JPS6214737A - 除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、屠殺され肛門開口部から内臓を抜かれた家禽
から食用に適さない部分および／または不要な部分を除
去する方法でおって、回転駆動式抜取り器の少なくとも
動作部分を腸の抜取り開口部と腹腔および胸腔を介して
頚部内に挿入した後、これを頚部領域から取った不要部
分と共にトリ体内から取り出す方法に係る。

この種の方法は、オランダ特許出願第７も０１６４０号
明細誓から周知である。この明細書に記載されている方
法は、抜取り器の動作部分が胃と一１ｍ。

間にある食道部分２３の高さく位置するところ箇で抜取
り器を腹腔および胸腔内に挿入した後、回転運動を用い
て食道部分を把持してその一部分を抜取り器に巻きつけ
、抜取り器のフランジ部を閉塞して、抜取り器を引き出
すことによシ、握持されている食道部分２３およびそれ
に付いている叱責を引張シ運動によって引外して抜取る
方法である。＝を嚢２４と頚部食道部分２５との連結関
係が破られる前に１食道と気管２６０両方が咽喉壁から
外れることになる。これＫＭ＜処理過程としてトリの頭
部２７を除去する際にこれらの部分も頭部と共に除去さ
れる。

この周知の方法には、トリの外側にある砂嚢２１とこれ
に付いている前％１２２とがまだ食道部分２３につなが
っておシ、食道のもう一方の端部が４１１２４につなが
ったままである場合にしか適用できないという欠点があ
る。言い換えると、これよシ先に腸を抜取る作業を行な
う間に食道部分２３が破壊されていない場合にしか適用
できないということである。ところがこの様な作業中に
食道部分２３が破壊されないという保証はなく、従２つ
て細かい点検作業と手作業による除去がやはシ必要とな
る。

本発明は、このような欠点を無くして先行作業の効果と
は関係なく食用、に適さない部分および／または、不要
部分を確実に除去する方法を提供することを目的とする
ものである。

本発明によると、少なくとも抜取り器の回転中、当該抜
取カ器がこれと同様に挿入される非回転式保護および位
置決め手段と協働することによって除去したい部分のみ
を回転する抜取＃）器と一定の長さに亘って接触させて
該抜取り器によって把持すると共にこれらを組合せた・
、ものの動作経路が少なくとも頚部の一＠３ｏ長さに亘
って延びるようにすることを特徴とする方法によって、
前記の目的を達成する。

本発明に関連して注目されることは、オランダ特許出願
第８３．０３６３３号から、それ以前の作業で腸と頭部
を除去したトリの頚部に残った４、嚢。

食道、気′ｆ等の部分を、回転式抜取り器を抜取り用開
ロ部から挿入することによって取り除く際。

抜取り器を頚部から引き出すと共に、その先ｇ＃Ａ部Ｖ
Ｃ実質的に軸方向の切欠部を設けて残存部分をしっかり
と把持して頚部から除去できるようにすることが周知と
なっている点である。この周知の方法には、使用する抜
取り器の形状が原因となって、除去すべき部分の無い個
所をも損傷する怖れがちるという欠点がある。＃に殺し
た動物に死後硬直が既に生じてお夛、頚部が湾曲してい
る場合峙にこのことが言える。この様な損傷は感染の危
険性を高める上、トリの保存！＃注を悪化させる。

その上頚部の皮膚にも外から見える損嘱を受けるため、
製品としての外戚にも悪影響を及ぼすことになる。

本発明によると、結合体の前進運動及び後進運動の間も
抜取り器を同一方向く回転すると非常に有利な方法が達
成される。この方法によって除去すべき部分に対する把
持能力がさらに向上するためである。

ここに採用した方法の重要な利点は、損傷を与える可能
性が最小限となシ、目標物に直接狙ってワ直嚢およびそ
の内容物等を直接的に把持し、包囲することにより、非
常に衛生的かつ正確に作業を行なえる点である。

またこの方法はどの様な家禽処理工場にも適用すること
ができる。さらに、除去すべき部分に対して使用する手
段が位置決め機能を持っていることによって不要部分が
残ったままとなる可能性が最小化されるという利点もあ
る。この方法は屠殺した家禽の頭部を除去し′ｆｉ−場
合にも除去しない場合にも適用できることも注目される
。

本発明はまた、屠殺して足で吊下げた家禽を運搬するチ
ェーンコンベヤまたはケーブルコンベヤ用の案内と、ト
リの位置決めおよび固定用手段と、抜取り手段用駆動手
段とを少なくとも含んで成る装置において、本発明によ
る方法を応用するための回転式抜取り器を備えた抜取り
手段にも係る。

この様な構成に使用される抜取り手段は、本発明による
と各々の回転駆動式抜取り器がトリの頚部を通せるよう
に構成されている断面を有しておりかつ１つの部分に切
欠部を備えた非回転式保護用被覆によって取囲まれてい
ることを特徴とする。

回転式抜取り器と保護用被覆とは特に長手方向において
相互に関して不動となるように装着接合されている。

但し、この様ま構成の保護用被覆を固定する際、頚部内
に挿入した結合体の保護用被覆の切欠部の正面に除去す
べき部分が来るように、保護用被覆をその長手方向軸に
関して調節できるようＫして、除去部分をぴんと張った
頚部の皮膚によって回転式抜取り装置に対して圧・接す
るようにするのが臂利である。

保護用被覆に設けた長手方向の切欠部は駆動側から離れ
た方の端部に配置されており、前記端部を丸くして閉塞
する一方、長手方向切欠部に併合される開口部はそのま
ま残しておく。これによって回転式抜取り器の作用を要
しない個所ではその作用に対する十分な保護が与えられ
るだけでなく、除去しようとする部分を回転式抜取り器
に関して案内および位置決めすることもできる。

少なくとも保護用被覆の切欠部の位置において、回転式
抜取！５６に実質的に半径方向に突出する部分が１つま
たはそれ以上設けられておシ、この突出部分が保護用被
覆の内部に一定の隙間をおいて延びている。こうするこ
とＫよって、除去すべき器官の何れかの部分が回転式抜
取り器によって突出部分と保護用被覆の内側との間の位
ｍまで来るとすぐに、それらの器官がその間に把持され
て移動されるため、強い力を加えることによって該器官
を頚部の皮膚から引外すことができる。

この突出部分はいろいろな形状とすることができる。１
つの好適な実施態様においては、これを平担な羽根状と
し、その表面を抜取り器の回転軸に対して平行とする。

また螺旋状表面の形としても良い。

本発明はまた、屠殺したべ萬の頚部から本発明による方
法を用いて食用に適さ々い部分および／または不要な部
分を除去するための装置として実施することもできる。

この装置は抜取り手段と、屠殺して足を吊下げた家禽を
運搬するチェーンコンベヤまたはケーブルコンベヤ用の
案内と、トリの位置決めおよび固定手段と、該抜取υ手
段用駆動手段とを少なくとも備えており、選択的に該抜
取り手段と協働する補助手段を備えている。

この装置の構成は、フラッシング管からトリの体腔内に
放水して抜取り作業後のトリの内部をフラッシュ洗浄で
きるようＫするのが望ましい。

このようなフラッシング作業は、抜取り工程に先立って
頭部を除去する場合に最も有効であるのは明らかである
。水等の洗浄液を用いてブラッシングすると、トリの保
存品質に対して非常に良い効果がおる。

本発明の装置はこのような目的を達成するため、抜取り
中段が上述のような不発明による抜取り手段から成ると
いう特徴を有している。本発明による装置の好適表実施
態様においては、抜取り手段と協働する補助手段が設け
られており、この補助手段は少なくとも＝を嚢のある位
置において頚部の外側に弾力的に圧接されるように構成
されているホルダから成る。

このホルダもまた、除去すべき部分を回転式抜取り器と
動作接触させる働きをする。

次に添付図面を参照しながら、本発明についてよシ詳細
に説明することにする。

第１図において、参照符号１け抜取り手段を示している
。抜取り手段１け、この場合では縦長ブレード２を備え
九抜取り器と、それと協働する保護手段とで構成されて
おり、保護手段は切欠部を有する保護被ｆｉ３の形をと
る。

抜取り器の回転は、抜取器の主軸に装着した歯車４を駆
動することによって行なうことができる、この駆動は歯
付き部材５との協働を通じて達成することができる。歯
付き部材は例えば溝付きドラム（図示せず）の周囲に設
けて良い。

参照符号６Ｆｉ、Φヤリャ板を示している。キャリヤ板
は保護被［Ｋ接合されておシ矢印７で示すように抜取り
手段の所望の高さに応じて上下することができる。先に
も述べ九ように、抜取り手段の高さはいろいろな方法で
調節することができる。

よく用いられる方法は、キャリヤ板６″またはこれに相
当する他のキャリヤ手段を溝付きドラムを移動するキー
と協働させることＫよシ垂直方向の調節を計画的に行な
えるようにした方法である。

この時処理するトリは溝付きドラムに関して高さを固定
して配置しておくことは明らかである。

トリの頚部領域から不要部分を抜取る場合、トリを抜取
り手段に関して正確に垂直な位置に配置することで、保
護被覆の形をとる保護手段に関して正しい角度位置とな
る。

キャリヤ板６を駆動することによって抜取り手段は屠殺
したトリの頚部へと軸方向に移動する。

そこへ到達すると、抜取り手段は溝付きドラムの表面に
清って移動して、歯車４および歯付き部５との間に協働
が生じ、それＫよって抜取り器が回転する。抜取り器が
このように回転することＫよって、この場合ではブレー
ドを設けた主軸と長手方向に切欠部を設けた保護被覆の
形をとる保護手段とが協働して除去すべき部分を引外す
。抜取り手段を回転してそれに続く動作を行なった後、
再び、その動作部分がトリの身体の外側に出るところま
で上へ移動し、そこで水の噴射またはブラシがけなどの
手段によって洗浄する。この時反対方向に回転しても良
い。

第２図においても同様の部品には第１図と同じ参照符号
を付しており、２はブレードを備えた抜取り器を、３は
切欠部を備えた保護被覆を示している。

参照符号８は動作部分の上に見えるブレードを示してお
シ、参照符号９は抜取り器の中心軸を示している。

第３図は抜取り器がトリ１０を通過する通路をごく概略
的に示したものである。

抜取り手段は出発位ＩＩＩから軸方向に移動して、位置
Ｈおよび履を通って位置Ｊ１７に至る。

位置■において抜取９器を回転することによって、除去
すべき部分を把持し、引外す。

その後抜取）手段を！の位置まで後退させて引き出す。

次にトリを横方向に移動することにより、抜取った部分
を抜取り器から離脱することができる。

第４図は、ホルダの側面図である。ホルダは弾力的に圧
接するように、固定ブロック１１と弾性連結部１２と、
ホルダ１３とで構成されている。

−ｉ嚢を除去する作業を行なう間、ホルダ１３は、トリ
の頚部の喀嚢の高さの位置に当てておく。必要に応じて
制御手段を設け、抜取り手段をトリの中に挿入する際ホ
ルダ１３が頚部にびつ念シと当たるようＫしても良い。

ホルダ１３を設けることＫよって、抜取ろうとする部分
をよシ確実に把持できるようになる。

第５図は第４図に示した弾力的に当接したホルダ１３を
、今度は平面図で示したものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は抜取り手段の斜視図、第２図は第１図に示した
抜取り手段の保護用被覆の切欠部の高さで取った断面図
、第３図は本発明による抜取り手段の動作をトリに関し
て概略的に示した図、第４図は抜取り手段およびそれと
協働する弾力的に圧接するように１１？成されているホ
ルダの形をとった補助手段の側面図、第５図は第４図に
示した補助手段の平面図である。 １・・・・・・抜取り手段、２・・・・・・抜取り器、
３・・・・・・保護用被覆、１３・・・・・・ホルダ。 代理人ブ、゛理十　中　　　村　　　　至ｌシミγ・°
コ・ １ワフ己−２゜ 図面の）争Ｑ（内容に変要、なし） ；ｘｙ、°５゜ ｌコロＥ・５ 手続ネ「Ｈ１正宙（方式） 昭和６１年８月７日 特許庁長官　黒　１）明　Ｍ　　殿　　　　　　　　　
　嘲ハ１、事件の表示　　　昭和６１年特許願第１２３
１９８号２、発明の名称　　　除去装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　　　　ストルク・べ−・エム・チー・ベー・ヴ
工−スル。（’Ｉ　＊　ｌ＜’ｌ　ｉ！　ｑ　Ｌ　）手
続補正書 昭和６１年７月４日 １、事件の表示　　　昭和６１年特許願第１２３１９８
号２、発明の名称　　　除去装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　　　　ストルク・べ−・エム・チー・べ−・ヴ
エー５、補正命令の日付　　　自　発 ６、補正により増加する発明の数 ７、補正の対象　　図　面 ＋＋７

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）屠殺され肛門開口部から内臓を抜かれた家禽の頚
   部から食用に適さない部分および／または不要部分を除
   去する方法であつて、回転駆動式抜取り器の少なくとも
   動作部分を腸の抜取り開口部と腹腔および胸腔を介して
   頚部内に挿入した後、これを頚部領域から取つた不要部
   分と共にトリ体内から取り出し、それと同時に該抜取り
   器を除去した不要部分から離脱する方法において、該抜
   取り器が少なくともその回転中はこれと同様に挿入され
   る非回転式の保護および位置決め手段と協働することに
   より除去したい部分のみを回転式抜取り器と一定の長さ
   に亘つて接触せしめ、これを該抜取り器によつて把持す
   ると共に、これらを組合せたものの動作経路が少なくと
   も頚部の■嚢の長さに亘つて延びるようにすることを特
   徴とする方法。
2. （２）該組合せ体が前進運動する間もまた後進運動する
   間も抜取り器を同一方向に回転することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載の方法。
3. （３）以上の特許請求の範囲の１つまたはそれ以上に記
   載の方法を応用するための回転駆動式抜取り器を備えて
   いる抜取り手段であつて、少なくとも屠殺したトリの足
   を吊下げるための手段と該抜取り手段用の駆動手段とを
   含んで成る装置に嵌入されている抜取り手段において、
   各々の回転駆動式抜取り器がトリの頚部を通せるように
   構成されている断面を有しておりかつ１つの位置に長手
   方向切欠部が設けられている非回転式保護用被覆によつ
   て取囲まれていることを特徴とする抜取り手段。
4. （４）回転式抜取り器と保護用被覆とが長手方向に相互
   に関して不動となるように装着接合されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第３項に記載の抜取り手段。
5. （５）該保護用被覆がその長手方向軸の周りで調節可能
   に固定されていることを特徴とする特許請求の範囲第４
   項に記載の抜取り手段。
6. （６）該保護用被覆の長手方向切欠部が駆動側から遠い
   方の端部に配置されており、前記端部が長手方向切欠部
   に連結されている開口部をそのまま残したままで湾曲し
   て閉塞されていることを特徴とする特許請求の範囲第４
   項および第５項に記載の抜取り手段。
7. （７）該回転式抜取り器が保護用被覆の少なくとも切欠
   部のある個所に、実質的に半径方向に突出する部分を１
   つまたはそれ以上備えており、該突出部分が一定の隙間
   をおいて保護用被覆の内側に延びていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第３項から第６項に記載の抜取り手段
   。
8. （８）該突出部分がブレードの形をとつており、その表
   面が抜取り器の回転軸に対して実質的に平行であること
   を特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の抜取り手段
   。
9. （９）該突出部分が抜取り器の回転軸の周りに１つまた
   はそれ以上の螺旋状表面を形成していることを特徴とす
   る特許請求の範囲第７項に記載の抜取り手段。
10. （１０）特許請求の範囲第１項および第２項に記載の方
    法によつて、屠殺した家禽の頚部から食用に適さないお
    よび／または不要部分を除去するための装置であつて、
    該装置が抜取り手段と、屠殺した家禽を足で吊下げてこ
    れを運搬するチェーンコンベヤまたはケーブルコンベヤ
    用の案内と、トリの位置決め固定用手段と抜取手段用の
    駆動手段とを少なくとも備えており、また抜取り手段と
    協働する補助手段を選択的に備えており、該抜取り手段
    が特許請求の範囲第３項から第９項の１つまたはそれ以
    上に従つて構成されていることを特徴とする装置。
11. （１１）該補助手段が少なくとも■嚢のある位置におい
    て頚部外側に弾力的に圧接するように構成されているホ
    ルダから成ることを特徴とする、特許請求の範囲第１０
    項に記載の装置。