JPS6011686B2 - 新規な抗腫瘍剤 - Google Patents
新規な抗腫瘍剤Info
- Publication number
- JPS6011686B2 JPS6011686B2 JP52019814A JP1981477A JPS6011686B2 JP S6011686 B2 JPS6011686 B2 JP S6011686B2 JP 52019814 A JP52019814 A JP 52019814A JP 1981477 A JP1981477 A JP 1981477A JP S6011686 B2 JPS6011686 B2 JP S6011686B2
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- bifidobacterium
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- live
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な抗腫湯剤及びその製法に関する。
近年、種々の細菌の菌体が悪性腫湯に対し有効であるこ
とが報告され、特に牛型結核菌の生菌であるBCG、コ
リネバクテリゥム・パーバム等のコリネバクテリウム属
細菌の死菌、ならびにA群溶血連鎖球菌のペニシリン処
理菌などの利用が注目されている。
とが報告され、特に牛型結核菌の生菌であるBCG、コ
リネバクテリゥム・パーバム等のコリネバクテリウム属
細菌の死菌、ならびにA群溶血連鎖球菌のペニシリン処
理菌などの利用が注目されている。
これらはいずれも菌体自体を注射することによるので、
注射後の発熱、悪感、戦懐、投与局所の硬結及び疾痛な
どの副作用が問題となっている。生菌の場合は投与局所
に濃蕩が生じることが多く、また悪性腫場患者は一般に
生体防御機能が著しく低下していることから、病原性が
低い菌でも注射により感染症を起こす危険がある。本発
明者らは、脇内常在の非病原性の嫌気性菌であるビフイ
ドバクテリウム属菌の生菌が顕著な抗腫傷作用を有する
ことを見出し、さらに検討した結果、その死菌も生菌と
同様に強い抗腫場作用を有することを確認した。
注射後の発熱、悪感、戦懐、投与局所の硬結及び疾痛な
どの副作用が問題となっている。生菌の場合は投与局所
に濃蕩が生じることが多く、また悪性腫場患者は一般に
生体防御機能が著しく低下していることから、病原性が
低い菌でも注射により感染症を起こす危険がある。本発
明者らは、脇内常在の非病原性の嫌気性菌であるビフイ
ドバクテリウム属菌の生菌が顕著な抗腫傷作用を有する
ことを見出し、さらに検討した結果、その死菌も生菌と
同様に強い抗腫場作用を有することを確認した。
本発明はこの知見に基づくもので、ビフィドバクテリウ
ム属細菌の生菌体又は死菌体を有効成分とする抗腫賜剤
である。
ム属細菌の生菌体又は死菌体を有効成分とする抗腫賜剤
である。
さらに本発明は、ビフィドバクテリウム属細菌を培養し
、培養液から菌体を分離することを特徴とする、ビフイ
ドバクテリウム属細菌の生菌体又は死菌体を有効成分と
する抗腫場剤の製法である。
、培養液から菌体を分離することを特徴とする、ビフイ
ドバクテリウム属細菌の生菌体又は死菌体を有効成分と
する抗腫場剤の製法である。
ビフィドバクテリウム属細菌は公知であり、これらの菌
株の微生物学的性状は「パージエイズ・オブ・デターミ
ネイテイブ・バクテリオロジー」8版、669〜67刀
頁(1974年)に詳細に記載されている。
株の微生物学的性状は「パージエイズ・オブ・デターミ
ネイテイブ・バクテリオロジー」8版、669〜67刀
頁(1974年)に詳細に記載されている。
例えば下記の菌株が本発明に用いられる。ビフイドバク
テリウム・インフアンテイスSI2株(徴工研菌寄託受
理番号第3948号)、ピフィドバクテリウム・アニマ
リスBiMO−Bif一1株(同第394叫号)、ビフ
イドバクテリウム・アドレツセンテイスaEI9傘株(
同第395ぴ号)、ピフィドバクテリウム・ピフィドゥ
ムaE319株(同第3951号)。
テリウム・インフアンテイスSI2株(徴工研菌寄託受
理番号第3948号)、ピフィドバクテリウム・アニマ
リスBiMO−Bif一1株(同第394叫号)、ビフ
イドバクテリウム・アドレツセンテイスaEI9傘株(
同第395ぴ号)、ピフィドバクテリウム・ピフィドゥ
ムaE319株(同第3951号)。
使用菌の培養は、嫌気条件下で、例えば炭酸ガス、窒素
ガス等で空気を置換して行なわれる。
ガス等で空気を置換して行なわれる。
培地は還元性物質を多く含むものが必要であり、例えば
肝臓エキス、チオグリコール酸、L−システィン、アス
コルビン酸、硫化ナトリウムその他の化合物を含む培地
が用いられる。ビフイドバクテリウム属細菌はその生育
に特殊な栄養因子を要求し、これは「ビフィズス因子」
と呼ばれる。ヒフイズス因子としては、例えばペンゾイ
ルーD−グルコサミン、4′ーホスホーパンテテインー
S−スルホン酸などがあげられる。本発明の抗腫場剤は
、培養液から菌体を分離することにより製造することが
できる。
肝臓エキス、チオグリコール酸、L−システィン、アス
コルビン酸、硫化ナトリウムその他の化合物を含む培地
が用いられる。ビフイドバクテリウム属細菌はその生育
に特殊な栄養因子を要求し、これは「ビフィズス因子」
と呼ばれる。ヒフイズス因子としては、例えばペンゾイ
ルーD−グルコサミン、4′ーホスホーパンテテインー
S−スルホン酸などがあげられる。本発明の抗腫場剤は
、培養液から菌体を分離することにより製造することが
できる。
菌体は培養液をそのままで又は死菌化したのち、常法に
より例えば遠心分離などによって分離される。死菌化は
菌体を分離する前又はその後に、適宜な手段、例えば培
養液の空気中放置、加熱、ホルムアルデヒド処理、フェ
ノール処理等によって行なうことができる。こうして得
られる生菌体又は死菌体は、常法により例えば凍結乾燥
などにより乾燥し、粉末として又は例えば生理食塩液中
の懸濁液として保存することができる。本発明の抗腫場
剤は一般に注射剤の形で用いられる。その投与量は、乾
燥菌体量として成人につき一般に0.1〜10の9/k
9である。
より例えば遠心分離などによって分離される。死菌化は
菌体を分離する前又はその後に、適宜な手段、例えば培
養液の空気中放置、加熱、ホルムアルデヒド処理、フェ
ノール処理等によって行なうことができる。こうして得
られる生菌体又は死菌体は、常法により例えば凍結乾燥
などにより乾燥し、粉末として又は例えば生理食塩液中
の懸濁液として保存することができる。本発明の抗腫場
剤は一般に注射剤の形で用いられる。その投与量は、乾
燥菌体量として成人につき一般に0.1〜10の9/k
9である。
本発明の抗腫傷剤は、普通の助剤又は添加物な**どを
含有することができる。
含有することができる。
ピフイドバクテリウム属細菌が抗腫傷作用を有すること
は予想外のことであった。
は予想外のことであった。
実験例に示すように、ビフィドバクテリウム属細菌は、
その生菌ならびに死菌が近交系マウスBALB/c由来
のメチルコラントレン誘発肉瞳の移植系であるMeth
−Aに有効であることから、自発癌に対しても有効と考
えられる。本発明に用いられるビフィドバクテリウム属
細菌は、いずれの菌種も非病原性であり、しかも死菌を
用いることもできるので、感染症を起こすおそれは全く
なく、また病原菌由来のアレルギー性疾患を顧慮する必
要も全くない点で優れている。本発明の抗腫濠剤の抗腫
傷効果について実験した結果を下記に示す。
その生菌ならびに死菌が近交系マウスBALB/c由来
のメチルコラントレン誘発肉瞳の移植系であるMeth
−Aに有効であることから、自発癌に対しても有効と考
えられる。本発明に用いられるビフィドバクテリウム属
細菌は、いずれの菌種も非病原性であり、しかも死菌を
用いることもできるので、感染症を起こすおそれは全く
なく、また病原菌由来のアレルギー性疾患を顧慮する必
要も全くない点で優れている。本発明の抗腫濠剤の抗腫
傷効果について実験した結果を下記に示す。
実験動物としては、近交系のBALB/c雄マウス(8
〜9週令、体重20±2夕)を、それぞれ7〜10匹を
1群として用い、瞳湯はMeth−A(メチルコラント
レン誘発肉腫)を動物に移植した。対照物質としては燐
酸緩衝生理食塩液(PH7.0)(以下P斑と略称する
)、比較物質としては、公知の抗腫擬剤であるOK−4
32(A群溶血連鎖球菌製剤)を用いた。実験例 Aマ
ウスの腹部皮下に、Meth−A種湯を細胞数が5×1
び/マウスとなるように移植した。
〜9週令、体重20±2夕)を、それぞれ7〜10匹を
1群として用い、瞳湯はMeth−A(メチルコラント
レン誘発肉腫)を動物に移植した。対照物質としては燐
酸緩衝生理食塩液(PH7.0)(以下P斑と略称する
)、比較物質としては、公知の抗腫擬剤であるOK−4
32(A群溶血連鎖球菌製剤)を用いた。実験例 Aマ
ウスの腹部皮下に、Meth−A種湯を細胞数が5×1
び/マウスとなるように移植した。
第1の群には後記実施例1により得られたビフィドバク
テリウム・ィンフアンティスSI幻森の生菌懸濁液(菌
数:約1びo/地)を、腫場移植2目後、4日後、6日
後及び8日後に1日1回それぞれ0.1の‘ノマウスの
量で腫場内に注射した。第2群には対照物質としてのP
斑を0.1の‘/マウスの量で、そして第3群には比較
物質としてのOK−432を斑畑/マウスの量で、第1
群と同じ間隔で注射した。その結果を第1表に示す。第
1 表 この結果から明らかなように、対照群及び比較群のマウ
スが50日以内に全例腫爆死したのに対し、ビフイドバ
クテリウム・インフアンテイスSI2珠の生菌投与群は
50%のマウスが50日間に治癒、生残した。
テリウム・ィンフアンティスSI幻森の生菌懸濁液(菌
数:約1びo/地)を、腫場移植2目後、4日後、6日
後及び8日後に1日1回それぞれ0.1の‘ノマウスの
量で腫場内に注射した。第2群には対照物質としてのP
斑を0.1の‘/マウスの量で、そして第3群には比較
物質としてのOK−432を斑畑/マウスの量で、第1
群と同じ間隔で注射した。その結果を第1表に示す。第
1 表 この結果から明らかなように、対照群及び比較群のマウ
スが50日以内に全例腫爆死したのに対し、ビフイドバ
クテリウム・インフアンテイスSI2珠の生菌投与群は
50%のマウスが50日間に治癒、生残した。
また本発明の場合は、腫場死したマウスの平均生存日数
も対照群に比べて有意に延長した。実験例 B 実験例Aと同様に実験を行ない、Meth−Aはマウス
腹部に細胞数が2.5×1ぴ/マウスとなるように移植
した。
も対照群に比べて有意に延長した。実験例 B 実験例Aと同様に実験を行ない、Meth−Aはマウス
腹部に細胞数が2.5×1ぴ/マウスとなるように移植
した。
実施例1により得られたビフィドバクテリウム・ィンフ
アンテスSI幻珠の生菌、美施例2により得られた同菌
株の死菌及び実施例4により得られたビフィドバクテリ
ゥム・アドレッセンティスaEI9傘株の生菌の各懸濁
液(いずれも菌数:約1びo/の‘)を実験例Aと同機
に腫場内に注射した。腫濠移植後10日から27日後ま
で触診により腫湯の平均直径の推移を観察した結果を第
1図に示す。
アンテスSI幻珠の生菌、美施例2により得られた同菌
株の死菌及び実施例4により得られたビフィドバクテリ
ゥム・アドレッセンティスaEI9傘株の生菌の各懸濁
液(いずれも菌数:約1びo/の‘)を実験例Aと同機
に腫場内に注射した。腫濠移植後10日から27日後ま
で触診により腫湯の平均直径の推移を観察した結果を第
1図に示す。
またこの実験において瞳場移植6週間後の生存数は第2
表に示すとおりであった。第 2 表 第1図及び第2表の結果から明らかなように、ビフイド
バクテリウム・インフアンテイスSI2の生菌及び死菌
は抗腫傷効果が優れており、腰賜が退縮したマウスの数
も多かった。
表に示すとおりであった。第 2 表 第1図及び第2表の結果から明らかなように、ビフイド
バクテリウム・インフアンテイスSI2の生菌及び死菌
は抗腫傷効果が優れており、腰賜が退縮したマウスの数
も多かった。
すなわちビフィドバクテリウム・ィンフアンテイスSI
玖珠の死菌は生菌と同等の効果を示した。ピフイドバク
テリウム・アドレッセンテイスaEI9傘株の効果はO
K−432と同程度であった。実験例 C 実験例Aと同様に実験を行ない、Meth−Aはマウス
そげし、部に細胞数が2.5×1ぴ/マウスとなるよう
に移植した。
玖珠の死菌は生菌と同等の効果を示した。ピフイドバク
テリウム・アドレッセンテイスaEI9傘株の効果はO
K−432と同程度であった。実験例 C 実験例Aと同様に実験を行ない、Meth−Aはマウス
そげし、部に細胞数が2.5×1ぴ/マウスとなるよう
に移植した。
それぞれ実施例1、3、4及び5により得られたビフィ
ドバクテリウム・ィンフアンテイスSI2珠、ビフイド
バクテリウム・アニマリスBi他○−Bif−1株、ビ
フィドバクテリウム・アドレスセンティスaEI9傘株
及びビフィドバクテリゥム・ビフィドゥムaE31玖珠
の各生菌懸濁液を実験例Aと同様に腹場内に注射した。
種傷移植後9日から30日後まで触診により腫湯の直径
の推移を観察した。その結果を第2図に示す。そげし、
部における抗腫場効果はビフィドバクテリウム・インフ
アンテイスSI玖珠及びビフィドバクテリウム・アドレ
ツセンティスaEI9傘株が壊れており、ビフイドバク
テリウム・アニマリスBifMO−Bif−1株及びビ
フイドバクテリウム・ビフィドウムaE319※ま、O
K−432とほぼ同程度の効果を示した。実験例 ○実
施例1及び2により得られたビフィドバクテリウム・イ
ンフアンテイスSI幻珠の生菌及び死菌の懸濁液を、平
均体重22夕のBALB/cマウス雌雄(各1群10匹
)に投与し、急性毒性値(LD50)を測定した結果を
第3表に示す。
ドバクテリウム・ィンフアンテイスSI2珠、ビフイド
バクテリウム・アニマリスBi他○−Bif−1株、ビ
フィドバクテリウム・アドレスセンティスaEI9傘株
及びビフィドバクテリゥム・ビフィドゥムaE31玖珠
の各生菌懸濁液を実験例Aと同様に腹場内に注射した。
種傷移植後9日から30日後まで触診により腫湯の直径
の推移を観察した。その結果を第2図に示す。そげし、
部における抗腫場効果はビフィドバクテリウム・インフ
アンテイスSI玖珠及びビフィドバクテリウム・アドレ
ツセンティスaEI9傘株が壊れており、ビフイドバク
テリウム・アニマリスBifMO−Bif−1株及びビ
フイドバクテリウム・ビフィドウムaE319※ま、O
K−432とほぼ同程度の効果を示した。実験例 ○実
施例1及び2により得られたビフィドバクテリウム・イ
ンフアンテイスSI幻珠の生菌及び死菌の懸濁液を、平
均体重22夕のBALB/cマウス雌雄(各1群10匹
)に投与し、急性毒性値(LD50)を測定した結果を
第3表に示す。
LD50値は乾燥菌体量として表示し、1の9は約1び
〇の菌数に相当する。第3表 この結果から、本発明の抗腫賜剤は極めて毒性の低いこ
とが明らかである。
〇の菌数に相当する。第3表 この結果から、本発明の抗腫賜剤は極めて毒性の低いこ
とが明らかである。
実施例 1
下記組成の培地50机上に、ピフィドバクテリウム・ィ
ンフアンティスSI2株の1夜培養種菌の1白金耳量を
接種し、炭酸ガスー窒素ガス(容量比1:9)で置換し
た嫌気ジャー中で、370において2独特間培養する。
ンフアンティスSI2株の1夜培養種菌の1白金耳量を
接種し、炭酸ガスー窒素ガス(容量比1:9)で置換し
た嫌気ジャー中で、370において2独特間培養する。
培地組成:トマトジュース浸出液 4
00の【ネオベプトン(デイフコ) 15多
肝臓抽出液 75泌グ
ルコース 20夕可溶
性殿粉 0.5夕塩化ナ
トリウム 5夕Lーシステイ
ン・HC1・日20 0.2タ蒸留水を
加えて全量525の‘とするPH=6.8〜7.0 トマトジュース浸出液は、トマトジュース液1容量部に
蒸留水1容量部を加え、100℃に1時間加溢したのち
pH7.0となし、炉過した液である。
00の【ネオベプトン(デイフコ) 15多
肝臓抽出液 75泌グ
ルコース 20夕可溶
性殿粉 0.5夕塩化ナ
トリウム 5夕Lーシステイ
ン・HC1・日20 0.2タ蒸留水を
加えて全量525の‘とするPH=6.8〜7.0 トマトジュース浸出液は、トマトジュース液1容量部に
蒸留水1容量部を加え、100℃に1時間加溢したのち
pH7.0となし、炉過した液である。
肝臓抽出液は、肝臓末10夕を蒸留水170の‘と共に
50〜60午0に1時間加温し、次いで100午0に数
分加熱したのち炉適した液である。培養終了後、直ちに
氷冷し、5℃で5000×のこおいて18分間遠心し、
上清を除去し、沈殿した菌体をP斑を用いて2回遠Dに
より洗浄する。
50〜60午0に1時間加温し、次いで100午0に数
分加熱したのち炉適した液である。培養終了後、直ちに
氷冷し、5℃で5000×のこおいて18分間遠心し、
上清を除去し、沈殿した菌体をP斑を用いて2回遠Dに
より洗浄する。
得られた洗浄菌体を培地の1/5容量のPBSに懸濁し
て生菌懸濁液とする。実施例 2 実施例1と同様に培養したビフィドバクテリゥム・イン
フアンテイスSI2株の培養液をそのまま、無菌空気を
導入しながら37q01週間放置する。
て生菌懸濁液とする。実施例 2 実施例1と同様に培養したビフィドバクテリゥム・イン
フアンテイスSI2株の培養液をそのまま、無菌空気を
導入しながら37q01週間放置する。
その一部を新しい培地に接種し、嫌気的条件で菌の培養
試験を行なった結果、陰性であり、死菌化された。この
放置菌液について、実施例1と同様にして遠01こより
集菌し、PBSで洗浄したのち、P母中の死菌懸濁液と
する。
試験を行なった結果、陰性であり、死菌化された。この
放置菌液について、実施例1と同様にして遠01こより
集菌し、PBSで洗浄したのち、P母中の死菌懸濁液と
する。
実施例 3
実施例1と同様にしてビフィドバクテリウム・アニマリ
スBifMO−Bjf−1株を培養し、以下同様に処理
すると、生菌懸濁液が得られる。
スBifMO−Bjf−1株を培養し、以下同様に処理
すると、生菌懸濁液が得られる。
実施例 4
実施例1と同様にしてビフイドバクテリウム・アドレツ
センテイスaEI9傘株を培養し、同様に処理すると、
生菌懸濁液が得られる。
センテイスaEI9傘株を培養し、同様に処理すると、
生菌懸濁液が得られる。
実施例 5
実施例1と同様にしてビフィドバクテIJウム・ビフイ
ドウムaE31玖珠を培養し、処理すると、生菌懸濁液
が得られる。
ドウムaE31玖珠を培養し、処理すると、生菌懸濁液
が得られる。
実施例3〜5の培養液を、実施例2と同様にして無菌空
気中で放置すると、それぞれの死菌体が得られる。
気中で放置すると、それぞれの死菌体が得られる。
第1図及び第2図は、本発明の抗腫傷剤の効果を示すグ
ラフである。 第1図 第2図
ラフである。 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビフイドバクテリウム属細菌の生菌体又は死菌体を
有効成分とする抗腫瘍剤。 2 ビフイドバクテリウム属細菌を培養し、培養液から
菌体を分離することを特徴とする、ビフイドバクテリウ
ム属細菌の生菌体又は死菌体を有効成分とする抗腫瘍剤
の製法。 3 菌体を分離する前又はその後に死菌化することを特
徴とする、特許請求の範囲第2項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52019814A JPS6011686B2 (ja) | 1977-02-26 | 1977-02-26 | 新規な抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52019814A JPS6011686B2 (ja) | 1977-02-26 | 1977-02-26 | 新規な抗腫瘍剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53107415A JPS53107415A (en) | 1978-09-19 |
JPS6011686B2 true JPS6011686B2 (ja) | 1985-03-27 |
Family
ID=12009785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52019814A Expired JPS6011686B2 (ja) | 1977-02-26 | 1977-02-26 | 新規な抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011686B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019515948A (ja) * | 2016-03-28 | 2019-06-13 | スーチョウ プラジュナ バイオテック カンパニー リミテッド | 抗がん腫瘍溶解性ウイルス併用療法および優良レスポンダー選択プラットフォーム |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0696538B2 (ja) * | 1985-12-19 | 1994-11-30 | 株式会社アドバンス | 抗発癌剤 |
US5374425A (en) * | 1987-02-20 | 1994-12-20 | Porter; William L. | Animal feed additives |
US4910024A (en) * | 1988-07-05 | 1990-03-20 | Micro Chemical, Inc. | Method and apparatus for administering live bacteria as feed additives to livestock and poultry |
JP2796635B2 (ja) * | 1989-10-04 | 1998-09-10 | 雪印乳業株式会社 | 免疫増強剤 |
JP2005089388A (ja) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Biofuerumin Seiyaku Kk | 免疫賦活作用増強剤 |
-
1977
- 1977-02-26 JP JP52019814A patent/JPS6011686B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019515948A (ja) * | 2016-03-28 | 2019-06-13 | スーチョウ プラジュナ バイオテック カンパニー リミテッド | 抗がん腫瘍溶解性ウイルス併用療法および優良レスポンダー選択プラットフォーム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53107415A (en) | 1978-09-19 |
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