JPS6081688A - 情報認識方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は入力情報を認識する情報認識方式に１父するも
のである。

［従来技術］ 日本語の文章には、平仮名、漢字、片仮名、英字、数字
、記号など多種多用の文字が含まれており、これらを混
在して認識することは困難であった。例えば、漢字の「
力」と片仮名のｒカ」はその−文字だけでは区別するこ
とはできない。そこで、これらの文字を誤りなく認識す
るために、認識の際にファンクションΦキー等で入力文
字の種類を指定することが考えられていた。ところがこ
のような認識モードの指定および変更は煩わしいもので
あり、認識モードの変更ミスも少なくない。さらに、従
来では認識モードが指定されると、そのモードに対応す
る辞書を参照していたため、認識モードの変更ミスがか
えって誤認識、入力文字のリジェクトを招くことかあっ
た。

すなわち、認識モードによって区別しなければならない
文字は前述の例の漢字の「力」と片仮名の「力」のよう
に存在はするものの、日常使用されている文字全体から
するとそれらは少数であり、その他の多くの文字の認識
において、認識モードの指定は処理量を少なくし、認識
時間を短くする点では有効ではあるが、認識率を高める
という点ではあまり有効ではなく、むしろ前述の認識モ
ードの変更ミスによる誤認識や人力文字のりジュエクト
を考えると、オペレータの負担を屯く、認識率を下げる
原因ともなっていた。

［目的］ 本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とす
る所は、入力情報を情報種別指定手段にて指定された情
報種別のみに限定されず、指定された情報種別に応じて
類似度を修正して識別することにより、極めて高い認識
率の得られる文字認識方式を提供することにある。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の手書入力文字識別装置のブ
ロック構成図である。図中１はタブレット、２は入力タ
ブレットから入力されたペン先の入力座標やペン先のア
ップ・ダウン情報等から入力された手書文字の特徴を抽
出する特徴抽出部。

３は優先認識モードを検出する優先識別モード検出部、
４はメモリ４Ａに記憶された例えば第２図に示された制
御手順に従って辞書を参照して入力文字の特徴と登録文
字パターンとを照合し、優先認識モードに従って認識文
字をめる認識処理部、５は辞書部、６は認識結果を出力
する出力部である。

入力タブレットではペン先の座標、ペンのアップ・ダウ
ン情報等の入力情報を特徴抽出部２及び優先認識モード
検出部３に出力する。

入力タブレット１上の特定区域は優先認識モード指定領
域となっており、所定領域をペン先で入力すると優先認
識モード検出部３は優先認識モードを検出し、指定モー
トを認識処理部４へ送る。

また、特徴抽出部２では入カタブレッｌ−１よりの入力
情報等から入力文字の画数、代表点の座標、各ストロー
クの分類、各ストロークの交差情報、各ス）・ローフの
長さ等の人力文字の特徴が抽出され、抽出された情報は
認識処理部４へ送られる。

認識処理部４では特徴抽出部２から得た人力文字の特徴
と辞書部５の登録文字パターンとを照合し、入力文字と
登録文字との類似度、あるいは逆の意味で相違度をめる
。

第２図はこの認識処理部４の入力文字認識処理の−・例
、を示すフローチャー１・である。

まずステップ２０で特徴抽出部２より抽出された入力文
字の抽出特徴を入カレ、続いてステップ２１で辞書部を
参照し、入力文字と類似度がｋ。

以上の文字をまずめ、ステップ２２で優先認識モード検
出部３よりの優先認識モードに該当する文字に対しては
類似度にに２を加え、ステップ２３で最も類似度の大き
な文字を認識文字とする。そしてステップ２４でこの認
識文字の類似度が（ｋ＋＋に２）以上か否かを調べ、類
似度が（ｋｔ　十に２）以上の場合はステップ２５に進
み認識文字が正しいものとして出力し、類似度が（ｋｔ
　＋に２）以上でない場合にはステップ２６でリジェク
ト信号を出力し、認識できる文字のなかったことを出力
する。ここでに、及びに２は定数である。

第３図は優先認識モードが平板名嘆字モートで、入力文
字［力ｊを入力した場合の認識処理部での処理における
類似度の例、及び認識を示す図である。

いま入力タブレット１より「力」か入力されると、第３
図の７で示されるような類似度が６以１−の文字がめら
れ、続いて１殻先認識モートか平仮名漢字なので平仮名
漢字モートの文字に対しては類似度に１を加え、第３図
の８で示されるような文字と、それらの文字と入力文字
との類似度かめられる。これらの文字の中で類似度が７
以上で最も類似度の大きな文字、すなわち漢字の「力」
か認識文字として出力される。この様にここではに１を
、６　、に２を１として処理している。

この例では入力文字「力」に対して、漢字の「力」と片
仮名の「力」では類似度が等しがったが優先認識モード
による類似度の重み付けにより、認識文字として漢字の
「力」が得られる。

第４図は「あ」を入力した場合の認識処理部での認識処
理の一例である。入力文字「あ」か入力された場合、平
仮名の°「あ」以外の類似度６以上の類似文字は同じ平
仮名の「を」だけであり片仮名、英字、数字、記号には
「あ」に類似の文字が存在しない。そのため優先認識モ
ードがどのモードでも、すなわちどのモードによる重み
付けがなされても、認識文字は平仮名の「あ」である。

前記実施例では優先認識モードによる類似度の正み付け
として、優先認識モードに該当するモードの文字の類似
度の定数に２として１を加えていたが、このに２の値は
入力文字の画数等により変化してもよい。また重みイづ
けとしである定数に２を加える他に、ある定数ａを優先
認識上−１・に該当するモードの文字の類似度にかけて
もよいことはもちろんである。またに１も６に限定され
るものではなく認識に充分な値であればよい。

また、辞書部５を平仮名漢字辞書、片仮名辞書、数字辞
書、英字辞書、記号辞書等の役人認識モード別の辞書に
分割し優先認識モートに従って参照する辞書の１ｌｌｒ
４序を変えてもよい。

第５図は第１図の構成に優先認識モート変更検出部を加
え、優先認識モートの１」動変更を可能としたものであ
る。７の優先認識モート変更検出部は認識処理部から認
識文字のモートを知り、認識文字のモートか入力文字認
識Ｍの優先認識千−トと異なっている場合、優先認識モ
ードを認識文字のモートに変更し、新たな優先認識モー
ドを優先認識モート検出部３に伝える。この優先認識モ
ートの自動変更により、オペレータはほとんど優先認識
モードを変更することなく、他種類のモードの文字から
なる文章を入力することができる。

このように優先認識モード変更検出部を設けることによ
り認識文字によって優先認識モードを変更し優先認識モ
ードの自動変更が可能になりオペレータの負担を軽減す
る上、優先認識モート変更ミスを無くし高認識率を得る
ことができる。

［効果］ 以上説明した様に本発明によれば入力情報を情報種別指
定手段で指定された情報種別に応じて類似度を修正して
認識することにより、情報種別に限定されることもなく
所望の情報を認識することが出来、非常に高い認識率の
情報認識方式か提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例手書入力文字識別装置のブロ
ック構成図、 第２図は本実施例装置の認識処理部の入力文字認識処理
フローチャート、 第３図及び第４図は認識処理部での文字認識処理の例を
示す図、 第５図は本発明の他の実施個装ｊξのブロック構成図で
ある。 図中、■は入力タブレット、２は４ＮＮ油抽出、３は優
先認識モード検出部、４は認識処理部、５は辞書部、６
は出力部、ｌＯは優先認識モート変更検出部である。 第１図 第２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力された情報の認識を行なう情報認識手段と、
   入力情報の優先して認識すべき情報の種別を指定する情
   報種別指定手段とを備え、前記情報認識手段は情報認識
   時に前記情報種別指定手段にて指定された情報種別に応
   じて類似度を修正して認識することを特徴とする情報認
   識方式。
2. （２）情報種別指定手段による情報種別を平板名嘆字種
   、片板名種、数字種、英字線、記号種とすることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の情報認識方式。
3. （３）入力情報はタブレットよりの手書入力文字とする
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載
   の情報認識方式。