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JPS647241B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS647241B2
JPS647241B2 JP53156925A JP15692578A JPS647241B2 JP S647241 B2 JPS647241 B2 JP S647241B2 JP 53156925 A JP53156925 A JP 53156925A JP 15692578 A JP15692578 A JP 15692578A JP S647241 B2 JPS647241 B2 JP S647241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
pressure
spool
hoist
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53156925A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5586905A (en
Inventor
Kazuo Uehara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP15692578A priority Critical patent/JPS5586905A/ja
Priority to US06/104,753 priority patent/US4306488A/en
Priority to GB7943950A priority patent/GB2041852B/en
Priority to AU54099/79A priority patent/AU534165B2/en
Priority to DE19792951822 priority patent/DE2951822A1/de
Publication of JPS5586905A publication Critical patent/JPS5586905A/ja
Publication of JPS647241B2 publication Critical patent/JPS647241B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/30Safety devices, e.g. alternate emergency power supply or transmission means to ensure steering upon failure of the primary steering means
    • B62D5/32Safety devices, e.g. alternate emergency power supply or transmission means to ensure steering upon failure of the primary steering means for telemotor systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/061Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle provided with effort, steering lock, or end-of-stroke limiters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/07Supply of pressurised fluid for steering also supplying other consumers ; control thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87169Supply and exhaust
    • Y10T137/87177With bypass
    • Y10T137/87185Controlled by supply or exhaust valve

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液圧パワーステアリングバルブなどに
用いられる圧力補償付方向切換弁装置に関するも
のである。
従来、液圧パワーステアリングなどではエンジ
ン回転が低速(ローアイドル)においても所定の
アクチユエータ速度を得る必要があるため比較的
大きい液圧ポンプを必要としていた。このためエ
ンジン定格回転速度においてはポンプ吐出量のう
ち大半は液圧パワーステアリングに不要となるた
め高負荷の場合には大半を捨てエネルギーの損失
につながつていた。
また、従来の圧力補償付方向切換弁装置として
は特公昭47−28839号公報に示すように、1つの
液圧ポンプの吐出流体を圧力補償弁によつて、第
1のアクチユエータに流体を供給する第1の方向
切換弁装置と第2のアクチユエータに流体を供給
する第2の方向切換弁装置とに分流すると共に、
その圧力補償弁を、当該圧力補償弁の入口側に設
けたオリフイス前後の圧力差が大きい時には第2
の方向切換弁装置への流量を増大する第1の位置
に移動し、圧力差が小さい時には減少する第2の
位置に移動するようにしたものが知られている。
この弁装置によれば、液圧ポンプ吐出量が多い
時には前記圧力差が大きく第2の方向切換弁装置
への流量を増大するから第2のアクチユエータへ
の流量が増大して第1のアクチユエータへの流量
が減少し、吐出量が少ない時には前記圧力差が小
さくなつて第2の方向切換弁装置への流量が減少
するから第2のアクチユエータへの流量が減少し
て第1のアクチユエータへの流量が増大するの
で、液圧ポンプを駆動するエンジンの回転が低速
の時にも所定の流量を第1のアクチユエータに供
給して所定の速度で作動できると共に、エンジン
の回転が高速の時には液圧ポンプ吐出流量の一部
分を第2のアクチユエータへ供給できるから液圧
ポンプ吐出流体を無駄にすることなく有効利用し
てエネルギー損失を防止できる。
しかし、前述の弁装置であると1つの液圧ポン
プを用いているので、前述のようにその液圧ポン
プは大きいものとなり、その吐出流体も大流量と
なるので、圧力補償弁には大流量が常時流れるこ
とになる。このために圧力補償弁を流通する際の
絞り抵抗によるエネルギー損失が大となると共
に、回転速度変化に対する流量の変動が大きいか
らオリフイス前後の圧力差の大・小変化が著しく
圧力補償弁が第1の位置と第2の位置とに繰り返
し移動し、圧力補償弁のハンチングが大きくなつ
てしまうから、第1、第2のアクチユエータの作
動が不安定となる。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、エンジン高速回転時のエネルギ
ー損失を低減できると共に、エンジン低速回転時
にも十分な流量の流体を第1のアクチユエータに
供給でき、しかも第1のアクチユエータを作動し
ない時には第2のアクチユエータに液圧ポンプの
全吐出流量を供給できると共に、絞りによるエネ
ルギー損失を低減でき、かつ流量の変動を小さく
して圧力補償弁のハンチングを防止できるように
した圧力補償付方向切換弁装置を提供することで
ある。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
第1図中1はボデイであり、このボデイ1に圧
力補償弁D、操作弁Eおよびリリーフ弁4が一体
に組込まれている。
圧力補償弁4はボデイ1に形成されたスプール
孔50を備えており、スプール孔50はボデイに
形成された第1のポート5、第2のポート6およ
びホイストポート7、出口ポート8に通じている
と共に、第1、第2、第3ランド孔部26″,2
6′,26を有している。このスプール孔50内
には圧力補償スプール2が摺動可能に嵌挿してあ
ると共に、前記第1のポート5は液圧ポンプ31
の吐出側に、また第2のポート6は液圧ポンプ3
2の吐出側にそれぞれ接続してある。
ホイストポート7は切換弁33のポート33
a,33bに通じており、この切換弁33のポー
ト33c,33dは第2のアクチユエータ、例え
ば作業機ホイスト34に接続してある。
ボデイ1にはスプール孔50を開塞する閉塞子
51、閉塞子51の反対側に位置するばね筒体5
2が固設してある。
前記圧力補償スプール2は第1、第2、第3ラ
ンド24,25,25′及び第1、第2グルーブ
42,43を備えており、また圧力補償スプール
2の軸心一側には中心穴35が穿孔され、この中
心穴35は第1、第2、第3キリ孔57′,38,
40で前記第1、第2、第3ランド24,25,
25′の外周面に開口し、かつポート36で第2
グループ43に開口していると共に、該第1キリ
穴57′と中心穴35の連通部には弁座53が設
けられ、この弁座53にチエツク弁21がばね2
3により付勢されて圧接して中心穴35より第1
キリ孔57′への流体の流通を阻止するが、チエ
ツク弁21の肩部21aに作用する第1キリ穴5
7′の圧力でチエツク弁21は開放作動し第1キ
リ穴57′より中心穴35への流体の流通を許容
している。
圧力補償スプール2の端部にはばね座54が形
成してあり、該ばね座54と前記ばね筒体52の
端面との間にばね27が介装してある。
圧力補償スプール2の端部には受圧室Gとして
のスプール右側室19が形成してあり、該スプー
ル右側室19は穴20を介して出口ポート8に通
じているので、圧力補償スプール2はばね27の
ばね力とばね室18内の圧力の和により右方に押
され、スプール右側室19内の圧力で左方に押さ
れるので、スプール右側室19内の圧力が低い時
には圧力補償スプール2は第1図のように右方に
押された一端側の位置となり、スプール右側室1
9内の圧力が高くなると圧力補償スプール2は順
次左方に移動するようにしてある。
前記操作弁Eはボデイ1に形成されたスプール
孔57を備えており、このスプール孔57は第
1、第2タンクポート14,15、ポンプポート
9、第1、第2コントロールポート10,11、
Aポート12、Bポート13に通じている。
ポンプポート9は前記出口ポート8に通じてお
り、第1、第2コントロールポート10,11は
連通し、かつ第2コントロールポート11はばね
筒体52内、つまりばね室18内に油孔16、導
孔17を介して通じ、第1、第2タンクポート1
4,15はタンク58に連通し、Aポート12、
Bポート13は図示しない第1のアクチユエー
タ、例えばステアリングアクチユエータに接続し
ていると共に、第1、第2コントロールポート1
0,11はリリーフ弁4で前記第2タンクポート
15に接続制御される。
該リリーフ弁4は筒状の弁本体70と主リリー
ルバルブ71とパイロツトポペツト72を備え、
弁本体70には第1、第2コントロールポート1
0,11に連通した入口孔73と第2タンクポー
ト15に開口した主ドレーンポート74、パイロ
ツトドレーンポート75を有し、主リリーフバル
ブ71は入口孔73と主ドレーンポート74を連
通、遮断し、かつバネ76で遮断位置に保持され
ていると共に、入口孔73と連通した細孔77を
備え、この細孔77と前記パイロツトドレーンポ
ート75は前記パイロツトポペツト72によつて
連通、遮断され、かつパイロツトポペツト72は
バネ78で遮断位置に押されている。
このようであるから、入口孔73内の圧力が設
定圧力以上となるとパイロツトポペツト72がパ
ネ78に抗して第2図のように移動し、細孔77
とパイロツトドレーンポート75を連通するの
で、入口孔73、細孔77、パイロツトドレーン
ポート75とに亘つて流体が流れ、これにより主
リリーフバルブ71の細孔77前後に圧力差が生
じ、その圧力差によつて主リリーバルブ71が第
3図のようにバネ76に抗して摺動されて入口孔
73を主ドレンポート74に開口連通し、入口孔
73の流体を主ドレーンポート74、第2タンク
ポート15よりタンク58内に流出して第1、第
2コントロールポート10,11内の最高圧を規
制する。
前記スプール孔57には操作スプール3が嵌挿
してあり、操作スプール3はばね28により中立
位置に保たれ、操作力によつてばね28に抗して
左右に移動する。第1図の操作弁Eはクローズド
センタの場合を示し、この場合の操作スプール3
の形状は第1図に示すようになり、操作スプール
3が中立位置のとき、第1図のように入口ポート
9と第1、第2コントロールポート10,11が
遮断し、Aポート12と第1コントロールポート
10が遮断し、Aポート12と第1タンクポート
14が遮断し、第2コントロールポート11とB
ポート13が遮断し、Bポート13と第2タンク
ポート15が遮断し、ポンプポート9に流入した
流体がA、Bポート12,13に供給されないよ
うになり、さらに第2コントロールポート11は
操作スプール3に形成したキリ穴29および30
を介して第2タンクポート15に連通する。
また、操作スプール3を右方に移動した時には
第4図に示すように、ポンプポート9が第1コン
トロールポート10、第2コントロールポート1
1を経てBポート13に連通し、Bポート13と
第2タンクポート15が遮断すると共に、Aポー
ト12が第1タンクポート14に連通する。
同様に、操作スプール3を左方に移動した時に
は第5図のように、ポンプポート9が第2コント
ロールポート11、第1コントロールポート10
を経てAポート12に連通し、Aポート12と第
1タンクポート14が遮断すると共に、Bポート
13が第2タンクポート15に連通する。
次に作動を説明する。
第1図に示す状態ではばね27によつて圧力補
償スプール2が右方へ押されて一端側の位置とな
り第1ランド孔部26″が第1ランド24で閉塞
されて第1のポート5とホイストポート7とは遮
断し、第2ランド孔部26′は第2ランド25で
閉塞されて第2のポート6とホイストポート7と
は遮断し、第3ランド孔部26は第2グループ4
3で開放して第2のポート6は出口ポート8に連
通する。この状態で液圧ポンプ31から第1のポ
ート5へ、液圧ポンプ32から第2のポート6へ
各々流体が供給されると、第1のポート5へ送ら
れる流体は第1のポート5が第1ランド24で閉
塞されているので圧力が上昇し、その高圧流体が
圧力補償スプール2の第1キリ穴57′よりチエ
ツク弁21の扉部21aに作用してチエツク弁2
1をばね23に抗して左方へ押し、圧力補償スプ
ール2の中心穴35、ポート36、すなわち流路
Fを通して出口ポート8へ送られる。また第2の
ポート6へ送られる流体は第3ランド孔部26が
開いているため同様に出口ポート8へ送られる。
出口ポート8の圧力は穴20を通してスプール右
側室19に伝達される。またスプール左側室すな
わちばね室18には第1及び第2コントロールポ
ート10および11の圧力が伝達される。
したがつて、第1図のように操作スプール3が
中立位置であると、ポンプポート9が閉じている
から、出口ポート8に流入した流体は、ポンプポ
ート9よりA、Bポート12,13に流れないの
で、その流体の圧力は上昇してスプール右側室1
9内の圧力が高圧となると共に、第2コントロー
ルポート11は第2タンクポート15に連通して
いるから、ばね室18内の圧力はタンク圧となつ
て低圧となり、スプール右側室19内の圧力とば
ね室18内の圧力との圧力差が大となつて圧力補
償スプール2は第6図に示すように左方にストロ
ークエンドまで摺動して他端側の位置となり、第
3ランド孔部26を第3ランド25′で閉じて第
2のポート6と出口ポート8を遮断し、かつ第2
ランド孔部26′と第1ランド孔部26″とを開放
して第1のポート5と第2のポート6とをホイス
トポート7に連通するから、液圧ポンプ31と液
圧ポンプ32との流体は全量がホイストポート7
に流れて、切換弁33を切換えることで作業機ホ
イスト34に供給されるので、両液圧ポンプ3
1,32の吐出流体をステアリング操作しない時
に作業機ホイスト34に供給して有効利用でき
る。つまり、第1のアクチユエータを作動しない
時に両液圧ポンプ31,32の吐出流体を第2ア
クチユエータに供給できる。この動作はエンジン
回転速度、つまり両液圧ポンプ31,32の吐出
流体の流量に関係なく行なわれる。
この時、第1のポート5、第2のポート6より
ホイストポート7には大流量が流れると共に、上
流側と下流側に圧力差を生じさせなくとも良いの
で、第1、第2グルーブ42,43で第1のポー
ト5、第2のポート6をホイストポート7に連通
して大流量がスムーズにホイストポート7に流れ
るようにしてある。
これは、前述のように流体が流れると前記圧力
補償スプール2を軸方向に移動するフローフオー
スといわれている力が作用し、そのフローフオー
スが大きいと圧力補償スプール2が軸方向に移動
し易く動作の信頼性が低下すると共に、フローフ
オースは流体がスプール軸方向に流れることで生
じると共に、その流体の流速(上流側と下流側の
圧力差)が大きいほど大きく、しかも流量が多い
ほど大きくなる。このために、前述の第1のポー
ト5、第2のポート6よりホイストポート7に流
れる流量は多いが、上流側と下流側に圧力差を生
じさせなくとも良いので、第1、第2グルーブ4
2,43で第1のポート5、第2のポート6をホ
イストポート7の連通面積が広くなるように連通
して流速を遅くして大流量がスムーズに流れるよ
うにした。
第1図において、37,38,41は切欠部で
あり、圧力補償スプール2を僅かに移動した時に
流体が流通するようにしてある。
次に、第1図に示す状態より操作スプール3を
第4図のように右方へ移動させると、ポンプポー
ト9と第1コンロールポート10の間およびBポ
ート13と第2コントロールポート11の間が開
きポンプポート9とBポート13が連通すると共
に、Bポート13と第2タンクポート15の間が
閉じられると共に、Aポート12と第1タンクポ
ート14との間が開いて連通するため、出口ポー
ト8からポンプポート9へ送られる流体は第1コ
ントロールポート10および第2コントロールポ
ート11を介してBポート13へ送られ、図示し
ないステアリングアクチユエータに送られると共
に、ステアリングアクチユエータよりの流体はA
ポート12、第1タンクポート14よりタンク5
8に流れてステアリングアクチユエータを駆動す
る。
この時に、ポンプポート9より第1コントロー
ルポート10へ流体が流れる時に絞られて上流側
と下流側とに圧力差が生じ、スプール右側室19
内の圧力とばね室18内の圧力とに圧力差が生じ
ると共に、その圧力差は絞りが一定とすればポン
プポート9より第1コントロールポート10へ流
れる作動流体の流量によつて増減し、両液圧ポン
プ31,32を駆動するエンジンが低速回転で、
両液圧ポンプ31,32の吐出量が小流量の時に
は前記圧力差が小さく圧力補償スプール2は第4
図のようにばね27のばね力で一端側の位置とな
り、液圧ポンプ31と液圧ポンプ32の吐出流体
は前述のように出口ポート8に流れる。
これにより両液圧ポンプ31,32の吐出量が
小流量でも必要流量をステアリングシリンダに送
ることができる。
第4図の状態より両液圧ポンプ31,32を駆
動するエンジンが中速回転となつて両液圧ポンプ
31,32の吐出量が中流量となると、液圧ポン
プ31および32から出口ポート8へ送られる流
体が多くなつて、ポンプポート9より第1コント
ロールポート10へ流れる流量が多くなるので、
前記圧力差が大きくなり、出口ポート8から伝え
られるスプール右側室19の圧力が第1及び第2
コントロールポート10および11から伝えられ
るばね室18の圧力に比べて過大となり圧力補償
スプール2はばね27に抗して左方へ移動して第
7図に示す中間の位置となり、第1キリ穴57′
が閉じられると共に、第1ランド孔部26″が開
口する。このため液圧ポンプ31から送られる流
体は第1グルーブ42でホイストポート7へ流れ
込み切換弁33よりタンクに流出するから、出口
ポート8へ送られる流量が減少し、前記圧力差が
低減して所定の値となつてステアリングシリンダ
に必要な流量のみが供給される。この状態におい
て、エンジンが高速回転となつて両液圧ポンプ3
1,32の吐出量が大流量となると前記の圧力差
がさらに大きくなり出口ポート8の圧力が第1及
び第2のコントロールポート10および11の圧
力に比べて過大となるので、圧力補償スプール2
はばね27に抗してさらに第8図に示すように左
方へ移動し、第3ランド25′で第3ランド孔部
26と出口ポート8との開口面積を減少(つま
り、第3ランド孔部26を絞る)する。このため
液圧ポンプ32から第2のポート6に送られる作
動流体の一部はポート36、中心孔35、第2キ
リ孔38、つまり流路Hよりホイストポート7へ
流れ込んで切換弁33よりタンクに流出し、出口
ポート8へ送られる流量がさらに減少し、前記圧
力差が低減して所定の値となつてステアリングシ
リンダに必要な流量のみが供給される。この時、
前記流路Hの上流側と下流側の圧力差が大きく流
体をスプール軸方向に流すとフローフオースが大
きくなるが、流体をスプールの径方向に流すとフ
ローフオースを小さくできるので、径方向の第2
キリ穴38よりホイストポート7に流体を流出し
てフローフオースを小さくしている。この時、第
2キリ穴38を流通する流量は少ないので小径の
第2キリ穴38であつても流体はスムーズに流出
できる。
以上の様にエンジンが低速、中速、高速でもス
テアリングシリンダに必要な流量のみを供給でき
ると共に、液圧ポンプ32の吐出流量のみを絞る
ので、絞られる流量は少なくなる。
また、第8図の状態より切換弁33を切換えて
ホイストポート7から切換弁33を通じて作業機
ホイスト34へ作動流体が送られる場合、つまり
ステアリングシリンダと作業機ホイスト34を同
時操作した場合にはホイストポート7内の圧力が
作業機ホイスト34の負荷圧力によつて上昇し、
ホイストポート7と連通している出口ポート8、
ポンプポート9の圧力が高くなつて前記ポンプポ
ート9と第1コントロールポート10との圧力差
が大きくなるので、前述と同様に圧力補償スプー
ル2はばね27に抗してさらに左方へ移動し、第
3ランド孔部26がさらに絞られる。このため、
出口ポート8への流量がさらに減少して前記圧力
差が低減されて所定値となつてステアリングシリ
ンダに必要な流量のみを供給する。このように、
ステアリングシリンダと作業機ホイスト34を同
時操作した時にもステアリングシリンダに必要な
流量のみを供給できる。
前述状態より操作弁Eの操作スプール3を左方
位置操作したり、切換弁33を切換えてホイスト
ポート7の流体を作業機ホイスト34に供給しな
くしたりして、出口ポート8の圧力が低下して出
口ート8から伝えられるスプール右側室19の圧
力が第1及び第2コントロールポート10および
11から伝えられるばね室18の圧力に比べて低
くなる(前記圧力差が所定値より小さい)場合に
は、ばね27によつて圧力補償スプール2は右方
へ戻され、順次第3ランド孔部26の絞り解除、
第1ランド孔部26″の流路閉によつて出口ポー
ト8に送られる流量が増大し、前記圧力差が大き
くなつて所定値となつてステアリングシリンダに
必要な流量を供給する。
このように、ポンプポート9と第1、第2コン
トロールポート10,11の間の圧力差は圧力補
償スプール2によつて常に一定に保たれるため、
ポンプポート9から第1、第2コントロールポー
ト10,11へ送られる作動流体の流量は液圧ポ
ンプ31および液圧32の吐出量、作業機ホイス
ト34の負荷圧力、Bポート13の負荷圧力によ
らず、操作弁Eのスプール3を中立位置より右方
又は左方に移動した時のポンプポート9と第1、
第2コントロールポート11,11の間の流路面
積を大きくすれば多く、小さくすれば少なくな
り、その流路面積のみで定められる。
以上の実施例では操作弁Eがクローズドセンタ
の場合について述べたが、操作弁EをABR接続
(JIS用語)とした場合には、操作スプール3がク
ローズドセンタの場合と形状が異なり操作スプー
ル3が中立位置の時には第9図のように、ポンプ
ポート9と第1、第2コントロールポート10,
11が遮断し、第1コントロールポート10、第
2コントロールポート11、Aポート12、Bポ
ート13、第1タンクポート14、第2タンクポ
ート15はそれぞれ連通し、ポンプポート9に流
入した流体がA、Bポート12,13に供給され
ないようになり、操作スプール3を右方に移動し
た時には第10図のように、ポンプポート9が第
1コントロールポート10、第2コントロールポ
ート11を経てBポート13を連通し、Bポート
13と第2タンクポート15が遮断すると共に、
Aポート12と第1タンクポート14が連通す
る。
同様に、操作スプール3を左方に移動した時に
は第11図のように、ポンプポート9が第2コン
トロールポート11、第1コントロールポート1
0を経てAポート12に連通し、Aポート12と
第1タンクポート14が遮断すると共に、Bポー
ト13が第2タンクポート15に連通する。
すなわち、操作弁Eはクローズドセンタの場合
でも、ABR接続の場合でも、操作スプール3が
中立位置のときにはポンプポート9が閉じられて
A、Bポート12,13に流体が供給されず、右
方に移動するとポンプポート9とBポート13が
連通され、かつAポート12と第1タンクポート
14が連通し、左方に移動するとポンプポート9
とAポート12が連通し、かつBポート13と第
2タンクポート15が連通する。
本発明は以上の様になり、液圧ポンプ31,3
2を駆動するエンジンが低速回転の時には、その
吐出流量が少なくてポンプポート9と第1又は第
2コントロールポート10又は11との圧力差が
小さいので、受圧室Gとばね室18との圧力差も
小さくなつて圧力補償スプール2は一端側の位置
より若干中間の位置に移動するから、第1の液圧
ポンプ31と第2の液圧ポンプ32との吐出流量
のほぼ全流量がAポート12又はBポート13よ
り第1のアクチユエータに供給されるので、エン
ジン低速回転時にも第1のアクチユエータに十分
な流量の作動流体を供給し所定の速度で作動でき
る。
また、エンジンの回転が高速となるに従つて第
1、第2の液圧ポンプ31,32の吐出流量が増
大して前記圧力差が大きくなるから、受圧室Gと
ばね室18の圧力差も大きくなつて圧力補償スプ
ール2は中間の位置に移動して第1の液圧ポンプ
31の吐出流量をホイストポート7より第2のア
クチユエータに供給し、第2の液圧ポンプ32の
吐出流量を絞つて、その一部をポンプポート9よ
りAポート12又はBポート13より第1のアク
チユエータに供給するので、第1、第2の液圧ポ
ンプ31,32の吐出流量を有効利用してエンジ
ン高速回転時のエネルギー損失を防止できる。
また、第2の液圧ポンプ32の吐出流量のみを
絞るので、その絞られた流量は少なくなつて絞り
によるエネルギー損失が小さくなると共に、流量
の変動も小さくなつて圧力補償弁のハンチングを
防止できる。
また、第1のアクチユエータを使用しない時に
は操作弁Eの操作スプール3が中立位置となつて
ポンプポート9は遮断されるから、出口ポート8
に流入した作動流体は閉じ込められて受圧室G内
の圧力が高くなるから、圧力補償スプール2は他
端側の位置に移動し、第1のポート5と第2のポ
ート6とがホイストポート7に直接連通し、第
1、第2の液圧ポンプ31,32の吐出流量全量
が第2のアクチユエータに供給され、その吐出流
量を有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はクロー
ズドセンタの操作スプールを用いた全体断面図、
第2図、第3図はリリーフ弁の動作説明図、第4
図、第5図は操作スプールを右、左に移動した時
の説明図、第6図、第7図、第8図は圧力補償弁
の動作説明図、第9図はABR接続の操作スプー
ルを用いた全体断面図、第10図、第11図は操
作スプールを右、左に移動した時の説明図であ
る。 Dは圧力補償弁、Eは操作弁、Gは受圧室、2
は圧力補償スプール、3は操作スプール、5は第
1のポート、6は第2のポート、7はホイストポ
ート、8はポート、9はポンプポート、10,1
1は第1、第2コントロールポート、12はAポ
ート、13はBポート、14,15は第1、第2
タンクポート、18はばね室、27はばね、31
は第1の液圧ポンプ、32は第2の液圧ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプポート9と第1、第2コントロールポ
    ート10,11と第1のアクチユエータに接続し
    たAポート12及びBポート13と第1、第2タ
    ンクポート14,15とを連通・遮断する操作ス
    プール3を備え、該操作スプール3を中立位置と
    した時にはポンプポート9の作動流体が第1、第
    2コントロールポート10,11を通つてA、B
    ポート12,13に供給されないようにポンプポ
    ート9と第1、第2コントロールポート10,1
    1とを遮断すると共に、第2コントロールポート
    11と第2タンクポート15とを連通し、前記操
    作スプール3を中立位置より右方に移動するとポ
    ンプポート9とBポート13が第1コントロール
    ポート10及び第2コントロールポート11を経
    て連通し、かつBポート13と第2タンクポート
    15及び第1コントロールポート10とAポート
    12がそれぞれ遮断され、Aポート12と第1タ
    ンクポート14を連通し、前記操作スプール3を
    中立位置より左方に移動するとポンプポート9と
    Aポート12が第2コントロールポート11及び
    第1コントロールポート10を経て連通し、かつ
    Aポート12と第1タンクポート14及び第2コ
    ントロールポート11とBポート13がそれぞれ
    遮断され、Bポート13と第2タンクポート15
    を連通するようにした操作弁E、 第1の液圧ポンプ31に接続した第1のポート
    5と第2の液圧ポンプ32に接続した第2のポー
    ト6と第2のアクチユエータに接続したホイスト
    ポート7と出口ポート8とを連通・遮断する圧力
    補償スプール2を備え、この圧力補償スプール2
    の内部には、第1のポート5と出口ポート8とを
    連通、遮断すると共に、第2のポート6より第1
    のポート5への流通を阻止するチエツク弁21を
    備えた流路及び第2のポート6とホイストポート
    7を連通、遮断する流路を形成すると共に、その
    圧力補償スプール2を、第1のポート5とホイス
    トポート7とを遮断し、ホイストポート7と第2
    のポート6とを遮断し、第2のポート6と出口ポ
    ート8とを連通し、かつ前記流路によつて第1の
    ポート5と出口ポート8を連通し、第2のポート
    6とホイストポート7とが前記流路によつて連通
    しない一端側の位置及び、第1のポート5とホイ
    ストポート7とを連通し、第2のポート6と出口
    ポート8とを絞りを介して連通し、かつ前記流路
    によつて第2のポート6とホイストポート7を連
    通する中間の位置、並びに第1のポート5とホス
    イトポート7とを連通し、第2のポート6と出口
    ポート8との連通面積をさらに絞りかつ第2のポ
    ート6とホイストポート7を前記流路によつて連
    通する他端側の位置に亘つて移動自在とし、この
    圧力補償スプール2を一端側の位置に保持するば
    ね27を設けると共に、該ばね27のばね力とば
    ね室18内の圧力の和に対抗する差圧が生じたと
    き前記圧力補償スプール2を一端側の位置より中
    間の位置・他端側の位置に向けて順次押動する受
    圧室Gを形成し、この受圧室Gを前記出口ポート
    8に連通した圧力補償弁D、 とより成り、 前記操作弁Eの第1、第2コトンロールポート
    10,11を前記圧力補償弁Dのばね室18に連
    通すると共に、前記操作弁Eのポンプポート9を
    前記圧力補償弁Dの出口ポート8に連通したこと
    を特徴とする圧力補償付方向切換弁装置。
JP15692578A 1978-12-21 1978-12-21 Directional control valve with pressure compensation Granted JPS5586905A (en)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15692578A JPS5586905A (en) 1978-12-21 1978-12-21 Directional control valve with pressure compensation
US06/104,753 US4306488A (en) 1978-12-21 1979-12-18 Pressure-compensated directional control valve
GB7943950A GB2041852B (en) 1978-12-21 1979-12-20 Pressure-compensated directional control valve for power steering systems
AU54099/79A AU534165B2 (en) 1978-12-21 1979-12-20 Pressure compensated directional valve
DE19792951822 DE2951822A1 (de) 1978-12-21 1979-12-21 Steuerventil

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JP15692578A JPS5586905A (en) 1978-12-21 1978-12-21 Directional control valve with pressure compensation

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Publication Number Publication Date
JPS5586905A JPS5586905A (en) 1980-07-01
JPS647241B2 true JPS647241B2 (ja) 1989-02-08

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ID=15638362

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JP15692578A Granted JPS5586905A (en) 1978-12-21 1978-12-21 Directional control valve with pressure compensation

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JP (1) JPS5586905A (ja)
AU (1) AU534165B2 (ja)
DE (1) DE2951822A1 (ja)
GB (1) GB2041852B (ja)

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GB2041852B (en) 1983-02-09
JPS5586905A (en) 1980-07-01
GB2041852A (en) 1980-09-17
AU5409979A (en) 1980-06-26
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US4306488A (en) 1981-12-22
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