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JPS61203132A - 結晶状シリコ−ン−イミド共重合体 - Google Patents

結晶状シリコ−ン−イミド共重合体

Info

Publication number
JPS61203132A
JPS61203132A JP61018247A JP1824786A JPS61203132A JP S61203132 A JPS61203132 A JP S61203132A JP 61018247 A JP61018247 A JP 61018247A JP 1824786 A JP1824786 A JP 1824786A JP S61203132 A JPS61203132 A JP S61203132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
composition
group
integer
disiloxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61018247A
Other languages
English (en)
Inventor
チヤン・ジエン・リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS61203132A publication Critical patent/JPS61203132A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/452Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing nitrogen-containing sequences
    • C08G77/455Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing nitrogen-containing sequences containing polyamide, polyesteramide or polyimide sequences

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシロキサン単位及びイミド単位の両者を有する
重合体組成物に関する。特に本発明は結晶状シロキサン
−イミド共重合体に関するものである。
シロキサン−イミド共重合体を製造するには、まずたと
えばジアミノシロキサンとペンゾフエノンジ無水物のよ
うなジ無水物とを反応させて式:(式中、Rは二価炭化
水素基であり;R′は一価炭化水素基であり:mは1よ
り大きい整数であり;nは10より大きい整数である)
をもつポリアミド酸を形成させることは当業者に既知で
ある。か\るポリアミド酸はN−メグールピロリドンの
ような極性の高い溶剤中に可溶であり、この形で最終の
使用者に提供される。
シ賞キサンーイミド共重合体は典型的には最終の使用者
が基体上にポリアミド酸の被覆を施し友後に該被覆を約
150℃〜約400℃の温INK加熱して溶剤を除去し
かつ環化を生起させてたとえば式: (式中、R,R’、m及びnは前記の意義を有する)を
もつシロキサン−イミド共重合体を形成せしめるという
方法で製造される。
これらのポリイミドは半導体及びその他の電子装置用の
保護被膜として有用であるが、それらは大部分の低沸点
有機溶剤に不溶性であるという欠点をもつ。ポリアミド
酸を150℃〜400℃の温度に加熱する必要があるこ
れらの方法の別の欠点は、多くの半導体装置は該装置自
体に悪影響を及ぼすことなしKか\る高温に加熱するこ
とはできない点である。さらに1か\るアミド酸は加水
分解によジカルボン酸基を生成し、これは勿論最終の使
用者がこの生成物を使用しようとする場合に完全なイミ
ド化を妨げるであろうことは当業者には明らかであろう
。したがって、アミド酸の形よりもむしろイミドの形で
基体上に塗布し得るポリイミドを提供することが望まし
い。
Ho1ubの米国特許第5.525.450号明細書に
は前記式〇)のポリイミド−シロキサン及びそれらの製
造法としてジアミノシロキサンと有機ジ無水物とを反応
させてポリアミド酸を形成させ、ついでこのポリアミド
酸を加熱してイミド化を達成させる方法が記載されてい
る。Ho1ubの上記方法の変形法は米国特許第a39
2,144号、同第4455、002号、同第4554
282号、同第455a741号、同第へ66へ728
号及び同第4740.305号明細書に記載されている
Berger  の米国特許第4.050.948号明
細書にはテトラカルボン酸ジ無水物、有機ジアミン及び
ジ(アミノアルキル)ボリシ覧キサンの反応生成物−ジ
(アミノアルキル)ポリシロキサンが生成重合体の全ア
ミン所要量の18〜45モル係を構成する−であるポリ
イミド共重合体が記載されている。
Berger  の米国特許第4.395.527号明
細書には式: (式中、Qは置換又は非置換芳香族基であシ;zは非置
換又は置換ハイド冒カルビレン基であシ:R”、R”#
R”lR’eR” 及rJR”はツレぞれ別個に非置換
又は置換ハイド日カルビル基であり;そしてX、7及び
君はそれぞれ別個にθ〜100の数値をもつ)のシロキ
サン単位を含むポリイミド社改良された溶解度及び接着
性能をポリイミドに付与することが記載されている。一
般に、か\るポリイミドは塩素化炭化水素溶剤、たとえ
ばジクロルベンゼン及びトリクロルベンゼン中に可溶性
であシかつ同様に極性溶剤、たとえばN、N−ジメチル
アセトアミド、N−メチルカプロラクタム、ジメチルス
ルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン、テトラメチ
ル尿素、ピリジン、ジメチルスルホン、ヘキサメチルホ
スホルアミド、テトラメチレンスルホン、ホルムアミド
、N−メチルホルムアミド、ブチロラクトン及びN−ア
セチル−2−ピロリドン中にも可溶性である。Eerg
er はさらに1出発物質の一つとしてジエーテル含有
無水物を使用する場合には、前述した塩素化炭化水素溶
剤及び極性溶剤中に可溶であるのみならず、それがシロ
キサン単位を含む場合にはエチレングリコール及び縮合
ポリエチレングリコールのモノアルキル及び/又はジア
ルキルエーテル及び/又は5員環より少なくない環を含
む環式エーテルから訪導された溶剤、たとえばジグライ
ム中にも可溶であるポリイミドが得られることを教示し
ている。
しかしながら、Berger  はポリイミドはジグラ
イム中で限定された溶解度をもつであろうことを明らか
Kしている。当業者はBerger  がジグライムに
可溶性のイミド−シロキサン重合体を得ることを望む場
合には特別の単量体、したがってかなり高価な単量体の
使用を必要としていることを認識するであろう。さらに
Eerger はシロキサン単位を含むポリイミドは慣
用のポリイミドのガラス転移温度(Tg) 350℃と
比較して著しく低いガラス転移温度”g %たとえば1
40℃程度のTgをもつことを教示している。したがっ
てか\るイミド−シロキサン共重合体は従来技術のポリ
イミドよりも容易に溶融しかつ流動するであろう。
発明の要旨 本発明の一目的は結晶状シリコーン−イミド共重合体組
成物を提供するにある。
本発明の別の一目的は従来技術のシリコーン−イミド共
重合体よりも低い溶融粘度をもつシリコーン−イミド共
重合体を提供するにある。
1! 本発明のさらに別の一目的次改良された機械的強度及び
耐溶剤性をもつシリコーン−イミド共重合体を提供する
Kある。
好ましい一実施態様によれば、本発明は式:(式中、A
r は対称芳香族基であ勺:Rは二価の置換又は非置換
アルキレン又はアリーレン基であp;R1は−価の置換
又は非置換炭化水素基であり:nは約5に等しいか又は
それより大きい整数でsb : a及びbはa単位対す
単位の比が組成物の結晶性を保持するようなものである
正の整数であル:cは少なくとも1であ〕;そしてXは
0又は1である)の少なくとも1個の構造単位を有する
結晶状シロキサン−イミド共重合体組成物を提供する。
本発明の組成物はさらに式(■)の構造単位対追加の構
造単位の比が組成物の結晶性を保持するようなものであ
るという条件で任意の追加のポリイミド又はシロキサン
−イミド構造単位を含み得る。
本発明はさらに上記本発明のシリコーン−イミド共重合
体組成物の製造法及び使用法を提供するものである。
発明の詳細な開示 本発明は、総括的にいえば、イミド−ジシロキサンブロ
ックのイミド部分がその核として対称型芳香族基を含む
型の少なくとも1個のイミド−ジシロキサンブロック及
び少々くとも約5個のシロキシ単位をもつ少なくとも1
個のポリジオルガノシロキサンブロックを含んでなる結
晶状シリコーン−イミド共重合体組成物を提供するもの
である。
本発明の好ましい一態様によれば、式=(式中、Arは
対称型置換又は非置換芳香族基であシ:Rは個々に選定
された二価の置換又は非置換アルキレン又はアリーレン
基であ、り: R1は個々に選定された一価の置換又は
非置換炭化水素基であシ:nは約5又はそれ以上の整数
であシ;a及びbはa単位対す単位の比が組成物の結晶
性を維持するような正の整数であり:Cは少なくとも1
であ抄;xは0又は1である)の少なくとも1個の構造
単位を含んでなる結晶状シリコーン−イミド共重合体組
成物が提供される。
式(1)において、Arはたとえばフェニル、ナフチル
及びアンスラシル、すなわち 又は のような対称型芳香族基の任意のものであシ得る。
か\るAr基は分子の対称性が保持されるという条件、
したがって共重合体組成物の結晶性が保持されるという
条件で、たとえばハロゲンのような任意適当な基で置換
されていてもより0式(1)におけるAr はもつとも
好ましくはフェニル基である。
Rは任意の二価の置換又は非置換アルキレン基又はアリ
ーレン基であることができ、本発明のもつとも広い態様
においては全く存在しなくてもよい。したがって、イミ
ドの窒素は珪素原子に直接結合し得るものであることが
認められるであろう。Rは唯一のアリーレン基であって
もよく又はそれらの混合物であることもできることは当
業者には明らかであろう。Rは式: (式中、nはO〜10、好ましくは1〜5、もつとも好
ましくは1〜3の整数である)の基であることが好まし
い。
R1はそれぞれポリジオルガノシロキサンの珪素原子に
結合される代表的な一価の置換又は非置換炭化水素基か
ら選ばれる。より好ましい基R1の例はメチル、エチル
、プロピル及びブチル基のごとき低級アルキル基;フェ
ニル基:ビニル基:3.43−)リフルオルプロビル基
等を包含する。
R1ハメチル基であるか又はメチル基とフェニル基の混
合物であることがもつとも好ましい。ジシロキサンに結
合されたR1 基のすべてが同一であることが組成物を
結晶性に維持するために好ましい。これらの基が互いに
異なる場合には、組成物は非晶質になる可能性がある。
適当なR1基の選定は過度の実験の必要なしに当業者に
は容易になし得るであろう。
イミド−ジシロキサン単位の数、たとえばaの値は任意
の正の整数であシ得る。通常の場合、aは1から約10
0までの範囲で変動し得るが、好ましくは約3〜約40
の範囲、もつとも好ましくは約10〜約20の範囲であ
る。
ポリジオルガノシロキサン単位の数、たとえばbの値も
また任意の正の整数であり得るが、それは組成物の結晶
性に悪影響を与えないことを条件とする。したがって、
a対すの比は通常少なくとも1であるだろう。典型的に
は、bは1から約100の範囲で変動し得るが、好まし
くは1〜約40の範囲、もつとも好ましくは約5〜約1
0の範囲である。
式(1)の単位の数、たとえばCの値は少なくとも1で
ある。しかしながら、式(1)の単位便少なく′とも約
5、より好ましくは約10単位であることが好ましい。
イミド−ジシロキサン単位は本発明の共重合体組成物に
結晶性を付与するものであることは当業者には理解され
るであろう。たとえば、該結晶状構造体の融点(Tm)
はムr又はイミド−ジシロキサン単位の数を変えるとと
Kよって制御することができる。本発明の組成物は好ま
しくは約100℃〜約300℃のTm、より好ましくは
約150℃〜約250℃のTm をもつ。
同様に、ポリジオルガノシロキサン単位は本発明の組成
物に低いガラス転移源If(Tg)を付与する。さらに
、ポリジオルガノシロキサン単位に本発明の組成物に可
撓性又は柔軟性をも付与する。
したがって、a単位対1単位の比は組成物の結晶性を保
持する見地から考慮しなければなら表いのみならず、さ
らに組成物のTg 及び柔軟性又は可撓性の制御の見地
からも考慮しなければならない。
勿論、Tgはできる限ル低く、好ましくは室温以下、よ
り好ましくは0℃以下とすべきである。本発明のもつと
も好ましい実施態様においては、”gは一50℃又はそ
れ以下の程度まで低くすることができる。
式(1)の構造単位に加えて、本発明の組成物はさらに
当業者に既知である任意の追加のポリイミド又はイミド
−シロキサン単位を、たソしか−る単位が組成物の結晶
性を低下させない量で存在するという条件で含有し得る
本発明の共重合体組成物の追加のブロックはたとえば式
: 〔式中 Ar1は四価のベンゼン核又はナフタリン核又
は式: (式中、mは0又は1であり:]!!は−o−、−s−
8の整数である)の四価の基であシ得る]の単位をもつ
シロキサン−イミドブロックであシ得る。
より好ましい実施態様においては、式(II)のムr1
は最終生成物のジグライム中への溶解度を増加せしめる
目的でジエーテル結合を含む。たとえば、このより好ま
しい実施態様において、式(II)のムr1は式: 〔式中、Gはフェニレン基又は式: (式中、E及びmは前記の意義を有する)の基である〕
の四価の残基である。
式(II)中のAr”基は式: の基であることが特KGましい。
適当なAr”基のより完全なリストは米国特許第4.3
95.527号明細書中に示されているので参照された
い。
°式(II)中のRは任意の置換又は非置換ハイドロカ
ルビレン基、たとえばメチレン、エチレン、プロピレン
、イソプロピレン、イソブチレン基のような約20個ま
での炭素原子をもつ直鎖状又は分枝鎖状アルキレフ基:
141!1又はそれ以上のフェニレン基によって鎖が中
断された約20個までの炭素原子をもつアルキレン基:
又は式: %式% (式中、qはフェニレン又はナフチレン基のような任意
の置換又は非置換の芳香族I・イドロカルビ又は−〇−
〇−基であl) : R1は基只の範囲内のノ・イドロ
カルビレン基である)の基であ)得る。Rは好ましくは
低級アルキレン基、もつとも好ましくはプロピレン基で
ある。これらの及びその他の適当なR基は当業者に周知
であシ、米国特許第4325.450号及び同第4g9
5,527号明細書中により詳細に記載されているので
参照されたい。
式(U)中のR1基は典型的にはポリシロキサンの珪素
原子に結合されたそれぞれに選定された任意の一価の置
換又は非置換基であることができる。
より好ましいR1基の例はメチル、エチル、プロピル又
はブチル基のような低級アルキル基、フェニル基、ビニ
ル基、4&3−)リアルオルプロピル基等である。最終
生成物の所望の性質に応じて、当業者は過度の実験に頼
ることなしに適当なR1基及びすべての他の基を適当な
比率で選定することができる。
式(fl)のシロキサン−イミドブロックは本発明の結
晶状シリコーン−イミド共重合体組成物のTg値の低下
の丸めに、したがって該組成物を使用し得る温度範囲を
低くするために有用である。
同様に、当業者は高いTg 値をもつボリイミ上°ブロ
ックを本発明の組成物中に配合することによって該組成
物に熱可塑性を付与し得る点もi&!!!識するであろ
う。
式: の単位をもつブロックを該組成物をジグライム中に可溶
性にするに十分な量で使用することが特に好ましく、こ
のことは本出願人自身の1984年10月19日付出願
に係る米国特許出願8M662930号明細書に記載さ
れている。
式(2)中のAr”は任意の二価芳香族基であυ、好ま
しくは式(TI)のAr”よりも幾分狭い範囲の基であ
る。すなわち、式佃)中の基: はYを有してフェニル基に結合される二価の芳香族基で
あることを必要とする点で式(1)のAr”の亜族Kl
iする基であると考えることができる。Yは酸素又は硫
黄原子であシ、好ましくは酸素原子である。式@)中の
適当なAr”基は当業者によって容易K11iL得る。
本発明に従ってジグライムに可溶性のシロキサン−イミ
ド共重合体を与えるための臨界的要件はR2がつぎの基
: (式中 R4は炭素数1〜9個、好ましくは1〜3個の
アルキル基、もっとも好ましくはメチル基であシ:R’
li炭素数1〜4個、好ましくは1〜2個のアルキレン
基、もつとも好ましくはメチレン基である)から選んだ
基でなければならないことである。
本発明の範囲内の組成物は無溶剤物質として利用し得る
。たとえば本発明のイミド化された組成物は、ホットメ
ルト法に使用するための粉末又はベレットとして提供さ
れる。本発明のイミド化された組成物は、勿論、該組成
物を適当な溶剤、タト、t tf o−ジクロルベンゼ
ン、クロロホルム。
トルエン又はキシレン中に溶解することKよって溶剤溶
液として使用することができる。その他の頼5 適当な溶剤は過度の実験に頴o必要なしに当業者忙よっ
て容易に確認し得る。
本発明の組成物は半導体、電子装置等のための保護被覆
又はコア7オーマル被覆の分野に%に有用であることが
認められた。
ポリイミド、特にシリコーン−イミド共重合体の製造は
当業者には周知であシ、たとえば米国特許第へ325,
450号及び同第4.395.527号明細書く記載さ
れてbるので参照されたい。一般に1ポリイミドはジ無
水物とジアミンとの反応によって製造される。本発明の
式(1)の単位の場合には、ジ無水物は一般式: (式中、Arは前記定義したごとき対称型芳香族基であ
る)をもちそしてジアミンは式:(式中、R,R1及び
Xけ前記定義したとおシである)のビス−アミノ末端ジ
シロキサンである。
式Iの単位が組成物中に存在することが重要であるので
、前記対称型ジ無水物及びビス−アミノ末端ジシロキサ
ンは本発明の共重合体組成物の他のブロックの形成に使
用されるべき単量体のいずれをも実質的に含まない環境
中で反応させることが好ましい。
ジ無水物及びビス−アミノ末端ジシロキサンを相互に反
応させた後、その生成物を少なくとも5個のシロキシ単
位をもつポリジオルガノシロキサンとさらに反応させて
式(1)の単位をもつブロックを得る。ジ無水物1モル
当、!7G、5Gモルより多いジシロキサン及びl15
0モルより少ない少なくとも5個のシロキシ単位をもつ
ポリジオルガノシロキサンを使用することが好ましい。
ジ無水物1モル当#)(L70モルより多いジシロキサ
ン及び(L30モルより少ない該ポリジオルガノシロキ
サンを使用することがより好ましい。その後の反応は当
業者に周知の方法に従って行なうことができる。
勿論、反応動力学の見地から、本発明の組成物を得るた
めに使用されるべき単量体のすべてを単一の反応器中に
一緒に混入し得るか否かは当業者には容易に決定するこ
とが可能である。
本発明の組成物は本出願人自身の1984年1C月18
日付米国特許出[8M664003号明細書に記載した
方法を採用することによってその場で製造することがで
きる。しかしながら、最初にアミド酸プレポリマーを製
造し、その後に加熱によってイミド化を行なわせること
が好ましいことが認められた。ただし、いずれの方法も
本発明で意図する範囲内のものである。
本発明の実施の詳細を当業者によりよく理解せしめるた
めに以下に本発明の実施例を示すが、これらは単に例証
のためのものであって本発明を何等限定するものではな
い。実施例中、特に示さない限り、すべての部は重量部
である。
」二」L−匹 実施例1 三つ首丸底フラスコ中にピロメリト酸ジ無水物(PMD
A)2.18F((101モル)及び無水N−メチルピ
ロリドン(IMF)12Fを激しい攪拌下に装入すると
とくよってイミド−ジシロキサン単位を製造した。PM
DAが溶解した後、r−アミノプロピルジシロキサン(
GArD)z4af((LO1モル)を添加した。反応
は室温で14時間行なった。ついで反応生成物をテフロ
ンのグイ上にキャストし、100℃で2時間、150℃
で2時間そして250℃でW時間加熱して融点210℃
をもつイミド化生成物を得た。その際約4五14ジエー
ル/lの溶融熱を要した(差動走査熱量計を用い、10
℃/分の加熱速度で測定した)。ガラス転移温度は70
℃であった。イミド化された共重合体はIMF中には不
溶性であったが、o−ジクロルベンゼン中には室温で易
溶であった。
実施例2 本実施例では、PMDA2.18Fを、IMF中で室温
で、GAPDl、91F((10077モル)と4時間
反応させた。その後、平均8個のシロキシ単位をもつビ
ス−アミノ末端ポリジメチルシロキサン(qs)1.7
62((lL0023モル)を混合物に添加した。反応
をさらに24時間続け、その後反応生成物を実施例1と
同様にしてキャストしセしてイミド化した。イミド化生
成物は約−18℃のガラス転移温度及び約り40℃〜約
170℃1工 の範囲の溶融温度(融点はシャープでやなかった)を有
していた。このイミド化生成物は室温でo−ジクロルベ
ンゼン中に可溶性であった。
実施例3 PMDA2.j8f、GAPD2.15f及びG8t0
82を用いて実施例2を反復した。イミド化生成物は1
76℃の融点、−18℃のガラス転移温度及び3&6ジ
ユール/fの溶融熱を有していた。
実施例4 本実施例では、溶剤としてNMP20−及びトルエン1
0dの混合物を使用した以外は前記の実施例と同様にし
てFMDA4.364F((LO1モル)、GAPD4
.266f((1086モル)及びG184.558t
(Q、014モル)を反応させた。
反応生成物を共沸条件下で160℃で2時間イミド化し
た。イミド化生成物は融点184℃、ガラス転移温度−
50℃及び溶融熱21.5ジユール/rを有していた。
実施例5−7 GAI’D対019対比19記のごとく変更したことを
除いて実施例4を反復した。
実施例5  :  GAPD  ao93−v−ル、o
l@  rL007−T−ル実施例6 、:  GAP
D  (LO91モルjo19  Q、009モル実施
11i 7  :  GAPD  1080モル、  
ate  [1020モル得られたイミド化生成物の性
質を既述の実施例の生成物の性質とともに第1表Kまと
めて示す。
第1表 1       −−     70℃   210℃
   4五1ジシーVt3   20  −18  1
76 3a6434゜6 −50  184 21.5
5   2[LO−−19432,5 625,0−−1872&0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イミド−ジシロキサンブロックのイミド部分がその
    核として対称型芳香族基を含む型の少なくとも1個のイ
    ミド−ジシロキサンブロック及び少なくとも約5個のシ
    ロキシ単位をもつ少なくとも1個のポリジオルガノシロ
    キサンブロックを含んでなる結晶状シリコーン−イミド
    共重合体組成物。 2、イミド−ジシロキサンブロックが式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Arは対称型置換又は非置換芳香族基であり;
    Rは個々に選定された二価の置換又は非置換アルキレン
    基又はアリーレン基であり;R^1は個々に選定された
    一価の置換又は非置換炭化水素基であり;xは0又は1
    であり;aは1又はそれ以上の整数である)をもつ特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。 3、ポリジオルガノシロキサンブロックが式:▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中、Rは二価の置換又は非置換アルキレン基又はア
    リーレン基であり;R^1は個々に選定された一価の置
    換又は非置換炭化水素基であり;nは約5又はそれ以上
    の整数であり;bは1又はそれ以上の整数である)をも
    つ特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Arは対称型置換又は非置換芳香族基であり;
    Rは個々に選定された二価の置換又は非置換アルキレン
    又はアリーレン基であり;R^1は個々に選定された一
    価の置換又は非置換炭化水素基であり;nは約5又はそ
    れ以上の整数であり;a及びbはa単位対b単位の比が
    組成物の結晶性を維持するような正の整数であり;cは
    少なくとも1である)の少なくとも1個の構造単位を含
    んでなる結晶状シリコーン−イミド共重合体組成物。 5、Arがフェニル、ナフチル及びアントラニル基から
    なる群から選ばれる特許請求の範囲第4項記載の組成物
    。 6、Rが式: −(CH_2)−_n又は▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中、nは0〜10の整数である)の基である特許請
    求の範囲第4項記載の組成物。 7、nが1〜5の整数である特許請求の範囲第6項記載
    の組成物。 8、nが1〜3の整数である特許請求の範囲第6項記載
    の組成物。 9、R^1がメチル基、フェニル基又はそれらの混合物
    である特許請求の範囲第4項記載の組成物。 10、R^1がメチル基である特許請求の範囲第9項記
    載の組成物。 11、aが1〜約100の範囲の整数である特許請求の
    範囲第4項記載の組成物。 12、aが約3〜約40の範囲の整数である特許請求の
    範囲第4項記載の組成物。 13、aが約10〜約20の範囲の整数である特許請求
    の範囲第4項記載の組成物。 14、bが1〜約100の範囲の整数である特許請求の
    範囲第4項記載の組成物。 15、bが1〜約40の範囲の整数である特許請求の範
    囲第4項記載の組成物。 16、bが約5〜約10の範囲の整数である特許請求の
    範囲第4項記載の組成物。 17、cが約5より大きい整数である特許請求の範囲第
    4項記載の組成物。 18、cが約10より大きい整数である特許請求の範囲
    第4項記載の組成物。 19、Tmが約100℃〜約330℃である特許請求の
    範囲第4項記載の組成物。 20、Tmが約150℃〜約250℃である特許請求の
    範囲第4項記載の組成物。 21、Tgが0℃以下である特許請求の範囲第20項記
    載の組成物。 22、さらに、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ar^2は二価の芳香族基であり;R^2は次
    式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中、R^4は炭素数1〜9個のアルキル基であり;
    R^5は炭素数1〜4個のアルキル基である)からなる
    群から選ばれた基であり;Yは酸素又は硫黄原子である
    〕をもつ少なくとも1個の重合体ブロックを含有する特
    許請求の範囲第4項記載の組成物。 23、(a)少なくとも一種のビス−アミノ末端ジシロ
    キサン; (b)対称型芳香族基をその核として有す る少なくとも一種のジ無水物;及び (c)少なくとも約5個のシロキシ単位を 有する少なくとも一種のポリジオルガノシロキサン; を適当な溶剤又は溶剤混合物中で反応させることからな
    る結晶状シリコーン−イミド共重合体組成物の製造法。 24、ビス−アミノ末端ジシロキサン、対称型芳香族基
    をその核として有するジ無水物及び少なくとも5個のシ
    ロキシ単位を有するポリジオルガノシロキサンを互いに
    同時に反応させる特許請求の範囲第25項記載の製造法
    。 25、ビス−アミノ末端ジシロキサンを対称型芳香族基
    をその核として有するジ無水物と反応させ、ついで得ら
    れる反応生成物を少なくとも5個のシロキシ単位を有す
    るポリジオルガノシロキサンとさらに反応させる特許請
    求の範囲第25項記載の製造法。 26、さらに溶剤又は溶剤混合物を除去する工程を含む
    特許請求の範囲第25項記載の製造法。 27、溶剤がo−ジクロルベンゼン、クロロホルム、ト
    ルエン、ベンゼン又はN−メチルピロリドン及びトルエ
    ンの混合物である特許請求の範囲第23項記載の製造法
    。 28、シリコーン−イミド共重合体組成物をその場で形
    成させる特許請求の範囲第23項記載の製造法。 29、アミド−酸プレポリマーを形成させ、その後に該
    アミド−酸プレポリマーを加熱することによつてシリコ
    ーン−イミド共重合体組成物を形成させる特許請求の範
    囲第25項記載の製造法。 30、ビス−アミノ末端ジシロキサンが式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ (式中、Rは二価の置換又は非置換アルキレン又はアリ
    ーレン基であり;R^1は個々に選定された一価の置換
    又は非置換炭化水素基であり;xは0又は1である)を
    もつ特許請求の範囲第23項記載の製造法。 31、Rが式: −(CH_2)−_n又は▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中、nは0〜10の整数である)の基である特許請
    求の範囲第30項記載の製造法。 32、nは1〜5の整数である特許請求の範囲第31項
    記載の製造法。 33、ジ無水物の対称芳香族核はフェニル、ナフチル及
    びアンスラシル核からなる群から選ばれる特許請求の範
    囲第23項記載の製造法。 34、対称芳香族基をその核として有するジ無水物1モ
    ル当り少なくとも約0.50モルのビス−アミノ末端ジ
    シロキサン及び約0.50モルより少ない量の少なくと
    も約5個のシロキシ単位をもつポリジオルガノシロキサ
    ンを使用する特許請求の範囲第23項記載の製造法。 35、対称芳香族基をその核として有するジ無水物1モ
    ル当り少なくとも約0.70モルのビス−アミノ末端ジ
    シロキサン及び約0.30モルより少ない量の少なくと
    も約5個のシロキシ単位をもつポリジオルガノシロキサ
    ンを使用する特許請求の範囲第23項記載の製造法。 36、さらに、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Ar^2は二価芳香族基であり、Yは酸素又は
    硫黄原子である)の少なくとも一種のジ無水物を反応さ
    せることからなる特許請求の範囲第23項記載の製造法
    。 37、ビス−アミノ末端ジシロキサンが対称型である特
    許請求の範囲第23項記載の製造法。
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