JPS62208855A - 濾過装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願発明は、金属切粉を混入した切粉油（以下廃液とい
う）を濾過する装置に関する。

従来の技術 従来、例えば金属切削加工工程で生じる荒い切粉及び微
細な切粉（以下単に切粉という）を含む廃液を濾過する
装置として、切削油回収槽内で周面に上記微細切粉まで
濾過できるメツシュの濾布を張設し、且つ内側に上記廃
液を投入できるようにした濾過ドラムを（以下単にドラ
ムという）回転させ、該ドラム内に投入された廃液を切
粉と切削油を分離し、分離された切粉は該ドラムから搬
出機構を以て外部に搬出し、分離された切削油は濾布に
よる濾過を行って切削油回収槽に流出させて、核種から
回収する濾過装置が知られているが、この従来装置では
ドラム内に投入される廃液を、ドラム周面に張設した細
かいメツシュの濾布で、相当重量のある荒い切屑を混入
した廃液を受けるため、濾布の損傷が甚だしく、これを
避けるための機構の開発が業界の解決課題とされていた
。

発明が解決しようとする問題点 発明は、上記型式の濾過装置における濾過効率の向上と
濾過ドラムに張設された濾布の損傷を防止する濾過装置
を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 以下、図面に従って本願発明の詳細な説明する。

切削油回収槽１の左右側板に軸受筒２を固定し、該軸受
筒にドラム３の側板である環状板４に取付けたポス５を
以てドラム３の、一部が上記切削油回収槽１内に入りこ
んだ状態で、回転自在に支承させである。

上記ドラム３は、側板中心部を開口し、これを環状板４
とし、該環状板４の開口に上記ポス５゜５に固定し、側
板である環状板４の周縁に沿って一定間隔でスクレーバ
６を配し、その外側に濾過スクリーンとしての役割を果
す目の細かい濾布７を張設しである。

上記ドラム３内には、環状板４の内面に、ドラム３の回
転軸と同心とするストー／パー９を設けたガイド溝８を
それぞれ固定し、ガイドＷ！ｔ８に複数の可動バケツ）
１０をそれぞれ摺動自在に支持させである。

上記可動バケット１０は、第３図示のように左右両側板
をそれぞれ上記ガイド溝８と同一曲率で湾曲したスライ
ド板１０Ｂを突出した湾曲側板１０Ａとし、且つ、他の
側板は少なくとも可動バケットの進行方向に対して後側
に配される側板が進行方向前側に配される側板より大と
した切粉投入板１０Ｃとする枠体で、底辺を、湾曲側板
の湾曲面に沿って第１次濾過スクリーンとして多数の細
孔を有する金属製のパンチプレートからなる濾板１００
で形成する。このような数個の可動バケツ）１０の濾板
１００を濾過ドラムに張設された濾布へ向けた状態で左
右の湾曲板に突出させたスライド板１０Ｂを上記左右の
ガイド溝８に摺動自在にそれぞれ係合しである。ガイド
溝の円周の長さと数個の可動バケットの湾曲側板の湾曲
側板縁の長さの関係は、ガイド溝円周の長さよりも可動
バケットの湾曲側板の湾曲側板縁の長さの総和がガイド
溝の円周の長さより短くしである。この差がガイド溝に
配された各可動バケット間の摺動範囲となる。

なお、上記可動バケットに張設された濾板１゜Ｄの濾孔
は濾過ドラムに張設された濾布よりも荒くする。

濾過すべき廃液を供給する手段として、上記切削油回収
槽１の側板の一方の軸受筒２から、ドラムｌの一方側の
環状板開口に設けられたポス５の開口をまたいで上記廃
液をドラムｌ内に投入する供給管１１を取付け、該供給
管１１の供給口の開口端をドラム３内にのぞませである
。

濾過した切粉を外部へ排出する手段として図示実施例で
はコンベア１２が設けられており、これは横断面が上向
きに開口してあり、その開口をドラム内で廃液から分離
された切粉の投入口１３とするコンベアダクト１４をド
ラム３の軸心部に位置させ、該ダクト１４の一端をドラ
ム３の環状板の一方に取付けられたポス５の開口を通し
て切削油回収槽１の一方の側板に取付けられた軸受筒２
に支持させると共に、他端部をドラム１の環状板の他方
に取付けられたポス５の開口から切削油回収槽１の他方
の側板に固定された軸受筒２を貫通して上向き傾斜で外
部へ延長し、傾斜上端の下面ドラムは回転駆動用モータ
（図示しない）で。

その出力を伝達されて回転する。

上記ドラム３の上方には、さらに、ドラムの濾布及び可
動バケットの濾板に付着した切粉を除去するクリーニン
グ装置が設けられている。

実施例及び作用 モータを始動してドラム３を例えば時計方向に回転させ
、コンベアを駆動する。その状態で廃液を供給管１１の
供給口を経てドラム３内へ供給すると、ドラム３の下部
に位置する可動バケットｌＯ内に上記廃液が投入される
。該バケット１０は上記可ｒｊｈ範囲だけドラム３即ち
、ドラムの環状板に配されたガイド溝８が回転する間そ
の位置に留まった後、ドラム３と同調して回転するガイ
ド溝８に設けたストッパー９が可動バケット、後端に衝
突したとき、このストッパー９に押されてドラム３と共
に時計方向へ回転し、徐々に傾斜しつつドラムの内側の
上方へ移動する。その移動するをバケツ）１０内に残し
、ａかい切粉及び廃液を可動バケット１０のパンチング
プレートで濾過してこれをドラム３に張設された濾布７
により更に細い切粉を分離し、廃液のみを濾過する。

濾過された切削油は切削油回収槽に回収され、；ｉ’；
’　＞７０１≧よって所定の場所或は容器に汲み出され
る。

このようにして切粉を残した可動バケット１０の投入板
１０Ｃが、コンベアダクト１４の斜め上方に至った時可
動バケツ）１０内の荒い切粉を投入板１０Ｃを通してコ
ンベアダク）１４内に落す、一方ドラムに張設された濾
布で分離した細い切粉はドラムの環状板に取付けられた
スクレーバ６によってすくい上げられ、スクレーバ６の
隅部に保留された切粉は上記スクレーバ６が順次最上位
に向い、スクレーバが、コンベアダクトの斜め上方の地
点を通過する際自重により上記スクレーバの隅部からコ
ンベアダクト内に落下させる。

該可動バケット並に該可動バケットに先行する数個の可
動バケットもそれぞれ後続する可動バケットの追突をう
けるまで、並に追突をうけた後も上記可動バケットと同
じ機能を果し、ガイド溝のストッパーに追突して可動す
る該可動バケット並に先行の各可動バケットはガイド溝
のストッパー或は後続の可動バケットにおされて最上位
位置を通過した後は、先行のバケットは反転して、自重
によりスライド板により、ガイド溝を摺動してすべり落
ちる。そして、すべり落ちた可動バケットに後続する次
の可動バケットが上記機能を果してすべり落ちてくる間
が、上記した可動範囲の距離となり、この間先行の可動
バケットがドラム内で停止し、これに廃液供給がなされ
る。

各バケットが上述の作動を順次繰返し、所定の濾過を行
う、コンベアダクト内に落下した切粉は、排出口から排
出される。

効果 このようにして、本発明は、濾過ドラム内側に、濾過機
能をもつ可動バケットを配しているので可動バケットで
、いわば−次濾過を行い、濾過効率を上げ且つ、濾過ド
ラム内に投入される廃液は直接濾過ドラムに張設された
濾布に当らないのでその損傷を避けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にか−る実施例の断面図、第２図は第１
図のＡ−Ａ線断面図、 第３図は可動バケットの斜視図、 １は切削油回収槽、２は切削油回収槽側板に設けられた
軸受筒、３は瀘過ドラム、４は瀘過ドラムの環状板、５
は濾過ドラム環状板に設けられたボス、６は瀘過ドラム
の環状板に一定間隔で設けられたスクレーバ、７は瀘過
ドラムに張設された濾布、８は環状板内側に設けたガイ
ド溝、９はガイド溝に設けたストッパー、１０は可動バ
ケツ）、ＩＯＡは可動バケットの湾曲側板、ＩＯＢはス
ライド板、ＩＯＣは可動バケットの切粉投入板、１００
は可動バケットに張設された濾板、１１は供給管、１２
はコンベアー、１３は投入口、１４はコンベアーダクト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 切粉等を混入した廃液の供給機構と、廃液から分離され
   た切粉等を搬出する機構をもつ濾過ドラムを切削油回収
   槽内で回転させる仕組をもつ濾過装置に於て、濾過ドラ
   ムの側板を構成する環状板内側にストッパーを設けたガ
   イド溝を配し、該ガイド溝に、切粉選別プレートを配し
   た可動バケットを可動バケット側板に設けたスライド板
   によって摺動自在に配したことを特徴とする濾過装置。