JPS6137636A - 文字認識装置における紙送り機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） この発明は、文字認識装置におけろ紙送多機病に関し、
特に情報機器である光学的文字認識装置において積載さ
れた用紙を自動的に装置内に１枚ずつ送シ出す紙送シ機
構に関するものである◇（従来技術） 近年、情卯機器の発達によシ、テークの入力量は膨大と
なシ元学的に文字を読取ることのできる光学的文字認識
装置を用いる機会が増えてきた。

この光学的文字認識装置では自動紙送シ機構を備え、積
載した用紙を１枚ずつ送多出し、用紙上に記入した文字
を判別していくものであるが、機械的に用紙を分離し、
１枚ずつ確実に搬送していくことは容易ではなく、紙の
摩擦による従来の紙送シ機構では、摩擦ローラによシ用
紙を送シ出す力が紙との摩擦係数に左右され、かつ紙の
面積、厚さ、こわさ９表面抵抗、摩擦係数によって搬送
条件が異なシ、用紙の持つ性質によっては用紙を確実に
分離し１枚のみ送シ出すことがむずかしく分離が不完全
にカシ、場合によっては用紙を損傷してしまうという欠
点があった。

（発明の目的） 本発明の目的は、従来の紙送り機構における欠点を除去
し、紙の諸条件に対して極めて容易にかつ確実に１枚ず
つ用紙を供給するための紙送シ機構を提供することにあ
る。

（発明の構成） 本発明によれば用紙と回転ローラ間の摩擦係数差をオＵ
用した紙送シ機構において、前記回転ローラに吸着効果
を持つ回転ロー２を用いてなる文字認識装置における紙
送り機構が得られる。

（実施例） 以下本発明の実施例について、図面を用いて詳細に説明
する。

第１図は本発明の実施例を示す。第４図において、本実
施例は用紙１１を積載した積載部１２と、−該積載部１
２より送シ出すための回転ローラ１３バースローラ１７
と、前記回転ローラ１３に紙の吸引効果を与える吸引装
置１４と、前記回転ローラ１３をベルト等を介して回転
せしめる駆動装置１５とを含む。

第２図は本実施例に用いる回転ローラ１３を示す。第２
図において、この回転ローラ１　ａハ吸引装置１４に接
続される固定された中空軸２０と、これにベアリング２
３を介して取付けられる駆動軸２１と、該駆動軸２１の
外周に設けられるローラ１３ａと、中空軸２０と駆動軸
２１との間に設けられカラー状のスペーサ２２とを有す
る。この回転ロー２１３は放射状に複数個の吸着口１８
が設けられておシ、中空軸の穴２０ａと対向する構成さ
れている。なお、中空軸２ｏとローラ１３ａとの間には
シール１９が設けられ空気がもれないように構成されて
いる。

この回転ローラ１３は吸引装置１４によって紙の吸着効
果を発揮するようにした吸着口１８を紙に接触する部分
に備え六ローラ１３ａを駆動装置１５によって回転させ
ると、用紙１１に摩擦カブラス吸着力によって、用紙間
に働く摩擦力よシも大きな力が働き用紙１を１枚ずつ容
易に分離し、ロー２１６と１７の間に確実に送シ、挿入
することが可能となる。更に用紙１１とロー２１３との
間に働く力は吸着力による送シ出しが付加されるので小
さな値でよい。

本発明の実施例においては積載された用紙間に発生する
最大摩擦抵抗に対して吸引装置を持った供給部の回転ロ
ーラに一時的に吸引して用紙を分離する力を付加するこ
とによ月相紙の分離を容易にする、摩擦力以外に吸引力
をも同時に利用するため用紙の持つ諸特性に対して、供
給側の特性を無視することを可能とする。

（発明の効果） 本発明は以上説明したように、用紙と回転ローラに吸着
効果を持たせることによシ、用紙の持つ諸特性に影響さ
れることなく容易に、そして確実に給紙でき、それに伴
い、ローラと用紙との間に働く力調整は給紙に対して重
要視しなくてよい効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図（ａｌ
ｔｂｌは本発明の一実施例における回転ローラの詳細を
示す図である。 １１・・用紙、１２・・積載部、１３・・・回転ローラ
、１３ａ・　ロー２．１４・・吸引装置、１５・・駆動
装置、１６・ビッカローラ、１７・・リノ；−ス、１８
・・・吸着口、１９・・シール、２０・・・中空軸、２
１　・駆動軸、２２　・スペーサ、２３・・・ベアリン
グ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 用紙と回転ローラ間の摩擦係数差を利用した紙送り機構
   において、前記回転ローラに吸着効果を持つ回転ローラ
   を用いたことを特徴とする文字認識装置における紙送り
   機構。