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JPS6051120A - 単純ヘルペスサブユニットワクチン - Google Patents

単純ヘルペスサブユニットワクチン

Info

Publication number
JPS6051120A
JPS6051120A JP58159641A JP15964183A JPS6051120A JP S6051120 A JPS6051120 A JP S6051120A JP 58159641 A JP58159641 A JP 58159641A JP 15964183 A JP15964183 A JP 15964183A JP S6051120 A JPS6051120 A JP S6051120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
herpes simplex
vaccine
type
hsv
simplex virus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58159641A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Kino
洋一郎 城野
Shinya Otomo
信也 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Original Assignee
Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken filed Critical Chemo Sero Therapeutic Research Institute Kaketsuken
Priority to JP58159641A priority Critical patent/JPS6051120A/ja
Priority to KR1019840005156A priority patent/KR910005889B1/ko
Priority to EP84110308A priority patent/EP0135841B1/en
Priority to DE8484110308T priority patent/DE3485873T2/de
Priority to AT84110308T priority patent/ATE79548T1/de
Priority to CA000462114A priority patent/CA1244766A/en
Priority to SU843786918A priority patent/SU1554755A3/ru
Priority to AU32541/84A priority patent/AU571569B2/en
Publication of JPS6051120A publication Critical patent/JPS6051120A/ja
Priority to US06/883,736 priority patent/US4661349A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K39/12Viral antigens
    • A61K39/245Herpetoviridae, e.g. herpes simplex virus
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/16011Herpesviridae
    • C12N2710/16611Simplexvirus, e.g. human herpesvirus 1, 2
    • C12N2710/16622New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単純ヘルペスサブユニットワクチンに関する。
さらに詳しくは、単純ヘルペスウイルスエ型および2型
に共通に存在する糖蛋白であるyAおよびyB(両者は
分子量は異なるが、免疫学的には全く同一である。以下
jilA、Bと略称する)を有効成分とする単純ヘルペ
スウィルス1型および2型の両感染度の予防のための単
純ヘルペスサブユニットワクチンを提供するものでアル
発明の技術的背景と産業上の利用分野 ウィルスによる主な感染症の殆んどが、ワクチンによる
予防接種によってコントロールが可能となったが、ヘル
ペス属ウィルスによる感染症の予防対策は、残された大
きな課題である。初感染の場合は一般に重篤な例が多く
、とくに先進国においては単純ヘルペスウィルス(以下
H5Vと略称する)に対する免疫抗体の保有率が低下し
てきており、今後問題化するのは必至である。すでに一
方では、−4fの性病として、あるいは新生児ヘルペス
感染症として問題化している国もある。
HS Vには1型と2型の2種類があり、1型は人体の
主に口唇部に、2型は主に性器部に感染するとされてい
る。
我が国においても、1型・2型のいずれもかなり浸潤し
ていることが知られており、今後、重要なウィルス感染
症として、防圧対策に取り組む必要がある。
ウィルスによる感染症の予防には、通常ワクチンの投与
が最も効果的である。しかしながら、本ウィルス感染症
の場合、HS Vの性質として注目される発癌性と潜伏
感染の問題は、ワクチン開発の障害となっている。すな
わち、通常考えられる弱毒ウィルス株を作出して生ワク
チンとする方法や、ウィルスを不活剤の添加・加熱処理
等によって不活化しワクチンとする方法では、II S
 Vの場合は当該II S Vの感染性が消失したかど
うかを確実に証明することは困難であり、万一感染性を
有するU S Vが残存していた場合、人体に重大な障
害が引き起こされる可能性を考慮しなければならない。
もしこのようなワクチンを接種した後、ll5Vによる
発症がすぐには見られなくとも、潜伏感染を惹起してい
る懸念を否定してしまう訳にはいかない。すなわち、単
純ヘルペスワクチンにおいては、安全性の証明がきわめ
て難しいのである。
又、別の見地からのべれば、単純ヘルペスのように致死
率の低い感染症では、とくに副反応をなくすために、ワ
クチンは高度に精製されたものであることが望ましい。
従って、一般的にとりあげられるような生ワクチンや不
活化ワクチンは実用には供し難い。
従来技術 以上のような背景に基づいて、接種されたワクチンに起
因するH S V感染の恐れのなし)ワクチンを開発す
るために、種々の検討がなされつつある。
その中で実用化可能性の糸口を示唆するものとして、単
純ヘルペスのサブユニットワクチンに関スる報告がいく
つかなされている。
HS V粒子の表面部分であるウィルスエンベロープお
よびHS Vを培養する際の感染培養細胞の細胞膜上に
は、HS V特異糖蛋白が発現し、この糖蛋白に対する
抗体がI−I S Vによる感染症の防御抗体になり得
るのではないかと、G)ろし)ろ考えられており、たと
えばウィルスエンベロープ成分を、ワクチン材料として
用いることが試みられてしする。
5kinnerら[Med、Microbiol 、I
mmunol、166+119〜132(1978)]
+t、HS V −1型感染幼若ハムスター腎細胞(B
HK−21)を超音波処理シテ細胞ヲ破壊シタ後、No
n1det P−40(NP−40=シエル化学製)を
1 v / vφ加えて可溶イし処理し、次にホルマリ
ンを加えて72時間・4℃で不活化処理を行った後に、
20 W / vφ蔗糖液を用いてクツシ、ヨン超遠心
分離にかけ、そのフラクションの一部をワクチン材料と
して用いることを試みた。
Ku L i novaら(Arcb 、Virol 
、 、 61 、141〜147 (1979)〕は、
HS V −1型感染ヒト胎児肺細胞を浮遊液にNon
1det P−4Qをo、sv/v%加えて可溶化処理
し、その溶解物から細胞の核物質やウィルスのヌクレオ
カプシドを各々遠心分離除去し、上清をワクチン材料と
して供試した。
7、wccri+1にら[In[ect、Imnun、
 + 31+ 267〜275(1981〕〕は、rt
s’v−1型感染ウサギ初代腎細胞をTriLon X
−100をl v / v %含むトリス−El) T
 Aバッファーで可溶化処理した後、細胞の核物質を低
速遠心により分離し、さらに高分子物質を超遠心分離に
より除去した上清をレンズ豆レクチン結合セファロース
4Bアフィニティーカラムに通し、吸着成分をα−メチ
ルマンノシドとり゛ルーコースを含む溶離液で溶出し、
ワクチン材料とした。
Bertlandら〔米国特許第4,317,811号
(1982〕〕 は、HS V−1型感染ニワトリ胎児
繊維芽細胞を4モルの尿素を含有するリン酸バッファー
による可溶化処理にかけ、連続超遠心分離により細胞成
分を分離し、」−清中のウィルス成分を超音波処理およ
び60℃・3時間加熱処理して不活化した後、デオキシ
リボヌクレアーゼによる酵素処理でウィルスDNAを分
解し1次にセファロース6B−CJによるゲル濾過クロ
マトグラフィーにかけてデオキシリボヌクレアーゼを除
去したものを、ウィルスエンベロープ成分としてワクチ
ン材料に用いた。
さらに、別の試みとしてKleinら[:Arch、V
irol、。
68.73〜80(1981)〕は、I−I S V 
−1型感染アフリカミドリザル腎細胞の培養上清を蔗糖
密度勾配連続超遠心分離にかけ、ウィルス粒子を精製取
得し、このウィルス浮遊液にTr i L on X−
I QQ をIV/V%加えて可溶化処理してウィルス
粒子を破壊した後、蔗糖密度勾配超遠心分離によりHS
■のヌクレオカプシド部分とウィルスエンベロープ部分
を分離し、後者をワクチン材料とした。
1(iLcesら[In fec t 、Immun、
 、 16 + 955H60(1977)]は、]■
l5v−1型感染ヒト咽がん」二皮細胞をホモジナイザ
ーで破壊し、遠心分離にかけ、ウィルス粒子浮遊上清を
ホルマリンで不活化処理し、このウィルス粒子浮遊液に
ドデシル硫酸ナトリウムおよびN−ラウロイルサルコシ
ンナトリウム塩をl w / v%加えて可溶化処理を
行なった。次に塩化セシウムを用いた超遠心分離でヌク
レオカプシドを除去した上清を集め、さらにデオキシリ
ボヌクレアーゼで酵素処理し、■ISV由来の核酸を含
まないウィルスエンベロープ成分を得、これをワクチン
材料に供試した。
C:appcl ら[Arcll、Virol、、f3
s+15−23(1980)]は、LI S V−1型
感染ニワトリ胎児繊維芽細胞を超音波処理および凍結・
融解のくり返し操作により破壊し、低速遠心分離および
超遠心分離によりウィルス粒子を粗精製し、さらに蔗糖
密度超遠心分離を2回くり返して精製ウィルス粒子を得
、これIC1v / v % Non1det P−4
0による可溶化処理を加えた後、蔗糖液クッション超遠
心分離にかケウィルスエンベロープ成分を集め、ワクチ
ン材料とすることを試みた。
以上はいずれもHS V −1型についての報告である
が、2型についてはHi 11 emanら(lThe
Hu−man !−1erpes Vi ruses 
、503〜5 Q 9 、by Nahrni−as、
A、J、et al、Elsevier、 New Y
ork、(1981)〕はHS V −2型感染ニワト
リ胎児繊維芽細胞をTriton X−100で可溶化
処理し、次にデオキシリボヌクレアーゼで酵素処理した
ものをレクチンアフイニテイクロマトグラフイーおよび
セファロースゲル濾過処理により、ウィルスエンベロー
プ部分を集め、これをアルミニウムゲル処理してサブユ
ニットワクチンとした。
いずれの報告もワクチン材料としてウィルスエンベロー
プ部分を部分精製したものであり、免疫原性を高めるた
め水酸化アルミニウムゲル処理が行なわれている。そし
て、マウスなどの動物実験により、ウィルスエンベロー
プ部分の有効性が確かめられているが、これらのワクチ
ン材料の分取・精製工程は煩雑である上に、精製度が不
充分であり、培養細胞成分の混入はさけられない。
前述したようにHS Vに対するワクチンは、いかなる
副作用をも避けるために、高度に精製されたものである
ことが要件である。これまでに報告されているワクチン
標品は、その技術内容を検討すれば、感染細胞あるいは
ウィルス粒子から抽出したものであっても、いずれも宿
主由来のおよそ分子量100,000 前後の蛋白をか
なり含んでいることが思料される。すなわちこれらの公
知技術によるワクチン標品は、とくにワクチンとしての
安全性の面から人体用のI−I S Vサブユニットワ
クチンとして受け入れ難い問題点を含んでいることが明
らかである。
発明の目的 if S Vに対するサブユニットワクチンとして用い
られるワクチン材料は、HS V−1型および2型の両
者に対してひとしく抗原性を有しているものであれば、
もつとも好ましく、この抗原性も単にこれらウィルスに
対する中和抗体の産生能のみでは不充分であって、完全
にHS V感染を防御するにたるものでなくてはならな
い。またすでに述べた様にワクチンとして製品化する場
合には、安全性と有効性がすぐれ、ワクチン製剤として
の保存安定性を充分に具備したものであることが肝要で
ある。これらの要件を勘衾ずれば、I(S Vに対する
ワクチンは、まずワクチン材料としては、成分的に特定
しうる一定の精製標品であることが望ましく、かつHS
 −V −1型および2型双方に対して効能を有するワ
クチンで16Sこと、)(、実用上からも所望されるの
である。
HS V −1型および2型は血清学的に差を有するだ
けでなく、い(つかの生物学的性状にも相違がみられる
。しかし、DNAのレベルでは約50係が相同であり、
蛋白のレベルでもかなりの交差がみられ、その他さらに
共通の抗原を有することが論ぜられている。HS Vの
感染防御抗原がウィルスエンベロープ部分に存在するこ
とは前述したとおりであるが、その中でとくに糖蛋白が
注目されツツある。1979年cr) Co1d Sp
ring )hrborWorkslxop(Tbe 
Human tlerpes Vi ruses 、 
5 Q 3509(1981,)、ed、l)Y Na
hmias et al。
El 5cvjcr、 New York)で、5pe
arらの提案により、tt s vエンベロープ成分と
しての糖蛋白に関する知見をもとに、種々の呼称を付さ
れていた糖蛋白が、gC(分子量130,000)、g
AとgB(90,000〜115,000)、!E C
60,000〜80,000)、! D (58,00
0)と分類され、命名された。
各フラクションの含量はgA、T3が最も多く、gc、
j;+1)がこれに次ぎ、gEが最も少い。gClf 
Eは中和抗体を産生ずるが、■型と2型で相直し、g 
I)は1型、2型共通の中和抗体を産生ずると云われて
いる。さらにgCは感染防御能を与えることが報告され
ている。
Ebcrlc[J、Virol、 36 + 665〜
675 (1980))はgAと!711を調製用電気
泳動で分取し、さらにハイドロキシアパタイトカラムで
精製標品を得、それぞれに対する抗血清を作成した。g
Aに対する抗血清はgBと、fBに対する抗血清はgA
とそれぞれ反応することから、gAとflBは同一の8
蛋白であって、分子量の相違はグリコシレージョンの程
度によるものとした。さらに、gA、Bは1型・2型間
で共通の中和抗体を産生ずるという報告もみられる。
本発明者らはこれらの知見を検討し、I−I S Vの
エンベロープ糖蛋白の中でもつとも含量が多く、血糖学
的に共通で、さらに1型、2型間で共通の中和抗体を生
ずるという事実からとくにgA、Bに着目し、研究を重
ね、本発明を完成した。
すなわち、本発明者らはHS Vのエンベロープを構成
するサブユニットである糖蛋白のうち、Hsv−1型・
2型に共通の糖蛋白であるj;lA、BがI−I S 
V両型の感染を防御するに足りる充分な免疫効果を発揮
することを発見し、さらにこのgA・Bをきわめて簡単
に単離・精製する手段を見出し、本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明は、HS V−1型・2型に対するサ
ブユニットワクチンを提供するもので、本発明の技術に
よってはじめて従来からの懸案が解決され、安全で有効
かつ安定な単純ヘルペスサブユニットワクチン製剤が完
成されたのである。
本発明は、I−I S V (以下とくに記載しないか
ぎり、IfS V −1型および2型を意味する)感染
培養細胞もしくはその培養細胞から部分精製された11
 S V粒子、あるいはtI S V特異サブユニット
[蛋白含有体から、界面活性剤によって可溶化して得ら
れるIf S V特異サブユニット糖蛋白溶解液を、界
面活性剤の存在下で単クローン抗体をリガンドとするア
フィニティークロマトグラフィーにかけることにj:っ
て得られる、高度に精製された、ll5Vに共通な糖蛋
白であるgA、Bを有効成分とする、単純ヘルペスサブ
ユニットワクチンおよびその製造方法を提供する。
本発明において用いられる■−I S V特異ザブユニ
ット糖蛋白含有体としては、HS V粒子のほか、公知
の方法によりHS Vを感染せしめて培養した動物細胞
を用いることができる。
すなわち、I−I S Vに感染した細胞中には、HS
Vが増殖し存在するほか、細胞膜上にHS V特異サブ
ユニット糖蛋白が発現しており、これらはいずれも本発
明におけるワクチンの原材料となり将る。
また、遺伝子組み換え技術を利用したH S Vj7A
、Bを産生する組み換え培養体を利用することもできる
HS Vの宿主域は広く、自然宿主は人であるが、サル
、ウサギ、モルモット、ハムスター、マウス、ラット、
発育鶏卵などに感染増殖する。動物細胞としてはこのよ
うにI−I S Vに感受性を有する動物由来のものが
、広く使用しうる。例えば、幼若/%ムスター腎細胞(
B I−I K −21)、アフリカミドリザル腎細胞
(Vero)、ヒト胎児肝細胞(HE L)、ヒト咽頭
ガン上皮細胞(Hep−2)、ウサギ初代腎細胞(P 
RK )、ニワl−IJ胎児繊維芽細胞などを挙げるこ
とができる。
gA−Bの取得にさいし、要すれば、出発材料の処理法
として、HS V感染培養細胞の培養上清、あるいは培
養細胞をホモジナイザーや超音波処理等の適当な手段で
破砕して得られるI−I S V含有体から遠心分離な
どの方法により細胞片などの粗大不溶物を除去し、I−
I S V粒子を取得精製した浮溶液を用いることもで
きる。
可溶化処理に用いられる界面活性剤は、ドデシル硫酸ナ
トリウム・デオキシコール酸ナトリウム等のアニオン系
界面活性剤あるいはTriLon、Non1dct、]
”Weenなどの非イオン系界面活性剤の中から選ばれ
るが、好ましくは非イオン系界面活性剤の添加量は通常
0.1〜10 V/V%であり、好ましくは0.5〜2
.Ov / v%である。
可溶化処理は、HS V粒子あるいはII S V特異
サブユニット糖蛋白含有体の浮遊液に所要量の界面活性
剤を加えて0℃〜25℃で、24時間静置もしくは撹拌
することによって容易達成される。
この処理工程によって、可溶化抽出された糖蛋白は、界
面活性剤か存在しない条1’l二下では再結合するので
、tt s v糖蛋白gA−Bに対する単クローン抗体
をリガンドとするアフィニティークロマトグラフィーに
かけて、各種の糖蛋白の中から目的とするgA−Bを分
離取得するにあたっては、アニオン系界面活性剤又は非
イオン系界面活性剤が好ましくは0.01〜Q−l v
 / v%存在している条件下で、実施するとよい。
レクチン等をリガンドとするアフィニティクロマトグラ
フイーでは、レクチンに対し糖蛋白は細胞由来のものも
含めてすべて吸着されるので、gA、Bの精製度はさほ
ど向上するものではない。
これに反し、9A、B単りローン抗体によるものでは、
特異性の高い結合が得られるので、きわめて高い精製度
を達成することができる。
単クローン抗体をリガンドとするアフィニティークロマ
トグラフィーを用いて、gA−Bを精製する方法として
は、001〜Q、 l v / v %のアニオン界面
活性剤あるいは非イオン界面活性剤を含む中性伺近の緩
衝液、例えばM/100リン酸緩衝1ffl(pH7,
2〕で平衡化したアフィニティーゲルにgA、Bを含有
する可溶化処理液を通液しgA・I3を吸着させる。次
にゲルを上記緩衝液で洗った後、0,01〜Q、 l 
v / v %の非イオン界面活性剤を含む、たとえば
3Mチオシアン酸カリウム水溶液、3Mチオシアン酸ナ
トリウム水溶液、5M塩化マグネシウム水溶液、6M尿
素水溶液等の溶出液を通液し、pA−Bを溶出させ、こ
れを0.01〜0.1v/v%の非イオン界面活性剤を
含有する中性伺近の緩衝液、例えば、M/1. OQ 
+)ン酸緩衝液(pH7,2) 、あるいはトリス塩酸
緩衝液(+)117.4)等に透析することによりI!
A、B精製標品含有液を得ることができる。
かくしてイIIられたj7A−Bは次のような理化学的
性状を有する。
凍結乾燥標品はおおむね白色で不定形粉末である。非イ
オン性界面活性剤であるT”riton X−100を
0.05 v/vチ含有するM7100 P B S 
(pH7,2)に対する溶解性は約10%である。この
水溶液を60℃・60分間加熱しても、抗原性は消失し
ない。
ローリ−・フォリン反応によりペプタイドとしての青色
の呈色反応を示し、加水分解後ニンヒドリン反応でα−
アミノ酸としての紫青色の呈色反応を示す。
分子量はS l) Sポリアクリルアミドゲル電気泳動
法により約90,000であり、セルロファインGC−
700によるゲル濾過分析では約95,000であった
次に、常法により加水分解して、アミノ酸自動分析装置
を用いてpA−Bのアミノ酸の組成を調べた。構成アミ
ノ酸の種類および9A、Bを1分子として算出したアミ
ノ酸残基数は次のとおりであった。すなわち、リジンC
40) 、ヒスチジンC20) 、アルギニンC51)
 、アスパラギン酸(86人スレオニン(55) 、セ
リン(55) 、グルタミン酸(91) 、グリシンC
73) 、アラニン(79) 、システィン〔1〕、バ
リン(60) 、メチオニン(17)、インロイシン(
40) 、ロイシン(66)、チロシン(33) 、フ
ェニルアラニン(40)の結果が得られた。なおトリプ
トファンはこの方法では測定し得なかった。
本発明の方法により調製された9、A、BはSOSポリ
アクリルアミド電気泳動で分析した結果においても、ま
た免疫電気泳動分析を行った所見においても、不純物の
存在がすべて否定された。
一般lとワクチンはワクチン投与後の抗体産生を高める
ため、免疫アジュバントとしてたとえばアルミニウムゲ
ルを加えて製剤化されることが多い。
アルミニウムゲル添加ワクチンの製剤化にあたっては、
精製pA、Bは中性伺近の適当な緩衛液あるいは生理食
塩水中で蛋白濃度としてQ、 l w / v係以下、
好ましくは0.02W/v%以下に調整される。gA、
、Bのアルミニウムゲルへの吸着は、アルミニウムゲル
をgA、13に対して3−10倍量用いて行なう。
この吸着操作は、gA−B含有液にアルミニウムゲル含
有液を混合するととて達成できるし、q A −B含有
液に塩化アルミニウム含有液の所定量を加え、この混合
液に適当な濃度の水酸化ナトリウム水溶液を加えて、水
酸化アルミニウムゲルを生成させると同時にgA、Bを
吸着させることでも達成できる。この場合水酸化ナトリ
ウム水溶液に替えてリン酸三ナトリウム水溶液を用いる
ことによって、リン酸アルミニウムゲルにgA、Bを吸
着させることもできる。上記gA、Bを吸着したアルミ
ニウムゲル懸濁、液にチメロサールなどの防腐剤を00
05〜OIW/v%程度添加して、アルミニウムゲル添
加ワクチンとする。
なお、上記gA、Bを吸着したアルミニウム懸濁液に安
定化剤および所望により防腐剤を添加して凍結乾燥する
ことができる。
用いられる安定化剤としては、アミノ酸類および糖類の
一方または好ましくは双方が含まれ、ざらに好ましくは
これに膠質材を併用する。これらの種類および添加濃度
はとくに限定されるものではなく、通常の乾燥ワクチン
製剤に使用される範囲のものであれば倒れでもよい。ア
ルミニウムゲル、安定化剤を添加した精製gA、B含有
液は、所要量のgA、Bを含むように小分容器に分注す
る。この分注液は急速凍結乾燥または緩速凍結乾燥し、
凍結乾燥製剤とする。凍結乾燥の条件としては、例えば
−50℃、常圧にて予備凍結を6時間行ない、次に圧力
を0.04 Torr に下げ、+5℃設定温度にて1
5分間1次乾燥を行う。次に+30℃設定温度+Cで、
圧力0. OO5Torrで8時間2次乾燥を行う。
かくして提供された製剤は、力価の低下がなく、きわめ
てその保存性がよく、使用時の溶解性が速やかですぐれ
た単純ヘルペスサブユニットワクチンの凍結乾燥製剤で
ある。
つぎに参考例および実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
参考例 雫クローン抗体の調製: 11SV−1型1(05株の感染Veto細胞を感染後
24時時間区採取し、1 % Trrton X−10
0を含むP B S (pi(7,2〜7.4〕で4℃
1時間可溶化処理し、ioo、ooo cで1時間超遠
心後 上清を分取し、粗製糖蛋白画分を得た。この0.
1 、/ (蛋白ftf i o o り/ mt、 
)をBal b/C7fy ス(4週令p後肢掌皮内に
接種し免疫を行なった。免疫1ケ月後マウスのIJ’4
Lを摘出し、細切してEagle MEN培地を加えて
免疫肺細胞浮遊液を得た。次に1×108個の免疫肺細
胞と別に用意した1×107個のP3Ul細胞をシャー
レに入れポリエチレングリコール4000を用いて37
°05分間融合し、HAT培地でバイプリドーマを選択
した[MonoclonalAntibody、cd、
by Kennett ct al 、2nd、 Ed
+Plenum Press、 New York 3
63〜419 (1981)]。
この中からさらに酵素抗体法を用いてgA、Bに対する
抗体産生ハイブリドーマを選択し、これを2.6,10
.14−テトラメチルペンタデカ7(Aldr−ich
 Chemic2LI Co、)で処理したBa1b/
C雌マウス(4週令〕の腹腔に移植した。移植後7〜1
4日目に腹水を採取しgA、Bに対する単クローン抗体
(IgG量10”ii’/i)を得た。
実施例1 (1)単クローン抗体結合カラムの調製:単クローン抗
体を含む上記腹水に4℃において50%硫酸アンモニウ
ムを加え、I、7G画分を沈殿させ、カップリングバッ
ファー(0,05モルNa2I−ICO3,0,15モ
ルNaC,g 、 pI−(8,2) ニ溶解した。
同バッファーに対して4℃、24時間透析したL CN
]3r活性化セファローズ4B(ファルマシア製)に5
m2/−の濃度で結合させ、抗体カラムとした。
(2)抗体結合カラムによるgA、Bの精製:HS V
−1型KO5株感染Vero細胞を感染後24時時間区
採取し、1 % Tr i ton X−100を含む
P B S (I’ll 7.2〜7.4)で可溶化し
、抗体カラムに流した。カラムを0,05%TriLo
n X−100ヲ含むP Is S (1)II 7,
2〜7.4〕で洗った後、3モルK S CNで吸着し
たgA、Bを溶出し、005v / v%Triton
 X−100を含むPB S (pI−17,2〜7.
4〕に対して透析し限外許過して濃縮した。
以上の操作はいずれも4℃にて行なった。
1′青製した9A−BをSDSポリアクリルアミド電気
泳動にて分析すると、90I(付近にgA−Bのメイン
バンドがみられ、45I(付近にも数本のバンド力<y
2められた。そこて、蛋白をニトロセルロース紙にブロ
ッティングし、単クローン抗体および抗II B Vウ
サギ血清とそれぞれ反応させたところ、901(のバン
ドはもとより45にのいずれも両抗体と反応した。
SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動で認められた4
51(のバンドは、プロッティングの結果よりPere
iraら[Pro Natl Acad、 Sci、U
SA78:5202(1981)’:lが報告している
ように、Vero細胞由来の酵素により分解されたpA
、Bの分解産物と思われる。
実施例2 精製gA、Bによるワクチンの調製: 単離精製したgA、BのPBS(pI(7,2〜7゜4
 + o、 05 v/v% Triton X−IQ
Qを含む〕溶液(蛋白量30μg/−月こ、gA、B蛋
白量に対して8重量倍の水酸化アルミニウムに相当する
塩化アルミニウムの水溶液を加えて混合した。この液に
1規定Na0I−Iを加えてpI−I6.7に調整し、
水酸化アルミニウムゲルの生成と同時にgA、Bを吸着
させた。次にgA、B吸着アルミニウムゲルを遠心沈降
機により上清を分離し、沈降部分をPBS(PH7,2
〜7.4)に再浮遊して、gA、B量を30Ig/−の
濃度になるよう調整し、アルミニウムゲル処理ワクチン
標品を得た。さらに防腐剤としてチメロザールを(10
1w/vチ添加し、2 mlバイアルに1 ml宛に小
分密栓し保存した。このものは放置すれば白色雲紫状の
沈降物を生じ、上清は無色透明であった。軽い振とうに
より容易に均一な白色懸濁液となった。
実施例3 精製gA、Bによる凍結乾燥ワクチンの調製:上記実施
例2で得た。9A、B吸着アルミニウムゲルの沈降部分
をラクトースlQw/v%、 l−グルタミン酸1ナト
リウム(14w/v% 、アルギニy (14w/v%
、 ゼラチン0.8 W/V %、 チメロサール0.
005 w/v% の−濃度で含有する生理食塩液溶液
(r)II7.2〜7,4)に再浮遊して、gA−B量
を30Ig/m!、の濃度になるよう調整し、凍結乾燥
ワクチン原液とした。2rn1.バイアルに1ml宛小
分し、−50℃、常圧にて6時間子Ojh凍結後、圧力
を0.04 Torrに下げ、5℃にて15分間1次乾
燥し、ついて30℃にて圧力0.05 Torrで8時
間2次乾燥して凍結乾燥品を得た。
実験例 精製gA、IJこよるワクチンの安全性および免疫原性
: (llBalb/C雌マウス(4週令)10匹の後肢掌
皮内に、実施例2で調製したワクチンを01−(gA、
B蛋白量3μg〕接、踵した。初回免疫後2週間目およ
び3週間目に、アルミニウムゲル未処理のワクチンをそ
れぞれ同量宛接種し追加免疫を行なった。なお、対照マ
ウス10匹にはPBS (PH7,2〜7.4〕を同様
に接種した。この間、すべての供試マウスは体重の減少
はみられず、元気・食飲その他いずれも異常は認められ
なかった。
最終免疫終了後、1週目にH5V−1型林田株(臨床分
離強毒株、 LD5o’103 P F U以下)をI
 X 1’08 P F Ulo、1 m7!宛腹腔内
へ接種した。その結果は図に例示したとおりである。す
なわち対照群では3日目から死亡するものがみられ、累
計死亡率は90優に達した。これに対し、免疫群では攻
撃後2ケ月目においてもなお死亡するものはみられなか
った。
(2)実施例2で調製したワクチンをDと同様にして実
験を行ないnalb/C雌マウス(4週令) 10匹に
免疫した。免疫群、対照群ともに全く異常はみられず、
さらに最終免疫終了後1週間目に、1−I S V −
2型ys−4株(臨床分離強M株、 Ll−)5゜10
PFU以下)をI X 1 (]8P F U / (
11ml宛腹腔内へ注射した。
その結果、対照群では累計死亡率は80チに達したが、
免疫群では攻撃後2ケ月目においても死自するものはみ
られなかった。
(3)実施例3て調製した凍結乾燥ワクチンを(1)と
同様にして実験を行ない、Bal+)/CCママウス4
週令)に免疫した。免疫群、対照群ともに全く異常はみ
られず、最終免疫終了後1週間目にI−I S V−2
型林田株をlX108 PFU/Q、1+y+/宛腹腔
内へ接種した。
その結果、免疫群では攻撃後2ケ月目においても死亡す
るものはみられなかった。対照群の素側死亡率は90φ
であった。
(4)実施例2および3で調製された本発明製剤につい
て、生物学的製剤基準(厚生省監修、昭和54年7月)
の一般試験法に準じモルモットを用psで異常毒性否定
試験を実施したところ、何ら異常を認めなかった。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は実施例2て調製された単純ヘルペスサブユ
ニットワクチンの免疫効果を示したものであり、ワクチ
ン接種後の経過日数とマウスの生存率の関係を示すグラ
フである。図中、−はワクチン投Jjによる免疫群、と
は対照群を示す。 情許出願人 財団法人化学及血清療法研究所代ν1 人
 弁理士青白 葆はか1名 手続補正書(酊0 昭和58年10月 31」 ■事件の表示 昭和58年特許願第 1.59641 号2発明の名称 単純ヘルペスサブユニットワクチン ;3補正をする者 事件との関係 特許出願人 【に所 (出本県熊本市清水町人窪668番地4代理人 5捕i)ミ命令の11f・1 自発

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単純ヘルペスウィルス1型および2型に共通する
    構成成分である糖蛋白gA−gBを有効成分とする単純
    ヘルペスサブユニットワクチン。
  2. (2)糖蛋白gA、gBが単純ヘルペスウィルス1型お
    よび2型粒子もしくはそれらの感染細胞から得られる前
    記第(1)項記載のワクチン。
  3. (3)糖蛋白!A 9Bが糖蛋白gA−gBに対する単
    クローン抗体をリガンドとするアフィニティークロマト
    グラフィーを用いて精製されたものである前記第(1)
    項記載のワクチン。
  4. (4) アルミニウムゲルを添加する前記第(1)項記
    載のワクチン。
  5. (5)凍結乾燥する前記第(4)項記載のワクチン。 +6) 単純ヘルペスウィルス1型および2型感染防御
    のための前記第(1)項記載のワクチン。 +71 単純ヘルペスウィルス1型または2型粒子もし
    くはそれらの感染細胞のウィルスエンペロアブ成分を界
    面活性剤で可溶化処理し、こレヲ単純ヘルペスウィルス
    mm白9に一!Hに対する単クローン抗体をリガンドと
    するアフィニティークロマトグラフィーにかけて糖蛋白
    flA、fBの精製標品を得、次にこれをアルミニウム
    ゲルに吸着させ、糖低白gA・gB吸着アルミニウムゲ
    ル浮遊液とするIy、純ヘルペスサブユニットワクチン
    の製法。
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