JPS61144350A - 輪転機印刷機に於る版及びインキ換え方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、輪転機印刷機における印刷作業の仕事内容切
換え時において、印刷版の交換やブランケット及びイン
キローラーの洗浄及びインキ換えを行なう方法に関する
。

（従来技術） 輪転機印刷機の印刷作業における仕事内容の切換えに伴
ない、印刷機の版換え、洗浄、インキ換えを行なう場合
、従来は、印刷機上のウェブが印刷胴に巻付かないよう
に、ウェブを切断して印刷ユニットより取除いてから行
なっていた。然し乍ら、版換えなどの作業の度にウェブ
を印刷ユニットより除去することは、後に再びウェブを
ユニット間に　　　　　　　　　　導入する手数が掛り
、非能率的である。

（発明の目的） 本発明は、版換え、洗浄、インキ換え作業を、ウェブを
切断除去することなく、能率的に行なうことができるよ
うにすることを目的とするものである。

（発明の構成） 本発明は、オフセット方式などの輪転機印刷機の各印刷
ユニットの上下印刷胴間を送行するウェブをそれぞれ該
ユニットの上下印刷胴の接線方向において直線的に緊張
させて胴抜き後、両印刷胴に対し゛て無接触状態に維持
してウェブの送行を停止したまま印刷ユニットを空転さ
せ、印刷版換え、ブランケットとインキローラーの洗浄
、及びインキ換えなどを行なうことを特徴とする輪転機
印刷機に於る版及びインキ換え方法である。

本発明を第１図１実施例（二従って説明すれば、オフセ
ット多色輪転機印刷機の各印刷ユニット（１）を送行し
て多色印刷を行なう最前部の印刷ユニット（ｉ）−ｉと
最後部の印ＪＳｌｊ夛、ニット（１）−４のそれぞれ外
側にウェブ（２）を緊張状態に停止させる停止用ニップ
ローラー（３）、（４）を設け、該ニップローラー（３
）の前方には、ウェブ（２）の加速、減速運転時及び停
止時に動作する多段切換え可能に設定するダンサ−ロー
ル（５）を設ける。加速より減速、または減速又は定速
より加速されるときに動作するダンサ−ロール（５）の
設定荷重よりも軽い例えば約１．２麺の設定荷重として
ウェブ（２）停止時（＝動作させるダンサ−ロール（５
）に切換え可能な張力調整機構を備えるようにする。そ
して、印刷が終了して印圧が解除され印刷機が停止した
場合は、印刷ユニット（１）上で停止した版胴位置など
をマークしておき、次に前記停止用ニップローラー（３
）、（４＞をこの順に動作させてその回転を停止させ、
停止するウェブ（２）を両端で固定する。その直後に１
．２にの夕゛／サーロール（５）を動作させて停止ニッ
プローラー（３）　（４）間のウェブ（２）に張力を与
えて、各印刷ユニット（１）において停止しているウェ
ブ（２）を直線的に緊張させ、次にウェブ（２）のフィ
ーダー側及びデリバリ−側に対する印刷ユニット（１）
と乾燥機Ｑ１の伝動連結クラッチ（７）を切ることによ
り、印刷ユニット（１）を空転できる状態にする。

第１図に示すように巻取ロール紙（ロ）よりウェブ（２
）は、ガイドローラー（９）、ニップローラー（３）、
ダンサ−ローラー（５）を通って各印刷ユニット（１）
　−１（１）−２、（１）−３、（１）−４の印刷胴（
６）（６）間、及び印刷インキ乾燥機顛に導入し、そし
てデリバリ−側においてウェブ（２）はシータ−又は折
機（２）などによ　。

って枚葉印刷紙又は折丁などとして印刷加工される。

印刷胴（６）に導入される手前でウェブ（２）が通過す
るダンサ−ローラー（５）は、加速又は減速時において
ウェブ（２）に許容できる所定の張力が掛るように送行
ウェブ（２）の張力に従動して移動する構造の可動軸ロ
ールであり、運転遂行中のウェブ（２）に対して、適当
な張力を与えることができ、運転が停止方向に減速移行
するとき、該ローラー（５）は図面左方向に移動可能に
なっていて、加速、減速時におけるウェブ（２）に適切
なある張力が掛るような運転時に動作する張力調整機構
を備えている。

本発明方法においては、印刷ユニット（１）　−１と（
１）　−４の各々外側にそれぞれニップローラー（３）
　（４）を設けるものであるが、この外に、最終印刷ユ
ニッ）　（１）　−４の外側だけに送行停止用ニップロ
ーラーを設けるようにすることができる。

また、本発明方法を実施するにあたっては、印刷機の操
作順序として、刷子と同時に版胴のクラッチ位置を合せ
、次に印刷ユニットと乾燥機等を、デリバリ−側のシー
タ−又は折機（２）に対して伝動連結を解除するため伝
動クラッチ（７）を切り、次に、インフィード側ダンサ
−ローラー（５）の圧を１．２１Ｆｅに切換え、次にイ
ンフィードニップローラー圧をオフにして離すようにし
て印刷ユニット上でウェブ（２）を緊張操作することが
できる。

（発明の作用） 本発明は、停止状態の輪転機印刷機のプランゲット印刷
胴（６）を備える印刷ユニット（１）とデリバリ−側の
シータ−又は折機（２）との伝動関係を切離し、また、
停止するウェブ（２）を各印刷ユニット（１）の上下印
刷胴（６）　（６）接触点における接線方向に直線的に
緊張させることによって、各印刷ユニット（１）を停止
するウェブ（２）に接触させずに空転させることができ
、印刷終了後において、印刷版換え、インキローラー、
ブランケットの洗浄、インキ換え作業を、ウェブ（２）
を切断せずに行なうことができ、上記作業終了後は直ち
に、印刷版胴などにマークした位置を元の位置に停止さ
せて、クラッチ（７）を入れて、ウェブ（２）側の送行
駆動系と印刷ユニット（１）駆動系とを伝動連結させて
、ニップローラー（３＞　（４）の停止を解除して印刷
を行なうことができる。

本発明は、ウェブ（２）の送行路が一直線状態でなくて
も採用することができる。

（発明の効果） 本発明は、輪転機印刷機の印刷版換え、ブランフット洗
浄、イ／キローラー洗浄、インキ換えなどの印刷ユニッ
トの空転操作を心安とする作業をウェブ印刷紙を切断す
ることな〈実施することができ、きわめて能率的に印刷
を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明方法における一実施例を説明する輪転
機の側面図である。 １・・・印刷ユニット　　２・・・ウェブ３．４・−・
ニップローラー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. オフセット方式などの輪転機印刷機の各印刷ユニットの
   上下部印刷胴間を送行するウェブをそれぞれ該ユニット
   の上下印刷胴の接線方向において直線的に緊張させて胴
   抜き後両印刷胴に対して無接触状態に維持してウェブの
   送行を停止したまま印刷ユニットを空転させ、印刷版換
   え、ブランケットとインキローラーの洗浄、及びインキ
   換えなどを行なうことを特徴とする輪転機印刷機に於る
   版及びインキ換え方法。