JPS6054801A - 装飾板の製造方法 - Google Patents
装飾板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6054801A JPS6054801A JP16336883A JP16336883A JPS6054801A JP S6054801 A JPS6054801 A JP S6054801A JP 16336883 A JP16336883 A JP 16336883A JP 16336883 A JP16336883 A JP 16336883A JP S6054801 A JPS6054801 A JP S6054801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- adhesive
- decorative board
- impregnated
- opacity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発BAは家屋の内外装材として使用される装飾板の製
造方法に関する。一般に合板等の装飾板においては、そ
の表面層の耐摩耗性、耐衝撃性、耐候性および美感を高
めるため、合成樹脂液を含浸した化粧材を基材に貼シ合
せて製造している。この場合、合成樹脂を含浸させた化
粧材は半透明化し基材の色相が透けて見えるようになる
のでこれを避けるため、従来接着剤の中に顔料を混ぜf
cル、あるいは着色シートを介在させるなどの隠蔽材を
用いている、ところがこのように接着剤中に顔料等の隠
蔽材を介在させて基材の色相を隠蔽する場合、熱圧辱に
よシ硬化する際に生じる溶媒ないし溶媒蒸気の局所的な
流動によシ均一な隠蔽効果が得られないという問題があ
る。因に化粧材の板厚が厚い場合には合成樹脂液を含浸
させて半透明化しても不透明度が未だ高すので接着剤の
隠蔽ムラはそれ程目出たない。ところが化粧材が薄くな
シ透明度が高くなるにつれて上記隠蔽ムラが顕著になル
不都合を生ずる。特に化粧板の板厚が0.35m+以下
のものに不飽和ポリエステル樹脂を注入し、半透明化す
ると通常不透明度が0.8以下tこなる。
造方法に関する。一般に合板等の装飾板においては、そ
の表面層の耐摩耗性、耐衝撃性、耐候性および美感を高
めるため、合成樹脂液を含浸した化粧材を基材に貼シ合
せて製造している。この場合、合成樹脂を含浸させた化
粧材は半透明化し基材の色相が透けて見えるようになる
のでこれを避けるため、従来接着剤の中に顔料を混ぜf
cル、あるいは着色シートを介在させるなどの隠蔽材を
用いている、ところがこのように接着剤中に顔料等の隠
蔽材を介在させて基材の色相を隠蔽する場合、熱圧辱に
よシ硬化する際に生じる溶媒ないし溶媒蒸気の局所的な
流動によシ均一な隠蔽効果が得られないという問題があ
る。因に化粧材の板厚が厚い場合には合成樹脂液を含浸
させて半透明化しても不透明度が未だ高すので接着剤の
隠蔽ムラはそれ程目出たない。ところが化粧材が薄くな
シ透明度が高くなるにつれて上記隠蔽ムラが顕著になル
不都合を生ずる。特に化粧板の板厚が0.35m+以下
のものに不飽和ポリエステル樹脂を注入し、半透明化す
ると通常不透明度が0.8以下tこなる。
この場合上記隠蔽ムラは非常に顕著になシ外観が損われ
化粧板としての商品価値を著し′〈低下させてしまう。
化粧板としての商品価値を著し′〈低下させてしまう。
木材資源が枯渇している現況下においては化粧単板を出
来る限り薄くしてその効果的な使用を図る必要がちシー
上記隠蔽ムラがその技術的な課題の1つになっている。
来る限り薄くしてその効果的な使用を図る必要がちシー
上記隠蔽ムラがその技術的な課題の1つになっている。
一方、接着剤に顔料等′f:混入する方法に代えて、着
色ソートを介在させる方法についてみると、一般に着色
シートとしてはチタン紙が用いられているが、このチタ
ン紙の紙間強匪は木材強度や接着剤の凝集力よシ低いた
め製品の平面剥離強度が低下し、煮沸試験の際表面の化
粧材が着色シート部分から剥離する問題がある。このた
めチタン紙に代えてジアリルフタレート含浸紙等を用い
る場合もあるが製品コストが高くな夛、いずれの方法も
充分な解決策とは云えない実情にある。本発明は上記従
来技術の欠点全解消したものであ)、その構成秩、合成
樹脂液を含浸°させ不透明度を0.8以下とした木質化
粧単板を必要に応じ均一に着色した基材表面に隠蔽材の
介在しない接着剤によル張シ合せることを特徴とする。
色ソートを介在させる方法についてみると、一般に着色
シートとしてはチタン紙が用いられているが、このチタ
ン紙の紙間強匪は木材強度や接着剤の凝集力よシ低いた
め製品の平面剥離強度が低下し、煮沸試験の際表面の化
粧材が着色シート部分から剥離する問題がある。このた
めチタン紙に代えてジアリルフタレート含浸紙等を用い
る場合もあるが製品コストが高くな夛、いずれの方法も
充分な解決策とは云えない実情にある。本発明は上記従
来技術の欠点全解消したものであ)、その構成秩、合成
樹脂液を含浸°させ不透明度を0.8以下とした木質化
粧単板を必要に応じ均一に着色した基材表面に隠蔽材の
介在しない接着剤によル張シ合せることを特徴とする。
以下に本発明を実施例および比較例と共に詳細に説明す
る。本発明は合成樹脂液を含浸させ不透明度を0.8以
下とした木質化粧板を対象とする。合成樹脂液は不飽和
ポリエステル樹脂等一般に化粧板の製造に使用されるも
のであればよい。更に化粧単板の材質としては松、檜、
欅等広葉樹、針葉樹を問わず対象としうる。次に化粧単
板の不透FJA度を08以下としたものを用いる。前述
のように不透明度が0.8以下のものは隠蔽ムラが顕著
に生ずる−からである。一方、基材の表面は必要に応じ
均一に着色し、化粧単板を張シ合せた際、基材表面の色
相が目立たないよう前処理f、施す。前処理剤としては
アミノアルキッド樹脂、ポリウレタン樹脂等の木質材料
用一般塗料に、目的に応じて、チタン白、弁柄、各棟有
機染料等で着色したものを使用する。
る。本発明は合成樹脂液を含浸させ不透明度を0.8以
下とした木質化粧板を対象とする。合成樹脂液は不飽和
ポリエステル樹脂等一般に化粧板の製造に使用されるも
のであればよい。更に化粧単板の材質としては松、檜、
欅等広葉樹、針葉樹を問わず対象としうる。次に化粧単
板の不透FJA度を08以下としたものを用いる。前述
のように不透明度が0.8以下のものは隠蔽ムラが顕著
に生ずる−からである。一方、基材の表面は必要に応じ
均一に着色し、化粧単板を張シ合せた際、基材表面の色
相が目立たないよう前処理f、施す。前処理剤としては
アミノアルキッド樹脂、ポリウレタン樹脂等の木質材料
用一般塗料に、目的に応じて、チタン白、弁柄、各棟有
機染料等で着色したものを使用する。
又塗布量は目的や着色剤の種類によって異なるが8〜3
0 P/R2が好ましい。J:記基材表面に隠蔽材の介
在しない接着済りによシ含浸平板を張力合せる。接着剤
としては、前記前処理剤との界面密着性に優ノLるもの
なら何ら制約をうけないが、好丑しくに無色透BAlも
のが望ましい。
0 P/R2が好ましい。J:記基材表面に隠蔽材の介
在しない接着済りによシ含浸平板を張力合せる。接着剤
としては、前記前処理剤との界面密着性に優ノLるもの
なら何ら制約をうけないが、好丑しくに無色透BAlも
のが望ましい。
又塗布量は接着剤の種類等により異なるが5〜20 f
/B2が好ましい。以上の製造工程により、隠蔽ムラが
なく、かつ深みのある立体的な色調の天然空白を有する
、化粧装飾板を得ることができる。
/B2が好ましい。以上の製造工程により、隠蔽ムラが
なく、かつ深みのある立体的な色調の天然空白を有する
、化粧装飾板を得ることができる。
次に本発明の実施例および比較例を示す。
実施例1
不飽和ポリニスデル樹脂に反応開始剤として過酸化ベン
ゾイル1.0重量部を添加した含浸樹脂液に0.3%厚
さのセン柾目板を20 Ky/−の加圧下で3時間浸漬
し、重量比120チの樹脂含浸単板を得た。これを13
0 C、10Ks+/讐、8分で熱硬化し、Tappi
法で不透明度を測定したら062を示した。これをチタ
ン白5重量部を含むアミノアルキッド塗料を15 f/
R2塗布後50℃で30分乾゛洋させた白色の12X厚
塗装合板に水性ビニルウレタン系接着剤ヲ介して80C
、7K9/cf1.6分で貼着した。得られた装飾板は
全(色ムラのなめ深みのある天然杢目合有する美麗なも
のであった。
ゾイル1.0重量部を添加した含浸樹脂液に0.3%厚
さのセン柾目板を20 Ky/−の加圧下で3時間浸漬
し、重量比120チの樹脂含浸単板を得た。これを13
0 C、10Ks+/讐、8分で熱硬化し、Tappi
法で不透明度を測定したら062を示した。これをチタ
ン白5重量部を含むアミノアルキッド塗料を15 f/
R2塗布後50℃で30分乾゛洋させた白色の12X厚
塗装合板に水性ビニルウレタン系接着剤ヲ介して80C
、7K9/cf1.6分で貼着した。得られた装飾板は
全(色ムラのなめ深みのある天然杢目合有する美麗なも
のであった。
比較例1
実施例1と同じ半透明化粧単板を12%厚さのラワン合
板に、二酸化チタン5重量部を添加した水性ビニルウレ
タン系接着剤で貼着した。
板に、二酸化チタン5重量部を添加した水性ビニルウレ
タン系接着剤で貼着した。
得られた装飾板は接着剤の流動ムラに起因する色ムラが
見られ著しく外観を低下させfC8比較例2 1.2%厚のイエローパイン板目の化粧単板を実施例1
同様の含浸樹脂液注入および硬化を行ったところ不透明
度0.92となった。これを12%厚さのラワン合板に
二酸化チタン5重量部を添加した水性ビニルウレタン系
接着剤で貼着し。
見られ著しく外観を低下させfC8比較例2 1.2%厚のイエローパイン板目の化粧単板を実施例1
同様の含浸樹脂液注入および硬化を行ったところ不透明
度0.92となった。これを12%厚さのラワン合板に
二酸化チタン5重量部を添加した水性ビニルウレタン系
接着剤で貼着し。
た、、得られた装飾板は色ムラのない葉匠を呈した。
特許出願人 山陽国策バルブ株式会社
代理人 弁理士 光石士部(他1名)
Claims (1)
- 合成樹脂液を含浸させ不透BAtを0.8以下とした木
質化粧単板を必要に応じ均一に着色した基材表面に隠蔽
材の介在しなIA接着剤にょル張ル合せることを4?徴
とする装飾板の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16336883A JPS6054801A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 装飾板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16336883A JPS6054801A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 装飾板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6054801A true JPS6054801A (ja) | 1985-03-29 |
Family
ID=15772552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16336883A Pending JPS6054801A (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | 装飾板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054801A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6299105A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | 松下電工株式会社 | 化粧材 |
JPH05147111A (ja) * | 1991-06-24 | 1993-06-15 | Daito Mokko Kk | 装飾板の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412066U (ja) * | 1977-06-28 | 1979-01-26 | ||
JPS56120303A (en) * | 1980-02-28 | 1981-09-21 | Daiken Trade & Industry | Manufacture of decorative board |
-
1983
- 1983-09-07 JP JP16336883A patent/JPS6054801A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412066U (ja) * | 1977-06-28 | 1979-01-26 | ||
JPS56120303A (en) * | 1980-02-28 | 1981-09-21 | Daiken Trade & Industry | Manufacture of decorative board |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6299105A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | 松下電工株式会社 | 化粧材 |
JPH05147111A (ja) * | 1991-06-24 | 1993-06-15 | Daito Mokko Kk | 装飾板の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4263373A (en) | Method of making an ultra thin glue adherable decorative laminate | |
US4942084A (en) | Reconstituted wood veneer covered structural elements | |
CA1082899A (en) | Method for surfacing a wood panel with a plastic film | |
US4587141A (en) | Laminated panel and process | |
US2601284A (en) | Heat resistant panel | |
CN207794530U (zh) | 一种实木复合软木地板 | |
JPS6054801A (ja) | 装飾板の製造方法 | |
JP2000247099A (ja) | 立体感に優れた化粧板 | |
KR100544406B1 (ko) | 기능성 폴리우레탄 필름을 배접지로 사용한 천연 무늬목시트 및 그 제조방법 | |
JP2632314B2 (ja) | 化粧パネル | |
JP2597782B2 (ja) | 突板貼り化粧板 | |
US3730823A (en) | Edging material for application to the edges of substrates | |
JP3840782B2 (ja) | 化粧板及びその製造方法 | |
JPH0759626A (ja) | 化粧板 | |
JP2001129810A (ja) | 木質材 | |
JPS5855243A (ja) | 樹脂含浸人工化粧単板貼り化粧板 | |
KR200383434Y1 (ko) | 건축물의 내장재용 판상재 | |
JP2660191B2 (ja) | 化粧板 | |
JPS63130302A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
JPS61219640A (ja) | 表面高硬度のプリント化粧板 | |
JPH0335082B2 (ja) | ||
JPS6113872B2 (ja) | ||
JP2667443B2 (ja) | 化粧単板 | |
JPH05116250A (ja) | 高い意匠性を有する化粧部材及びその製造方法 | |
KR20060066819A (ko) | 표층 상에 인쇄된 인쇄층을 포함하는 판상재 및 그의제조방법 |