JPS6120553Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120553Y2 JPS6120553Y2 JP6893580U JP6893580U JPS6120553Y2 JP S6120553 Y2 JPS6120553 Y2 JP S6120553Y2 JP 6893580 U JP6893580 U JP 6893580U JP 6893580 U JP6893580 U JP 6893580U JP S6120553 Y2 JPS6120553 Y2 JP S6120553Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- cover glass
- parting plate
- vapor deposition
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は携帯時計に関するものであり、主にデ
ジタル式携帯時計のガラス部構造に関するもので
ある。
ジタル式携帯時計のガラス部構造に関するもので
ある。
従来の見切板を使用した構造において金属感の
あるガラス部構造は第1図、第2図にそれぞれ示
す様な構造があげられる。第1図から説明すると
底面に印刷1a、蒸着1bを施したカバーガラス
1の外周部に、合成樹脂から成る防水リング4を
胴2と水平方向に締め代をもたせて組み込むもの
である。この構造によれば蒸着を施しているため
金属感は得られるが、上下方向の厚みが薄いため
立体感のないものになつてしまい、デザイン的に
かなりの制約が出てくる。そこで第2図のように
表面に金属をスパツタリングし、その上面に印刷
13bを施したプラスチツク製の見切板13を胴
12にセツトし、その上方からカバーガラス11
の外周部に合成樹脂製の防水リング14を胴12
と水平方向に締め代をもたせて組み込むものがあ
る。この構造によると立体感は得られるが、カバ
ーガラス11の底面に蒸着の模様等を入れたい場
合には、蒸着色とプラスチツク見切板13の表面
に施したスパツタリング色と異なつてしまう。ま
た、この構造はプラスチツク見切板の上面に印刷
113bが施してあるが、この印刷13bとカバ
ーガラス11の底面が接触すると干渉じまが出た
りぬれた感じに見えるという問題があるため、見
切板上面に突起13aを設けている。このためガ
ラスを組み込んだ胴を運搬等している時に、小さ
いゴミ等がカバーガラス11と見切板13とのす
きまに入り込み、すきまが小さいためゴミ等がと
れなかつたり、ゴミをとるのにかなり苦労してい
る状態である。
あるガラス部構造は第1図、第2図にそれぞれ示
す様な構造があげられる。第1図から説明すると
底面に印刷1a、蒸着1bを施したカバーガラス
1の外周部に、合成樹脂から成る防水リング4を
胴2と水平方向に締め代をもたせて組み込むもの
である。この構造によれば蒸着を施しているため
金属感は得られるが、上下方向の厚みが薄いため
立体感のないものになつてしまい、デザイン的に
かなりの制約が出てくる。そこで第2図のように
表面に金属をスパツタリングし、その上面に印刷
13bを施したプラスチツク製の見切板13を胴
12にセツトし、その上方からカバーガラス11
の外周部に合成樹脂製の防水リング14を胴12
と水平方向に締め代をもたせて組み込むものがあ
る。この構造によると立体感は得られるが、カバ
ーガラス11の底面に蒸着の模様等を入れたい場
合には、蒸着色とプラスチツク見切板13の表面
に施したスパツタリング色と異なつてしまう。ま
た、この構造はプラスチツク見切板の上面に印刷
113bが施してあるが、この印刷13bとカバ
ーガラス11の底面が接触すると干渉じまが出た
りぬれた感じに見えるという問題があるため、見
切板上面に突起13aを設けている。このためガ
ラスを組み込んだ胴を運搬等している時に、小さ
いゴミ等がカバーガラス11と見切板13とのす
きまに入り込み、すきまが小さいためゴミ等がと
れなかつたり、ゴミをとるのにかなり苦労してい
る状態である。
本考案は以上の欠点を除去し、その目的はデザ
インバラエテイーに富み、立体感、金属感等の高
級感のあるガラス部外観を得ることにある。以下
実施例に基づき第3図により説明する。胴22に
断面形状がI字型の合成樹脂から成る防水リング
24をセツトし、その上方から見切形状より内側
を除いた裏面に蒸着23aを施こし、表面にはマ
ーキング23b等を印刷した平板状高強度ガラス
(無機ガラス)からなるガラス見切板23をセツ
トし、底面に蒸着模様、線21a等の蒸着、印刷
等を施したカバーガラス21を防水リング24を
介して胴22に組み込む。尚21bはガラス見切
板23の上面に印刷23bがあるため、カバーガ
ラス21と接触しないよう銀ペースト等の圧縮さ
れにくい塗料を塗布するものとする。この構造に
よれば立体感、金属感を出すことを目的とするガ
ラス部構造において、従来のカバーガラス底面に
蒸着した場合と比較すると、本考案の構造は見切
板自体に厚みがあるため、蒸着等をガラス見切板
底面に施し、印刷等を見切板上面に施すことによ
り立体感を非常に有する外観を得ることが可能で
ある。されにカバーガラス底面に模様蒸着を施す
ことにより、前記見切板との調和感、立体感が得
られる。また上記の場合においては、カバーガラ
ス底面の蒸着、印刷部分の表面に銀ペースト等圧
縮されにくい塗料を塗布してあるため、カバーガ
ラス底面と見切板上面が接触して干渉じまが発生
する恐れはない。さらにカバーガラスと見切板と
の蒸着、印刷色を変えることもできデザイン的に
はかなり広い範囲に応用可能である。カバーガラ
ス及びガラス見切板は無色透明でなく色付ガラス
(有機ガラスでもよい)を用いればさらに効果が
ある。
インバラエテイーに富み、立体感、金属感等の高
級感のあるガラス部外観を得ることにある。以下
実施例に基づき第3図により説明する。胴22に
断面形状がI字型の合成樹脂から成る防水リング
24をセツトし、その上方から見切形状より内側
を除いた裏面に蒸着23aを施こし、表面にはマ
ーキング23b等を印刷した平板状高強度ガラス
(無機ガラス)からなるガラス見切板23をセツ
トし、底面に蒸着模様、線21a等の蒸着、印刷
等を施したカバーガラス21を防水リング24を
介して胴22に組み込む。尚21bはガラス見切
板23の上面に印刷23bがあるため、カバーガ
ラス21と接触しないよう銀ペースト等の圧縮さ
れにくい塗料を塗布するものとする。この構造に
よれば立体感、金属感を出すことを目的とするガ
ラス部構造において、従来のカバーガラス底面に
蒸着した場合と比較すると、本考案の構造は見切
板自体に厚みがあるため、蒸着等をガラス見切板
底面に施し、印刷等を見切板上面に施すことによ
り立体感を非常に有する外観を得ることが可能で
ある。されにカバーガラス底面に模様蒸着を施す
ことにより、前記見切板との調和感、立体感が得
られる。また上記の場合においては、カバーガラ
ス底面の蒸着、印刷部分の表面に銀ペースト等圧
縮されにくい塗料を塗布してあるため、カバーガ
ラス底面と見切板上面が接触して干渉じまが発生
する恐れはない。さらにカバーガラスと見切板と
の蒸着、印刷色を変えることもできデザイン的に
はかなり広い範囲に応用可能である。カバーガラ
ス及びガラス見切板は無色透明でなく色付ガラス
(有機ガラスでもよい)を用いればさらに効果が
ある。
なお、カバーガラスの下方に前述のようなガラ
ス見切板を装着すればカバーガラスの固定構造は
どのようでもよく、例えば、第3図において防水
リング24を用いて固定するかわりに胴に固定さ
れるガラス縁の上面フラージ部をガラス上面に当
てて固定するものや、胴22のかわりに胴に固定
されるガラス縁に第3図のように防水リング24
を介して固定するものなどでもよい。
ス見切板を装着すればカバーガラスの固定構造は
どのようでもよく、例えば、第3図において防水
リング24を用いて固定するかわりに胴に固定さ
れるガラス縁の上面フラージ部をガラス上面に当
てて固定するものや、胴22のかわりに胴に固定
されるガラス縁に第3図のように防水リング24
を介して固定するものなどでもよい。
以上に述べた如く本考案は見切板にガラスを使
用することにより、カバーガラスの蒸着、見切板
の蒸着との組み合わせ等により、広範囲において
デザインバラエテイーをもたせることが可能であ
り、現在携帯時計では外観高級感が非常に重要視
されている時代においては大変効果的でかつ実用
性が高いものである。
用することにより、カバーガラスの蒸着、見切板
の蒸着との組み合わせ等により、広範囲において
デザインバラエテイーをもたせることが可能であ
り、現在携帯時計では外観高級感が非常に重要視
されている時代においては大変効果的でかつ実用
性が高いものである。
第1図、第2図は従来の携帯時計のガラス部構
造の一実施例を示す部分縦断面図。第3図は本考
案の一実施例を示す部分縦断面図である。 1,11,21……カバーガラス、2,12,
22……胴、13,23……見切板、4,14,
24……防水リング。
造の一実施例を示す部分縦断面図。第3図は本考
案の一実施例を示す部分縦断面図である。 1,11,21……カバーガラス、2,12,
22……胴、13,23……見切板、4,14,
24……防水リング。
Claims (1)
- 胴に装着されるガラス部構造において、カバー
ガラスの下方に平板状の高強度ガラスから成るガ
ラス見切板が装着されており、前記ガラス見切板
の表面と裏面、及び前記カバーガラスの裏面に蒸
着、印刷などの模様、マーキング等が形成されて
おり、前記カバーガラスの裏面に蒸着、印刷など
の模様、マーキング等されている表面には圧縮さ
れにくい塗料が塗布されていることを特徴とする
携帯時計のガラス部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6893580U JPS6120553Y2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6893580U JPS6120553Y2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56169282U JPS56169282U (ja) | 1981-12-14 |
JPS6120553Y2 true JPS6120553Y2 (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=29662861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6893580U Expired JPS6120553Y2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120553Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-20 JP JP6893580U patent/JPS6120553Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56169282U (ja) | 1981-12-14 |