JPS60245645A - スチレンブタジエンゴム製品 - Google Patents
スチレンブタジエンゴム製品Info
- Publication number
- JPS60245645A JPS60245645A JP59103503A JP10350384A JPS60245645A JP S60245645 A JPS60245645 A JP S60245645A JP 59103503 A JP59103503 A JP 59103503A JP 10350384 A JP10350384 A JP 10350384A JP S60245645 A JPS60245645 A JP S60245645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol
- polyisocyanate
- contact
- product
- rubber product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sealing Devices (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
この発明は、アルコール類と接触するスチレンブタジェ
ンゴム(以下rsBR」と略す)に関し、ピストンカッ
プや、ゴムキャップ、ダイヤフラム、0リング、ラジェ
ータホース等に適用可能なものである。ここでは、主と
して、ブレーキシリンダーにおけるピストンカップ([
ブレーキシリンダーカップ」という)を例に採り説明す
る。また、アルコール類とは、−価アルコール、二価ア
ルコール(グリコール)、三価アルコール、アルキレン
オキサイド重合体及びそれらと水又はヒマシ油との混合
物を指す。
ンゴム(以下rsBR」と略す)に関し、ピストンカッ
プや、ゴムキャップ、ダイヤフラム、0リング、ラジェ
ータホース等に適用可能なものである。ここでは、主と
して、ブレーキシリンダーにおけるピストンカップ([
ブレーキシリンダーカップ」という)を例に採り説明す
る。また、アルコール類とは、−価アルコール、二価ア
ルコール(グリコール)、三価アルコール、アルキレン
オキサイド重合体及びそれらと水又はヒマシ油との混合
物を指す。
〈従来技術〉
ブレーキシリンダーカップは、グリコール(ブレーキ液
)のシール及び力伝達の目的で使用される。このように
、ブレーキシリンダーカップは、グリコールに常に接触
しているため、耐グリコール性□特にグリコールによる
膨潤が小さい□ことが要求される。従来、これらのブレ
ーキシリンターカップは、通常、安価で耐摩耗性及び耐
老化性をある程度布するSBRで成形されていた。
)のシール及び力伝達の目的で使用される。このように
、ブレーキシリンダーカップは、グリコールに常に接触
しているため、耐グリコール性□特にグリコールによる
膨潤が小さい□ことが要求される。従来、これらのブレ
ーキシリンターカップは、通常、安価で耐摩耗性及び耐
老化性をある程度布するSBRで成形されていた。
しかし、昨今のエンジンルーム内の高温化及びメインテ
ナンスフリーの要請から、従来にない高い耐グリコール
性を要求されつつある。これには、SDR配合を特殊な
ものにしたりして対処しているが材料費が高くなり望ま
しくない。
ナンスフリーの要請から、従来にない高い耐グリコール
性を要求されつつある。これには、SDR配合を特殊な
ものにしたりして対処しているが材料費が高くなり望ま
しくない。
そこで、本発明者らは、上記不具合を解消するために鋭
意研究した結果、ブレーキシリンダーカップをポリイソ
シアナートで処理すれば、柔軟性を損なわずに、耐グリ
コール性(即ち酎アルコール性)が向上することを見い
出した。
意研究した結果、ブレーキシリンダーカップをポリイソ
シアナートで処理すれば、柔軟性を損なわずに、耐グリ
コール性(即ち酎アルコール性)が向上することを見い
出した。
〈発明の目的〉
アルコール類と接触するSBR製品において、その柔軟
性を損なうことなく耐アルコール性を向1、させること
を目的とする。
性を損なうことなく耐アルコール性を向1、させること
を目的とする。
〈発明の要旨〉
この発明のSBR製品は、アルコール類との接触面がポ
リイソシアナート処理層で被覆されていることを特徴と
するものである。
リイソシアナート処理層で被覆されていることを特徴と
するものである。
〈実施の態様〉
この発明を適用可能なSBR製品としては、ブレーキシ
リンダーカップの細杆、ゴムキャップ、ダイヤフラム、
0リング、ラジェータホース等を挙げることができる。
リンダーカップの細杆、ゴムキャップ、ダイヤフラム、
0リング、ラジェータホース等を挙げることができる。
この発明では」二記SBR製品の、少なくともアルコー
ル類との接触面が、ポリイソシアナート処理層で被覆さ
れている。このポリイソシアナート処理層の形成方法は
、下記例示の(A)ポリイソシアナートを下記例示の(
B)有機溶剤νの単独又は混合物に溶かして塗料となし
、浸漬、刷毛、スプレー等の手段を用いて塗膜厚が1−
10gωとなるように塗布する。この塗布に際して、塗
料中に、一般のウレタン化反応に使用されるトリエチル
アミン、トリエチレンシアミン、ジプチル錫ジラウレー
ト等の触媒を使用すれば、塗膜(処理層)の乾燥時間が
短くなるとともに、基体に対する電着性も向」ニする。
ル類との接触面が、ポリイソシアナート処理層で被覆さ
れている。このポリイソシアナート処理層の形成方法は
、下記例示の(A)ポリイソシアナートを下記例示の(
B)有機溶剤νの単独又は混合物に溶かして塗料となし
、浸漬、刷毛、スプレー等の手段を用いて塗膜厚が1−
10gωとなるように塗布する。この塗布に際して、塗
料中に、一般のウレタン化反応に使用されるトリエチル
アミン、トリエチレンシアミン、ジプチル錫ジラウレー
ト等の触媒を使用すれば、塗膜(処理層)の乾燥時間が
短くなるとともに、基体に対する電着性も向」ニする。
また所要により加熱してもよい。
(A)ポリイソシアナート・・・ジフェニルメタン−4
,4′−ジインシアナート(「MDI」と略す)、トリ
レンジイソシアナート(rTDIJ と略す)、メタキ
シリレンジイソシアナート(rXDI」と略す)、トリ
フェニルメタン−p、p’、p” −トリイソシアナー
ト(rTMTIJ と略す) 、2.4−トリレンタイ
マー、ナフタレン−1,5−ジイソシアナート、トリス
(4−フェニルイソシアナート)チオホスフェ−1・、
クルード、TDIE量体、ジシクロヘキサメタン−4,
4′−ジイソシアナート、水添TD1.ヘキサヒドロメ
タキシリレンジイソシアナート、ヘキサメチレンシイソ
シアナ−1・等の汎用のジないしトリイソシアナート、
さらには、トリメチルプロパン−1−メチル−2−イン
シアノ−4−力ルバメート、ポリメチレンフェニルイソ
シアナート、3.3′−ジメトキシ−4,4′−ジフェ
ニルジイソシアナート等の特殊タイプのものを例示でき
る。
,4′−ジインシアナート(「MDI」と略す)、トリ
レンジイソシアナート(rTDIJ と略す)、メタキ
シリレンジイソシアナート(rXDI」と略す)、トリ
フェニルメタン−p、p’、p” −トリイソシアナー
ト(rTMTIJ と略す) 、2.4−トリレンタイ
マー、ナフタレン−1,5−ジイソシアナート、トリス
(4−フェニルイソシアナート)チオホスフェ−1・、
クルード、TDIE量体、ジシクロヘキサメタン−4,
4′−ジイソシアナート、水添TD1.ヘキサヒドロメ
タキシリレンジイソシアナート、ヘキサメチレンシイソ
シアナ−1・等の汎用のジないしトリイソシアナート、
さらには、トリメチルプロパン−1−メチル−2−イン
シアノ−4−力ルバメート、ポリメチレンフェニルイソ
シアナート、3.3′−ジメトキシ−4,4′−ジフェ
ニルジイソシアナート等の特殊タイプのものを例示でき
る。
(B) 47 機fa 剤・・・ベンセン、トルエン、
キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロ
ピル等を例示できる。
キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロ
ピル等を例示できる。
」−記のようにして形成した、ブレーキシリンダーカッ
プ等は、後述の実施例・比較例で示すように、柔軟性を
損なわずに耐グリコール性(耐アルコール性)が向」―
シている。
プ等は、後述の実施例・比較例で示すように、柔軟性を
損なわずに耐グリコール性(耐アルコール性)が向」―
シている。
〈実施例・比較例〉
各実施例のブレーキシリンダーカップ本体は、下記SB
R配合物を用いて圧縮成形(条件160’CX15分)
により得た。
R配合物を用いて圧縮成形(条件160’CX15分)
により得た。
SBR配合物(単位二重置部)
ポリマー 100
カーボンブラツク 33
亜鉛華 5
ステアリン酸 1
加硫剤 4.6
“第1表に示すポリイソシアナート及び触媒を20wj
%溶液となるようにトルエンに溶解させて塗膜4を調整
し、該塗料を用いて上記で得たブレーキシリンダーカッ
プ本体に浸漬塗布しく乾燥膜厚く10ILm)、室温で
一昼夜乾燥させて各実施例のインシアナート処理層を有
するブレーキシリンダーカップを製造した。
%溶液となるようにトルエンに溶解させて塗膜4を調整
し、該塗料を用いて上記で得たブレーキシリンダーカッ
プ本体に浸漬塗布しく乾燥膜厚く10ILm)、室温で
一昼夜乾燥させて各実施例のインシアナート処理層を有
するブレーキシリンダーカップを製造した。
各実施例及び比較例(ブレーキシリンダーカップ本体:
無処理)について、耐グリコール性試験を下記の方法で
行なった(被試験品の数:各3個)。
無処理)について、耐グリコール性試験を下記の方法で
行なった(被試験品の数:各3個)。
耐グリコール性試験:
被試験品(ブレーキシリンダーカップ)の重量(WO)
を量り、室温(23°C)で市販低分子量エチレングリ
コールに200時間浸漬後、試験品′を取り出して重量
(Wl)を量る。重量変化率は次式により算出する。
を量り、室温(23°C)で市販低分子量エチレングリ
コールに200時間浸漬後、試験品′を取り出して重量
(Wl)を量る。重量変化率は次式により算出する。
Wl −WO
ffi !変化率ΔW (%) = −X I OOO
」二記試験結果を、第1表に示すが、各実施例の重量変
化率は、明らかに比較例(無処理品)に比して小さいこ
とがわかる。なお、各実施例のポリイソシアナート処理
層は、予想に反して□通常ウレア結合を主とする一イソ
シアナート硬化膜は硬くてもろい□ゴムに追従する可撓
性を有していた。
化率は、明らかに比較例(無処理品)に比して小さいこ
とがわかる。なお、各実施例のポリイソシアナート処理
層は、予想に反して□通常ウレア結合を主とする一イソ
シアナート硬化膜は硬くてもろい□ゴムに追従する可撓
性を有していた。
〈発明の効果〉
この発明のSBR製品は、アルコール類との接触面がポ
リイソシアナート処理層で形成されていることにより、
柔軟性が損なわれずに耐アルコール性が優れている。
リイソシアナート処理層で形成されていることにより、
柔軟性が損なわれずに耐アルコール性が優れている。
第1表
特 訂 出 願 人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 アルコール類と接触するスチレンブタジェンゴム製品に
おいて、 少なくともアルコール類との接触面がポリイソシアナー
ト処理層で被覆されていることを特徴とするスチレンブ
タジェンゴム製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59103503A JPS60245645A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | スチレンブタジエンゴム製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59103503A JPS60245645A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | スチレンブタジエンゴム製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60245645A true JPS60245645A (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=14355779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59103503A Pending JPS60245645A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | スチレンブタジエンゴム製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60245645A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55142634A (en) * | 1979-04-21 | 1980-11-07 | Metzeler Kautschuk | Preparation of molding made of vulcanized rubber having lacquer layer |
JPS5634442A (en) * | 1979-08-14 | 1981-04-06 | Metzeler Kautschuk | Manufacture of adhering elastomer film |
JPS60161434A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-23 | ヘンケル・コマンデイツトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン | エラストマー用ラッカー |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP59103503A patent/JPS60245645A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55142634A (en) * | 1979-04-21 | 1980-11-07 | Metzeler Kautschuk | Preparation of molding made of vulcanized rubber having lacquer layer |
JPS5634442A (en) * | 1979-08-14 | 1981-04-06 | Metzeler Kautschuk | Manufacture of adhering elastomer film |
JPS60161434A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-23 | ヘンケル・コマンデイツトゲゼルシヤフト・アウフ・アクチエン | エラストマー用ラッカー |
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