JPS6124657Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124657Y2 JPS6124657Y2 JP7994880U JP7994880U JPS6124657Y2 JP S6124657 Y2 JPS6124657 Y2 JP S6124657Y2 JP 7994880 U JP7994880 U JP 7994880U JP 7994880 U JP7994880 U JP 7994880U JP S6124657 Y2 JPS6124657 Y2 JP S6124657Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- motor
- radiator
- temperature
- fan
- battery
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 3
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、エンジン冷却水放熱用のラジエー
タに通風するためのフアンモータの回転、停止及
び回転速度を制御する制御装置に関する。
タに通風するためのフアンモータの回転、停止及
び回転速度を制御する制御装置に関する。
冷却水の放熱を効率良く行なわせるために、ラ
ジエータのコア部にフアンにより通風させること
が行なわれている。このフアンを回転させるため
の手段としては、エンジンの出力軸により直接又
はベルトを介して回転させるものと、モータによ
り回転させるものとがある。ところが、エンジン
により回転させる構造のものは、エンジン始動後
直ちにフアンが回転するため、エンジンの暖気運
転に要する時間が長くなるだけでなく、エンジン
が高速で回転する場合の損失馬力が大きくなる。
又モータによりフアンを回転させるものも、従来
はモータの回転、停止をまたはラジエータ背後の
シユラウド内の空気温度を検知するサーモスイツ
チで断続制御するだけであつた(実開昭52−
86006号公報)ため、ラジエータ内の水温の変動
が大きくなり、サーモスイツチの断接が頻繁に行
なわれるようになるため、電力の損失が大きく更
にスイツチの故障も多くなり勝であつた。また、
冷却水温を感知しトランジスタを介してモータを
駆動するようにしてヨータ速度を連続的に変えら
れるようにした考案(特開昭48−77235号公報、
実開昭49−19138号公報)もあるが、トランジス
タは機械的強度が弱いので信頼性に乏しく、大電
流を流すのが難しい嫌いがある。
ジエータのコア部にフアンにより通風させること
が行なわれている。このフアンを回転させるため
の手段としては、エンジンの出力軸により直接又
はベルトを介して回転させるものと、モータによ
り回転させるものとがある。ところが、エンジン
により回転させる構造のものは、エンジン始動後
直ちにフアンが回転するため、エンジンの暖気運
転に要する時間が長くなるだけでなく、エンジン
が高速で回転する場合の損失馬力が大きくなる。
又モータによりフアンを回転させるものも、従来
はモータの回転、停止をまたはラジエータ背後の
シユラウド内の空気温度を検知するサーモスイツ
チで断続制御するだけであつた(実開昭52−
86006号公報)ため、ラジエータ内の水温の変動
が大きくなり、サーモスイツチの断接が頻繁に行
なわれるようになるため、電力の損失が大きく更
にスイツチの故障も多くなり勝であつた。また、
冷却水温を感知しトランジスタを介してモータを
駆動するようにしてヨータ速度を連続的に変えら
れるようにした考案(特開昭48−77235号公報、
実開昭49−19138号公報)もあるが、トランジス
タは機械的強度が弱いので信頼性に乏しく、大電
流を流すのが難しい嫌いがある。
本考案は、フアン回転用のモータを、変圧器で
機械的強度が大きく、大電流を流せる制御器を介
して回転、停止の他、回転時の速度も制御するこ
とにより上述の欠点を解消したラジエータ通風用
フアンモータの制御装置を提供せんとするもので
ある。
機械的強度が大きく、大電流を流せる制御器を介
して回転、停止の他、回転時の速度も制御するこ
とにより上述の欠点を解消したラジエータ通風用
フアンモータの制御装置を提供せんとするもので
ある。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明す
る。
る。
第1図は本考案のラジエータ通風用フアンモー
タの制御装置の全体構成を示している。ラジエー
タのコア部1の後背部を囲んで固定されたシユラ
ウド2の開口部2aの内側には、該シユラウド2
にブラケツト3を介して固定されたモータ4によ
り回転させられるフアン5が装着されている。シ
ユラウド2の一部には、該シユラウド2とコア部
1とにより囲まれる空間6内の空気の温度を検出
して制御回路7に信号を送る温度センサ8が装着
されている。9は電源たる電池で、上記モータ4
は、制御回路7を介して該電池9と接続されてい
る。ラジエータの下タンク10にはラジエータ内
の水温を検知して断接するサーモスイツチ11が
装着されている。制御回路7は、ラジエータ内の
水温が一定値以上となり、低温時に開いていたサ
ーモスイツチ11が閉じられた場合にのみ、モー
タ4に電流を通す。
タの制御装置の全体構成を示している。ラジエー
タのコア部1の後背部を囲んで固定されたシユラ
ウド2の開口部2aの内側には、該シユラウド2
にブラケツト3を介して固定されたモータ4によ
り回転させられるフアン5が装着されている。シ
ユラウド2の一部には、該シユラウド2とコア部
1とにより囲まれる空間6内の空気の温度を検出
して制御回路7に信号を送る温度センサ8が装着
されている。9は電源たる電池で、上記モータ4
は、制御回路7を介して該電池9と接続されてい
る。ラジエータの下タンク10にはラジエータ内
の水温を検知して断接するサーモスイツチ11が
装着されている。制御回路7は、ラジエータ内の
水温が一定値以上となり、低温時に開いていたサ
ーモスイツチ11が閉じられた場合にのみ、モー
タ4に電流を通す。
第2図は制御回路7の1例を示すもので、以下
第2図も加えて本考案のフアンモータ制御装置の
作用について説明する。なお、第2図に例示した
回転回路に於いては、温度センサ8として、温度
上昇に伴つて抵抗の減少する素子、例えばサーミ
スタを使用している。
第2図も加えて本考案のフアンモータ制御装置の
作用について説明する。なお、第2図に例示した
回転回路に於いては、温度センサ8として、温度
上昇に伴つて抵抗の減少する素子、例えばサーミ
スタを使用している。
まず、始動直後のエンジンが末だ冷えている間
はサーモスイツチ11が開いているから、モータ
4は回転しない。このためコア部1には通風され
ず、暖気運転を短時間で終了させることができ
る。
はサーモスイツチ11が開いているから、モータ
4は回転しない。このためコア部1には通風され
ず、暖気運転を短時間で終了させることができ
る。
エンジンの温度上昇に伴つてラジエータ内の冷
却水温度が冷却を開始すべき一定温度まで上昇す
ると、サーモスイツチ11が閉じて、電池9の電
流が制御器12の二次側のコイル12aを通つて
モータ4に流れ、モータ4が回転する。ラジエー
タ内の水温が比較的低く、シユラウド内の空間6
の空気温度も低い場合には、制御器12の一次側
コイルの12bにトランジスタ13を介して接続
された温度センサ8の抵抗が大きく、該トランジ
スタ13を通じて制御器12の一次側のコイル1
2bに加わる電圧が低く抑えられるため、モータ
4はほとんど二次側のコイル12aを通る電流だ
けで低速で駆動される。
却水温度が冷却を開始すべき一定温度まで上昇す
ると、サーモスイツチ11が閉じて、電池9の電
流が制御器12の二次側のコイル12aを通つて
モータ4に流れ、モータ4が回転する。ラジエー
タ内の水温が比較的低く、シユラウド内の空間6
の空気温度も低い場合には、制御器12の一次側
コイルの12bにトランジスタ13を介して接続
された温度センサ8の抵抗が大きく、該トランジ
スタ13を通じて制御器12の一次側のコイル1
2bに加わる電圧が低く抑えられるため、モータ
4はほとんど二次側のコイル12aを通る電流だ
けで低速で駆動される。
エンジンの温度上昇に伴つてラジエータ内の冷
却水温度が一層上昇すると、空間6内の空気度が
上昇し、温度センサ8の抵抗値が減少するため、
変圧器の一次側のコイル12bに加わる電圧が高
くなり、一次側コイル12bに発生する磁界によ
り二次側のコイル12aの磁界が増幅され、該コ
イル12aの電圧が高くなるため、モータ4に送
られる電流が多くなり、モータ4は高速で回転す
る。即ち、ラジエータ内の冷却水の温度が一定値
以上でサーモスイツチ11が閉じた状態に於いて
は、コア部1とシユラウド2との間の空間6の温
度(この温度は冷却水温度に伴つて上下する。)
に伴つてモータ4の回転速度が連続的に変化す
る。温度センサ8の抵抗変化は連続的であるか
ら、モータ4を流れる電流も連続的に変り、モー
タ4の回転速度も連続的に変化して常に最適なモ
ータ回転速度を得ることができ、冷却水温度の変
動を少く抑えることができる。従つてサーモスイ
ツチ11の断接の回数を著しく減らすことがで
き、スイツチの故障を減少させる効果が大きい。
却水温度が一層上昇すると、空間6内の空気度が
上昇し、温度センサ8の抵抗値が減少するため、
変圧器の一次側のコイル12bに加わる電圧が高
くなり、一次側コイル12bに発生する磁界によ
り二次側のコイル12aの磁界が増幅され、該コ
イル12aの電圧が高くなるため、モータ4に送
られる電流が多くなり、モータ4は高速で回転す
る。即ち、ラジエータ内の冷却水の温度が一定値
以上でサーモスイツチ11が閉じた状態に於いて
は、コア部1とシユラウド2との間の空間6の温
度(この温度は冷却水温度に伴つて上下する。)
に伴つてモータ4の回転速度が連続的に変化す
る。温度センサ8の抵抗変化は連続的であるか
ら、モータ4を流れる電流も連続的に変り、モー
タ4の回転速度も連続的に変化して常に最適なモ
ータ回転速度を得ることができ、冷却水温度の変
動を少く抑えることができる。従つてサーモスイ
ツチ11の断接の回数を著しく減らすことがで
き、スイツチの故障を減少させる効果が大きい。
なお、冷却水温度を検出する代りに、温度セン
サ8でシユラウド内の空間6の空気温度を検出す
ると、車速の増減、大気温度の昇降により、この
空間6の温度が迅速に変るので、これに基いてモ
ータ速度を制御すれば、冷却水温度の昇降を予見
してモータ速度を制御することになり、冷却水温
の変動を著しく少なくすることができる。
サ8でシユラウド内の空間6の空気温度を検出す
ると、車速の増減、大気温度の昇降により、この
空間6の温度が迅速に変るので、これに基いてモ
ータ速度を制御すれば、冷却水温度の昇降を予見
してモータ速度を制御することになり、冷却水温
の変動を著しく少なくすることができる。
第1図は本考案のフアンモータの制御装置の全
体構成を示す側面図、第2図は制御装置の1例を
示す回路図である。 1:コア部、2:シユラウド、4:モータ、
5:フアン、6:空間、7:制御回路、8:温度
センサ、9:電池、11:サーモスイツチ。
体構成を示す側面図、第2図は制御装置の1例を
示す回路図である。 1:コア部、2:シユラウド、4:モータ、
5:フアン、6:空間、7:制御回路、8:温度
センサ、9:電池、11:サーモスイツチ。
Claims (1)
- フアン回転用のモータ4と電源たる電池9とを
制御回路7を介して接続し、該制御回路7には、
ラジエータ内の水温を検出して一定値以上の水温
でモータ4を制御器12の二次側コイル12aを
通つて電池9に接続し回転させるサーモスイツチ
11と、ラジエータのコア部1とシユラウド2と
の間の空間6内の空気温度を検出し、トランジス
タ13を介して制御器12の一次側コイル12b
に電池の電流を流し、二次側コイル12aを通る
電流を調節して空気温度の変化に伴つてモータ4
の回転速度を変える温度センサ8とを付設したこ
とを特徴とするラジエータ通風用フアンモータの
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7994880U JPS6124657Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7994880U JPS6124657Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS573821U JPS573821U (ja) | 1982-01-09 |
JPS6124657Y2 true JPS6124657Y2 (ja) | 1986-07-24 |
Family
ID=29442406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7994880U Expired JPS6124657Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124657Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-10 JP JP7994880U patent/JPS6124657Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS573821U (ja) | 1982-01-09 |
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