JPS61110514A - 有機質系人造木材 - Google Patents
有機質系人造木材Info
- Publication number
- JPS61110514A JPS61110514A JP23287684A JP23287684A JPS61110514A JP S61110514 A JPS61110514 A JP S61110514A JP 23287684 A JP23287684 A JP 23287684A JP 23287684 A JP23287684 A JP 23287684A JP S61110514 A JPS61110514 A JP S61110514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- polyurethane resin
- properties
- specific gravity
- natural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリウレタン樹脂にポリウレタン用硬化剤と
極微小の中空粉末法を一定量の割合いで混合、攪拌する
に際し、これを真空状態下で行い、これにより得られた
液状又はパテ状の混合物を所望形状の型内に注型して化
学反応により自然硬化せしめて、天然木材の持つ切削、
加工の容易性等数多くの特性を有すると共に、天然木材
の欠点とされる珈による腐蝕と害虫に侵され易く、且つ
水分により膨張、収縮して狂いが生ずる等の欠点をなく
して安価に入手出来る様にした有機質系人造木材に関す
るものである。
極微小の中空粉末法を一定量の割合いで混合、攪拌する
に際し、これを真空状態下で行い、これにより得られた
液状又はパテ状の混合物を所望形状の型内に注型して化
学反応により自然硬化せしめて、天然木材の持つ切削、
加工の容易性等数多くの特性を有すると共に、天然木材
の欠点とされる珈による腐蝕と害虫に侵され易く、且つ
水分により膨張、収縮して狂いが生ずる等の欠点をなく
して安価に入手出来る様にした有機質系人造木材に関す
るものである。
従来より天然木材の切削、加工の容易性により生活用品
から建築用、産業用に至るまで種々の天然木材が大量に
消費されて来ているものであるが、天然木材の減少によ
る各種用材の高騰及び木材の持つ本質的欠点、即ち防腐
性、伸縮性及び耐水性等に難点があるので、均質安価で
防腐性等の諸物性に優れ、且つ機械的強度も大きく、釘
打ち、鋸切断、釦用は等の加工性も良好η代替製品が要
望され、近時これらの諸物性に優れると共に、天然木材
の特性を有する様な人造木材が種々開発されているもの
である。
から建築用、産業用に至るまで種々の天然木材が大量に
消費されて来ているものであるが、天然木材の減少によ
る各種用材の高騰及び木材の持つ本質的欠点、即ち防腐
性、伸縮性及び耐水性等に難点があるので、均質安価で
防腐性等の諸物性に優れ、且つ機械的強度も大きく、釘
打ち、鋸切断、釦用は等の加工性も良好η代替製品が要
望され、近時これらの諸物性に優れると共に、天然木材
の特性を有する様な人造木材が種々開発されているもの
である。
しかしながら、かかる人造木材は、各種の合成樹脂劇を
一定量の割合いで混合、攪拌し、更に必’#に応じて木
材の破砕片等を投入して攪拌した混合物を所望形状の型
内に注型し、これを加熱、加圧して一体的に硬化せしめ
た後、冷却して脱型する婢その製造工程が桧雑で安価に
製造することが出来ず、又その物性も天然木材に比べ劣
る等未だ改良すべき点が多く一般的に使用されていない
ものである。
一定量の割合いで混合、攪拌し、更に必’#に応じて木
材の破砕片等を投入して攪拌した混合物を所望形状の型
内に注型し、これを加熱、加圧して一体的に硬化せしめ
た後、冷却して脱型する婢その製造工程が桧雑で安価に
製造することが出来ず、又その物性も天然木材に比べ劣
る等未だ改良すべき点が多く一般的に使用されていない
ものである。
本発明は上記する実情に鑑みて創作したものであって、
天然木材と同様に入手、加工が容易で、軽くて強く、熱
や電気を伝え難く、結露を起さず、色艶郷の外勤も美し
くしかも比較的安価であると云う特性を有しつつ、防腐
性、伸縮性及び耐水性等を併せ持った人造木材を提供せ
んとするものであって、その混合物の性状は、ビニリデ
ンクロライドとアクリルニトリルのコーポリマーを殻と
し、発泡剤としてイソブタンを内包し、カプセル化した
ものを熱によって発泡させた通称PVDCマイクロ中バ
ルン(以下PVDCマイクロψバルント記す)を骨材と
し、これに粘結剤としてポリウレタン樹脂と硬化剤とし
てポリウレタン用硬化剤を一定の割合いで混合、攪拌す
るに際し、 1.0KPa以下の真空容器中で行い、こ
れにより得られた液状等の混合物を所望形状の型内に注
型し常温状態の侭自然硬化させることによって得られる
ものでおるから極めて容易に種々の形状に製造出来るも
のである。
天然木材と同様に入手、加工が容易で、軽くて強く、熱
や電気を伝え難く、結露を起さず、色艶郷の外勤も美し
くしかも比較的安価であると云う特性を有しつつ、防腐
性、伸縮性及び耐水性等を併せ持った人造木材を提供せ
んとするものであって、その混合物の性状は、ビニリデ
ンクロライドとアクリルニトリルのコーポリマーを殻と
し、発泡剤としてイソブタンを内包し、カプセル化した
ものを熱によって発泡させた通称PVDCマイクロ中バ
ルン(以下PVDCマイクロψバルント記す)を骨材と
し、これに粘結剤としてポリウレタン樹脂と硬化剤とし
てポリウレタン用硬化剤を一定の割合いで混合、攪拌す
るに際し、 1.0KPa以下の真空容器中で行い、こ
れにより得られた液状等の混合物を所望形状の型内に注
型し常温状態の侭自然硬化させることによって得られる
ものでおるから極めて容易に種々の形状に製造出来るも
のである。
又、この骨材とするPVDCマイクロ・バルンハピンポ
ンの球をその侭微小の粉末としたもので弾性があり、人
造木材として使用した場合、切削が容易で釘、螺子等の
保持力i(6るので天然木材と同様に使用出来、更にこ
のPVDCマイクロ・バルンの比重は0.04以下で軽
量で強いので人造木材の骨材としては最適であり、これ
とポリウレタン樹脂との混合比率を変えることによって
用途に応じてその比重を0.4乃至1.0と天然木材と
四じ比重に自由に変えることが出来るものである。
ンの球をその侭微小の粉末としたもので弾性があり、人
造木材として使用した場合、切削が容易で釘、螺子等の
保持力i(6るので天然木材と同様に使用出来、更にこ
のPVDCマイクロ・バルンの比重は0.04以下で軽
量で強いので人造木材の骨材としては最適であり、これ
とポリウレタン樹脂との混合比率を変えることによって
用途に応じてその比重を0.4乃至1.0と天然木材と
四じ比重に自由に変えることが出来るものである。
本発明はポリウレタン樹脂に硬化剤とPVDCマイクロ
・バルンを一定量の割合いで混合、攪拌するに際し、1
.0KPa以下の真壁状態下でこれを行うので、これに
より得られた液状又はパテ状の混合物中には気泡が発生
しておらないので、この混合物を型内に注型して硬化さ
せた成型品中には気泡の混入のない内部組織の健全な歩
留りの高い製品が得られるもので、この製品には注型に
より最終製品f’R造する他、一般的に使用出来る様に
板材或は角材等に成型してこれを切削、接合等の加工に
より天然木材と同様な用途に使用出来るものであって、
例えば従来高価な天然木材により製作していた木型も同
様の加工により安価に製作出来る等、機械化、自動化に
より少い工数で多量の均一製品を得ることが出来る極め
て有用なるものである。
・バルンを一定量の割合いで混合、攪拌するに際し、1
.0KPa以下の真壁状態下でこれを行うので、これに
より得られた液状又はパテ状の混合物中には気泡が発生
しておらないので、この混合物を型内に注型して硬化さ
せた成型品中には気泡の混入のない内部組織の健全な歩
留りの高い製品が得られるもので、この製品には注型に
より最終製品f’R造する他、一般的に使用出来る様に
板材或は角材等に成型してこれを切削、接合等の加工に
より天然木材と同様な用途に使用出来るものであって、
例えば従来高価な天然木材により製作していた木型も同
様の加工により安価に製作出来る等、機械化、自動化に
より少い工数で多量の均一製品を得ることが出来る極め
て有用なるものである。
本発明の一実施例を説明すれば、ポリウレタン樹脂10
0重量部に、ポリウレタン用硬化剤80重植部と、平均
粒度40ミクロン、粒径範囲10ミクロン乃至100ミ
クロン、嵩比重0.02以下及び真比重0.04以下の
性状を有する中空球状のPVDCマイクロ・バルンを0
.1乃至10重緻部の配合比率により混合、攪拌するに
際し、これを1.0KPa以下の真空容器中で行い、こ
れにより得られた液状又はパテ状の混合物(1)を容器
(2)を介して型材(3X3’)内に注型すれば、気泡
が混入していない混合物(1)は化学反応により自然硬
化し、充分に硬化せしめた後に該型材(3X3つより離
型すれば所望の成型品(4X4つを得る様にしてなるも
ので、図中(5)は注型口、(6)は空気抜き孔である
。
0重量部に、ポリウレタン用硬化剤80重植部と、平均
粒度40ミクロン、粒径範囲10ミクロン乃至100ミ
クロン、嵩比重0.02以下及び真比重0.04以下の
性状を有する中空球状のPVDCマイクロ・バルンを0
.1乃至10重緻部の配合比率により混合、攪拌するに
際し、これを1.0KPa以下の真空容器中で行い、こ
れにより得られた液状又はパテ状の混合物(1)を容器
(2)を介して型材(3X3’)内に注型すれば、気泡
が混入していない混合物(1)は化学反応により自然硬
化し、充分に硬化せしめた後に該型材(3X3つより離
型すれば所望の成型品(4X4つを得る様にしてなるも
ので、図中(5)は注型口、(6)は空気抜き孔である
。
本発明は叙上の如き構成によりなるものであって、ビン
ボンの球をその侭微小の粉末とし、弾性があり人造木材
として使用した場合には切削が容易で釘、螺子等の保持
力が優わているPVDCマイクロ・バルンを上記の配合
割合の1例として2.0重量部を添加して種々の方式で
混合、攪拌し、混合物(1)中に気泡のないものを得る
為に試験した結果の混合物(1)の比重は次の様に得ら
れた。
ボンの球をその侭微小の粉末とし、弾性があり人造木材
として使用した場合には切削が容易で釘、螺子等の保持
力が優わているPVDCマイクロ・バルンを上記の配合
割合の1例として2.0重量部を添加して種々の方式で
混合、攪拌し、混合物(1)中に気泡のないものを得る
為に試験した結果の混合物(1)の比重は次の様に得ら
れた。
(1) 配合比に基づく計算値 0.73(
2)大気中で機械による混合、攪拌 0.45(3)
大気中で手練りによる混合、撹拌 0.56(4)0乃
至1.0KPaの真空中で機械による混合、攪拌
0.68以上の試験結果により
(4)による混合、攪拌方式がlIt”K値に最も近く
内部に気泡の混入しない健全な混合物(1)が得られる
ものである。
2)大気中で機械による混合、攪拌 0.45(3)
大気中で手練りによる混合、撹拌 0.56(4)0乃
至1.0KPaの真空中で機械による混合、攪拌
0.68以上の試験結果により
(4)による混合、攪拌方式がlIt”K値に最も近く
内部に気泡の混入しない健全な混合物(1)が得られる
ものである。
又、上記の配合比率により得らtする混合物(1)より
成型品(4X4’) ′f得る為の手段として第1図に
示す如き型材(3)内に注型して硬化させれば角材等の
規格の成型品(4)を得ることが出来、更に第2図に示
す如くの型材(3′)内に注型すれば所望形状の最終製
品としての成型品(4′)を得ることが出来るもので、
この場合混合物(1)の充填効率を向上させる為に穿設
した空気抜き孔(6)及び注型口(5)の付随物を除去
するのみで均一にして精度の高い成型品(4′)が容易
に得られるものである。
成型品(4X4’) ′f得る為の手段として第1図に
示す如き型材(3)内に注型して硬化させれば角材等の
規格の成型品(4)を得ることが出来、更に第2図に示
す如くの型材(3′)内に注型すれば所望形状の最終製
品としての成型品(4′)を得ることが出来るもので、
この場合混合物(1)の充填効率を向上させる為に穿設
した空気抜き孔(6)及び注型口(5)の付随物を除去
するのみで均一にして精度の高い成型品(4′)が容易
に得られるものである。
本発明は天然木材の持つ特性をその侭有しつつその欠点
とされる防腐性、伸縮性婢を補完して切削、加工の容易
な成型品が、型材通りに製造出来るので歩留りの高い均
一な製品が容易に得られ、更に配合材料の混合、攪拌及
び注型等を機械化、自動化を図ればより少い工数で多量
の製品を安価に供給出来る極めて優れたものである。
とされる防腐性、伸縮性婢を補完して切削、加工の容易
な成型品が、型材通りに製造出来るので歩留りの高い均
一な製品が容易に得られ、更に配合材料の混合、攪拌及
び注型等を機械化、自動化を図ればより少い工数で多量
の製品を安価に供給出来る極めて優れたものである。
第1図、第2図は本発明の注型状態を示す概略図である
。 図中、(1)・・・混合物 (2)・・・容器 (3X
3’)・・・型材 (4X4’)・・・成型品
。 図中、(1)・・・混合物 (2)・・・容器 (3X
3’)・・・型材 (4X4’)・・・成型品
Claims (1)
- ポリウレタン樹脂100重量部に、ポリウレタン用硬化
剤80重量部と、平均粒度40ミクロン、粒径範囲10
ミクロン乃至100ミクロン、嵩比重0.02以下及び
真比重0.04以下の性状を有する中空球状のPVDC
マイクロ・バルンを0.1乃至10重量部の配合比率に
より混合、攪拌するに際し、これを1.0KPa以下の
真空状態下で行い、これにより得た混合物を型材内に注
型して、該混合物が化学反応により自然硬化した後に離
型させることを特徴とする有機質系人造木材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23287684A JPS61110514A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 有機質系人造木材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23287684A JPS61110514A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 有機質系人造木材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61110514A true JPS61110514A (ja) | 1986-05-28 |
Family
ID=16946216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23287684A Pending JPS61110514A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 有機質系人造木材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61110514A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0335553U (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-08 | ||
JP2007176515A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製容器及びシュリンクラベルの外装方法 |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP23287684A patent/JPS61110514A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0335553U (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-08 | ||
JP2007176515A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製容器及びシュリンクラベルの外装方法 |
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