[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS62292813A - 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法 - Google Patents

水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法

Info

Publication number
JPS62292813A
JPS62292813A JP13481086A JP13481086A JPS62292813A JP S62292813 A JPS62292813 A JP S62292813A JP 13481086 A JP13481086 A JP 13481086A JP 13481086 A JP13481086 A JP 13481086A JP S62292813 A JPS62292813 A JP S62292813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl
manufacturing
vinyl ether
hydroxyl group
fluoroolefin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13481086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2550526B2 (ja
Inventor
Masataka Ooka
正隆 大岡
Sadanori Yoshida
吉田 貞徳
Hiroshi Ozawa
洋 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP61134810A priority Critical patent/JP2550526B2/ja
Publication of JPS62292813A publication Critical patent/JPS62292813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550526B2 publication Critical patent/JP2550526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗料用、シーリング剤用、フィルム用等に有
用な水酸基を含有するフルオロオレフィン系重合体の製
造方法に関し、さらに詳細にはフルオロオレフィンと水
酸基を含有するビニルエーテルと要すれば他の共重合可
能な単量体類とをアミン類の存在下にラジカル重合せし
めることを特徴とする水酸基含有フルオロオレフィン系
重合体の製造方法に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
近年、溶液型の水酸基を含有するフルオロオレフィン共
重合体が開発され、主として塗料用として使用される様
になって来ている。しかし、かかろ水酸基を含有するフ
ルオロオレフィン共重合体を製造する際、水酸基含有モ
ノマーの使用量を多くしたり、重合不揮発分を高くした
り、あるいは共重合体の目標分子量を高くしようとする
と、重合時にゲル化したり、生成共重合体の分散比(重
量平均分子量篩と数平均分子盆石との比)が著しく大き
くなったりして、目的とする共重合体を再現性良く製造
することができないという問題点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは前記した従来技術の問題点を解決するべく
、鋭意研究を重ねた結果、アミン類の存在下にフルオロ
オレフィンと水酸基を含有するビニルエーテルを必須成
分とする単量体混合物をラジカル重合せしめることによ
り1重合時にゲル化したり、分散比が著しく大きくなっ
たりすることがなく、再現性良く目的とする水酸基を含
有するフルオロオレフィン共重合体が得られることを見
い出し、本発明を完成させるに至った。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明はフルオロオレフィンと水
酸基を含有するビニルエーテルを必須の単量体成分とし
、さらに必要とすれば他の共重合可能な単量体類とをア
ミン類の存在下にラジカル重合せしめることを特徴とす
る水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体の製造
方法を提供するものである。
以下本発明の構成について詳しく説明する。
本発明において使用する前記フルオロオレフィン成分と
しては、フッ化ビニ′ル、フッ化ビニリデン、トリフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン、プロモトリフ
ルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ペンタ
フルオロプロピレン、ヘキサフルオロプロピレンもしく
は(パー)フルオロアルキルトリフルオロビニルエーテ
ル〔但し。
(パー)フルオロアルキル基の炭素数は1〜18個〕な
どが代表的なものである。
つぎに、本発明で使用する水酸基を含有する単量体成分
である水酸基を含有するビニルエーテルとしでは、2−
ヒドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒドロキシエチ
ルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニルエー
テル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、3−ヒド
ロキシブチルビニルエーテル、2−ヒドロキシ−2−メ
チルプロピルビニルエーテル、5−ヒドロキシペンチル
ビニルエーテル、6−ヒドロキシエチルビニルエーテル
等が代表的なものである。
本発明になる水酸基含有フルオロオレフィン共重合体の
製造方法において、前記必須の単量体成分の他に、これ
ら必須の単量体成分と共重合することができる他の単量
体類を必要に応じて使用することができる。かかる他の
共重合可能な単量体類としては、メチルビニルエーテル
、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル
、イソプロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエー
テル、イソブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエ
ーテル、n−ペンチルビニルエーテル、n−ヘキシルビ
ニルエーテル、n−オクチルビニルエーテル、2−エチ
ルヘキシルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル
類;シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビ
ニルエーテルもしくはメチルシクロヘキシルビニルエー
テルの如きシクロアルキルビニルエーテル類;ベンジル
ビニルエーテルもしくはフェネチルビニルエーテルの如
きアラルキルビニルエーテル類; 2,2,3.3−テ
トラフルオロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3
゜4.4,5.5−オクタフルオロペンチルビニルエー
テル、2、2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9−へキサデカフルオロノニルビニル
エーテル、パーフルオロメチルビニルエーテル、パーフ
ルオロエチルビニルエーテル、パーフルオロプロピルビ
ニルエーテル、パーフルオロオクチルビニルエーテル、
パーフルオロシクロヘキシルビニルエーテル如き(パー
)フルオロアルキルビニルエーテル類;酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、ピバ
リン酸ビニル、カプロン酸ビニル、パーサティック酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、安息香
酸ビニル、p−tert−ブチル安息香酸ビニル、サリ
チル酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル等のカ
ルボン酸ビニルエステル類;さらには、エチレン、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリロニトリル、
各種(メタ)アクリル酸エステル類等が代表的なもので
ある。そして、かかる共重合可能な単量体のうち、重合
率を充分に上げる観点からアルキルビニルエーテル類ま
たはシクロアルキルビニルエーテルを併用することが好
ましく、また、本発明の方法により得られる共重合体を
塗料用のベース樹脂成分として使用する場合には、塗膜
硬度の観点からC4〜C1tの分岐したアルキル基を有
する脂肪族モノカルボン酸のビニルエステル、安息香酸
ビニル、 p−tsrt−ブチル安息香酸ビニル、シク
ロヘキサンカルボン酸ビニルから成る群から選ばれる少
なくとも一種を併用することが特に好ましい。
前記した各単量体成分から本発明の方法により水酸基含
有フルオロオレフィン共重合体を製造するに際して、共
重合体の収率および耐候性などの観点から使用する各単
量体成分の比率はフルオロオレフィン10〜70モル%
、水酸基含有ヒニル二−テル2〜40モル%、他の共重
合可能な単量体0〜88モル%、好ましくはフルオロオ
レフィン20〜60モル%、水酸基含有ビニルエーテル
5〜25モル%、他の共重合可能な単量体15〜75モ
ル%に管理される。
つぎに、本発明で使用するアミン化合物の代表的なもの
としてはメチルアミン、エチルアミン、n−プロピルア
ミン、イソプロピルアミン、n −ブチルアミン、5C
C−ブチルアミン、n−ヘキシルアミン、n−オクチル
アミン、ドデシルアミン、シクロヘキシルアミン、ベン
ジルアミン、フェネチルアミン等の1級アミン類;ジメ
チルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン
、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジイ
ソブチルアミン、ジ−n−オクチルアミン、ジドデシル
アミン、N−メチルベンジルアミン、ピペリジン、ピロ
リジン、N−メチルピペラジン、N−エチルピペラジン
などの2級アミン類;トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、トリーロープロピルアミン、トリイソプロピルア
ミン、トリーn−ブチルアミン、トリイソブチルアミン
、トリーn−ヘキシルアミン、N、N−ジメチルベンジ
ルアミン、N、N−ジメチルドデシルアミン、N。
N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N−メチルピペリ
ジン、N−メチルピロリジン、テトラメチルエチレンジ
アミン、テトラメチルへキサメチレンジアミンなどの3
級アミン類がある。
これらアミン化合物のうち、得られる共重合体の着色が
少ないという点から、3級アミン類の使用が特に好まし
い。
また、前記したアミン類の使用量は、アミン類に含まれ
る塩基性の窒素原子に換算して、共重合せしめる単量体
総量1ooo 1当り、0.002当量から0.5当量
、さらには、0.Olから0.2当量の範囲内とするの
が好ましい。
塩基性窒素原子の量が0.002当量未満では重合時に
ゲル化したり、得られる共重合体の分散比が大きくなっ
てしまい、また0、5当量を越えると重合率が上がりに
くくなったり、得られる共重合体溶液の着色が著しくな
るので好ましくない。
本発明になる水酸基を含有するフルオロオレフィン共重
合体の製造方法を実施するに当り、使用する重合開始剤
としては公知慣用のラジカル重合開始剤が使用され、か
かる重合開始剤の代表例としては、アゾビスイソブチロ
ニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等のアゾ化合物
;t−ブチルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオ
キシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチル
ヘキサノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−
ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオ
キイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジイソプ
ロピルパーオキシカーボネートなどの過酸化物がある。
かかるラジカル重合開始剤の使用量は1重合開始剤の種
類、重合温度、共重合体の分子量等に応じて適宜決定さ
れるが、概ね、共重合せしめる単量体総量の0.01〜
10重量%程度で良い。
前記した各単量体成分を使用して水酸基を含有するフル
オロオレフィン共重合体を製造するには。
乳化重合、懸濁重合、塊状重合、溶液重合等の公知の重
合方法を適用し得るが、塊状重合、溶液重合法が好まし
く、さらには得られる共重合体をそのままの形態で溶液
型塗料用のベース樹脂成分等の硬化性樹脂組成物として
使用し得る点から、溶液重合法が特に好ましい、溶液重
合法により共重合体を製造するに当り使用する溶媒の代
表的なものとしては、ベンゼン、トルエン、キシレン、
エチルベンゼン等の芳香族炭化水素;n−ペンタン、n
−ヘキサン、n−オクタン等の脂肪族炭化水素;シクロ
ペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エ
チルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素;メタノール、
エタノール、n−プロパツール、イソプロパツール、n
−ブタノール、イソブタノール、tart−ブタノール
、n−ペンタノール、インペンタノール、n−ヘキサノ
ール、n−オクタツール、2−エチルヘキサノール、シ
クロヘキサノール、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコー
ル七ツメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル等のアルコール類;ジメトキシエタン、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジイソプロピルエーテル
、ジ−n−ブチルエーテル等のエーテル類;アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソ
ブチルケトン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン
、イソホロン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル
、酢酸イソブチル、酢酸アミル。
エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチ
レングリコールモノブチルエーテルアセテート等のエス
テル類;クロロホルム、メチレンクロライド、四塩化炭
素、トリクロルエタン。
テトラクロルエタン等の塩素化炭化水素:さらには、N
−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、エチレンカーボネート等がある。かかる
溶媒類は単独で用いても良いし、2種以上の混合物とし
ても使用することができるが生成する共重合体を溶解す
る様に選択するのが好ましい、そして、その使用量は使
用する単量体総量100重量部に対して5〜1000重
量部程度で良い。
前記した各単量体成分から溶液重合法により水酸基を含
有するフルオロオレフィン共重合体を製造するには、■
全単量体、溶媒、アミン類および重合開始剤を一括仕込
みして重合させる。■溶媒。
フルオロオレフィンおよびアミン類を仕込んだ反応器に
他の単量体および重合開始剤を連続的に、あるいは分割
して添加する、■溶媒のみを仕込んだ反応器に単量体類
、アミン類、重合開始剤をそれぞれ連続的に、あるいは
分割して添加する、■フルオロオレフィンを仕込んだ反
応器に溶媒、アミン類、重合開始剤および他の共重合単
量体を連続的、あるいは分割して添加する等の方法を適
用することができる。
本発明方法の反応温度および反応圧力は重合開始剤や重
合溶媒の種類、目的とする共重合体の分子量に応じて適
宜選択されるが、反応温度としては0〜140℃好まし
くは40〜100℃が採用され、反応圧力としては通常
100kg/aJ以下が採用される。
かくして得られる共重合体はそのままで、あるいは水酸
基と反応し得る硬化剤や、顔料、充填剤、硬化触媒等を
配合して塗料、シーリング剤、フィルム等の各種の用途
に使用することができる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例、比較例および参考例により一層
具体的に説明するが、以下において部は特に断りのない
限り、すべて重量部を意味する。
実施例1 窒素で充分置換したIQのステンレス製オートクレーブ
にエチルビニルエーテル(EVE)25# (8モル%
)、ヒドロキシブチルビニルエーテル()IBVB)S
O# (10モル%)、シクロヘキシルビニルエーテル
1759 (32,2モル%)、メチルイソブチルケト
ン(MIBK) 2159、アゾビスイソバレロニトリ
ル(ABNV) 5f  t−ブチルパーオキシオクト
エート(TBO) 5 tおよびトリエチルアミン2g
を仕込んだ1次いで、液化採取したクロロトリフルオロ
エチレン250 # (49,8モル%)を圧入し、撹
拌しながら55℃で15時間反応させてから85℃に昇
温し4時間反応を行なって、不揮発分(N、V、)69
.0%数平均分子量(石) 33,000、ガードナー
カラー(G、C,)3なる水酸基を含有する共重合体の
溶液を得た。
実施例2 実施例1と同様の反応器にHBVE 50 滲(10,
3モル%)、シクロヘキシルビニルエーテル2004)
 (38,2−T−/L/%)、酢酸ブチル215y、
ABNV5i、TBO5tおよびトリーn−ブチルアミ
ン47を仕込んだ。
次いで液化採取したクロロトリフルオロエチレン250
 iF (51,5モル%)を圧入した後、実施例1と
同様に反応を行ない、N、V、67.0%、石28 、
000、G、C,3なる水酸基を含有する共重合体の溶
液を得た。
実施例3 実施例1と同様の反応器に6−ビトロキシヘキシルビニ
ルエーテル100グ(14,9モル%)、 EVE 5
0グ(14,9モル%)、ピバリン酸ビニル100グ(
16,7モル%)、菖IBK 215子、7805%、
ABNV5gおよびトリーn−ブチルアミン49を仕込
んだ0次いでテトラフルオロエチレンの2509 (5
3,5モル%)を圧入した後、実施例1と同様に反応を
行ない、N、V、69.0%、G、C,3、石33,0
00 ナル水酸基を含有する共重合体の溶液を得た。
実施例4 実施例1と同様の反応器に、HBVE 50 i (1
2,6モル%)、イソブチルビニルエーテル51 (1
4,7モル%)、ベオバー9(オランダ国シェル社製C
1なる分岐脂肪酸のビニルエステル) 150 t (
23,9モル%) 、MIBK 215t、TBO5z
、ABNV 51i およびN、N−ジメチルベンジル
アミン2.49 を仕込んだ9次いで、液化採取したヘ
キサフルオロプロピレン2509 (48,8モル%)
を圧入した後、実施例1と同様に反応を行ない、N、V
、67.5%、罷18,000、G、C,3、なる水酸
基を含有する共重合体の溶液を得た。
実施例5 実施例1 ト同様ノ反応器に、HBVE 10i (1
7モル%) 、 EVE 50滲(13,6モル%)、
酢酸ビニル509 (11,4モル%)、安息香酸ビニ
ル100滲(13,3モル%)、MIBK 2159、
ABNV 51 TBO5tおよびN−メチルピペリジ
ン2滲を仕込んだ0次いで、テトラフルオロエチレン1
50 # (29,4モル%)およびフッ化ビニリデン
509 (15,3モル%)を圧入した後、実施例1と
同様に反応せしめて、N、V、68%、G、C,3、前
34 、000なる水酸基を含有する共重合体の溶液を
得た。
実施例6 1Qのステンレス製オートクレーブにHBVE501(
11,7モル%) 、 EVE 50#  (18,8
モル%)、p−tart−ブチル安息香酸ビニル50#
 (6,6モル%)、シクロヘキサンカルボン酸ビニル
1009 (17,6モル%)、MIBK 2159、
TBO5@、ABNV5りおよびN−メチルピロリジン
2滲を仕込んだ。次いで、液化採取したヘキサフルオロ
プロピレン250子(45,3モル%)を圧入した後、
実施例1と同様に反応させてN、V、67.0%、訂2
0,000. G 、 C、3なる水酸基を含有する共
重合体の溶液を得た。
比較例1 トリエチルアミン2滲を使用しない以外は実施例1と同
様に反応を行なったところ、ゼリー状のゲル化物が生成
し目的の重合体溶液は得られなかった。
比較例2 トリーn−ブチルアミン4グを使用しない以外は実施例
2と同様に反応を行なったところ、ゼリー状のゲル化物
が生成し目的の重合体溶液は得られなかった。
比較例3 トリーn−ブチルアミン4発を使用しない以外は実施例
3と同様に反応を行なったところ、ゼリー状のゲル化物
が生成し目的の重合体溶液は得られなかった。
比較例4 N、N−ジメチルベンジルアミン2.4法を使用しない
以外は実施例4と同様に反応を行なったところ、ゼリー
状のゲル化物が生成し目的の重合体溶液は得られなかっ
た。
参考例1 実施例1で得た水酸基を含有する共重合体の溶液100
部、タイベークCR−93(石原産業■製ルチル型酸化
チタン) 54.5部およびキシレン/酢酸ブチル=7
0/30 (重量比)混合溶剤30部から成る混合物を
練肉して白色ミルベースを得た。次いでコロネートEH
(日本ポリウレタン工業■製ヘキサメチレンジイソシア
ネートのトリマータイプのポリイソシアネート)の11
.8部を加えて白色塗料を得た。この塗料をアプリケー
ターを使用してリン酸亜鉛処理鋼板に塗布し、室温で7
日間放置して60°光沢85の良好な外観を有する硬化
塗膜を得た。
この塗膜をサンシャインウエザオメーターに3000時
間曝露したが、光沢の低下はほとん°ど認められず良好
な耐候性を示した。
参考例2 実施例4で得た水酸基を含有する共重合体の溶液100
部、タイベークCR−9354,5部、 キシレン/酢
酸ブチル=70./30混合溶剤30部およびコロネー
トEH11,8部から参考例1と同様にして白色塗料を
得た0次いで、参考例1と同様にして得た硬化塗膜の6
0”光沢89と良好であり、また、この塗膜をサンシャ
インウエザオメーターに3000時間曝露したが、光沢
の低下はほとんどなく良好な耐候性を示した。
〔発明の効果〕
本発明になるフルオロオレフィンと水酸基含有ビニルエ
ーテルを必須成分とする単量体混合物をアミン類の存在
下にラジカル重合せしめて水酸基含有フルオロオレフィ
ン共重合体を製造する方法は、重合中にゲル化を有効に
抑制することができる。
従って1本発明方法により塗料用、シーリング剤用、フ
ィルム用等の各種の用途に使用することができる優れた
水酸基含有フルオロオレフィン共重合体が提供される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フルオロオレフィンと水酸基を含有するビニルエー
    テルを必須の単量体成分とし、さらに必要とすれば他の
    共重合可能な単量体類を用いて水酸基を含有するフルオ
    ロオレフィン共重合体を製造するに際し、前記単量体混
    合物をアミン類の存在下にラジカル重合せしめることを
    特徴とする水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合
    体の製造方法。 2、ラジカル重合を有機溶媒の存在下に行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3、アミン類が3級アミンである特許請求の範囲第1項
    記載の製造方法。 4、他の共重合可能な単量体類がアルキルビニルエーテ
    ルである特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5、他の共重合可能な単量体類がシクロアルキルビニル
    エーテルである特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 6、他の共重合可能な単量体類がアルキルビニルエーテ
    ルおよびシクロアルキルビニルエーテルである特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。 7、他の共重合可能な単量体類がカルボン酸ビニルエス
    テルである特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 8、他の共重合可能な単量体類がカルボン酸ビニルエス
    テルとアルキルビニルエーテルおよび/またはシクロア
    ルキルビニルエーテルである特許請求の範囲第1項記載
    の製造方法。 9、カルボン酸ビニルエステルがC_4〜C_1_7な
    る分岐したアルキル基を有する脂肪族モノカルボン酸の
    ビニルエステル、安息香酸ビニル、p−tert−ブチ
    ル安息香酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニルか
    ら成る群から選ばれる少なくとも一種である特許請求の
    範囲第7項または第8項記載の製造方法。 10、フルオロオレフィンがヘキサフルオロプロピレン
    、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレ
    ンおよびフッ化ビニリデンから成る群から選ばれる少な
    くとも一種である特許請求の範囲第1項記載の製造方法
JP61134810A 1986-06-12 1986-06-12 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法 Expired - Lifetime JP2550526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61134810A JP2550526B2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61134810A JP2550526B2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62292813A true JPS62292813A (ja) 1987-12-19
JP2550526B2 JP2550526B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=15137035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61134810A Expired - Lifetime JP2550526B2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550526B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01229011A (ja) * 1988-03-10 1989-09-12 Dainippon Ink & Chem Inc 水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法
JPH0317109A (ja) * 1989-04-28 1991-01-25 Soc Atochem 硬化性の弗素化共重合体、その製造方法、並びにワニスおよび塗料におけるその使用
JPH03146510A (ja) * 1989-11-02 1991-06-21 Asahi Glass Co Ltd 含フッ素共重合体
JPH03172310A (ja) * 1989-11-16 1991-07-25 Soc Atochem 架橋性フッ素化コポリマー、その製造方法並びに保護コーティングでの使用
US5084498A (en) * 1990-10-17 1992-01-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for stabilizing copolymers of ethylenically unsaturated fluoro compounds with vinyl ethers
JPH05271349A (ja) * 1992-03-30 1993-10-19 Central Glass Co Ltd 塗料用樹脂の製造法
WO2019108481A1 (en) * 2017-12-01 2019-06-06 Honeywell International Inc. Fluoropolymers for coating applications

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913229A (ja) * 1972-03-15 1974-02-05
JPS5734107A (en) * 1980-08-08 1982-02-24 Asahi Glass Co Ltd Room temperature-curable fluorine-containing copolymer
JPS6028458A (ja) * 1983-07-25 1985-02-13 Daikin Ind Ltd 塗料用組成物
JPS61231044A (ja) * 1985-04-05 1986-10-15 Daikin Ind Ltd 水性デイスパ−ジヨンおよびその製法
JPS62169810A (ja) * 1986-01-22 1987-07-27 Daikin Ind Ltd 含フツ素共重合体の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913229A (ja) * 1972-03-15 1974-02-05
JPS5734107A (en) * 1980-08-08 1982-02-24 Asahi Glass Co Ltd Room temperature-curable fluorine-containing copolymer
JPS6028458A (ja) * 1983-07-25 1985-02-13 Daikin Ind Ltd 塗料用組成物
JPS61231044A (ja) * 1985-04-05 1986-10-15 Daikin Ind Ltd 水性デイスパ−ジヨンおよびその製法
JPS62169810A (ja) * 1986-01-22 1987-07-27 Daikin Ind Ltd 含フツ素共重合体の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01229011A (ja) * 1988-03-10 1989-09-12 Dainippon Ink & Chem Inc 水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法
JPH0317109A (ja) * 1989-04-28 1991-01-25 Soc Atochem 硬化性の弗素化共重合体、その製造方法、並びにワニスおよび塗料におけるその使用
JPH05404B2 (ja) * 1989-04-28 1993-01-05 Atochem
JPH03146510A (ja) * 1989-11-02 1991-06-21 Asahi Glass Co Ltd 含フッ素共重合体
JPH03172310A (ja) * 1989-11-16 1991-07-25 Soc Atochem 架橋性フッ素化コポリマー、その製造方法並びに保護コーティングでの使用
JPH05407B2 (ja) * 1989-11-16 1993-01-05 Atochem
US5084498A (en) * 1990-10-17 1992-01-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for stabilizing copolymers of ethylenically unsaturated fluoro compounds with vinyl ethers
JPH05271349A (ja) * 1992-03-30 1993-10-19 Central Glass Co Ltd 塗料用樹脂の製造法
WO2019108481A1 (en) * 2017-12-01 2019-06-06 Honeywell International Inc. Fluoropolymers for coating applications

Also Published As

Publication number Publication date
JP2550526B2 (ja) 1996-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01289874A (ja) 塗料用含フッ素共重合体
JPS62292813A (ja) 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法
JP2541189B2 (ja) 水酸基を含有するフルオロオレフイン共重合体の製造方法
JPH051118A (ja) 含フツ素共重合体これを構成成分とする塗料
JP3131985B2 (ja) 含フッ素共重合体および該重合体を含む塗料用組成物
JP2767819B2 (ja) 非水分散型樹脂組成物
JP3057708B2 (ja) 一液乾燥型非反応性塗料
JP2759956B2 (ja) 水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法
JP2585993B2 (ja) 水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法
JP2705157B2 (ja) 水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法
JP3060228B2 (ja) 含ふっ素共重合体の製造方法
JP2550526C (ja)
JPH02265979A (ja) 塗料用含フッ素樹脂
JPH03292347A (ja) 樹脂組成物
JPH073201A (ja) 塗料用の硬化性樹脂組成物
JPH03103410A (ja) 水酸基含有含ふっ素共重合体の製造方法
JP3028572B2 (ja) 含フッ素共重合体の製造方法
JPH06340840A (ja) 塗料用硬化性樹脂組成物
JPH0525420A (ja) 水酸基含有含フツ素共重合体、およびこれを主成分とする塗料
JPH04372612A (ja) 水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法
JPH06263824A (ja) 含フッ素重合体組成物
JPH07196983A (ja) 自己硬化性塗料用樹脂組成物
JPH073202A (ja) 塗料用硬化性樹脂組成物
JP3215122B2 (ja) 含フッ素樹脂及びこれを主成分とする塗料
JPH04311777A (ja) 懸濁重合法による塗料用フッ素樹脂の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term