弁4に設けたスライド抵抗器SR
からの信号に基づきポジショナ5及び制御装置6を介し
てスライド弁4の開度を調整可能にすることにより、中
間圧力が一定圧力になるようにスライド弁3を制御する
ものである。
第2の方法は、第6図に示すように、低段スクリュ圧縮
機1と高段スクリュ圧縮機2のそれぞれのスライド弁3
.4に制御装置6を設けて同時に制御信号を与えること
により、各スライド弁3゜4の開度か同じようになるよ
うに制御するものである。この方法においても、低段ス
クリュ圧縮機Iと高段スクリュ圧縮機2の容量調節運転
時における吸込容量の変化に対する軸動力の変化(以下
、アンロード特性という)は同じであるため、中間圧力
はほぼ一定となる。
機1と高段スクリュ圧縮機2のそれぞれのスライド弁3
.4に制御装置6を設けて同時に制御信号を与えること
により、各スライド弁3゜4の開度か同じようになるよ
うに制御するものである。この方法においても、低段ス
クリュ圧縮機Iと高段スクリュ圧縮機2の容量調節運転
時における吸込容量の変化に対する軸動力の変化(以下
、アンロード特性という)は同じであるため、中間圧力
はほぼ一定となる。
この中間圧力は、負部軽減のため2段スクリュ圧縮機の
軸動力Wが最小となるように決定する。
軸動力Wが最小となるように決定する。
一般に、スライド弁が全量のときの軸動力Wは、吸込容
量をV、所要トルクをTrとし、所要トルクTrを吸込
圧力Psと吐出圧力Pdの関数としてTr(Ps、Pd
)で示すと、 W= VXTr(PS、Pd) −・
・■で表される。この場合、第7図に示すように、吸込
圧力Psが小さくなるほど、又吐出圧力Pdが小さくな
るほど、所要トルクTrが低減して軸動力Wは軽減する
。従って、2段スクリュ圧縮機の場合は、第9図に示す
ように、低段スクリュ圧縮機1の吸込ガスの圧ツノ、容
量、温度をそれぞれP 、、Vl、TIとし、高段スク
リュ圧縮機2のそれをPIV 2 、 T tとし、高
段スクリュ圧縮機2の吐出ガスのそれをP 3. V
’y 、 T 3とすると、低段及び高段のスクリュ圧
縮機の軸動ノ) W 、 、 VTI 、は、それぞれ
W + = V IX T r (P + 、 P t
)W2−V 2X T r(P 、、P 3)となり
、 であるから、 W= W、+W。
量をV、所要トルクをTrとし、所要トルクTrを吸込
圧力Psと吐出圧力Pdの関数としてTr(Ps、Pd
)で示すと、 W= VXTr(PS、Pd) −・
・■で表される。この場合、第7図に示すように、吸込
圧力Psが小さくなるほど、又吐出圧力Pdが小さくな
るほど、所要トルクTrが低減して軸動力Wは軽減する
。従って、2段スクリュ圧縮機の場合は、第9図に示す
ように、低段スクリュ圧縮機1の吸込ガスの圧ツノ、容
量、温度をそれぞれP 、、Vl、TIとし、高段スク
リュ圧縮機2のそれをPIV 2 、 T tとし、高
段スクリュ圧縮機2の吐出ガスのそれをP 3. V
’y 、 T 3とすると、低段及び高段のスクリュ圧
縮機の軸動ノ) W 、 、 VTI 、は、それぞれ
W + = V IX T r (P + 、 P t
)W2−V 2X T r(P 、、P 3)となり
、 であるから、 W= W、+W。
・・■
となる。ここで、P 1. T + 、 T t 、
P sは不変として、C= (T v/ T + )
X P l とする。
P sは不変として、C= (T v/ T + )
X P l とする。
第8図は■式の関係を示したもので、軸動ツ7wが極小
となる高段スクリュ圧縮機2の吸込圧力すなわち、中間
圧力P、、=Popが存在することがわかる。
となる高段スクリュ圧縮機2の吸込圧力すなわち、中間
圧力P、、=Popが存在することがわかる。
(発明が解決しようとする問題点)
容量調節時には、負荷を軽減して経済的な部分負荷運転
を行うことが肝要であり、アンロード特性は、吸込容量
に比例して軸動ツノが低下することか好ましい。
を行うことが肝要であり、アンロード特性は、吸込容量
に比例して軸動ツノが低下することか好ましい。
しかしながら、前記いずれの方法においても、中間圧力
が一定であり、低段及び高段のアンロード特性は、それ
ぞれ第3図及び第4図に実線で示すように比較的緩やか
な曲線となり、吸込容量の減少の割合に比べて軸動力の
低下の割合が少なくなっている。
が一定であり、低段及び高段のアンロード特性は、それ
ぞれ第3図及び第4図に実線で示すように比較的緩やか
な曲線となり、吸込容量の減少の割合に比べて軸動力の
低下の割合が少なくなっている。
そこで、本発明は、斯るアンロード特性の改善により、
容量調節時の負荷を軽減して動力費の低減を図り、経済
的な部分負荷運転を行うことが可能な2段スクリュ圧縮
機の容量調節方法を提供することを目的とする。
容量調節時の負荷を軽減して動力費の低減を図り、経済
的な部分負荷運転を行うことが可能な2段スクリュ圧縮
機の容量調節方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達成するため、本発明は、少なくとも高段側
はスライド弁の操作による容量調節を行なう2段スクリ
ュ圧縮機の容量調節方法において、高段側の吐出ガスの
温度又は露点によって決定される所定の中間圧力になる
までは、高段側のみ全量運転を行ない、前記所定の中間
圧力に達した後は、低段側及び高段側共その所定の中間
圧力を維持すべく容[1m節運転を行なうものである。
はスライド弁の操作による容量調節を行なう2段スクリ
ュ圧縮機の容量調節方法において、高段側の吐出ガスの
温度又は露点によって決定される所定の中間圧力になる
までは、高段側のみ全量運転を行ない、前記所定の中間
圧力に達した後は、低段側及び高段側共その所定の中間
圧力を維持すべく容[1m節運転を行なうものである。
前記所定の中間圧力は、高段側が無給油式スクリュ圧縮
機の場合と油冷式スクリュ圧縮機の場合とでは、その決
定方法が異なる。
機の場合と油冷式スクリュ圧縮機の場合とでは、その決
定方法が異なる。
無給油式スクリュ圧縮機の場合は、吸込ガスの圧力(中
間圧力)、温度をそれぞれPz、T7、吐出ガスの圧力
、温度をそれぞれP3.T3、比熱比をkとすると、吐
出ガス温度T3は、 で表され、吐出ガス圧力P3を不変とすれば、中間圧力
P、を下げると、圧縮比(p 3/P 2)が大きくな
り、吐出ガス温度T3は上昇する。しかし、この場合吐
出ガス温度T3が、例えば、250〜300℃になると
スクリュロータが相互に、又はケーシングと接触するた
め、中間圧ノ]P2はある圧力以下に下げることが出来
なくなる。従って、無給油式スクリュ圧縮機の場合、前
記所定の中間圧力は吐出ガス温度T3により制限される
。
間圧力)、温度をそれぞれPz、T7、吐出ガスの圧力
、温度をそれぞれP3.T3、比熱比をkとすると、吐
出ガス温度T3は、 で表され、吐出ガス圧力P3を不変とすれば、中間圧力
P、を下げると、圧縮比(p 3/P 2)が大きくな
り、吐出ガス温度T3は上昇する。しかし、この場合吐
出ガス温度T3が、例えば、250〜300℃になると
スクリュロータが相互に、又はケーシングと接触するた
め、中間圧ノ]P2はある圧力以下に下げることが出来
なくなる。従って、無給油式スクリュ圧縮機の場合、前
記所定の中間圧力は吐出ガス温度T3により制限される
。
これに対し、油冷式スクリュ圧縮機の場合、所定の中間
圧力は高段側の吐出ガス中に含まれる水蒸気の露点によ
って制限される。吸込ガス中に水蒸気が含まれる場合に
は、圧縮によって吐出側における露点が上昇するが、吐
出ガス温度T3を越えると、この水蒸気が凝縮して油回
収器により梅離された潤滑油中に水分が混入することに
なる。
圧力は高段側の吐出ガス中に含まれる水蒸気の露点によ
って制限される。吸込ガス中に水蒸気が含まれる場合に
は、圧縮によって吐出側における露点が上昇するが、吐
出ガス温度T3を越えると、この水蒸気が凝縮して油回
収器により梅離された潤滑油中に水分が混入することに
なる。
この水分が混入した潤滑油が圧縮機本体に戻されると、
軸受等での潤滑作用に悪影響を及ぼすため、吐出ガス温
度T3は常に露点以上に維持する必要がある。
軸受等での潤滑作用に悪影響を及ぼすため、吐出ガス温
度T3は常に露点以上に維持する必要がある。
(実施例)
次に、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図において、低段スクリュ圧縮機lと高段スクリュ
圧縮機2の間に設けた2つの圧力スイッチpSL、ps
Hからの信号に基づき制御装置6を介して高段スクリュ
圧縮機2のスライド弁3の開度が調整可能になっている
。そして、圧力スイッチPSLは所定の中間圧力(Pm
)に設定し、圧力スイッチPS、はPm+αに設定して
、中間圧力がPm以下で容量調節運転となり、Pm+α
以上で全量運転となるように形成する。ここで、制御点
に+αのずれを設けであるのは、スライド弁3がハンチ
ングを起こさないようにするためである。
圧縮機2の間に設けた2つの圧力スイッチpSL、ps
Hからの信号に基づき制御装置6を介して高段スクリュ
圧縮機2のスライド弁3の開度が調整可能になっている
。そして、圧力スイッチPSLは所定の中間圧力(Pm
)に設定し、圧力スイッチPS、はPm+αに設定して
、中間圧力がPm以下で容量調節運転となり、Pm+α
以上で全量運転となるように形成する。ここで、制御点
に+αのずれを設けであるのは、スライド弁3がハンチ
ングを起こさないようにするためである。
前記所定の中間圧力(Pm)の値は、高段スクリュ圧縮
機2の吐出側の露点に基づき決定する。まず、高段スク
リュ圧縮機2の吸込ガス温度T、[℃]、吸込ガス湿度
ψ[%]及び圧縮比P3/P2(P3:吐出ガス圧力、
P2:吸込ガス圧力)を検出し、次式により吐出ガスの
露点Tdw[’C]を求める。
機2の吐出側の露点に基づき決定する。まず、高段スク
リュ圧縮機2の吸込ガス温度T、[℃]、吸込ガス湿度
ψ[%]及び圧縮比P3/P2(P3:吐出ガス圧力、
P2:吸込ガス圧力)を検出し、次式により吐出ガスの
露点Tdw[’C]を求める。
蒸気圧Pを温度Tの関数として、
P−φ(T)
= 225.65xexp[−(7,21379+(
1,l52x10−’+4.787xlO−9T)X(
T−483,16)月X(647,31−T)/Tl
・・・■とすると、 Tdw−φ−・(φ(Tt) xユ×ユ)・・・■to
o p。
1,l52x10−’+4.787xlO−9T)X(
T−483,16)月X(647,31−T)/Tl
・・・■とすると、 Tdw−φ−・(φ(Tt) xユ×ユ)・・・■to
o p。
0式から萌らかなように、吸込ガス圧力P2すなわち中
間圧力が低下すると吐出ガスの露点Tdwが上昇するが
、前述したように、これと同時に吐出ガス温度T3も上
昇する。そして、この吐出ガスの露点Tdwと吐出ガス
温度T、3の上昇比率は必ずしも一致しないので、吐出
ガスの露点Tdwの方が高くなる点があり、このときの
中間圧力P2をPmと設定する。この場合、吐出ガスの
露点Tdwは、0式により計算で求めた値に、例えば、
IO℃程度の余裕を見込んでTdw=Tdw+10℃と
してもよい。
間圧力が低下すると吐出ガスの露点Tdwが上昇するが
、前述したように、これと同時に吐出ガス温度T3も上
昇する。そして、この吐出ガスの露点Tdwと吐出ガス
温度T、3の上昇比率は必ずしも一致しないので、吐出
ガスの露点Tdwの方が高くなる点があり、このときの
中間圧力P2をPmと設定する。この場合、吐出ガスの
露点Tdwは、0式により計算で求めた値に、例えば、
IO℃程度の余裕を見込んでTdw=Tdw+10℃と
してもよい。
以上のように所定の中間圧力Pmを設定した後、容量調
節運転を行うには、低段スクリュ圧縮機lはスライド弁
3による容量調節運転を行い、高段スクリュ圧縮機2は
中間圧力がPmに低下するまで全量運転を行う。
節運転を行うには、低段スクリュ圧縮機lはスライド弁
3による容量調節運転を行い、高段スクリュ圧縮機2は
中間圧力がPmに低下するまで全量運転を行う。
以下、本発明に係る方法による容量調節運転時のアンロ
ード特性を、低段スクリュ圧縮機と高段スクリュ圧縮機
のそれぞれについて、従来方法と比較して説明する。
ード特性を、低段スクリュ圧縮機と高段スクリュ圧縮機
のそれぞれについて、従来方法と比較して説明する。
低段スクリュ圧縮機1の吸込容量がαV、になったとす
ると(0〈αく1)、中間圧力P2は、P、=αXPo
pとなり、低段スクリュ圧縮機lの軸動力W、は第3図
中曲線2(破線)で示すようになる。
ると(0〈αく1)、中間圧力P2は、P、=αXPo
pとなり、低段スクリュ圧縮機lの軸動力W、は第3図
中曲線2(破線)で示すようになる。
一方、従来の容量調節方法では中間圧力が一定であるた
め、曲線1で示すようになる。従って、図から明らかな
ように、曲線1をW 、 = f(α)2曲線2オーW
−=ct(α)、X−tわlf−σ(n)<f(α)で
訊り一従来の容量調節方法に比して軸動力か低下したこ
とになる。
め、曲線1で示すようになる。従って、図から明らかな
ように、曲線1をW 、 = f(α)2曲線2オーW
−=ct(α)、X−tわlf−σ(n)<f(α)で
訊り一従来の容量調節方法に比して軸動力か低下したこ
とになる。
また、第4図に示すように、低段スクリュ圧縮機lの吸
込容量がαV、になると、前述したように、中間圧力す
なわち高段スクリュ圧縮機2の吸込圧力はPz=αXP
opとなるか、所定の中間圧力になるまでは全量運転を
行うため、吸込容量はV2を維持し、高段スクリュ圧縮
機2の軸動力W。
込容量がαV、になると、前述したように、中間圧力す
なわち高段スクリュ圧縮機2の吸込圧力はPz=αXP
opとなるか、所定の中間圧力になるまでは全量運転を
行うため、吸込容量はV2を維持し、高段スクリュ圧縮
機2の軸動力W。
はP、−αXPopの曲線上の点Bの値となる。これに
対し、従来の容量調節方法では中間圧力が一定であるた
め、低段スクリュ圧縮機1の吸込容量がαvlになると
高段スクリュ圧縮機2の吸込容量はα■、となり、高段
スクリュ圧縮機2の軸動力W、はP ! = P op
(一定)の曲線上の点Aの値となる。この点Aと前記点
Bに示す高段スクリュ圧縮機2の軸動力W、は計算上大
差はないが、前記低段スクリュ圧縮機lの軸動力W、の
低下により、結果的に2段スクリュ圧縮機としての軸動
力Wは軽減し、アンロード特性が改善されたことになる
。
対し、従来の容量調節方法では中間圧力が一定であるた
め、低段スクリュ圧縮機1の吸込容量がαvlになると
高段スクリュ圧縮機2の吸込容量はα■、となり、高段
スクリュ圧縮機2の軸動力W、はP ! = P op
(一定)の曲線上の点Aの値となる。この点Aと前記点
Bに示す高段スクリュ圧縮機2の軸動力W、は計算上大
差はないが、前記低段スクリュ圧縮機lの軸動力W、の
低下により、結果的に2段スクリュ圧縮機としての軸動
力Wは軽減し、アンロード特性が改善されたことになる
。
次に、吐出ガス温度T3を前記吐出ガスの露点Tdw以
上に制御する方法を第2図に基いて説明する。
上に制御する方法を第2図に基いて説明する。
すなわち、高段スクリュ圧縮機2の吐出側に設けた油回
収器7の潤滑油溜り部より油クーラ8゜油フィルタ9及
び油ポンプ10を介して高段スクリュ圧縮機2に至る潤
滑油循環ラインにおいて、油クーラ8と油回収器7の間
に三方弁11を設けて、その一方の出口を油クーラ8の
入側に、他方の出口を出側に接続して油クーラ8のバイ
パスラインを形成する。そして、高段スクリュ圧縮機2
の吐出側に温度指示調節計TICを設けて、吐出ガスの
温度T3に応じて前記三方弁itを切換えることにより
、油クーラ8を通るラインとそのバイパスラインの流量
比を変更可能に形成する。さらに、高段スクリュ圧縮機
2の吸込側に吸込ガスの圧力Pt、温度T、及び湿度ψ
を検出する検出器XDと、吐出側に吐出ガスの圧力P3
を検出する圧力検出器PDと、これらの検出器XD、P
Dからの検出値を基に前記0式により吐出ガスの露点T
dwを算出するとともに、前記温度指示調節計Ticの
設定温度をTset=Tdw+l 0℃に設定可能にす
る制御装置!2とを設ける。以上の構成により、高段ス
クリュ圧縮機2の吸込ガスの状態に応じた露点が求めら
れ、温度指示調節計Ticの設定値は常に露点以上に設
定される。このため、例えば温度指示調節計TTCが設
定値T set以下の吐出ガス温度T3を検出すると、
三方弁11が作動して油クーラ8を通過する流量が減少
し、潤滑油の給油温度が上昇するので、常に吐出ガス温
度T3を露点Tdw以上に制御することが可能となる。
収器7の潤滑油溜り部より油クーラ8゜油フィルタ9及
び油ポンプ10を介して高段スクリュ圧縮機2に至る潤
滑油循環ラインにおいて、油クーラ8と油回収器7の間
に三方弁11を設けて、その一方の出口を油クーラ8の
入側に、他方の出口を出側に接続して油クーラ8のバイ
パスラインを形成する。そして、高段スクリュ圧縮機2
の吐出側に温度指示調節計TICを設けて、吐出ガスの
温度T3に応じて前記三方弁itを切換えることにより
、油クーラ8を通るラインとそのバイパスラインの流量
比を変更可能に形成する。さらに、高段スクリュ圧縮機
2の吸込側に吸込ガスの圧力Pt、温度T、及び湿度ψ
を検出する検出器XDと、吐出側に吐出ガスの圧力P3
を検出する圧力検出器PDと、これらの検出器XD、P
Dからの検出値を基に前記0式により吐出ガスの露点T
dwを算出するとともに、前記温度指示調節計Ticの
設定温度をTset=Tdw+l 0℃に設定可能にす
る制御装置!2とを設ける。以上の構成により、高段ス
クリュ圧縮機2の吸込ガスの状態に応じた露点が求めら
れ、温度指示調節計Ticの設定値は常に露点以上に設
定される。このため、例えば温度指示調節計TTCが設
定値T set以下の吐出ガス温度T3を検出すると、
三方弁11が作動して油クーラ8を通過する流量が減少
し、潤滑油の給油温度が上昇するので、常に吐出ガス温
度T3を露点Tdw以上に制御することが可能となる。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、容攪
調節運転時の負荷が軽減し、アンロード特性が改善され
るので、動力比が低減して経済的な部分負荷運転が可能
となる。
調節運転時の負荷が軽減し、アンロード特性が改善され
るので、動力比が低減して経済的な部分負荷運転が可能
となる。
第1図は、本発明に係る容量調節方法を適用する2段ス
クリュ圧縮機の系統図、第2図は、吐出ガス温度の制御
方法を示す系統図、第3図は、低段スクリュ圧縮機のア
ンロード特性を示す図、第4図は、高段スクリュ圧縮機
のアンロード特性を示す図、第5図及び第6図は、従来
の容量調節方法を適用した2段スクリュ圧縮機の系統図
、第7図は、吸込圧力及び吐出圧力と所要トルクとの関
係を示す図、第8図は、中間圧力と軸動力との関係を示
す図、第9図は、吸込ガスの状態量の記号の説明図であ
る。 ■・・低段スクリュ圧縮機、2・・・高段スクリュ圧縮
機、3.4・・・スライド弁、6・・・制御装置。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所代 理 人
弁理士 青白 葆 ほか2名第1図 第2図 第3図 00.6xlAOJlxvIV+ 低綬吸込客量 第4図 0 αXV2 V2高ffl
吸込啓量 第6図
クリュ圧縮機の系統図、第2図は、吐出ガス温度の制御
方法を示す系統図、第3図は、低段スクリュ圧縮機のア
ンロード特性を示す図、第4図は、高段スクリュ圧縮機
のアンロード特性を示す図、第5図及び第6図は、従来
の容量調節方法を適用した2段スクリュ圧縮機の系統図
、第7図は、吸込圧力及び吐出圧力と所要トルクとの関
係を示す図、第8図は、中間圧力と軸動力との関係を示
す図、第9図は、吸込ガスの状態量の記号の説明図であ
る。 ■・・低段スクリュ圧縮機、2・・・高段スクリュ圧縮
機、3.4・・・スライド弁、6・・・制御装置。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所代 理 人
弁理士 青白 葆 ほか2名第1図 第2図 第3図 00.6xlAOJlxvIV+ 低綬吸込客量 第4図 0 αXV2 V2高ffl
吸込啓量 第6図
Claims (1)
- (1)少なくとも高段側はスライド弁の操作による容量
調節を行なう2段スクリュ圧縮機の容量調節方法におい
て、高段側の吐出ガスの温度又は露点によって決定され
る所定の中間圧力になるまでは、高段側のみ全量運転を
行ない、前記所定の中間圧力に達した後は、低段側及び
高段側共その所定の中間圧力を維持すべく容量調節運転
を行なうことを特徴とする2段スクリュ圧縮機の容量調
節方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14137885A JPS62688A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 2段スクリユ圧縮機の容量調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14137885A JPS62688A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 2段スクリユ圧縮機の容量調節方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62688A true JPS62688A (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=15290604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14137885A Pending JPS62688A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 2段スクリユ圧縮機の容量調節方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62688A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5860801A (en) * | 1994-11-30 | 1999-01-19 | Svenska Rotor Maskiner Ab | Rotary screw compressor with unloading means |
JP2007138919A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-06-07 | Kobe Steel Ltd | 2段スクリュ圧縮機及びそれを用いた2段圧縮冷凍機 |
TWI663334B (zh) * | 2018-01-04 | 2019-06-21 | 大陸商復盛實業(上海)有限公司 | 級間泄放式空氣壓縮機 |
CN110939569A (zh) * | 2018-09-25 | 2020-03-31 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 喷油多级压缩机装置和用于控制压缩机装置的方法 |
-
1985
- 1985-06-26 JP JP14137885A patent/JPS62688A/ja active Pending
Cited By (5)
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