JPS6016970B2 - ポリオレフイン配合物 - Google Patents
ポリオレフイン配合物Info
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- JPS6016970B2 JPS6016970B2 JP11597876A JP11597876A JPS6016970B2 JP S6016970 B2 JPS6016970 B2 JP S6016970B2 JP 11597876 A JP11597876 A JP 11597876A JP 11597876 A JP11597876 A JP 11597876A JP S6016970 B2 JPS6016970 B2 JP S6016970B2
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- Japan
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- diacetyl
- polyolefin
- fumaric acid
- acid dihydrazide
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ポリオレフィンの安定化配合物、特に重金
属との接触による劣化に対して抵抗性を有するポリオレ
フィン配合物に関するものである。
属との接触による劣化に対して抵抗性を有するポリオレ
フィン配合物に関するものである。
従来、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテンなど
のポリオレフィンはすぐれた物理的、化学的性質を有し
ているために多くの分野で使用されている。
のポリオレフィンはすぐれた物理的、化学的性質を有し
ているために多くの分野で使用されている。
その際、周知のようにポリオレフィンは単独で用いられ
るときは、加工中または使用中に熱や光あるいは酸素に
よって劣化するので、それを防止するために種々の抗酸
化剤が開発され使用されている。しかしながら、ポリオ
レフインと銅、鉄、ニッケルなどの重金属との接触が避
けられない場合、たとえばポリオレフィンの銅線への被
覆、重金属のポリオレフィンのメッキ、重金属を含む顔
料によるポリオレフィンの着色などの場合においては、
前記通常の抗酸化剤を使用するだけではポリオレフィン
と重金属との接触による劣化に対して抵抗性をほとんど
示さない。
るときは、加工中または使用中に熱や光あるいは酸素に
よって劣化するので、それを防止するために種々の抗酸
化剤が開発され使用されている。しかしながら、ポリオ
レフインと銅、鉄、ニッケルなどの重金属との接触が避
けられない場合、たとえばポリオレフィンの銅線への被
覆、重金属のポリオレフィンのメッキ、重金属を含む顔
料によるポリオレフィンの着色などの場合においては、
前記通常の抗酸化剤を使用するだけではポリオレフィン
と重金属との接触による劣化に対して抵抗性をほとんど
示さない。
さらに、液状無定形ポリオレフィンと銅との接触の恐れ
がある場合、たとえば液状無定形ポリオレフィンをケー
ブルの絶縁用オイルとして使用する場合においても、銅
との接触による劣化に対する抵抗性を要求されているが
、前記通常の抗酸化剤を使用するだけではこの要求を満
たすことができない。
がある場合、たとえば液状無定形ポリオレフィンをケー
ブルの絶縁用オイルとして使用する場合においても、銅
との接触による劣化に対する抵抗性を要求されているが
、前記通常の抗酸化剤を使用するだけではこの要求を満
たすことができない。
そこでポリオレフィンに重金属による劣化に、して抵抗
性を与えることを目的として、N,N′−ジベンゾイル
ヒドラジン、Nーベンゾイノ−N′ーサリチロイルヒド
ラジン、N,N′一ジフチリルヒドラジン、N,N′ー
ジステアロイルヒドラジン、N,N′−ビス〔8一(3
,5ージ3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)ブロピオ
‐ル〕ヒドラジン、N,N′ービスサリチロイルヒドラ
ジン、オキサロビス(ベンジリデンヒドラジツド)、N
−サリチリデン−N′ーサリチロイルヒドラジン、N−
サリチロイルーN′ーステアロイルヒドラジン、N,N
′ービス(パラ一メチルベンゾイル)ヒドラジン、N,
N−ジアセチル朝粕酸ジヒドラジッド、N,N′ージス
テアロイ′競王白酸ジヒドラジツド、ジヘキサノイルヒ
ドラジンなどの劣化防止剤が開発されているが、これら
のものの劣化防止効果は未だ満足すべきものとはいえな
い。
性を与えることを目的として、N,N′−ジベンゾイル
ヒドラジン、Nーベンゾイノ−N′ーサリチロイルヒド
ラジン、N,N′一ジフチリルヒドラジン、N,N′ー
ジステアロイルヒドラジン、N,N′−ビス〔8一(3
,5ージ3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)ブロピオ
‐ル〕ヒドラジン、N,N′ービスサリチロイルヒドラ
ジン、オキサロビス(ベンジリデンヒドラジツド)、N
−サリチリデン−N′ーサリチロイルヒドラジン、N−
サリチロイルーN′ーステアロイルヒドラジン、N,N
′ービス(パラ一メチルベンゾイル)ヒドラジン、N,
N−ジアセチル朝粕酸ジヒドラジッド、N,N′ージス
テアロイ′競王白酸ジヒドラジツド、ジヘキサノイルヒ
ドラジンなどの劣化防止剤が開発されているが、これら
のものの劣化防止効果は未だ満足すべきものとはいえな
い。
この発明者らは、ポリオレフィン100重量部とN,N
′−ジアセチルフマル酸ジヒドラジッド0.001〜5
重量部とからなる配合物が、ポリオレフィンの劣化、特
に重金属との接触による劣化に対してすぐれた安定性を
有することを見し、出してこの発明を完成した。
′−ジアセチルフマル酸ジヒドラジッド0.001〜5
重量部とからなる配合物が、ポリオレフィンの劣化、特
に重金属との接触による劣化に対してすぐれた安定性を
有することを見し、出してこの発明を完成した。
この発明におけるポリオレフインとしては、エチレン、
プロピレン、ブテン−1、イソプテン、ペンテンー1,
4ーメチルベンテン−1などのオレフィンの非晶性また
は結晶性単独重合体または共重合体や、これらオレフィ
ンと不飽和カルボン酸のアルキルェステルたとえばアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、メタアクリル酸メチ
ル、メタアクリル酸エチルまたは飽和カルボン酸のビニ
ルェステルたとえば酢酸ビニルとの共重合体や、これら
各種重合体の混合物、さらには、プロピレン、ブテンな
どの液状無定形重合体が挙げられる。
プロピレン、ブテン−1、イソプテン、ペンテンー1,
4ーメチルベンテン−1などのオレフィンの非晶性また
は結晶性単独重合体または共重合体や、これらオレフィ
ンと不飽和カルボン酸のアルキルェステルたとえばアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、メタアクリル酸メチ
ル、メタアクリル酸エチルまたは飽和カルボン酸のビニ
ルェステルたとえば酢酸ビニルとの共重合体や、これら
各種重合体の混合物、さらには、プロピレン、ブテンな
どの液状無定形重合体が挙げられる。
N,N′−ジアセチルフマル酸ジヒドラジッドは、たと
えば下記の反応によって容易に得られる。
えば下記の反応によって容易に得られる。
上記反応はメタノール、エタノール、N−ジメチルアセ
トアミド、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2ーピ
ロリドン、ジオキサンなどの有機溶媒の存在下または不
存在下に10〜170℃、好ましくは30〜130q○
の温度で進行する。
トアミド、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2ーピ
ロリドン、ジオキサンなどの有機溶媒の存在下または不
存在下に10〜170℃、好ましくは30〜130q○
の温度で進行する。
反応後に反応生成混合物からN,N′ージアセチルフマ
ル酸ジヒドラジツドを単難するには、例えば、反応生成
混合物を大過剰の水中に注ぎ、固形物を炉集し、この炉
集物を例えばメタノール、エタノール、アセトンなどの
有機溶剤で洗浄後、減圧乾燥すればよい。この発明にお
いて、N,N′−ジアセチルフマル酸ジヒドラジッドの
ポリオレフィンへの配合量は、ポリオレフィン10の重
量部に対して0.001〜5重量部、好ましくは0.0
1〜3重量部の範囲内の量である。
ル酸ジヒドラジツドを単難するには、例えば、反応生成
混合物を大過剰の水中に注ぎ、固形物を炉集し、この炉
集物を例えばメタノール、エタノール、アセトンなどの
有機溶剤で洗浄後、減圧乾燥すればよい。この発明にお
いて、N,N′−ジアセチルフマル酸ジヒドラジッドの
ポリオレフィンへの配合量は、ポリオレフィン10の重
量部に対して0.001〜5重量部、好ましくは0.0
1〜3重量部の範囲内の量である。
前記0.001重量部より少ない配合量では、劣化防止
効果が充分でなく、また5重量部より多い配合量にして
も劣化防止効果の向上は認められない。N,N′ージア
セチルフマル酸ジヒドラジッドのポリオレフィンへの配
合方法は均一な組成物を作るのに適したあらゆる方法、
たとえば熱ロール上でポリオレフィンをその融点以上に
熱しておいてN,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジ
ッドを混合するか、あるし、か各種ミキサーなどを使用
してポリオレフインとN,N′ージアセチルフマル酸ジ
ヒドラジッドとを混合する方法などが適用できる。
効果が充分でなく、また5重量部より多い配合量にして
も劣化防止効果の向上は認められない。N,N′ージア
セチルフマル酸ジヒドラジッドのポリオレフィンへの配
合方法は均一な組成物を作るのに適したあらゆる方法、
たとえば熱ロール上でポリオレフィンをその融点以上に
熱しておいてN,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジ
ッドを混合するか、あるし、か各種ミキサーなどを使用
してポリオレフインとN,N′ージアセチルフマル酸ジ
ヒドラジッドとを混合する方法などが適用できる。
また、N,Nrージアセチルフマル酸ジヒドラジッドは
、従来公知の安定剤、分散剤、可塑剤、帯電防止剤、充
填剤、顔料などと併用することもできる。
、従来公知の安定剤、分散剤、可塑剤、帯電防止剤、充
填剤、顔料などと併用することもできる。
公知の安定剤としては、2,6−ジ第3ブチルーパラー
クルゾール、2,6−ジ第3ブチルフェノール、4,4
−メチレンビス(2,6−ジ第3ブチルフエノール)、
4,4′ーメチレンビス(3−メチル−6−第3ブチル
フエノール)、4,4′ービス(2,6−ジ第3ブチル
フェノール)、4,4−チオビス(2−メチル−6一第
3ブチルフエノール)、6一(4−ヒドロキシー3,5
ージ第3ブチルアニリノ)−2,4−ビス(n−オクチ
ルチオ)一1,3,5ートリアジン、テトラキス〔メチ
レン3−(3,5−ジ第3ブチルー4−ヒドロキシフエ
ニル)プロピオネ−ト〕メタン、オクタデシル−3−(
3,5−ジ第3ブチルー4ーヒドロキシフエニル)プロ
ピオネート、1,1,3ートリス(2−メチル−4ーヒ
ドロキシー5一第3ブチルフェニル)ブタン、2,2′
ーメチレンビス(4ーメチル−6−第3プチルフェノー
ル)、4,4′ーブチリデンビス(3ーメチル−6−第
3ブチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(4−
エチル−6一第3ブチルフヱノール)、1,3,5ート
リメチルー2,4,6ートリス(3,5ージ第3ブチル
−4ーヒドロキシベンジル)ベンゼンなどのフェノール
系化合物、ジドデシルー3,3−チオジプロピオン酸ェ
ステル、ジオクタデシルー3,3′ーチオジプロピオン
酸ェステルなどのジアルキル−3,3−チオジプロピオ
ン酸ェステル、トリラウリルホスフアィト、トリラウリ
ルトリチオホスフアイト、トリス(ノニルフェニル)ホ
スフアイトなどの有機リン化合物などが挙げられる。
クルゾール、2,6−ジ第3ブチルフェノール、4,4
−メチレンビス(2,6−ジ第3ブチルフエノール)、
4,4′ーメチレンビス(3−メチル−6−第3ブチル
フエノール)、4,4′ービス(2,6−ジ第3ブチル
フェノール)、4,4−チオビス(2−メチル−6一第
3ブチルフエノール)、6一(4−ヒドロキシー3,5
ージ第3ブチルアニリノ)−2,4−ビス(n−オクチ
ルチオ)一1,3,5ートリアジン、テトラキス〔メチ
レン3−(3,5−ジ第3ブチルー4−ヒドロキシフエ
ニル)プロピオネ−ト〕メタン、オクタデシル−3−(
3,5−ジ第3ブチルー4ーヒドロキシフエニル)プロ
ピオネート、1,1,3ートリス(2−メチル−4ーヒ
ドロキシー5一第3ブチルフェニル)ブタン、2,2′
ーメチレンビス(4ーメチル−6−第3プチルフェノー
ル)、4,4′ーブチリデンビス(3ーメチル−6−第
3ブチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(4−
エチル−6一第3ブチルフヱノール)、1,3,5ート
リメチルー2,4,6ートリス(3,5ージ第3ブチル
−4ーヒドロキシベンジル)ベンゼンなどのフェノール
系化合物、ジドデシルー3,3−チオジプロピオン酸ェ
ステル、ジオクタデシルー3,3′ーチオジプロピオン
酸ェステルなどのジアルキル−3,3−チオジプロピオ
ン酸ェステル、トリラウリルホスフアィト、トリラウリ
ルトリチオホスフアイト、トリス(ノニルフェニル)ホ
スフアイトなどの有機リン化合物などが挙げられる。
次に、N,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジッドの
合成実験例を示す。
合成実験例を示す。
合成実験例
N,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジッドの合成フ
マル酸ジヒドラジッド(分解温度220oC)5.0夕
を200の上のメタノールに加えて得られる溶液を液温
度を25〜3000に保って燭拝した。
マル酸ジヒドラジッド(分解温度220oC)5.0夕
を200の上のメタノールに加えて得られる溶液を液温
度を25〜3000に保って燭拝した。
この溶液に無水酢酸7.0夕を徐々に滴下した。滴下終
了後、30〜3500で1時間燈拝した。反応生成混合
物を2その水中に注ぎ、固形物を炉集し、メタノールで
洗浄した後、減圧乾燥して、融点350qoの白色結晶
であるN,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジッド6
.0夕を得た。この結晶の元素分析値は次のとおりであ
った。元素分析値(%) C,42.07;日,5.24:N,24.60C8日
,2N404としての計算値(%)C,42.11:日
,5.26;N,24.56この結晶は四塩化炭素、ク
ロロホルム、ベンゼン、ジクロルベンゼン、塩化メチレ
ン、酢酸メチル、メタノールおよびエタノールに熱時に
おいて不漆または簸熔であった。
了後、30〜3500で1時間燈拝した。反応生成混合
物を2その水中に注ぎ、固形物を炉集し、メタノールで
洗浄した後、減圧乾燥して、融点350qoの白色結晶
であるN,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジッド6
.0夕を得た。この結晶の元素分析値は次のとおりであ
った。元素分析値(%) C,42.07;日,5.24:N,24.60C8日
,2N404としての計算値(%)C,42.11:日
,5.26;N,24.56この結晶は四塩化炭素、ク
ロロホルム、ベンゼン、ジクロルベンゼン、塩化メチレ
ン、酢酸メチル、メタノールおよびエタノールに熱時に
おいて不漆または簸熔であった。
この結晶の赤外吸収スペクトル図は図のとおりであった
。次に実施例および比較例を示す。実施例および比較例
において、部は重量部を示し、M.1.はASTMD1
238に従って測定したメルトフローィンデックスを示
す。また比較例中の符号は、次の劣化防止剤を意味する
。a;N,N′−ジベンゾイルヒドラジンb;Nーベン
ゾイルーN′−サリチロイルヒドラジンc;N,N′−
ジブチリルヒドラジン d;N,N′ージステアロイルヒドラジンe;N,N′
−ビス{B−(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシ
フエニル)プロピオニル}ヒドラジン f;N,N′ービスサリチロイルヒドラジンg;N−サ
リチロイルーN′ーステアロイルヒドラジンh;N,N
−ビス(パラーメチルベンゾイル)ヒドラジン i;オキサロビス(ベンジリデンヒドラジツド)j;N
ーサリチリデンーN′ーサリチロイルヒドラジンk;N
,N′−ジアセチル源王白酸ジヒドラジツド1;N,N
′ージステアロィル虎王白酸ジヒドラジツドm;ジヘキ
サノイルヒドラジン実施例 1 粉末状の無添加アィソタクチックポリプロピレン(M.
1.5)10$鯛こ、テトラキス〔メチロソ3−(3,
5ージ第3ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート〕メタン0.2部、3,3′ーチオジプロピオン
酸ジステアリル0.5部、2,6ージ第3ブチルーパラ
ークレゾール1.礎都および合成実験例で得られたN,
N′ージァセチルフマル酸ジヒドラジッド0.2部をミ
キサーで予備混合した。
。次に実施例および比較例を示す。実施例および比較例
において、部は重量部を示し、M.1.はASTMD1
238に従って測定したメルトフローィンデックスを示
す。また比較例中の符号は、次の劣化防止剤を意味する
。a;N,N′−ジベンゾイルヒドラジンb;Nーベン
ゾイルーN′−サリチロイルヒドラジンc;N,N′−
ジブチリルヒドラジン d;N,N′ージステアロイルヒドラジンe;N,N′
−ビス{B−(3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシ
フエニル)プロピオニル}ヒドラジン f;N,N′ービスサリチロイルヒドラジンg;N−サ
リチロイルーN′ーステアロイルヒドラジンh;N,N
−ビス(パラーメチルベンゾイル)ヒドラジン i;オキサロビス(ベンジリデンヒドラジツド)j;N
ーサリチリデンーN′ーサリチロイルヒドラジンk;N
,N′−ジアセチル源王白酸ジヒドラジツド1;N,N
′ージステアロィル虎王白酸ジヒドラジツドm;ジヘキ
サノイルヒドラジン実施例 1 粉末状の無添加アィソタクチックポリプロピレン(M.
1.5)10$鯛こ、テトラキス〔メチロソ3−(3,
5ージ第3ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート〕メタン0.2部、3,3′ーチオジプロピオン
酸ジステアリル0.5部、2,6ージ第3ブチルーパラ
ークレゾール1.礎都および合成実験例で得られたN,
N′ージァセチルフマル酸ジヒドラジッド0.2部をミ
キサーで予備混合した。
この混合物を温度190qo、回転速度6仇.p.m.
のブラベンダープラストグラフに仕込み、5分間濠練し
た。次に、この混合物から、スベーサーを使用し、19
000でプレスして厚さ0.5側のフィルムを作成した
。このようにして作成した2枚のフィルムの間に、60
メッシュの銅網を挟み、厚さ0.8肋のスベーサーを使
用し、190℃でプレスして、銅絹埋込みフィルムを作
成した。これを5仇吻×30肌の長方形に切り出して試
験片を作成した。上記試験片を150ooの空気雰囲気
のギャオ−プン中につるし、腕化するまでの日数を測定
した。その結果は73日であった。比較例 1〜14 N,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジッドを全く加
えなかったか、あるいはN,N−ジアセチルフマル酸ジ
ヒドラジツドにかえて、第2表に記載した劣化防止剤を
用いたほかは、実施例1と同様にして得られた結果を第
1表に示す。
のブラベンダープラストグラフに仕込み、5分間濠練し
た。次に、この混合物から、スベーサーを使用し、19
000でプレスして厚さ0.5側のフィルムを作成した
。このようにして作成した2枚のフィルムの間に、60
メッシュの銅網を挟み、厚さ0.8肋のスベーサーを使
用し、190℃でプレスして、銅絹埋込みフィルムを作
成した。これを5仇吻×30肌の長方形に切り出して試
験片を作成した。上記試験片を150ooの空気雰囲気
のギャオ−プン中につるし、腕化するまでの日数を測定
した。その結果は73日であった。比較例 1〜14 N,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジッドを全く加
えなかったか、あるいはN,N−ジアセチルフマル酸ジ
ヒドラジツドにかえて、第2表に記載した劣化防止剤を
用いたほかは、実施例1と同様にして得られた結果を第
1表に示す。
第1表実施例 2
無添加高密度ポリエチレン(M.1.0.30)のべレ
ツト10の部を190q0、回転速度6仇.p.m.の
ブラベンダープラストグラフに仕込み、2分後にテトラ
キス〔メチレン3一(3,5−ジ第3ブチル−4ーヒド
ロキシフヱニル)プロピオネート〕メタン0.15部お
よび合成実験例で得られたN,N′−ジアセチルフマル
酸ジヒドラジッド0.2部を仕込み、さらに6分間混線
した。
ツト10の部を190q0、回転速度6仇.p.m.の
ブラベンダープラストグラフに仕込み、2分後にテトラ
キス〔メチレン3一(3,5−ジ第3ブチル−4ーヒド
ロキシフヱニル)プロピオネート〕メタン0.15部お
よび合成実験例で得られたN,N′−ジアセチルフマル
酸ジヒドラジッド0.2部を仕込み、さらに6分間混線
した。
次にこの混合物から、スべ−サーを使用し、190qo
でプレスして厚さ0.5肌のフィルムを作成した。この
ようにして作成した2枚のフィルムの間に、60メッシ
ュの銅絹を挟み、厚さ0.8肋のスベーサーを使用し、
190午0でプレスして銅絹埋込みフィルムを作成した
。これを1仇吻×5側の長方形に切り出して試験片を作
成した。次に酸素吸収法によって、すなわち上記試験片
を酸素雰囲気下で170qoに加熱したときに、吸収さ
れる酸素量と時間との関係を測定して、試験片1夕当り
の吸収酸素量が5の‘(20q0、大気圧)になるまで
の時間(分)(誘導期)を求める方法によって劣化防止
効果を求めた。
でプレスして厚さ0.5肌のフィルムを作成した。この
ようにして作成した2枚のフィルムの間に、60メッシ
ュの銅絹を挟み、厚さ0.8肋のスベーサーを使用し、
190午0でプレスして銅絹埋込みフィルムを作成した
。これを1仇吻×5側の長方形に切り出して試験片を作
成した。次に酸素吸収法によって、すなわち上記試験片
を酸素雰囲気下で170qoに加熱したときに、吸収さ
れる酸素量と時間との関係を測定して、試験片1夕当り
の吸収酸素量が5の‘(20q0、大気圧)になるまで
の時間(分)(誘導期)を求める方法によって劣化防止
効果を求めた。
その結果は170粉ごであった。比較例 15〜28
N,N′ージアセチルフマル酸ジヒドラジッドを全く加
えなかったか、あるいはN,N′−ジアセチルフマル酸
ジヒドラジッド‘こかえて、第2表に記載した劣化防止
剤を用いたほかは、実施例2と同機にして得られた結果
を第2表に示す。
えなかったか、あるいはN,N′−ジアセチルフマル酸
ジヒドラジッド‘こかえて、第2表に記載した劣化防止
剤を用いたほかは、実施例2と同機にして得られた結果
を第2表に示す。
第 2表実施例 3
高密度ポリエチレンにかえて低密度ポリエチレン(M.
1.0.25)を用い、鷹練温度(ブラベンダーブラス
トグラフの温度)を140ooにしたほかは実施例2と
同様にして誘導期を求めた。
1.0.25)を用い、鷹練温度(ブラベンダーブラス
トグラフの温度)を140ooにしたほかは実施例2と
同様にして誘導期を求めた。
その結果は155び分であった。比較例 29〜42
N,N′−ジアセチルフマル酸ジヒドラジツドを全く加
えなかったか、あるいはN,N′ージアセチルフマル酸
ジヒドラジッド‘こかえて、第3表に記載した劣化防止
剤を用いたほかは、実施例3と同様にして得られた結果
を第3表に示す。
えなかったか、あるいはN,N′ージアセチルフマル酸
ジヒドラジッド‘こかえて、第3表に記載した劣化防止
剤を用いたほかは、実施例3と同様にして得られた結果
を第3表に示す。
第3表
図はN,N′−ジアセチルフマル酸ジヒドラジッドの赤
外吸収スペクトル図である。
外吸収スペクトル図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフイン100重量部とN,N′−ジアセチ
ルフマル酸ジヒドラジツド0.001〜5重量部とから
なるポリオレフイン配合物。 2 ポリオレフインがエチレン単独重合体、アイソタク
チツクポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体
またはエチレン−酢酸ビニル共重合体である特許請求の
範囲第1項記載の配合物。 3 N,N′−ジアセチルフマル酸ジヒドラジツドが0
.01〜3重量部である特許請求の範囲第1項記載の配
合物。 4 従来公知の安定剤、分散剤、可塑剤、帯電防止剤、
充填剤または顔料がさらに配合された特許請求の範囲第
1項記載の配合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11597876A JPS6016970B2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | ポリオレフイン配合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11597876A JPS6016970B2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | ポリオレフイン配合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5341347A JPS5341347A (en) | 1978-04-14 |
JPS6016970B2 true JPS6016970B2 (ja) | 1985-04-30 |
Family
ID=14675835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11597876A Expired JPS6016970B2 (ja) | 1976-09-29 | 1976-09-29 | ポリオレフイン配合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016970B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59210962A (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-29 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリプロピレン樹脂組成物 |
JPS60127366A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-08 | Tounen Sekiyu Kagaku Kk | 熱可塑性樹脂組成物 |
-
1976
- 1976-09-29 JP JP11597876A patent/JPS6016970B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5341347A (en) | 1978-04-14 |
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