JPS61210142A - 耐衝撃性に優れたNiTi合金及びその製造方法 - Google Patents
耐衝撃性に優れたNiTi合金及びその製造方法Info
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- JPS61210142A JPS61210142A JP60051035A JP5103585A JPS61210142A JP S61210142 A JPS61210142 A JP S61210142A JP 60051035 A JP60051035 A JP 60051035A JP 5103585 A JP5103585 A JP 5103585A JP S61210142 A JPS61210142 A JP S61210142A
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- Japan
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- rare earth
- earth elements
- yttrium
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は耐衝撃性に優れたNiTi合金及びその製造方
法に係り、特にNiTi形状記憶合金として有用な耐衝
撃性に優れたNiTi合金及びその製造方法に関する。
法に係り、特にNiTi形状記憶合金として有用な耐衝
撃性に優れたNiTi合金及びその製造方法に関する。
[従来の技術]
NiTi合金のうち、Ni55重量%、Ti45重量%
(±1〜2重量%)合金は形状記憶効果を示すことから
、近年注目を集めている。
(±1〜2重量%)合金は形状記憶効果を示すことから
、近年注目を集めている。
NiTi合金は、Tiが極めて高活性であることから、
通常の耐火物容器を用いた溶解では良好な合金は得られ
ない、従って、NiTi合金の製造方法としては、従来
よりアーク溶解による方法、あるいは黒鉛坩堝を用いた
高周波溶解等が実施されている。
通常の耐火物容器を用いた溶解では良好な合金は得られ
ない、従って、NiTi合金の製造方法としては、従来
よりアーク溶解による方法、あるいは黒鉛坩堝を用いた
高周波溶解等が実施されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来法のうち、アーク溶解による方
法は、均質な合金が得られず、しかも、鋳物を得ること
ができないという欠点を有する。
法は、均質な合金が得られず、しかも、鋳物を得ること
ができないという欠点を有する。
また黒鉛坩堝による方法においては、合金中に炭素(以
下、Cと略記する。)が混入し易く、高純度のNiTi
合金を製造するのは困難であった。
下、Cと略記する。)が混入し易く、高純度のNiTi
合金を製造するのは困難であった。
一方、NiTi合金の機械的性質や形状記憶効果が、合
金の酸素(以下、0と略記する。)含有量によって著し
く影響を受けることは以前から知られていることである
。しかるに、前記従来の方法は、いずれの場合において
も、O含有量の少ないものが得られない、即ち、従来法
では不純物含有量が少ない高純度のNi及びTi原料を
用いて溶解しても、得られる合金のO含有率は1100
0pp以下に保つことは困難である。
金の酸素(以下、0と略記する。)含有量によって著し
く影響を受けることは以前から知られていることである
。しかるに、前記従来の方法は、いずれの場合において
も、O含有量の少ないものが得られない、即ち、従来法
では不純物含有量が少ない高純度のNi及びTi原料を
用いて溶解しても、得られる合金のO含有率は1100
0pp以下に保つことは困難である。
上記問題点のうち、NiTi合金中のC混入の問題につ
いては、カルシア(Cao)坩堝を用いることにより、
Cの混入を容易に低減できる旨の報告がなされているが
、カルシア坩堝を用いた場合においても、0混入の問題
は解決されていない。
いては、カルシア(Cao)坩堝を用いることにより、
Cの混入を容易に低減できる旨の報告がなされているが
、カルシア坩堝を用いた場合においても、0混入の問題
は解決されていない。
従って、従来より、NiTi合金中の0混入量を低減す
ることは、高特性のN i T i合金を得るための重
要な改良点とされているが、現時点においては、原料の
吟味や溶解炉の選択などを除いて、本格的な努力はなさ
れておらず、十分満足し得る対策は提案されていない。
ることは、高特性のN i T i合金を得るための重
要な改良点とされているが、現時点においては、原料の
吟味や溶解炉の選択などを除いて、本格的な努力はなさ
れておらず、十分満足し得る対策は提案されていない。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上記従来の問題点を解決し、C及び0の含有量
が極めて少ないNiTi合金及びその製造方法を提供す
るものであって。
が極めて少ないNiTi合金及びその製造方法を提供す
るものであって。
イツトリウム及び/又は希土類元素を50〜800pp
m含むことを特徴とする耐衝撃性に優れたNiTi合金
、 及び 内面がカルシア質炉材で構成された容器中にて、真空又
はアルゴン雰囲気下でNiを溶解した′後、イツトリウ
ム及び/又は希土類元素を添加して脱酸処理し、しかる
後Tiを添加する方法であって、冷却固化後にイツトリ
ウム及び/又は希土類元素を50〜800ppm残留さ
せるように添加することを特徴とする耐衝撃性に優れた
N i T i合金の製造方法、 を要旨とするものである。
m含むことを特徴とする耐衝撃性に優れたNiTi合金
、 及び 内面がカルシア質炉材で構成された容器中にて、真空又
はアルゴン雰囲気下でNiを溶解した′後、イツトリウ
ム及び/又は希土類元素を添加して脱酸処理し、しかる
後Tiを添加する方法であって、冷却固化後にイツトリ
ウム及び/又は希土類元素を50〜800ppm残留さ
せるように添加することを特徴とする耐衝撃性に優れた
N i T i合金の製造方法、 を要旨とするものである。
以下に本発明につぎ詳細に説明する。
なお、本明細書において「%」は「重量%」を表す。
本発明のNiTi合金のNi及びTiの組成比は特に制
限はないが、とりわけ本発明は、Ni55%、Ti45
%(±1〜2%)のN1Tt形状記憶合金に適用するの
が有利である。
限はないが、とりわけ本発明は、Ni55%、Ti45
%(±1〜2%)のN1Tt形状記憶合金に適用するの
が有利である。
本発明のNiTi合金は1合金中にイツトリウム及び/
又は希土類元素を50〜800ppm含有する0合金中
にイツトリウム及び/又は希土類元素が50〜800p
pm含有されたNiTi合金は、イツトリウム及び/又
は希土類元素(以下、Rと略記することがある。)の存
在により、合金中に混入した0がRO1R203又はR
O2等の希土類元素酸化物となるため、0含有量が極め
て低減され、その耐衝撃性が大幅に向上する。
又は希土類元素を50〜800ppm含有する0合金中
にイツトリウム及び/又は希土類元素が50〜800p
pm含有されたNiTi合金は、イツトリウム及び/又
は希土類元素(以下、Rと略記することがある。)の存
在により、合金中に混入した0がRO1R203又はR
O2等の希土類元素酸化物となるため、0含有量が極め
て低減され、その耐衝撃性が大幅に向上する。
(生じたイツトリウム及び/又は希土類元素酸化物はス
ラグや炉壁耐火材に吸収される。)合金中のイツトリウ
ム及び/又は希土類元素含有量が50ppmより少ない
と、十分なO含有量低減効果が発揮されず、耐衝撃性の
高い合金が得られない、またイツトリウム及び/又は希
土類元素含有量が800ppmよりも多いと、イツトリ
ウム及び/又は希土類元素が合金の結晶粒界に偏析する
などして、合金が脆くなるため、耐衝撃性が低下するこ
ととなる。特に好ましいイツトリウム及び/又は希土類
元素の含有量は100〜700ppmである。さらに好
ましくは、Zo。
ラグや炉壁耐火材に吸収される。)合金中のイツトリウ
ム及び/又は希土類元素含有量が50ppmより少ない
と、十分なO含有量低減効果が発揮されず、耐衝撃性の
高い合金が得られない、またイツトリウム及び/又は希
土類元素含有量が800ppmよりも多いと、イツトリ
ウム及び/又は希土類元素が合金の結晶粒界に偏析する
などして、合金が脆くなるため、耐衝撃性が低下するこ
ととなる。特に好ましいイツトリウム及び/又は希土類
元素の含有量は100〜700ppmである。さらに好
ましくは、Zo。
〜500ppmである。
希土類元素としては、Ce、Pr、Nd。
Pm、Sm、En、Gd、Tb、 Dy、Ha、Er、
Tm、Yb、Lnのいずれでも良いが、通常はCeを用
いる。これらのイツトリウム及び/又は希土類元素は各
々単独で用いても、2種以上を混合して用いても良い。
Tm、Yb、Lnのいずれでも良いが、通常はCeを用
いる。これらのイツトリウム及び/又は希土類元素は各
々単独で用いても、2種以上を混合して用いても良い。
次に、このような本発明のNiTi合金の製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
本発明の製造方法においては、内面がカルシア質炉材で
構成された容器中にて、真空又はアルゴン雰囲気下で、
まずNiを溶解した後、イツトリウム及び/又は希土類
元素を添加して脱酸処理する。このときのイツトリウム
及び/又は希土類元素の添加量は、後工程でTiを添加
した後に冷却・凝固せしめたときの残留量が含量で50
〜800ppmとなるような量である。この添加量は、
例えば、繰り返し実験しておいて、用いるイツトリウム
及び/又は希土類元素の歩留りを予め求めておき、これ
に基いて決定しても良い。
構成された容器中にて、真空又はアルゴン雰囲気下で、
まずNiを溶解した後、イツトリウム及び/又は希土類
元素を添加して脱酸処理する。このときのイツトリウム
及び/又は希土類元素の添加量は、後工程でTiを添加
した後に冷却・凝固せしめたときの残留量が含量で50
〜800ppmとなるような量である。この添加量は、
例えば、繰り返し実験しておいて、用いるイツトリウム
及び/又は希土類元素の歩留りを予め求めておき、これ
に基いて決定しても良い。
イツトリウム及び/又は希土類元素の添加方法は、特に
限定はなく、従来より接種等に用いられている各種の方
法が用いられる。
限定はなく、従来より接種等に用いられている各種の方
法が用いられる。
なお、イツトリウム及び/又は希土類元素を添加した後
は、十分に攪拌を行うようにするのが好ましい。
は、十分に攪拌を行うようにするのが好ましい。
また、本発明方法においては、イツトリウム及び/又は
希土類元素のNi溶湯への添加に先立って、Ni溶湯中
にアルゴンガスを吹込み、介在物を除去するようにする
のも有用である。
希土類元素のNi溶湯への添加に先立って、Ni溶湯中
にアルゴンガスを吹込み、介在物を除去するようにする
のも有用である。
イツトリウム及び/又は希土類元素を添加した後、引き
続いて溶湯にTiを添加する。
続いて溶湯にTiを添加する。
Ni、Ti原料としては、高純度のものを用いるのが好
ましいが、本発明においては、後工程で添加するイツト
リウム及び/又は希土類元素の脱酸作用により0含有量
を低減できることから、0含有量の比較的高い原料をも
用いることができる。
ましいが、本発明においては、後工程で添加するイツト
リウム及び/又は希土類元素の脱酸作用により0含有量
を低減できることから、0含有量の比較的高い原料をも
用いることができる。
本発明において、合金の溶融に用いる容器の内面を構成
するカルシア質炉材としては、カルシア(Cab)、ラ
ルナイト(安定化2CaOesi02)、 メルウィ
ナイト (3Cao11MgO・2Si02)、アノル
サイト (cao・A1203e2sio2)ならびに
CaOを富化したドロマイト等が挙げられる。
するカルシア質炉材としては、カルシア(Cab)、ラ
ルナイト(安定化2CaOesi02)、 メルウィ
ナイト (3Cao11MgO・2Si02)、アノル
サイト (cao・A1203e2sio2)ならびに
CaOを富化したドロマイト等が挙げられる。
このようなカルシア質炉材は、そのCaO含有率が20
%以上、特に40%以上のものが好ましい、CaO含有
量の高いカルシア質炉材は酸化物と反応し易く、NiT
i合金溶湯中の酸化物を吸収し、酸化物介在量を大幅に
減少させることができ、また、Ti等に対する安定性が
高いので、高温溶解が可能となる。
%以上、特に40%以上のものが好ましい、CaO含有
量の高いカルシア質炉材は酸化物と反応し易く、NiT
i合金溶湯中の酸化物を吸収し、酸化物介在量を大幅に
減少させることができ、また、Ti等に対する安定性が
高いので、高温溶解が可能となる。
[作用]
NiTi合金中にイー/ )リウム及び/又は希土類元
素を50〜800ppm含有させることにより1合金中
に混入した0がイツトリウム及び/又は希土類元素酸化
物として除かれ、合金の0含有量を大幅に低減すること
ができる。しかも1合金中のイツトリウム及び/又は希
土類元素はイツトリウム及び/又は希土類元素酸化物を
還元することはなく、0含有量は極めて確実に低減され
る。
素を50〜800ppm含有させることにより1合金中
に混入した0がイツトリウム及び/又は希土類元素酸化
物として除かれ、合金の0含有量を大幅に低減すること
ができる。しかも1合金中のイツトリウム及び/又は希
土類元素はイツトリウム及び/又は希土類元素酸化物を
還元することはなく、0含有量は極めて確実に低減され
る。
本発明では、得られるN i T i合金の0含有量を
通常で800ppm以下とすることが可能である。
通常で800ppm以下とすることが可能である。
[実施例]
以下に本発明を実施例により更に具体的に説明するが1
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。
実施例1
電解ニッケル(公称純度99.9%)及びスポンジチタ
ン(酸素含有量0.07%及び0.042%の2種類)
を用い、l溶解あたり合量で0.8Kgとなるように配
合し、Ni55%、Ti45%のNfTi形状記憶合金
の製造を行った。
ン(酸素含有量0.07%及び0.042%の2種類)
を用い、l溶解あたり合量で0.8Kgとなるように配
合し、Ni55%、Ti45%のNfTi形状記憶合金
の製造を行った。
使用に供したCaO坩堝(内径的50mm)は、−級試
薬のCaoを原料とし、これを20メツシユに粉砕後、
坩堝型中へ入れてよくつき固め、固められた坩堝を約9
00℃、4時間電気抵抗炉中で仮焼することにより作成
した。CaO坩堝の組成は第1表に示す通りである。
薬のCaoを原料とし、これを20メツシユに粉砕後、
坩堝型中へ入れてよくつき固め、固められた坩堝を約9
00℃、4時間電気抵抗炉中で仮焼することにより作成
した。CaO坩堝の組成は第1表に示す通りである。
第 1 表
Ni原料をCaO坩堝に入れ、これを出力10KW、周
波数70KHzの内熱式誘導炉に入れ。
波数70KHzの内熱式誘導炉に入れ。
lO″″2Paの減圧下でまずNiを溶解し、次いでC
e又はYを、冷却固化した合金中の含有量が0〜110
00ppの間の所定の値となるような量で種々変更して
添加し、脱酸処理を行った。引き続き、高純度アルゴン
ガスを5X103Paまで導入し、Tiの添加を行った
。その後、カルシア製鋳型に鋳込み、 1 OmmX
I OmmX 1.60mmの角棒試料を鋳造した。
e又はYを、冷却固化した合金中の含有量が0〜110
00ppの間の所定の値となるような量で種々変更して
添加し、脱酸処理を行った。引き続き、高純度アルゴン
ガスを5X103Paまで導入し、Tiの添加を行った
。その後、カルシア製鋳型に鋳込み、 1 OmmX
I OmmX 1.60mmの角棒試料を鋳造した。
得られた試料から0分析用試料を切出し、不活性ガス搬
送溶解−熱伝導度法で0の定量を行った。この結果得ら
れた合金中のCe、Yの含有量とO含有量との関係を第
1図に示す。
送溶解−熱伝導度法で0の定量を行った。この結果得ら
れた合金中のCe、Yの含有量とO含有量との関係を第
1図に示す。
また、前記角棒試料を、各々、長さ55mmに切断し、
鋳肌のままでシャルピー衝撃試験を行い、Ce、Y含有
量と耐衝撃性との関係を求めた。結果を第2図に示す。
鋳肌のままでシャルピー衝撃試験を行い、Ce、Y含有
量と耐衝撃性との関係を求めた。結果を第2図に示す。
第2図よりNiTi合金中のCe、Y含有量が50pp
m以上であると耐衝撃特性が大幅に向上することが認め
られる。これは第1図から明らかなように、合金中のC
e含有量が50ppm以上であると、0含有量が極めて
少なくなるためと推察される。また、Ce含有量が80
0ppmを超えると耐衝撃特性が低下するが、これは、
Ce分が合金の粒界に偏析するなどして脆くなるためと
推察される。
m以上であると耐衝撃特性が大幅に向上することが認め
られる。これは第1図から明らかなように、合金中のC
e含有量が50ppm以上であると、0含有量が極めて
少なくなるためと推察される。また、Ce含有量が80
0ppmを超えると耐衝撃特性が低下するが、これは、
Ce分が合金の粒界に偏析するなどして脆くなるためと
推察される。
[効果]
以上詳述した通り、本発明のN i T i合金は、イ
ツトリウム及び/又は希土類元素を50〜800ppm
含むものであり、イツトリウム及び/又は希土類元素の
0吸収効果により、合金中の0含有量が著しく低減され
るため、低酸素NiTi合金となる。しかして、このよ
うな本発明のNiTi合金は、内面がカルシア質炉材で
構成された容器を用い、真空又はアルゴン雰囲気下でN
iを溶解した後、イツトリウム及び/又は希土類元素を
添加して脱酸処理し、次いでTiを添加して溶融させた
後、冷却・固化させる本発明の方法により、容易に製造
される。
ツトリウム及び/又は希土類元素を50〜800ppm
含むものであり、イツトリウム及び/又は希土類元素の
0吸収効果により、合金中の0含有量が著しく低減され
るため、低酸素NiTi合金となる。しかして、このよ
うな本発明のNiTi合金は、内面がカルシア質炉材で
構成された容器を用い、真空又はアルゴン雰囲気下でN
iを溶解した後、イツトリウム及び/又は希土類元素を
添加して脱酸処理し、次いでTiを添加して溶融させた
後、冷却・固化させる本発明の方法により、容易に製造
される。
本発明によれば、
■ 低酸素で、かつ低炭素含有量のT i N i合金
を容易に得ることができる。
を容易に得ることができる。
■ 従って、得られる合金は極めて耐衝撃特性に優れる
。
。
■ 極めて均質な組成の合金が得られる。
■ 1回の溶融操作で良い。
■ 原料は高酸素含有量のものでも良く、安価な原料で
製造し得る。
製造し得る。
■ ■、■より合金の製造コストを低廉化することがで
きる。
きる。
■ 鋳物として鋳造することができる。
等の様々な効果が奏され、工業的に極めて有利である。
従って1本発明は、特に優れたNiTi形状記憶合金を
製造するに極めて有利である。
製造するに極めて有利である。
第1図及び第2図は実施例1で得られた試験結果を示す
グラフであり、第1図は合金中のCe、Y含有量とO含
有量との関係を示し、第2図は合金中のCe、Y含有量
と耐衝撃特性との関係を示す。
グラフであり、第1図は合金中のCe、Y含有量とO含
有量との関係を示し、第2図は合金中のCe、Y含有量
と耐衝撃特性との関係を示す。
Claims (2)
- (1)イットリウム及び/又は希土類元素を50〜80
0ppm含むことを特徴とする耐衝撃性に優れたNiT
i合金。 - (2)内面がカルシア質炉材で構成された容器中にて、
真空又はアルゴン雰囲気下でNiを溶解した後、希土類
元素を添加して脱酸処理し、しかる後Tiを添加する方
法であって、冷却固化後に希土類元素を50〜800p
pm残留させるように添加することを特徴とする耐衝撃
性に優れたNiTi合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051035A JPS61210142A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 耐衝撃性に優れたNiTi合金及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60051035A JPS61210142A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 耐衝撃性に優れたNiTi合金及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61210142A true JPS61210142A (ja) | 1986-09-18 |
JPH0429727B2 JPH0429727B2 (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=12875545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60051035A Granted JPS61210142A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 耐衝撃性に優れたNiTi合金及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61210142A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-03-14 JP JP60051035A patent/JPS61210142A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0429727B2 (ja) | 1992-05-19 |
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