JPS6083488A

JPS6083488A - カメラ信号処理回路

Info

Publication number: JPS6083488A
Application number: JP58190750A
Authority: JP
Inventors: Hiroyasu Otsubo; 宏安大坪
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-10-14
Filing date: 1983-10-14
Publication date: 1985-05-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、輝度信号に２つの色信号が多重変調された多
重変調信号を処理し、カラービデオ信号を形成するよう
にした単管式周波数分離型カラービデオカメラにおける
カメラ信号処理回路に係わり、特に、該多重変調信号を
カンマ補正するようにした。いわゆる、前段ガンマ補正
方式のカメラ信号処理回路に関する。

〔発明の背景〕

単管式周波数分離型カラービデオカメラにおいては、単
一の撮像管あるいは固体操像素子から、輝度信号に変調
された赤信号および青信号が周波数分割多重されてなる
多重変調信号が出力され、この多重変調４６号をカメラ
信号処理回路で処理して、たとえば、ＮＴＳＣ方式のカ
ラービデオ信号を形成するようにしている。そして、か
かるカメラ信号処理回路においては、カラーテレビジＢ
ン受像機における受像管のガンマ特性を考慮してガンマ
補正が行なわれる。

ところで、カメラ信号処理回路の中には、多重変調信号
についてガンマ補正し、同時に、輝度信号、赤色信号お
よび青信号についてガンマ補正を行なう処理方式、すな
わち、前段ガンマ補正方式が知られている。かかる前段
ガンマ補正方式を採用したカメラ信号処理回路は、輝度
信号、赤信号および青信号について個別にガンマ補正回
路を設ける必要がないから、ガンマ補正手段が簡略化さ
れるという利点を有しているが、その反面１次に述べる
ように、カラーテレビジョン受像機において映出される
再生画像に色相変化が生ずると〜・う欠点がある。

まず、かかるカメラ信号処理回路について説明する。

撮像部から出力された多重変調信号は、プリアンプ、Ａ
ＧＣ回路によって適正レベルに調整される。そして、レ
ベル調整された多重変調信号から輝度信号Ｙ。ｌＪ′−
取り出され、この輝度信号Ｙ、にもとづいて多重変調信
号の利得Ｇαｉｎを次式の関係で利得制御し、多重変調
信号のガンマ補正を行なう。

＋４　’／１　＋Ｇａ、ｎ−Ｙｏ／Ｙｏ−Ｙｏ・・・・・・・・・・・・
・・・（１）〔但し、一般に、′／に０４５〕この結果、ガンマ補正後の多重変調信号にもまれる輝度
信号Ｙ、赤信号Ｒおよび青信号Ｂは。

ガンマ補正前の輝度信号Ｙ。、赤信号Ｒ６および青信号
Ｂｏにより１次のように表わされる。

Ｙ　”　Ｙｏ　、Ｙｏ”−’　−Ｙｏ”　−１，−８，
（２）Ｒ−ん・赴・・・・・・・・・・・・・・・・（
５）Ｂ　＝　Ｂ、　−Ｙ次１　・・・・・・・・・・・
・・・・（４）このようにガンマ補正された多重変調信
号から上記の輝度信号Ｙ、赤信号Ｒ１青信号Ｂが得られ
、これらの信号から２つの色差′信号（Ｒ−Ｙ）、（１
３−Ｙ）が形成され、さらに、輝度信号Ｙと２つの色差
信号（Ｒ−Ｙ　）　、　（Ｂ−１’　）とが合成されて
所望のカラービデオ信号が形成される。

以上が前段ガンマ補正方式のカメラ信号処理回路の処理
動作であるが、かかるカラービデオ信号がカラーテレビ
ジョン受像機に供給され。

受像管でカラー画像が再生されるが、このカラー画像は
、受像管のガンマ特性により１次の式で表わ゛される赤
信号ＥＲ１青信号Ｅｓおよび緑信号Ｅ６で再生されるこ
とＫなる。すなわち１式（２）。

（５）　、　（４）より。

Ｅｎ　＝　＜（Ｒ−Ｙ　）　＋Ｙ　）γ＝Ｒ”＝：　（
Ｒ，−Ｙ’；；：”　）ｒ＝＝ＲＯ・（ＲＯ／ＹＯ）”
Ｅｎ　＝　Ｂｏ　・（Ｂｏ／Ｙｏ　）ｒ−’Ｅ（、＝　
０６　・（Ｇ６／Ｙｏ　）ｒ″但し、　Ｙ　；０．５Ｏ
Ｒ，＋０．５９Ｇｏ＋０．１１Ｂ。

Ｇ、　＝　（Ｙ、　−０，５０７７、−０，１１Ｂ、　
）７０．５９ところで、いま、３原色を別々に撮像した
とすると、赤色を撮像したときには、　Ｙｏ−０，５Ｒ
０であり、青色、緑色を撮像したときには、夫々Ｙｏ　
＝：　０．１１　Ｂ６　、　Ｙｏ−０，５９Ｇｏとなり
、かつ、ｌ中２２であるから。

赤＋　（Ｒ，／Ｙ、　）ｒ−’　＝　ｏ、ｓｏ−”　：
４．２青＋　（Ｂｏ／Ｙｏ　）”　＝Ｑ、ｊ　１　＝１
４．ｉ緑Ｉ（Ｇｏ／Ｙｏ）ｒ″−０，５９−”’　＝１
．８である。このことから、赤信号ＥＲは４２倍に、青
信号Ｅｎは１４．１倍に、緑信号Ｅ６は１．８倍夫々強
調されることになり、再生画像は、緑色に対し。

赤色および青色が過剰に強調されることとなるｂそこで
、従来のカメラ信号処理回路においては、第１図に示す
ように、上記のようにして形成された色差信号（Ｒ−Ｙ
　）、（Ｂ−Ｙ）は。

夫々入力端子１，２から抑圧回路４，５に供給されて正
の方向でレベルが抑圧され、入力端子６から輝度信号Ｙ
とともにエンコーダ６に供給されて、たとえば、ＮＴＳ
Ｃ方式のカラービデオ信号を形成するようにしている。

第２図は第１図の抑圧回路４．５の人、出力特性図であ
る。

しかし、かかる従来技術では、第２図に示す特性の抑圧
回路４．５により１色差信号（Ｒ−Ｙ）、（Ｂ−）’）
は正の方向に夫々別々に抑圧されるために、これらの相
対振幅比が変化し。

したがって、彩度および輝度信号のレベルに応じて再生
画像に著しい色相変化が生ずるという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き。

色相の変動を生ずることなく、緑信号に対して赤信号お
よび青信号を抑圧し、バランスのよい色再現性を実現可
能とした前段ガンマ補正方式のカメラ信号処理回路を提
供するにある。

〔発明の概要〕

この目的を達成するために１本発明は、形成された２つ
の色差信号によって被写体の彩度を検出し、該彩度に応
じて該２つの色差信号を同時に利得側斜し、これらの相
対振幅比が変化しないようにして赤色成分と青色成分と
を抑圧するようにした点に特徴がある。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の実施例を図面について説明する。

第６図は本発明によるカメラ信号処理回路σクー災施例
を示すブロック図であ−て、＋、：Ｎま入力端子、８．
９は可変利得増幅器、１０は彩度検出回路、１１は利得
制御回路、＋２　、　＋５ｋま出力端子である。

同図において、先に説明したように、ガンマ補正された
多■変調信号から分離された輝度信号、赤信号および青
信号により、２つの色差信号（Ｒ−Ｙ）、（Ｂ−Ｙ）が
形成され、この色差信号（Ｒ−）’）が入力端子１から
可変利得増幅器８に１色差信号（ｅ　−Ｙ　）が入力端
子２から可変利得増幅器９に供給される。

これとともに、入力端子１からの色差信号（Ｒ−ｙ）お
よび入力端子２からの色差信号（Ｂ−Ｙ）は彩度検出回
路１０にも供給され、被写体の彩度が検出される。彩度
検出回路１０のこの彩度を表わす出力信号は利得制御回
路１１に供給され、。

利得制御信号が形成される。この利得制御信号により、
可変利得増幅器８．９の利得が制御され、被写体の彩度
に応じて色差信号（Ｒ−Ｙ）。

（Ｂ−Ｙ　）の利得が抑圧されて過度に強調される害虫
画像の赤色成分および青色成分を抑圧する。

可変利得増幅悪日、９からの色差信号は、出力端子１２
　、１５からエンコーダ（図示せず）に供給され、輝度
信号と合成されて、たとえば、ＮＴＳＣ方式のカラービ
デオ信号が形成される。

可変利得増幅器８．９の利得は、被写体の彩度が高いほ
ど下げられ、かつ、同時に制（２）される。このために
１色差信号（Ｒ−Ｙ）、（＋３−Ｙ）の相対振幅比が変
化することがなく、再生画像の赤色成分および青色成分
が抑圧され、被写体の彩度や輝度が変化しても色相が変
化せず。

バランスのとれた良好な色再現性が実現される。

第４図は第６図の彩度検出回路１０の一具体例を示す回
路図であって、差動回路でもって構成し１色差信号（Ｒ
−Ｙ　）　、　（Ｂ−Ｙ　）を比較してそれらの大きい
方を検出し、この検出結果でもって彩度を表わすように
したものである。

第５図は第５図の彩度検出回路１０の他の具体例を示す
回路図であって、２つの色差信号（Ｒ−）’）、（Ｂ−
Ｙ）の二乗和を得て彩度を検出１−るようにしたもので
ある。かかる彩度検出回路１０を用いると、あらゆる色
相の色に対し、彩度が高いほど赤色成分、青色成分はよ
り抑圧され、結果としてバランスのとれた色再現性が得
られる。

第６図は第５図の彩度検出回路１０のさらに他の実施例
を示す回路図であって、２つの色差信号（Ｒ−Ｙ）、Ｃ
Ｂ−Ｙ）の絶対値の和を得て彩度を検出するようにした
ものである。この具体例を用いると、ベクトルスコープ
上において。

Ｉ軸、Ｑ軸方向の抑圧率が太きいものとなるが。

同様に、バランスのよい色再現性が得られる。

第７図は第５図の彩度検出回路１０のさらに他の実施例
を示す回路図であって、抵抗加算回路でもって構成し、
２つの色差信号（Ｒ−Ｙ）。

（Ｂ−Ｙ）を単に加算することにより、彩度を検出する
ようにしたものである。

第８図は本発明によるカメラ信号処理回路の他の実施例
を示すブロック図であって、１４．１５は変調器、１６
．１７は入力端子、１８は加算器、１９は可変利得増幅
器、２０は出力端子であり、第５図に対応した部分には
同一符号をつけて説明を一部省略する。

第８図において、入力端子１かも変調器１４に色差信号
（ｉ＜　−ｙ　）が、また、入力端子２から変調器１５
に色差信号ＣＢ−Ｙ）が夫々供給される。変調器１４で
は、入力端子１６から供給される副搬送波が色差信号（
Ｒ−Ｙ）で変調され、また、変調器１５では、入力端子
１７から供給される副搬送波が色差信号（Ｂ−Ｙ）で変
調される。入力端子１６　、１７から供給される副搬送
波は、ＮＴＳＣ方式の場合、　６．５８ＭＥｚであり、
かつ、互いに９０度の位相差がある。

変調器１４　、１５の出力信号は加算器１８で加算され
てクロマ信号が形成され、このクロマ信号は。

利得制御回路１１からの利得制御信号によって利得制御
される可変利得増幅器１９に供給され、クロマ信号の利
得調整が行なわれる。利得調整されたクロマ信号は１図
示しない加算器で輝度信号と加算され、カラービデオ信
号が形成される。

この実施例では、２つの色差信号（Ｒ−Ｙ）。

（Ｂ−Ｙ）信号とが１合成されてクロマ信号となった後
に同時に利得制御されるものであって。

上記実施例と同様に１色相の変化を生ずることなく、高
彩度における赤色成分および青色成分の抑圧を行なうこ
とができる。しかも１色差信号（Ｒ−Ｙ　）　、　（Ｂ
−Ｙ’）の利得を制御する可変利得増幅器を、これら色
差（Ｄ号に共通とすることができ１回路構成の簡略化、
低コストが促進される。

〔発明の効果〕

以」：説明したように１本発明によれば、２つの色差４
６号を、それらの相対振幅比を変化させることなしに、
抑圧することができ、よって。

彩度や輝度の変化に対し１色相を変化させることなく、
過度に強請される再生画像の赤色成分および青色成分を
抑圧することができ、バランスのよい免税性が実現でき
るものであへて、上記従来技術の欠点を除（・て優れた
機能のカメラ信号処理回路を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のカメラ信号処理回路の一例を示すブロッ
ク図、第２図は第１図の抑圧回路の人、出力特性図、第
５図は本発明によるカメラ信号処理回路の一実施例を示
１−ブロック図、第４図ないし第７図は夫々第５図の彩
度検出回路の具体例を示す回路図、第８図は本発明によ
るカメラ信号処理回路の他の実施例を示すブロック図で
ある。８．９・・・可変利得増幅器、１０・・・彩度検出回路
、。１１・・・利得制御回路、１４．１’５・・・変調器、
４６．１７・・・副搬送波入力端子、１８・・・加算器
、１９・・・可変利得増幅器。第１　区第３図第４図 ′＄５図第乙閏

Claims

【特許請求の範囲】撮像部から出力され、かつ、輝度信号に２つの色信号が
多重変調されてなる多重変調信号を。ガンマ補正した後、該輝度信号と夫々の色信号とに分離
して２つの色差信号を形成し、該輝度信号と該２つの色
差信号を合成してカラービデオ信号を得るようにしたカ
メラ信号処理回路において、該２つの色差信号のレベル
を調整する可変利得回路と、該２つの色差信号が供給さ
れ被写体の彩度を検出する検出回路と、該検出回路の出
力信号によって利得制御信号を発生する利得制御回路と
を設け、該利得制御信号によって前記可変利得回路の利
得を制御することにより、被写体の彩度に応じて前記２
つの色差信号を抑圧することができるように構成したこ
とを特徴とするカメラ信号処理回路。