JPS6228462Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6228462Y2 JPS6228462Y2 JP652183U JP652183U JPS6228462Y2 JP S6228462 Y2 JPS6228462 Y2 JP S6228462Y2 JP 652183 U JP652183 U JP 652183U JP 652183 U JP652183 U JP 652183U JP S6228462 Y2 JPS6228462 Y2 JP S6228462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter part
- cartridge
- ink
- writing
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 4
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はサインペン、水性ボールペン、または
その他生インク方式と称する、インキ吸蔵体を使
用しない型式の筆記具のカートリツジに関し、更
に詳しくは、それら筆記具を、外軸内にセツトし
た場合に、カートリツジ本体内のインク後端に封
入してある高粘度の逆流防止材附近の空気と、外
気を連通させるようにしたカートリツジの構造に
関する。
その他生インク方式と称する、インキ吸蔵体を使
用しない型式の筆記具のカートリツジに関し、更
に詳しくは、それら筆記具を、外軸内にセツトし
た場合に、カートリツジ本体内のインク後端に封
入してある高粘度の逆流防止材附近の空気と、外
気を連通させるようにしたカートリツジの構造に
関する。
第1図に示すような、従来ヨーロツパを中心に
発展してきた、先端より順に小径部、中径部、大
径部からなるいわゆるヨーロピアンタイプのカー
トリツジまたはDIN型カートリツジと通称する筆
記具のカートリツジは、殆んどのものが、インキ
吸蔵体8を大径部1内に挿入してあつて、中径部
前方端面(一部のものは円弧状、またはテーパー
状端面をなす。)に通気孔2を開穿し、小径部先
端にとりつけた筆記部3から流出するインクは、
通気孔から外気が流入することによつて、常に均
一に保持されカスレやボタ落ちがなかつた。
発展してきた、先端より順に小径部、中径部、大
径部からなるいわゆるヨーロピアンタイプのカー
トリツジまたはDIN型カートリツジと通称する筆
記具のカートリツジは、殆んどのものが、インキ
吸蔵体8を大径部1内に挿入してあつて、中径部
前方端面(一部のものは円弧状、またはテーパー
状端面をなす。)に通気孔2を開穿し、小径部先
端にとりつけた筆記部3から流出するインクは、
通気孔から外気が流入することによつて、常に均
一に保持されカスレやボタ落ちがなかつた。
またキヤツプをかけたり、はずしたりする際に
加圧されたり減圧されたりしても、第2図に示す
ように、小径部と外軸4との作る僅かの隙間を経
て軸筒内に入つた外気は通気孔2からカートリツ
ジ軸内に流入して、内外の気圧差が生じないよう
に構成されていた。
加圧されたり減圧されたりしても、第2図に示す
ように、小径部と外軸4との作る僅かの隙間を経
て軸筒内に入つた外気は通気孔2からカートリツ
ジ軸内に流入して、内外の気圧差が生じないよう
に構成されていた。
しかしインキ吸蔵体8を使用しない、いわゆる
生インク方式と称するものであつて、液体インク
5の後端に高粘度の逆流防止材6を封入した方式
のものは、構造上通気孔を設けると、インクが洩
出してしまうため、通気孔を設けることが出来な
いので、外軸4に挿入するときは、第2図に示す
従来品の例のようにカートリツジの中径部の部分
で、空気を遮断することにより、キヤツプをかけ
た場合に外軸とカートリツジ小径部の作る僅かな
隙間から外気を連通させて通気孔を経てカートリ
ツジ内との圧力差をなくす一方筆記先端部及び通
気孔から蒸発するインク蒸気をキヤツプ内と、カ
ートリツジ中径部より前方の外軸内の極く僅かな
空間にとどめ外軸後端部への流出を防いで保存性
能を向上させるという方法をとるような型式にし
てしまうと、筆記先端部と、カートリツジ後端の
附近とはそれぞれ別々に遮断され、空気圧を連通
させて一定にすることが出来なくなる恐れがあつ
て、インクの洩れや、吹き出し、または筆記時の
インク切れをまねく危険を生ずる。
生インク方式と称するものであつて、液体インク
5の後端に高粘度の逆流防止材6を封入した方式
のものは、構造上通気孔を設けると、インクが洩
出してしまうため、通気孔を設けることが出来な
いので、外軸4に挿入するときは、第2図に示す
従来品の例のようにカートリツジの中径部の部分
で、空気を遮断することにより、キヤツプをかけ
た場合に外軸とカートリツジ小径部の作る僅かな
隙間から外気を連通させて通気孔を経てカートリ
ツジ内との圧力差をなくす一方筆記先端部及び通
気孔から蒸発するインク蒸気をキヤツプ内と、カ
ートリツジ中径部より前方の外軸内の極く僅かな
空間にとどめ外軸後端部への流出を防いで保存性
能を向上させるという方法をとるような型式にし
てしまうと、筆記先端部と、カートリツジ後端の
附近とはそれぞれ別々に遮断され、空気圧を連通
させて一定にすることが出来なくなる恐れがあつ
て、インクの洩れや、吹き出し、または筆記時の
インク切れをまねく危険を生ずる。
特にヨーロピアンタイプの筆記具では、カート
リツジ外形寸法は共通であるから、初回製造時に
はともかく、カートリツジだけが、別メーカーの
外軸に使用される不可能があつて、危険が一層増
す。本考案はこれらの欠点をなくすため、外形寸
法はヨーロピアンタイプであつても、従来カート
リツジの中径部附近で空気を遮断するような形状
の外軸を用いた筆記具にもそのまゝ利用できる高
粘度逆流防止材使用の生インク式カートリツジに
関するもので、以下図面に従つて説明すると、い
わゆる、ヨーロピアンタイプのカートリツジの中
径部前方端面から中径部を経て大径部に達する、
巾広または巾狭の溝7を一本以上切りこんだもの
である。
リツジ外形寸法は共通であるから、初回製造時に
はともかく、カートリツジだけが、別メーカーの
外軸に使用される不可能があつて、危険が一層増
す。本考案はこれらの欠点をなくすため、外形寸
法はヨーロピアンタイプであつても、従来カート
リツジの中径部附近で空気を遮断するような形状
の外軸を用いた筆記具にもそのまゝ利用できる高
粘度逆流防止材使用の生インク式カートリツジに
関するもので、以下図面に従つて説明すると、い
わゆる、ヨーロピアンタイプのカートリツジの中
径部前方端面から中径部を経て大径部に達する、
巾広または巾狭の溝7を一本以上切りこんだもの
である。
溝の巾が狭ければ、いわゆる溝状であるが、溝
の巾が広くなると逆に凸状のように視認される。
本考案のカートリツジを外軸4に挿入すると、通
常のように第2図に示すような中径部で密挿状に
なる構造であつても、外軸内面と筆記部先端及
び、小径部の作る僅かな隙間から流入した外気
は、本考案の溝7を通つて軸筒後部へ流入し、カ
ートリツジ末端から高粘度の逆流防止材附近に達
して、外軸内外の圧力が一定に保たれる。
の巾が広くなると逆に凸状のように視認される。
本考案のカートリツジを外軸4に挿入すると、通
常のように第2図に示すような中径部で密挿状に
なる構造であつても、外軸内面と筆記部先端及
び、小径部の作る僅かな隙間から流入した外気
は、本考案の溝7を通つて軸筒後部へ流入し、カ
ートリツジ末端から高粘度の逆流防止材附近に達
して、外軸内外の圧力が一定に保たれる。
そのため、使用中のインク流出に供なう減圧も
ないのでいわゆるインク切れもなく、またキヤツ
プをかけたり、はずしたりしてもキヤツプ内と外
軸内の気圧は同一に保たれるので、インク逆流
や、吹き出しの恐れがなく、既存のどんな外軸に
対しても使用し得るカートリツジを得ることがで
きる利点がある。
ないのでいわゆるインク切れもなく、またキヤツ
プをかけたり、はずしたりしてもキヤツプ内と外
軸内の気圧は同一に保たれるので、インク逆流
や、吹き出しの恐れがなく、既存のどんな外軸に
対しても使用し得るカートリツジを得ることがで
きる利点がある。
第1図は従来品のいわゆるヨーロピアンタイプ
のカートリツジの正面図、第2図は同じく従来品
のカートリツジを外軸内に挿入した場合の先端附
近の拡大部分縦断面図、第3図は本考案のカート
リツジを内挿した筆記具の先端附近の拡大部分縦
断面図、第4図、第5図は、それぞれ巾狭、巾広
の溝を切りこんだ本考案のカートリツジの先端附
近の斜視図。
のカートリツジの正面図、第2図は同じく従来品
のカートリツジを外軸内に挿入した場合の先端附
近の拡大部分縦断面図、第3図は本考案のカート
リツジを内挿した筆記具の先端附近の拡大部分縦
断面図、第4図、第5図は、それぞれ巾狭、巾広
の溝を切りこんだ本考案のカートリツジの先端附
近の斜視図。
Claims (1)
- インキ吸蔵体を使用しない、いわゆる生インク
方式と称する、液体インクを使用してインク後端
には高粘度の逆流防止材を封入してあるサインペ
ン、水性ボールペン、その他の筆記具のカートリ
ツジにおいて、カートリツジ本体は大径部、中径
部、小径部よりなり、小径部先端には筆記部を挿
着し、中径部前方端面から中径部を経て大径部に
達する巾広または巾狭の溝を1本以上切りこむこ
とにより外軸内に挿入したカートリツジの中径部
が、外軸内面と直接またはパツキン材を介して間
接に密挿されても、筆記先端周辺の外気とカート
リツジ後端附近の軸筒内気圧が前記切り溝を経由
する空気の流通によつて、同一に保たれるよう構
成した筆記具のカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP652183U JPS59112688U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 筆記具のカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP652183U JPS59112688U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 筆記具のカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112688U JPS59112688U (ja) | 1984-07-30 |
JPS6228462Y2 true JPS6228462Y2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=30138081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP652183U Granted JPS59112688U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 筆記具のカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59112688U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5400683B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-01-29 | 三菱鉛筆株式会社 | ボールペンリフィル及びボールペン |
-
1983
- 1983-01-20 JP JP652183U patent/JPS59112688U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59112688U (ja) | 1984-07-30 |
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