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JPS6134274Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6134274Y2
JPS6134274Y2 JP1474077U JP1474077U JPS6134274Y2 JP S6134274 Y2 JPS6134274 Y2 JP S6134274Y2 JP 1474077 U JP1474077 U JP 1474077U JP 1474077 U JP1474077 U JP 1474077U JP S6134274 Y2 JPS6134274 Y2 JP S6134274Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granular material
container
protrusion
dimension
truncated conical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1474077U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53110183U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1474077U priority Critical patent/JPS6134274Y2/ja
Publication of JPS53110183U publication Critical patent/JPS53110183U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6134274Y2 publication Critical patent/JPS6134274Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案は、丸薬など長さ方向の寸法が断面の
差し渡し寸法とほぼ等しいか、これより短い粒状
物を収容した容器から所望の数の粒状物を取出す
粒状物容器の定数取出装置に関するものである。
(2) 従来の技術 この種の定数取出装置として実開昭49−37339
号公報に開示されたものがある。これは第8図
a,b,cに示すように、容器52の口部53に
口栓55を嵌入固定し、この口栓55に透設した
スライド孔56内に中空筒状の粒状物取出具58
を上下摺動自在に嵌挿し、この取出具58は上面
に粒状物出口59を、下端部の周壁に粒状物入口
60をそれぞれ設けるとともに、上下両端に口栓
55の上下面に係合するフランジ61,61′を
突設し、かつ口部53にキヤツプ63を着脱自在
に装着してなつている。
容器52から粒状物51を取出すには、キヤツ
プ63を装着したままの容器52を第8図aの正
立状態から第8図bの倒立状態にし、この倒立に
より入口60が容器52内で開口し、この開口部
を経て容器52内の粒状物51は取出具58内に
進入落下する。一定量(図面では4個)の粒状物
が進入すると、それ以上粒状物は取出具58内に
進入しない。そこで、この倒立状態のままキヤツ
プ63を緩めて取外すと、第8図cに示すように
取出具58がその自重で落下摺動し、入口60が
スライド孔56内に没入して閉鎖されるととも
に、フランジ61′が口栓55の下面に係合し、
これによつて取出量58のそれ以上の落下摺動が
停止し、取出具58内にあつた定量の粒状物は出
口59からキヤツプ63に取出される。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところで、前記の装置においては入口60が、
正立状態で口栓55の下面より粒状物51一個相
当分強の長さだけ容器52の内部に突入する取出
具58の下端部周壁に設けられ、かつその周方向
の開口巾も粒状物51一個相当分強の大きさであ
るため、正立状態から倒立状態にさせるだけで容
器52内の粒状物51をこの入口60から取出具
58内に進入させるのは仲々むずかしい。取出具
58内に一定量の粒状物51を進入させるには、
前記により倒立させた容器52を上下、左右等に
よく振つて、容器52内の粒状物51が入口60
から進入し易いようにしなければならない。その
ため、取出具58内に粒状物51が一定量になる
ように進入させるのに多くの手数を要し、作業が
非常にやつかいとなるとともに、一定量の粒状物
を進入させることができるか否かも極めて不確実
であるという問題点があつた。
そこで、この考案は容器を振るようなことなし
に一定量の粒状物を簡単に、かつ確実に取出具な
どの空所に進入させることができるようにするこ
とを技術的課題とする。
(4) 問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するために、この考案は次の
ような技術的手段を採用したことを特徴とする。
すなわち、長さ方向の寸法が断面の差し渡し寸法
とほぼ等しいか、これより短い粒状物を入れる容
器2の口部3に、内壁に軸線方向と交差する方向
を向き、かつ前記粒状物の差し渡し寸法よりも長
い間隔をもつて配置された複数個の突条7を具え
た筒状中栓5を非回動的に装着し、前記粒状物の
長さ方向の寸法、ならびに差し渡し寸法よりもそ
れぞれ大きな巾、ならびに深さの筒状空所11を
前記中栓の内壁との間で形成する円錐台部9と、
その上方のフランジ部10とからなり、前記円錐
台部の外壁に、前記中栓の突条7の方向と交差す
る向きに設けられ、かつ同突条と相対向するとき
の両者の間隔が前記粒状物の長さ方向の寸法より
も小さくなるように形成された1個の突条12
を、また同突条の上方位置の前記フランジ部に前
記粒状物の差し渡し寸法よりも大きな巾の切欠溝
13をそれぞれ有する取出栓6を前記中栓に回転
可能に嵌入したことである。
(5) 作 用 容器2から粒状物1を取出すには、容器2を正
立状態から転倒状態にする。これによつて容器2
内の粒状物1は中栓5の突条7に沿つて空所11
に進入し、取出栓6のフランジ部10に当つて止
まる。このとき、取出栓6の円錐台部9に設けた
突条12と対向することになる突条7間の空所1
1には粒状物1は進入しない。両突条7,12の
間隔が粒状物1の長さ方向の寸法よりも小さくな
つているためである。したがつて、転倒直後の切
欠溝13からの不用意な粒状物1の取出しは阻止
される。空所11に一定量の粒状物1が進入する
と、それ以上粒状物は空所11に進入することは
ない。そこで、前記の転倒状態で一方の手の掌で
取出栓6のフランジ部10を軽く保持し、他方の
手で容器2を保持して両者を相対的に回転する
と、空所11に進入した粒状物1は中栓5の突条
7で押され、円錐台部9の外壁に沿つて移動す
る。そして、粒状物を押圧する突条7が円錐台部
9の突条12と対向位置するように近づくと、粒
状物は両突条7,12間を通過できないため、粒
状物1は突条7と交差する向きに設けられている
突条12に係合するに至る。突条12に係合した
粒状物1は粒状物を突条12に係合させてそのま
ま回転移動する突条7からの押圧力によつて下方
に押出され、切欠溝13を通つて取出される。引
続き前記動作を行なうことによつて順次、突条7
間の空所11に進入した一定量の粒状物1が取出
される。前記のように、この考案によれば、容器
2内の粒状物1を一定量、容器2を転倒させるだ
けで空所11に簡単、かつ確実に進入させること
が可能となり、しかも作業能率が非常によくな
る。
(6) 実施例 第1図は、粒状物1を収容した2の口部3に装
着された粒状物容器の定数取出装置4を示してい
る。粒状物1は丸薬などのように長さ方向の寸法
が断面の差し渡し寸法とほぼ等しいか、これより
短いものからなつている。定数取出装置4は、口
部3に非回動的に装着された筒状中栓5と、同中
栓5に回転可能に嵌入された取出栓6とからなつ
ている。
前記中栓5の内壁には、第2図a,bに示すよ
うに軸線方向と交差する方向に向き、かつ粒状物
1の差し渡し寸法よりも長い間隔をもつて配置さ
れた複数個の突条7が設けられるとともに、同突
条7の上方に環状溝8が凹設されている。
取出栓6は、第3図a,bに示すように円錐台
部9とその上方のフランジ部10とからなり、こ
の円錐台部9は、これを中栓5に嵌入したとき、
同中栓5の内壁と円錐台部9の外壁とによつて、
粒状物1の長さ方向の寸法、ならびに差し渡し寸
法よりもそれぞれ大きな巾、ならびに深さの筒状
空所11が形成されるようにあらかじめ構成され
ている。また円錐台部9の外壁には中栓5の突条
7の方向と交差する向きに突条12が1個設けら
れ、両突条7,12が相対向するときの両者の間
隔は、粒状物1の長さ方向の寸法よりも小さくな
るようにあらかじめ構成されている。そして突条
12の上方位置のフランジ部10に、粒状物1の
差し渡し寸法よりも大きな巾の切欠溝13が穿設
されている。14は中栓5の環状溝8に係入する
環状突起であつて、取出栓6の円錐台部9に設け
らている。
その他第1図において15はキヤツプであり、
16はパツキンである。
次に、実施例の作用を説明する。
容器2から粒状物1を取出すには、容器2を第
1図の正立状態から第4図に示すような転倒状態
にする。これによつて容器2内の粒状物1は中栓
5の突条7に沿つて空所11に進入し、取出栓6
のフランジ部10に当つて止まる。このとき、取
出栓6の円錐台部9に設けた突条12と対向する
ことになる突条7間の空所11には粒状物1は進
入しない。両突条7,12の間隔が粒状物1の長
さ方向の寸法よりも小さくなつているためであ
る。したがつて、転倒直後の切欠溝13からの不
用意な粒状物1の取出しは阻止される。空所11
に一定量の粒状物1が進入すると、それ以上粒状
物は空所11に進入することはない。そこで、前
記の転倒状態で一方の手の掌で取出栓6のフラン
ジ部10を軽く保持し、他方の手で容器2を同図
の矢示方向に回転すると、空所11に進入した粒
状物1は第6,7図に示すように中栓5の突条7
で押され、円錐台部9の外壁に沿つて移動する。
そして、粒状物を押圧する突条7が円錐台部9の
突条12と対向位置するように近づくと、粒状物
は両突条7,12間を通過できないため、粒状物
1は突条7と交差する向きに設けられている突条
12に係合するに至る。突条12に係合した粒状
物1は粒状物を突条12に係合させてそのまま回
転移動する突条7からの押圧力によつて下方に押
出され、切欠溝13を通つて取出される。引続き
前記動作を行なうことによつて順次、突条7間の
空所11に進入した一定量の粒状物1が取出され
る。
第5図a,bはこの考案の他の実施例の取出栓
6′を示す。取出栓6′は円錐台部9に設けた突条
12の下端にフランジ部10と同じ方向を向いた
横向き突起17を設けており、粒状物の取出時
に、横向き突起17によつて突条7間の空所11
に進入しきらない一定量を超える粒状物1を容器
2の内部方向に押し上げて、一定量の粒状物のみ
が進入し、かつ取出されるように効率よくセパレ
ートできるようになつている。
第5図示の実施例も第1〜3図示のものと同様
にして粒状物を取出す。
(7) 考案の効果 以上説明したようにこの考案によれば、粒状物
を収容した容器を転倒したうえで、容器の口部に
回転可能に嵌入した取出栓と、容器を相対的に回
転するだけで、空所に進入した一定量の粒状物を
極めて簡単に取出すことができるほか、前記取出
栓又は容器の回転を調整することによつて所望の
数の粒状物を簡単に取出し得、さらに構造がきわ
めて簡単であつて経済的に提供することができる
というすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の粒状物容器の取出装置を
装置した容器の一実施例を示す縦断面図、第2図
a,bは、同上の筒状中栓の平面図と一部切欠正
面図、第3図a,bは同上の取出栓の平面図と正
面図、第4図は同上の作用説明図、第5図a,b
はこの考案の他の実施例の取出栓を示す平面図と
正面図、第6図は第1〜3図のものの作用を説明
する展開横断平面図、第7図は第6図の−線
に沿う展開縦断正面図、第8図a,b,cは従来
例を示す縦断面図である。 1……粒状物、2……容器、3……口部、4…
…定数取出装置、5……筒状中栓、6……取出
栓、7,12……突条、9……円錐台部、10…
…フランジ部、13……切欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長さ方向の寸法が断面の差渡し寸法とほぼ等し
    いか、これより短い粒状物を入れる容器2の口部
    3に、内壁に軸線方向と交差する方向を向き、か
    つ前記粒状物の差し渡し寸法よりも長い間隔をも
    つて配置された複数個の突条7を具えた筒状中栓
    5を非回動的に装着し、前記粒状物の長さ方向の
    寸法、ならびに差し渡し寸法よりもそれぞれ大き
    な巾、ならびに深さの筒状空所11を前記中栓の
    内壁との間で形成する円錐台部9と、その上方の
    フランジ部10とからなり、前記円錐台部の外壁
    に、前記中栓の突条7の方向と交差する向きに設
    けられ、かつ同突条と相対向するときの両者の間
    隔が前記粒状物の長さ方向の寸法よりも小さくな
    るように形成された1個の突条12を、また同突
    条の上方位置の前記フランジ部に前記粒状物の差
    し渡し寸法よりも大きな巾の切欠溝13をそれぞ
    れ有する取出栓6を前記中栓に回転可能に嵌入し
    たことを特徴とする粒状物容器の定数取出装置。
JP1474077U 1977-02-09 1977-02-09 Expired JPS6134274Y2 (ja)

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JP1474077U JPS6134274Y2 (ja) 1977-02-09 1977-02-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1474077U JPS6134274Y2 (ja) 1977-02-09 1977-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53110183U JPS53110183U (ja) 1978-09-02
JPS6134274Y2 true JPS6134274Y2 (ja) 1986-10-06

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ID=28835196

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JP1474077U Expired JPS6134274Y2 (ja) 1977-02-09 1977-02-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104027244A (zh) * 2013-03-10 2014-09-10 汪芳 药丸颗粒取出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066054Y2 (ja) * 1984-10-30 1994-02-16 株式会社吉野工業所 定量取出栓
JP5417608B2 (ja) * 2009-11-02 2014-02-19 東洋ガラス株式会社 びん容器

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CN104027244A (zh) * 2013-03-10 2014-09-10 汪芳 药丸颗粒取出器

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JPS53110183U (ja) 1978-09-02

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