JPS6010450A

JPS6010450A - デイスク装置

Info

Publication number: JPS6010450A
Application number: JP58117472A
Authority: JP
Inventors: Haruo Masuko; 増子　春雄; Takao Muraoka; 村岡　隆雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-06-29
Filing date: 1983-06-29
Publication date: 1985-01-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、ディスク状記録媒体を？ｔｊ、８度に且つ確
実に回転中心位置合せしてディスク装置本体に装着する
ことのできる実用性の高いディスク装置に関する。

〔発明の技術的背険とその間組点〕

近時、所謂フロッピーディスクやノ−−ドデイスフ等の
ディスク状記録媒体の小型化が進められている。この小
型化を図るに際して記録媒体としての所要の性能を確保
するためには、ある程度の記憶容量を持たせることが必
要である。

そとで、これに応えるべく、記録トラックの高密度化を
図るとともに、信号の記録密度自体を亮くすることが行
われている。

ととるが、このようにして記録トラックの高密度化を図
る場合には、回転駆動されるディスク状記録媒体に対す
るヘッドのオフトラックを防止するうえで、上記ディス
ク状記録媒体を正確に回転中心位置合せして、装置本体
に装着することが極めて重要となる。しかしながら、従
来装置における回転中心位置合せ精度がさほど良くない
ため、従来技術をそのまま適用することができないとい
う問題があった。

すなわち、従来装置では、たとえば第１図（ａ）。

（ｂ）に示すように、可撓性のディスク状記録媒体１の
中心位置に孔部２を設け、この孔部２を通して一対のデ
ィスクホルダ３．４を嵌合させることによって、上記記
録媒体ノの回転中心合せを行うとともに、ホルダ３．４
により記録媒体１を挾持して装着することが行われてい
る。ところが、上記ディスクホルダ３．４が剛体である
ため、記録媒体ノの位置がずれている場合に、その挟着
時に回線性の記録砂体１を折曲けてしまう等の不具合が
あった。しかも、この場合、記録媒体ノの回転中心位置
合せ精度が、可撓性の記録媒体１自体に設けられた孔部
２によって左右され、その誤差は一般に十数μｍから数
十μｍにも達するという問題があった。このため、上述
した高トラツク密度化に対する中心位置合せには不適当
であった。

まだ、従来、たとえば第２図に示すように、ディスク状
記録媒体１の中心部に剛性のセンタリングハブ５を設け
、このセンタリングツ為プ５に設けたセンタリング用お
よび回転駆動用の２ツ＋７）孔部６’ａ　、　６　ｂに
スピンドル７に設けた突起８ａ、　８ｂをそれぞれ嵌合
させて上記記録媒体ノの回転中心位置合せを行うように
したものも提唱されている。しかし、複数の記録媒体に
対して上記孔部６ａ　、６ｂと突起８ａ、８ｂの位置関
係をそれぞれ正確に定めておくことは、その製作上非常
に困難でおる。また、スピンドル７に記録媒体１を装着
したとき、上記スピンドル７から記録媒体ノの記録面ま
での距離を常に一定に保つこともその構造上困難である
という問題があった。つまり、このような構造を採用す
るにしても、上述した記録媒体１の小型化と高密度化を
図る上での中心位置合せ精度やその他の点でいくつかの
問題があった。これ故、ディスク状記録媒体ノの小型化
を図る上で、記録媒体ノを高精度に回転中心位置合せし
て装置本体に装着するととのできる技術の開発が強く望
まれていた。

〔発明の目的〕

本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、ディスク状記録媒体を安定、確
実且つ４８度に回転中心位置合せしてディスク装置本体
に装着することのできる実用性の高いディスク装置を提
供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、ディスク状記録媒体の回転中心部に弾性材料
からなるセンタリングツ・プを設けるとともに、このセ
ンタリングツ・ゾを介し１上記ディスク状記録媒体に回
転駆動力を与えるスピンドルに、上記センタリングツ・
プの周縁部分を密着保持するフランジ部と、この７ラン
ノ部の上記保持面より突出して設けられ、上記センタリ
ングハブの中央の中心位置決め用孔部と嵌合する以下の
形状の突起部を設けたことを特徴としている。

すなわち、突起部は、基部の径が上記孔部の径より大径
で、且つ先端部の径が上記孔部の径より小径な先細り形
状または半球状となっている。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ディスク状記録媒体に設けられたセン
タリングツ・プの回転中心部に設けられた孔部が、スピ
ンドルの中央に突設した先細シ形状または半球状の突起
部の基部径よシも小径である。このため、センタリング
ハブの周縁部をスピンドルのフランジ部で密着保持した
際に、上記孔部はセンタリングハブの中央部を弾性変形
させながら、突起部の先端と基部との中間位置に嵌合す
る。この結果、孔部径に多少の誤差が存在しても、孔部
と突起部とは、殆んど隙間が存在することなく保合され
、常に一定の極めて正確な位置決めがなされる。しかも
、この位置決めは、センタリングツ・ブの中心に穿設さ
れた唯一の孔部によってなされるのでその精度は極めて
良いものとなる。

なお、前記孔部が突起部の中間位置で嵌合されることに
よって生ずるセンタリングツ・ブの軸方向の歪みは、弾
性体からなるセンタリングツ・ゾで全て吸収し得るので
、記録媒体自体になんら影響を与えることもない。

この結果、記録媒体のディスク装置に対する位置決めを
簡易にして確実且つ高精度に行うことが可能となり、記
録トラックの高密度化を図って記録媒体の小型化を図る
うえで多大な効果が奏せられる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の詳細を図示の実施例に基づき説明する。

第３図乃至第６図は、本発明の一実施例に係るディスク
装置を説明するための図であシ、図中１１はカセットケ
ースノ２に収納されたディスク状磁気記録媒体、１３は
この記録媒体１ノを保持し、スピンドルモータ１４０回
転駆動力を伝えるスピンドルを示す。記録媒体１ノの中
心部分には磁性材料で且つ弾性体からなるセンタリング
ハプノ５が設けられている。このセンタリングハブ１５
には中心位置決め用の孔部１６ａと、回転駆動伝達用の
孔部１６ｂとがそれぞれ回転中心部、周縁部に設けられ
ている。

さらに、このセンタリングハプノ５の周縁部分は、立上
げによる補強によって剛性が与えられるとともに、その
中央部は、放射状に形成されたスリット１７によって、
弾性が与えられている。なお、スリットの形状は第４図
に示す直線状のものに限らず、第５図に示すような曲線
状のものであってもよい。

一方、スピンドル１３には、上記記録媒体１ノの中心位
置決め用の突起部１８ａと、回転駆動用の突起部１８ｂ
とがそれぞれ回転中心部、フランジ１９の周縁部に設け
られている。上記突起部１８ｈは基部が先端部よシ大径
となるテーパ状を呈しておシ、上記基部径はセンタリン
グハブ１５に形成された孔部１６ａの径よυ大きく、上
記先端部径は上記孔部Ｊ６ｍの径よりも小さく設定され
ている。なお、スピンドル１３のフランジ１９には環状
の磁石２０が、その磁極面をフランジ面よシ僅かに引込
ませた状態で埋設されている。

しかして、上記スピンドル１３に記録媒体１ノを装着す
ると、センタリングツ・ブ１５の孔部１６ａは、スピン
ドル１３の突起部ＩＥＩ＊とそのテーパ中途位置で嵌合
する。このため、記録媒体Ｉノはスピンドル１３に対し
て正確な位置決めがなされる。このとき、回転駆動伝達
用の孔部１６ｂは、スピンドル１３のフランジノ９の周
縁部に設けられた突起１８ｂと嵌合する。さらに、磁性
体からなるセンタリングツ・ブ１５は、上記フランジ部
ノ９に埋設された極面に吸引される。センタリング／・
プ１５は、周縁部に剛性を、中央部に弾性を持たせたも
のなので、結局、第６図に示すように、その周縁部のみ
がフランジ面に密着保持されて、孔部１６ａ周辺は回転
軸方向に弾性変形する。この結果、上記孔部１６ａは突
起１８ａに益々押し付けられて、記録媒体１１はさらに
安定してスピンドル１３に保持されることになる。なお
、センタリングハブ１５の周縁部は剛性を持たせている
ので、上記の弾性変形が記録媒体自体に作用することは
ない。

本実施例では、上記センタリングツ・ブ１５を、弾性を
有する磁性材料のプレス加工によって極めて容易にかつ
精度よく製造することができる。

したがって、前述した効果を極めて安価に奏することが
できる。

なお、上記実施例では、センタリングハプノ５をスピン
ドル１３に密着させるため磁石２０を用いたが、たとえ
ば第７図および第８図に示すように、センタリングハブ
の上部からの加圧によって密着させることも考えられる
。この場合には、カセット２２は、ディスク状磁気記録
媒体２３を、上部ハブ２４と下部ハブ（センタリングハ
ブ）２５′とで挾持してなる記録媒体結合体２６を収容
して構成される。このカセット２２を装填するパケット
２７は、スピンドル２８と一体に設けられた支持部２９
に揺動自在に保持されている。さらに、このパケット２
２の内部中央の上面には、ばね３０、ベアリング３ノお
よび加圧軸３２からなるカセットの加圧機構３３が設け
られている。

一方、スピンドル２８には、記録媒体２３の中心位置決
め用の突起部３４Ｉｈと、回転駆動用の半球状の突起部
３４ｂとがそれぞれ回転中心部−フランジ３５の周縁部
に設けられてイル。

なお、前記下部ノ１ブ２５には、スピンドル２８の突起
部３４ｍ　、３４ｂにそれぞれ嵌合する孔部３６ｈ、３
６ｂを有し、孔部３６ａの径は突起部３４ｍの基部よシ
も小さいことは、前述と同様である。

しかして、第７図に示すようにカセット２２がパケット
２７に装填されると、加圧根輸３３の加圧軸３２は記録
媒体結合体２６の上部ノ１プ２４の中央に形成された凹
部に嵌まり込み、上記結合体２６を下方に押しイ＝：Ｊ
ける。さらに、ノマケット２７が第８図の如＜　ｈｒ［
定の位置にセットされると、上記結合体２６の−Ｆ部）
・グ２５に設けられた孔部３６ｍ、３６ｂはそれぞれス
ピンドル２８の突起部３４ｍ　、３４ｂと嵌合する。

このとき、孔部３６ｍは突起部３４＆の中途位置で嵌合
し、前述と同様な記録媒体２３の位置決めがなされる。

そして、下部ノ１プ２５の周縁部分は加圧機構３３によ
ってフランジ３５に密着される。

本実施例によれば、さらに正確な下部ノ・ブ２５のフラ
ンジ３５への押圧力が得られるので、極めて確実で精度
の筒い記録媒体２３の位置決めが可能である。

なお、本発明におけるセンタリングツ・ブの形状は、前
記２つの実施例に限定されるものではなく、たとえば第
９図乃至第１１図に示すように、センタリングツ・ブ３
７の外周近傍に絞り溝３８を形成するようにしてもよい
。このようにすれば、センタリングツ・プ３７の中心部
分の歪みが周縁部に力として作用することもないうえ、
記録媒体結合体３９をよシ薄型なものとすることができ
る。また、本発明は第９図に示すようにセンタリングハ
ブ３７にスリットを設けずとも前述の効果を奏すること
はいうまでもない。

さらに、センタリングツ１プ３７の中央に形成される孔
部４０も、突起４１に嵌合し易い打抜き穴とすれば、位
置決めの確実性はさらに高められる。

なお、上記実施例では特に磁気ディスク装置を例として
説明したが、本発明の思イυは光学ディスク装置にも応
用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　（ｂ）および第２図は従来装置における
ディスク状記録媒体の中心位抛゛合せを説明するための
図、第３図乃至第６図は本発明の第１の実施例装置にお
けるディスク状記録媒体の中心位置合せを説明するため
の図であシ、第３図は同装置の要部構成図、第４図およ
び第５図は同記録媒体のセンターハブ形状の例を示す図
、第６図は同装置における記録媒体装着時のｌＶｉ面図
、第７図および第８図は本発明の第２の実施例装置にお
けるカセットの装着前および装着後をそれぞれ示す図、
第９図乃至第１１図は本発明の第３の実施例装置におけ
るディスク状記録媒体の中心位置合せを説明するだめの
図で、第９図は同記録媒体を示す図、第１０図および第
１１図は同装置における記録媒体の装着前および装着後
を示す図である。１　、１　ｊ　、　２．９・・・ディスク状記録媒体、
５゜ノ５，３７・・・センタリングハブ、６ｍ、１６ｍ
。３６ｇ　、４０・・・中心位置決め用の孔部、６ｂ。１６ｂ　、３６ｂ・・・回転駆動用の孔部、７　、１３
゜２８　・・・スピンドル、８ａ、Ｊ８ａ、３４ａ＋４
ノ・・・中心位置決め用の突起部、８ｂ、１８ｂ。３４ｂ・・・回転駆動用の孔部、１４・・・スピンドル
モータ、１９．３５・・・フランジ、２ｏ・・・磁石、
２４・・・上部ハブ、２５・・・下部ハブ、２６．３９
・・・記録媒体結合体。

Claims

【特許請求の範囲】（リ　ディスク状記録媒体と、このディスク状記録媒体
の回転中心部に設けられた弾性材料からなるセンタリン
グハブと、このセンタリングハブの回転中心部に設けら
れた中心位置決め用の孔部と、前記センタリングハブの
周縁部分を密着保持するフランジ部を有するスピンドル
と、このスピンドルの回転中心部にフランジ部の上記保
持面よシ突出して設けられ、上記孔部と嵌合する突起部
とを具備し、上記突起部は基部の径が前記孔部の径よシ
大径で且つ先端部の径が上記孔部の径よシ小径である先
細勺形状または半球状であることを特徴とするディスク
装置。（２）　センタリングハブ周縁部分のフランジ部による
密着保持は、上記センタリングハブとフランジ部との磁
気的吸引力によって行われることを特徴とする特許請求
の範囲第（１）項記載のディスク装置。（３）　センタリングツ１プ周縁部分のフランジ音しに
よる密崩保持は、上記センタリングツ・ブをフランジ部
側へ押圧することによって行嗜りれることを特徴とする
特許請求の範囲第（１）項記載のディスク装置。（４）　センタリングツ１プは、周縁部に補強用１ノブ
が形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第（
１）項記載のディスク装置。（５）　センタリングツ・プは周縁部に絞シ溝が形成さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
載のディスク装置。