JPS6125372A

JPS6125372A - カラ−複写装置

Info

Publication number: JPS6125372A
Application number: JP14609984A
Authority: JP
Inventors: Hidekazu Sekizawa; 秀和関沢; Tadashi Yamamoto; 直史山本; Hitoshi Yoneda; 米田　等
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-07-16
Filing date: 1984-07-16
Publication date: 1986-02-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明はカラー複写装置、特にカラーファクシミリ等
のカラーセンサで画像を読取り、複写するカラー複写装
置に関するものである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来カラー複写装置として電子写真方式のものが知られ
ているが、この方式の装置では濃い原稿や淡い原稿が入
力された場合、最適な状態で複写することは困難であっ
た。即ち、原稿の濃度に合わせて露光条件をかえて最適
な状態にするわけであるが、３色の露光条件を同一に微
妙に変化させることが難しく、さらに色相の変化を伴う
為、微調整を行うことを余儀なくされていた。

また、カラードラムスキャナを用いて原稿を読取り、複
写を行う装置も知られているが、これらの装置の多くは
輝度、色差信号の分離がなされてないものが多い。この
ような装置では原稿の濃度に合わせて複写状態を変える
には、３色の信号を同時に変化させなければならず、色
相の変化が生じないようにするには困難であった。また
、下地除去の考え方もあまシ明確ではなく、その操作に
は熟練を要した。

〔発明の目的〕

この発明は前述した従来の装置の欠点を解消するために
なされたもので、濃い原稿や、淡い原稿を最適に複写し
、又必要があれば下地除去をも行うことの出来るカラー
複写装置を提供することを目的とするものである。

〔発明の概要〕

まず、カラーセンサにより画像を読取った信号を、輝度
信号と色差信号とに分離する。この分離した色差信号を
そのままにして、輝度信号のみに対して原稿の濃度に合
わせて濃度特性の異なる変換を行う。また、この濃度特
性を外部の操作パネルのぎタンよシ選択可能にしておき
、操作する人がそれぞれの原稿の濃度に合わせて「濃」
、「中」、「淡」等の選択を可能とする。さらに、この
濃度特性に下地除去の効果を併せもたせる。即ち、一般
に原稿の汚れや、紙の色が黄色に変色しているものを複
写すゐと見苦しくなるが、このような部分を複写しない
で、この部分のみを白にするような濃度特性のカーブで
変換を行う。このように輝施す。

次に、この輝度、色差信号から複写装置の表示部に合わ
せた色変換が行われる。このとき、輝度、色差信号から
再び色の濃さの信号に変換されて表示部で表示される。

この表示されたものは原稿の濃度に応じて最適な濃度に
変換されて見易い画像として複写される。

また、輝度信号をそのままにして、色差信号のみに変換
を行うと、原稿の不適切な色合をカバーした鮮明な画像
を複写することができる。

〔発明の効果〕

この発明ではカラーセンサにより画像を読取り、複写す
る装置において、カラー画像信号を輝度信号成分と、色
差信号成分とに分離し、前記それぞれの成分のいずれか
一方または両方に対して非線形変換を行っているので、
様々な濃度、色合いの補強を行って最適な複写を可能に
している。また一方、実施例に示すように、輝度信号の
みに濃度変換の非線形処理を行った場合には、色相の変
化が生じることなく容易に濃度変換が可能となる。

その際、濃度変換に必要な最適変換カーブを考える上で
も考え易い。さらに、操作パネルから、この濃度変換の
処理を選択する場合でも一つのパラメータで良いため制
御系が容易となり、信頼性も向上し、また色々なタイプ
の変換を行う場合にも、記録しておくメモリの容量が小
さくてすむ等の効果がある。

〔発明の実施例〕

以下に図面を用いて、この発明の一実施例について説明
する。

第１図において、カラーセンサ１により原稿を走査して
カラー信号を得る。この信号め変換器２によりディジタ
ル信号に変換し、シェーディング補正回路３に入力する
。このシェーディング補正回路３では白原稿のとき０出
力を黒原稿のとき１出力が得られるように規格化される
。なお、この白及び黒原稿で規格化されたカラー信号は
、センサの感度むらや、照明光、色フィルタ等の光学系
のむらや、複数のチップによるＣＯＤセンサにおける各
センサチラノに接続された複数の増幅器のゲインのバラ
ツキ等のむらも補正された信号となっている。この信号
をマトリクス回路４に入力し、輝度信号工と色差信号Ｃ
Ｉ　　＋　Ｃ２とに分離される。

輝度信号Ｉは、この発明の主たる特徴である濃度変換回
路５に入力され、各種の濃度変換が施されて輝度信号工
′となる。この濃度変換回路に関しては後で詳しく説明
する。

次に、この濃度変換が施された輝度信号Ｉ′と色差信号
Ｃ，，Ｃ２は色変換回路６に入力される。

この回路はＲＯＭで構成されており、輝度信号Ｉ′、色
差信号Ｃ１ｙＣ２の組合わせに対して表示装置に出力す
るのに必要なインク量に変換する値が記録されたテーブ
ルからなっている。即ち、このＲＯＭにＩ′、ｃ、ｙ　
Ｃ２の信号が入力されると、プリントするに必要なイン
ク量に変換されて出力される。

この色変換テーブルの作成方法に関してはマスキング方
程式や、ノイグバウア一方程式等で記述された方法等で
行えばよい。さて、このインク量に変換された各信号、
例えば４色プリンタでは、イエロー、シアン、マゼンタ
、ブラックの各信号が２値化回路７に入力される。３の
２値化回路７は２値記録しか出来ないカラープリンタで
も、中間調記録が可能なようにディザ法による２値化を
行う回路である。

したがって中間調記録が可能なカラープリンタではこの
回路は不要となる。ここで２値化された信号はカラープ
リンタ８に入力し、カラー画像の再生を行う。

さて、前記濃度変換回路５について説明する。

この濃度変換回路５は第２図に示すようなＲＯＭ２００
よシなっている。入力輝度信号Ｉが８ビツトの入力信号
で出力が８ビツトの出力信号である。

ここで濃度変換のカーブとして第３図に示すような６種
類のカーブを使用するならば必要なメモリ容量は１．５
３６　Ｋバイトでよく、２にバイトのＩＣメモリ１個で
よい。

第３図において、カーｆ３００は濃い原稿を淡く変換す
るカーブであり、カーブ３０１はこの変換に下地除去を
組み合わせた場合でちる。また、直線３０２は普通の原
稿の時に使用するもので、入出力が一対一の場合である
。カーブ３０３はこのときの下地除去を行う時のカーブ
である。さらにカーブ３０４は淡い原稿を濃く変換する
カーブである。カーブ３０５はこのときの下地除去を行
う時のカーブである。これらのカーブを操作メタン２０
１からの操作により切換えることができる。このように
することにより原稿濃度に合わせた最適な複写が可能と
なる。

〔発明の他の実施例〕

先の実施例では操作・やネルの操作ボタンよシ濃度変換
カーブを切換えて濃度の調節を行った場合についてであ
るが、それとは別に、カラーセンサｌのシリスキャンを
行い、輝度信号Ｉのヒストグラムを作成し、このヒスト
グラムの分布よシ景適な濃度変換カーブを使用すること
とする。このようにすることにより自動的に最適濃度に
変換して複写を行うことが出来る。

また、先の実施例では、輝度信号のみの濃度変換を行っ
たが、色差信号に対しても非線形変換を施すと、原稿そ
のものの不適切な撮影条件をカバーすることが可能とな
る。即ち、オーバ露光された写真を単に淡く複写すると
色彩の乏しい画質となる。このような場合には第４図に
示されるように色差信号にも非線形変換を施すとよい。

この場合の色差信号の非線形変換のカーブとしては第３
図の３０４のようなカーブを用いればよい。また、露光
不足の写真を濃く複写する場合にも、色差信号を第３図
の３０４のようなカーブで色合を強調した方がよ）鮮や
かな複写が可能となる。

尚、色合を強調するには、マ）　ＩＪクス回路の・臂う
メータを変えても可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は第１図の濃度変換回路の一部を詳細に示すブロック図
、第３図は濃度変換曲線図、第４図はこの発明の他の実
施例を示すブロック図である。１・・・カラーセンサ、２・・・い変換器、３・・・シ
ェーディング補正回路、４・・・マトリクス回路、５・
・・濃度変換回路、５’、５”・・・色相変換回路、６
・・・色変換回路、７・・・２値化回路、８・・・カラ
ープリンタ、２００・・・ＲＯＭ、２０１・・・操作ブ
タン。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カラーセンサにより画像を読取り、複写する装置
において、カラー画像信号を輝度信号成分と色差信号成
分とに分離し、前記２つの成分のうちいずれか一方の成
分に対して画像信号処理を施す手段を有することを特徴
とするカラー複写装置。
（２）画像信号処理を施す手段として、非線形変換を行
うことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のカラー
複写装置。
（３）輝度信号成分に対する非線形変換として原稿に対
して濃、中、淡の三段階の濃度変換を選択可能にする操
作ボタンを外部に具備したことを特徴とする特許請求の
範囲第（１）項記載のカラー複写装置。
（４）輝度信号成分に対する非線形変換に、下地除去の
機能を組合わせたことを特徴とする特許請求の範囲第（
１）項記載のカラー複写装置。
（５）輝度信号成分及び色差信号成分にそれぞれ別々ま
たは同一の非線形変換を行うことを特徴とする特許請求
の範囲第（１）項記載のカラー複写装置。