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JPS6113626A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

Info

Publication number
JPS6113626A
JPS6113626A JP59133148A JP13314884A JPS6113626A JP S6113626 A JPS6113626 A JP S6113626A JP 59133148 A JP59133148 A JP 59133148A JP 13314884 A JP13314884 A JP 13314884A JP S6113626 A JPS6113626 A JP S6113626A
Authority
JP
Japan
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plasma
substrate
film
container
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59133148A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Kimura
紳一郎 木村
Hidekazu Murakami
英一 村上
Mitsunori Ketsusako
光紀 蕨迫
Kiyoshi Miyake
三宅 潔
Hideo Sunami
英夫 角南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP59133148A priority Critical patent/JPS6113626A/ja
Priority to US06/750,474 priority patent/US4683838A/en
Publication of JPS6113626A publication Critical patent/JPS6113626A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32623Mechanical discharge control means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
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    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
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    • C23C14/32Vacuum evaporation by explosion; by evaporation and subsequent ionisation of the vapours, e.g. ion-plating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/3266Magnetic control means

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はプラズマ処理装置に係り、特に、プラズマ中の
荷電粒子による被処理基板の照射損傷を抑制し、かつ、
水素を含有しない酸化膜や窒化膜を形成するのに好適な
プラズマ処理装置に関する。
〔発明の背景〕
ICやLSIの製造において、5in2やSi、N4な
どの絶縁膜が層間絶縁膜、電荷蓄積用絶縁膜やゲート絶
縁膜として多用されているが、これらの膜の製造にはC
VD (Chemical VaporDeposit
ion)法や熱酸化法などの高温プロセスが用いられて
いる。しかし、この方法では1000℃近くの高温熱処
理を必要とす゛るため、LSI製造の最終工程などのよ
うに、高温熱処理を好まない所には適用しにくい。また
、低融点基板を用いる薄膜トランジスタなどには適用で
きないプロセスである。
このような高温CvDプロセスの欠点に対処するため、
最近、R、P 、 H、Chang;Appl、 Ph
ys。
Let:t、、42(3)、 1.272(1983)
等に示されるように反応性ガスのプラズマを利用するプ
ラズマCvD(以下1’CVDと略す。)技術が注目さ
れている。これは、ステンレス鋼などでできている容器
内に、モノシラン(SiH,)などのようにSiを成分
原子として含む反応性ガスと酸素や窒素・アンモニアな
どのガスを同時に供給し、これらのガスを希薄な状態で
保持しながら、外部より直流や交流の高電界を印加しプ
ラズマを発生させ、基板上にS io2やSi3N4な
どを堆積させる技術である。
第1図は、平行平板型PCVD装置の概略図である。
被処理基板(11)を対向する2枚の電極(12)の一
方に装着し、この2枚の電極間に電源13により直流や
交流の高電圧を印加して希薄な反応性ガスを放電させる
。この放電によって反応性ガスは分解し、これが同時に
存在する活性な酸素や窒素などと反応し基板上に絶縁膜
が形成される。
ここで、14はマツチングボックス、15はアース・シ
ールド、16は排気系、17はガス導入系、18は真空
容器を示しである。しかし、この方法では、基板にも高
電圧がかかるため、荷電粒子が高い運動エネルギーを持
った状態で基板に衝突し、いわらる照射損傷を起しやす
い。これを解決するために、無極放電のひとつである2
、45G Hzのマイクロ波放電を利用し、基板にかか
るバイアスを10数ボルトの自己バイアスだけに抑えた
マイクロ波PCVD装置なども考案されている。
これらのPCVD法を用いると室温付近での絶縁膜形成
も可能であるが、形成された膜の重大な欠点として、膜
中に大量に含有されている水素が挙げられる。この水素
はSiH4やN Haが分解した時の副産物として得ら
れるものであり、高温CVDでは容易に膜外に放出され
てしまうが、PCVDでは基板温度が低いために膜中に
残留してしまう。この膜中の水素は絶縁膜中に注入され
た電子のトラツブ源となり、フラットバンド電圧やしき
い電圧の変動などの原因となる。特に、最近のように素
子の微細化が進み、絶縁膜が薄くなってくると電子も注
入されやすくなり、素子の長期信頼性にとって膜中の水
素は重大な問題となっている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、プラズマを用いることで処理温度を下
げながらも、かつ、膜中の水素含有量や基板の照射損傷
の少ない良好な絶縁膜を形成できるプラズマ処理装置を
提供することにある。
〔発明の概要〕
PCVD法においてSiH4などのような水素を含む材
料を用いる限り、膜中に水素が含まれるのは避けられな
い。この問題を根本的に解決するために、本装置ではプ
ラズマ流と蒸発した金属原子流を別々に発生させ、被処
理基板近傍でそれらを反応させた後に基板に堆積させる
方法を用いた。また、プラズマ中の荷電粒子による照射
損傷を抑制するために、外部磁界によってプラズマを絞
り、被処理基板は直接にはプラズマに触れないようにし
てある。また、プラズマを絞ることによって、反応容器
とプラズマの接触が抑えられ、ひいては容器のスパッタ
による試料汚染が抑えられるという効果もある。次子、
具体的な例を示しながら、本装置の構成および原理につ
いて説明してゆく。
第2図には本発明のプラズマ処理装置の概略図を示した
。本方法では、蒸発源(27)より発生した蒸発金属原
子(29)をプラズマ流(26)を横切らせることによ
って絶縁膜を形成させている。プラズマと蒸発金属の反
応を効果的に行なわせるために、活性度の高い酸素原子
や窒素原子などを高濃度に含むプラズマを得る必要があ
る。このため、本装置では電子サイクロトロン共鳴を利
用したマイクロ波放電を用いた。これは第2図に示した
ように、21のマグネトロンにより2.45GHzのマ
イクロ波を発生させ、22のアイソレーター、23のパ
ワーモニター、24の導波管を通して32の放電管まで
導く。放電管は希薄なガスで満たされており、ここで放
電が開始する。この放電管は25の電磁石に囲まれてお
り、プラグマ中の荷電粒子は磁力線に巻きつくようにら
せん運動している。らせん運動の周波数は荷電粒子の質
量および外部磁界の強度に比例するが、その周波数がマ
イクロ波の周波数に等しくなると荷電粒子はマイクロ波
を吸収するため運動エネルギーが増加する。これは、電
子サイクロトロン共鳴(E CR: E 1ectro
n Cycrotron Re5onance)現象と
呼ばれ、電子にマイクロ波を吸収させるためには875
ガウスの外部磁界が必要だが、本装置では放電管の中心
近傍の磁界が875ガウスになっている。
この放電方式を用いると、10−’torr以下の希薄
なガス雰囲気でも安定性良く放電が継続し、しかも、電
子の運動エネルギーが高いために、DCや13.56M
HzのRF放電に比べて、ガス分子の解離、励起、イオ
ン化等が効率よく起こる。なお、第2図において、21
はマグネトロン、22はアイソレーター、23はパワー
モニター、24は導波管、25は電磁石、26はプラズ
マ流、27は蒸発源、28はシャッター、29は蒸発流
、30はマニプユレーター、31は基板、32は放電管
、33は真空容器である。
第3図は真空容器の横から見たプラズマ流の図である。
直径10cmの円形放電管から磁石線に沿って輸送され
たプラズマがきれいに絞られているのを示す。
〔発明の実施例〕
以下、本発明のプラズマ処理装置を用いて具体的に絶縁
膜を形成した例について述べる。
[実施例1コ 始めに、酸素プラズマと蒸発Siの反応を利用シテS 
i O、ljJを形成した例について述べる。第4図は
、酸素プラズマ中に存在する活性種を固定するために調
べた、酸素プラズマの発光スペクトルである。酸素ガス
の圧力は2 X 10−’torrで、パワーモニター
で測定したマイクロ波のパワーは140Wである。ここ
で、酸素原子からの発光と考えられる鋭いピークと、そ
れよりは多少中が広い酸素分子イオンからの発光がam
される。これからも、酸素プラズマ中には非常に活性な
酸化種が多数存在していることがわかる。また、第5図
は酸素原子からの発光(436,8nm)と酸素分子イ
オンからの発光に注目し、その相対強度とガス圧力の関
係を示したものである。この図かられかるように、それ
ぞれの発光強度は2 X 10”’torr付近に最大
値があり、しかも、それ以下の圧力では酸素分子イオン
からの発光が強く、それ以上の圧力になると逆に酸素原
子からの発光が強くなっている。酸素分子のイオン化エ
ネルギーが約12e■であり、解離が5eV程度で起こ
ることを考えると、ガス圧力が低く粒子の平均自由工程
が長い領域では衝突が少ないために、電子の運動エネル
ギーが高く、イオン化が効率よく起こるが、ガス圧力が
高くなると衝突の機会が増えるために電子の運動エネル
ギーが低下し、イオン化より解離の頻度が高くなった結
果、このような発光強度の圧力依存性が現われたものと
考えられる。ここで、発光強度はプラズマ中の活性種濃
度に比例していると考えられるので、以下の膜形成にお
いては、2〜5 X 10−’torr付近のガス圧力
を用いている。
また、マイクロ波のパワーは140Wである。
以上の条件で酸素プラズマを発生させ、これに蒸発した
Siを反応させ基板上にS iO,を堆積させるが、S
iの融点が高いため蒸発源にはE型電子銃(以下E−g
unと略す。)を用いた。ただし、E−gunの標準使
用圧力がI X 10−’torrで、真空容器内の酸
素圧力にほぼ等しいため、フィラメントには酸化性雰囲
気に強い白金・レニウム製の合金を用いた。
第6図は以上の原理に基づき酸素プラズマと蒸発Si原
子の反応を利用して基板上に形成した、Sun、膜の赤
外吸収特性を示す。酸素圧力は2×10−’torr、
基板温度は300℃、マイクロ波パワーは140W、堆
積速度は約15nn+/secである。この図から明ら
かなように、1076cm−1(9、3μm)にSiと
Oの振動−収縮に基づく鋭いピークが観察され、sio
、膜が形成されているのがわかる。また、最も大きな特
徴として、従来のS i T(4の分解を用いるPCV
D膜で必ず検出される5i−H結合(2150cm−”
 )がまったく見られないことが挙げられる。これは繰
り返すまでもなく、本方法では酸素プラズマとSi原子
の直接反応を利用しているためである。
形成された膜の緻密性を調べるために膜のエッチ速度を
調べた結果が第7図の70である。エッチ液には、HF
とHNO,とHx O(71体積比が1.5:1:30
のpliskinエッチ液を用いた。図中の点線71は
、参考のために示した1000℃の熱酸化膜のエッチ速
度である。基板温度が600℃のものでは熱酸化膜のエ
ッチ速度に近く、熱酸化膜に匹敵する緻密な膜が得られ
ている。一方、基板温度が300℃では、エッチ速度が
熱酸化膜の1.5倍で多少緻密度の点で劣るものと考え
られるが、スパッタや蒸着で形成した膜のエッチ速度が
熱酸化膜より1〜2桁も大きいことを考えると、本方法
で低温形成した膜の緻密性はかなりよい。
前述したように、本装置では外部磁界を用いてプラズマ
を絞り、基板がプラズマに直接には接触しないようにな
っている。このため、荷電粒子の衝突による基板の照射
損傷が大巾に抑制できる。
照射損傷の影響は、M OS (Metal −0xi
de −8emi−conductor)キャパシタの
界面特性を調べて評価した。具体的には、形成したプラ
ズマ酸化膜上に真空蒸着装置を用いて900nmのAΩ
を蒸着し、AQ/SiO,/Si/Anという構造ノM
osキャパシタを作成し、高周波と低周波(実際にはラ
ンプ電圧を印加するQ uasi −S tatic)
での容量の違いから界面準位密度を見積った。その結果
が第8図の80である。参考のために1000’Cで形
成した熱酸化膜より得られた結果81も示した。なお、
これらのMOSキャパシタには、Afl蒸着後の熱処理
は加えていない。
Siのバンドギャップ中心近傍での熱酸化膜の界面準位
密度が7 X 10”7cm”/ e Vであり、多結
晶Siなどを電極材料とするMOSキャパシタの界面準
位密度に比べると大きな値であるが、これは、AΩ蒸着
時のダメージがあるためと思われる。プラズマ酸化膜の
結果を見ると、8×10”7cm”/ e Vで熱酸化
膜に比べてわずかに大きいだけである。プラズマ中に基
板を保持し、しく12) かも、基板に電圧を印加してイオンなどを引き込むプラ
ズマ陽極酸化法で形成した酸化膜の熱処理前の界面準位
密度が〜10”7cm”/ a Vであるのと比べると
、本方式で形成した酸化膜の界面特性は非常に良いこと
がわかる。
以上の結果から、本プラズマ装置は、LSI用の層間絶
縁膜などのような受動領域の絶縁膜の形成のみならず、
MOSトランジスタのような能動領域絶縁膜の形成にも
適用できることが明らかである。
〔実施例2〕 次に、窒素プラズマと蒸発Siの直接反応を利用してS
i、N4膜を形成した例について述べる。
一般に窒素は酸素に比べて解離しにくく、直流グロー放
電や13.56MHzの高周波放電のように、ガス圧力
が高く電子の運動エネルギーが低い放電方式においては
、窒素分子イオンからの発光は観察されるが、窒素原子
からの発光は観察されないという報告が多い。一方、本
装置のように、HCR放電を利用したマイクロ波放電で
は、低ガス圧下での安定した放電が可能であり、電子の
運動エネルギーも高いために解離が効率よく起こる。真
空容器内に2 X 10−’torrの窒素ガスを導入
し、140Wのマイクロ波パワーで放電を行なわせたと
ころ、400nm付近に窒素原子からの線スペクトルが
明瞭に観察された。このことから、直流グロー放電や高
周波放電では窒素原子は生成されてもその寿命は短く再
結合して窒素分子となるが、マイクロ波放電によっては
寿命の長い窒素原子が形成されるものと思われる。
第9図は、窒素分圧が2 X 10−’torr、基板
温度が300℃、マイクロ波パワーが140Wの条件で
形成した513N4膜の赤外吸収特性である。
840cm−’にSiとNの振動−収縮に基づく吸収が
観察され、S ia N 4膜が形成されているのがわ
かる。また、前述したSio、膜と同様に、2150c
ra−’にSiとH結合に基づく吸収は見られず、膜中
に水素は含まれていないことを示している。膜の堆積速
度を前述のSio、の場合と比較するど、化学量論組成
を満足したSi、N、膜を形成するためには、SiO2
に比べてSiの蒸発速度を下げる必要がある。これは、
窒素が酸素に比べて解離しにくいため、Siとの反応も
起こりにくいためと考えられる。
以上、Sun、膜とSi、N4膜の形成を中心に実施例
を述べてきたが、水素を導入して水素プラズマを作り、
これを蒸発Siと反応させれば、太陽電池などで注目さ
れている非晶質の水素化Siが容易に得られる。また、
本装置ではプラズマと基板を離して処理を行うことをひ
とつの特徴としているが、基板をプラズマ中に置き、荷
電粒子の照射効果を利用して膜質の向上を計ることなど
も容易に行える。
〔発明の効果〕
本発明のプラズマ処理装置を用いれば、300℃の低温
においてもSiO□膜やSi、N4膜などのような絶縁
膜が形成可能であり、しかも、その膜の中には水素がま
ったく含有されていないという大きな特徴がある。この
ため、LSIなどに応用しても、ホットエレクトロンの
注入およびトラフプによる特性変動が抑えられ、素子の
長期信頼性が向」二する6ま球、低温形成が可能である
ため、低融点基板を用いる薄膜トランジスタ用の絶縁膜
や、三次元積層デバイスのように高温の絶縁膜形成法が
採用できない素子に適用可能である。さらに、プラズマ
中の荷電粒子による照射損傷が少ないため、MOSトラ
ンジスタのゲート絶縁膜などのような、能動領域の絶縁
膜も低温形成が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は貨来型のプラズマCVD装置を示す図、第2図
は本発明のプラズマ処理装置を示す図、第3図は本装置
で得られたプラズマ流を示す図、第4図は酸素プラズマ
からの発光スペクトルを示す図、第5図は発光スペクト
ルの酸素圧力依存性を示す図、第6図は本装置で得られ
たプラズマ5i02膜の赤外吸収特性を示す図、第7図
はプラズマ5i02膜のエッチ速度と基板温度の関係を
示す図、第8図はプラズマ5in2膜の界面準位密度を
示す図、第9図はプラズマ5iaN4膜の赤外吸収特性
を示す図である。 11・・・被処理基板、12・・・電極、13・・・電
源、14・・・マツチングボックス、15・・・アース
シールド、16・・・排気系、17・・・ガス導入系、
18・・・真空容器、21・・・マグネトロン、22・
・・アイソレーター、23・・・パワーモニター、24
・・・導波管、25・・・電磁石、26・・・プラズマ
流、27・・・蒸発源、28・・・シャッター、29・
・・蒸発流、30“°°マニプユレーター、31・・・
基板、32・・・放電管、33・・・篤  1  図 χ 2 図 特開昭G1−13G26(6) 第 4  図 ニ i 、   0XYQ94 PLASM−め’   P
−2x r   ニド    OX 群  Oシ L/l    、LJ ’No−ve−14Q W鴻 
   巳 ;   甘 ; 一!11 會 一−S版′ン                   
      とで@  l          F  
−=69−c−、、+7) ¥   6    ′壬 菅     針 ぼ    − 解1   憲    711 ワ。I  ?     !   − 一        、6     ド (フaS/−静u))へ釘子乙丁 (A蛎悩)1ど万障切瀦 (手*番耐)I/1≦7晋 (互)書讐尉)守艷■

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プラズマを発生させる放電部と、金属やその合金を
    蒸発させる蒸発源と、磁界を発生させる磁石と、処理基
    板を保持する真空容器とを有し、プラズマを用いて基板
    を処理するプラズマ処理装置において、該容器の近傍に
    設置した磁石群の形成する磁場によつて該プラズマを絞
    り、該容器の器壁からプラズマを隔離して器壁のスパッ
    タによる被処理基板の汚染を防ぐとともに、該被処理基
    板をもプラズマから離し、プラズマの直接照射による被
    処理基板の照射損傷を抑制したことを特徴とするプラズ
    マ処理装置。
  2. 2.上記のプラズマ処理装置において、プラズマ流と蒸
    発した金属原子流を交差させて金属の化合物を形成した
    後、それを基板上に堆積させることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項記載のプラズマ処理装置。
  3. 3.上記のプラズマ処理装置において、プラズマ流の発
    生ガスとして酸素、窒素、水素およびその混合ガスなど
    を用いて基板上に金属の酸化物、窒化物や水素化物など
    を堆積させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のプラズマ処理装置。
JP59133148A 1984-06-29 1984-06-29 プラズマ処理装置 Pending JPS6113626A (ja)

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JP59133148A JPS6113626A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 プラズマ処理装置
US06/750,474 US4683838A (en) 1984-06-29 1985-07-01 Plasma treatment system

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JP59133148A JPS6113626A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 プラズマ処理装置

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JPS6113626A true JPS6113626A (ja) 1986-01-21

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ID=15097840

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JP59133148A Pending JPS6113626A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 プラズマ処理装置

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