JPS6262222A - 粉粒体配合用計量装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、肥料や薬剤、合成樹脂、化学ガラスの調合等
、異なる複数の粉粒体を設定された配合比をもって配合
する場合に用いられる計量装置で、詳しくは、粉粒体計
量用のホッパースケールと、このホッパースケールに粉
粒体を落下供給する複数の供給装置とを備えた粉粒体配
合用計量装置に関する。

〔従来の技術〕

この種の粉粒体配合用計量装置としては、従来より、 （イ）１つの大きなホッパーを備えた１つのホッパース
ケール（一般に、バンカースケールと呼ばれている。）
を設け、このホッパースケールのホッパーに各供給装置
から粉粒体を供給するようにしたもの、 （０）小さな容量のホッパーをもった複数のホッパース
ケールヲ設け、各ホッパースケールのホッパーに対応し
て供給装置を設けたものが知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前者（イ）の従来装置によるときは、１
つの大きなホッパーに対して粉粒体を供給するため、各
供給装置からホッパーの落下供給の落差のうち、配合比
の大きい粉粒体を供給する供給装置の落差は小さいもの
の、配合比の小さい粉粒体を供給する供給装置の落差が
大きくなる。そして、落差が大きいと、計量のバラツキ
が大きくなるので、配合比に小さい粉粒体をホッパーに
供給しての小ｄ１量の精度が悪く、配合比にバラウキが
生じていた。

また、後者（［Ｉ）の従来装置によるときは、高価な計
量部を備えたホッパースケールが複数台要るとともに、
各ホッパースケールで計量された粉粒体を取出し部に移
送する移送設備が必要であるため、イニシャルコストが
非常に高く、しかも、精度良く配合するには、製造公差
等に起因した各ホッパースケールの計量のバラツキを修
正する必要があり、手間がかかる。

本発明の目的は、精度良く複数の粉粒体を配合でき、し
かも、安価に実施することができる粉粒体配合用計量装
置を提供する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕 本発明による粉粒体配合用計量装置の特徴構成は、前記
ホッパースケールのホッパーを複数個の小容量ホッパー
部に分割し、これら小容量ホッパー部を上下方向に並置
するとともに、各小容量ホッパー部に対応させて供給装
置を設けてある点にある。そして、それによる作用・効
果は次の通りである。

〔作　用〕

ホッパースケールのホッパーを小容量ホッパー部に分割
し、これら小容量ホッパー部に粉粒体を落下供給するよ
うにしであるから、１台のホッパースケールを使う形式
でありながらも、各小容量ホッパー部に粉粒体を落下供
給する供給装置の落差を小さくすることができる。しか
も、小容量ホッパー部を上下方向に並置しであるから、
各小容量ホッパー部から落下させるといったホッパー本
来の排出形式をもって各小容量ホッパー部の粉粒体を取
出し部に移送することができる。

〔発明の効果〕

したがって、本発明によれば、各供給装置からの粉粒体
を精度良く計量して、設定された配合比をもって正確に
粉粒体を配合でき、しかも、安価に実施できる粉粒体配
合用計量装置を提供し得るに至った。その−ヒ、小容量
ホッパー部を上−ド方向に配置する関係上、縦長の構成
となって平面視における設置スペースを小さくできるた
め、建屋の上下スペースを有効利用して設置し易い。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

異なる粉粒体を設定された配合比をもって配合するため
の計量装置であって、これは、第１図に示すように、粉
粒体計量用のホッパースケール（１）と、パイプ（２）
を介して落下供給されてくる粉粒体を前記ホッパースケ
ール（１）にｉ下供給する複数のスクリューフィーダ（
３）（供給装置の一例）とを備えている。

前記ホッパースケール（１）は、機枠を兼ねる上下向き
姿勢の排出筒（ＩＡ）を建屋に吊下げ支持させ、この排
出筒（１Ａ）にホッパー（ＩＲ）を取付けるとともに、
排出筒（１Δ）の下端に補助排出筒（ＩＣ）を排出筒（
１八）に連通ずる状態に吊下げ支持させ、この補助排出
筒（ＩＣ）に小計量用ホッパー（１０）を取付ける一方
、前記ホッパー（１Ｂ）、補助排出筒（ＩＣ）、小計量
用ホッパー（ＩＤ）を含む排出筒（ＩＡ）の重さを計測
する計量用の第１０−ドセル（ＩＥ）と、小計量用ホッ
パー（ＩＤ）を含む補助排出筒（ＩＣ）の重さを計測す
る計量用の第２０−ドセル（ＩＦ）とを設け、かつ、前
記排出筒（１八）をそれの軸芯（Ｘ）周りに正逆回転さ
せて排出粉粒体を攪拌混合するモータ（ＩＧ）を設けて
、構成されている。

前記ホッパー（１Ｂ）は、複数個（図面では２つ）の小
容量ホッパー部（１ａ）に分割されている。これら小容
量ホッパー部（１ａ）は、上下方向に並置する状態で排
出筒（ｌ＾）に取付けられており、かつ、筒状のスライ
ドシャッタ（１ｂ）により開閉される状態で排出筒（Ｉ
Ａ）に形成した開口（ｌｃ）を通して粉粒体を排出筒（
１Ａ）内に流下排出するように構成されている。

前記小計量用ホッパー（Ｉｌｌ）は、筒状のスライドシ
ャッタ（Ｉｄ）により開閉される状態で補助排出筒（Ｉ
Ｃ）に形成した開口（１ｅ）を通して粉粒体を補助排出
筒（ＩＣ）内に流下排出するように構成されている。

前記スクリューフィーダ（３）は、小容量ホッパー部（
１ａ）小計量用ホッパー（ＩＣ）に対応して設けられて
いる。

（４）　、　（５）は、前記スライドシャッタ（ｌｈ）
　、　（ｌｄ）を駆動するシリンダである。

上記の如く構成された計量装置による計量作業について
説明すると、先ず、１つのスクリューフィダー（３）に
よりホッパースケール（１）に粉粒体を供給し、その粉
粒体の配合比に相当する量がホッパースケール（１）に
より計量されたとき、その供給を停止する。このような
ことを配合すべき粉粒体の数だけ順に行う。そして、排
出する。なお、小容量ホッパー部（１ａ）に供給される
粉粒体の計量は第１０−ドセル（ＩＥ）を用いて行い、
小計量ホッパー（１０）に供給される粉粒体の計量は第
２０−ドセル（ＩＦ）を用いて行う。

そして、上記の実施例構成によれば、前述したように、
各スクリューフィーダ（３）の落差を小さくできること
はもちろん、排出筒（１Ａ）を回転させるため、排出粉
粒状態を攪拌混合して、事後の攪拌混合を不要にする、
あるいは、軽減することができる。

なお、本発明は、排出筒（ＩＡ）を回転させるのではな
く、第２図に示すように、排出筒（ＩＡ）の下端部内に
モータ（ＩＨ）で駆動される攪拌具（ＩＪ）を設けて、
粉粒体を攪拌混合するようにしても良く、加えて、補助
排出筒（ＩＣ）および小計量用ホッパー（Ｉｌｌ）を設
けずに実施しても良い。更に、小容量ホッパー部（１ａ
）は、３つ以上であっても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す概略縦断面図であり、第
２図は別実施例を示す概略縦断面図である。 （１）・・・・・・ホッパースケール、（３）・・・・
・・供給装置、（１Ｂ）・・・・・・ホッパー、（１ａ
）・・・・・・小容量ホッパー部、（ＩＡ）・・・・・
・排出筒。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］粉粒体計量用のホッパースケール（１）と、この
   ホッパースケール（１）に粉粒体を落下供給する複数の
   供給装置（３）とを備えた粉粒体配合用計量装置におい
   て、前記ホッパースケール（１）のホッパー（１Ｂ）を
   複数個の小容量ホッパー部（１ａ）に分割し、これら小
   容量ホッパー部（１ａ）を上下方向に並置するとともに
   、各小容量ホッパー部（１ａ）に対応させて供給装置（
   ３）を設けてある粉粒体配合用計量装置。 ［２］前記小容量ホッパー部（１ａ）が、上下向き姿勢
   の１つの排出筒（１Ａ）に取付けられている特許請求の
   範囲第［１］項に記載の粉粒体配合用計量装置。