JPS62113201A - 暴走防止装置 - Google Patents
暴走防止装置Info
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- JPS62113201A JPS62113201A JP60253293A JP25329385A JPS62113201A JP S62113201 A JPS62113201 A JP S62113201A JP 60253293 A JP60253293 A JP 60253293A JP 25329385 A JP25329385 A JP 25329385A JP S62113201 A JPS62113201 A JP S62113201A
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- pulse
- phase pulse
- phase
- counter
- gate
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
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- Numerical Control (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
制御対象の正確な位1決めをするために現在値を指令値
に追従させる様にしたフィードバック式の駆動機構が使
用されていることは周知の通りである。 この種のフィードバック式の駆動機構は現在値が指令値
に追従するので、万一の暴走に備えて指令値をクリアす
るための非常停止ボタンを備えており、この非常停止ボ
タンを押すことによって措令値をクリアして駆動機構を
停止させる様にしている。
に追従させる様にしたフィードバック式の駆動機構が使
用されていることは周知の通りである。 この種のフィードバック式の駆動機構は現在値が指令値
に追従するので、万一の暴走に備えて指令値をクリアす
るための非常停止ボタンを備えており、この非常停止ボ
タンを押すことによって措令値をクリアして駆動機構を
停止させる様にしている。
しかしながら、フィードバック式の駆動機構の暴走の原
因としては種々の態様があり、全ての暴走を非常停止ボ
タンによって停止することができるわけではない。 例えば、上記の様な指令値追従式のサーボ駆動機構の場
合、最も危険な暴走原因の一つとして現在値検出用のパ
ルスジェネレータが発生するパルスが欠落することがあ
り、この様な原因による暴走の場合モータの制御回路か
ら見た現在値はモータがいくら回転しても指令値に永久
に追従しないので、仮に非常停止ボタンを押しても、モ
ータは永久に一方向に駆動され続けることになる。 従って、この様な場合に駆動機構の暴走を停止するため
には駆動機構の電源を遮断する必要があるが、一般に電
源ブレーカは制御盤から離れた箇所に設置されているの
で、通常は非常停止ボタンを押しても装置が停止しない
時になって初めて電源ブレーカを遮断することになり、
無制動の時間が長くなり、極めて危険な状態を招来する
。
因としては種々の態様があり、全ての暴走を非常停止ボ
タンによって停止することができるわけではない。 例えば、上記の様な指令値追従式のサーボ駆動機構の場
合、最も危険な暴走原因の一つとして現在値検出用のパ
ルスジェネレータが発生するパルスが欠落することがあ
り、この様な原因による暴走の場合モータの制御回路か
ら見た現在値はモータがいくら回転しても指令値に永久
に追従しないので、仮に非常停止ボタンを押しても、モ
ータは永久に一方向に駆動され続けることになる。 従って、この様な場合に駆動機構の暴走を停止するため
には駆動機構の電源を遮断する必要があるが、一般に電
源ブレーカは制御盤から離れた箇所に設置されているの
で、通常は非常停止ボタンを押しても装置が停止しない
時になって初めて電源ブレーカを遮断することになり、
無制動の時間が長くなり、極めて危険な状態を招来する
。
本発明はこの様な問題点を解決するためになされたもの
であり、現在値検出用のパルスジェネレータが発生する
パルスが欠落した場合に、駆動用電源を瞬時に遮断する
ことにより、上記原因による暴走を有効に防止すること
ができる様にした新規な暴走防止装置を提供することを
目的とする。 要約すれば本発明の暴走防止装置は、指令値に現在値が
追従する様にしたフィードバック式の駆動機構のための
暴走防止装置に関するものであり:閉ループで駆動され
るモータの回転に対応して現在値検出用パルスを発生す
るパルスジェネレータの出力ラインに接続されるインタ
フェースと:該インタフェースから供給されるパルスの
欠落を検出するパルス判別手段と:前記駆動機構の電源
回路に関連して配設され、前記パルス判別手段が前記パ
ルスの欠落を検出すると前記電源回路を遮断する電源遮
断手段とを有している。
であり、現在値検出用のパルスジェネレータが発生する
パルスが欠落した場合に、駆動用電源を瞬時に遮断する
ことにより、上記原因による暴走を有効に防止すること
ができる様にした新規な暴走防止装置を提供することを
目的とする。 要約すれば本発明の暴走防止装置は、指令値に現在値が
追従する様にしたフィードバック式の駆動機構のための
暴走防止装置に関するものであり:閉ループで駆動され
るモータの回転に対応して現在値検出用パルスを発生す
るパルスジェネレータの出力ラインに接続されるインタ
フェースと:該インタフェースから供給されるパルスの
欠落を検出するパルス判別手段と:前記駆動機構の電源
回路に関連して配設され、前記パルス判別手段が前記パ
ルスの欠落を検出すると前記電源回路を遮断する電源遮
断手段とを有している。
即ち、本発明の暴走防止装置は、本来閉ループで駆動さ
れるべきフィードバック式の駆動機構が何等かの原因に
よってフィードバンクパルスが欠落して無制御状態とな
ると、瞬時に駆動用の電源を遮断する様になされており
、無制御状態による暴走を有効に防止することを可能な
らしめるものである。
れるべきフィードバック式の駆動機構が何等かの原因に
よってフィードバンクパルスが欠落して無制御状態とな
ると、瞬時に駆動用の電源を遮断する様になされており
、無制御状態による暴走を有効に防止することを可能な
らしめるものである。
以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細に説明する
。 先ず、第1図は本発明の1実施例を示すブロック図であ
る。 本発明の暴走防止装置は、新規に設置されるシステムは
勿論のこと、既に設置されている装置に対しても汎用的
に採用することができ得ることを意図しており、第1図
に示す実施例申開ループによる位置決め制御のための機
構は全て周知のものである。 即ち、第1図において、■は指令値を設定するための設
定器を示し、設定器lは指令値を手動設定するデジスイ
ッチや指令値列が逐次読み出されるメモリ装置等によっ
て構成される。そして、設定器1に設定された指令値は
例えばマイクロコンピュータ等によって構成されるコン
トロールユニット2によって時間順次に読み出され、指
令値レジスタ3に逐次書き込まれる様になされている。 次ぎに、4は制御対象となるDCサーボモータを、5は
モータ4の回転に伴ってパルスを発生するパルスジェネ
レータを示している。 このパルスジェネレータが発生したパルスは位置検出器
6に加えられ、位置検出器6はパルスジェネレータ5が
発生したパルスによって制御対象たるモータ4の現在値
を数値化する。又、7は位置検出器6によって数値化さ
れたモータ4の現在値を記憶する現在値レジスタを示す
。 そして、核種の閉ループによる位置決め制御では指令値
レジスタ3に記憶された指令値と、現在値レジスタ7に
記憶された現在値との偏差に対応して制御対象であるモ
ータ4が駆動されることば周知の通りである。 即ち、8は減算器を、9は偏差レジスタを各々示してお
り、減算器8は、指令値レジスタ3の出力である指令値
と現在値レジスタ7の出力である現在値とが加えられる
と、この再入力値の偏差を算出し、減算器8が算出した
偏差は偏差レジスタ9に書き込まれる。 そして、偏差レジスタ9の出力はデジタル−アナログ変
換器10に与えられ、デジタル−アナログ変換器10は
指令値と現在値の偏差に対応する直流電圧をサーボアン
プ11に与える。そして、サーボアンプ11はこれを増
幅してモータ4を駆動し、このモータ4の回転はパルス
ジェネレータ5及び位置検出器6を介してフィードバッ
クされるので、モータ4は指令値レジスタ3にセットさ
れた指令値に追従して駆動されることになる。 尚、12は例えば微分回路等を具備する速度検出器であ
り、ダンピングループを構成している。 又、13は表示器を示し、現在値レジスタ7の出力であ
る現在値を表示するためのものである。 さて、この様な閉ループによる位置決め制御では、制御
対象であるモータ4は指令値と現在値との偏差によって
駆動されるとともに、制御対象たるモータ4の回転に伴
って現在値が逐次更新されて指令値と現在値との偏差が
Oになる様に作用するので、制御対象たるモータ4の現
在値は指令値レジスタ3に設定された指令値に追従する
ことになり、システム全体が正常に作動している限り、
極めて高精度な位置決め制御が可能になる。 しかしながら、例えば断線やパルスジェネレータ5自身
の故障等の原因によって位置検出器6に加えられるべき
パルスが欠落すると、モータ4が現実には回転している
にもかかわらず、現在値レジスタ7の出力である現在値
は永久に更新されなくなり、指令値と現在値との偏差は
永久に一定の値を示すことになるのでモータ4は永久に
一方向に回転を続けることになる。 そこで、本発明ではパルスジェネレータ5から位置検出
器6に加えられるパルスが欠落すると、直ちにモータ4
の電源を遮断してモータ4の暴走を防止する様にしてい
る。 それでは、この暴走防止のための基本原理を引続き第1
図を参照して説明しよう。 第1図において、20はパルス判別回路を、30はタイ
マを、40は電源遮断回路を、50は暴走表示回路を、
60は運転可表示灯を各々示す。 先ず、パルス判別回路20はパルスジェネレータ5が発
生するパルスの異常の有無を判別するためのものであり
、パルスジェネレータ5の出力ラインに接続される。尚
、本発明の暴走防止装置を既に設置されている装置に対
して通用する場合には暴走防止の対象となる装置と本発
明の暴走防止装置との間の整合をとるためのインタフェ
ースが所望により設けられることはいうまでもない。 そして、パルス判別回路20は、パルスジェネレータ5
が発生したパルスに異常を発見しない時には運転可表示
灯60を点灯して運転が続行可能であることを表示する
とともに、パルスジェネレータ5が発生したパルスに異
常を発見した時には運転可表示灯60を消灯する一方で
、電源遮断回路40及び暴走表示回路50を作動させる
。゛先ず、電源遮断回路40はモータ4の電源回路に接
続される様になされており、電源遮断回路40が遮断さ
れることにより、モータ4は駆動電力の供給が遮断され
て回転を停止するので、その暴走は停止し、又、暴走表
示回路50が作動することにより暴走の発生を知ること
ができる。 尚、タイマ20はシステムの起動後システム全体が定常
状態になった後に本実施例の暴走防止装置を作動させる
ためのものである。 それでは、以下において、本実施例の暴走防止装置のよ
り具体的な構成例を説明するが、それに先立ってパルス
ジェネレータ5の一般的な構造を説明しよう。 第2図はパルスジェネレータ5の代表的な構成を原理的
に示した斜視図である。図中5aはパルスジェネレータ
5のディスク本体を示し、ディスク本体5aはモータ4
の回転軸4aにその中心を固着されており、ディスク本
体5aにはスリット5bが円周上全域にわたって等間隔
で連設されている。尚、第2図では図面が煩雑にならな
い様にスリット5bを適宜省略している。 又、5C及び5eは各々゛発光器を、5d及び5fは各
々受光器を示しており、発光器5cから受光器5dに至
る光路及び発光器5eから受光器5fに至る光路はディ
スク本体5aの回転に伴って゛スリンl−5bによって
断続される。 従って1、受光器5d及び5fに対する入射光量を電圧
等に変換して所定の基準値と比較すれば、受光器5d及
び5fからパルスを得ることができる。 尚、以下において受光器5dから得られたパルスをA相
パルスと表現し、受光器5rから得られたパルスをB相
パルスと表現する。 そして、A相パルス及びB相パルスのパルス数はモータ
4の回転量に対応し、A相パルス及びB相パルスのパル
ス周波数はモータ4の回転速度に対応することになる。 尚、上記の様に発光器及び受光器から構成されるフォト
センサを2対設けるのはモータ4の回転方向を検出する
ためである。 部ち、発光器5cと発光器5eの間隔(受光器5dと受
光器5fの間隔もこれに等しい)は受光器5dから(4
られるA相パルスと受光i5fから得られるB相パルス
の位相角度が90度ずれる様な間隔で配置されている。 従って、ディスク本体5aが第2図の矢示A方向に回転
している時は築3図に示す様にB相パルスはA相パ゛ル
スよりも位相角度で90度遅延し、逆にディスク本体5
aが第2の矢示B方向に回転している時は第4図に示す
様にA相パルスはB相パルスよりも位相角度で90度遅
延する。 さて、パルス判別回路20はパルスジェネレータ5が発
生するパルスの異常を検出するためのものであるので、
パルス判別囲路20はパルスジェネレータ5が発生する
パルスの全ての異常態様に対応できることが所望される
。 そして、パルスジェネレータ5は一般的に上記の様に9
0度の位相差があるA相パルスとB相パルスを発生する
ので、パルス異常の態様は次ぎの8種類に分類される。 (1)、B相パルスが正常で、A相パルスがHレベルの
まま欠落する。 (2)、 B 相パルスが正常で、人相パルスがLレベ
ルのまま欠落する。 (3)、A相パルスが正常で、B相パルスがHレベルの
まま欠落する。 (41,A相パルスが正常で、B相パルスがLレベルの
まま欠落する。 <51. A相パルスがHレベルで欠落し、B相パルス
がHレベルで欠落する。 [6)、A相パルスがHレベルで欠落し、B相パルスが
Lレベルで欠落する。 (?1.A相パルスがLレベルで欠落し、B相パルスが
Hレベルで欠落する。 (81,A相パルスがLレベルで欠落し、B相パルスが
Lレベルで欠落する。 従って、パルス判別回路20はこれら各種の異常態様を
判別することができる論理を備えれば、その具体的な構
成は特に限定されるものではなく、その具体的な構成例
を第5図以降を参照して説明する。 先ず、第5図において4は既に説明したモータを、40
はA相パルス又はB相パルスに異常がある時にモータ4
の電源を遮断する電源遮断回路を示す。 又、第5図において、端子A及び端子Bは各々パルスジ
ェネレータ5のA相パルスの出力ライン及びB相パルス
の出力ラインに各々接続され、端子Sは位置決め装置の
起動信号ラインに接続される。 又、21・22は各々カウンタを示し、カウンタ21は
B相パルスのみの欠落を検出し、カウンタ22はA相パ
ルスのみの欠落を検出するためのものである。 先ず、カウンタ21には、そのクロック端子にアントゲ
−) G tを介してA相パルスが、又、そのリセット
端子にアンドゲートG2・オアゲートG3を介してB相
パルスが各々加えられており、カウンタ21はクロック
入力及びリセット入力ともアップエツジでトリガされる
。 又、カウンタ22には、そのクロック端子にアンドゲー
トG2を介してB相パルスが、又、そのリセット端子に
アントゲ−) G 1 ・オアゲートG4を介してA
相パルスが各々加えられており、カウンタ22もアップ
エツジでトリガされる。 そして、既述の通りA相パルス及びB相パルスはモータ
4の回転方向に応じて位相角度が90度正又は負のいづ
れかにずれるので、A相パルス及びB相パルスのいずれ
にも欠落がない限り、A相パルスのアンプエツジから次
のA相パルスのアップエツジの間には必ずB相パルスの
アップエツジが存在し、B相パルスのアップエツジから
次のB相パルスのアップエツジの間には必ず人相パルス
のアップエツジが存在する。 従って、カウンタ21はA相パルスをワンカウントした
後にA相パルスを2カウントする以前にB相パルスによ
ってリセットされるので、B相パルスに欠落がない限り
、そのQ2出力が立ち上がることはない。しかしながら
、A相パルスが正常な状態でB相パルスが欠落するとカ
ウンタ21はリセットされないので、そのQ2出力は立
ち上がり、カウンタ21のQ2出力の立ち上がりによっ
てB相パルスの欠落を知ることが可能になる。 同様に、カウンタ22はB相パルスをワンカウントした
後にB相パルスを2カウントする以前にA相パルスによ
ってリセットされるので、A相パルスに欠落がない限り
、そのQ2出力が立ち上がることはない。しかしながら
、B相パルスが正常な状態でA相パルスが欠落するとカ
ウンタ22はリセットされないので、そのQ2出力が立
ち上がり、カウンタ22のQ2出力の立ち上がりによっ
てA相パルスの欠落を知ることが可能になる。 この様に本実施例では、カウンタ21によってB相パル
スのみの欠落を、カウンタ22によってA相パルスのみ
の欠落を検出することができるが、A相パルス及びB相
パルスが同時に欠落した場合にはカウンタ21・22の
Q2出力では検出することができない。 そこで、本実施例ではカウンタ23・24を更に付加す
ることによりA相パルス及びB相パルスの双方同時欠落
をも検出することができる様にしている。 先ス、カウンタ23はA相パルスがHレベルのまま欠落
したことを検出するためのものであり、そのクロック端
子に発振器25が発生したパルスがアンドゲートG5を
介して加えられる一方、そのリセット端子にアンドゲー
トG1を通過したA相パルスがインバータゲートG6
・オアゲートG7を介して加えられており、カウンタ2
3もアップエツジでトリガされる。 そして、発振器25はA相パルスやB相パルスと比較し
て十分に周波数が高いパルスを発生する様になされてお
り、アンドゲートG5の他方の入力にはアンドゲートG
1を通過したA相パルスが加えられているので、発振器
25が発生したパルスは上記A相パルスがHレベルの時
にアンドゲートG5を通過してカウンタ23を歩進する
。 又、カウンタ23のリセット端子にはアントゲ) CI
を通過したA相パルスがインバータケー)Go ・オア
ゲートG7を介して加えられているので、カウンタ23
はA相パルスのダウンエツジでリセットされることにな
る。 従って、A相パルスがHレベルのまま欠落した時にはカ
ウンタ23はリセットされず、発振器25が発生したパ
ルスによってオーバーフローするので、カウンタ23の
Qn出力によってA相パルスのHレベル状態における欠
落を検出することができる。 同様に、カウンタ24はA相パルスがLレベルのまま欠
落したことを検出するためのものであり、そのクロック
端子に発振器25が発生したパルスがアントゲ−)G8
を介して加えられる一方、そのリセット端子にアントゲ
−) G 1を通過したA相パルスがインバータゲート
Gs ・インバータケ)GO・オアゲートG1oを介し
て加えられており、カウンタ24もアップエツジでトリ
ガされる。 そしてミアンドゲートGeの他方の入力にはアンドゲー
トG、及びインバータゲートG6を通過したA相パルス
が加えられているので、発振器25が発生したパルスは
A相パルスがLレベルの時にアンドゲートGeを通過し
てカウンタ24を歩進する。 又、カウンタ24のリセット端子にはアンドゲートG1
・インバータゲートGsを通過したA相パルスがイン
バータゲートG9 ・オアゲートGt。 を介して加えられているので、カウンタ24はA相パル
スのアップエツジでリセットされることになる。 従って、A相パルスがLレベルのまま欠落した時にはカ
ウンタ24はリセットされず、発振器25が発生したパ
ルスによってオーバーフローするので、カウンタ24の
Qn出力によってA相パルスのLレベル状態における欠
落を検出することができる。 尚、この様に本実施例では人相パルスのHレベル状態に
おける欠落及びLレベル状態における欠落を各々カウン
タ23・24のQn出力によって検出し、B相パルスの
欠落を検出する機構を設けていないのては、A相パルス
又はB相パルスのいずれか一方の欠落はカウンタ21又
はカウンタ22のQ2出力によって検出することができ
、A相パルス及びB相パルスの双方が欠落した時には当
然A相パルスが欠落しているのであるからA相パルスの
欠落のみを検出すれば、重ねてB相パルスの欠落を検出
する必要がないからである。 尚、カウンタ23・24の構成段数は発振器25が発生
するパルスの周波数及びモータ4が最低速度で回転した
時のA相パルスの周期に基づいて決定されるが、カウン
タ23・24をプリセットカウンタで構成すれば、暴走
防止装置の汎用性を高めることができる。 そして、カウンタ21・22のQ2出力はオアゲートG
1sを介して、又、カウンタ23・24のQn出力はオ
アゲートG 12・アンドゲートG13・オアゲートG
11を介して、フリップフロップ26のセット入力に接
続されており、上記カウンタ21・22・23・24の
いづれかがA相パルス又はB相パルスの異常を検出する
とフリップフロップ26がセットされる様になされてい
る。 尚、タイマ30は例えば遅延回路31とSRタイプのフ
リップフロップ32により構成され、端子Sに加えられ
た起動パルスによって遅延回路31がトリガされてから
所定時間が経過した時に遅延回路31が発生するパルス
によってフリップフロップ32がセットされる様になさ
れている。 尚、遅延回路31の遅延時間はシステムの起動後パルス
ジェネレータ4が定常運転になる迄の時間に対応して決
定され、外付けのCR時定数回路により間接可能とすれ
ば、暴走防止装置の汎用性を高めることができる。 この様に本実施例では人相パルス及び(又は)B相パル
スの異常を検出することによってフリップフロン126
がセットされる様になされているので、フリップフロッ
プ26のQ出力及びご出力を増幅して電源遮断回路40
・暴走表示回路50・運転可表示用60等を駆動するこ
とができる。 先ず、フリップフロップ26のこ出力は、アンプ61を
介して、カソード側をグランドに接続された運転可表示
用の発光ダイオード62のアノード側に接続されており
、フリップフロップ26かりセント状態の時に発光ダイ
オード62が点灯する様になされている。 又、フリップフロップ26のQ出力は、アンプ27を介
して、カソード側をグランドに接続された暴走表示用の
発光ダイオード51のアノード側に接続されており、フ
リップフロップ26がセント状態の時に発光ダイオード
51が点灯する様になされている。 又、アンプ27の出力は電源遮断回路40の一部をなす
リレー回路41にも接続されており、フリップフロ・7
プ26がセット状態の時にリレー回路41が作動する様
になされている。 そして、このリレー回路41の作動に関連してB接点4
3がブレークする様になされており、このB接点43は
モータ4のための電源42に対してトリップコイル44
と直列接続されているので、リレー回WPr41の作動
に関連してB接点43がブレークすると、トリップコイ
ル44が消磁されて、ブレーカ接点45が遮断される様
になされている。 それでは、次ぎに上記事項を参照して本実施例の動作を
説明しよう。 先ず、電源の投入後システムが起動されると、コントロ
ールユニット2は設定器1に設定された指令値を順次読
み出して指令値レジスタ3に書き込み、指令値レジスタ
3に書き込まれた指令値は減算器8の一方の入力に加え
られる。 一方、現在値レジスタ7にはモータ4の現在値が記憶さ
れており、この現在値は減算器8の他方の入力に加えら
れる。 そして、減算器8は指令値レジスタ3から加えられた指
令値と現在値レジスタ7から加えられた現在値との偏差
を算出して、指令値と現在値との偏差を偏差レジスタ9
に書き込み、デジタル−アナログ変換器10は偏差レジ
スタ9に記憶された偏差に対応した電圧を発生してサー
ボアンプ11に加え、サーボアンプ11はこれを増幅し
てモータ4を駆動する。 この様にしてモータ4が回転すると、モータ4の回転に
伴ってパルスジェネレータ5のディスク本体5aも回転
し、スリン1−5bは発光器5Cから受光器5dに至る
光路及び発光器5eから受光器5「に至る光路を断続す
る。従って、受光器5dはA相パルスを、受光″J55
fはB相パルスを各々発生し、これら両パルスは位置検
出器6に加えられる。 そして、位置検出器6はパルスジェネレータ5が発生し
たA相パルスとB相パルスのパルス数によりモータ4の
回転量を、又、A相パルスとB相パルスの位相差により
モータ4の回転方向を判別してモータ4の現在値を算出
し、現在値レジスタ7の内容を更新する。 従って、現在値レジスタ7にはモータ4の回転に伴って
逐次変動するモータ4の現在値が常に記憶されることに
なり、モータ4は指令値と現在値との偏差に対応して駆
動されるので、システム全体が正常に作動している限り
、モータ4は指令値に追従して作動することになる。 しかしながら、パルスジェネレータ4から位置検出器6
に加えられるA相パルス及び(又は)B相パルスが何等
かの原因によって欠落すると、モータ4が回転している
にもかかわらず指令値と現在値の偏差が一向に減少しな
いので、モータ4は回転を続け、所謂暴走状態が発生す
る。 そこで、本実施例の暴走防止装置はパルスジェネレータ
5が発生するA相パルス及びB相パルスを監視して、A
相パルス及び(又は)B相パルスが欠落がすると、モー
タ4の駆動用の電源を遮断してモータ4の暴走を防止す
る様にしている。 先ず、第5図に示す暴走防止装置は、その端子Aに受光
器5dの出力ラインからA相パルスが、その端子Bに受
光器5fの出力ラインからB相パルスが、その端子Sに
システム起動時に発生する起動パルスが各々加えられる
。 そして、端子Sから加えられた起動パルスは、オアゲー
トG3を介してカウンタ21のリセット端子に、オアゲ
ートG4を介してカウンタ22のリセット端子に、オア
ゲートG7を介してカウンタ23のリセット端子に、オ
アゲートG、。を介してカウンタ24のリセット端子に
、更にフリップフロップ26・32のリセット端子に各
々加えられ、これらのカウンタ21・22・23・24
及びフリップフロップ26・32をリセットして暴走防
止装置を初期化する。 又、端子Sから加えられた起動パルスは遅延回路31の
トリガ端子にも加えられ、遅延回路31はトリガされた
後予設定の時間が経過するとパルスを発生し、遅延回路
31が発生したパルスによってフリップフロップ32は
セットされてフリップフロップ32のQ出力が1ルベル
になる。 一方、システムの起動によってモータ4が回転すると、
端子AにはA相パルスが、端子BにはB相パルスが各々
加えられ、このA相パルス及びB相パルスは、起動パル
スの発生後フリップフロップ32がセットされるまでに
は、定常状態になっている。 そして、フリップフロップ32のセットによってアンド
ゲートG1及びアンドゲートG2が開くので、A相パル
スはアンドゲートGlを通過し、B相パルスはアントゲ
−1−02を通過する。 先ず、アントゲ−) G rを通過したA相パルスはカ
ウンタ21のクロック端子に加えられ、アンドゲートG
2を通過したB相パルスはオアゲートG3.を介してカ
ウンタ21のリセット端子に各々加えられる。 そして、A相パルスとB相パルスは位相角度が90度ず
れているので、A相パルス及びB相パルスが共に正常で
ある限り、カウンタ21はA相パルスのアップエツジで
カウントアツプした後にA相パルスの次ぎのアップエツ
ジ以前にB相パルスのアップエツジでリセットされるの
で、カウンタ21はパルス状の01出力を発生するが、
Q2出力はLレベルのままである。 しかしながら、A相パルスが正常な状態でB相パルスが
欠落スると(B相パルスがHレベルかLレベルかにかか
わりなく)、カウンタ21はリセットされることなくA
相パルスよって更にカウントアツプされる。 そして、カウンタ21のQ2出力が立ち上がることによ
り、フリップフロップ26はセットされて、パルスの異
常がフリップフロップ26に記憶される。 同様に、アンドゲートG 2を通過したB相パルスはカ
ウンタ22のクロ・ツク端子に加えられ、アンドゲート
G1を通過したA相パルスはオアゲートG4を介してカ
ウンタ22のリセ・ノド端子に各々加えられる。 そして、A相パルスとB相パルスは位相角度が90度ず
れているので、A相パルス及びB相パルスが共に正常で
ある限り、カウンタ22はB相パルスのアンプエツジで
カウントアツプした後にB相パルスの次ぎのアップエツ
ジ以前にA相パルスのアップエツジでリセットされるの
で、カウンタ22はパルス状のQ1出力を発生するが、
Q2出力はLレベルのままである。 しかしながら、B相パルスか正常な状態でA相パルスが
欠落すると(A相パルスがHレベルかLレベルにかかわ
りな()、カウンタ22はリセットされることなくB相
パルスよって更にカウントアツプされる。 そして、カウンタ22のQ2出力が立ち上がることによ
ってフリップフロップ26はセットされて、パルスの異
常がフリップフロップ26に記憶される。 ところで、A相パルス及びB相パルスが同時に欠落した
場合にはカウンタ21・22はカウントアツプ動作自体
を行わなくなるので、カウンタ21・22のQ2出力に
よってパルスの欠落を検出することは出来ないが、本実
施例ではA相パルス及びB相パルスが同時に欠落した場
合にはカウンタ23・24によりこの種のパルス異常を
検出する。 より具体的には、フリップフロップ32がセントされた
後は発振器25はA相パルスやB相パルスよりも十分に
パルス周期の短いパルスを発生し、発振器25が発生し
たパルスはアントゲ−)Gs及びアンドゲート0日に加
えられている。 先ず、アンドゲートG5の他方の入力にはアンドゲート
G1を通過したA相パルスが加えられているので、発振
器25が発生したパルスはA相パルスがHレベルの時に
アンドゲートG5を通過してカウンタ23をカウントア
ツプするが、アントゲ−) G 1を通過したA相パル
スはインバータゲートG6及びオアゲートG?を介して
カウンタ23のリセット端子に加えられているので、A
相パルスが欠落しない限り、カウンタ23はオーバーフ
ローする以前にA相パルスのダウンエツジでリセットさ
れる。 しかしながら、A相パルスがHレベルのまま欠落すると
カウンタ23はオーバーフローし、そのQn出力が立ち
上がる。そして、フリップフロップ32がセットされた
後はアンドゲートG1gが開いているので、カウンタ2
3のQn出力が立ち上がることによってフリップフロッ
プ26はセットされて、パルスの異常が記憶される。 同様に、アンドゲートGeの他方の入力にはアンドゲー
トG1を通過した人相パルスがインパークゲートGaを
介して加えられているので、発振器25が発生したパル
スはA相パルスがLレベルの時にアンドゲートceを通
過してカウンタ24をカウントアンプするが、インバー
タゲートG6を通過したA相パルスはインバータゲー)
Gs及びオアゲートGooを介してカウンタ24のリセ
ット端子に加えられているので、A相パルスが欠落しな
い限り、カウンタ24はオーバーフローする以前にA相
パルスのアソプエンジでリセットされる。 しかしながら、A相パルスがLレベルのまま欠落すると
カウンタ24はオーバーフローし、そのQn小出力立ち
上がる。そして、カウンタ24のQn小出力立ち上がる
ことによってフリップフロップ26はセットされて、パ
ルスの異常が記憶される。 この様に本実施例によれば、パルスジェネレータ5が発
生したA相パルス及び(又は)B相パルスが欠落すると
、パルス異常の態様にかかわらず、フリップフロップ2
6がセットされ、パルス異常の発生がフリップフロップ
26′に記憶される。 そして、この様にしてフリップフロップ26がセントさ
れて、そのQ出力が立ち上がると、フリップフロップ2
6のQ出力がアンプ27で増幅されて暴走表示用の発光
ダイオード51及びリレー回路41が駆動される。 先ず、発光ダイオード51は駆動されることにより点灯
して、周囲の作業者に対して暴走の発生を知らしめる。 又、リレー回路41が駆動されることにより、リレー回
路41と関連したB接点43がブレークし、トリップコ
イル44が消磁される。 従って、ブレーカ接点45がブレークされるので、モー
タ4は電源回路42から遮断され、その暴走は瞬時に停
止することになる。 尚、フリップフロップ26がセットされていない時(即
ち、暴走が発生していない時)は、フリップフロップ2
6のζ出力をアンプ61が増幅して運転可表示用の発光
ダイオード62を駆動するので、発光ダイオード62が
点灯して正常な運転中であることを周囲の作業者に知ら
しめる。 次ぎに、第6図は本発明の他の実施例を示す回路図であ
る。 第6図に示す実施例は、(11A相パルスのHレベル状
態における欠落をB相パルスの状態にかかわりなくカウ
ンタ23のオーバーフローにより検出し、(2)A相パ
ルスのLレベル状態における欠落をB相パルスの状態に
かかわりなくカウンダ24のオーバーフローにより検出
し、(3)B相パルスの■(レベル状態における欠落を
人相パルスの状態にかかわりなくカウンタ28のオーバ
ーフローにより!!出し、(41B 4’BパルスのL
レベル状態における欠落をA相パルスの状態にかかわり
なくカウンタ29のオーバーフローにより検出する様に
したものであり、第5図と同一の要素に関しては第5図
と同一の符合を付して重複した説明を省略して、以下に
その構成及び動作を説明する。 先ず、システム起動時に発生する起動パルスによってフ
リップフロップ26・32及びカウンタ23・24・2
8・29は各々リセットされ、タイマ31によって設定
された遅延時間経過後にフリップフロップ32が七ソj
・されることにより、アンドゲートGl ・G2・G
15が開き、発振器25が発振動作を開始する。 先ず、アンドゲートG1を通過したA相パルスはアント
ゲ−1・G5の一方の入力に加えられているので、発振
器25が発生したパルスはA相パルスが1■レベルの時
にアントゲ−1−05を通過してカウンタ23をカウン
トアツプする。 そして、アンドゲートG +を通過したA相パルスはイ
ンバータゲートG6及びオアゲートG7を通過してカウ
ンタ23のリセット端子に加えられているので、A相パ
ルスが欠落しない限り、カウンタ23はオーバーフロー
する以前にA相パルスのダウンエンジでリセン)・され
るが、A相パルスが)Tレベルのまま欠落すると、カウ
ンタ23は発振器25が発生したパルスによってオーバ
ーフローしてそのQn小出力立ち上がり、オアゲートG
14及びアンドゲートG15を介してフリップフロップ
26がセットされてパルス異常の発生が記iffされる
。 更に、インバータゲートG6を通過したA相パルスはア
ンドゲートG8の一方の入力に加えられているので、発
振器25が発生したパルスはA相パルスがLレベルの時
にアンドゲートG8を通過してカウンタ24をカウント
アツプする。 そして、インバータゲートG6を通過したA相パルスは
インバータゲートG9及びオアゲートG10を通過して
カウンタ24のリセット端子に加えられているので、A
相パルスが欠落しない限り、カウンタ24はオーバーフ
ローする以前にA相パルスのアンプエツジでリセットさ
れるが、A相パルスがLレベルのまま欠落すると、カウ
ンタ24は発振器25が発生するパルスによってオーバ
ーフローしてそのQn出力が立ち上がり、オアゲートG
I4及びアンドゲートG15を介してフリップフロップ
26がセットされてパルス異常の発生が記憶される。 同様に、アンドゲートG2を通過したB相パルスはアン
ドゲートG16の一方の入力に加えられているので、発
振器25が発生したパルスはB相パルスがI(レベルの
時にアンドゲートG16を通過してカウンタ28をカウ
ントアンプする。 そして、アンドゲートG2を通過したB相パルスはイン
バータゲートG l?及びオアゲートG +eを通過し
てカウンタ28のリセット端子に加えられているので、
B相パルスが欠落しない限り、カウンタ28はオーバー
フローする以前にB相パルスのダウンエツジでリセット
されるが、B相パルスがHレベルのまま欠落すると、カ
ウンタ28は発振器25が発生するパルスによってオー
バーフローしてそのQn出力が立ち上がり、オアゲート
G14及びアンドゲートG15を介してフリップフロン
126がセントされてパルス異常の発生が記憶される。 更に、インバータゲートG 17を通過したB相パルス
はアンドゲートG、9の一方の入力に加えられているの
で、発振器25が発生したパルスはB相パルスがLレベ
ルの時にアンドゲートc+sを通過してカウンタ29を
カウントアツプする。 そして、インバータゲートG 17を通過したB相パル
スはインバータゲートG2o及びオアゲートG21を通
過してカウンタ29のリセット端子に加えられているの
で、B相パルスが欠落しない限り、カウンタ29はオー
バーフローする以前にB相パルスのアップエツジでリセ
ットされるが、B相パルスがLレベルのまま欠落すると
、カウンタ29は発振器25が発生するパルスによって
オーバーフローしてそのQn出力が立ち上がり、オアゲ
ートG14及びアンドゲートG15を介してフリップフ
ロップ26がセットされてパルス異常の発生が記憶され
る。 そして、この様にしてパルス異常の発生がフリップフロ
ップ26に記憶されると、以後は第5図の例と同様にし
て電源遮断及び暴走表示がなされる。 尚、上記ではハードウェアロジックによってA相パルス
及びB相パルスの監視をする様にした例を示したが、ソ
フトウェアによってパルス監視を行う様にしてもよい。 又、上記ではデジタル回路によってパルス監視をする様
にした例を示したが、パルスがHレベルの最大時間やL
レベルの最大時間はアナログ回路によって測定してもよ
い。 例えば、+1+ A相パルスがHレベルの時に時定数に
従ってチャージされ、A相パルスがLレベルになると瞬
時にディスチャージされる充電回路と、(2)A相パル
スがLレベルの時に時定数に従ってチャージされ、人相
パルスがHレベルになると瞬時にディスチャージされる
充電回路と、(3)B相パルスがHレベルの時に時定数
に従ってチャージされ、B相パルスがLレベルになると
瞬時にディスチャージされる充電回路と、(2)B相パ
ルスがLレベルの時に時定数に従ってチャージされ、B
相パルスがHレベルになると瞬時にディスチャージされ
る充電回路とにより、第6図の実施例におけるカウンタ
23・24・28・29を置き換えることもできる。 又、(1) A相パルスがトIレベルの時に時定数に従
ってチャージされ、人相パルスがLレベルになると瞬時
にディスチャージされる充電回路と、(2)A相パルス
がLレベルの時に時定数に従ってチャージされ、A相パ
ルスがHレベルになると瞬時にディスチャージされる充
電回路とにより第5図の実施例におけるカウンタ23・
24を置き換えることもできる。 又、上記では位置決め制御装置の暴走防止として本発明
を通用した例を示したが、本発明の暴走防止装置は、パ
ルスジェネレータが発生するフィードバックパルスの欠
落による暴走を防止することを本質とするものであるの
で、パルスジェネレータが発生するパルスによって現在
値を求め、指令値と現在値との偏差に対応して制御対象
を制御する様にしたフィードバソクポ制御である限り、
位置決め制御以外の制御装置例えば速度制御等に通用す
ることもできることはいうまでもない。 尚、上記第5図又は第6図に示す実施例において、復旧
後に起動パルスと等価の信号を発生して、フリップフロ
ップ26・32及びカウンタ21・22・23・24・
28・29をリセットする用な回路を付加してもよい。
。 先ず、第1図は本発明の1実施例を示すブロック図であ
る。 本発明の暴走防止装置は、新規に設置されるシステムは
勿論のこと、既に設置されている装置に対しても汎用的
に採用することができ得ることを意図しており、第1図
に示す実施例申開ループによる位置決め制御のための機
構は全て周知のものである。 即ち、第1図において、■は指令値を設定するための設
定器を示し、設定器lは指令値を手動設定するデジスイ
ッチや指令値列が逐次読み出されるメモリ装置等によっ
て構成される。そして、設定器1に設定された指令値は
例えばマイクロコンピュータ等によって構成されるコン
トロールユニット2によって時間順次に読み出され、指
令値レジスタ3に逐次書き込まれる様になされている。 次ぎに、4は制御対象となるDCサーボモータを、5は
モータ4の回転に伴ってパルスを発生するパルスジェネ
レータを示している。 このパルスジェネレータが発生したパルスは位置検出器
6に加えられ、位置検出器6はパルスジェネレータ5が
発生したパルスによって制御対象たるモータ4の現在値
を数値化する。又、7は位置検出器6によって数値化さ
れたモータ4の現在値を記憶する現在値レジスタを示す
。 そして、核種の閉ループによる位置決め制御では指令値
レジスタ3に記憶された指令値と、現在値レジスタ7に
記憶された現在値との偏差に対応して制御対象であるモ
ータ4が駆動されることば周知の通りである。 即ち、8は減算器を、9は偏差レジスタを各々示してお
り、減算器8は、指令値レジスタ3の出力である指令値
と現在値レジスタ7の出力である現在値とが加えられる
と、この再入力値の偏差を算出し、減算器8が算出した
偏差は偏差レジスタ9に書き込まれる。 そして、偏差レジスタ9の出力はデジタル−アナログ変
換器10に与えられ、デジタル−アナログ変換器10は
指令値と現在値の偏差に対応する直流電圧をサーボアン
プ11に与える。そして、サーボアンプ11はこれを増
幅してモータ4を駆動し、このモータ4の回転はパルス
ジェネレータ5及び位置検出器6を介してフィードバッ
クされるので、モータ4は指令値レジスタ3にセットさ
れた指令値に追従して駆動されることになる。 尚、12は例えば微分回路等を具備する速度検出器であ
り、ダンピングループを構成している。 又、13は表示器を示し、現在値レジスタ7の出力であ
る現在値を表示するためのものである。 さて、この様な閉ループによる位置決め制御では、制御
対象であるモータ4は指令値と現在値との偏差によって
駆動されるとともに、制御対象たるモータ4の回転に伴
って現在値が逐次更新されて指令値と現在値との偏差が
Oになる様に作用するので、制御対象たるモータ4の現
在値は指令値レジスタ3に設定された指令値に追従する
ことになり、システム全体が正常に作動している限り、
極めて高精度な位置決め制御が可能になる。 しかしながら、例えば断線やパルスジェネレータ5自身
の故障等の原因によって位置検出器6に加えられるべき
パルスが欠落すると、モータ4が現実には回転している
にもかかわらず、現在値レジスタ7の出力である現在値
は永久に更新されなくなり、指令値と現在値との偏差は
永久に一定の値を示すことになるのでモータ4は永久に
一方向に回転を続けることになる。 そこで、本発明ではパルスジェネレータ5から位置検出
器6に加えられるパルスが欠落すると、直ちにモータ4
の電源を遮断してモータ4の暴走を防止する様にしてい
る。 それでは、この暴走防止のための基本原理を引続き第1
図を参照して説明しよう。 第1図において、20はパルス判別回路を、30はタイ
マを、40は電源遮断回路を、50は暴走表示回路を、
60は運転可表示灯を各々示す。 先ず、パルス判別回路20はパルスジェネレータ5が発
生するパルスの異常の有無を判別するためのものであり
、パルスジェネレータ5の出力ラインに接続される。尚
、本発明の暴走防止装置を既に設置されている装置に対
して通用する場合には暴走防止の対象となる装置と本発
明の暴走防止装置との間の整合をとるためのインタフェ
ースが所望により設けられることはいうまでもない。 そして、パルス判別回路20は、パルスジェネレータ5
が発生したパルスに異常を発見しない時には運転可表示
灯60を点灯して運転が続行可能であることを表示する
とともに、パルスジェネレータ5が発生したパルスに異
常を発見した時には運転可表示灯60を消灯する一方で
、電源遮断回路40及び暴走表示回路50を作動させる
。゛先ず、電源遮断回路40はモータ4の電源回路に接
続される様になされており、電源遮断回路40が遮断さ
れることにより、モータ4は駆動電力の供給が遮断され
て回転を停止するので、その暴走は停止し、又、暴走表
示回路50が作動することにより暴走の発生を知ること
ができる。 尚、タイマ20はシステムの起動後システム全体が定常
状態になった後に本実施例の暴走防止装置を作動させる
ためのものである。 それでは、以下において、本実施例の暴走防止装置のよ
り具体的な構成例を説明するが、それに先立ってパルス
ジェネレータ5の一般的な構造を説明しよう。 第2図はパルスジェネレータ5の代表的な構成を原理的
に示した斜視図である。図中5aはパルスジェネレータ
5のディスク本体を示し、ディスク本体5aはモータ4
の回転軸4aにその中心を固着されており、ディスク本
体5aにはスリット5bが円周上全域にわたって等間隔
で連設されている。尚、第2図では図面が煩雑にならな
い様にスリット5bを適宜省略している。 又、5C及び5eは各々゛発光器を、5d及び5fは各
々受光器を示しており、発光器5cから受光器5dに至
る光路及び発光器5eから受光器5fに至る光路はディ
スク本体5aの回転に伴って゛スリンl−5bによって
断続される。 従って1、受光器5d及び5fに対する入射光量を電圧
等に変換して所定の基準値と比較すれば、受光器5d及
び5fからパルスを得ることができる。 尚、以下において受光器5dから得られたパルスをA相
パルスと表現し、受光器5rから得られたパルスをB相
パルスと表現する。 そして、A相パルス及びB相パルスのパルス数はモータ
4の回転量に対応し、A相パルス及びB相パルスのパル
ス周波数はモータ4の回転速度に対応することになる。 尚、上記の様に発光器及び受光器から構成されるフォト
センサを2対設けるのはモータ4の回転方向を検出する
ためである。 部ち、発光器5cと発光器5eの間隔(受光器5dと受
光器5fの間隔もこれに等しい)は受光器5dから(4
られるA相パルスと受光i5fから得られるB相パルス
の位相角度が90度ずれる様な間隔で配置されている。 従って、ディスク本体5aが第2図の矢示A方向に回転
している時は築3図に示す様にB相パルスはA相パ゛ル
スよりも位相角度で90度遅延し、逆にディスク本体5
aが第2の矢示B方向に回転している時は第4図に示す
様にA相パルスはB相パルスよりも位相角度で90度遅
延する。 さて、パルス判別回路20はパルスジェネレータ5が発
生するパルスの異常を検出するためのものであるので、
パルス判別囲路20はパルスジェネレータ5が発生する
パルスの全ての異常態様に対応できることが所望される
。 そして、パルスジェネレータ5は一般的に上記の様に9
0度の位相差があるA相パルスとB相パルスを発生する
ので、パルス異常の態様は次ぎの8種類に分類される。 (1)、B相パルスが正常で、A相パルスがHレベルの
まま欠落する。 (2)、 B 相パルスが正常で、人相パルスがLレベ
ルのまま欠落する。 (3)、A相パルスが正常で、B相パルスがHレベルの
まま欠落する。 (41,A相パルスが正常で、B相パルスがLレベルの
まま欠落する。 <51. A相パルスがHレベルで欠落し、B相パルス
がHレベルで欠落する。 [6)、A相パルスがHレベルで欠落し、B相パルスが
Lレベルで欠落する。 (?1.A相パルスがLレベルで欠落し、B相パルスが
Hレベルで欠落する。 (81,A相パルスがLレベルで欠落し、B相パルスが
Lレベルで欠落する。 従って、パルス判別回路20はこれら各種の異常態様を
判別することができる論理を備えれば、その具体的な構
成は特に限定されるものではなく、その具体的な構成例
を第5図以降を参照して説明する。 先ず、第5図において4は既に説明したモータを、40
はA相パルス又はB相パルスに異常がある時にモータ4
の電源を遮断する電源遮断回路を示す。 又、第5図において、端子A及び端子Bは各々パルスジ
ェネレータ5のA相パルスの出力ライン及びB相パルス
の出力ラインに各々接続され、端子Sは位置決め装置の
起動信号ラインに接続される。 又、21・22は各々カウンタを示し、カウンタ21は
B相パルスのみの欠落を検出し、カウンタ22はA相パ
ルスのみの欠落を検出するためのものである。 先ず、カウンタ21には、そのクロック端子にアントゲ
−) G tを介してA相パルスが、又、そのリセット
端子にアンドゲートG2・オアゲートG3を介してB相
パルスが各々加えられており、カウンタ21はクロック
入力及びリセット入力ともアップエツジでトリガされる
。 又、カウンタ22には、そのクロック端子にアンドゲー
トG2を介してB相パルスが、又、そのリセット端子に
アントゲ−) G 1 ・オアゲートG4を介してA
相パルスが各々加えられており、カウンタ22もアップ
エツジでトリガされる。 そして、既述の通りA相パルス及びB相パルスはモータ
4の回転方向に応じて位相角度が90度正又は負のいづ
れかにずれるので、A相パルス及びB相パルスのいずれ
にも欠落がない限り、A相パルスのアンプエツジから次
のA相パルスのアップエツジの間には必ずB相パルスの
アップエツジが存在し、B相パルスのアップエツジから
次のB相パルスのアップエツジの間には必ず人相パルス
のアップエツジが存在する。 従って、カウンタ21はA相パルスをワンカウントした
後にA相パルスを2カウントする以前にB相パルスによ
ってリセットされるので、B相パルスに欠落がない限り
、そのQ2出力が立ち上がることはない。しかしながら
、A相パルスが正常な状態でB相パルスが欠落するとカ
ウンタ21はリセットされないので、そのQ2出力は立
ち上がり、カウンタ21のQ2出力の立ち上がりによっ
てB相パルスの欠落を知ることが可能になる。 同様に、カウンタ22はB相パルスをワンカウントした
後にB相パルスを2カウントする以前にA相パルスによ
ってリセットされるので、A相パルスに欠落がない限り
、そのQ2出力が立ち上がることはない。しかしながら
、B相パルスが正常な状態でA相パルスが欠落するとカ
ウンタ22はリセットされないので、そのQ2出力が立
ち上がり、カウンタ22のQ2出力の立ち上がりによっ
てA相パルスの欠落を知ることが可能になる。 この様に本実施例では、カウンタ21によってB相パル
スのみの欠落を、カウンタ22によってA相パルスのみ
の欠落を検出することができるが、A相パルス及びB相
パルスが同時に欠落した場合にはカウンタ21・22の
Q2出力では検出することができない。 そこで、本実施例ではカウンタ23・24を更に付加す
ることによりA相パルス及びB相パルスの双方同時欠落
をも検出することができる様にしている。 先ス、カウンタ23はA相パルスがHレベルのまま欠落
したことを検出するためのものであり、そのクロック端
子に発振器25が発生したパルスがアンドゲートG5を
介して加えられる一方、そのリセット端子にアンドゲー
トG1を通過したA相パルスがインバータゲートG6
・オアゲートG7を介して加えられており、カウンタ2
3もアップエツジでトリガされる。 そして、発振器25はA相パルスやB相パルスと比較し
て十分に周波数が高いパルスを発生する様になされてお
り、アンドゲートG5の他方の入力にはアンドゲートG
1を通過したA相パルスが加えられているので、発振器
25が発生したパルスは上記A相パルスがHレベルの時
にアンドゲートG5を通過してカウンタ23を歩進する
。 又、カウンタ23のリセット端子にはアントゲ) CI
を通過したA相パルスがインバータケー)Go ・オア
ゲートG7を介して加えられているので、カウンタ23
はA相パルスのダウンエツジでリセットされることにな
る。 従って、A相パルスがHレベルのまま欠落した時にはカ
ウンタ23はリセットされず、発振器25が発生したパ
ルスによってオーバーフローするので、カウンタ23の
Qn出力によってA相パルスのHレベル状態における欠
落を検出することができる。 同様に、カウンタ24はA相パルスがLレベルのまま欠
落したことを検出するためのものであり、そのクロック
端子に発振器25が発生したパルスがアントゲ−)G8
を介して加えられる一方、そのリセット端子にアントゲ
−) G 1を通過したA相パルスがインバータゲート
Gs ・インバータケ)GO・オアゲートG1oを介し
て加えられており、カウンタ24もアップエツジでトリ
ガされる。 そしてミアンドゲートGeの他方の入力にはアンドゲー
トG、及びインバータゲートG6を通過したA相パルス
が加えられているので、発振器25が発生したパルスは
A相パルスがLレベルの時にアンドゲートGeを通過し
てカウンタ24を歩進する。 又、カウンタ24のリセット端子にはアンドゲートG1
・インバータゲートGsを通過したA相パルスがイン
バータゲートG9 ・オアゲートGt。 を介して加えられているので、カウンタ24はA相パル
スのアップエツジでリセットされることになる。 従って、A相パルスがLレベルのまま欠落した時にはカ
ウンタ24はリセットされず、発振器25が発生したパ
ルスによってオーバーフローするので、カウンタ24の
Qn出力によってA相パルスのLレベル状態における欠
落を検出することができる。 尚、この様に本実施例では人相パルスのHレベル状態に
おける欠落及びLレベル状態における欠落を各々カウン
タ23・24のQn出力によって検出し、B相パルスの
欠落を検出する機構を設けていないのては、A相パルス
又はB相パルスのいずれか一方の欠落はカウンタ21又
はカウンタ22のQ2出力によって検出することができ
、A相パルス及びB相パルスの双方が欠落した時には当
然A相パルスが欠落しているのであるからA相パルスの
欠落のみを検出すれば、重ねてB相パルスの欠落を検出
する必要がないからである。 尚、カウンタ23・24の構成段数は発振器25が発生
するパルスの周波数及びモータ4が最低速度で回転した
時のA相パルスの周期に基づいて決定されるが、カウン
タ23・24をプリセットカウンタで構成すれば、暴走
防止装置の汎用性を高めることができる。 そして、カウンタ21・22のQ2出力はオアゲートG
1sを介して、又、カウンタ23・24のQn出力はオ
アゲートG 12・アンドゲートG13・オアゲートG
11を介して、フリップフロップ26のセット入力に接
続されており、上記カウンタ21・22・23・24の
いづれかがA相パルス又はB相パルスの異常を検出する
とフリップフロップ26がセットされる様になされてい
る。 尚、タイマ30は例えば遅延回路31とSRタイプのフ
リップフロップ32により構成され、端子Sに加えられ
た起動パルスによって遅延回路31がトリガされてから
所定時間が経過した時に遅延回路31が発生するパルス
によってフリップフロップ32がセットされる様になさ
れている。 尚、遅延回路31の遅延時間はシステムの起動後パルス
ジェネレータ4が定常運転になる迄の時間に対応して決
定され、外付けのCR時定数回路により間接可能とすれ
ば、暴走防止装置の汎用性を高めることができる。 この様に本実施例では人相パルス及び(又は)B相パル
スの異常を検出することによってフリップフロン126
がセットされる様になされているので、フリップフロッ
プ26のQ出力及びご出力を増幅して電源遮断回路40
・暴走表示回路50・運転可表示用60等を駆動するこ
とができる。 先ず、フリップフロップ26のこ出力は、アンプ61を
介して、カソード側をグランドに接続された運転可表示
用の発光ダイオード62のアノード側に接続されており
、フリップフロップ26かりセント状態の時に発光ダイ
オード62が点灯する様になされている。 又、フリップフロップ26のQ出力は、アンプ27を介
して、カソード側をグランドに接続された暴走表示用の
発光ダイオード51のアノード側に接続されており、フ
リップフロップ26がセント状態の時に発光ダイオード
51が点灯する様になされている。 又、アンプ27の出力は電源遮断回路40の一部をなす
リレー回路41にも接続されており、フリップフロ・7
プ26がセット状態の時にリレー回路41が作動する様
になされている。 そして、このリレー回路41の作動に関連してB接点4
3がブレークする様になされており、このB接点43は
モータ4のための電源42に対してトリップコイル44
と直列接続されているので、リレー回WPr41の作動
に関連してB接点43がブレークすると、トリップコイ
ル44が消磁されて、ブレーカ接点45が遮断される様
になされている。 それでは、次ぎに上記事項を参照して本実施例の動作を
説明しよう。 先ず、電源の投入後システムが起動されると、コントロ
ールユニット2は設定器1に設定された指令値を順次読
み出して指令値レジスタ3に書き込み、指令値レジスタ
3に書き込まれた指令値は減算器8の一方の入力に加え
られる。 一方、現在値レジスタ7にはモータ4の現在値が記憶さ
れており、この現在値は減算器8の他方の入力に加えら
れる。 そして、減算器8は指令値レジスタ3から加えられた指
令値と現在値レジスタ7から加えられた現在値との偏差
を算出して、指令値と現在値との偏差を偏差レジスタ9
に書き込み、デジタル−アナログ変換器10は偏差レジ
スタ9に記憶された偏差に対応した電圧を発生してサー
ボアンプ11に加え、サーボアンプ11はこれを増幅し
てモータ4を駆動する。 この様にしてモータ4が回転すると、モータ4の回転に
伴ってパルスジェネレータ5のディスク本体5aも回転
し、スリン1−5bは発光器5Cから受光器5dに至る
光路及び発光器5eから受光器5「に至る光路を断続す
る。従って、受光器5dはA相パルスを、受光″J55
fはB相パルスを各々発生し、これら両パルスは位置検
出器6に加えられる。 そして、位置検出器6はパルスジェネレータ5が発生し
たA相パルスとB相パルスのパルス数によりモータ4の
回転量を、又、A相パルスとB相パルスの位相差により
モータ4の回転方向を判別してモータ4の現在値を算出
し、現在値レジスタ7の内容を更新する。 従って、現在値レジスタ7にはモータ4の回転に伴って
逐次変動するモータ4の現在値が常に記憶されることに
なり、モータ4は指令値と現在値との偏差に対応して駆
動されるので、システム全体が正常に作動している限り
、モータ4は指令値に追従して作動することになる。 しかしながら、パルスジェネレータ4から位置検出器6
に加えられるA相パルス及び(又は)B相パルスが何等
かの原因によって欠落すると、モータ4が回転している
にもかかわらず指令値と現在値の偏差が一向に減少しな
いので、モータ4は回転を続け、所謂暴走状態が発生す
る。 そこで、本実施例の暴走防止装置はパルスジェネレータ
5が発生するA相パルス及びB相パルスを監視して、A
相パルス及び(又は)B相パルスが欠落がすると、モー
タ4の駆動用の電源を遮断してモータ4の暴走を防止す
る様にしている。 先ず、第5図に示す暴走防止装置は、その端子Aに受光
器5dの出力ラインからA相パルスが、その端子Bに受
光器5fの出力ラインからB相パルスが、その端子Sに
システム起動時に発生する起動パルスが各々加えられる
。 そして、端子Sから加えられた起動パルスは、オアゲー
トG3を介してカウンタ21のリセット端子に、オアゲ
ートG4を介してカウンタ22のリセット端子に、オア
ゲートG7を介してカウンタ23のリセット端子に、オ
アゲートG、。を介してカウンタ24のリセット端子に
、更にフリップフロップ26・32のリセット端子に各
々加えられ、これらのカウンタ21・22・23・24
及びフリップフロップ26・32をリセットして暴走防
止装置を初期化する。 又、端子Sから加えられた起動パルスは遅延回路31の
トリガ端子にも加えられ、遅延回路31はトリガされた
後予設定の時間が経過するとパルスを発生し、遅延回路
31が発生したパルスによってフリップフロップ32は
セットされてフリップフロップ32のQ出力が1ルベル
になる。 一方、システムの起動によってモータ4が回転すると、
端子AにはA相パルスが、端子BにはB相パルスが各々
加えられ、このA相パルス及びB相パルスは、起動パル
スの発生後フリップフロップ32がセットされるまでに
は、定常状態になっている。 そして、フリップフロップ32のセットによってアンド
ゲートG1及びアンドゲートG2が開くので、A相パル
スはアンドゲートGlを通過し、B相パルスはアントゲ
−1−02を通過する。 先ず、アントゲ−) G rを通過したA相パルスはカ
ウンタ21のクロック端子に加えられ、アンドゲートG
2を通過したB相パルスはオアゲートG3.を介してカ
ウンタ21のリセット端子に各々加えられる。 そして、A相パルスとB相パルスは位相角度が90度ず
れているので、A相パルス及びB相パルスが共に正常で
ある限り、カウンタ21はA相パルスのアップエツジで
カウントアツプした後にA相パルスの次ぎのアップエツ
ジ以前にB相パルスのアップエツジでリセットされるの
で、カウンタ21はパルス状の01出力を発生するが、
Q2出力はLレベルのままである。 しかしながら、A相パルスが正常な状態でB相パルスが
欠落スると(B相パルスがHレベルかLレベルかにかか
わりなく)、カウンタ21はリセットされることなくA
相パルスよって更にカウントアツプされる。 そして、カウンタ21のQ2出力が立ち上がることによ
り、フリップフロップ26はセットされて、パルスの異
常がフリップフロップ26に記憶される。 同様に、アンドゲートG 2を通過したB相パルスはカ
ウンタ22のクロ・ツク端子に加えられ、アンドゲート
G1を通過したA相パルスはオアゲートG4を介してカ
ウンタ22のリセ・ノド端子に各々加えられる。 そして、A相パルスとB相パルスは位相角度が90度ず
れているので、A相パルス及びB相パルスが共に正常で
ある限り、カウンタ22はB相パルスのアンプエツジで
カウントアツプした後にB相パルスの次ぎのアップエツ
ジ以前にA相パルスのアップエツジでリセットされるの
で、カウンタ22はパルス状のQ1出力を発生するが、
Q2出力はLレベルのままである。 しかしながら、B相パルスか正常な状態でA相パルスが
欠落すると(A相パルスがHレベルかLレベルにかかわ
りな()、カウンタ22はリセットされることなくB相
パルスよって更にカウントアツプされる。 そして、カウンタ22のQ2出力が立ち上がることによ
ってフリップフロップ26はセットされて、パルスの異
常がフリップフロップ26に記憶される。 ところで、A相パルス及びB相パルスが同時に欠落した
場合にはカウンタ21・22はカウントアツプ動作自体
を行わなくなるので、カウンタ21・22のQ2出力に
よってパルスの欠落を検出することは出来ないが、本実
施例ではA相パルス及びB相パルスが同時に欠落した場
合にはカウンタ23・24によりこの種のパルス異常を
検出する。 より具体的には、フリップフロップ32がセントされた
後は発振器25はA相パルスやB相パルスよりも十分に
パルス周期の短いパルスを発生し、発振器25が発生し
たパルスはアントゲ−)Gs及びアンドゲート0日に加
えられている。 先ず、アンドゲートG5の他方の入力にはアンドゲート
G1を通過したA相パルスが加えられているので、発振
器25が発生したパルスはA相パルスがHレベルの時に
アンドゲートG5を通過してカウンタ23をカウントア
ツプするが、アントゲ−) G 1を通過したA相パル
スはインバータゲートG6及びオアゲートG?を介して
カウンタ23のリセット端子に加えられているので、A
相パルスが欠落しない限り、カウンタ23はオーバーフ
ローする以前にA相パルスのダウンエツジでリセットさ
れる。 しかしながら、A相パルスがHレベルのまま欠落すると
カウンタ23はオーバーフローし、そのQn出力が立ち
上がる。そして、フリップフロップ32がセットされた
後はアンドゲートG1gが開いているので、カウンタ2
3のQn出力が立ち上がることによってフリップフロッ
プ26はセットされて、パルスの異常が記憶される。 同様に、アンドゲートGeの他方の入力にはアンドゲー
トG1を通過した人相パルスがインパークゲートGaを
介して加えられているので、発振器25が発生したパル
スはA相パルスがLレベルの時にアンドゲートceを通
過してカウンタ24をカウントアンプするが、インバー
タゲートG6を通過したA相パルスはインバータゲー)
Gs及びオアゲートGooを介してカウンタ24のリセ
ット端子に加えられているので、A相パルスが欠落しな
い限り、カウンタ24はオーバーフローする以前にA相
パルスのアソプエンジでリセットされる。 しかしながら、A相パルスがLレベルのまま欠落すると
カウンタ24はオーバーフローし、そのQn小出力立ち
上がる。そして、カウンタ24のQn小出力立ち上がる
ことによってフリップフロップ26はセットされて、パ
ルスの異常が記憶される。 この様に本実施例によれば、パルスジェネレータ5が発
生したA相パルス及び(又は)B相パルスが欠落すると
、パルス異常の態様にかかわらず、フリップフロップ2
6がセットされ、パルス異常の発生がフリップフロップ
26′に記憶される。 そして、この様にしてフリップフロップ26がセントさ
れて、そのQ出力が立ち上がると、フリップフロップ2
6のQ出力がアンプ27で増幅されて暴走表示用の発光
ダイオード51及びリレー回路41が駆動される。 先ず、発光ダイオード51は駆動されることにより点灯
して、周囲の作業者に対して暴走の発生を知らしめる。 又、リレー回路41が駆動されることにより、リレー回
路41と関連したB接点43がブレークし、トリップコ
イル44が消磁される。 従って、ブレーカ接点45がブレークされるので、モー
タ4は電源回路42から遮断され、その暴走は瞬時に停
止することになる。 尚、フリップフロップ26がセットされていない時(即
ち、暴走が発生していない時)は、フリップフロップ2
6のζ出力をアンプ61が増幅して運転可表示用の発光
ダイオード62を駆動するので、発光ダイオード62が
点灯して正常な運転中であることを周囲の作業者に知ら
しめる。 次ぎに、第6図は本発明の他の実施例を示す回路図であ
る。 第6図に示す実施例は、(11A相パルスのHレベル状
態における欠落をB相パルスの状態にかかわりなくカウ
ンタ23のオーバーフローにより検出し、(2)A相パ
ルスのLレベル状態における欠落をB相パルスの状態に
かかわりなくカウンダ24のオーバーフローにより検出
し、(3)B相パルスの■(レベル状態における欠落を
人相パルスの状態にかかわりなくカウンタ28のオーバ
ーフローにより!!出し、(41B 4’BパルスのL
レベル状態における欠落をA相パルスの状態にかかわり
なくカウンタ29のオーバーフローにより検出する様に
したものであり、第5図と同一の要素に関しては第5図
と同一の符合を付して重複した説明を省略して、以下に
その構成及び動作を説明する。 先ず、システム起動時に発生する起動パルスによってフ
リップフロップ26・32及びカウンタ23・24・2
8・29は各々リセットされ、タイマ31によって設定
された遅延時間経過後にフリップフロップ32が七ソj
・されることにより、アンドゲートGl ・G2・G
15が開き、発振器25が発振動作を開始する。 先ず、アンドゲートG1を通過したA相パルスはアント
ゲ−1・G5の一方の入力に加えられているので、発振
器25が発生したパルスはA相パルスが1■レベルの時
にアントゲ−1−05を通過してカウンタ23をカウン
トアツプする。 そして、アンドゲートG +を通過したA相パルスはイ
ンバータゲートG6及びオアゲートG7を通過してカウ
ンタ23のリセット端子に加えられているので、A相パ
ルスが欠落しない限り、カウンタ23はオーバーフロー
する以前にA相パルスのダウンエンジでリセン)・され
るが、A相パルスが)Tレベルのまま欠落すると、カウ
ンタ23は発振器25が発生したパルスによってオーバ
ーフローしてそのQn小出力立ち上がり、オアゲートG
14及びアンドゲートG15を介してフリップフロップ
26がセットされてパルス異常の発生が記iffされる
。 更に、インバータゲートG6を通過したA相パルスはア
ンドゲートG8の一方の入力に加えられているので、発
振器25が発生したパルスはA相パルスがLレベルの時
にアンドゲートG8を通過してカウンタ24をカウント
アツプする。 そして、インバータゲートG6を通過したA相パルスは
インバータゲートG9及びオアゲートG10を通過して
カウンタ24のリセット端子に加えられているので、A
相パルスが欠落しない限り、カウンタ24はオーバーフ
ローする以前にA相パルスのアンプエツジでリセットさ
れるが、A相パルスがLレベルのまま欠落すると、カウ
ンタ24は発振器25が発生するパルスによってオーバ
ーフローしてそのQn出力が立ち上がり、オアゲートG
I4及びアンドゲートG15を介してフリップフロップ
26がセットされてパルス異常の発生が記憶される。 同様に、アンドゲートG2を通過したB相パルスはアン
ドゲートG16の一方の入力に加えられているので、発
振器25が発生したパルスはB相パルスがI(レベルの
時にアンドゲートG16を通過してカウンタ28をカウ
ントアンプする。 そして、アンドゲートG2を通過したB相パルスはイン
バータゲートG l?及びオアゲートG +eを通過し
てカウンタ28のリセット端子に加えられているので、
B相パルスが欠落しない限り、カウンタ28はオーバー
フローする以前にB相パルスのダウンエツジでリセット
されるが、B相パルスがHレベルのまま欠落すると、カ
ウンタ28は発振器25が発生するパルスによってオー
バーフローしてそのQn出力が立ち上がり、オアゲート
G14及びアンドゲートG15を介してフリップフロン
126がセントされてパルス異常の発生が記憶される。 更に、インバータゲートG 17を通過したB相パルス
はアンドゲートG、9の一方の入力に加えられているの
で、発振器25が発生したパルスはB相パルスがLレベ
ルの時にアンドゲートc+sを通過してカウンタ29を
カウントアツプする。 そして、インバータゲートG 17を通過したB相パル
スはインバータゲートG2o及びオアゲートG21を通
過してカウンタ29のリセット端子に加えられているの
で、B相パルスが欠落しない限り、カウンタ29はオー
バーフローする以前にB相パルスのアップエツジでリセ
ットされるが、B相パルスがLレベルのまま欠落すると
、カウンタ29は発振器25が発生するパルスによって
オーバーフローしてそのQn出力が立ち上がり、オアゲ
ートG14及びアンドゲートG15を介してフリップフ
ロップ26がセットされてパルス異常の発生が記憶され
る。 そして、この様にしてパルス異常の発生がフリップフロ
ップ26に記憶されると、以後は第5図の例と同様にし
て電源遮断及び暴走表示がなされる。 尚、上記ではハードウェアロジックによってA相パルス
及びB相パルスの監視をする様にした例を示したが、ソ
フトウェアによってパルス監視を行う様にしてもよい。 又、上記ではデジタル回路によってパルス監視をする様
にした例を示したが、パルスがHレベルの最大時間やL
レベルの最大時間はアナログ回路によって測定してもよ
い。 例えば、+1+ A相パルスがHレベルの時に時定数に
従ってチャージされ、A相パルスがLレベルになると瞬
時にディスチャージされる充電回路と、(2)A相パル
スがLレベルの時に時定数に従ってチャージされ、人相
パルスがHレベルになると瞬時にディスチャージされる
充電回路と、(3)B相パルスがHレベルの時に時定数
に従ってチャージされ、B相パルスがLレベルになると
瞬時にディスチャージされる充電回路と、(2)B相パ
ルスがLレベルの時に時定数に従ってチャージされ、B
相パルスがHレベルになると瞬時にディスチャージされ
る充電回路とにより、第6図の実施例におけるカウンタ
23・24・28・29を置き換えることもできる。 又、(1) A相パルスがトIレベルの時に時定数に従
ってチャージされ、人相パルスがLレベルになると瞬時
にディスチャージされる充電回路と、(2)A相パルス
がLレベルの時に時定数に従ってチャージされ、A相パ
ルスがHレベルになると瞬時にディスチャージされる充
電回路とにより第5図の実施例におけるカウンタ23・
24を置き換えることもできる。 又、上記では位置決め制御装置の暴走防止として本発明
を通用した例を示したが、本発明の暴走防止装置は、パ
ルスジェネレータが発生するフィードバックパルスの欠
落による暴走を防止することを本質とするものであるの
で、パルスジェネレータが発生するパルスによって現在
値を求め、指令値と現在値との偏差に対応して制御対象
を制御する様にしたフィードバソクポ制御である限り、
位置決め制御以外の制御装置例えば速度制御等に通用す
ることもできることはいうまでもない。 尚、上記第5図又は第6図に示す実施例において、復旧
後に起動パルスと等価の信号を発生して、フリップフロ
ップ26・32及びカウンタ21・22・23・24・
28・29をリセットする用な回路を付加してもよい。
以上説明した様に、本発明によれば、パルスジェネレー
タからフィードバックされるパルスが欠落した時に直ち
にモータの電源を遮断することができるので、パルスの
欠落に起因する暴走を瞬時に停止することが可能になる
。 又、本発明の暴走防止装置はモータの制御回路自体には
一切の改造を加えず、単にパルスジェネレータの出力ラ
イン及びモータ4の電源回路との間のインタフェースの
みを考慮すれば良いので、新規に設置する装置は勿論の
こと、既に設置しである装置に対しても簡単に取りつけ
ることが可能である。
タからフィードバックされるパルスが欠落した時に直ち
にモータの電源を遮断することができるので、パルスの
欠落に起因する暴走を瞬時に停止することが可能になる
。 又、本発明の暴走防止装置はモータの制御回路自体には
一切の改造を加えず、単にパルスジェネレータの出力ラ
イン及びモータ4の電源回路との間のインタフェースの
みを考慮すれば良いので、新規に設置する装置は勿論の
こと、既に設置しである装置に対しても簡単に取りつけ
ることが可能である。
第1図は本発明の1実施例に係る暴走防止装置を含むシ
ステムを示すブロック図、第2図はパルスジェネレータ
及びモータの斜視図、第3図及び第4図はパルスジェネ
レータが発生するパルスの説明図、第5図は本発明の暴
走防止装置の1実施例を示す回路図、第6図は本発明の
暴走防止装置の他の実施例を示す回路図。 3・・・指令値レジスタ 4・・・モータ5・・・パ
ルスジェネレータ6・・・位置検出器7・・・現在値レ
ジスタ 8・・・減算器9・・・偏差レジスタ
11・・・サーボアンプ20、・・・パルス判別回路 21・22・23・24・28・29・・・カウンタ2
6・・・フリップフロップ 30・・・タイマ 31・・・遅延回路32・
・・フリップフロップ 40・・・電源遮断回路 41・・・リレー回路 42・・・電源回路43・
・・B接点 44・・・トリップコイル45・
・・ブレーカ接点 特許出願人 アイダエンジニアリング株式会社代 理
人 弁理士 村上光用 第2図 第3図 第4図 A相 B相
ステムを示すブロック図、第2図はパルスジェネレータ
及びモータの斜視図、第3図及び第4図はパルスジェネ
レータが発生するパルスの説明図、第5図は本発明の暴
走防止装置の1実施例を示す回路図、第6図は本発明の
暴走防止装置の他の実施例を示す回路図。 3・・・指令値レジスタ 4・・・モータ5・・・パ
ルスジェネレータ6・・・位置検出器7・・・現在値レ
ジスタ 8・・・減算器9・・・偏差レジスタ
11・・・サーボアンプ20、・・・パルス判別回路 21・22・23・24・28・29・・・カウンタ2
6・・・フリップフロップ 30・・・タイマ 31・・・遅延回路32・
・・フリップフロップ 40・・・電源遮断回路 41・・・リレー回路 42・・・電源回路43・
・・B接点 44・・・トリップコイル45・
・・ブレーカ接点 特許出願人 アイダエンジニアリング株式会社代 理
人 弁理士 村上光用 第2図 第3図 第4図 A相 B相
Claims (2)
- (1)、指令値に現在値が追従する様にしたフィードバ
ック式の駆動機構のための暴走防止装置において、 モータの回転に対応して現在値検出用パルスを発生する
パルスジェネレータの出力ラインに接続されるインタフ
ェースと、 該インタフェースから供給されるパルスの欠落を検出す
るパルス判別手段と、 前記駆動機構の電源回路に関連して配設され、前記パル
ス判別手段が前記パルスの欠落を検出すると前記電源回
路を遮断する電源遮断手段とを有する暴走防止装置。 - (2)、特許請求の範囲第1項記載の暴走防止装置にお
いて、 前記パルス判別手段はシステム起動後システムが定常状
態になるのに要する最低時間経過後に作動する様になさ
れたことを特徴とする暴走防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60253293A JPS62113201A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 暴走防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60253293A JPS62113201A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 暴走防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62113201A true JPS62113201A (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=17249269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60253293A Pending JPS62113201A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 暴走防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62113201A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0359193U (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-11 | ||
JPH0444011U (ja) * | 1990-08-06 | 1992-04-14 | ||
JP2017140685A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | キヤノン株式会社 | ロボット装置、ロボット制御方法、部品の製造方法、プログラム、記録媒体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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