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JPS61127786A - 油脂可溶化物 - Google Patents

油脂可溶化物

Info

Publication number
JPS61127786A
JPS61127786A JP24874584A JP24874584A JPS61127786A JP S61127786 A JPS61127786 A JP S61127786A JP 24874584 A JP24874584 A JP 24874584A JP 24874584 A JP24874584 A JP 24874584A JP S61127786 A JPS61127786 A JP S61127786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
fat
acid
weight
polyhydric alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24874584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0144270B2 (ja
Inventor
Koichi Iwanami
岩並 孝一
Masaji Ito
伊藤 正次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority to JP24874584A priority Critical patent/JPS61127786A/ja
Publication of JPS61127786A publication Critical patent/JPS61127786A/ja
Publication of JPH0144270B2 publication Critical patent/JPH0144270B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は飼料用及び食用油脂に対して酸化防止効果を有
する油脂可溶化物に関する。
本発明の「可溶化」とは、可溶化、ミクロエマルション
化、乳化のすべて包含するものとする。
〔従来の技術〕
従来、飼料用酸化防止剤としてエトキシキン(″6−ニ
トキシー1.2−ジヒドq−2,2−,4−トリノチル
キノ/)が主に使用されてきたが、その残留性について
間咀があり、叱責規制(150ppm >の点からも安
全性の高いものが望まれている。また、油脂や煮干をは
じめとして食品に広く用いられている情化防と剤のBH
A(ジプチル−4−ヒドロ0キシ7ニソール)も発ガン
の疑いがあることが取り上げられており、近々に食品へ
の使用が禁止になると思われ、関連業界ではすでに使用
自粛の状態にある。これらエトキシキン、BHAとも工
業的に合成されているものであり、世相である天然物指
向に反するものである。このよ5な状況の中で天然物を
使用した安全かつ強力な酸化防止剤が求められていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
天然物由来の酸化防止剤として、植物の成分であるタン
ニン酸を加水分解して得られる没食子酸が強い情化防と
効果を有することが知られているが、これは油脂に離溶
性であり300 ppm程腿しかf!消せずしかも加熱
を必要とし、かなりの時間と労力を要し、さらに2価の
鉄イオンと接触することにより青色〜黒色に着色すると
いう欠点があった。
〔間頃点を輯決するための手段〕
本発明考は、没食子酸が食品衛生上安全な物質であり、
また強い酸化防止効果を有すること忙着防止作用の相乗
効果を引き出し、2価の鉄イオンとの着色も防止できる
という知見を得、エトキシキン、BHAと同等、もしく
はそれよりも強力な酸化防止剤の開発に成功した。
すなわち、本発明は、没食子酸、多価アルコール、乳化
剤および油脂からなり、必要によりクエン酸および/又
はL−7スコルビン酸を配合してなる酸化防止効果を有
する油脂可溶化物を提供するものである。
本発明の油脂可溶化物は、没食子酸を5〜25重−1:
%、クエン酸および/又はL−7スフルビン酸を0〜3
0重量%含む多価アルコール相50〜80重量部と乳化
剤を5〜15重埼チ含む油脂相20〜50重貴部とから
なる配合割合のものが好ましい。
本発明に用いる没食子酸は通常の市販品が使用可能であ
り、その配合量が上記5重i%未満では所定の酸化防と
効果が得られず、25重i%を越えると油脂への可溶化
が困雌である。
本発明に用いる多価アルコールは、水酸基を2ヶ以上有
するアルコールであり、没食子酸を可溶化するため粘度
が低いものが好ましく、例えばプロピレングリコール、
グリセリン、ソルビトールなどが使用できる。
セリン脂肪酸エステルなどがあるが、特にポリグリセリ
ン脂肪酸エステルが好ましい。ポリクリセリン詣11h
酸1ステルは重合y2〜122〜12重グリセリンと炭
素数10〜2oの脂肪酸とのエステル化物であり、その
HLBが1〜7のものが使エステルが好ましい。
本発明に甲いる油脂は、一般の・天然咲油脂がすべて使
用できるが、良好な油脂可溶化物を得るためKは液体油
が好ましく、その例として大豆油、ナタネ油、ひまわり
油、綿実油などがある。
本発明の油脂可溶化物は、前記の所定の配合量の範囲が
好ましく、この範囲を外れると優れた酸化防止効果を有
する良好な油脂可溶化物が得られない。
本発明の油脂可溶化物を得るには、所定の配合量の多価
アルコール相と油脂相とを良く1合し、ホモミキサーや
ホモゲナイザー等の通常の乳化装置を用いて可溶化すれ
ばよい。
〔発明の効果〕
本発明の酸化防止効果を有する油脂可溶化物は食品衛生
上安全な没食子酸を容易に油脂に可溶化することができ
る。
本発明品を飼料用油脂に添加することにより、調料の劣
化を抑えることができ、また、マーガリン、ショートニ
ング及びフライングオイル等ノ一般食用油脂の酸化防止
剤として広(使用することができる。
〔実施例〕
実開1 グリセリン 125yに没食子酸 25yさらビン酸を
溶解したものと、ポリグリセリン脂肪酸エステル(@合
すシル−ト、重合度6)6どを溶解したナタネ白絞油 
50yとをホモ2キサーを用いて乳化し、/I61〜9
の油脂可溶化物を得た。
その酸化防と効果なA、O,M、(Active Ox
ygenMethod )  により測定した。結果を
表1に示す。
定した。
meクエン1、L−7スコルビン酸の添加量はグリセリ
ンに対する重量%である。
表1の結果からも明らかなように、本発明の酸化防止効
果を有する油脂可溶化物を添加した精製豚脂は明らかに
酸化が抑えられており、BHAと比較してもすぐれた酸
化防止効果があることがわかる。クエン酸やL−アスコ
ルビン酸の添加による相剰効果は明らかである。
なお、上記の油脂可溶化物を添加した各試料油について
、塩化第2S水溶液による着色試験を行ない、目視判定
を行なったところ、41がかすかに着色したが、他はす
べて着色は見られなかった。
実施例2 70%含(のソルビトール100yに没食子酸20yと
クエン酸5yを溶解したものと、ショ糖脂肪酸エステル
(HLB3 )4yおよびグリセリン脂肪酸エステル(
HLB4)37を溶解したナタネ白絞油80yとをホモ
ミキサーを用いて乳化した。実施例1と同様の方法によ
り酸化防と効果をA、O,M、により測定したところ、
71時間であった。
実施例3 プロピレングリフール 100Fに没食子酸15y、ク
エン酸 5ノを溶解したものと、ポリグリセリン脂肪酸
エステル(重合度4;HLB6)5yを溶解した大豆白
絞油 40yにホモミキサーを用いて乳化した。実施例
1と同様の方法により酸化防止効果をA、O,M、によ
り測定したところ、67時間であった。
実施例4 60Cに加温した飼料用牛脂にエトキシキン5チ(対グ
リセリン比)を溶解したグリセリン相60重量部をポリ
グリセリン脂肪酸エステル(実施例1と同じ)5チを含
むナタネ白絞油相4o重量部にホモミキサーで乳化した
もの〕を没食子酸の純分0.02重毫チおよび0.05
重量%添加したサンプルを調製した。各試料油及び比較
品として無添加の飼料用牛脂キれぞれ10yを200*
/の共栓つき三角フラスコに採取し、60tZ’の恒温
槽(暗所)釦装置し、1チ月、2チ月、3チ月後の過酸
化物価(p、o、v )を測定した。結果を表2に示す
表  2 表2に示したように、本発明の油脂可溶化物を添加した
飼料用牛脂は、エトキシキンと比較しても、長期保存に
よる過酸化物価の上昇を抑えることができ、極めて安定
化されており、本発明品の酸化防上能がすぐれているこ
とがわかる。
特許出願人  日本油脂株式会社 手続補正書(自発) 昭1060年2月26日 特許庁長官 志 賀   学 殿 (特許庁審査官          殿)1、事件の表
示 昭和59年特許願第 248745  号2 発明の名
称 油脂可溶化物 λ 補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都千代田区有楽町1丁目lO番1号東 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 改める。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)没食子酸、多価アルコール、乳化剤および油脂から
    なり、必要によりクエン酸および/又はL−アスコルビ
    ン酸を配合してなる酸化防止効果を有する油脂可溶化物
    。 2)没食子酸を5〜25重量%、クエン酸および/又は
    L−アスコルビン酸を0〜30重量%含む多価アルコー
    ル相50〜80重量部と乳化剤を5〜15重量%含む油
    脂相20〜50重量部とからなる特許請求の範囲第1項
    記載の油脂可溶化物。 3)多価アルコールがグリセリン、ソルビトールまたは
    プロピレングリコールである特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の油脂可溶化物。 4)乳化剤がポリグリセリン脂肪酸エステルである特許
    請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の油脂可溶
    化物。
JP24874584A 1984-11-27 1984-11-27 油脂可溶化物 Granted JPS61127786A (ja)

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JPH0144270B2 JPH0144270B2 (ja) 1989-09-26

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