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JPS626356Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626356Y2
JPS626356Y2 JP1982144856U JP14485682U JPS626356Y2 JP S626356 Y2 JPS626356 Y2 JP S626356Y2 JP 1982144856 U JP1982144856 U JP 1982144856U JP 14485682 U JP14485682 U JP 14485682U JP S626356 Y2 JPS626356 Y2 JP S626356Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
dust
housing
tapered hole
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982144856U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5949058U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1982144856U priority Critical patent/JPS5949058U/ja
Publication of JPS5949058U publication Critical patent/JPS5949058U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS626356Y2 publication Critical patent/JPS626356Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ハウジング内に軸承された回転軸を
ハウジングかから突出させるための開口部に配設
され、この開口部からの塵芥および水の侵入を阻
止する防塵・防水装置に関するものである。
従来技術 従来の動力舵取装置においては、第1図に示す
ように、動力舵取装置のハウジング1から突出す
る操舵軸2の外周に環状の切欠き3を刻設すると
ともに、ハウジング1の上端面全体を覆う大きさ
のダストカバー5を操舵軸2の端部から挿入して
切欠き3の位置に取付けるようにし、これによつ
て、操舵軸2とハウジング1との間の隙間から泥
や水が侵入することを防止しているが、このもの
では、ダストカバー5を支持するために操舵軸2
の外周に切欠き3を形成するための、操舵軸2の
径を大きくしないと所望の強度を得られないだけ
でなく、ダストカバー5とハウジング1との間に
は隙間が残るため、悪路走行時等にはこの隙間か
ら泥や水が入る恐れがあり、開口部6の取付けら
れているオイルシール7の上部にグリスを充填し
ておく必要があつた。
考案の目的 そこで本考案は、ハウジングの開口部に配設し
たダストシールとオイルシールとによつて防塵と
防水を確実に行なえるようにして、操舵軸外周に
切欠きを形成したり、グリスを充填したりする必
要がないようにすることを目的とするものであ
る。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図において動力舵取装置のハウジング1
0はハウジング本体11と弁ハウジング12とか
ら構成され、ハウジング本体11内にはハウジン
グ本体11に取付けられた軸受13と弁ハウジン
グ12に取付けられた軸受14とを介してピニオ
ン軸21が回転可能に軸支されており、そのピニ
オン軸21にはこれと交差する方向に摺動可能な
ラツク軸22のラツク歯22aが噛合している。
このラツク軸22は、図示しないパワーシリンダ
のピストンを備えていて、その両端が所要の操縦
リンク機構を介して走行車輪に連結されている。
一方、弁ハウジング12にハウジング本体11
との接合端側から穿設された内孔12a内には、
制御弁機構30が収容されている。制御弁機構3
0は、操舵軸23と一体的に形成したスプール弁
部材31と、このスプール弁部材31の外周に同
心的かつ相対回転可能に嵌合したスリーブ弁部材
32を主要構成部材としている。スプール弁部材
31は、これと一体の操舵軸23に一端を連結し
かつ他端をピニオン軸21に連結したトーシヨン
バー24を介して、ピニオン軸21に可撓的に連
結されている。そして、前記操舵軸23は弁ハウ
ジング12内に取付けられた一対の軸受33,3
4によつて支承されており、その一端は弁ハウジ
ング12の端壁12bに形成された開口部35を
貫通して弁ハウジング12の外部に突出してい
る。
この開口部35には第3図に示すように、端壁
12bの外面に近づくに従つて次第に径が小さく
なるテーパ穴36が操舵軸23と同心的に形成さ
れるとともに、このテーパ穴36の奥に、テーパ
穴36よりも大径のシール装着穴37が隣接して
形成され、前記テーパ穴36にダストシール38
が嵌装されるとともに、シール装着穴37にオイ
ルシール39が圧入されている。ダストシール3
8は外周面が前記テーパ穴36と対応したテーパ
状に形成され、内周面は操舵軸23の外径より所
定量だけ大きな径を有しており、端壁12bから
突出した先端部は操舵軸23の外周面に向かつて
湾曲し、操舵軸23の外周面に接している。ま
た、オイルシール39は、環状に形成されたコイ
ルスプリング40によりバツクアツプされた第1
リツプ39aとこの第1リツプ39aよりも外側
に形成された第2リツプ39bとを有し、それら
の第1,第2リツプ39a,39bが操舵軸23
の外周に圧接している。
そして、前記ダストシール38の内端部はテー
パ穴36の内端よりシール装着穴37に若干はみ
出る長さに設定されており、オイルシール39を
シール装着穴37に圧入することによりオイルシ
ール39の外側面がダストシール38の内端面に
当接してダストシール38に対して外方に向く所
定の押圧力を付与する。
これにより、ダストシール38の外周面がテー
パ穴36に圧接されてダストシール38の径方向
と軸方向の位置ずれが防止され、また、テーパ穴
36の作用によりダストシール38の先端部に、
操舵軸23の外周面に向かう方向の押圧力が作用
し、ダストシール38の先端部が操舵軸23の外
周面に圧接されシール効果が高められる。
なお、第4図のように、ダストシール38の外
周面に張出部38aを形成し、テーパ穴36とダ
ストシール38の外周面との間からの水、泥等の
侵入を防止するようにすればシール効果をより向
上できる。
効 果 以上述べたように本考案においては、ハウジン
グから回転軸が突出する開口部にテーパ穴を形成
してそのテーパ穴に、先端部が回転軸の外周面に
向かつて湾曲した形状のダストシールを嵌装する
とともに、そのテーパ穴の奥に隣接して形成され
たシール装着穴にダストシールを圧入して、ダス
トシールの外側面でダストシールの内端面を押圧
するように構成したので、スプリング等によりバ
ツクアツプを行わなくてもダストシールを回転軸
の外周面に確実に圧接することができて高いシー
ル効果を期待できる上、ダストシールがハウジン
グから抜ける恐れもない利点がある。また、回転
軸の外周面に切欠きを形成する必要がないため、
回転軸の強度を向上できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防塵・防水装置を示す動力舵取
装置の部分断面図、第2図から第4図は本考案の
実施例を示すもの第2図は本考案を適用した動力
舵取装置の断面図、第3図は第2図の部分拡大
図、第4図は他の実施例を示す部分拡大図であ
る。 10…ハウジング、11…ハウジング本体、1
2…弁ハウジング、23…操舵軸、36…テーパ
穴、37…シール装着穴、38…ダストシール、
39…オイルシール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内に軸承された回転軸をハウジング
    から突出させるための開口部に配設され、この開
    口部からの塵芥および水の侵入を阻止する防塵・
    防水装置であつて、前記ハウジングの前記開口部
    に、外側に近づくに従つて径が次第に小さくなる
    テーパ穴を形成するとともに、このテーパ穴の奥
    側に隣接して前記テーパ穴の径よりも大径のシー
    ル装着穴を穿設し、内周面が前記回転軸の外周面
    に摺接する環状のダストシールを前記テーパ穴に
    嵌入し、前記シール装着穴にオイルシールを圧入
    してこのオイルシールの側面を前記ダストシール
    内端面に圧接させたことを特徴とする防塵・防水
    装置。
JP1982144856U 1982-09-24 1982-09-24 防塵・防水装置 Granted JPS5949058U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982144856U JPS5949058U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 防塵・防水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982144856U JPS5949058U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 防塵・防水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5949058U JPS5949058U (ja) 1984-03-31
JPS626356Y2 true JPS626356Y2 (ja) 1987-02-13

Family

ID=30322909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982144856U Granted JPS5949058U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 防塵・防水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5949058U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536299B2 (ja) * 1988-03-11 1996-09-18 日本電装株式会社 流体圧縮機におけるリップシ―ルの抜け止め機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5949058U (ja) 1984-03-31

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