JPS6115179Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6115179Y2 JPS6115179Y2 JP6928581U JP6928581U JPS6115179Y2 JP S6115179 Y2 JPS6115179 Y2 JP S6115179Y2 JP 6928581 U JP6928581 U JP 6928581U JP 6928581 U JP6928581 U JP 6928581U JP S6115179 Y2 JPS6115179 Y2 JP S6115179Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjustment
- wedge
- door
- screw
- adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鴨居溝巾に応じて建具戸首巾をネジ
調整により調整自在とした建具の戸首装置に関す
る。
調整により調整自在とした建具の戸首装置に関す
る。
一般に鴨居は、地域によつてその溝巾を異にし
ていると共に、永年の使用により溝内壁がすりへ
つて漸次その溝巾が拡がるために、このような鴨
居溝に適合する戸首が必要とされている。そこで
近時においては、突出巾の異なる突面を複数有す
る多面体からなる調整ブロツクを、建具戸首に着
脱自在に装着して各溝巾に適合するよう調整して
いるが、このブロツク方式は、建具を鴨居溝から
外した状態でなければブロツクの着脱操作をなし
得ず、また適切な調整がなされたか否かは、建具
を再び鴨居溝に取付けて始めて判別できることか
ら、調整が不適切な場合は上記操作を再度行なわ
なければならず、したがつて上記調整操作に多大
の手数を要する欠点を有していた。
ていると共に、永年の使用により溝内壁がすりへ
つて漸次その溝巾が拡がるために、このような鴨
居溝に適合する戸首が必要とされている。そこで
近時においては、突出巾の異なる突面を複数有す
る多面体からなる調整ブロツクを、建具戸首に着
脱自在に装着して各溝巾に適合するよう調整して
いるが、このブロツク方式は、建具を鴨居溝から
外した状態でなければブロツクの着脱操作をなし
得ず、また適切な調整がなされたか否かは、建具
を再び鴨居溝に取付けて始めて判別できることか
ら、調整が不適切な場合は上記操作を再度行なわ
なければならず、したがつて上記調整操作に多大
の手数を要する欠点を有していた。
本考案は上記点に鑑みてなされたもので、戸首
の巾調整を、ネジの回転操作により行なう構成に
よつて建具を鴨居に取付けた状態にてなし得るよ
うにし、加えて、この巾調整を無段階状に行なう
ようにして、より適正な戸首の溝適合が得られる
ようにした建具の戸首装置を提供するものであ
る。
の巾調整を、ネジの回転操作により行なう構成に
よつて建具を鴨居に取付けた状態にてなし得るよ
うにし、加えて、この巾調整を無段階状に行なう
ようにして、より適正な戸首の溝適合が得られる
ようにした建具の戸首装置を提供するものであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案戸首装置を設けた建具の斜視
図、第2図は戸首部の斜視図、第3図は要部の横
断面図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図
は第3図の要部分解図である。
る。第1図は本考案戸首装置を設けた建具の斜視
図、第2図は戸首部の斜視図、第3図は要部の横
断面図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図
は第3図の要部分解図である。
上記各図において本実施例の戸首装置は、建具
の上部における戸首本体1に、調整ネジ2とクサ
ビ体3と調整体4とをそれぞれ連係させて設けて
成る。
の上部における戸首本体1に、調整ネジ2とクサ
ビ体3と調整体4とをそれぞれ連係させて設けて
成る。
上記調整ネジ2は、戸首本体1の側壁5に通孔
6を介して回転自在に支承されると共に、戸首本
体内でクサビ体3を進退自在に装着してなる。こ
の調整ネジ2は、側壁5の内側において止め輪7
を嵌着することにより、通孔6からの抜脱を防止
してある。調整ネジ2の頭部は、戸首本体1の側
面部に位置していることから、側方よりドライバ
ーで回転操作自在となつている。またこの頭部
は、戸首本体1の凹8に収めてあることから、障
子本体20の開閉操作の際縦枠に当接することも
なく、外部に露呈する不都合さも有していない。
6を介して回転自在に支承されると共に、戸首本
体内でクサビ体3を進退自在に装着してなる。こ
の調整ネジ2は、側壁5の内側において止め輪7
を嵌着することにより、通孔6からの抜脱を防止
してある。調整ネジ2の頭部は、戸首本体1の側
面部に位置していることから、側方よりドライバ
ーで回転操作自在となつている。またこの頭部
は、戸首本体1の凹8に収めてあることから、障
子本体20の開閉操作の際縦枠に当接することも
なく、外部に露呈する不都合さも有していない。
上記クサビ体3は、調整体4と対向する摺接面
9aを該調整体4の摺接面9bに当接させ、調整
ネジ2の回転操作によつて進退作動するようにし
てある。このクサビ体3は、平面において略三角
形状を呈してその傾斜面を摺接面9aとしている
と共に、中央長手方向にネジ孔10を形成して上
記調整ネジ2を螺合してある。この調整ネジ2の
回転操作により、調整体4等によつて回転を規制
されたクサビ体3は長手方向に進退する。
9aを該調整体4の摺接面9bに当接させ、調整
ネジ2の回転操作によつて進退作動するようにし
てある。このクサビ体3は、平面において略三角
形状を呈してその傾斜面を摺接面9aとしている
と共に、中央長手方向にネジ孔10を形成して上
記調整ネジ2を螺合してある。この調整ネジ2の
回転操作により、調整体4等によつて回転を規制
されたクサビ体3は長手方向に進退する。
なおクサビ体3は、ネジ孔10にかえて単なる
通孔を穿設することもでき、該通孔に調整ネジ2
を遊嵌すると共に、その先端にナツトを螺着し、
該ナツトを戸首本体内で回転規制することにより
実質的にクサビ体3を進退させることができる。
通孔を穿設することもでき、該通孔に調整ネジ2
を遊嵌すると共に、その先端にナツトを螺着し、
該ナツトを戸首本体内で回転規制することにより
実質的にクサビ体3を進退させることができる。
上記調整体4は、弾性材11を介してその摺接
面9bをクサビ体3に押接してなると共に、クサ
ビ体3の進退によつて、鴨居溝21の内壁側に突
出する突片12を鴨居溝巾に応じて出巾調整して
なる。この調整体4は、戸首本体内においてクサ
ビ体3と調整ネジ2の止め輪7との間に位置して
いると共に、二つの弾性材11,11により、突
片12が戸首本体1の側部通孔13から埋没する
よう付勢されて、その摺接面9bをクサビ体3の
摺接面9aに押圧してなる。
面9bをクサビ体3に押接してなると共に、クサ
ビ体3の進退によつて、鴨居溝21の内壁側に突
出する突片12を鴨居溝巾に応じて出巾調整して
なる。この調整体4は、戸首本体内においてクサ
ビ体3と調整ネジ2の止め輪7との間に位置して
いると共に、二つの弾性材11,11により、突
片12が戸首本体1の側部通孔13から埋没する
よう付勢されて、その摺接面9bをクサビ体3の
摺接面9aに押圧してなる。
なお、調整体4における突片12の両側には一
例としてコイルバネからなる弾性材11の受孔1
4を形成して、弾性材11の位置決めを容易にし
てあると共に、位置ずれの防止を図つている。弾
性材11としては、コイルバネの他板バネ等を用
いることもできる。傾斜面にて形成した摺接面9
bの一部には、調整ネジ2との接触を回避する逃
げ孔15を形成してある。もつともクサビ体3を
調整体4と止め輪7の間に設けた場合には上記逃
げ孔15は不要となる。
例としてコイルバネからなる弾性材11の受孔1
4を形成して、弾性材11の位置決めを容易にし
てあると共に、位置ずれの防止を図つている。弾
性材11としては、コイルバネの他板バネ等を用
いることもできる。傾斜面にて形成した摺接面9
bの一部には、調整ネジ2との接触を回避する逃
げ孔15を形成してある。もつともクサビ体3を
調整体4と止め輪7の間に設けた場合には上記逃
げ孔15は不要となる。
上記した戸首本体1の内部は、上記クサビ体3
と調整体4等を収納し得る空間部を有して形成さ
れ、、これらを連係収納した後、その上面に蓋体
16を被着してなる。この蓋体16は戸首本体1
と同巾に形成されて鴨居溝21内に収まるように
してある。上記戸首本体1は、上框22の調整棧
23に側部を嵌合すると共に、図示を省略した縦
框に下面部を嵌合するようにしてある。戸首本体
1に装着する調整体4の突片12は、実施例の如
く戸首本体1の前面から突出させても、あるいは
背面から突出させるようにしてもよい。
と調整体4等を収納し得る空間部を有して形成さ
れ、、これらを連係収納した後、その上面に蓋体
16を被着してなる。この蓋体16は戸首本体1
と同巾に形成されて鴨居溝21内に収まるように
してある。上記戸首本体1は、上框22の調整棧
23に側部を嵌合すると共に、図示を省略した縦
框に下面部を嵌合するようにしてある。戸首本体
1に装着する調整体4の突片12は、実施例の如
く戸首本体1の前面から突出させても、あるいは
背面から突出させるようにしてもよい。
次に上記戸首装置の組立順序を説明する。ま
ず、戸首本体1の内部に弾性材11を介在させて
調整体4を収めると共に、クサビ体3をそれぞれ
の摺接面9a,9bを対向させる形で戸首本体に
収める。次いで戸首本体1の側壁5に設けた通孔
6より調整ネジ2を差し込み、先端ネジ部をクサ
ビ体3のネジ孔10に螺合せしめ、戸首本体1の
上面に蓋体16を被着する。なお調整ネジ2の止
め輪7は、該調整ネジ2を通孔6に挿通する際、
もしくはその後に適宜取付ける。
ず、戸首本体1の内部に弾性材11を介在させて
調整体4を収めると共に、クサビ体3をそれぞれ
の摺接面9a,9bを対向させる形で戸首本体に
収める。次いで戸首本体1の側壁5に設けた通孔
6より調整ネジ2を差し込み、先端ネジ部をクサ
ビ体3のネジ孔10に螺合せしめ、戸首本体1の
上面に蓋体16を被着する。なお調整ネジ2の止
め輪7は、該調整ネジ2を通孔6に挿通する際、
もしくはその後に適宜取付ける。
本考案の戸首装置は以上のように構成されるの
で、建具の側面より調整ネジを回転せしめること
により、クサビ体を進退させて調整体の突片を鴨
居溝の内壁側に自在に突出もしくは後退させるこ
とができることから、建具を鴨居に取付けた状態
において戸首の巾調整を自在に行なうことができ
る。しかも上記巾調整をネジの回転操作による無
段階状に行なうことから、より適切な巾微調整を
なし得て障子の開閉操作を一層円滑になすことが
できる。更に、上記巾調整をネジの回転によるク
サビ方式としたことから、構造を簡単にして故障
のおそれを極力減少せしめた効果を泰する。
で、建具の側面より調整ネジを回転せしめること
により、クサビ体を進退させて調整体の突片を鴨
居溝の内壁側に自在に突出もしくは後退させるこ
とができることから、建具を鴨居に取付けた状態
において戸首の巾調整を自在に行なうことができ
る。しかも上記巾調整をネジの回転操作による無
段階状に行なうことから、より適切な巾微調整を
なし得て障子の開閉操作を一層円滑になすことが
できる。更に、上記巾調整をネジの回転によるク
サビ方式としたことから、構造を簡単にして故障
のおそれを極力減少せしめた効果を泰する。
第1図は本考案戸首装置を設けた建具の斜視
図、第2図は戸首部の斜視図、第3図は要部の横
断面図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図
は第3図の要部分解図である。 1……戸首本体、2……調整ネジ、3……クサ
ビ体、4……調整体、5……側壁、6……通孔、
7……止め輪、8……凹部、9……摺接面、10
……ネジ孔、11……弾性材、12……突片、1
6……蓋体。
図、第2図は戸首部の斜視図、第3図は要部の横
断面図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図
は第3図の要部分解図である。 1……戸首本体、2……調整ネジ、3……クサ
ビ体、4……調整体、5……側壁、6……通孔、
7……止め輪、8……凹部、9……摺接面、10
……ネジ孔、11……弾性材、12……突片、1
6……蓋体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 建具の上部における戸首本体に、調整ネジと
クサビ体と調整体とをそれぞれ連係させて設け
るものであつて、 (ロ) 上記調整ネジは、戸首本体の側壁に通孔を介
して回転自在に支承されると共に、戸首本体内
でクサビ体を進退自在に装着してなり、 (ハ) 上記クサビ体は、調整体と対向する摺接面を
該調整体の摺接面に当接させ、調整ネジの回転
操作によつて進退作動してなり、 (ニ) 上記調整体は、弾性材を介してその摺接面を
クサビ体に押接してなると共に、クサビ体の進
退によつて、鴨居溝の内壁側に突出する突片を
鴨居溝巾に応じて出巾調整してなることを特徴
とする建具の戸首装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6928581U JPS6115179Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6928581U JPS6115179Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57181878U JPS57181878U (ja) | 1982-11-18 |
JPS6115179Y2 true JPS6115179Y2 (ja) | 1986-05-12 |
Family
ID=29865167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6928581U Expired JPS6115179Y2 (ja) | 1981-05-15 | 1981-05-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115179Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011256713A (ja) * | 2006-04-20 | 2011-12-22 | Nifco Inc | 可動体の自走往動機構 |
-
1981
- 1981-05-15 JP JP6928581U patent/JPS6115179Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011256713A (ja) * | 2006-04-20 | 2011-12-22 | Nifco Inc | 可動体の自走往動機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57181878U (ja) | 1982-11-18 |
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