JPS61255995A - 高カロリ−ガスの製造法 - Google Patents
高カロリ−ガスの製造法Info
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- JPS61255995A JPS61255995A JP60099260A JP9926085A JPS61255995A JP S61255995 A JPS61255995 A JP S61255995A JP 60099260 A JP60099260 A JP 60099260A JP 9926085 A JP9926085 A JP 9926085A JP S61255995 A JPS61255995 A JP S61255995A
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- JP
- Japan
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- gas
- raw material
- clinobutyrolite
- components
- adsorbent
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/40—Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/151—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions, e.g. CO2
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- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Industrial Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、CO2、CO2、Nz等の非燃焼成分と、H
2,、CO1炭化水素等の燃焼成分とよりなる原料ガス
から、主として非燃焼成分およびCOを分離除去して、
COを含まない高カロリーの製品ガ、スを得る方法に関
するものである。
2,、CO1炭化水素等の燃焼成分とよりなる原料ガス
から、主として非燃焼成分およびCOを分離除去して、
COを含まない高カロリーの製品ガ、スを得る方法に関
するものである。
従来の技術
Co2.、N2等の非燃焼成分と、H2J、CO1炭化
水素等の燃焼成分とよりなる原料ガスから、主として非
燃焼成分および有毒なCOを分離除去して、COを含ま
ない高カロリーの製品ガスを得るには、原料ガスからC
O2,NZ等の非燃焼成分および有毒なCO2、Nを効
率良く分離除去することが必要である。
水素等の燃焼成分とよりなる原料ガスから、主として非
燃焼成分および有毒なCOを分離除去して、COを含ま
ない高カロリーの製品ガスを得るには、原料ガスからC
O2,NZ等の非燃焼成分および有毒なCO2、Nを効
率良く分離除去することが必要である。
従来、Co2、NzまたはCO2,を含むガスからこれ
らの成分を除去する方法としては、次のような方法が実
用化されている。
らの成分を除去する方法としては、次のような方法が実
用化されている。
1)CO2,の除去
熱炭酸アルカリ法、熱炭酸アルカリとモノエタノールア
ミンの二段処理法、PSA法1i)N2.の除去 PSA法、深冷分離法 1ii)Coの除去 深冷分離法、銅アンモニア法・、コソーブ(CO5OR
B)法、COのメタネーション化発明が解決しようとす
る問題点 しかしながら、上記のような各ガス単独の分離技術は、
PSA法を除いては概ね設備費が大である上、電力、蒸
気等の熱エネルギーが大きく、しかもこれらの技術の組
合せは一層複雑な設備を要するため、大容量のガスの処
理には適していても中Φ小容量のガスの処理には有利と
は言えない。
ミンの二段処理法、PSA法1i)N2.の除去 PSA法、深冷分離法 1ii)Coの除去 深冷分離法、銅アンモニア法・、コソーブ(CO5OR
B)法、COのメタネーション化発明が解決しようとす
る問題点 しかしながら、上記のような各ガス単独の分離技術は、
PSA法を除いては概ね設備費が大である上、電力、蒸
気等の熱エネルギーが大きく、しかもこれらの技術の組
合せは一層複雑な設備を要するため、大容量のガスの処
理には適していても中Φ小容量のガスの処理には有利と
は言えない。
また、中・小容量のガスの処理に適しているPSA法に
ついては、各ガス単独の除去は可能であるものの、CO
2、CO2、N−2,などの非燃焼成分および有毒なC
Oを含む原料ガスからこれらの成分を加温状態で効率良
く同時に除去する方法は見当らない。
ついては、各ガス単独の除去は可能であるものの、CO
2、CO2、N−2,などの非燃焼成分および有毒なC
Oを含む原料ガスからこれらの成分を加温状態で効率良
く同時に除去する方法は見当らない。
上述の状況に鑑み、本発明は、加温下でのPSA法を採
用して、CO2、N、2.、N、等の非燃焼成分と、H
,、CO1炭化水素等の燃焼成分とよりなる原料ガスか
ら、主として非燃焼成分およびCOを分離除去して、C
Oを含まない高カロリーの製品ガスを得る工業的に有利
な方法を見出すべくなされたものである。
用して、CO2、N、2.、N、等の非燃焼成分と、H
,、CO1炭化水素等の燃焼成分とよりなる原料ガスか
ら、主として非燃焼成分およびCOを分離除去して、C
Oを含まない高カロリーの製品ガスを得る工業的に有利
な方法を見出すべくなされたものである。
問題点を解決するための手段
本発明の高カロリーガスの製造法は、CO2、N2等の
非燃焼成分と、H,、CO1炭化水素等の燃焼成分とよ
りなる原料ガス(a)を、50〜200℃の加温条件下
にクリノブチロライト系吸着剤を充填した吸着塔を通過
させることにより、主として非燃焼成分およびCOを分
離除去して、COを含まない高カロリーの製品ガス(b
)となすことを特徴とするものであり、このような方法
を見出すことにより、上記問題点を解決するに至った。
非燃焼成分と、H,、CO1炭化水素等の燃焼成分とよ
りなる原料ガス(a)を、50〜200℃の加温条件下
にクリノブチロライト系吸着剤を充填した吸着塔を通過
させることにより、主として非燃焼成分およびCOを分
離除去して、COを含まない高カロリーの製品ガス(b
)となすことを特徴とするものであり、このような方法
を見出すことにより、上記問題点を解決するに至った。
本発明に適用できる原料ガス(a)としては、CO、C
O2、N、等の非燃焼成分と、H2,、CO1炭化水素
等の燃焼成分とよりなるCOを含む低カロリーガスを言
い、たとえば、コークス炉から発生するコークス炉ガス
、メタン化反応ガス等があげられる。ただし、H2、C
O1CO2,、、Nzの全ての成分を含んでいなくても
よい、なお、原料ガス(a)がHLOを含む場合は、こ
れを許容限度以下にまで除去しておく必要がある。H2
Oの存在は、クリノブチロライト系吸着剤充填塔におい
て、CO2、N、CO2、N2.のような極性を持った
成分の吸着を妨害するからである。
O2、N、等の非燃焼成分と、H2,、CO1炭化水素
等の燃焼成分とよりなるCOを含む低カロリーガスを言
い、たとえば、コークス炉から発生するコークス炉ガス
、メタン化反応ガス等があげられる。ただし、H2、C
O1CO2,、、Nzの全ての成分を含んでいなくても
よい、なお、原料ガス(a)がHLOを含む場合は、こ
れを許容限度以下にまで除去しておく必要がある。H2
Oの存在は、クリノブチロライト系吸着剤充填塔におい
て、CO2、N、CO2、N2.のような極性を持った
成分の吸着を妨害するからである。
クリノブチロライト系吸着剤充填塔における天然ゼオラ
イトとしては、天然に産出するクリノブチロライトを原
料とするもの、すなわち、市販の天然産出クリノブチロ
ライトをそのままあるいはイオン交換等化学的処理加工
後必要に応じ破砕したもの、あるいは粉砕して適当な結
合剤を加えて成型、焼結したもの、あるいは単に上記ク
リノブチロライトを熱処理したものなどが用いられ、ま
た、合成法によって得られたクリノブチロライトを原料
とするものも用いられる0通常のゼオライト吸着剤は低
カロリーガスをCOを含まない高カロリーガスとするこ
とができず、本発明の目的には適当でない。
イトとしては、天然に産出するクリノブチロライトを原
料とするもの、すなわち、市販の天然産出クリノブチロ
ライトをそのままあるいはイオン交換等化学的処理加工
後必要に応じ破砕したもの、あるいは粉砕して適当な結
合剤を加えて成型、焼結したもの、あるいは単に上記ク
リノブチロライトを熱処理したものなどが用いられ、ま
た、合成法によって得られたクリノブチロライトを原料
とするものも用いられる0通常のゼオライト吸着剤は低
カロリーガスをCOを含まない高カロリーガスとするこ
とができず、本発明の目的には適当でない。
クリノブチロライト系吸着剤充填塔の温度は、50〜2
00℃の範囲の温度に設定され、50℃未満では製品ガ
ス(a)中に有毒なCOが混入するようになり、200
℃を越えるときは、サイクル時間が短かくなる上、熱エ
ネルギーの点からも不利となる。特に好ましい温度範囲
は、50〜100℃である0本発明の方法は、さらに詳
しくは、次の工程操作により行われる。
00℃の範囲の温度に設定され、50℃未満では製品ガ
ス(a)中に有毒なCOが混入するようになり、200
℃を越えるときは、サイクル時間が短かくなる上、熱エ
ネルギーの点からも不利となる。特に好ましい温度範囲
は、50〜100℃である0本発明の方法は、さらに詳
しくは、次の工程操作により行われる。
(1) 原料ガス(1iL)をクリノブチロライト系吸
着剤充填塔に導入するに先立ち、同塔より導出される製
品ガス(b)または原料ガス(JL)自身により同塔を
昇圧する工程、 (2) 原料ガス(a)を加温下にあるクリノブチロラ
イト系吸着剤充填塔に導入することにより原料ガス(a
)中に含まれるCO2、N、CO2、N、、N、成分を
吸着させると共に、これらの成分が除去された製品ガス
(b)を同塔から導出させる工程、 (3) クリノブチロライト系吸着剤充填塔において吸
着されたGo、COZ、N2.成分を減圧操作により脱
離させてパージガス(c)として除去する工程。
着剤充填塔に導入するに先立ち、同塔より導出される製
品ガス(b)または原料ガス(JL)自身により同塔を
昇圧する工程、 (2) 原料ガス(a)を加温下にあるクリノブチロラ
イト系吸着剤充填塔に導入することにより原料ガス(a
)中に含まれるCO2、N、CO2、N、、N、成分を
吸着させると共に、これらの成分が除去された製品ガス
(b)を同塔から導出させる工程、 (3) クリノブチロライト系吸着剤充填塔において吸
着されたGo、COZ、N2.成分を減圧操作により脱
離させてパージガス(c)として除去する工程。
第1図は、上記工程の流れを示したフローシートである
。
。
以下、上記の各工程を詳細に説明する。
二■二」)
工程(1)は、原料ガス(a)をクリノブチロライト系
吸着剤充填塔に導入するに先立ち、同塔より導出される
製品ガス(b)により同塔を昇圧する工程からなる。な
お、上記製品ガス(b)に代えであるいはこのガス(b
)と共に、原料ガス(a)自身を昇圧に用いてもよい。
吸着剤充填塔に導入するに先立ち、同塔より導出される
製品ガス(b)により同塔を昇圧する工程からなる。な
お、上記製品ガス(b)に代えであるいはこのガス(b
)と共に、原料ガス(a)自身を昇圧に用いてもよい。
このように昇圧することは、CO2、N、CO2,、N
$の吸着、およびそれらの成分を炭化水素成分から効果
的に分離するために必要である。
$の吸着、およびそれらの成分を炭化水素成分から効果
的に分離するために必要である。
この昇圧工程(1)における圧力は、1〜50kg/c
層2Gの範囲から選択することができるが、ガス圧縮の
ためのエネルギーコストの上昇等の問題を考慮すると、
5〜l Okg/c膳2bGに設定することが好ましい
。
層2Gの範囲から選択することができるが、ガス圧縮の
ためのエネルギーコストの上昇等の問題を考慮すると、
5〜l Okg/c膳2bGに設定することが好ましい
。
:1ユヱユ
工程(2)は、原料ガス(a)を加温下にあるクリノブ
チロライト系吸着剤充填塔に導入することにより原料ガ
ス(a)中に含まれるCO2、NyCO2、CO2、N
2.成分を吸着させると共に、これらの成分が除去され
た製品ガス(b)を同塔から導出させる工程からなる。
チロライト系吸着剤充填塔に導入することにより原料ガ
ス(a)中に含まれるCO2、NyCO2、CO2、N
2.成分を吸着させると共に、これらの成分が除去され
た製品ガス(b)を同塔から導出させる工程からなる。
この工程は、次の手順で実施する。
前工程(1)により昇圧された加温状態のクリノブチロ
ライト系吸着剤充填塔に原料ガス(a)を導入してCO
1CO、CO2、N、成分をクリノブチロライト系吸着
剤に吸着させると同時に、炭化水素成分を濃縮する。
ライト系吸着剤充填塔に原料ガス(a)を導入してCO
1CO、CO2、N、成分をクリノブチロライト系吸着
剤に吸着させると同時に、炭化水素成分を濃縮する。
そして、塔から導出される製品ガス(b)中の最も沸点
の高い炭化水素成分が原料ガス(a)中の濃度以上にな
った時点で、原料ガス(a)の導入を止める。
の高い炭化水素成分が原料ガス(a)中の濃度以上にな
った時点で、原料ガス(a)の導入を止める。
なお、塔より導出されたCO1CO2、N、、N2.成
分が除去された製品ガス(b)は、その一部を前述の工
程(1)における塔の昇圧に用いる。
分が除去された製品ガス(b)は、その一部を前述の工
程(1)における塔の昇圧に用いる。
」Lロユ
工程(3)は、クリノブチロライト系吸着剤充填塔にお
いて吸着されたCo、Go、、Nz成分を減圧操作によ
り脱離させてパージガス(C)として除去する工程から
なる。
いて吸着されたCo、Go、、Nz成分を減圧操作によ
り脱離させてパージガス(C)として除去する工程から
なる。
すなわち、まず塔の圧力を所定圧から大気圧まで減圧し
、さらに真空減圧する。なお、大気圧まで減圧する際、
その一部を製品ガス(b)として回収し、残りをパージ
ガス(C)として除去してもよい。
、さらに真空減圧する。なお、大気圧まで減圧する際、
その一部を製品ガス(b)として回収し、残りをパージ
ガス(C)として除去してもよい。
この工程(3)における真空度は、0〜760torr
の範囲からCO2、N%CO2、Nλ、N、の吸着量、
脱離量、あるいは脱離速度に見合うように適宜設定する
。
の範囲からCO2、N%CO2、Nλ、N、の吸着量、
脱離量、あるいは脱離速度に見合うように適宜設定する
。
上述のように、工程(2)において塔から導出されるガ
スが製品ガス(b)となり、そのまま燃料として、ある
いは代替天然ガス製造に用いる添加剤として利用される
。
スが製品ガス(b)となり、そのまま燃料として、ある
いは代替天然ガス製造に用いる添加剤として利用される
。
また、工程(3)において塔から減圧操作により脱離さ
れるCO2、N、CO2、Nz、N2.濃縮ガスがパー
ジガス(C)となり、化学原料等に利用される。
れるCO2、N、CO2、Nz、N2.濃縮ガスがパー
ジガス(C)となり、化学原料等に利用される。
作 用
本発明においては、クリノブチロライト系吸着剤充填塔
における加温下の圧力スイング操作により原料ガス(a
)からCo、Co、、N、成分と製品ガス(b)とが分
離される。
における加温下の圧力スイング操作により原料ガス(a
)からCo、Co、、N、成分と製品ガス(b)とが分
離される。
実施例
次に実施例をあげて、本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1
市販の天然産出クリノブチロライトを吸着剤として充填
したクリノブチロライト系吸着剤充填塔に、第1表の原
料ガスの欄に示した組成を有する原料ガス(&)を導入
し、下記の操作条件にてPSAサイクルを繰り返した。
したクリノブチロライト系吸着剤充填塔に、第1表の原
料ガスの欄に示した組成を有する原料ガス(&)を導入
し、下記の操作条件にてPSAサイクルを繰り返した。
操作条件
通ガス量 800 cc/sin充填量
240 cc (21■φ ×880膳膳H) 圧力 7 kg/cm G塔内温度
80℃ − PSAサイクル 昇圧 80 torr + 7 kg/cm”G(
製品ガス(b)使用) 吸着 7層in 大気圧減圧 7 kg/cm′LG →Okg/cm”G真空減圧
Okg/cm’G + 80 torrサイクル実施3
実施30七目のクリノブチロライト系吸着剤充填塔から
導出される製品ガス(b)の組成を第1表の製品ガスの
欄に示す。
240 cc (21■φ ×880膳膳H) 圧力 7 kg/cm G塔内温度
80℃ − PSAサイクル 昇圧 80 torr + 7 kg/cm”G(
製品ガス(b)使用) 吸着 7層in 大気圧減圧 7 kg/cm′LG →Okg/cm”G真空減圧
Okg/cm’G + 80 torrサイクル実施3
実施30七目のクリノブチロライト系吸着剤充填塔から
導出される製品ガス(b)の組成を第1表の製品ガスの
欄に示す。
比較例1
比較のため、塔内温度を20℃としかつ吸着時間を18
分としたほかは実施例1と全く同一の条件でPSAサイ
クルを2回繰り返したときの結果を第1表に併せて示す
。
分としたほかは実施例1と全く同一の条件でPSAサイ
クルを2回繰り返したときの結果を第1表に併せて示す
。
比較例2
また比較のため、上記と同一の原料ガス(JL)を市販
のゼオライト吸着剤MS−5Aを吸着剤として充填した
塔に導入し、実施例1と全く同一の条件でPSAサイク
ルを5回繰り返したときの結果を第1表に併せて示す。
のゼオライト吸着剤MS−5Aを吸着剤として充填した
塔に導入し、実施例1と全く同一の条件でPSAサイク
ルを5回繰り返したときの結果を第1表に併せて示す。
(以下余白)
第1表
注 ガス組成の単位は、マロ1z
ガスカロリーの単位は%kca 1/Nrn”第1表か
られかるように、実施例1においてはサイクツ130回
目においてもCOz、COは 100%、N2は50%
除去され、その結果製品ガス(b)にはCOが含まれな
いばかりか、ガスカロリーが増大した。
られかるように、実施例1においてはサイクツ130回
目においてもCOz、COは 100%、N2は50%
除去され、その結果製品ガス(b)にはCOが含まれな
いばかりか、ガスカロリーが増大した。
一方、塔内温度を20℃としたときは、わずか2回目で
有毒なCOが製品ガス(b)中に含まれるようになった
。
有毒なCOが製品ガス(b)中に含まれるようになった
。
また、吸着剤として市販のゼオライト吸着剤MS−5A
を用いた比較例2においては、CO1CO2,は100
%除去されるが、製品ガス(b)として回収すべきCH
4、CzHbがかなり吸着されている。その結果、製品
ガス(b)のカロリーは原料ガス(a)のカロリーより
もかえって低くなっている。
を用いた比較例2においては、CO1CO2,は100
%除去されるが、製品ガス(b)として回収すべきCH
4、CzHbがかなり吸着されている。その結果、製品
ガス(b)のカロリーは原料ガス(a)のカロリーより
もかえって低くなっている。
発明の効果
本発明は、以上のような工程配列からなるので、各工程
操作が円滑かつ効率良くなし得、また目的とする高カロ
リーの製品ガスが収率良く回収される。
操作が円滑かつ効率良くなし得、また目的とする高カロ
リーの製品ガスが収率良く回収される。
よって、本発明の方法を実施することにより、HL、C
o、COz 、Nz等を含む炭化水素ガスから従来より
一層簡略化された工程で有毒なCOを含まない高カロリ
ーガスが安価に製造されるので、その工業的意義は大き
い。
o、COz 、Nz等を含む炭化水素ガスから従来より
一層簡略化された工程で有毒なCOを含まない高カロリ
ーガスが安価に製造されるので、その工業的意義は大き
い。
また、高カロリーの製品ガスの製造に際し、クリノブチ
ロライト系吸着剤充填塔から分離されるCO1COz、
N2.濃縮ガスは、化学原料等に利用することができる
ので、この点でも有利である。
ロライト系吸着剤充填塔から分離されるCO1COz、
N2.濃縮ガスは、化学原料等に利用することができる
ので、この点でも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の工程の流れを示したフローシートで
ある。
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、CO_2、N_2等の非燃焼成分と、H_2、CO
、炭化水素等の燃焼成分とよりなる原料ガス(a)を、
50〜200℃の加温条件下にクリノブチロライト系吸
着剤を充填した吸着塔を通過させることにより、主とし
て非燃焼成分およびCOを分離除去して、COを含まな
い高カロリーの製品ガス(b)となすことを特徴とする
高カロリーガスの製造法。 2、吸着操作が、50〜200℃の加温条件下における
非平衡圧操作によるものである特許請求の範囲第1項記
載の製造法。 3、クリノブチロライト系吸着剤が、天然に産出するク
リノブチロライトを原料とするもの、または合成法によ
って得られるクリノブチロライトを原料とするものであ
る特許請求の範囲第1項記載の製造法。 4、CO_2、N_2等の非燃焼成分と、H_2、CO
、炭化水素等の燃焼成分とよりなる原料ガス(a)を、
50〜200℃の加温条件下にクリノブチロライト系吸
着剤を充填した吸着塔を通過させることにより、主とし
て非燃焼成分およびCOを分離除去して、COを含まな
い高カロリーの製品ガス(b)となすにあたり、 (1)原料ガス(a)をクリノブチロライト系吸着剤充
填塔に導入するに先立ち、同塔より導出される製品ガス
(b)または原料ガス(a)自身により同塔を昇圧する
工程、 (2)原料ガス(a)を加温下にあるクリノブチロライ
ト系吸着剤充填塔に導入することにより原料ガス(a)
中に含まれるCO、CO_2、N_2成分を吸着させる
と共に、これらの成分が除去された製品ガス(b)を同
塔から導出させる工程、 (3)クリノブチロライト系吸着剤充填塔において吸着
されたCO、CO_2、N_2成分を減圧操作により脱
離させてパージガス(c)として除去する工程、 を遂行することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60099260A JPS61255995A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 高カロリ−ガスの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60099260A JPS61255995A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 高カロリ−ガスの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61255995A true JPS61255995A (ja) | 1986-11-13 |
JPH0519598B2 JPH0519598B2 (ja) | 1993-03-17 |
Family
ID=14242741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60099260A Granted JPS61255995A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 高カロリ−ガスの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61255995A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5587003A (en) * | 1995-03-21 | 1996-12-24 | The Boc Group, Inc. | Removal of carbon dioxide from gas streams |
US5653785A (en) * | 1993-11-10 | 1997-08-05 | Agency Of Industrial Science & Technology, Ministry Of International Trade & Industry | Method for separation of nitrogen and carbon dioxide by use of ceramic materials as separating agent |
WO2005061421A1 (en) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Uop Llc | Regenerative removal of trace carbon monoxide |
WO2010041478A1 (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-15 | 三菱重工業株式会社 | 低カロリーガス燃料を用いたガスエンジン |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP60099260A patent/JPS61255995A/ja active Granted
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