JPS6157579A - 3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法 - Google Patents
3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法Info
- Publication number
- JPS6157579A JPS6157579A JP17843884A JP17843884A JPS6157579A JP S6157579 A JPS6157579 A JP S6157579A JP 17843884 A JP17843884 A JP 17843884A JP 17843884 A JP17843884 A JP 17843884A JP S6157579 A JPS6157579 A JP S6157579A
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- aminopyrrolidine
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- salt
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法に
関する。さらに詳細には、本発明は、−〔式中、几lは
低級アルキル基を示す。〕で表わされる化合物を鉱酸と
゛反応させることを特徴トスる3−アミノピロリジンま
たはその塩の製造法に関する。
関する。さらに詳細には、本発明は、−〔式中、几lは
低級アルキル基を示す。〕で表わされる化合物を鉱酸と
゛反応させることを特徴トスる3−アミノピロリジンま
たはその塩の製造法に関する。
本発明方法によって得られる3−アミノピロリジンまた
はその塩は、合成抗菌剤として有用な一般式(I[] NH。
はその塩は、合成抗菌剤として有用な一般式(I[] NH。
で表わされるキノリ/カルボン酸およびナフチリジンカ
ルボン酸系化合物を製造する際の中間体として極めて有
用な化合物である。
ルボン酸系化合物を製造する際の中間体として極めて有
用な化合物である。
従来、3−アミノピロリジンまたはその塩は、つぎに示
すルートに従って製造されている(ジャーナル・オブ・
メデイシナル・ケミストリー、第11巻、第1034〜
1037頁(1968年)iたは!!!f開昭53−2
8161号公報)。
すルートに従って製造されている(ジャーナル・オブ・
メデイシナル・ケミストリー、第11巻、第1034〜
1037頁(1968年)iたは!!!f開昭53−2
8161号公報)。
しかしながら、上記した従来の方法によれば、ピロリジ
ンの1位をベンジル基で保護しているため、最終工程に
おいてこれを接触還元によシ脱離させる必要があるので
、この方法を工業的に実施することは極めて困難であっ
た。
ンの1位をベンジル基で保護しているため、最終工程に
おいてこれを接触還元によシ脱離させる必要があるので
、この方法を工業的に実施することは極めて困難であっ
た。
かかる状況下において、本発明者らは、このような接触
還元を行うことなく、簡単な操作で工業的に有利な3−
アミノピロリジンまたはその塩の製造法を開発せんと鋭
意研究した結果、本発明を完成するに至った。
還元を行うことなく、簡単な操作で工業的に有利な3−
アミノピロリジンまたはその塩の製造法を開発せんと鋭
意研究した結果、本発明を完成するに至った。
本発明方法によれば、ピロリジン骨格の1位にRI Q
C−基(R1は前記と同様の意味を有する)を導入した
一般式CI)の化合物を原料とし、これと鉱酸を反応さ
せて1位および3位の保護基を同時に脱離させることに
よシ、容易に3−アミノピロリジンまたはその塩が得ら
れる。したがって、本発明方法は操作が簡単であるばか
υでなく、経済的にも優れ、工業的に有利な方法である
。
C−基(R1は前記と同様の意味を有する)を導入した
一般式CI)の化合物を原料とし、これと鉱酸を反応さ
せて1位および3位の保護基を同時に脱離させることに
よシ、容易に3−アミノピロリジンまたはその塩が得ら
れる。したがって、本発明方法は操作が簡単であるばか
υでなく、経済的にも優れ、工業的に有利な方法である
。
以下、本発明方法を詳細に説明する。
なお、本明細書において、「低級アルキル基」とは、た
とえば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル
、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブチル、tart
−ブチルなどの01〜4アルキル基を、および「低級ア
ルケニル基」とは、たとえば、ビニル、アリルなどのC
8〜4アルケニル基を意味するものとする。
とえば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル
、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブチル、tart
−ブチルなどの01〜4アルキル基を、および「低級ア
ルケニル基」とは、たとえば、ビニル、アリルなどのC
8〜4アルケニル基を意味するものとする。
本発明方法における鉱酸としては、たとえば、徽塩酸、
濃硫酸、希硫酸などが挙げられ、これらは一般式CII
の化合物に対して約10〜50倍モル使用される。また
、本発明方法は、100〜150℃で5〜20時間反応
させることによって実施され、ついで、所望に応じて通
常の脱塩または塩形成反応を行ってもよい。
濃硫酸、希硫酸などが挙げられ、これらは一般式CII
の化合物に対して約10〜50倍モル使用される。また
、本発明方法は、100〜150℃で5〜20時間反応
させることによって実施され、ついで、所望に応じて通
常の脱塩または塩形成反応を行ってもよい。
3−アミノピロリジンの塩としては、塩酸、臭化水素酸
、ヨウ化水素酸、硝酸または硫酸などの鉱酸との塩が挙
げられる。
、ヨウ化水素酸、硝酸または硫酸などの鉱酸との塩が挙
げられる。
また、本発明方法の原料である一般式CI)の化合物は
、たとえば、米国特許第3365450号公報などく記
載された方法で、下記の製造ルートに従って製造するこ
とができる。
、たとえば、米国特許第3365450号公報などく記
載された方法で、下記の製造ルートに従って製造するこ
とができる。
つぎに、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は
、これに限定されるものではない。
、これに限定されるものではない。
実施例
(1)1−エトキシカルボニル−3−ピロリドン100
?をメタノール300−に溶解させ、水素化ホウ素ナト
リウム6.02fを水401ntに溶解させた溶液を、
0℃で30分を要して滴下する。さらに同温度で15分
反応させた後、製塩5214.3d、飽和食壌水250
PILtおよび塩化メチレン300dを順次加える。つ
いで、有機層を分取し、飽和食塩水100コで洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を
留去すれは、油状の1−エトキシカルボニル−3−ヒド
ロキシピロリジン100?(収率98.7 % )を得
る。
?をメタノール300−に溶解させ、水素化ホウ素ナト
リウム6.02fを水401ntに溶解させた溶液を、
0℃で30分を要して滴下する。さらに同温度で15分
反応させた後、製塩5214.3d、飽和食壌水250
PILtおよび塩化メチレン300dを順次加える。つ
いで、有機層を分取し、飽和食塩水100コで洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下に溶媒を
留去すれは、油状の1−エトキシカルボニル−3−ヒド
ロキシピロリジン100?(収率98.7 % )を得
る。
IR(ニー) ) cm−” i νc=o 167
ONMR(CDCIs)δ値; 1.30(3H,t 、 J=7Hz 、CH,CH,
−) 。
ONMR(CDCIs)δ値; 1.30(3H,t 、 J=7Hz 、CH,CH,
−) 。
4.15 (2H、q 、 J=7Hz 、 CH3C
H2−) 。
H2−) 。
(2+ 1−エトキシカルボニル−3−ヒト0ロキシ
ビロリジン100tを塩化メチレン500dに溶解させ
、トリエチルアミン63.5tを加えた後、メシルクロ
リド72.(lを0℃で1時間を要して滴下する。さら
に同温度で20分反志させた後、水500dを加える。
ビロリジン100tを塩化メチレン500dに溶解させ
、トリエチルアミン63.5tを加えた後、メシルクロ
リド72.(lを0℃で1時間を要して滴下する。さら
に同温度で20分反志させた後、水500dを加える。
ついで、有機層を分取し、飽和食塩水200111tで
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下
に溶媒を留去すれば、油状の1−エトキシカルボニル−
3−メシルオキシピロリジン128t(収率85.9%
)を得る。
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下
に溶媒を留去すれば、油状の1−エトキシカルボニル−
3−メシルオキシピロリジン128t(収率85.9%
)を得る。
IRに−ト) ctn−1i シ、=0168ONM
R(CDCI、 )δ値; 1.28 (3H、L 、 J=7Hz 、 CHIC
H,−) 。
R(CDCI、 )δ値; 1.28 (3H、L 、 J=7Hz 、 CHIC
H,−) 。
3.08(3u、 a 、−oso2cm)。
4.16 (2H,q 、 J=7Hz 、 CH3C
H2−) 。
H2−) 。
(3) 1−エトキシカルボニル−3−メシルオキシ
ピロリジン100t f N、N−ジメチルホルムアミ
ド750dに溶解させ、N−カリウムフタルイミド78
fを加えて、100℃で2時間反応させる。
ピロリジン100t f N、N−ジメチルホルムアミ
ド750dに溶解させ、N−カリウムフタルイミド78
fを加えて、100℃で2時間反応させる。
ついで、室温まで冷却した後、塩化メチレン500−お
よび水2250ajを加え、20憾水酸化ナトリウム水
溶液でpH11,5に調整する。有機層を分取し、0.
IN−塩酸500−1水500Int および飽和食
塩水250−で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥させた後、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留物
にジイソプロピルエーテル200#Egを加えて、析出
した結晶性物質をF取すれば、融点81〜82℃を示す
1−エトキシカルボニル−3−フタルイミドピロリジン
52.0?(収率42.8係)を得る。
よび水2250ajを加え、20憾水酸化ナトリウム水
溶液でpH11,5に調整する。有機層を分取し、0.
IN−塩酸500−1水500Int および飽和食
塩水250−で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥させた後、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留物
にジイソプロピルエーテル200#Egを加えて、析出
した結晶性物質をF取すれば、融点81〜82℃を示す
1−エトキシカルボニル−3−フタルイミドピロリジン
52.0?(収率42.8係)を得る。
IR(KBr ) ctn(;νc=o 170ON
MR(cnc13)δ値; 1.28(3H,t、J=7Hz、CH,CH2−)。
MR(cnc13)δ値; 1.28(3H,t、J=7Hz、CH,CH2−)。
−〇
4.10 (2H、q 、 J=7Hz 、CH2CH
2−) 。
2−) 。
(4)l−エトキシカルボニル−3−7タルイミドピロ
リジン50.OFに製塩#500−を加え、1゜時間加
熱還流させる。ついで、反応液を室温まで冷却した後、
不溶物を戸去する。F液を減圧下に留去し、得られた結
晶性物質をエタノール25−で洗浄すれば、吸湿性の3
−アミノピロリジン・2塩酸塩24.2fC収率87.
7%)を得る。
リジン50.OFに製塩#500−を加え、1゜時間加
熱還流させる。ついで、反応液を室温まで冷却した後、
不溶物を戸去する。F液を減圧下に留去し、得られた結
晶性物質をエタノール25−で洗浄すれば、吸湿性の3
−アミノピロリジン・2塩酸塩24.2fC収率87.
7%)を得る。
IR(ヌジョール) cIn−” i νNH2”*
HH,” 5000〜20’0ONMB(D*O)
a値; (5)3−アミノピロリジン・2塩酸!15.9P、に
メタノール50−を加え、さらに、ナトリウムメチラー
)10.8Fを加える。室温で1時間攪拌した後、不溶
物を戸去し、得られたF液を蒸留すれば、沸点156℃
を示す3−アミノピロリジンを得る。
HH,” 5000〜20’0ONMB(D*O)
a値; (5)3−アミノピロリジン・2塩酸!15.9P、に
メタノール50−を加え、さらに、ナトリウムメチラー
)10.8Fを加える。室温で1時間攪拌した後、不溶
物を戸去し、得られたF液を蒸留すれば、沸点156℃
を示す3−アミノピロリジンを得る。
rg(ニー) ) cm−1: シNu、NH,33
50〜315ONMR(CDCh)δ値;
50〜315ONMR(CDCh)δ値;
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は低級アルキル基を示す。〕で表わされ
る化合物を鉱酸と反応させることを特徴とする3−アミ
ノピロリジンまたはその塩の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17843884A JPS6157579A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17843884A JPS6157579A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157579A true JPS6157579A (ja) | 1986-03-24 |
JPH0413339B2 JPH0413339B2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=16048517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17843884A Granted JPS6157579A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 3−アミノピロリジンまたはその塩の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6157579A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5137877A (en) * | 1990-05-14 | 1992-08-11 | Bristol-Myers Squibb | Bifunctional linking compounds, conjugates and methods for their production |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP17843884A patent/JPS6157579A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5137877A (en) * | 1990-05-14 | 1992-08-11 | Bristol-Myers Squibb | Bifunctional linking compounds, conjugates and methods for their production |
US5349066A (en) * | 1990-05-14 | 1994-09-20 | Bristol-Myers Squibb Company | Bifunctional linking compounds, conjugates and methods for their production |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413339B2 (ja) | 1992-03-09 |
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