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JPS6140218A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

Info

Publication number
JPS6140218A
JPS6140218A JP16358184A JP16358184A JPS6140218A JP S6140218 A JPS6140218 A JP S6140218A JP 16358184 A JP16358184 A JP 16358184A JP 16358184 A JP16358184 A JP 16358184A JP S6140218 A JPS6140218 A JP S6140218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agent
formula
compound
membered
phosphocholine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16358184A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoshichi Nojima
野島 庄七
Masaaki Nomura
野村 容朗
Susumu Tsushima
津島 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP16358184A priority Critical patent/JPS6140218A/ja
Priority to EP85305407A priority patent/EP0171968A1/en
Publication of JPS6140218A publication Critical patent/JPS6140218A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/66Phosphorus compounds
    • A61K31/683Diesters of a phosphorus acid with two hydroxy compounds, e.g. phosphatidylinositols
    • A61K31/685Diesters of a phosphorus acid with two hydroxy compounds, e.g. phosphatidylinositols one of the hydroxy compounds having nitrogen atoms, e.g. phosphatidylserine, lecithin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D295/00Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D295/16Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms
    • C07D295/20Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms by radicals derived from carbonic acid, or sulfur or nitrogen analogues thereof
    • C07D295/205Radicals derived from carbonic acid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/553Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07F9/572Five-membered rings

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗IFii、 Ei%剤に関する。さらに詳し
くは本発明は式 %式% 〔式中、R1はアμキ!基を示し、R2,R3およで表
わされる化合物またはその塩を含有してなる抗腫瘍剤に
関する。
従来の技術 式(1)で示される化合物社、その化学構造上、血小板
活性化因子(PAF)の@縁体である。PAFは抗原と
工gM抗体との抗原−抗体反応の際、好塩基球よ)遊離
されるメジエータ−であシ、Eanahanら(J、 
BioL Che+a 2549355 。
(1979))によJPN造決定され、グリセリン1位
にエーテル結合を介してオクタデシ/L/(あるいはヘ
キサデシμ)が、2位にアセチμ基が導入され九グリセ
ロリン脂質、即ち、1−〇−オクタデシA/−2−0−
アセチA/−an−グリセロ−3−フオスホコリンであ
ることが明らかKなった。この因子(化学合成品)を動
物に注射すると極めて微量で血小板や好中球を活性化す
るほか、血管透過性の亢進、平滑筋収縮、血圧降下作用
などを示す。
該化合物は通常1.5μg/%以上の静脈内投与によシ
ウサギに典型的なアナフイヲキシーVヨツクをおこさせ
ることが可能で、ウサギの急性毒性死を観察することが
できる。このように、PAFは極めて毒性が強いため、
このままでは薬物としての使用は不適当と考えられる。
また、PAFは生体に存在するアセチルハイドロレース
によシ賽易に加水分解、不活化をうけることも知られて
おシ、一般に薬物としての作用の持続性不足も認められ
る。
また、特開昭55−2636号において、制癌作用を有
する化合物の記載が見受けられるとは言うものの、該公
報に記載されている化合物の殆んどはR1がアシμ基で
あるものである。R1にアシμ基を有する化合物は生体
内で容易に酵素的に加水分解を受けて失活し、その制癌
作用は活性強度や持続性の点で、対応するR1がアルキ
μである化合物に比べて著しく劣る。また、該公報にお
いては 11がアルキμである化合物(番号3)がわず
か−ケ開示されているとはいうものの、該化合物はグリ
セロール骨格の2位にカルパモイμを有する。グリセロ
−μ骨格の2位にカルバモイμ基を有する化合物はI’
AP″と同様に血小板活性化作用、好中球活性化作用1
組織障害作用、血管透過性九進作用、血圧下降作用など
の強い副作用がみられ、その副作用のため、医薬として
の使用が制約されている。
発明が解決しようとする問題点 PAFや特開昭55−2636号に具体的に記載された
化合物はいずれも、生体内で容易に酵素的に加水分解さ
れて失活するか、あるいはその化合物自体の強い毒性の
ため抗腫瘍剤としての使用が難しいものであった。本発
明者らは生体内に存在する酵素に対し耐性であル、しか
も毒性の極めて低い抗IIWI剤を求めて鋭意研究した
結果、マクロファージ活性化作用や腫瘍壊死作用を含む
強力な抗腫瘍作用を有し、血小板活性化作用や血圧下降
作用などの副作用の極めて弱い抗腫瘍剤の調製に成功し
、本発明を完成した。
問題点を解決するための手段 本発明は式 〔式中、R1はアルキル基を示し、R2,R3およ〕で
表わされる化合物またはその塩を含有してなる抗腫瘍剤
を提供するものである。
上記式(I)に関し、R1で示されるアルキμ基として
はたとえばテトフデVμ、ベンタデy)v、ヘキサデシ
/1/、ヘプタデシμ、オクタデシμ。
ノナデV/L/などの炭素数14〜19程度の直鎖状ア
ルキμ基や、たとえば3.7.11−)リメチルドデS
//I/などの炭素数14〜19程度の分校状アルキル
基があげられ、なかで本脚素数16〜18程度の直鎖状
アルキル基が好ましい。
R2,R3およびR4で示される低級アルキル基として
は炭素数1〜2程度のアルキル基(例、メN−メチμピ
pリジニオなどの基があげられ、含窒素6員複素環基と
して杜たとえばピリジニオ。
N−メチルビベツジニオ、N−メチルモルホリニオ9M
−メチルピペリジニオなどの基があげられる。
基−〇として示される含窒素4〜6員複素脂環基として
はたとえばアゼチジノ、ピロリジノ。
ピペリジノ、七〃ホリノ、ピペラジノ、チオ七μホリノ
などの基があげられる。
なお、化合物(I)は、たとえば式 〔式中、A−は塩素、ブロム、ヨウ素、トシルイオンな
どのアニオンを示し、その他は前記と同意義〕および 〔式中、M+はアルカリ金g(例、Na、K)イオンま
たはアルカリ土類金属(例、Ca、Mg)イオンを示す
〕で表わされるような塩の形で存在することもある。化
合物(1)から(工a)または(より)への変換ならび
に(Ia)または(より)から(1)への変換は自体公
知の方法によって容易に行われる。
1     ユTよ*ッ□。ゎい工よヶ□。6イ、エヤ
具体的に開示すると、 1−〇−オクタデシ/l/−2−0−(ピロリジノカμ
ボニ/L/)グリセロ−3−ホスホコリン、1−O−オ
クタデシ/l/−2−0−Cモルホリノカルボ二l’)
l’)セロ−3−ホスホコリン、1−0−、tクタデシ
lL/−2−0−(ビペリジノカルボニ/I/)グリセ
ロ−3−ホスホコリン、1−0−オクタデシA/−2−
0−(アゼチジノカルポニA/)グリセロ−3−ホスホ
コリン、3−オクタデシルオキシ−2−(モルホリノカ
ルボニルオキシ)プロピル2−(N−メチルモμホリニ
オ)エチル ホスフェート、3−オクタデシルオキシ−
2−(ピロリジノカルボニルオキV)プロピ/I/27
(N−メチルピロリジニオ)エチル ホスフェート、3
−オクタデシルオキシ−2−(アゼチジノカμボニμオ
キシ)プロピル 2−(N−メチルピロリジニオ)エチ
μ ホスフェート、 3−オクタデシルオキシ−2−(
モルホリノカルボニルオキシ)プロピ/L’2−ピリジ
ニオエチル ホスフェート、3−オクタデシルオキシ−
2−(モルホリノカルボニルオキシ)プロピ/S/2−
チアゾリオエチμ ホスフェート、3−オクタデS/A
/オキシ−2−(ビロリジノカμボニルオキシ)プロピ
μ2−チアゾリオエチ! ホスフェート?スキサデシμ
オキシ−2−(モルホリノカルボニルオキシ)プロヒ/
I/2−チアゾリオエチル フォスフェート、3−ヘキ
サデVμオキシ−2−(七μホリノカルボニμオキV)
プロピμ 2−ピリジニオエチル フォスフェート、3
−オクタデシルオキシ−2−(ピロリジノカルボニルオ
キシ)プロピμ 2−ピリジニオエチル フォスフェー
ト、3−オクタデシルオキシ−2−(ピペリジツカμボ
ニルオキシ)プロピμ 2−ピリジニオエチルフォスフ
ェート、などの化合物があげられる。
化合物(1)およびその塩は特開昭58−192825
号に記載の方法またはそれに準する方法によって容易に
製造することができる。
化合物(I)にはR配位、S配位の2種の立体異性体が
存在するが、その各々あるいはそれらの混合物を用いて
もよい。
作用 本発明の抗腫瘍剤は優れた抗腫瘍活性を有し、かつ副作
用が極めて弱く、担がん温血動物に対し、安全な抗腫瘍
剤としてそれ自体あるいは適宜の医薬組成物として投与
することができる。
化合物(1)は経口投与でも吸収がよく、非経口的また
は経口的に安全に投与することができる。
抗腫瘍剤として担がん溢血動物に投与する場合には、そ
の投与量は対象疾患の状態、投与ルートによっても異な
るが、注射剤として投与する場合には化合物(1)とし
て通常1同量0.03〜50ダ/kg程度が好ましく、
症状に応じて1日1〜2回程度投与するのが好都合であ
る。他の非経口投与および経口投与の場合においてもそ
の投与量は、注射剤の場合に準じて適宜決定される。
抗腫瘍剤として用いられる医薬組成物は、活性成分であ
る有効量の化合物(1)またはその塩と薬理学的に許容
され得る担体もしくは賦形剤とを含むものである。かか
る組成物は経口または非経口投与に適する剤形として提
供される。
すなわち、たとえば経口投与のための組成物としては、
固体または液体の列形、具体的には錠剤(糖衣錠、フィ
ルムコーティング錠を含む)、丸剤、顆粒剤、散剤、カ
ブ七〃剤(ソフトカブ七μ剤を含む)、シロップ剤、乳
剤、懸濁剤などがあげられる。かかる組成物は自体公知
の方法によって製造され、製剤分野において通常用いら
れる担体もしくは賦形剤を含有するものである。たとえ
ば、錠剤用の担体、賦形剤としては乳糖、でんぷン、 
gll 、ステアリン酸マグネシウムなどがあげられる
非経口投与のための組成物としては、たとえば注射剤、
坐剤などがあげられ、注射剤は静脈注射剤、筋肉注射剤
などの列形を包含する。かかる注射剤は自体公知の方法
、すなわち化合物(1)を通常注射剤に用いられる無菌
の水性もしくは油性液に溶解、懸濁または乳化すること
によって調製される。注射用の水性液としては生理食塩
水9等張液などがあげられ、必要によシ適当な溶解補助
剤、たとえばアルコ−lv(例、エタノ−A/)、ボリ
アμコーA/(例、プロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコ−A/)、非イオン性界面活性剤〔例、ボリン
μべ−) 80 、 HCO−50(polyo−xy
ethylene (50mol) adcluct 
of hydrogena−ted castor o
il ) )などと併用してもよい。油性液としてはゴ
マ油、大豆油などがあげられ、溶解補助剤として安息香
酸ベンジル、ベンジルアルコールなどを併用してもよい
。調製された注射液は通常適当なアンプμに充填される
。直腸投与に用いられる坐剤は、化合物(I)を通常の
生薬用基剤に混合することによって調製される。
上記の経口用または非経口用医薬組成物は、活性成分の
投与量に適合するような投薬単位の列形に調製されるこ
とが好都合である。かかる投薬単位の列形としては、錠
剤、丸剤、カプセル剤、注射剤(アンプ/L/)、坐剤
などが例示され、それぞれの投薬単位剤形当シ通常1〜
50mg、とシわけ注射剤では1〜10wg、その他の
列形では1〜25ηの化合物(I)が含有されているこ
とが好ましい。
また、化合物(1)の抗腫瘍活性の一層の増強と副作用
のさらなる減少を計るため、たとえば卵黄レシチン、大
豆レシチン、スフィンゴミエリン、ホスファチジルセリ
ン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノ
シトール、ジホスファチジルグリセロー〃、ホスファチ
ジ〃エタノールアミンなどの天然リン脂質、ジステアロ
イルホスファチジfi/コリン、ジパルミトイルホスフ
ァチジルエタノールアミンなどの合成リン脂質を加えて
脂′ぼ小胞体(例、エマルジョン、リポソーム)として
用いてもよい。
なお前記した各組成物は、化合物(1)との配合によシ
好ましくない相互作用を生じない限シ他の活性成分を含
有していてもよい。
実施例 本発明で使用される化合物(I)およびその塩またはそ
れに準する方法によって製造することができる。
以下に製造例および実施例を示して本発明をさらに具体
的に説明するが、製造例3および5の化金物は新規化合
物である。
製造例1 3−オクタデシ1%/−2−ピロリジノカμボニ〃−1
−トリチルグリセリン 3−オクタデシ/I/−1−)リチルグリセリン(2,
69) 、ピリジン(0,79)をジクロルメタン(1
0g/)に溶かし、り四口炭酸フエニ3/(0,69g
)を滴々に加え室温にてかきまぜた。反応液にクロロホ
ルム(25g/)、水(25IIIj)を加えてかきま
ぜた後、水層をすて、有機層は1%炭酸水素ナトリウム
溶液で洗った後、硫酸ナトリウムで乾かし、減圧下に濃
縮乾固した。残渣にピロリジン(5g/)を加え、室温
にて1時間攪拌後、反応液を減圧下に濃縮乾固し、残渣
をシリカゲルクロマトグラフィーにて精製し、目的物(
無色油状物質)を得た。
N M R(60MHz、CDC13)δ: 0.88
(3H,t。
CH3) −L23(32H,s 、  CH2−X1
6 ) −1−81(41、m 、 CH2X2 ) 
、 3.18〜:i73 (1,OR、m 。
QCu2X3 、 NCH2X2 ) −5,12(I
H、quint、 CH−og )+7.10〜7.6
1(15H,m、aromati。
protons ) IR(film)c鱈  、2920.2852,17
00゜1596.1440.1262,1235,11
50゜1090、 760 製造例2 3−オクタデ!//l/−2−ピロリジノカ、シボニル
グリセリン 製造例1で得九トリチμ体(2,51F)を80%酢酸
C30m1)に溶解し、110°にて1.5時間加熱攪
拌した。反応液を減圧下に濃縮乾固し、残渣をシリカゲ
ルクロマトグツフィーにて精製しく展開溶媒、ヘキサン
−酢酸エチ/l/(4:1))、目的物(無色油状物質
)(t3g)を得た。
N M R(60MHz、CDC13)δ: 0.88
(3Jt。
CH3) 、1.27 (32H、s 、  CH2−
x16 ) + 1.81(4H、m 、−C32−X
2 ) 、  3.26〜3.92(10H。
I R(film)cm−1: 3450 、2920
 、2851 。
1680.1465,1440.1263,1238゜
1155.1105,1085. 755製造例3 3−オクタデシルオキシ−2−(ピロリジノカルボニル
オキV)プロピ/L’  2−(N−メチルピロリジニ
オ)エチル ホスフェート 製造例2で得たアルコール体1.3gをベンゼン10g
/に溶かし、水冷下ブロモエチルホスホジクロリゾート
1.07f、)リエチルアミン0.4!Mを加えた。室
温にて2時間かきまぜた後、水10騨/、)リエチルア
ミン0.45gを加えてさらに2時間激しくかきまぜた
。溶媒を留去し、残液に塩酸を加え、二−テμ抽出し、
水洗、乾燥、濃縮乾固した。残渣をN−メチルピロリジ
ン3rtに溶かし、室温で2日間かきまぜたのち濃縮乾
固し、シリカゲルクロマトグツフィーで精製しく溶出液
■メタノ−〃 ■クロロホルムーメタノールー水65:
25:4)、目的物0.81gを得た。無色固体。
N M R(60MHz、CDC13)δ:0.88(
3H,t)。
1.27(32H,brs )、1.81(4H,m、
pyrro−11dino ) + 2.22 (4H
t ” + pyrrolidinio ) +3.2
3(3H,s、NMe )、3.2−4.1(16H,
m。
C120X3 、 NCH2X5 ) 、 4.30 
(2H、m 、 POCH2)。
4.96 (I H、m 、 %HOCO)I R(]
(Br、cy  )  3400.2920,2850
゜1680.1465,1400.1240,1190
゜製造例4 3−ヘキサデシyv−2−?”ロリジノヵルボニμグリ
セリン ′叩債例1.2と同様に反応をおこない無色油状の目的
物を得た。
N M R(60MFIz、CDC13)δ 0.88
(3H,t)。
1.25(28H,m)、1.80(4H,m、CH2
x2)。
3.2 3.95 (10H、m 、 0CH2X3 
、 NCH2x2 ) 。
4.89 (I H、m 、/CHOCO)IR(fi
lm、cm 1)3450.2920,2850゜16
80.1465.1260,1240,1155゜製造
例5 3−ヘキサデシルオキシ−2−(ビロリジノカμボニル
オキシ)プロピ1v 2−トリメチルアンモニオエチル
 ホスフェート 製造例4で得たアルコール体(1,59)ブロモエチル
ホスホジクロリゾート(1,3Of)、)リエチルアミ
ンC0,549)より製造例3と同様にして合成したブ
ロム体をトリメチルアミン2gを含むトルエン10y/
に溶解し、室温で3日間かきまぜた。反応液を減圧下濃
縮乾固し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精製
して、無色固体状の目的物1.151Fを得た。
N M R(60MHz、CDC13)δ 0.88(
3H,t)。
1.25(28H,m、CH2)、1.81(4H,m
、CH2x2)、3.31(9H,s、NMe3)、3
.2−4.0(12H、CH20X4 、NCH2X2
) 、4.30(2H、m、POCH2ン、 4.94
 (I H、m 、 、)CHOCO)IR(KBr、
c+*  )  3400,2925,2850゜16
80.1470,1400.1240.1190゜実施
例1 錠剤 組成: (1)1−0−オクタデシ& −2−0−(七ルホリノ
カμポニlv)グリセロ−3−ホスホコリン     
          10f(2)乳糖      8
5f (3)トウモロコ¥澱粉        201F(4
)  ヒドロキシプロピルセルロース   4g(5)
  ステアリン酸マグネシウム     1g1000
錠120g 調 製: (1) 、 (2)および(3)の混合物を(4)の1
0%水溶液でしめらし、1.5問スクリーンを通して顆
粒化し、40℃で真空乾燥する。このようにして得た顆
粒をさらにスクリーンを通過させ、(5)と混合した後
、打錠して1錠当シ(1)10fgを含有する直径7闘
の錠剤1000個を製造する。
実施例2 糖衣錠 実施例1に従って製造した錠剤を通常の方法で、砂糖、
タルクおよびアラビアゴム末よりなる殻で被覆する。糖
衣を終った錠剤を蜜ろうで磨く。
糖衣錠1錠の重量:  250wg 実施例3 カプセル剤 組成: (1)1−0−オクタデシμm2−0−(ピロリジノカ
〃ポニA/)グリセロ−3−ホスホコリン      
         251F(2))ウモロコシ澱粉 
       95g1000力プセlv130g 調製: 全成分を混和し、ゼラチンカプセfi71000個に充
填し、カプセ/I/1個当シ(1)259を含有するカ
プセル剤を製造する。
実施例4 注射剤 3−オクタデシルオキV−2−(モμホリノカルポ二〃
オキシ)プロピA/  2−(N−メチルピロリジニオ
)エチル ホスフェートの10ft蒸留水、1.OJに
溶解し、無菌−過後、無菌条件下に1耐ずつ1000本
のバイアμに分注し、凍結乾燥を行ない、乾燥後密栓す
る。
一方、マンニド−/I/100 fを含有する2Jの用
時、注射用マンニド−μ液に前者1パイγμ分の粉末を
溶解して用いる。
発明の効果 式(I)で示される化合物は抗腫瘍活性が強力で、しか
も毒性は少ないため、腫瘍、たとえば白血病および固型
がんに対する予防効果、治療効果および延命効果を目的
とする抗腫瘍剤として用いることができる。
たとえば、ザルコーマ180(3180)またはMet
h Aの固形型および腹水型組がんマウスに対し、静脈
内投与、腫瘍内投与また社腹腔内投与ですぐれた薬効を
示す。
またヒト骨髄性白血病細胞(HL−60)を用いるin
 vitroでの増殖抑制試験において抑制効果を示し
、また、免疫亢進作用、とくにマクロファージの活性化
は顕著である。また、固型ルI瘍、たとえば、Meth
 AやS 180の担がんマウスに本発明で用いられる
化合物を静脈内投与または腹腔内投与すると腫瘍組織は
出血壊死することが観察できる。従って、本発明で用い
られる化合物の抗腫瘍効果は免疫元通作用と直接殺細胞
作用を合わせもった複合効果にもとづくと考えられる。
以下に試験例を示して本発明の効果を具体的に説明する
試験例1 工CRマウス(1群5匹)にマウスあたシ1×105個
の8180細胞を腹腔内に投与した。ついで1−0−オ
クタデシ/l/−2−0−(モルホリノカ〃ボニ助グリ
セロ−3−ホスホコリン(化合物1)0.3wg/マウ
スを生理食塩水に溶解後、当日、翌日および2日後の計
3回投与した。対照群(5匹)の平均生存日数はIZ2
日であ〕、これに対する薬物投与群の50日における生
存数および対照群における生命延長率(T/C)を表1
に示す。
同様に、対照薬物(A)として1−o−オクタデV/%
’−2−0−メチルグリセロ−3−ホスホコリンについ
て実施した結果を示す。
化合物1    2     >336対照薬物A  
    0       162試験例2 ザルコーマ
180担がんマウスに対する作用 ICRマウス(雄、8週令、1群5匹)を2群に分け、
両群ともに8180細胞I X 106cell/マウ
スを皮下移植し、1群について薬物を7日日よ94日毎
に1同社4回、薬物を腫瘍内投与した。244日日薬物
投与群の腫瘍重量平均値を測定し、対照群(薬物無投与
)のそれとの比CB瘍増殖阻止率を計算した。表2にそ
の結果を示す。
表2 無投与(7)魚群)    −1,49−225α71
 52.4 3   25 0.39 73.9 薬物2:1−0−オクpデ!/A/−2−0−(ビベリ
ジノカルポニ/L/)グリセロ−3−ホスホコリン 薬物3:3−オクタデS//L/オキシ−2−(七ルホ
リノカμボニμオキシプロピ/I/2−チアゾリオエチ
μ ホスフェ−F 試験例3  MethA腫瘍組織に対する壊死効果Ba
1b/cマウメにMeth A細胞4 X 10 ce
llsを皮下移植し、78後薬物水溶液(生理食塩水溶
液)を静脈内番友峻鏝腔栴投与し、腫瘍組織の変化を観
察したつ薬物として、1−0−オクタデシA/−2−0
−(ビロリジノカμポニ/L/)グリセロ−3−ホスホ
コリン(25Hf//14 、静脈内)および1−0−
オクタデシ/l/−2−0−(七〃ホリノカ〃ボニ/L
/)クリセロ−3−ホスホコリン(1、25q/kQ 
、静脈内)を用いたところ、腫瘍組織は初゛めピンク色
であったが、24時間後には赤黒色に変化し、出血壊死
が観察された。また、5180担がん工CRマウスにつ
いて同様な試験を行ったところ、同様に腫瘍組織の変化
が観察された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はアルキル基を示し、R^2、R^3お
    よびR^4はそれぞれ低級アルキルを示すか、または▲
    数式、化学式、表等があります▼として含窒素5員また
    は6員複素環を示し、▲数式、化学式、表等があります
    ▼は含窒素4〜6員複素脂環基を示す〕で表わされる化
    合物またはその塩を含有してなる抗腫瘍剤。
JP16358184A 1984-08-02 1984-08-02 抗腫瘍剤 Pending JPS6140218A (ja)

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