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JPS60110920A - 導電性複合繊維 - Google Patents

導電性複合繊維

Info

Publication number
JPS60110920A
JPS60110920A JP21427783A JP21427783A JPS60110920A JP S60110920 A JPS60110920 A JP S60110920A JP 21427783 A JP21427783 A JP 21427783A JP 21427783 A JP21427783 A JP 21427783A JP S60110920 A JPS60110920 A JP S60110920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
particles
conductive
nylon
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21427783A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Jitsumatsu
実松 敏夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
Original Assignee
Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
Kanebo Gohsen Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Synthetic Fibers Ltd, Kanebo Ltd, Kanebo Gohsen Ltd filed Critical Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Priority to JP21427783A priority Critical patent/JPS60110920A/ja
Publication of JPS60110920A publication Critical patent/JPS60110920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属摩耗性がなく、且つ!iJ電性能に優れた
白色のNI導電性複合繊維関する。
従来、カーペットの上を歩いてドアの把手に触れ走時の
放電Vタック、摩擦帯電による火花放電、或い#′i塵
埃の付着などの静電気障害は非常に厄介なものであり、
かなシの不快感中止せしめるものであった。合成繊維や
天然繊維KIIIJ電性を付与する有効な手゛段の1つ
に、導電性カーボンブラックを混合したポリマーからな
る!5itt成分と繊維形成性ポリマーからなる保護成
分とが接合された導電性複合繊維を少量混用する方法が
ある。しかしながら、カーボンブラックを用いた導電性
複合繊維は黒色又は灰色に着色している為、その用途を
制限されているのが実状で6る。
近年、このような外観の黒色を改良するものとして、白
色又tま無色の導電性物質を含有させた導電性繊維の研
究が盛んである。なかでも導電性金属酸化物やこれらの
反映を有する微粒子は白色に近く、比較的良好な導電性
と混線性を有していることが判り、注目されている。例
えば特開1&57−5919公報及び特開昭57−11
213号公報には酸化亜鉛や酸化錫を主成分とする導電
性金属酸化物を用いた導電性複合繊維が記載されている
。しかし、導電性カーボンブラックを用いた導電性複合
繊#i並みの導電性を得るKは、導電性カーボングラツ
クの場合に比べて、2〜6倍の導電性金属酸化物粒子を
混練する必要があるなど解決すべき問題がいくつか伐さ
れており、実用化が遅れている。
又、導電性金属酸化物粒子を多囮に含有した等電成分が
繊維表向に露出している74電性複合繊Itk#′i優
れた制電性能1に有するものの、4を属摩耗性が著しい
という欠点は免れ麹い。零発用者等はかかる欠陥を排除
すべく研究の結果、零発りJを完成した。
本発明の目的は金T14摩耗性がなく、シかも制電性能
に優れた白色の導電性複合繊維を提供するものでろる。
すなわち本発明の目的け、#p導電性金属酸化物又は金
j11酸化物の粒子凌いは表1111#/cこれらの皮
膜含有する粒子を50〜85重量%含有する熱可胆性ポ
リマーからなるMI導電性芯成分と、これを取囲む繊維
形成性ポリマーからなる鞘成分とからなシ、且つ横断面
において鞘成分の厚さで最小の部位が6μm以下でらシ
、IKVの遣流電圧下で10″Ω・σ未満の1*抵抗を
有する導電性複合繊維により達成される。
零゛廃用における金属酸化物粒子としては、酸化錫、酸
化亜鉛、酸化銅、−亜酸化銅、酸化インジウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化タングステンなどの粒子があげられる
。金属酸化物の多くのもQは絶縁体に近い半導体であっ
て本発明の目的に充分な*m性を示さないことが多い。
しかしながら、例えは、金属酸化物に適当な第2成分(
不純物)を少量(50%以下、特VC25%以下)添加
するなどの方法により、導電性を強化し、本発明の目的
に充分な*[性を有するものが得られる。このような導
電性強化制としては、酸化錫に対して酸化アンチモンが
、酸化亜鉛に対してアルミニウム、カリウム、インジウ
ム、ゲルマニウム、錫などの金属酸化物が使える。また
、金属化合物の粒子としては沃化銅、硫化銅、硫化亜鉛
、硫化カドミウムなどで導電性を有するものが利用可能
でちる。
叉に1酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化
錫、酸化鉄、酸化ケイ素、酸化アルミニウムなどの非瑯
電性無機物粒子のp面に上記金属酸化物又は金属化合物
の導電性政膜を形成した粒子も用いられる。
導電性粒子の導電性は、粉末状での比抵抗が106Ω・
α程度以下、特け10!Ω・鍔程度以下が好ましく、1
0’Ω・α程度以下がかも好ましい。
実際に1On−crn〜10−1Ω・crR程度のもの
が得られ、本発明の目的に好適に応用することがてきる
が、丈に優れた4!F@性のものは一層好ましい。粉末
の比抵抗(体積抵抗率)は直径1−の絶縁体の円筒に試
料を5fr詰め、上部からピストンによって200tg
の圧力を加え、直流電圧(例えば0.001〜1000
v)を印加して(電流1 m A以下で)測定する。
導電性粒子は充分小さい粒径のものでなくてけなら々い
。平均粒径が1〜2μmのものも使用不可性ではないが
、通常平均粒径が1μm以下、特K O,5μm以下、
最も好ましくけ06μm以丁のものか′用いられる。粒
径が小さい程ポリマーと混合したとき、より少ない混合
率で高い導電性を示す場合が多い。
第7図は導電性粒子と熱可塑性ポリマーの混合物の混合
率と比抵抗の関係の例を示すものである。
曲線01は酸化チタンの表面に導電性酸化錫の皮膜を形
成した粒径025μmの導電性の粒子と非結晶性ポリマ
ー(流動パラフィン)との61台物の例で、粒子の混合
率が高い焦域(70%以上)でも導電性が抵い、同図に
おいて実線819分は混合物が溶融流動可能である胴板
であ夛、点IIA部分は流動が著しく困難又は不可能な
f#4域を示し、点Mけその境界すなわち溶融流動可能
な混合率の上限を示す。
QM以」、の領域では流11J性改善剤、例えば溶剤、
可塑剤、ワックス類や、低粘度のポリマー(例えばポリ
アルキレンズキサイド、脂肪族ポリエステルなど)を添
加する必要がある。曲線C8け同じ直径025μmの導
電性粒子と結晶性ポリマー(ポリエチレン)との混合物
の例で、混合率60%程度以上で充分な導電性が得られ
ている。曲線c、Fi粒径001μmの導電性酸化錫粒
子と結晶性ポリマー(IKリエチレン)との爵合物の例
であり、混合率30%程度以上てすぐれた導電性を示す
が、流動限界点Mは糺55%と比較的低い。
一般に、粒径の小さい粒子が高い導電性を示すのけ粒子
が連鎖構造を形成し易いためと想像される。能力粒径の
小さい粒子は極めて凝集し易くポリマー中への分散(均
一混合)が貞−餡に困難で、得られる混合物tましばし
ば粒子が凝集した塊状物を含み、し〃・も流!II性や
曳糸性(紡糸性)が劣る傾IE+7が必めらtLる。曲
襟C3は粒径025μmの粒子と粒径0.01μmの粒
子の1’/1(11!量比)の混合物と、結晶性ポリマ
ーとの混合物の例で、曲線C3と曲線C6との中間に位
置し、両粒子の平均的なti動を示している。
この混合粒子系では、導電性や流i!iII性がかカシ
改善されるが、均−分散の困難性や曳糸性についてはな
お問題が残る。一方、粒径がO「15μm〜012μm
程度の粒子の挙wJFi、前記の025μmの粒子と0
.01μmの粒子の混合系に似ており、導電性に優れる
が均一分散が困難で曳糸性が劣る傾向があめられる。結
局、ポリマー中への分散が比較的容易で、得られる混合
物の均一性、流動性及び曳糸性にすぐれ、取扱いが容易
である点で、粒径025p m 1lTI後のもの、す
なわち0.15 pm 〜0.45pm程度、特に01
5μm〜065μm程度のものが最も実用性が商い。
さて、前述のように導電性粒子とポリマーとの混合物の
導電性は粒子の大きさや混合率だけでなく、ポリマーの
結晶性によっても大きく変化する。
すなわち導電性の見地からは結晶性の高い(結晶化度6
0′ド以上、特に70%以上)ポリマーであるポリエチ
レン、ボリフ′ロビレンなどのポリオレフィン、ポリオ
キシエチレン、ポリオキシエチレン(ポリエチレンオキ
シド)のようなポリエーテル及びその誘導体(例えばポ
リエチレンオキシド/ポリエチレンテレフタレートのブ
ロックコポリマー)、ポリビニルアルコール、ポリカプ
ロラクトンなどが好ましい。また、現在量も多重に生産
されているナイロン6、ナイロン66、ナイロン12な
どのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ボリプ
チレンチレフタレートなどのポリエステμ、アクリル系
ポリマー、ポリウレタン及びそれらの変性物(共重合物
又は混合物)も導電性粒子を混合せしめるポリマーとし
て好適である。
上記高結晶性ポリマーは融点が低いために耐熱性に問題
があるものが多く、他方中程度の結晶性を示す上記ポリ
アミド、ポリエステル、アクリル系ポリマーなど(結晶
化度20〜5096程度)は廷仲倍率が高くなるとMI
導電性びIIJ電性が低下している傾向があシ、用途に
よって適切なポリマーを選択する必要がある。
導電性無機物粒子の混合率は、粒子の導電性、粒子の連
鎖形成能及び混合する結合材ポリマーの性質や結晶性な
どによって笈るが、通1g゛6 [’1〜85%(重I
I)程度の範囲内であり、多くの場合40〜80%程度
である。80%以上では流動性が不足するので、通常流
動性改善剤の使用が必要となる。一 本発明の繊維のM成分を構成する繊a形成性ポリマーは
繊維形成性のものであれば任意であるが、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン12などのポリアミド、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートな
どのポリ:t /Cf /’、アクリル系ポリマー、ポ
リウレタン及びポリグロピレンfZトのポリオレフィン
及びそれらの変性物(共重合物又は混合物)が好適であ
る。特に上記ポリアミド、ポリエステル、アクリル系ポ
リマーは現在最も多量に開業生産されておシ、ξれらの
合成繊維と混用されて使用される機会が多い導電性複合
繊維の鞘成分のポリマーとして最適である。
また、公知の方法によシその染色受答性を改善して(例
えば共重合させて塩基性又は酸性の染色部位を導入する
)合成繊維や天然繊維とのブレンド又は相互染色を容易
にすることもできる。或いは艶消剤、顔刺、着色剤、安
定剤、制電剤(ポリアルキレンオキシド類、界面活性剤
など)などを添加することもできる。
芯及び鞘成分のポリマーの組合せけ延伸等による剥離を
防止するという点から、同種又は近似のポリマー同志の
組合せが望ましいが、本発明の繊維は芯鞘構造であるの
で、並列型とした場合に剥離を伴うポリマーの組合せ(
例えばポリエチレンとナイロン60組合せ)で−もさほ
ど重大な問題りなることは少ない。
用途によっては、flJえば高温スチームジェット嵩高
加工や仮撚加工時の高温処理を行う場合には、導電性の
芯成分が露出してくることがある。このような場合にt
ま鞘成分のポリマーとして篩い融点をもつポリマー勿這
択Tるこ吉が必要である。
木発りJのw&維は、上記導電性無機物粒子と結合材ポ
リマーとからなる導電性の芯成分とこれを取囲む線維形
成性ポリマーからなる鞘成分とが複合されたものである
。導電性の芯成分は充分な導電性を有していなくてはな
らず、一般に106Ω・m程度以下の比抵抗を有するこ
とが必要であり、106Ω・m以下が好ましく、102
Ω・α以下が特に好ましい。導電性の芯成分の複合比率
(断面積占有率)にりbては、導電性無機物粒子を多量
に混合した#I電酸成分曳糸性(紡糸性)や強伸度など
に劣る傾向があるため、通常6096以下が好ましく、
特に15%以下が好適でるる。他方、複合比率が小さく
なると導電性が不安定になり、或いは低下する傾向が出
てくるため、通常1%以上が好ましく、特に2%以上が
好適である。
第1図〜第6図は本発明の繊九の横断面の具体例であシ
、また第4図〜第6図は徒米公知の導電性複合繊維の横
断面の具体例である。本発明の繊維の横W「面(輪郭)
は円形でもよく、非円形でもよい。また導電性の芯成分
は単数でも、複数でもよく、また、円形でも、非円形で
もよい。本発明のM2R,は、通常の溶融又は乾式の複
合紡糸方法によっ□て製造することができるが、導電性
の芯成分が表面に露出することなく、鞘成分の最小厚さ
を6μm以下に保持することは、口金の設計において特
別々工大をすることによシ可能と々った。すなわち、(
A)口金の内部オリフィスにおいて、I#導電性芯成分
(2)と鞘成分(1)とが合流する直前に鞘成分の最小
厚さが6μm以下の薄皮を形成させるためのポリマー導
入溝(幅と深さが0. ′5am程度)を付加的に設け
ること、(B)導電性の芯成分(2)と鞘成分(1)と
が内部オリフィスで合流する前後のポリマーの流速をほ
ぼ等しくし、且つ合流する直前の導電性の芯成分(2)
の流速をV、< V、< V、ヤ2とすること、(C)
 41 tkl性無機物粒子を多量に混合した導電性の
芯成分は、通常の繊維形成性ポリマーに比べて、剪wr
速度が10sec 程度以下で溶融流動性が急激に悪く
なる傾向があるので、少なくとも合流する直前の剪断速
度を10aec &!度以上にして、鞘成分の溶融流動
性とlji質の状態で合流させることが必要であった。
通常、硝酸〃の最小厚さを6μm以下、に保持すること
は容易なことでけ々い。伊」えば第1図のような線心型
芯鞘構造で、導電性の芯成分(2)と鞘成分(1)を内
部オリフィスにおいて単に編心的に合流させた場合には
、鞘成分の最小厚さが4μ2)i程度以上になるか、或
いは4電性の芯成分が表面に突出してしまう。
第8図は、粒径0.25μm%導電粒子75%とポリエ
チレン約25%からなる導電性の芯成分とナイロン6よ
りなる鞘成分とが複合された瑯亀性複合繊維(複合比1
:10、延伸倍率30)について鞘φ1分の最小厚さと
帯電圧とのlll係を示すものである。帯電圧は、約6
餌間隔て絢込んだ(混入率約1%)ナイロン6のMll
lIAの摩擦帯電圧で評価した。この評価方法によれは
8帯電圧が2or)cv以下であれば、はとんどの状況
下で静電気障物を防止することができる。
第8図の曲線V、は、第4図の同心型芯鞘構造の例で、
I11成〃のノリ、さが承ツ6.5μm<単糸6テ゛ニ
ーμに4υ当〕までiJ厚さが小さくなるに従って、帯
電圧も低下し、3KVb!度まで低十する。しかし、単
糸デニールを丈匠小さくして1テニール(鞘成分の厚さ
は′56μffIVc相当)にすると、予想に反して逆
圧帯電圧がnくなってしまう(同時に導電性も低下して
いる)。単糸1デニールで、複合比率を30y6に上け
だものでも(鞘成分の厚さ22μtnに相当)帯電圧は
FJ 35 K Vで、制@L性#i悪化の傾向を示す
。このように同心型芯鞘構造では、理由が定かではない
が、鞘匝分の(最小)kさを6μm以丁にしても帯電圧
が5に’V程度以下には低下しないことが判った。尚、
41糸テニールが1デニ一ル程度以tのM!、維は辿當
の濱融又岐乾式紡糸でFi孜績aすに困難となり、特別
な紡糸方法を採ハJしなけれはならない。それ故、零発
町り繊維も通常I4L糸デニiルが1デニ一ル程度以上
のものが使用さtLる。
一方、第8図の曲線V2及びV、けぞれそれ不発り→の
第11及び第2−の横貼i1o形状【慣する例で、鞘成
分の最小j′Iさ葡6μm以Fに小さくづることにより
(ilL糸デニールに制ト;されるこ七なく)、弗□t
4川を1000〜5(I[]fJVイ呈J虻筐で飴十さ
せることができ、優れた制電性能を発揮することか判る
走くVC繊維横ルミ110において、導電性の芯成分に
至る最短距離が6μm以下である繊維表面(以下、薄皮
比率と云う)が109b以上ケ占める招迅のものでは帯
電比が1000〜2+11’lOVのレベルにあり、1
tlJi!性能が牝に優れている。
不発ゆ(のMt維は白色又は白色に泊<、fuえは白炭
(反射率)60%以上のものに構造することができ、従
来カーボンブラック系の導電(り一複合縁組が不適当で
あった白色又は淡色の繊維製品にも使用することができ
る。連わ゛Cフィラメント又dステーブル状で、巻縮し
ない状態又は巻縮した状態で他の帯if性の天然繊維又
は人造#&維と混用して繊維製品に制電性能を付与する
ことができる。混用率は、通常01〜10%程度である
が、勿論目的によっては10〜100%や0゜1%以下
の混用率が適用される場合がある。混合は、混線、合糸
、合撚糸、混紡、交織、交編その他公知のあらゆる方法
で行うことができる。
以下実施例によって不発IJJを説明する。%け特記し
ない限り重量%を示す。
実施例1 表面に酸化錫(8n02 )反映を有する酸化チタン粒
子に対して0.75elbの酸化アンチモンを混合焼成
してJ9電性化した粒子をA、とする。A、の平均粒径
け025μm(もン径のバラツキ範囲を10.20〜0
50酸 μmで比較的拵っている)、酪化錫の含有率は15粥、
比抵抗6.5Ω・譚、外v3!、は白色にガl:l/′
1淡灰青色で白炭(光反射率)は86%であった。分子
量14、[l 00のナイロン6(結晶化度45%)の
粉末約2558と導電性粒子Al75%を混合し、丈に
溶融混練して得たJIF電性ポリマーをcp、とする。
粒子分散剤としてポリエチレンオキ゛シト/ポリブチレ
ンオキシドのブロック共重合物で(共重合比6/1)分
子量4.000のものをAIに対して0.6%添加し、
ナイロン6粉末に混合するときは流動性改善剤としてス
テアリン酸マグネシウム’14 t” At Ic対し
て1.0%添加した。
分子ff116.000のナイロン6に艶消剤として酸
化チタン粒子を0.55%添加したものを鞘成分(或い
は保護成分)とし、前記導電性ホリマーcp。
を導電成分として、第1図、第2因、第6図及び第4図
、第5因のような複合構造で溶融紡糸した。
両成分の複合比(体積)を10:1とし、紡糸温度28
0℃で、直径060fiのオリフィスから紡出し、冷却
・オイリングしながら800m/分の速度で捲取った。
次いで90℃、2.4倍で廷伸し、更に170℃の熱板
に接触させた後、+2T/mで加熱しながらパーンに巻
取り、20デニールモノフィラメントの延′仲糸Yt−
Y、を得た。尚s y、の延伸においては約400v〜
8001/の巻量で90%近くが糸切れし、すべてのト
ラベラ−にするどい切込みキズが発生していた。これら
の延伸糸の導電性、IJ導電性金属摩耗性等の性能を第
1表に示す。
導電性は、長さ10倒の単糸10本を束ねて両端を金属
端子と導電性接着剤で検者し、1[1/の直流電圧t−
中加して抵抗値を測定し、それから算出した導電成分の
比抵抗で評価した。
金挑摩耗性は、直径65μmのステンレス線上を100
m/分の速度で糸を走行させた時の(接触前の糸張力4
〜5F、接触角45°)ステンレス線の切断時間で評価
した。
Y4〜Y、はいずれも比抵抗で10”Ω・個程度の優れ
た導電性を示すが、制電性能は同心型芯鞘構造の!、が
著しく劣る。又、金屑摩耗性においてはサイドバイサイ
ド構造のY、が著しく不良である。一方、本発明の繊維
であるY1〜Y3は制電性、金詞摩耗性ともに優れてい
ることが判る。
次にY、−Y、をそれぞれナイロン6の糸26007″
ニーlL/140フイラメントと合糸して巻縮加工した
ものを4コースに1本用い、他の6コースはナイロン6
巻縮加工糸2600デニール140フィラメントを用い
てタフテッドカーペット(ループ混用率0.199b)
t−製造した。tMられたカーペット上を皮靴で歩行(
25℃、209vRIi)したときの人体帯電圧を測定
した七ころ、不発9」の繊維をX+ − Ys l用し
たカーペットではそれぞれ一26ICV, ・−181
1.−1.7KVとi& n fc III電導電を有
していた。−力sY*に混用したカーペットでは−4.
1KVで、接地した把手に触れた時放亀シコックを感じ
た。尚、比較のため、カイロ26巻細加工糸2600テ
ニー4− 1 4 (Jフィラメントのみからなるカー
ペットでは人体帯電圧かー’/, 2 K Vで、接地
した把手に触れた時の放電Vaミック赦しいもので、か
なシの恐怖lSを生ぜしめるものであった。
その編物ic 6 m間114 (,10本に1本の割
合)で上記Y6〜Y@を含む仮撚糸を混入した(混用率
1.2%)。
この編物をよく洗濯、乾燥し、湿温度25℃、65%の
雰U気中、木製の台上でウール布で軽<15回摩擦し、
1分後の帯電圧で評価した。
Y6〜Y、はいずれも比抵抗で1o2Ω・CM程度の優
れたJ#導電性有しているが、111電性においてd本
発明の繊I41Y6% Yt ’(混用した一物岐優れ
た制電性能を示すのに対し、同心型芯鞘構造のysを混
用したものはtiJ亀性能が不充力であることがヤJる
0尚、比較のためポリエチレンテレフタレート1507
’ニー/I/48フイラメントの仮撚糸のみからなる編
集2表
【図面の簡単な説明】
第1図〜第か図に本発明繊維の横断面図の具体例である
。第4図〜第6図は従来のJI!覧性視性複合繊維1f
+面図てあり、第4図に111心型芯鞘禍造、第5し:
と第6図は4電成分が縁組表面に地山した構造の例であ
る。第7図ajg1電性鄭機物粒子と熱可塑性ポリマー
との混合物の粒子混合率と電気抵抗の関係の具体例を示
す。第8因#′i芯鞘型構造の導電性複合繊維の鞘成分
の献小厚さと摩擦帯電圧7の関係の具体例を示すもので
ある。 0 20 40 60 80 100 混9 * (’/、) 手続補正書 昭和59年3月S日 昭和58年特許願第214277号 2、発明の名称 導電性複合繊維 8、補正をする者 事件との囲体 特許出願人 住所 東京都墨田区線田五丁目17番4号〒534大阪
市部島区友淵町1丁目5番90号鐘紡株式会社特許部 電話(06)921−1251 4、補正により増加する発明の数 な し5、補正の対
象 明a書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 − 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)導電性の金属酸化物又は金属化合物の粒子或いは
    表面にこれらの皮膜を有する粒子を60〜85重景%含
    有する熱可塑性ポリマーからなる導電性の芯成分と−4
    これを取囲む繊維形成性ポリマーからなる鞘成分とから
    なり、且つ横1ν[向において鞘成分の厚さで最小部位
    が3μm以下でらシ、txvの直流電圧下で1060・
    m未満の電気抵抗を有する導電性複合繊維。 (2)粒子の粒径が01〜05μmのものである特許請
    求の範囲第1項記載の繊維。 (5)導電性の芯成分を形成する熱可塑性ポリマーがナ
    イロン6、ナイロン66、ナイロン12などのポリアミ
    ド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
    タレートなどのポリエステル、アクリル系ポリマー、ポ
    リエチレン、ポリプロ上0レンなどのポリオレフィン、
    ポリオキシメチレン、ポリオキシエチレンなどのポリエ
    ーテル、ポリウレタン及びこれらの共重合物でらる特「
    トM氷の範囲第1項記載の繊維。 (4)繊維形成性ポリマーがナイロン6、ナイロン66
    、ナイロン12などのポリアミド、ポリエチレンテレフ
    タレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエス
    テル、アクリ/L’系ポリマー、ボリグロビレン、ポリ
    ウレタン及びこれらの共m合物である特許請求の範囲第
    1項記載の繊維。 (5)繊維構l1lrIlIIにおいて導電性の芯成分
    が−fI】槓の1〜6096を占める特許請求の範囲第
    1項記載の繊維。 (6) 繊維横断面において導電性の芯成分に至る最短
    距離が6μm以下である繊維表面が10%以上を占める
    特許請求の範囲第1墳記載の繊維。
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