JPS61272472A - 火花点火式エンジン - Google Patents
火花点火式エンジンInfo
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- JPS61272472A JPS61272472A JP11514685A JP11514685A JPS61272472A JP S61272472 A JPS61272472 A JP S61272472A JP 11514685 A JP11514685 A JP 11514685A JP 11514685 A JP11514685 A JP 11514685A JP S61272472 A JPS61272472 A JP S61272472A
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- ignition
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は火花点火式エンジンに係り、とくに点火装置に
よって火花を発生し、この火花によって点火して燃焼爆
発させ、これによって出力を得るようにした火花点火式
エンジンに関する。 K発明の概要1 本発明は、火花を発生して点火を行なう火花点火式エン
ジンの点火のタイミングを、低速時に遅らせ、しかも回
転数が上昇する過程での任意の所定回転数に達した際に
ステップ状に進角させ、エンジンの常用回転範囲では所
定の点火時期とし、さらに高速回転領域においては点火
時期を上記低速時の点火時期よりなおステップ状に遅ら
せることによって、エンジンの低速時および高速時の特
性を改善するようにしたものである。 K従来の技術1 点火装置によって火花を発生させて点火を行なうように
したエンジンにおいては、その起動時に常用回転数で設
定された点火時期、すなわち上死点よりも約30度進角
した角度において点火を行なうと、リコイルスタータを
引いたときにケッチンが生じやすく、これによって起動
時のフィーリングが悪化する。また、アイドリンク時の
エンジンの回転が不安定になる。このような現象を防止
するためには、点火のタイミングを遅らせればよい。 一方で草刈り機やポンプ等のような負荷変動の激しい機
器を駆動するエンジンに使用する場合には、上記エンジ
ンの負荷が低下した場合に急速にその回転数が上昇する
。これによってエンジンがオーバランし、さらにエンジ
ンが破壊される可能性を生ずる。破壊しなくても、耐久
性が悪化するとともにオーバランによって振動が増大し
、騒音が発生され、さらには使用上の不快感を伴うこと
になる。 K発明が解決しようとする問題点】 エンジンの起動時におけるケッチンを防止するために点
火角度を遅らせると、プラグの要求する電圧が上昇し、
磁石発電機の低速回転時の二次電圧を上げなければなら
なくなる。よってエンジンのフィーリングを追及してむ
やみに、すなわちオーバラン領域より点火角度を遅らせ
ることは必ずしも好ましいことではない。一方常用回転
時および高速時には、エンジンの回転数が上昇している
ので、磁石発電機の二次電圧も高くなっており、点火時
期を起動時よりも遅らせても、プラグの要求する電圧上
昇については大きな問題とはならない。 つぎに負荷が急激に減少してエンジンの回転数が急上昇
するオーバランを防止するためには、機械的なガバナや
キャブレタによって過回転の防止を図ることが可能であ
る。しかし機械的なガバナは形状が大きく、重儂が増加
し、手で持って使用する機械に用いるエンジンには不利
になる。またキャプレタにより高速を制御する場合は、
高速時に燃料を多く供給して燃料をリッチにし回転数を
抑制するので、常用回転領域の高速側寄りの部分から暫
時燃料が多く供給されるようキャブセッテングをする必
要があって、燃料の消費が増加し、また、常用回転領域
での加速性が悪化することになる。さらにこの方式は、
制御回転数のばらつきが大きいという欠点を有している
。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、起動時のケッチンを防止し、アイドリング時の回転
数を下げるとともに、エンジンのオーバランを防止する
ようにした火花点火式エンジンを提供することを目的と
するものである。 K問題点を解決するための手段1 本発明は、点火装置によって火花を発生し、この火花に
よって点火して燃焼爆発させ、これによって出力を得る
ようにしたエンジンにおいて、回転数の低い領域で点火
のタイミングを遅らせる子種と、回転数が上昇する過程
での任意の所定回転数に達した際にステップ状に点火角
度を進める手段と、エンジンの回転数がオーバラン領域
に達した場合に点火のタイミングを上記回転数の低い領
域での点火タイミングよりさらにステップ状に遅らせる
手段とをそれぞれ設けるようにしたものである。 1作用】 従って本発明によれば、低速の領域において遅角して点
火が行な、われることになり、エンジンの起動時におけ
るケッチンを防止できる。また本発明によればアイドリ
ング回転数が低くな、るとともに、ステップ状に進角す
ることによって、常用回転範囲では所定の点火時期を維
持することができ、しかもエンジンの回転数がオーバラ
ン領域に達した場合には点火が低速の領域よりさらにス
テップ状に遅角して行なわれることになり、これによっ
てオーバランを未然に防止することが可能になる。
よって火花を発生し、この火花によって点火して燃焼爆
発させ、これによって出力を得るようにした火花点火式
エンジンに関する。 K発明の概要1 本発明は、火花を発生して点火を行なう火花点火式エン
ジンの点火のタイミングを、低速時に遅らせ、しかも回
転数が上昇する過程での任意の所定回転数に達した際に
ステップ状に進角させ、エンジンの常用回転範囲では所
定の点火時期とし、さらに高速回転領域においては点火
時期を上記低速時の点火時期よりなおステップ状に遅ら
せることによって、エンジンの低速時および高速時の特
性を改善するようにしたものである。 K従来の技術1 点火装置によって火花を発生させて点火を行なうように
したエンジンにおいては、その起動時に常用回転数で設
定された点火時期、すなわち上死点よりも約30度進角
した角度において点火を行なうと、リコイルスタータを
引いたときにケッチンが生じやすく、これによって起動
時のフィーリングが悪化する。また、アイドリンク時の
エンジンの回転が不安定になる。このような現象を防止
するためには、点火のタイミングを遅らせればよい。 一方で草刈り機やポンプ等のような負荷変動の激しい機
器を駆動するエンジンに使用する場合には、上記エンジ
ンの負荷が低下した場合に急速にその回転数が上昇する
。これによってエンジンがオーバランし、さらにエンジ
ンが破壊される可能性を生ずる。破壊しなくても、耐久
性が悪化するとともにオーバランによって振動が増大し
、騒音が発生され、さらには使用上の不快感を伴うこと
になる。 K発明が解決しようとする問題点】 エンジンの起動時におけるケッチンを防止するために点
火角度を遅らせると、プラグの要求する電圧が上昇し、
磁石発電機の低速回転時の二次電圧を上げなければなら
なくなる。よってエンジンのフィーリングを追及してむ
やみに、すなわちオーバラン領域より点火角度を遅らせ
ることは必ずしも好ましいことではない。一方常用回転
時および高速時には、エンジンの回転数が上昇している
ので、磁石発電機の二次電圧も高くなっており、点火時
期を起動時よりも遅らせても、プラグの要求する電圧上
昇については大きな問題とはならない。 つぎに負荷が急激に減少してエンジンの回転数が急上昇
するオーバランを防止するためには、機械的なガバナや
キャブレタによって過回転の防止を図ることが可能であ
る。しかし機械的なガバナは形状が大きく、重儂が増加
し、手で持って使用する機械に用いるエンジンには不利
になる。またキャプレタにより高速を制御する場合は、
高速時に燃料を多く供給して燃料をリッチにし回転数を
抑制するので、常用回転領域の高速側寄りの部分から暫
時燃料が多く供給されるようキャブセッテングをする必
要があって、燃料の消費が増加し、また、常用回転領域
での加速性が悪化することになる。さらにこの方式は、
制御回転数のばらつきが大きいという欠点を有している
。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、起動時のケッチンを防止し、アイドリング時の回転
数を下げるとともに、エンジンのオーバランを防止する
ようにした火花点火式エンジンを提供することを目的と
するものである。 K問題点を解決するための手段1 本発明は、点火装置によって火花を発生し、この火花に
よって点火して燃焼爆発させ、これによって出力を得る
ようにしたエンジンにおいて、回転数の低い領域で点火
のタイミングを遅らせる子種と、回転数が上昇する過程
での任意の所定回転数に達した際にステップ状に点火角
度を進める手段と、エンジンの回転数がオーバラン領域
に達した場合に点火のタイミングを上記回転数の低い領
域での点火タイミングよりさらにステップ状に遅らせる
手段とをそれぞれ設けるようにしたものである。 1作用】 従って本発明によれば、低速の領域において遅角して点
火が行な、われることになり、エンジンの起動時におけ
るケッチンを防止できる。また本発明によればアイドリ
ング回転数が低くな、るとともに、ステップ状に進角す
ることによって、常用回転範囲では所定の点火時期を維
持することができ、しかもエンジンの回転数がオーバラ
ン領域に達した場合には点火が低速の領域よりさらにス
テップ状に遅角して行なわれることになり、これによっ
てオーバランを未然に防止することが可能になる。
以下本発明を図示の一実施例につき説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る火花点火式エンジンの
点火装置を示すものであって、この点火装置はエキサイ
タコイル10を備えており、〇−タ11に設けられてい
るマグネット12の磁束によって出力を発生するように
なっている。そしてこのエキサイタコイル10は遅角回
路13およびダイオード14を介してコンデンサ15と
接続されている。コンデンサ15には並列にダイオード
16が接続されている。 上記コンデンサ15は点火コイル17の一次コイル18
と接続されている。さらにこのコンデンサ15と一次コ
イル18に対して直列に、サイリスタ19およびダイオ
ード20が接続されている。 そしてサイリスタ19とダイオード20との間には、進
角回路21が接続されている。また上記点火コイル17
の二次コイル22には点火プラグ23が接続されている
。 つぎに上記遅角回路13について説明すると、この遅角
計路13は第2のサイリスタ24を備えており、抵抗2
5と直列に接続されている。そしてこのサイリスタ24
のゲートは、コンデンサ26と抵抗27を介して接続さ
れている。コンデンサ26はダイオード28を介°して
エキサイタコイル10と接続されている。さらにコンデ
ンサ26に対して並列に、バリスタ29、サーミスタ3
0と抵抗31の直列回路、および可変抵抗32が接続さ
れている。さらにこの遅角回路13はダイオード33を
備えている。 つぎにサイリスタ19と接続されている進角回路21に
ついて説明すると、進角回路21は第3のサイリスタ3
4を備えており、そのゲートは抵抗45を介してコンデ
ンサ35と接続されている。 またこのコンデンサ35に対して並列にバリスタ36、
サーミスタ37と抵抗38の直列回路、および可変抵抗
39が接続されている。さらにこの進角回路21はコン
デンサ41を備えており、ダイオード40を介してエキ
サイタコイル10のマイナス側と接続されている。そし
てこのコンデンサ41とダイオード40との接続点は、
抵抗42を介して上記サイリスタ19のゲートに接続さ
れている。 つぎに以上のような構成に係る点火装置を備えるエンジ
ンの動作について説明する。エキサイタコイル10はロ
ータ11が一回転するごとに、第3図Aまたは第4図A
に示すような出力波形を発生する。すなわち負方向の出
力E1、正方向の出力E2、負方向の出力E3をロータ
11の一回転ごとに発生することになる。そしてエキサ
イタコイル10の正方向の出力E2によって、ダイオー
ド28、コンデンサ26、ダイオード14、コンデンサ
15、点火コイル17の一次コイル18、エキサイタコ
イル10の順に電流が流れる。同時にダイオード28を
流れる電流は、バリスタ29、サーミスタ30と抵抗3
1の直列回路、抵抗32にそれぞれ分流することになる
。そしてこのような電流によってコンデンサ15が第1
図に示す極性に充電され、点火用のエネルギを蓄えるこ
とになる。このコンデンサ15の電圧の変化は第3図B
または第4図Bに示される。 つぎにエキサイタコイル10の出力が負方向に転じ、エ
キサイタコイル10が負方向の出力E3を発生すると、
エキサイタコイル10、ダイオード40、コンデンサ4
1、ダイオード44、ダイオード33、エキサイタコイ
ル10の順に電流が流れる。そしてこの電流によってコ
ンデンサ41が充電される。コンデンサ41の充電電圧
の変化は第3図りまたは第4図りに示されている。 そしてコンデンサ41の電荷は、抵抗42、サイリスタ
19のゲート、同カソード、バリスタ36、コンデンサ
41の順に流れて放電される。従って第3図りに示すよ
うに、コンデンサ41の充電電圧がサイリスタ19のゲ
ートトリガ電圧V(11を越えた場合に、この点火用サ
イリスタ19が導通されることになる。するとコンデン
サ15に蓄えられていた電荷は、サイリスタ19のアノ
ード、同カソード、バリスタ36、ダイオード20、点
火コイル17の一次コイル18、コンデンサ15の順に
急激に流れ、これによって点火コイル17の二次コイル
22に高電圧が発生され、点火プラグ23に火花を生じ
て点火動作が行なわれる。 でしてエンジンの回転数が低い場合には、上述の如くコ
ンデンサ41の充電電圧が所定の電圧Vg1に達するま
で、サイリスタ19の導通が遅れることになり、これに
よって火花が発生するタイミングが遅れることになる。 このようなエンジンの回転数の低い領域における点火角
度の遅れは、第2図に示されている。 つぎにこのエンジンの回転数が上昇する過程での任意の
所定回転数に達した際に、ステップ状に進角する動作を
説明する。上述の如く点火のためにサイリスタ19が導
通されると、コンデンサ15に蓄えられていた電荷はこ
のサイリスタ19およびバリスタ36を通って点火コイ
ル17の一部コイル18に供給されるが、このときに一
部の電流は、ダイオード43を通、つて、コンデンサ3
5、サーミスタ37と抵抗38の直列回路、および可変
抵抗39に分流することになる。そしてコンデンサ35
に一部の電流が流れるために、このコンデンサ35は第
3図Eまたは第4図Eに示すように充電される。そして
コンデンサ35に蓄えられた電荷は、抵抗45、サイリ
スタ34のゲート、同カソード、サイリスタ19のゲー
ト、同カソード、バリスタ36、コンデンサ35の順に
流れて放電されることになる。 エンジンの回転数が低い場合は、コンデンサ35の充電
電圧も低いために、エキサイタコイル10が負方向の出
力E3”を発生する前に、このコンデンサ35の電圧は
第3図Eに示すようにサイリスタ34のゲートトリガ電
圧■g3以下になってしまう。従ってエキサイタコイル
10の負方向の出力E3によってサイリスタ34が導通
されることは゛ない。 ところがエンジンの回転数が所定の回転数に達すると、
第4図Eに示すように、エキサイタコイル10が負方向
の出力E3を生ずるまで、コンデンサ35の電圧がサイ
リスタ34のゲートトリガ電圧VO3以上の電圧に維持
されることになり、このためにサイリスタ34はエキサ
イタコイル10の負方向の出力E3によって導通される
ことになる。 このようにエンジンの回転数の上昇とともに、エキサイ
タコイル10の負方向の出力E3の立上がりによってサ
イリスタ34が導通されると、このエキサイタコイル1
0の負方向の出力E3はサイリスタ34のアノード、同
カソードを通してサイリスタ19のゲートに加えられる
ことになり、このサイリスタ19はエキサイタコイル1
0の負方向の出力E3の立上がりのタイミングで導通し
て点火動作を行なうことになる。従って第4図Bに示す
ように01の角度だけ進角することになる。 この進角動作は第2図に示されている。このようにして
常用の回転数においては、常用回転数に見合った点火角
度で点火を行なうことになる。 つぎにこのエンジンの^速時におけるオーバランの防止
の動作について説明する。このオーバランの防止の動作
は、第1図に示す遅角回路13によって達成される。コ
ンデンサ15に充電を行なうためのエキサイタコイル1
0の正方向の出力E2は、ダイオード28を通してコン
デンサ26に供給され、このコンデンサ26も充電され
る。このコンデンサ26の時定数は一定であって、この
ためにこのコンデサ26とゲートが接続されているサイ
リスタ24の導通している時間も一定になっている。そ
してエンジンの回転数がオーバラン領域に達しない場合
には、第3図Cまたは第4図Cにおいて実線で示すよう
に、エキサイタコイル10が負方向の、出力E3を発生
する前に、このコンデンサ26の充電電圧はサイリスタ
24のゲートトリガ電圧VO2以下になってしまう。従
ってエキサイタコイル10の負方向の出力E3によ?て
このサイリスタ24が導通することはない。 これに対してエンジンの回転数がオーバラン領域に達す
ると、第4図Cにおいて点線で、示すように、エキサイ
タコイル10が負方向の出力E3を発生するまで、この
コンデンサ26の充電電圧はサイリスタ24のゲートト
リガ電圧Vg2以上の値に保持され、サイリスタ24が
導通される。すると午のエキサイタコイル10の負方向
の電圧による電流の一部は、エキサイタコイル10から
抵抗25、サイリスタ24のアノード、同カソード、ダ
イオード33、エキサイタコイル10の順に流れること
になり、これによってサイリスタ19のゲートに供給さ
れる電流が減少する。 サイリスタ24が導通することによって一部の電流がこ
のサイリスタ24を通るように側路されると、サイリス
タ34を通ってサイリスタ19のゲートに流れる電流が
減少し、このサイリスタ19のゲート・カソード間の電
圧は、第5図において実線で示す状態から点線で示す状
態に弯化する。 従ってこのサイリスタ19のゲートに加わるゲートトリ
ガ電圧■g1に達するまでの角度がθ2だけ遅れるよう
になる。従って第2図に示すように、オーバラン領域に
おいて回転数の低い領域での点火タイミングよりさらに
遅れた状態にステップ状に遅角が行なわれることになる
。 このように本実施例に係る点火装置を備えるエンジンに
おいては、起動時の点火角度が常用回転数での設定され
た点火時期よりも遅角するようになっているために、起
動時におけるケッチンを防止することが可能になる。ま
たアイドリンクの回転が安定し、従ってその回転数を下
げることが可能になり、アイドリング時の燃費を低減す
るとともに、アイドリンク時の振動を少なくすることが
可能になる。さらにアイドリンク時を過ぎた回転数で、
ステップ状に進角するようにしているために、常用の回
転範囲においてはその回転数に見合った点火動作を期待
でき、エンジンの性能を十分に発揮することが可能にな
る。 さらにエンジンの回転数が上昇してオーバラン領域に達
した場合には、点火角度を回転数が低い領域での点火タ
イミングよりさらにステップ状に遅らせるようにしてお
り、これによってオーバランを確実に抑制することが可
能になる。とくにオーバラン防止をこのような電子回路
から成る点火装置によって達成するようにしているため
に、オーバラン防止の機能を付加しても形状が大きくな
ることがなく、軽量でしかも制御回転数を安定に保持す
ることができる。さらにこのような構成によれば、燃・
料リッチのキャブセツテングによるオーバラン防止のも
のに比してエンジンの加速性が損われない。 つぎに第1図に示す点火装置を4Qccの2ナイクルの
草刈り機用エンジンに適用するとともに、低速時の点火
角度を10度遅らせてみたところ、アイドリング時の最
大の振動が13Gから4Gに低減され、振動の平均値も
7〜8Gから2Gに低減された。またアイドリング時の
回転数を徐々に下げてゆき、エンジンが連続運転できる
下限の回転数であるデッドスロー回転数を調べたところ
、2500回転から2000回転に低下した。またアイ
ドリング時における燃料の流量が0.18.e/hから
0.15β/hに減少した。
点火装置を示すものであって、この点火装置はエキサイ
タコイル10を備えており、〇−タ11に設けられてい
るマグネット12の磁束によって出力を発生するように
なっている。そしてこのエキサイタコイル10は遅角回
路13およびダイオード14を介してコンデンサ15と
接続されている。コンデンサ15には並列にダイオード
16が接続されている。 上記コンデンサ15は点火コイル17の一次コイル18
と接続されている。さらにこのコンデンサ15と一次コ
イル18に対して直列に、サイリスタ19およびダイオ
ード20が接続されている。 そしてサイリスタ19とダイオード20との間には、進
角回路21が接続されている。また上記点火コイル17
の二次コイル22には点火プラグ23が接続されている
。 つぎに上記遅角回路13について説明すると、この遅角
計路13は第2のサイリスタ24を備えており、抵抗2
5と直列に接続されている。そしてこのサイリスタ24
のゲートは、コンデンサ26と抵抗27を介して接続さ
れている。コンデンサ26はダイオード28を介°して
エキサイタコイル10と接続されている。さらにコンデ
ンサ26に対して並列に、バリスタ29、サーミスタ3
0と抵抗31の直列回路、および可変抵抗32が接続さ
れている。さらにこの遅角回路13はダイオード33を
備えている。 つぎにサイリスタ19と接続されている進角回路21に
ついて説明すると、進角回路21は第3のサイリスタ3
4を備えており、そのゲートは抵抗45を介してコンデ
ンサ35と接続されている。 またこのコンデンサ35に対して並列にバリスタ36、
サーミスタ37と抵抗38の直列回路、および可変抵抗
39が接続されている。さらにこの進角回路21はコン
デンサ41を備えており、ダイオード40を介してエキ
サイタコイル10のマイナス側と接続されている。そし
てこのコンデンサ41とダイオード40との接続点は、
抵抗42を介して上記サイリスタ19のゲートに接続さ
れている。 つぎに以上のような構成に係る点火装置を備えるエンジ
ンの動作について説明する。エキサイタコイル10はロ
ータ11が一回転するごとに、第3図Aまたは第4図A
に示すような出力波形を発生する。すなわち負方向の出
力E1、正方向の出力E2、負方向の出力E3をロータ
11の一回転ごとに発生することになる。そしてエキサ
イタコイル10の正方向の出力E2によって、ダイオー
ド28、コンデンサ26、ダイオード14、コンデンサ
15、点火コイル17の一次コイル18、エキサイタコ
イル10の順に電流が流れる。同時にダイオード28を
流れる電流は、バリスタ29、サーミスタ30と抵抗3
1の直列回路、抵抗32にそれぞれ分流することになる
。そしてこのような電流によってコンデンサ15が第1
図に示す極性に充電され、点火用のエネルギを蓄えるこ
とになる。このコンデンサ15の電圧の変化は第3図B
または第4図Bに示される。 つぎにエキサイタコイル10の出力が負方向に転じ、エ
キサイタコイル10が負方向の出力E3を発生すると、
エキサイタコイル10、ダイオード40、コンデンサ4
1、ダイオード44、ダイオード33、エキサイタコイ
ル10の順に電流が流れる。そしてこの電流によってコ
ンデンサ41が充電される。コンデンサ41の充電電圧
の変化は第3図りまたは第4図りに示されている。 そしてコンデンサ41の電荷は、抵抗42、サイリスタ
19のゲート、同カソード、バリスタ36、コンデンサ
41の順に流れて放電される。従って第3図りに示すよ
うに、コンデンサ41の充電電圧がサイリスタ19のゲ
ートトリガ電圧V(11を越えた場合に、この点火用サ
イリスタ19が導通されることになる。するとコンデン
サ15に蓄えられていた電荷は、サイリスタ19のアノ
ード、同カソード、バリスタ36、ダイオード20、点
火コイル17の一次コイル18、コンデンサ15の順に
急激に流れ、これによって点火コイル17の二次コイル
22に高電圧が発生され、点火プラグ23に火花を生じ
て点火動作が行なわれる。 でしてエンジンの回転数が低い場合には、上述の如くコ
ンデンサ41の充電電圧が所定の電圧Vg1に達するま
で、サイリスタ19の導通が遅れることになり、これに
よって火花が発生するタイミングが遅れることになる。 このようなエンジンの回転数の低い領域における点火角
度の遅れは、第2図に示されている。 つぎにこのエンジンの回転数が上昇する過程での任意の
所定回転数に達した際に、ステップ状に進角する動作を
説明する。上述の如く点火のためにサイリスタ19が導
通されると、コンデンサ15に蓄えられていた電荷はこ
のサイリスタ19およびバリスタ36を通って点火コイ
ル17の一部コイル18に供給されるが、このときに一
部の電流は、ダイオード43を通、つて、コンデンサ3
5、サーミスタ37と抵抗38の直列回路、および可変
抵抗39に分流することになる。そしてコンデンサ35
に一部の電流が流れるために、このコンデンサ35は第
3図Eまたは第4図Eに示すように充電される。そして
コンデンサ35に蓄えられた電荷は、抵抗45、サイリ
スタ34のゲート、同カソード、サイリスタ19のゲー
ト、同カソード、バリスタ36、コンデンサ35の順に
流れて放電されることになる。 エンジンの回転数が低い場合は、コンデンサ35の充電
電圧も低いために、エキサイタコイル10が負方向の出
力E3”を発生する前に、このコンデンサ35の電圧は
第3図Eに示すようにサイリスタ34のゲートトリガ電
圧■g3以下になってしまう。従ってエキサイタコイル
10の負方向の出力E3によってサイリスタ34が導通
されることは゛ない。 ところがエンジンの回転数が所定の回転数に達すると、
第4図Eに示すように、エキサイタコイル10が負方向
の出力E3を生ずるまで、コンデンサ35の電圧がサイ
リスタ34のゲートトリガ電圧VO3以上の電圧に維持
されることになり、このためにサイリスタ34はエキサ
イタコイル10の負方向の出力E3によって導通される
ことになる。 このようにエンジンの回転数の上昇とともに、エキサイ
タコイル10の負方向の出力E3の立上がりによってサ
イリスタ34が導通されると、このエキサイタコイル1
0の負方向の出力E3はサイリスタ34のアノード、同
カソードを通してサイリスタ19のゲートに加えられる
ことになり、このサイリスタ19はエキサイタコイル1
0の負方向の出力E3の立上がりのタイミングで導通し
て点火動作を行なうことになる。従って第4図Bに示す
ように01の角度だけ進角することになる。 この進角動作は第2図に示されている。このようにして
常用の回転数においては、常用回転数に見合った点火角
度で点火を行なうことになる。 つぎにこのエンジンの^速時におけるオーバランの防止
の動作について説明する。このオーバランの防止の動作
は、第1図に示す遅角回路13によって達成される。コ
ンデンサ15に充電を行なうためのエキサイタコイル1
0の正方向の出力E2は、ダイオード28を通してコン
デンサ26に供給され、このコンデンサ26も充電され
る。このコンデンサ26の時定数は一定であって、この
ためにこのコンデサ26とゲートが接続されているサイ
リスタ24の導通している時間も一定になっている。そ
してエンジンの回転数がオーバラン領域に達しない場合
には、第3図Cまたは第4図Cにおいて実線で示すよう
に、エキサイタコイル10が負方向の、出力E3を発生
する前に、このコンデンサ26の充電電圧はサイリスタ
24のゲートトリガ電圧VO2以下になってしまう。従
ってエキサイタコイル10の負方向の出力E3によ?て
このサイリスタ24が導通することはない。 これに対してエンジンの回転数がオーバラン領域に達す
ると、第4図Cにおいて点線で、示すように、エキサイ
タコイル10が負方向の出力E3を発生するまで、この
コンデンサ26の充電電圧はサイリスタ24のゲートト
リガ電圧Vg2以上の値に保持され、サイリスタ24が
導通される。すると午のエキサイタコイル10の負方向
の電圧による電流の一部は、エキサイタコイル10から
抵抗25、サイリスタ24のアノード、同カソード、ダ
イオード33、エキサイタコイル10の順に流れること
になり、これによってサイリスタ19のゲートに供給さ
れる電流が減少する。 サイリスタ24が導通することによって一部の電流がこ
のサイリスタ24を通るように側路されると、サイリス
タ34を通ってサイリスタ19のゲートに流れる電流が
減少し、このサイリスタ19のゲート・カソード間の電
圧は、第5図において実線で示す状態から点線で示す状
態に弯化する。 従ってこのサイリスタ19のゲートに加わるゲートトリ
ガ電圧■g1に達するまでの角度がθ2だけ遅れるよう
になる。従って第2図に示すように、オーバラン領域に
おいて回転数の低い領域での点火タイミングよりさらに
遅れた状態にステップ状に遅角が行なわれることになる
。 このように本実施例に係る点火装置を備えるエンジンに
おいては、起動時の点火角度が常用回転数での設定され
た点火時期よりも遅角するようになっているために、起
動時におけるケッチンを防止することが可能になる。ま
たアイドリンクの回転が安定し、従ってその回転数を下
げることが可能になり、アイドリング時の燃費を低減す
るとともに、アイドリンク時の振動を少なくすることが
可能になる。さらにアイドリンク時を過ぎた回転数で、
ステップ状に進角するようにしているために、常用の回
転範囲においてはその回転数に見合った点火動作を期待
でき、エンジンの性能を十分に発揮することが可能にな
る。 さらにエンジンの回転数が上昇してオーバラン領域に達
した場合には、点火角度を回転数が低い領域での点火タ
イミングよりさらにステップ状に遅らせるようにしてお
り、これによってオーバランを確実に抑制することが可
能になる。とくにオーバラン防止をこのような電子回路
から成る点火装置によって達成するようにしているため
に、オーバラン防止の機能を付加しても形状が大きくな
ることがなく、軽量でしかも制御回転数を安定に保持す
ることができる。さらにこのような構成によれば、燃・
料リッチのキャブセツテングによるオーバラン防止のも
のに比してエンジンの加速性が損われない。 つぎに第1図に示す点火装置を4Qccの2ナイクルの
草刈り機用エンジンに適用するとともに、低速時の点火
角度を10度遅らせてみたところ、アイドリング時の最
大の振動が13Gから4Gに低減され、振動の平均値も
7〜8Gから2Gに低減された。またアイドリング時の
回転数を徐々に下げてゆき、エンジンが連続運転できる
下限の回転数であるデッドスロー回転数を調べたところ
、2500回転から2000回転に低下した。またアイ
ドリング時における燃料の流量が0.18.e/hから
0.15β/hに減少した。
以上のように本発明は、回転数の低い領域で点火のタイ
ミングを遅らせる手段と、回転数が上昇する過程での任
意の所定回転数に達した際にステップ状に点火角度を進
める手段と、エンジンの回転数がオーバラン領域に達し
た場合に点火のタイミングを上記回転数の低い領域での
点火タイミングよりさらにステップ状に遅らせる手段と
をそれぞれ設けるようにしたものである。従って本発明
によれば、起動時のケッチンを防止し、アイドリンクの
回転数を下げて燃費を低減し、さらにはエンジンのオー
バランを防止することが可能になる。
ミングを遅らせる手段と、回転数が上昇する過程での任
意の所定回転数に達した際にステップ状に点火角度を進
める手段と、エンジンの回転数がオーバラン領域に達し
た場合に点火のタイミングを上記回転数の低い領域での
点火タイミングよりさらにステップ状に遅らせる手段と
をそれぞれ設けるようにしたものである。従って本発明
によれば、起動時のケッチンを防止し、アイドリンクの
回転数を下げて燃費を低減し、さらにはエンジンのオー
バランを防止することが可能になる。
第1図は本発明の一実施例に係る火花点火式エンジンに
用いられる点火装置の回路図、第2図はこの点火装置の
特性を示すグラフ、第3図はエンジンの回転数が低い場
合の点火の動作を示すグラフ、第4図はエンジンの回転
数が上昇した場合の点火の動作を示すグラフ、第5図は
オーバランの防止の動作を示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 10・・・エキサイタコイル 11・・・ロータ 12・・・マグネット 13・・・遅角回路 15・・・コンデンサ 17・・・点火コイル 18・・・−次コイル 19・・・サイリスタ 21・・・進角回路 22・・・二次コイル 23・・・点火プラグ 24・・・第2のサイリスタ 26・・・コンデンサ 27・・・抵抗 34・・・第3のサイリスタ 35・・・コンデンサ− 41・・・コンデンサ 42・・・抵抗 である。 置−) 口頬べ臂−ト
用いられる点火装置の回路図、第2図はこの点火装置の
特性を示すグラフ、第3図はエンジンの回転数が低い場
合の点火の動作を示すグラフ、第4図はエンジンの回転
数が上昇した場合の点火の動作を示すグラフ、第5図は
オーバランの防止の動作を示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 10・・・エキサイタコイル 11・・・ロータ 12・・・マグネット 13・・・遅角回路 15・・・コンデンサ 17・・・点火コイル 18・・・−次コイル 19・・・サイリスタ 21・・・進角回路 22・・・二次コイル 23・・・点火プラグ 24・・・第2のサイリスタ 26・・・コンデンサ 27・・・抵抗 34・・・第3のサイリスタ 35・・・コンデンサ− 41・・・コンデンサ 42・・・抵抗 である。 置−) 口頬べ臂−ト
Claims (1)
- 点火装置によって火花を発生し、この火花によって点火
して燃焼爆発させ、これによって出力を得るようにした
エンジンにおいて、回転数の低い領域で点火のタイミン
グを遅らせる手段と、回転数が上昇する過程での任意の
所定回転数に達した際にステップ状に点火角度を進める
手段と、エンジンの回転数がオーバラン領域に達した場
合に点火のタイミングを上記回転数の低い領域での点火
タイミングよりさらにステップ状に遅らせる手段とをそ
れぞれ設けるようにしたことを特徴とする火花点火式エ
ンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11514685A JPS61272472A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 火花点火式エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11514685A JPS61272472A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 火花点火式エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61272472A true JPS61272472A (ja) | 1986-12-02 |
JPH0380984B2 JPH0380984B2 (ja) | 1991-12-26 |
Family
ID=14655442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11514685A Granted JPS61272472A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 火花点火式エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61272472A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH025743A (ja) * | 1988-06-22 | 1990-01-10 | Iida Denki Kogyo Kk | 内燃機関の補助装置駆動方法と駆動装置 |
WO2005050006A1 (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-02 | Honda Motor Co., Ltd. | エンジンの始動装置 |
WO2005054666A1 (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-16 | Honda Motor Co., Ltd. | 作業機用のエンジン回転数制御装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56129761A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | Ignition timing controlling system for engine |
JPS5718356A (en) * | 1980-07-07 | 1982-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor memory storage |
JPS5891368A (ja) * | 1981-11-25 | 1983-05-31 | Sawafuji Electric Co Ltd | 内燃機関用過速回転防止装置 |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP11514685A patent/JPS61272472A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56129761A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | Ignition timing controlling system for engine |
JPS5718356A (en) * | 1980-07-07 | 1982-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor memory storage |
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US7395794B2 (en) | 2003-11-21 | 2008-07-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine starting apparatus |
WO2005054666A1 (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-16 | Honda Motor Co., Ltd. | 作業機用のエンジン回転数制御装置 |
US7320306B2 (en) | 2003-12-02 | 2008-01-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine revolution controller of working machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0380984B2 (ja) | 1991-12-26 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |