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JPS6236645B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6236645B2
JPS6236645B2 JP55185079A JP18507980A JPS6236645B2 JP S6236645 B2 JPS6236645 B2 JP S6236645B2 JP 55185079 A JP55185079 A JP 55185079A JP 18507980 A JP18507980 A JP 18507980A JP S6236645 B2 JPS6236645 B2 JP S6236645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
lactose
weight
milk powder
vitamin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55185079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57110176A (en
Inventor
Norio Kashiwara
Hirotaka Maruyama
Tetsuo Ishii
Satoshi Kondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority to JP55185079A priority Critical patent/JPS57110176A/ja
Priority to US06/328,996 priority patent/US4401657A/en
Priority to DE19813151245 priority patent/DE3151245A1/de
Priority to GB8138815A priority patent/GB2090115B/en
Priority to IT25842/81A priority patent/IT1142636B/it
Priority to FR8124247A priority patent/FR2497068B1/fr
Publication of JPS57110176A publication Critical patent/JPS57110176A/ja
Publication of JPS6236645B2 publication Critical patent/JPS6236645B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING OR TREATMENT THEREOF
    • A23C9/00Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
    • A23C9/20Dietetic milk products not covered by groups A23C9/12 - A23C9/18
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING OR TREATMENT THEREOF
    • A23C11/00Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions
    • A23C11/02Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins
    • A23C11/04Milk substitutes, e.g. coffee whitener compositions containing at least one non-milk component as source of fats or proteins containing non-milk fats but no non-milk proteins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING OR TREATMENT THEREOF
    • A23C9/00Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
    • A23C9/12Fermented milk preparations; Treatment using microorganisms or enzymes
    • A23C9/1203Addition of, or treatment with, enzymes or microorganisms other than lactobacteriaceae
    • A23C9/1206Lactose hydrolysing enzymes, e.g. lactase, beta-galactosidase

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Dairy Products (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、経口摂取の不可能な患者に対するチ
ユーブ栄養に使用することができ、経口摂取にも
適した新規な栄養食品組成物に関する。 チユーブ栄養法とは、主に臨床において手術後
などにチユーブを介して消化管に栄養物を注入す
る方法の総称であつて、経管栄養法とも経腸栄養
法とも呼ばれている。このような栄養法に用いら
れる食品は特殊なものであつて、通常、成分栄養
食品、自然ミキサー食品、合成低残渣食品の3つ
に分けられる。成分栄養食品というのは、窒素源
に合成アミノ酸を用い、消化された形だけの成分
を組合わせて含む合成食であり、自然ミキサー食
品は自然食品を主とし、必要により牛乳や果汁を
配合したものである。合成低残渣食品は、前二者
の中間に位するもので、合成ないし半合成の成分
を含み蛋白源としてミルクカゼイン、卵アルブミ
ン、さらに糖質、脂肪、電解質、ビタミン等を配
合したものである。本発明の食品組成物はこの合
成低残渣食品の範ちゆうに属するものである。 これらのチユーブ栄養食品は、嚥下障害、消化
管通過障害等の疾病がある場合、手術後の早期栄
養補給の必要がある場合に用いられ、また長期に
わたる栄養管理が必要である場合にも使用されて
いる。 従来、このような目的に使用される栄養食品、
特に合成低残渣食品としては種々のものが市販さ
れているが、これらについては下痢、腹痛、腹
部膨満感等の副作用が多い、投与後一時的では
あるがトランスアミナーゼ活性が上昇する、窒
素出納が不良である、味がまずく経口摂取に不
適である等の欠点が指摘されている。もつとも、
これら市販品のなかには、上記欠点の解消を意図
して、例えば下痢防止のために脂質の添加を極度
に制限したものもあるが、しかし、副作用防止を
はかるあまり必要な栄養分が満たされないようで
は栄養食品としての適性に欠けることになる。こ
のようなわけで、今のところ、下痢等の副作用が
なく美味で、しかも必要な栄養分を十分に供給し
うる満足のいくチユーブ栄養食品はまだ開発され
ていない。 本発明者らは、かかる現状にかんがみチユーブ
栄養に使用しうる十分に満足のいく栄養食品を得
るべく鋭意研究を重ねた結果、特定の乳糖分解脱
脂粉乳と中鎖脂肪酸トリグリセリドを組合わせて
使用し、これらに糖質等を特定量配合した組成物
が目的に適合することを見出し、本発明に致達し
た。 すなわち、本発明はチユーブ栄養に使用しうる
栄養食品組成物であつて、組成物中、乳糖の50
〜95%を分解した脱脂粉乳を20〜40重量%中鎖
脂肪酸トリグリセリドを5〜15重量%および糖
質、動植物性油脂、他の必要成分を残部含有して
なるものである。 本発明の組成物によれば、下痢等の副作用が軽
減され、かつトランスアミナーゼ活性の異状な上
昇がなく、しかも必要な栄養分が十分に供給され
るから、このものは特に臨床外科栄養の分野にお
けるチユーブ栄養食品として極めて有用なもので
ある。また、このものは美味であるから、経口摂
取にも好適に用いることができる。 本発明における第1の成分は、乳糖の50〜95
%、好ましくは70〜85%を分解した脱脂粉乳であ
つて、このものを組成物中に20〜40重量%配合さ
せる。 脱脂粉乳には通常蛋白質が約32〜37重量%、乳
糖が約52〜58重量%含有されており、上記の乳糖
分解脱脂粉乳はこの乳糖の一部をラクターゼで酵
素分解したものであつて、そのなかには分解生成
物であるグルコースやガラクトースも含まれてい
る。本発明において用いる脱脂粉乳は乳糖分解率
が50〜95%であることが必要である。乳糖分解脱
脂粉乳の配合量にも関係するが、分解率が50%未
満では乳糖の残量が多くなつて過剰乳糖による下
痢を発生させる恐れがある。組成物中の乳糖の一
定量(約5%)はカルシウムの吸収に不可欠であ
り、脱脂粉乳の乳糖分解率を95%より大にすると
乳糖不足を招来し、組成物は乳糖の必要量を満た
すことができなくなる。乳糖分解率の好ましい範
囲は70〜85%である。 乳糖分解脱脂粉乳は本組成物において主要な蛋
白質源であるが、このものは組成物中に20〜40重
量%含ませなけらばならない。20重量%未満では
栄養食品としての目的が達成できず、また、40重
量%を越えると組成物における栄養素のバランス
がとれなくなり不都合である。 本組成物における蛋白質源としては、上記の乳
糖分解脱脂粉乳のほか、蛋白質の補強及び経口摂
取の場合の味を考慮して、ミルクカゼインや全脱
粉乳が配合される。これらの蛋白質はいずれも乳
性のものであるから消化が良好である。上記の乳
糖分解脱脂粉乳は残留乳糖と生成単糖類を含むか
ら、糖質源でもある。 本発明において中鎖脂肪酸トリグリセリドが栄
養食品組成物中に5〜15重量%配合される。ここ
に中鎖脂肪酸トリグリセリドとは炭素数8個を主
体とする6〜10個を有する中級脂肪酸のグリセリ
ンエステルである。このものは炭素数12個以上を
有する長鎖脂肪酸トリグリセリドに比し吸収がよ
り速やかであり、肝臓での蓄積がなく、コレステ
ロールを低下させる等の特質がある。中鎖脂肪酸
トリグリセリドはこのように栄養的に良質の脂質
であり、一方栄養食品組成物は脂質により高カロ
リーが供給されるべきであつて、その配合量は5
重量%以上でなければならない。中鎖脂肪酸トリ
グリセリドだけではリノール酸等の必須脂肪酸の
供給ができないから、リノール酸等の供給源とし
てコーン油等の油脂の添加や、さらに全脂粉乳の
添加が必要である。中鎖脂肪酸トリグイセリドの
配合量が15重量%を越えると、脂質の総量が許容
量の20重量%を越えることになり、脂質過剰によ
る下痢が発生する恐れがある。 本発明の組成物には、さらに完全栄養食品にす
るために糖質、動植物性油脂、他の必要成分が残
部配合される。 糖質としては例えば粉末水飴(可溶性多糖類、
デキストリン)が通常40〜50重量%添加される。
多糖類を配合することにより単糖類に起因する浸
透圧の上昇が抑制される。糖質が乳糖分解脱脂粉
乳からも供給されることはさきに述べたとおりで
ある。動植物性油脂としては通常の消化のよい食
用油脂を用いることができるが、過剰の脂質は下
痢の原因となるので、中鎖脂肪酸トリグリセリド
を含めて全脂質量が組成物中約20重量%を越えな
いようにしなけらばならない。さきに述べたよう
に、必須脂肪酸供給のために中鎖脂肪酸トリグリ
セリドとは別に油脂を添加する必要があるが、こ
のための油脂としては特にコーン油が用いられ
る。コーン油はリノール酸を多量(酸成分の約50
%)に含有するので極めて望ましい。リノール酸
を含有する他の油脂類、例えば大豆油、綿実油、
サフラワー油、ひまわり油なども好都合に使用で
きる。 他の必要成分としてはミルクカゼイン、全脂粉
乳、アミノ酸、微量成分が挙げられる。本組成物
には蛋白質源として乳糖分解脱脂粉乳が配合され
るが、不足分をミルクカゼインや全脂粉乳で補強
する。全脂粉乳は本組成物の味の改善にも役立
つ。必須アミノ酸を含むアミノ酸類は、配合原料
から導かれるものもあるから、必須アミノ酸指数
が90以上となるようにアミノ酸バランスを考慮し
て通常はL−メチオニン、L−シスチン、L−ト
リプトフアンなどを添加すれば足りる。 また、微量成分である無機塩類(灰分)及びビ
タミン類は、上記配合原料成分から由来するもの
も多く、補給を必要とする主なものは無機塩類と
してカルシウム、鉄の塩及びビタミンとしては
A、D、E、B1、B6、C、ニコチン酸アミド、
パントテン酸カルシウム、葉酸などである。通常
カルシウムは好ましくは炭酸カルシウムとして、
また鉄はクエン酸コハク酸鉄ナトリウのん形で添
加補給することができる。無機塩類の添加は、浸
透圧の上昇をもたらすので、カルシウム、鉄の塩
のほかは避けるのがよい。 本発明の組成物には以上の成分のほかに本発明
の目的に反さない限り、例えば果汁や香料などを
適宜適量加えることができる。 本発明は各種障害により経口摂取の不可能な患
者にチユーブにより十分な栄養を供給するために
用いうる栄養組成物であるが、使用に際しては該
組成物を水と混和し、細管内を円滑に流動し得る
ように通常組成物濃度を約25重量%程度にする。
この場合液は1Kcal/ml程度又は幾らか高いエネ
ルギーを有することが望ましいから、固形の栄養
組成物のエネルギーは固形組成物100g当り400〜
500Kcal程度になるようにするのがよい。栄養バ
ランスを考慮するとき、固形組成物100g中に蛋
白質分約18〜25g、脂肪分約13〜18g、そのうち
必須脂肪酸源として約4〜6gの油脂、糖質とし
て約40〜65gが含有されることが望ましい。さら
に無機質灰分を約2.5〜3.5g、その他ビタミン類
及びアミノ酸類を適量含有させることが好まし
い。これらの組成は患者の体の要求に応じてそれ
に適合するよう変更することができる。 本発明の栄養食品組成物は市販されている同種
のチユーブ栄養剤にくらべて幾多の利点を有する
が、その主なものを挙げると以下のとおりであ
る。 (1) 本発明組成物は下痢、腹痛、腹部膨満感等の
副作用が非常に少ない。 (2) 本発明組成物は高蛋白質、高脂肪配合の栄養
物の供給が可能であり、1回の定容量投与で高
いエネルギーが供給できる。 (3) 本発明の組成物はトランスアミナーゼ活性の
上昇が少なく、肝臓機能に悪影響を及ぼさな
い。 (4) 本発明の組成物を摂取すると窒素出納が手術
直後から正となり、患者の栄養状態が良好とな
る。 (6) 本発明の組成物はカルシウムの吸収がよく、
乳糖不耐症の発生が極めて低い。 次に、参考のために、本発明で使用される乳糖
分解脱脂粉乳の製法を掲げる。 参考例 内容量2000の分解槽中に水900及び脱脂粉
乳100kgを投入し、攪拌して均一に混合したの
ち、ラクターゼ400gを加えて更に均一に混合
し、混合液温をほぼ7℃に保つて乳糖を分解させ
た。分解液はその一部を分解開始より7時間、15
時間及び30時間経過時に約200づつ取出してそ
れぞれ直ちに噴霧乾燥した。それぞれの分解時間
で得られた乾燥脱脂粉乳中の乳糖分解率は次のと
おりであつた。
【表】 以下、本発明を実施例及び試験例によつて具体
的に説明する。 実施例 1 ミルクカゼイン62kg、これを溶解するための炭
酸ナトリウム1.3kg、粉末水飴273kg、中鎖脂肪酸
トリグリセリド61kg(10重量%に相当)、コーン
油19kg、ビタミンAD油(A50万I.U./g、D50万
I.U./g)13g、dl−α−トコフエロール(ビタ
ミンE)15gに水584kgを添加して混合液1000kg
を得た。このものの固形分は40重量%であつた。
この混合液を殺菌、均質化した後噴霧乾燥して原
粉320kgを得た。 次に原粉65kg、分解率75%の乳糖分解脱脂粉乳
28kg、(28重量%に相当)、全脂粉乳6kg、L−メ
チオニン150g、L−シスチン150g、L−トリプ
トフアン60g、炭酸カルシウム140g、コハク酸
クエン酸鉄ナトリウム50g、ビタミンB10.5g、
ビタミンB61g、ビタミンC10.2g、ニコチン酸
アミド4.5g、パントテン酸カルシウム3.4g、葉
酸90mgを粉一粉混合して製品を得た。得られた製
品100g中の組成(分析値)は以下のとおりであ
つた。なお、このもののエネルギーは100g当り
444Kcalであつた。 蛋白質20g、脂肪15g(うち中鎖脂肪酸トリグ
リセリド9.8g、コーン油3g、その他)、糖質59
g、灰分3.2g(カルシウム440mg、鉄5mg、その
他)、ビタミンA1000I.U.、ビタミンB10.5mg、ビ
タミンB20.8mg、ビタミンB61mg、ビタミン
B120.68mg、ビタミンC10.2mg、ビタミンD100I.U.
、ビタミンE3.4I.U.、ニコチン酸アミド4.5mg、
パントテン酸カルシウム3.4mg、葉酸90μg(な
お、ビタミンB2、ビタミンB12は原料由来のもの
である。) 実施例 2 ミルクカゼイン64kg、これを溶解するための炭
酸ナトリウム1.3kg、粉末水飴275kg、中鎖脂肪酸
トリグリセリド31kg(5重量%に相当)、コーン
油45kg、ビタミンAD油(A50万I.U./g、D5万I.
U./g)13g、dl−α−トコフエロール16gに水
584kgを添加し合計量1000kg、固形分は40%の原
粉混合液を作つた。これを殺菌均質化した後噴霧
乾燥して原粉を得た。 次に原粉66kg、分解率55%の乳糖分解脱脂粉乳
25kg(25重量%に相当)、全油粉乳8kg、L−シ
スチン190g、L−メチオニン190g、L−トリプ
トフアン60g、炭酸カルシウム220g、コハク酸
クエン酸鉄ナトリウム50g、ビタミンB10.5g、
ビタミンB61g、ビタミンC10.2g、ニコチン酸
アミド4.5g、パントテン酸カルシウム3.4g、葉
酸90mgを粉一粉混合して、合計量100kgの製品を
得た。 実施例 3 ミルクカゼイン42kg、これを溶解するための炭
酸ナトリウム800g、粉末水飴273kg、中鎖脂肪酸
トリグリセリド76kg(10重量%に相当)、コーン
油22kg、ビタミンAD油(A50万I.U./g、D5万I.
U./g)13g、dl−α−トコフエロール15gに水
586kgを添加して合計量1000kg、固形分40%の原
粉混合液を作つた。これを殺菌、均質化した後噴
霧乾燥して原粉を得た。 次に原粉56kg、分解率90%の乳糖分解脱脂粉乳
40kg(40重量%に相当)、全油粉乳3kg、L−シ
スチン190g、L−メチオニン190g、L−トリプ
トフアン60g、コハク酸クエン酸鉄ナトリウム50
g、ビタミンB10.5g、ビタミンB61g、ビタミン
C10.2g、ニコチン酸アミド4.5g、パントテン酸
カルシウム3.4g、葉酸90mgを粉一粉混合して、
合計量100kgの製品を得た。 試験例 1 実施例1で得た栄養食品組成物の25%水溶液
150ccを手術後の患者30名にチユーブを介して投
与したところ、下痢を起した1例を除き他のすべ
てに異常は認められなかつた。同種の市販品につ
き同じ試験をしたところ、30例中19例に下痢、腹
痛又は腹部膨満感等の異常が認められた。 この試験結果から本発明の栄養食品がチユーブ
栄養に用いて殆んど副作用を示さず優れたもので
あることがわかる。 試験例 2 実施例1で得た栄養食品組成物及び同種の市販
品の各25%水溶液150ccづつを38℃に温め、経口
摂取可能な入院患者100名に飲ませて官能テスト
を行つたところ、5つの試験項目について好まし
いと評価した人の数は下記のとおりであつた。
【表】 これによれば、本発明の組成物は、すべての項
目において市販品より優れており栄養食品として
の経口摂取にも適していることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 人体に必要な栄養分を十分に供給しうる栄養
    食品組成物であつて、該組成物全量に対し乳糖
    の50〜95%を分解した脱脂粉乳を20〜40重量%
    中鎖脂肪酸トリグリセリドを5〜15重量%および
    糖質、動植物性油脂、他の必要成分を残部含有
    してなるチユーブ栄養に使用しうる栄養食品組成
    物。 2 他の必要成分がミルクカゼイン、全脂粉乳、
    アミノ酸、微量成分である特許請求の範囲1記載
    の栄養食品組成物。
JP55185079A 1980-12-27 1980-12-27 Nutrious food composition for tube feeding Granted JPS57110176A (en)

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JP55185079A JPS57110176A (en) 1980-12-27 1980-12-27 Nutrious food composition for tube feeding
US06/328,996 US4401657A (en) 1980-12-27 1981-12-09 Nutrient composition suitable for enteral feeding
DE19813151245 DE3151245A1 (de) 1980-12-27 1981-12-22 Zur enteralen ernaehrung geeignete nahrungszusammensetzung
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FR8124247A FR2497068B1 (fr) 1980-12-27 1981-12-24 Composition nutritive adaptee a une alimentation par voie enterale

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