JPS6265627A - きのこ栽培用の種菌移植装置 - Google Patents
きのこ栽培用の種菌移植装置Info
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- JPS6265627A JPS6265627A JP60205046A JP20504685A JPS6265627A JP S6265627 A JPS6265627 A JP S6265627A JP 60205046 A JP60205046 A JP 60205046A JP 20504685 A JP20504685 A JP 20504685A JP S6265627 A JPS6265627 A JP S6265627A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- log
- arrow
- inoculum
- seed
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、種菌を原木に移植するためのきのこ栽培用の
種菌移植装置に関する。
種菌移植装置に関する。
[従来の技術とその問題点]
この種の種菌移植装置にあっては、落葉樹、特にこなら
を原木とし、この原木の表面をドリルなどにより所定の
間隔で多数穿孔し、その後に、原木に形成された穿孔部
に種菌を移植するようにしている。
を原木とし、この原木の表面をドリルなどにより所定の
間隔で多数穿孔し、その後に、原木に形成された穿孔部
に種菌を移植するようにしている。
ところが、きのこの大量栽培を行うにあたっては、大量
の原木が必要とされ、これに伴い穿孔および移植操作を
頻繁に繰り返さねばならず、いきおい重労働を強いると
共に、作業能率の低下が予想される。
の原木が必要とされ、これに伴い穿孔および移植操作を
頻繁に繰り返さねばならず、いきおい重労働を強いると
共に、作業能率の低下が予想される。
[発明の目的]
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は原木の穿孔から種菌移1tli蓋かぶせまでを自動的
に、しかも連続的に行うことができて作業能率が大幅に
向上するきのこ栽培用の種菌移植装置を提供することに
ある。
は原木の穿孔から種菌移1tli蓋かぶせまでを自動的
に、しかも連続的に行うことができて作業能率が大幅に
向上するきのこ栽培用の種菌移植装置を提供することに
ある。
E問題点を解決するための手段1
本発明は下記の構成を採用している。
即ち、フレームに設けられ種菌移植用の原木を設置する
ための置き台と、前記フレームに前記原木に対して接離
する方向にそれぞれ摺動可能に設けられた第1および第
2のロッドと、前記第1のロッドにこれの摺動に伴い変
位するよう取付けられ前記原木を穿孔するドリルと、前
記第2のロッドの摺動に伴い種菌を前記原木の穿孔部に
供給する種菌供給装置と、前記第1および第2のロッド
を交互に摺動させる駆動機構とを具備する。
ための置き台と、前記フレームに前記原木に対して接離
する方向にそれぞれ摺動可能に設けられた第1および第
2のロッドと、前記第1のロッドにこれの摺動に伴い変
位するよう取付けられ前記原木を穿孔するドリルと、前
記第2のロッドの摺動に伴い種菌を前記原木の穿孔部に
供給する種菌供給装置と、前記第1および第2のロッド
を交互に摺動させる駆動機構とを具備する。
1作用]
原木を置き台に設@することに伴い原木が先ずドリルに
より穿孔され、ついで第2のロットにより種菌が種菌供
給装置から原木の穿孔部に連続且つ自動的に移植される
。
より穿孔され、ついで第2のロットにより種菌が種菌供
給装置から原木の穿孔部に連続且つ自動的に移植される
。
[実施例]
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
箱形のフレーム1は左側の上面に一対の支柱2.2を立
設し、それらの先端部に滑車3.3を設けている。これ
ら滑車3.3には支持ワイヤー4.4が掛けられており
、それらの各一端部にはバランス板5が水平状態に取付
けられ、他端部は引張コイルスプリング7.7を介して
回動アーム6.6に連結されている。バランス板5は一
対の横木部8.8を水平状態に固定してこならなどの落
葉樹の原木9を載置する置き台10を構成している。
設し、それらの先端部に滑車3.3を設けている。これ
ら滑車3.3には支持ワイヤー4.4が掛けられており
、それらの各一端部にはバランス板5が水平状態に取付
けられ、他端部は引張コイルスプリング7.7を介して
回動アーム6.6に連結されている。バランス板5は一
対の横木部8.8を水平状態に固定してこならなどの落
葉樹の原木9を載置する置き台10を構成している。
この一方、回動アーム6は一端をフレーム1に枢支し、
他端にペダル11を取着しているもので、ペダル11を
踏むことによって回動アーム6が下方に回動して引張コ
イルスプリング7を伸張し、買き台10に対する支持ワ
イヤの張力を大小調節できるようになっている。また、
フレーム1の支柱2.2の中間位置には中央に穿孔12
をイラする位置決め板13が立設されている。この位置
決め板13にはリミットスイッチ13aが垂下して原木
9に対向する位置に取り付けられ、このリミットスイッ
チ13aの開成により後述する中回転クラッヂ駆動用の
ソレノイドに通電されるようになっている。フレーム1
の上面には第2図に示すように第1のロッド14が長手
方向に摺動可能に設けられており、これの一端には位置
決め板13と近接状態にビット(穂先)15aを有する
ドリル16が固定されている。種菌供給装置15はフレ
ーム1に位置決め板13と対応して設けられており、こ
れの円筒状をなすホッパー16aは内部に例えば椎茸の
種菌を収容している。
他端にペダル11を取着しているもので、ペダル11を
踏むことによって回動アーム6が下方に回動して引張コ
イルスプリング7を伸張し、買き台10に対する支持ワ
イヤの張力を大小調節できるようになっている。また、
フレーム1の支柱2.2の中間位置には中央に穿孔12
をイラする位置決め板13が立設されている。この位置
決め板13にはリミットスイッチ13aが垂下して原木
9に対向する位置に取り付けられ、このリミットスイッ
チ13aの開成により後述する中回転クラッヂ駆動用の
ソレノイドに通電されるようになっている。フレーム1
の上面には第2図に示すように第1のロッド14が長手
方向に摺動可能に設けられており、これの一端には位置
決め板13と近接状態にビット(穂先)15aを有する
ドリル16が固定されている。種菌供給装置15はフレ
ーム1に位置決め板13と対応して設けられており、こ
れの円筒状をなすホッパー16aは内部に例えば椎茸の
種菌を収容している。
この種菌は米ぬか、水分及び鋸屑などから成る培養基に
椎茸菌を繁殖させたものである。このホッパー16aは
第3図に示でように第1のロッド14と平行状態に位置
する移送管17を貫通させており、その上面部にはホッ
パー16a内に開口する移送口18を形成している。こ
の移送管17はホッパー16aと一体的に軸方向に摺動
可能に設けられており、移送口18内に位置する回転軸
19を上下方向に貫通させており上端には撹拌棒2aを
取着し、下端にはビニオン21を直結している。移送管
17には位置決め板13とは反対方向側には直角方向に
切断することにより案内スリット22を形成している。
椎茸菌を繁殖させたものである。このホッパー16aは
第3図に示でように第1のロッド14と平行状態に位置
する移送管17を貫通させており、その上面部にはホッ
パー16a内に開口する移送口18を形成している。こ
の移送管17はホッパー16aと一体的に軸方向に摺動
可能に設けられており、移送口18内に位置する回転軸
19を上下方向に貫通させており上端には撹拌棒2aを
取着し、下端にはビニオン21を直結している。移送管
17には位置決め板13とは反対方向側には直角方向に
切断することにより案内スリット22を形成している。
移送管17の案内スリット22に並列状態に一対のロー
ラ23.24が互いに対向して縦形に設置され一方のロ
ーラ23にはローレット加工が施されている一方、L字
形の連接棒25がその垂直部25aを回転軸とするよう
に固定されている。このローラ23.24は合成樹脂発
泡体などにより形成された細長な帯体26の〜部を挟持
していると共に、他部を移送管17の案内スリット22
内に位置させている。チューブ状の第2のロッド27は
第1のロッド14と平行状態にして長手方向に摺動可能
に配設されその先端部は移送管17内に位置して開口端
に帯体26に対向する環状のエッチ28を形成している
。前記連接棒25の水平部25bには復動桿29の一端
が枢支状態に連結され、この復動桿29の他端はフレー
ム1に固定した固定板30を貫通して軸方向に拝復移動
できるようになっている。かかる復動管29には固定板
30を挟むようにして第1および第2のストップ環29
a 、29bが取着され、これにより第20ロツド27
が第3図に矢印へで示す方向に移動するに伴い、復動管
29の第1のストップ環29aが固定板30に:当接し
て連接棒25を介してローラ23を矢印B方向に回動し
、帯体26を所定長さだけ矢印C方向に送り出されるよ
うになっている。また、第2のロッド27が矢印へ方向
に移動することに伴い第2のストップ環29bが固定板
30に当接し連接棒25の垂直部25aが一方向クラッ
チ(図示せず)により回転するようになっている。
ラ23.24が互いに対向して縦形に設置され一方のロ
ーラ23にはローレット加工が施されている一方、L字
形の連接棒25がその垂直部25aを回転軸とするよう
に固定されている。このローラ23.24は合成樹脂発
泡体などにより形成された細長な帯体26の〜部を挟持
していると共に、他部を移送管17の案内スリット22
内に位置させている。チューブ状の第2のロッド27は
第1のロッド14と平行状態にして長手方向に摺動可能
に配設されその先端部は移送管17内に位置して開口端
に帯体26に対向する環状のエッチ28を形成している
。前記連接棒25の水平部25bには復動桿29の一端
が枢支状態に連結され、この復動桿29の他端はフレー
ム1に固定した固定板30を貫通して軸方向に拝復移動
できるようになっている。かかる復動管29には固定板
30を挟むようにして第1および第2のストップ環29
a 、29bが取着され、これにより第20ロツド27
が第3図に矢印へで示す方向に移動するに伴い、復動管
29の第1のストップ環29aが固定板30に:当接し
て連接棒25を介してローラ23を矢印B方向に回動し
、帯体26を所定長さだけ矢印C方向に送り出されるよ
うになっている。また、第2のロッド27が矢印へ方向
に移動することに伴い第2のストップ環29bが固定板
30に当接し連接棒25の垂直部25aが一方向クラッ
チ(図示せず)により回転するようになっている。
また、フレーム1にはピニオン21と噛合するラック3
1が固定されており、移送管17が矢印り方向に移動す
るに伴いラック31とピニオン21とにより撹拌棒2a
が矢印E方向に回転しホッパー16a内の種菌を移送口
18から移送管17内に一定部だけ供給するようになっ
ている。
1が固定されており、移送管17が矢印り方向に移動す
るに伴いラック31とピニオン21とにより撹拌棒2a
が矢印E方向に回転しホッパー16a内の種菌を移送口
18から移送管17内に一定部だけ供給するようになっ
ている。
駆動機構33はフレームの下部に設置されており、これ
の駆動モータ34は回転軸にブー935を嵌着している
。伝動部36は駆動モータ34とともに駆動機構33を
成すもので、これは駆動モータ34に並置された伝動軸
38を有し、これの各端部にはプーリ39並びに回転盤
40が嵌着されている。プーリ39はベルト41により
駆動モータ34のプーリ35に連結され、リミットスイ
ッチ13aにより、単回転クラッチ34aのソレノイド
(図示せず)により通電されると、伝動軸38を一回転
だけ回転許容させプーリ35、ベルト41、プーリ39
および伝動軸38を順に介して回転盤40を第2図矢印
Fで示す方向に一回転だけ回転させるようになっている
。連接リンク42は回転盤40の回転に伴い水平方向に
拝復変位するもので、その一端は回転11140にビン
43により偏芯状態に枢支され他端は後述する縦形リン
クに枢支されている。回転盤40に近接して縦形リンク
44が第2図示矢印Gで示す方向及びその反対方向に揺
動可能に取付けられその下端はフレーム1の下部にビン
45を介して枢支され上端は第2のロッド27側にブラ
ケット46により上下動及び左右移動可能に取付けられ
ている。そして、縦形リンク44の揺動に伴い第2のロ
ッド27が第1図に矢印Hで示す方向及びぞの反対方向
、即ち軸方向に移動するようになっている。水平リンク
47はこれの略中間を中心にして第2図に矢印1方向及
びその反対方向に揺動可能に設けられており、一端は縦
形リンク44に枢支され他端は第1のロッド14に枢支
され、縦形リンク44の揺動に伴い第1のロッド14が
水平リンク47を介して第2図に矢印J及びその反対方
向、即ち軸方向に移動するようになっている。また、カ
ム部材48はフレーム1に第1のロッド14に平行状態
に取付けられたもので、これは例えば矩形の板材から成
り、ドリル16と縦形リンク44との間に位置している
。しかして、カム部材48の右側端部はドリル16側か
ら縦形リンク44側に向かって下降傾斜する傾斜面を形
成し、この傾斜面をカム面48aとする一方、傾斜面と
連続する左側上面部を水平面48bとしている。従動棒
49はカム部材48のカム面48aに対向するもので、
これは第1のロッド14に垂直状態に固定され引張コイ
ルスプリング50により常に回転付勢力が加えられてい
る。そして、第1のロッド14が矢印J方向に移動する
と、従動棒49がカム部材48のカム面48aに沿って
上昇し、第1のロッド14が引張コイルスプリング50
の付勢力に抗して第2図に矢印にで示す方向に回動し、
ドリル16が起動すると共に、そのビット15aを位置
決め板13の透孔12に合致させて通過するようになっ
ている。
の駆動モータ34は回転軸にブー935を嵌着している
。伝動部36は駆動モータ34とともに駆動機構33を
成すもので、これは駆動モータ34に並置された伝動軸
38を有し、これの各端部にはプーリ39並びに回転盤
40が嵌着されている。プーリ39はベルト41により
駆動モータ34のプーリ35に連結され、リミットスイ
ッチ13aにより、単回転クラッチ34aのソレノイド
(図示せず)により通電されると、伝動軸38を一回転
だけ回転許容させプーリ35、ベルト41、プーリ39
および伝動軸38を順に介して回転盤40を第2図矢印
Fで示す方向に一回転だけ回転させるようになっている
。連接リンク42は回転盤40の回転に伴い水平方向に
拝復変位するもので、その一端は回転11140にビン
43により偏芯状態に枢支され他端は後述する縦形リン
クに枢支されている。回転盤40に近接して縦形リンク
44が第2図示矢印Gで示す方向及びその反対方向に揺
動可能に取付けられその下端はフレーム1の下部にビン
45を介して枢支され上端は第2のロッド27側にブラ
ケット46により上下動及び左右移動可能に取付けられ
ている。そして、縦形リンク44の揺動に伴い第2のロ
ッド27が第1図に矢印Hで示す方向及びぞの反対方向
、即ち軸方向に移動するようになっている。水平リンク
47はこれの略中間を中心にして第2図に矢印1方向及
びその反対方向に揺動可能に設けられており、一端は縦
形リンク44に枢支され他端は第1のロッド14に枢支
され、縦形リンク44の揺動に伴い第1のロッド14が
水平リンク47を介して第2図に矢印J及びその反対方
向、即ち軸方向に移動するようになっている。また、カ
ム部材48はフレーム1に第1のロッド14に平行状態
に取付けられたもので、これは例えば矩形の板材から成
り、ドリル16と縦形リンク44との間に位置している
。しかして、カム部材48の右側端部はドリル16側か
ら縦形リンク44側に向かって下降傾斜する傾斜面を形
成し、この傾斜面をカム面48aとする一方、傾斜面と
連続する左側上面部を水平面48bとしている。従動棒
49はカム部材48のカム面48aに対向するもので、
これは第1のロッド14に垂直状態に固定され引張コイ
ルスプリング50により常に回転付勢力が加えられてい
る。そして、第1のロッド14が矢印J方向に移動する
と、従動棒49がカム部材48のカム面48aに沿って
上昇し、第1のロッド14が引張コイルスプリング50
の付勢力に抗して第2図に矢印にで示す方向に回動し、
ドリル16が起動すると共に、そのビット15aを位置
決め板13の透孔12に合致させて通過するようになっ
ている。
つぎに上記構成の作用を説明する。
例えば山村地帯にみられる原木集積場所にて椎茸などの
種菌を移植するにあたっては、予め駆動モータ34に通
電して回転駆動状態にしであるこならなどを所定の長さ
に切断して形成した原木9を置き台10上に載置するも
のであるが、第2図に示すように予めソレノイドに通電
され単回転クラッチ34aを介して駆動モータ34の回
転がプーリ35、ベルト41、プーリ39、伝動軸38
に順に伝達し、回転盤40が矢印F方向に先ず半回転す
る。この回転盤40の回転に伴い連接リンク42が二点
鎖線の位置から実線の位置へ縦形リンク44を左方に引
張るように変位するため縦形リンク44がビン45を中
心にして矢印G方向に回動する。これにより水平リンク
47が矢印1方向に回動し第1のロッド14が反矢印J
方向に押されて同方向に移動し、従動棒49をカム部材
48のカム面48aに沿わせて上昇させ第1のOラド1
4を引張コイルスプリング5oの付勢力に抗して矢印に
方向に回動し、ビット15aを位置決め板13の透孔1
2に合致させる。この状態で従動棒49がカム部材48
の水平面48bを摺動することがら第1のロッド14が
ドリル16を矢印Kh向に回動させたままさらに矢印J
方向に移動する。このためドリル16のビット15aが
二点鎖線の位置から実線の位置に変位して位置決め板1
3の透孔12を通過している。この状態で原木9を置き
台10に載置すると、作業開始時に起動されたドリル1
6のビット15aの回転により原木9の外表面を所定の
深さだけ穿孔する。しかる後に、回転盤4oがさらに矢
印に一 11 一 方向に半回転し、これにより連接リンク42かに方に変
位するため縦形リンク44が矢印G方向に回動して第1
のロッド14が矢印J方向とは反対方向に移動しドリル
16のビット15aが位置決め板13の透孔12から抜
は出て従動棒49がカム部材48の水平面48b及びカ
ム面48aを順に摺動する。このため第1のOラド14
が引張コイルスプリング50により矢印Fとは反対方向
に回動して元の9置に復帰する。
種菌を移植するにあたっては、予め駆動モータ34に通
電して回転駆動状態にしであるこならなどを所定の長さ
に切断して形成した原木9を置き台10上に載置するも
のであるが、第2図に示すように予めソレノイドに通電
され単回転クラッチ34aを介して駆動モータ34の回
転がプーリ35、ベルト41、プーリ39、伝動軸38
に順に伝達し、回転盤40が矢印F方向に先ず半回転す
る。この回転盤40の回転に伴い連接リンク42が二点
鎖線の位置から実線の位置へ縦形リンク44を左方に引
張るように変位するため縦形リンク44がビン45を中
心にして矢印G方向に回動する。これにより水平リンク
47が矢印1方向に回動し第1のロッド14が反矢印J
方向に押されて同方向に移動し、従動棒49をカム部材
48のカム面48aに沿わせて上昇させ第1のOラド1
4を引張コイルスプリング5oの付勢力に抗して矢印に
方向に回動し、ビット15aを位置決め板13の透孔1
2に合致させる。この状態で従動棒49がカム部材48
の水平面48bを摺動することがら第1のロッド14が
ドリル16を矢印Kh向に回動させたままさらに矢印J
方向に移動する。このためドリル16のビット15aが
二点鎖線の位置から実線の位置に変位して位置決め板1
3の透孔12を通過している。この状態で原木9を置き
台10に載置すると、作業開始時に起動されたドリル1
6のビット15aの回転により原木9の外表面を所定の
深さだけ穿孔する。しかる後に、回転盤4oがさらに矢
印に一 11 一 方向に半回転し、これにより連接リンク42かに方に変
位するため縦形リンク44が矢印G方向に回動して第1
のロッド14が矢印J方向とは反対方向に移動しドリル
16のビット15aが位置決め板13の透孔12から抜
は出て従動棒49がカム部材48の水平面48b及びカ
ム面48aを順に摺動する。このため第1のOラド14
が引張コイルスプリング50により矢印Fとは反対方向
に回動して元の9置に復帰する。
縦形リンク44が矢印G方向に回動することに伴い水平
リンク47が矢印Iとは反対方向に回動して第2のロッ
ド27を矢印Hとは反対方向に移動させその先端部を種
菌供給装置15の移送管17内に摺動させる。すると、
エッヂ28が帯体26を打抜いてこれを保持したまま案
内スリット22を介して移送管17の先端部分を通過す
る。この過程ではホッパー16a内のきのこなどの種菌
が移送口18から内部に供給されていることからエッヂ
28が帯体26を介して種菌を移送管17の外部に押出
す。ついで、移送管17の先端が透孔12に連結すべく
移動した状態で1ッヂ28が位置決め板13の透孔12
を通過して原木9のドリル16による穿孔部に侵入する
。このとき、原木9を移動して原木9に対するエッチ2
8の侵入を解除することにより1ツヂ28が穿孔部がら
失出され種菌及び帯体26が穿孔部に移送され、これに
より種菌が原木9に移植されてこの状態で帯体26が蓋
体となって穿孔部を被覆する。この後、原木9を置き台
10に載せたままで移動させ穿孔部とは異なる他の部位
置を位置決め板13に対応させる。
リンク47が矢印Iとは反対方向に回動して第2のロッ
ド27を矢印Hとは反対方向に移動させその先端部を種
菌供給装置15の移送管17内に摺動させる。すると、
エッヂ28が帯体26を打抜いてこれを保持したまま案
内スリット22を介して移送管17の先端部分を通過す
る。この過程ではホッパー16a内のきのこなどの種菌
が移送口18から内部に供給されていることからエッヂ
28が帯体26を介して種菌を移送管17の外部に押出
す。ついで、移送管17の先端が透孔12に連結すべく
移動した状態で1ッヂ28が位置決め板13の透孔12
を通過して原木9のドリル16による穿孔部に侵入する
。このとき、原木9を移動して原木9に対するエッチ2
8の侵入を解除することにより1ツヂ28が穿孔部がら
失出され種菌及び帯体26が穿孔部に移送され、これに
より種菌が原木9に移植されてこの状態で帯体26が蓋
体となって穿孔部を被覆する。この後、原木9を置き台
10に載せたままで移動させ穿孔部とは異なる他の部位
置を位置決め板13に対応させる。
すると、ソレノイドに再び通電され単回転のラッチを駆
動して上記と同様にしてドリル16により原木9が穿孔
され第2のロッド27により種菌供給装置i15から種
菌がその穿孔部に移送される。
動して上記と同様にしてドリル16により原木9が穿孔
され第2のロッド27により種菌供給装置i15から種
菌がその穿孔部に移送される。
このように、種菌を原木9に移植するにあたっては、原
木9を置き台10に載置するにともない原木9がドリル
16により穿孔され、ついで帯体26により穿孔部が被
冠されこれに連続して原木9の穿孔部に種菌が移送され
てしまうので、原木に先ず穿孔し、しかる後に種菌を別
途に移植しなければならないものと異なり、移植が楽に
なると共に、短時間で済み、移植能率が大幅に向上し、
作業性の著しい向上が期待できる。
木9を置き台10に載置するにともない原木9がドリル
16により穿孔され、ついで帯体26により穿孔部が被
冠されこれに連続して原木9の穿孔部に種菌が移送され
てしまうので、原木に先ず穿孔し、しかる後に種菌を別
途に移植しなければならないものと異なり、移植が楽に
なると共に、短時間で済み、移植能率が大幅に向上し、
作業性の著しい向上が期待できる。
なお、上記実施例では第1および第2のロッド14.2
7を駆動するようにリンク機構を用いたが、これだけに
限られず、歯車列やカム機構を用いるようにしてもよい
。また、油圧と油圧シリンダまたは空気圧と空気圧シリ
ンダを用いても良い。また、カム部材48は第1のロッ
ド14を摺動可能に案内する案内部材に一体に設けられ
るようにしてもよい。さらには帯体26は合成樹脂発泡
体などによる石油原料ばかりでなく、アスファルト材や
ろうが浸漬された厚紙であってもよい。さらには第4図
に示すようにドリル16の代りに7レギシブルワイヤ5
1をフレキシブル管52内に挿通して成る穿孔具53を
設け、モータ(図示せず)の回転をフレキシブルワイヤ
51を介してビット15aに伝達するようにしてもよい
。その他、具体的な実施にあたっては発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変更できる。
7を駆動するようにリンク機構を用いたが、これだけに
限られず、歯車列やカム機構を用いるようにしてもよい
。また、油圧と油圧シリンダまたは空気圧と空気圧シリ
ンダを用いても良い。また、カム部材48は第1のロッ
ド14を摺動可能に案内する案内部材に一体に設けられ
るようにしてもよい。さらには帯体26は合成樹脂発泡
体などによる石油原料ばかりでなく、アスファルト材や
ろうが浸漬された厚紙であってもよい。さらには第4図
に示すようにドリル16の代りに7レギシブルワイヤ5
1をフレキシブル管52内に挿通して成る穿孔具53を
設け、モータ(図示せず)の回転をフレキシブルワイヤ
51を介してビット15aに伝達するようにしてもよい
。その他、具体的な実施にあたっては発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変更できる。
[発明の効果1
以上述べたように本発明によれば、種菌を原木に移植す
るにあたっては、原木に穿孔及び種菌移送が連続して行
われるので、種菌植付は作業が楽でしかも短時間で済み
著しく作業能率が向上するきのこ栽培用の種菌移植装置
を提供できる。
るにあたっては、原木に穿孔及び種菌移送が連続して行
われるので、種菌植付は作業が楽でしかも短時間で済み
著しく作業能率が向上するきのこ栽培用の種菌移植装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の斜視図
、第2図は要部の斜視図、第3図は種菌供給装置の詳細
図、第4図は他の実施例を示す第3図相当図である。 図中 9・・・原木 10・・・置き台 14・・・第
1のロッド 15・・・種菌移植装置 27・・・第2
のロッド 33・・・駆動機構
、第2図は要部の斜視図、第3図は種菌供給装置の詳細
図、第4図は他の実施例を示す第3図相当図である。 図中 9・・・原木 10・・・置き台 14・・・第
1のロッド 15・・・種菌移植装置 27・・・第2
のロッド 33・・・駆動機構
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 フレームに設けられた種菌移植用の原木を設置するため
の置き台と、 前記フレームに前記原木に対して接離する方向にそれぞ
れ摺動可能に設けられた第1および第2のロッドと、 前記第1のロッドにこれの摺動に伴い変位するよう取付
けられ前記原木を穿孔するドリルと、前記第2のロッド
の摺動に伴い種菌を前記原木の穿孔部に供給する種菌供
給装置と、 前記第1および第2のロッドを交互に摺動させる駆動機
構とを具備して成るきのこ栽培用の種菌移植装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60205046A JPS6265627A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | きのこ栽培用の種菌移植装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60205046A JPS6265627A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | きのこ栽培用の種菌移植装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265627A true JPS6265627A (ja) | 1987-03-24 |
Family
ID=16500549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60205046A Pending JPS6265627A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | きのこ栽培用の種菌移植装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6265627A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015699A (ja) * | 1973-06-16 | 1975-02-19 | ||
JPS5510208A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-24 | Hitachi Ltd | Aso protection circuit |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP60205046A patent/JPS6265627A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5015699A (ja) * | 1973-06-16 | 1975-02-19 | ||
JPS5510208A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-24 | Hitachi Ltd | Aso protection circuit |
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