JPS60258633A - タブレツト入力プレ−トの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は文字や図形などをコンピューター等の処理装置
に入力する際に端末機器として用いるタブレット入力プ
レートに関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、文字や図形なｇ＋座標データとしてコンピュータ
等の処理装置に入力する際に、タブレット入力プレート
が用いられることが多くなっている。タブレット入力プ
レートの利用方法としては次のようなものが考えられる
。

（＆）文字や図形などのオリジナル画像を手書きで入力
する。

（ｂ）書籍などに書れた図形をなぞり書き入力する。

（Ｃ）　、りらかしめ配列キー、制御コマンドなどを印
刷したメニューシートを置いて入力ペンで指示すること
によシ該当項目を入力する。

（ｄ）ＣＲＴ、その他のディスプレイの前面に置いて対
話形入力をする。

これらの中で、（ｂ）　、　（ｄ）の場合はタブレット
入力プレートの入力・面が光透過性を持つ必要があるの
はもちろんであるが、（ａ）の場合も入力した軌跡を表
示するディスプレイを入力プレートの直下に設けること
が考えられ、入力プレートが透光性を有する方が望まし
い。

タブレット入力プレートにおいて、入力グレート上の座
標データを得る方法は種々発表、実施されているが、入
力プレートの表面下に複数本の導電体をＸ軸方向および
Ｙ軸方向に直交して配設し、この導電体に外部より電流
を供給した時に得られる磁界を何らかの磁界検出手段を
有する検出器を用いて、その被検出磁界強度によって、
前記複数本の導電体から検出器までの距離を知り座標値
として読みとる方法のタブレット入力装置、および入力
プレートの表面下に複数本の導電線をＸ軸方向、および
Ｙ軸方向に直交して配設し、入力プレート上に磁界発生
手段９例えば励磁コイルなどを接近させ、前記複数本の
導電線から磁界発生手段までの距離を知り座標値として
読みとる方法のタブレット入力装置がある。これらの電
磁誘導型タブレット入力装置は、たとえば透明な入力プ
レート上に細い導体を形成することで前記のような使用
形態を実現できる。

以下、これらのタブレット入力装置の入力プレートの製
造方法の従来例について図面を参照しながら説明する。

第１図は従来のタブレット入力プレートの構成例１の例
えばＹ軸に平行に切断した時の断面図である。構成例１
の場合、透明な絶縁フレキシブルフィルム１の両面にマ
トリックス状になるように線状導電体２を形成し、次に
接着剤３を片面に片けた透明絶縁フレキシブルフィルム
４の上面にメニュー６を印刷し、これを前記線状導電体
２を両面に形成した透明絶縁フレキシブルフィルム１の
上面カバーレイ７として張り合せ、その後下面には接着
剤３′を用い透明な厚板６を張り合せて従来のタブレッ
ト入力プレートが完成する。構成例２の場合について第
２図に示した。

透明な絶縁フレキシブルフィルム４の裏面にメニュー５
を印刷し、接着剤３を用い上面カバーレーアとして、両
面に線状導電体２を形成した透明絶縁フレキシブルフィ
ルム１の上面に張り合せ、下面には接着剤３′を用い透
明な厚板６を張り付けて従来のタブレット入力プレート
が完成する。しかし構成例１の場合のタブレット入力プ
レートでは、印刷面が外に露出しているため溶剤などに
よシ印刷インクが溶け、メニューが消えたり、にじんだ
シしやすく、さらに、ひっかき傷などによりメニュー面
が汚くなりやすいという欠点を有していた。また構成例
２の場合のタブレット入力プレートでも、透明な絶縁フ
レキシブルフィルム４と印刷メニュー５との接着性が弱
く、これらの間でのはく離が簡単に起るという欠点を有
していた。

発明の目的 本発明は上記のような問題点を解決するため、印刷メニ
ューを接着剤でサンドウィッチにするように構成するこ
とＫよシ、透明絶縁フィルムと印刷メニューとの接着性
を高めた構成のフレキシブルフィルムをカバーレイとし
て用い信頼性の高いタブレット入力プレートを製造する
ことを目的とした。

発明の構成 本発明のタブレット入力プレートの製造方法では、接着
剤が片面に付いた透明なフレキシブル絶縁フィルムの接
着剤面上に（″または、　形紙付きの接着剤上に）メニ
ューを印刷し、印刷メニューが接着剤でサンドウィッチ
されるように前記印刷メニュー面上に接着剤（または、
片面に接着剤の付いた透明なフレキシブル絶縁フィルム
）を張り　・合せて形成したフレキシブルフィルムを両
面にマトリックス状に導電線を形成した透明なフレキシ
ブル絶縁フィルムの上面カバーレイとして用いてタブレ
ット入力プレートを製造することによって、溶剤などに
よシ印刷メニューが汚されたり、ひっか＼たシすること
により印刷メニューに傷がついたりすることのない、ｔ
た、はく離強度も高い、信頼性あるタブレット入力プレ
ートを提供できた。

実施例の説明 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第３図は本発明のタブレット入力プレートの断面
図である。接着剤３′が片面に付いた透明フレキシブル
絶縁フィルム４の接着剤面上に（または、　形紙付きの
接着剤３の上面に）制御コマンドなどのメニュー６を印
刷し、印刷したメニュー５が接着剤３“および３によっ
てサンドウィッチされるように、前記印刷メニュー面上
に接着剤３（または、片面に接着剤３“のついた透明絶
縁フィルム４）を張シ合せて形成した７しキシプルフィ
ルム７を、前もって両面にマトリックス状に導電線２を
形成した透明なフレキシブル絶縁フィルム１の上面カバ
ーレイとして張り合わせ、下面には、接着剤３′を用い
厚板６をはり合せ本発明のタブレット入力プレートが完
成した。

本発明の製造方法で構成したタブレット入力プレートと
従来の構成例２によって製造したタブレット入力プレー
トのカバーレイ部分７のはく離強度をＴ型はく離法によ
って測定した結果を表に示した。従来の製造方法で形成
したものは印刷メニュ表 ＝６と透明フレキシブル絶縁フィルム４の間で簡単には
く離がおこってしまった。これに対し本発明のものは接
着剤３“により印刷メニュー５と透明フレキシブルフィ
ルムとの接着が強固になっており、これらの間でのはく
りが起りにくくなった。

また印刷したメニューが透明フィルムによって保護され
ているため、溶剤などにより汚染やひっかきによる印刷
メニューの傷の発生などがなくなった。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の製造方法によ
り、制御コマンドなどを印刷したメニューが溶剤によっ
ておかされたり、ひっかくことによって傷ついたりする
ことがなくなると同時に印刷メニューと透明フレキシブ
ル絶縁フィルムとの間のはくシが発生しにくくなシ、信
頼性あるタブレット入力プレートを提供できるようにな
った。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のタブレット入力プレートの構成例１の
断面図、第２図は従来のタブレット入力プレートの構成
例２の断面図、第３図は本発明のタブレット入力プレー
トの断面図である。 １・・・・・・透明なフレキシブル絶縁フィルム、２・
・・・・・７レキシプル絶縁フイルムの両面にマトリッ
クス状に形成した線状導電体、３．３’および３”・・
・・・・接着剤、４・・・・・・透明フレキシブルフィ
ルム、５・・・・・・制御コマンドなどを印刷したメニ
ュー、６・・・・・・厚板、７・・・・・・透明フレキ
シブルフィルム、印刷メニュー、接着剤によって構成さ
れるカバーレイ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 接着剤が片面に付いた透明なフレキシブル絶縁フィルム
   の接着剤面上に制御コマンドなどのメニューを印刷し、
   メニューが接着剤でサンドウィッチされるように前記印
   刷メニュー面上に接着剤を張シ合せて形成したフレキシ
   ブルフィルムを前もって両面にマトリックス状に導電線
   を形成した透明なフレキシブル絶縁フィルムの上面カバ
   ーレイとして用いることを特徴とするタブレット入力プ
   レートの製造方法。