JPS597709B2 - 新規なモルホリン誘導体及びその製造法 - Google Patents
新規なモルホリン誘導体及びその製造法Info
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- JPS597709B2 JPS597709B2 JP8006776A JP8006776A JPS597709B2 JP S597709 B2 JPS597709 B2 JP S597709B2 JP 8006776 A JP8006776 A JP 8006776A JP 8006776 A JP8006776 A JP 8006776A JP S597709 B2 JPS597709 B2 JP S597709B2
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(I)
〔式中、R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルケ
ニル基、アルアルキル基、低級シクロアルキルアルキル
基を示し、nは1または2を示す。
ニル基、アルアルキル基、低級シクロアルキルアルキル
基を示し、nは1または2を示す。
〕で表わされる新規モルホリン誘導体及びその酸付加塩
と、その新規製造方法に関する。前記式におけるR1を
詳細に述べると水素原子あるいはメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−
ブチル基またはイソブチル基等の低級アルキル基あるい
はアリル基、ブテニル基等の低級アルケニル基、ベンジ
ル基、置換ベンジル基、フェネチル基等のアルアルキル
基、シクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、
シクロヘキシルメチル基等の低級シクロアルキルアルキ
ル基等を示す。
と、その新規製造方法に関する。前記式におけるR1を
詳細に述べると水素原子あるいはメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−
ブチル基またはイソブチル基等の低級アルキル基あるい
はアリル基、ブテニル基等の低級アルケニル基、ベンジ
ル基、置換ベンジル基、フェネチル基等のアルアルキル
基、シクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、
シクロヘキシルメチル基等の低級シクロアルキルアルキ
ル基等を示す。
一般式(I)で表わされる本発明の目的化合物は9・1
0−ジヒドロー 9 ・10−メメノーアントラセンあ
るいは9・10−ジヒドロー9・10−エタノーアント
ラセン骨格の9位にモルホリノメチル基が結合した新規
な骨格を有する新規化合物群であり、本発明者等により
初めて合成された化合物群であり、このものが各種の薬
理作用を有することを見出し、本発明を完成した。
0−ジヒドロー 9 ・10−メメノーアントラセンあ
るいは9・10−ジヒドロー9・10−エタノーアント
ラセン骨格の9位にモルホリノメチル基が結合した新規
な骨格を有する新規化合物群であり、本発明者等により
初めて合成された化合物群であり、このものが各種の薬
理作用を有することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明化合物である一般式(1)で表わされ
る化合物群は、特に中枢神経系、自律神経系に対して各
種の強い薬理作用を有している。
る化合物群は、特に中枢神経系、自律神経系に対して各
種の強い薬理作用を有している。
たとえば、テトラベナジンやレセルピンの中枢神経抑制
作用に拮抗し、ノルアドレナリンの中枢作用を増強する
。それ故、一般式()の化合物は特に抗ウツ剤として有
用である。特に好ましい化合物として、本発明における
一般式(1)で表わされる新規モルホリン誘導体の内で
、R1が水素原子、メチル基の化合物を挙げることがで
きる。
作用に拮抗し、ノルアドレナリンの中枢作用を増強する
。それ故、一般式()の化合物は特に抗ウツ剤として有
用である。特に好ましい化合物として、本発明における
一般式(1)で表わされる新規モルホリン誘導体の内で
、R1が水素原子、メチル基の化合物を挙げることがで
きる。
一般式(1)で表わされる化合物群は以下に示す種々の
製造方法で製造することができる。
製造方法で製造することができる。
5一般式()
〔式中、R1、nは前述と同じ意味を有する。
〕で表わされる化合物のラクタム部分を還元することに
よる一般式(1)で表わされる新規なモルホリン誘導体
の製造方法である。この反応は一般にラクタム部分(−
C−Nく)を還元してアミン部分(−CH2Nく)によ
る際に用いられる各種還元剤および各種の態様が可能で
ある。
よる一般式(1)で表わされる新規なモルホリン誘導体
の製造方法である。この反応は一般にラクタム部分(−
C−Nく)を還元してアミン部分(−CH2Nく)によ
る際に用いられる各種還元剤および各種の態様が可能で
ある。
先ず好適の還元剤としては水素化アルミニウムリチウム
、ナトリウム水素化ビス(メトキシエトキシ)アルミニ
ウム、ナトリウム水素化ジエチルアルミニウム等の金属
水素化合物が挙げられる。
、ナトリウム水素化ビス(メトキシエトキシ)アルミニ
ウム、ナトリウム水素化ジエチルアルミニウム等の金属
水素化合物が挙げられる。
これらの金属水素化合物は不活性溶媒中、ラクタム誘導
体()と反応させることによつて達成されるが、不活性
溶媒としてはジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングライ
コールジメチルエーテル等が特に好適な溶媒として挙げ
られるが、ヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベン
ゼン、トルエン等もあわせ用いることもできる。
体()と反応させることによつて達成されるが、不活性
溶媒としてはジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングライ
コールジメチルエーテル等が特に好適な溶媒として挙げ
られるが、ヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベン
ゼン、トルエン等もあわせ用いることもできる。
還元剤は反応が充分に進行するだけの量を用いることが
望ましく、また反応温度としては、適宜冷却または加熱
することにより反応を抑制または促進することが可能で
ある。
望ましく、また反応温度としては、適宜冷却または加熱
することにより反応を抑制または促進することが可能で
ある。
その他、該ラクタム誘導体()の還元法としては、実用
性のあるものとして、水素化硼素金属、ジボラン等を用
いる方法が挙げられる。
性のあるものとして、水素化硼素金属、ジボラン等を用
いる方法が挙げられる。
水素化硼素ナトリウムは入手の容易さ、あるいはアルコ
ール囲溶媒を用いることが可能な点で使用し易い還元剤
であるが、酸アミド基に対する還元能力は弱いので、本
発明方法の目的には塩化アルミニウム等の塩類との共存
下で用いる方法が挙げられる。 一般式() 〔式中、R1、nは前述と同じ意味を有する。
ール囲溶媒を用いることが可能な点で使用し易い還元剤
であるが、酸アミド基に対する還元能力は弱いので、本
発明方法の目的には塩化アルミニウム等の塩類との共存
下で用いる方法が挙げられる。 一般式() 〔式中、R1、nは前述と同じ意味を有する。
〕で表わされる化合物のラクタム部分を還元することに
よる一般式(1)て表わされる新規なモルホリン誘導体
の製造方法である。その還元法としては一般に酸アミド
を還元してアミンにする際に用いられる各種の還元剤及
び各種の態様が可能であり、4項で述べたと同様の還元
方法を用いることにより達成される。
よる一般式(1)て表わされる新規なモルホリン誘導体
の製造方法である。その還元法としては一般に酸アミド
を還元してアミンにする際に用いられる各種の還元剤及
び各種の態様が可能であり、4項で述べたと同様の還元
方法を用いることにより達成される。
り 一般式()〔式中、nは前述と同じ意味を有する。
〕で表わされるエポキシド誘導体と一般式()〔式中、
R1は前述と同じ意味を有する。
R1は前述と同じ意味を有する。
Xは、水酸基の反応性誘導体〈例えばハロゲン原子(塩
素原子、臭素原子など)、スルホニルオキシ基(−0S
02R7、式中、R7は水酸基、低級アルキル基、低級
ポリハロアルキル基、アリール基、低級アルコキシ基又
はアリールオキシ基を表わす。)〉を表わす。〕で表わ
される化合物と反応させ、その後、塩基で処理すること
による一般式(1)で表わされる新規なモルホリン誘導
体の製造法である。
素原子、臭素原子など)、スルホニルオキシ基(−0S
02R7、式中、R7は水酸基、低級アルキル基、低級
ポリハロアルキル基、アリール基、低級アルコキシ基又
はアリールオキシ基を表わす。)〉を表わす。〕で表わ
される化合物と反応させ、その後、塩基で処理すること
による一般式(1)で表わされる新規なモルホリン誘導
体の製造法である。
本反応はメタノール、エタノール、イソプロパノール、
エチレングリコールなどのアルコール系溶媒、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエー
テル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素
系溶媒またはそれらの混合溶媒などの不活性溶媒を用い
て、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウ
ムなどの金属水酸化物などのような塩基の存在下で行う
のが好ましい。本反応は室温で行うことも可能であるが
、必要に応じて還流温度までの加熱により反応を促進す
ることが可能であ5る。
エチレングリコールなどのアルコール系溶媒、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエー
テル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素
系溶媒またはそれらの混合溶媒などの不活性溶媒を用い
て、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウ
ムなどの金属水酸化物などのような塩基の存在下で行う
のが好ましい。本反応は室温で行うことも可能であるが
、必要に応じて還流温度までの加熱により反応を促進す
ることが可能であ5る。
本反応の中間体として、一般式()
〔式中、R1、X.nは前述と同じ意味を有する。
〕で表わされるアミノアルコール誘導体が得られるが、
一般式()の化合物を反応混合物より単離した後、塩基
で処理してもよいし、又、単離せずに塩基と処理しても
よい。
一般式()の化合物を反応混合物より単離した後、塩基
で処理してもよいし、又、単離せずに塩基と処理しても
よい。
本反応は室温で行うことも可能であるが、必要に応じて
氷冷から還流温度までの加熱により反応を抑制または促
進してもよい。
氷冷から還流温度までの加熱により反応を抑制または促
進してもよい。
塩基として金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化バリウムなどを通常は等モル量か
過剰量を用いる。この際、用いられる不活性溶媒として
はメ汐ノール、エタノール、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ベンゼン、トルエンが好ましい溶媒である。
酸化カリウム、水酸化バリウムなどを通常は等モル量か
過剰量を用いる。この際、用いられる不活性溶媒として
はメ汐ノール、エタノール、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ベンゼン、トルエンが好ましい溶媒である。
1一般式()
〔式中、R2は水素原子、低級アルキル基、低級アルケ
ニル基、アリール基、低級シクロアルキル基又は低級ア
ルコキシル基を意味し、nは前述と同じ意味を有する。
ニル基、アリール基、低級シクロアルキル基又は低級ア
ルコキシル基を意味し、nは前述と同じ意味を有する。
〕で表わされる化合物のアミド基あるいはウレノン部分
を還元することによる一般式(1a)〔式中、N.R2
は前述と同じ意味を有する。
を還元することによる一般式(1a)〔式中、N.R2
は前述と同じ意味を有する。
ただし前記()式においてR2が低級アルコキシル基の
場合はR′2は水素原子を示す。〕で表わされる新規な
モルホリン誘導体の製造方法である。その還元法として
は一般に酸アミドをあるいはウレノンを還元してアミン
にする際に用いられる各種還元剤および各種の態様が可
能であり、4項で述べたと同様の還元方法を用いること
により達成される。
場合はR′2は水素原子を示す。〕で表わされる新規な
モルホリン誘導体の製造方法である。その還元法として
は一般に酸アミドをあるいはウレノンを還元してアミン
にする際に用いられる各種還元剤および各種の態様が可
能であり、4項で述べたと同様の還元方法を用いること
により達成される。
5一般式()
〔式中、R3は−C−R2(式中、R2は前述と同じ意
味を有する)またはニトリル基(−CミN)を示し、n
は前述と同じ意味を有する。
味を有する)またはニトリル基(−CミN)を示し、n
は前述と同じ意味を有する。
〕で表わされる化合物のアミド基、ウレノン部分あるい
はN−シアノ基を加水分解することによる一般式(b)
〔式中、nは前述と同じ意味を有する。
はN−シアノ基を加水分解することによる一般式(b)
〔式中、nは前述と同じ意味を有する。
〕で表わされる新規なモルホリン誘導体の製造方法であ
る。
る。
その加水分解法としては一般に酸アミド基、ウレタン基
あるいはN−シアノ基を加水分解してアミンにする際用
いられる既知の各種の条件が可能である。先ず好適の条
件としては水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアル
カリ条件下で直接または不活性溶媒中容易に目的が達成
される。又塩酸、臭化水素酸、硫酸等鉱酸酸性下で直接
または不活囲溶媒中加水分解するという方法を用いるこ
とができる。不活性溶媒としては、好ましくはメタノー
ル、エタノール、プロピルアルコール、ブチルアルコー
ル等アルコール性溶媒が適しているがエーテル、テトラ
ハイドロフラン、ジオキサン、エチレングライコールジ
メチルエーテル、ベンゼン、トルエン、ジメチルスルホ
キサイド等もあわせて用いることができる。
あるいはN−シアノ基を加水分解してアミンにする際用
いられる既知の各種の条件が可能である。先ず好適の条
件としては水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアル
カリ条件下で直接または不活性溶媒中容易に目的が達成
される。又塩酸、臭化水素酸、硫酸等鉱酸酸性下で直接
または不活囲溶媒中加水分解するという方法を用いるこ
とができる。不活性溶媒としては、好ましくはメタノー
ル、エタノール、プロピルアルコール、ブチルアルコー
ル等アルコール性溶媒が適しているがエーテル、テトラ
ハイドロフラン、ジオキサン、エチレングライコールジ
メチルエーテル、ベンゼン、トルエン、ジメチルスルホ
キサイド等もあわせて用いることができる。
アルカリ、酸は反応が充分に進行するだけの温度を用い
ることが望ましく、又反応温度としては適宜冷却または
加熱することにより反応を抑制または促進することが可
能である。
ることが望ましく、又反応温度としては適宜冷却または
加熱することにより反応を抑制または促進することが可
能である。
また、ヒドラジン、メチルヒドラジン等のヒドラジン誘
導体を用いる方法も用いることができる。
導体を用いる方法も用いることができる。
D 一般式(b)で表わされるモルホリン誘導体と一般
式()〔式中、R1は水素原子を除く前述のR1と同じ
意味を有する。
式()〔式中、R1は水素原子を除く前述のR1と同じ
意味を有する。
〕で表わされるアルコール誘導体の活性エステル誘導体
とを反応させることによる一般式(c)〔式中、Rln
は前述と同じ意味を有する。
とを反応させることによる一般式(c)〔式中、Rln
は前述と同じ意味を有する。
〕で表わされるモルホリン誘導体の製造方法である。
この反応は一般式(b)で表わされる化合物および()
で表わされる化合物の活性エステル誘導体とを直接また
は不活性有機溶媒中、塩基性縮合剤の存在下において行
うことができる。
で表わされる化合物の活性エステル誘導体とを直接また
は不活性有機溶媒中、塩基性縮合剤の存在下において行
うことができる。
不活性有機溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン
、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、メ
ノノール、エノノール、プロパノール、ジオキサン、テ
トラハイドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル等の各種の溶媒又はその混合物などが挙げら
れ、塩基囲縮合剤としてはたとえばナトリウムアミド、
水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水素化カリウム、ナトリウムアルコラード、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、トリエチルアミンなどの各種の
塩基が挙げられる。
、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、メ
ノノール、エノノール、プロパノール、ジオキサン、テ
トラハイドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル等の各種の溶媒又はその混合物などが挙げら
れ、塩基囲縮合剤としてはたとえばナトリウムアミド、
水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水素化カリウム、ナトリウムアルコラード、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、トリエチルアミンなどの各種の
塩基が挙げられる。
反応は室温または加熱下に行うことができる。
なお、本反応に用いられる活性エステル誘導体とは、一
般式()で表わされる化合物と無機及び有機の強酸との
エステルであり、好適例としては塩酸、臭化水素酸、ヨ
ウ化水素酸、硫酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸、メチルスルホン酸とのエステル類が挙げら
れる。[F] 一般式(Ib)で表わされるモルホリン
誘導体と一般式(X)〔式中、R4は水素原子、低級ア
ルキル基、低級アルケニル基、アリール基又は低級シク
ロアルキル基を意味し、R5は水素原子または低級アル
キル基を意味する。
般式()で表わされる化合物と無機及び有機の強酸との
エステルであり、好適例としては塩酸、臭化水素酸、ヨ
ウ化水素酸、硫酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸、メチルスルホン酸とのエステル類が挙げら
れる。[F] 一般式(Ib)で表わされるモルホリン
誘導体と一般式(X)〔式中、R4は水素原子、低級ア
ルキル基、低級アルケニル基、アリール基又は低級シク
ロアルキル基を意味し、R5は水素原子または低級アル
キル基を意味する。
〕で表わされるカルボニル誘導体とを縮合還元すること
による一般式(Id)〔式中、R4、R5、nは前述と
同じ意味を有する。
による一般式(Id)〔式中、R4、R5、nは前述と
同じ意味を有する。
〕で表わされるモルホリン誘導体の製造方法である。
該モルホリン誘導体と該カルボニル基の縮合、還元の方
法としては、一般に既知の各種の態様が可能である。た
とえぱ該モルホリン誘導体、ギ酸と該カルボニル誘導体
とで反応を行うロイカルトーワラツハ(Leukart
Wallach)反応により本縮合、還元方法を達成す
ることができる。また、該モルホリン誘導体と該カルボ
ニル誘導体との混合物あるいはエナミン誘導体をラネー
ニツケル、酸化白金、パラジウム等の触媒の存在下、無
溶媒、または不活性溶媒中低圧または高圧下に接触還元
することにより達成することができる。還元はナトリウ
ムとアルコール、亜鉛と酸あるいは亜鉛とアルカリとい
つた方法も可能である。不活性溶媒としてはメノノール
、エタノール、イソプロピルアルコール等アルコール系
溶媒、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラハイドロフラン、酢酸等から随時選択
できる。また、還元は不活性溶媒中水素化シアノホウ素
ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナト
リウム、水素化アルミニウムリチウム等の金属水素化合
物またはジボラン等を用いることもできる。
法としては、一般に既知の各種の態様が可能である。た
とえぱ該モルホリン誘導体、ギ酸と該カルボニル誘導体
とで反応を行うロイカルトーワラツハ(Leukart
Wallach)反応により本縮合、還元方法を達成す
ることができる。また、該モルホリン誘導体と該カルボ
ニル誘導体との混合物あるいはエナミン誘導体をラネー
ニツケル、酸化白金、パラジウム等の触媒の存在下、無
溶媒、または不活性溶媒中低圧または高圧下に接触還元
することにより達成することができる。還元はナトリウ
ムとアルコール、亜鉛と酸あるいは亜鉛とアルカリとい
つた方法も可能である。不活性溶媒としてはメノノール
、エタノール、イソプロピルアルコール等アルコール系
溶媒、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラハイドロフラン、酢酸等から随時選択
できる。また、還元は不活性溶媒中水素化シアノホウ素
ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナト
リウム、水素化アルミニウムリチウム等の金属水素化合
物またはジボラン等を用いることもできる。
不活性溶媒としてはメタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコール、ブチルアルコール等アルコール系溶媒
、ベンゼン、トルエン、ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、ジオキサン、テトラハイドロフラン等か
ら随時選択できる。
ピルアルコール、ブチルアルコール等アルコール系溶媒
、ベンゼン、トルエン、ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、ジオキサン、テトラハイドロフラン等か
ら随時選択できる。
ホルムアルデヒドによる還元的メチル化では、エシユヴ
アイラ一・クラーク(EschweiilerClar
ke)反応として知られているホルムアルデヒドとギ酸
とによるメチル化が特に有効である。
アイラ一・クラーク(EschweiilerClar
ke)反応として知られているホルムアルデヒドとギ酸
とによるメチル化が特に有効である。
還元剤または触媒は反応が充分進行するだけの量を用い
ることが望ましく、また反応温度としては適宜冷却また
は加熱することにより反応を抑制または促進することが
可能である。
ることが望ましく、また反応温度としては適宜冷却また
は加熱することにより反応を抑制または促進することが
可能である。
5一般式(Ie)
〔式中、R6はベンジル基を示し、nは前述と同じ意味
を有する。
を有する。
〕で表わされる化合物からベンジル基を接触還元的に除
去することによる一般式(b)で表わされる新規なモル
ホリン誘導体の製造方法である。
去することによる一般式(b)で表わされる新規なモル
ホリン誘導体の製造方法である。
すなわち、本反応は(Ie)を接触還元触媒の存在下、
ガス状水素と接触させ等モル量の水素と反応させること
により達成できる。
ガス状水素と接触させ等モル量の水素と反応させること
により達成できる。
本発明方法の水素添加反応は一般に適当な金属触媒の存
在下に溶媒を用いて行うことが望ましく、触媒としては
例えば種々の和体を用いて白金、パラジウム、ロジウム
などの貴金属触媒やニツケル、亜クロム酸銅などがまた
溶媒としてはアルコ―ル系溶媒(たとえばメタノール、
エタノール、n−プロパノールなどがあげられる)、酢
酸、プロピオン酸、水、酢酸エチル、無極性溶媒(たと
えばベンゼン、トルエン、キシレンなどがあげられる。
在下に溶媒を用いて行うことが望ましく、触媒としては
例えば種々の和体を用いて白金、パラジウム、ロジウム
などの貴金属触媒やニツケル、亜クロム酸銅などがまた
溶媒としてはアルコ―ル系溶媒(たとえばメタノール、
エタノール、n−プロパノールなどがあげられる)、酢
酸、プロピオン酸、水、酢酸エチル、無極性溶媒(たと
えばベンゼン、トルエン、キシレンなどがあげられる。
)、あるいはこれらの混合溶媒系(たとえば水一アルコ
ール類、水一酢酸、トルエンーメメノールなどがあげら
れる)などが好適に用いられる。この水素添加反応は通
常、原料物質に対して数%ないし数10%(重量)まで
の触媒の存在下、比較的低温で一般的には室温付近の温
度、また低水素圧、一般的には常圧水素で容易に進行す
るが必要に応じて加温あるいは水素圧をあげることによ
り反応を促進することができる。また、必要ならば適量
の酸(たとえば塩酸、過塩素酸、硫酸などの鉱酸、酢酸
などの有機酸があげられる。)を反応系に添加すること
により反応を促進することもできる。R6で示されるベ
ンジル基は、本反応を妨げない置換基により置換されて
いてもよい。
ール類、水一酢酸、トルエンーメメノールなどがあげら
れる)などが好適に用いられる。この水素添加反応は通
常、原料物質に対して数%ないし数10%(重量)まで
の触媒の存在下、比較的低温で一般的には室温付近の温
度、また低水素圧、一般的には常圧水素で容易に進行す
るが必要に応じて加温あるいは水素圧をあげることによ
り反応を促進することができる。また、必要ならば適量
の酸(たとえば塩酸、過塩素酸、硫酸などの鉱酸、酢酸
などの有機酸があげられる。)を反応系に添加すること
により反応を促進することもできる。R6で示されるベ
ンジル基は、本反応を妨げない置換基により置換されて
いてもよい。
各々、反応終了後は通常の有機化学的手法により成績体
をとりだすことができる。
をとりだすことができる。
本発明方法によつて得られる前記一般式()の化合物は
、アミン誘導体であるので、所望に応じて生理的に無害
の各種の無機酸および有機酸たとえば塩酸、硫酸、臭化
水素酸、酢酸、蓚酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、フ
マール酸、コハク酸などと酸附加塩を形成することがで
きる。
、アミン誘導体であるので、所望に応じて生理的に無害
の各種の無機酸および有機酸たとえば塩酸、硫酸、臭化
水素酸、酢酸、蓚酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、フ
マール酸、コハク酸などと酸附加塩を形成することがで
きる。
なお、本発明の原料化合物は、たとえば以下に示す如き
方法で製造することができる。まず、本発明原料化合物
製造の出発物質(下記式(g)、仮))の製造について
示す。
方法で製造することができる。まず、本発明原料化合物
製造の出発物質(下記式(g)、仮))の製造について
示す。
〔反応式中、Rは水素原子またはアルコールの一般的保
護基を示し、ROは水素原子または低級アルキル基を示
す。
護基を示し、ROは水素原子または低級アルキル基を示
す。
〕以下、各工程について説明する。
工程(1)
原料である一般式(a)のカルボン酸誘導体をそのまま
、あるいはカルボン酸基を酸クロリド、酸無水物等活性
誘導体に導びいた後、常法どおり、シユミツト転移、ク
ルチウス転移、ホフマン転移等の反応により、12−ヒ
ドロキシ−9・10−ジヒトロー9・10−エメノーア
ントラセン一9−イソシアネートあるいはその水酸基が
保護された誘導体に導びき、それを加水分解することに
より、式(b)の9−アミノ−12−ヒドロキシ−9・
10−ジヒトロー9・10−エタノーアントラセンを得
ることができる。
、あるいはカルボン酸基を酸クロリド、酸無水物等活性
誘導体に導びいた後、常法どおり、シユミツト転移、ク
ルチウス転移、ホフマン転移等の反応により、12−ヒ
ドロキシ−9・10−ジヒトロー9・10−エメノーア
ントラセン一9−イソシアネートあるいはその水酸基が
保護された誘導体に導びき、それを加水分解することに
より、式(b)の9−アミノ−12−ヒドロキシ−9・
10−ジヒトロー9・10−エタノーアントラセンを得
ることができる。
工程(2)
亜硝酸金属塩(たとえば亜硝酸ナトリウムなど)で酸(
たとえば硫酸、塩酸、臭化水素酸、酢酸など)の存在下
式(b)の9−アミノ−12ヒドロキシ−9・10−ジ
ヒトロー9.10エタノーアントラセンを処理すること
により式(。
たとえば硫酸、塩酸、臭化水素酸、酢酸など)の存在下
式(b)の9−アミノ−12ヒドロキシ−9・10−ジ
ヒトロー9.10エタノーアントラセンを処理すること
により式(。
)−9−ホルミル−9・10−ジヒトロー9・10−メ
タノーアントラセンを得ることができる。工程(3) ウイテツヒ反応、グリニヤール反応、クノーベル反応等
炭素鎖延長反応後酸化、還元、加水分解等通常の化学反
応を用いることにより式(c)の化合物から一般式(d
)のβ−〔9・10−ジヒトロー9・10−メメノ一9
−アントリル〕−プロピオン酸あるいはそのエステル誘
導体を得ることができる。
タノーアントラセンを得ることができる。工程(3) ウイテツヒ反応、グリニヤール反応、クノーベル反応等
炭素鎖延長反応後酸化、還元、加水分解等通常の化学反
応を用いることにより式(c)の化合物から一般式(d
)のβ−〔9・10−ジヒトロー9・10−メメノ一9
−アントリル〕−プロピオン酸あるいはそのエステル誘
導体を得ることができる。
工程(4)
カルボン酸誘導体からアミド誘導体へ導びく通常法によ
つて一般式(d)の化合物から式(e)のβ〔9・10
−ジヒトロー9・10−メメノ9−アントリル〕−プロ
ピオン酸ジメチルアミドを得ることができる。
つて一般式(d)の化合物から式(e)のβ〔9・10
−ジヒトロー9・10−メメノ9−アントリル〕−プロ
ピオン酸ジメチルアミドを得ることができる。
工程(5)
アミド基を還元してアミン誘導体に導びく通常の還元方
法によつて式(e)の化合物から式(f)の9−r−ジ
メチルアミノプロピル−9・10ジヒトロー9・10−
メメノーアントラセンを得ることができる。
法によつて式(e)の化合物から式(f)の9−r−ジ
メチルアミノプロピル−9・10ジヒトロー9・10−
メメノーアントラセンを得ることができる。
工程(6)
ホフマン分解反応を用いることによつて式(f)の化合
物から式(g)の9−β−プロペニル一9・10−ジヒ
トロー9・10−メメノーアントラセンを得ることがで
きる。
物から式(g)の9−β−プロペニル一9・10−ジヒ
トロー9・10−メメノーアントラセンを得ることがで
きる。
工程(7)
式(h)の9−アリル−アントラセンとビニルアセテー
トを加熱することにより付加体である式(1)の9−β
−プロペニル一11−アセトキシ−9・10−ジヒトロ
ー9・10−エメノアントラセンを得ることができる。
トを加熱することにより付加体である式(1)の9−β
−プロペニル一11−アセトキシ−9・10−ジヒトロ
ー9・10−エメノアントラセンを得ることができる。
〉く工程(8)式(1)のアセト
キシ基の加水分解後、酸化することにより9−β−プロ
ペニル一9・10−ジヒトロー9・10−工汐ノーアン
トラセン11−オンに導びくことができる。
キシ基の加水分解後、酸化することにより9−β−プロ
ペニル一9・10−ジヒトロー9・10−工汐ノーアン
トラセン11−オンに導びくことができる。
工程(9)
式(j)の化合物をボルフキツシユナ一還元あるいはエ
タンジチオールによりチオケタールに導びき、ラネーニ
ッケル存在下、脱硫反応を行うことにより式(k)の9
−β−プロペニル一9・10−ジヒトロー9・10−エ
メノーアントラセンを得ることができる。
タンジチオールによりチオケタールに導びき、ラネーニ
ッケル存在下、脱硫反応を行うことにより式(k)の9
−β−プロペニル一9・10−ジヒトロー9・10−エ
メノーアントラセンを得ることができる。
工程(自)
また式(k)の9−β−プロペニル一9・10ジヒトロ
ー9・10−エメノーアントラセンは、(6)項で述べ
たと同様ホフマン分解反応により式(1)の9−γ−ジ
メチルアミノプロピル〜9・10−ジヒトロー9・10
−エメノーアントラセンから導びくこともできる。
ー9・10−エメノーアントラセンは、(6)項で述べ
たと同様ホフマン分解反応により式(1)の9−γ−ジ
メチルアミノプロピル〜9・10−ジヒトロー9・10
−エメノーアントラセンから導びくこともできる。
以上の方法で得られた式Ωおよび(自)の化合物(両者
をあわせて、一般式(ニ)であられす。
をあわせて、一般式(ニ)であられす。
)を以下の方法により本願の原料化合物(代)および(
6)に導くことができる。〔反応式中、R1およびnは
前述と同じ意味を有する。
6)に導くことができる。〔反応式中、R1およびnは
前述と同じ意味を有する。
〕以下、各工程について説明する。
工程00
一般式豆の化合物に通常の二重結合をエポキシ化する酸
化反応を行うことにより、一般式(代)のエポキシ誘導
体に導びくことができる。
化反応を行うことにより、一般式(代)のエポキシ誘導
体に導びくことができる。
工程(自)
一般式(代)のエポキシ誘導体を相当するアミン誘導体
と処理することによつて一般式(n)のアミノアルコー
ル誘導体に導びくことができる。
と処理することによつて一般式(n)のアミノアルコー
ル誘導体に導びくことができる。
工程(自)》
※ 一般式(n)のアミノ−アルコール誘導体にブロモ
アセチルブロマイドあるいはクロロアセチルクロリドを
塩基の存在下反応させることによつて一般式([[)の
ラクタム誘導体を得ることができ, る。
アセチルブロマイドあるいはクロロアセチルクロリドを
塩基の存在下反応させることによつて一般式([[)の
ラクタム誘導体を得ることができ, る。
また、一般式両の化合物は前記式(c)の9−ホルミル
−9 ・ 10−ジヒトロー9・10−メメノーアント
ラセンまたは公知化合物である9−ホルミル−9・10
−ジヒトロー9・10−エタノーアントラセン(両者を
あわせて一般式(0)であられす)から下記の方法で得
られる。
−9 ・ 10−ジヒトロー9・10−メメノーアント
ラセンまたは公知化合物である9−ホルミル−9・10
−ジヒトロー9・10−エタノーアントラセン(両者を
あわせて一般式(0)であられす)から下記の方法で得
られる。
〔反応式中、R,は前述と同じ意味を有する。
〕以下、各工程について説明する。工程(自)
式(0)のアルデヒド誘導体に、クノーベル反応等の条
件によつてシアノ酢酸エチルあるいはマロン酸ジエチル
などを縮合後、還元、加水分解等の操作を加えることに
よつて一般式(p)の相当するダイカルボン酸誘導体を
得ることができる。
件によつてシアノ酢酸エチルあるいはマロン酸ジエチル
などを縮合後、還元、加水分解等の操作を加えることに
よつて一般式(p)の相当するダイカルボン酸誘導体を
得ることができる。
工程(自)一般式(p)のダイカルボン酸誘導体を常法
通りブロム化、脱炭酸を行うことにより、一般式(q)
のα−ブロモ−カルボン酸誘導体を得ることができる。
通りブロム化、脱炭酸を行うことにより、一般式(q)
のα−ブロモ−カルボン酸誘導体を得ることができる。
工程(自)
カルボン酸をアミド誘導体に導びく通常法を用いること
により一般式(q)のα−ブロモ−カルボン酸誘導体か
ら一般式(r)のα−ブロモ−カルボン酸ヒドロキシエ
チルアミド誘導体に導びくことができる。
により一般式(q)のα−ブロモ−カルボン酸誘導体か
ら一般式(r)のα−ブロモ−カルボン酸ヒドロキシエ
チルアミド誘導体に導びくことができる。
工程A7)
一般式(r)のα−フロモーカルボン酸ヒドロキシエチ
ルアミド誘導体を塩基で処理することによつて一般式(
ホ)のラクタム誘導体へ導びくことができる。
ルアミド誘導体を塩基で処理することによつて一般式(
ホ)のラクタム誘導体へ導びくことができる。
また、モルホリン誘導体祷はモルホリン誘導体(Ib)
と一般式または 〔式中、R3、R2は前述と同じ意味を有し、Yは・・
ロゲン原子を示す。
と一般式または 〔式中、R3、R2は前述と同じ意味を有し、Yは・・
ロゲン原子を示す。
〕で表わされる化合物と通常の方法により反応させるこ
とにより得ることができる。
とにより得ることができる。
また、モルホリン誘導体−において、R3が低級アルコ
キシカルボニル基あるいはニトリル基である誘導体は一
般式〔式中、R8はメチル基あるいはベンジル基を示す
。
キシカルボニル基あるいはニトリル基である誘導体は一
般式〔式中、R8はメチル基あるいはベンジル基を示す
。
nは前述と同じ意味を有する。〕で表わされるモルホリ
ン誘導体を一般式 または 〔式中、R9は低級アルキル基を示す。
ン誘導体を一般式 または 〔式中、R9は低級アルキル基を示す。
Yは前述と同じ意味を有する。〕で表わされる化合物と
ホン・ブラウン反応の操作に従つて反応させることによ
つても得ることができる。
ホン・ブラウン反応の操作に従つて反応させることによ
つても得ることができる。
次に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はもちろんこれらによつてなんら限定されるもので
はをい。
発明はもちろんこれらによつてなんら限定されるもので
はをい。
参考例 1
12−アセトキシ−9・10−ジヒトロー9・10−エ
メノーアントラセン一9−カルボン酸(1.07)をベ
ンゼン(10.0m0に溶かし、チオニルクロライド(
4.0m1)を加え4時間還流した。
メノーアントラセン一9−カルボン酸(1.07)をベ
ンゼン(10.0m0に溶かし、チオニルクロライド(
4.0m1)を加え4時間還流した。
ベンゼンおよび過剰のチオニルクロライドを留去するこ
とにより、12−アセトキシ−9・10−ジヒトロー9
・10−エメノーアントラセン一9−カルボン酸クロラ
イドが得られた。このカルボン酸クロライド誘導体を乾
燥アセトン(25.0m0に溶かし、氷冷下、窒化ナト
リウム(0.637)の水溶液(1.3m0を加え2時
間攪拌した。水を加え、ベンゼンで抽出しベンゼン層を
水洗し芒硝乾燥後2時間還流し、ベンゼン留去により1
2−アセトキシ−9・10−ジヒドロ9・10−エメノ
ーアントラセン一9−イソシアネートを得た。これをそ
のまま20%水酸化ナトリウム水溶液(15.0m1)
とエタノール(12。0m0中6時間還流した。
とにより、12−アセトキシ−9・10−ジヒトロー9
・10−エメノーアントラセン一9−カルボン酸クロラ
イドが得られた。このカルボン酸クロライド誘導体を乾
燥アセトン(25.0m0に溶かし、氷冷下、窒化ナト
リウム(0.637)の水溶液(1.3m0を加え2時
間攪拌した。水を加え、ベンゼンで抽出しベンゼン層を
水洗し芒硝乾燥後2時間還流し、ベンゼン留去により1
2−アセトキシ−9・10−ジヒドロ9・10−エメノ
ーアントラセン一9−イソシアネートを得た。これをそ
のまま20%水酸化ナトリウム水溶液(15.0m1)
とエタノール(12。0m0中6時間還流した。
大部分のエタノールを留去後、水を加え酢酸エチルで抽
出した。酢酸エチル層を水洗し芒硝乾燥、溶媒留去によ
り目的とする9−アミノ−12−ヒドロキシ−9・10
−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセンの結晶を
0.727得た。M.p.l8l〜181.5℃再結晶
を行うことによりM.p.l83.5℃の結晶を得た。
参考例 2 9−アミノ−12−ヒドロキシ−9・10−ジヒトロー
9・10−エメノーアントラセン(3.0y)を酢酸(
240m0に溶かし、2〜5℃で亜硝酸ナトリウム(6
.77)の水溶液(120m0を滴下し、1時間攪拌し
た。
出した。酢酸エチル層を水洗し芒硝乾燥、溶媒留去によ
り目的とする9−アミノ−12−ヒドロキシ−9・10
−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセンの結晶を
0.727得た。M.p.l8l〜181.5℃再結晶
を行うことによりM.p.l83.5℃の結晶を得た。
参考例 2 9−アミノ−12−ヒドロキシ−9・10−ジヒトロー
9・10−エメノーアントラセン(3.0y)を酢酸(
240m0に溶かし、2〜5℃で亜硝酸ナトリウム(6
.77)の水溶液(120m0を滴下し、1時間攪拌し
た。
その後95〜105℃で5時間攪拌した後、水を加えベ
ンゼンで抽出し、ベンゼン層を水洗し芒硝乾燥、溶媒留
去により9−ホルミル−9・10−ジヒトロー9・10
メメノーアントラセンの粗結晶(2.87)を得た。再
結晶をすることにより白色結晶が得られた。M.p.9
9〜100℃更に、再結晶を行うことによりM.p.l
O2.5℃の結晶を得た。
ンゼンで抽出し、ベンゼン層を水洗し芒硝乾燥、溶媒留
去により9−ホルミル−9・10−ジヒトロー9・10
メメノーアントラセンの粗結晶(2.87)を得た。再
結晶をすることにより白色結晶が得られた。M.p.9
9〜100℃更に、再結晶を行うことによりM.p.l
O2.5℃の結晶を得た。
参考例 3
常法通りトリエチルホスホノアセテート
(2.65y)を50%水素化ナトリウム(0.667
)と乾燥ベンゼン(10m0中、処理した溶液に、9−
ホルミル−9・10−ジヒトロー9・10−メメノーア
ントラセン(2,07)を乾燥ベンゼン(20m1)に
溶かし、室温で滴下した。
)と乾燥ベンゼン(10m0中、処理した溶液に、9−
ホルミル−9・10−ジヒトロー9・10−メメノーア
ントラセン(2,07)を乾燥ベンゼン(20m1)に
溶かし、室温で滴下した。
5時間室温で攪拌後、1時間70℃に加熱した。
水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水洗後、芒硝
乾燥、溶媒留去によりβ一〔9・10−ジヒトロー9・
10−メ汐ノ一9−アントリル〕−アクリル酸エチルエ
ステル(M.p.lO8〜110℃)を得た。このエチ
ルエステル誘導体をメ汐ノールと10%水酸化ナトリウ
ム水溶液中、4時間還流した。水を加え、塩酸で中和、
抽出、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去によりβ−〔9・10
−ジヒトロー9・10−メメノ一9−アントリル〕−ア
クリル酸を得た。M.p.2l9.5〜222℃。得ら
れたβ−〔9・10−ジヒトロー9・10ーメメノ一9
−アントリル〕−アクリル酸(612ワ)と5%パラジ
ウム一炭素(120η)をエタノール中、水素気流下、
室温で2時間攪拌した。
乾燥、溶媒留去によりβ一〔9・10−ジヒトロー9・
10−メ汐ノ一9−アントリル〕−アクリル酸エチルエ
ステル(M.p.lO8〜110℃)を得た。このエチ
ルエステル誘導体をメ汐ノールと10%水酸化ナトリウ
ム水溶液中、4時間還流した。水を加え、塩酸で中和、
抽出、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去によりβ−〔9・10
−ジヒトロー9・10−メメノ一9−アントリル〕−ア
クリル酸を得た。M.p.2l9.5〜222℃。得ら
れたβ−〔9・10−ジヒトロー9・10ーメメノ一9
−アントリル〕−アクリル酸(612ワ)と5%パラジ
ウム一炭素(120η)をエタノール中、水素気流下、
室温で2時間攪拌した。
口過により触媒を除き、溶媒留去により、β−〔9・1
0−ジヒトロー9・10−メノノ一9−アントリル〕−
プロピオン酸を得た。M.p.l85〜189℃o参考
例 4 β一〔9・10−ジヒトロー9・10−メメノ9−アン
トリル〕−プロピオン酸から常法通り酸クロリドを生成
後、ジメチルアミンと反応させることによつてβ一〔9
・10−ジヒトロー9・10−メメノ一9−アントリル
〕−プロピオン酸ジメチルアミドを得た。
0−ジヒトロー9・10−メノノ一9−アントリル〕−
プロピオン酸を得た。M.p.l85〜189℃o参考
例 4 β一〔9・10−ジヒトロー9・10−メメノ9−アン
トリル〕−プロピオン酸から常法通り酸クロリドを生成
後、ジメチルアミンと反応させることによつてβ一〔9
・10−ジヒトロー9・10−メメノ一9−アントリル
〕−プロピオン酸ジメチルアミドを得た。
得られたβ一〔9・10−ジヒトロー9・10メメノ一
9−アントリル〕−プロピオン酸ジメチルアミド(6.
07)と水素化アルミニウムリチウムをジオキサン中、
50〜60℃で2時間攪拌した。
9−アントリル〕−プロピオン酸ジメチルアミド(6.
07)と水素化アルミニウムリチウムをジオキサン中、
50〜60℃で2時間攪拌した。
水を加え、加剰の水素化アルミニウムリチウムを分解し
、酢酸エチルを加え、芒硝乾燥、溶媒留去により9−γ
−ジメチルアミノプロピル9・10−ジヒトロー9・1
0−メメノーアントラセンを得た。塩酸塩の融点247
〜247.5℃ 参考例 5 9−γ−ジメチルアミノプロピル−9・10メメノーア
ントラセン(1.0y)を酢酸エチル中ヨウ化メチルで
処理し、9−γ〜ジメチルアミノプロピル−9・10−
ジヒトロー9・10−メタノーアントラセンのヨウ化メ
チル四級塩を得た。
、酢酸エチルを加え、芒硝乾燥、溶媒留去により9−γ
−ジメチルアミノプロピル9・10−ジヒトロー9・1
0−メメノーアントラセンを得た。塩酸塩の融点247
〜247.5℃ 参考例 5 9−γ−ジメチルアミノプロピル−9・10メメノーア
ントラセン(1.0y)を酢酸エチル中ヨウ化メチルで
処理し、9−γ〜ジメチルアミノプロピル−9・10−
ジヒトロー9・10−メタノーアントラセンのヨウ化メ
チル四級塩を得た。
この四級塩を2倍モル量の酸化銀とメタノール水中3時
間攪拌し、口過後、口液を90〜95℃の水浴上減圧下
、蒸発乾固し、そのまま95℃に7時間減圧下加熱した
。ベンゼンを加え、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去により粗
生成物を得、このものをシリカゲルクロマトによつて精
製し、9−βプロペニル一9・10−ジヒトロー9・1
0−メメノーアントラセンを得た。M.p.63〜64
℃。また、9−γ−ジメチルアミノプロピル−9・10
−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセンより同様
にして9−β−プロペニル一9・10−ジヒトロー9・
10〜エメノーアントラセンを得た。M.p.42〜4
3℃。参考例 6 9−β−プロペニル一9・10−ジヒトロー9・10−
エメノーアントラセン一11−オン(280ワ)とヒド
ラジン(0.2m0、水酸化カリ(80η)をトリエチ
レングライコール中、150℃で30分、190〜20
0℃で2.5時間攪拌した。
間攪拌し、口過後、口液を90〜95℃の水浴上減圧下
、蒸発乾固し、そのまま95℃に7時間減圧下加熱した
。ベンゼンを加え、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去により粗
生成物を得、このものをシリカゲルクロマトによつて精
製し、9−βプロペニル一9・10−ジヒトロー9・1
0−メメノーアントラセンを得た。M.p.63〜64
℃。また、9−γ−ジメチルアミノプロピル−9・10
−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセンより同様
にして9−β−プロペニル一9・10−ジヒトロー9・
10〜エメノーアントラセンを得た。M.p.42〜4
3℃。参考例 6 9−β−プロペニル一9・10−ジヒトロー9・10−
エメノーアントラセン一11−オン(280ワ)とヒド
ラジン(0.2m0、水酸化カリ(80η)をトリエチ
レングライコール中、150℃で30分、190〜20
0℃で2.5時間攪拌した。
水を加え、ベンゼン抽出、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去に
よつて油状物を得た。このものをシリカゲルクロマトで
精製することにより、9β−プロペニル一9・10−ジ
ヒトロー9・10−エメノーアントラセンを得た。M.
p.42〜43℃参考例 7 常法通り、9−β−プロペニル一9・10−ジヒトロー
9・10−エメノーアントラセン(1.17)をm−ク
ロロ−過安息香酸(1.67)とエーテル中5日間室温
で処理し、ベンゼンを加え、希苛性ソーダ水洗い、水洗
後、芒硝乾燥、溶媒留去により9−β・γ一エポキシプ
ロピル一9・10−ジヒトロー9・10−エメノーアン
トラセンを油状物として得た。
よつて油状物を得た。このものをシリカゲルクロマトで
精製することにより、9β−プロペニル一9・10−ジ
ヒトロー9・10−エメノーアントラセンを得た。M.
p.42〜43℃参考例 7 常法通り、9−β−プロペニル一9・10−ジヒトロー
9・10−エメノーアントラセン(1.17)をm−ク
ロロ−過安息香酸(1.67)とエーテル中5日間室温
で処理し、ベンゼンを加え、希苛性ソーダ水洗い、水洗
後、芒硝乾燥、溶媒留去により9−β・γ一エポキシプ
ロピル一9・10−ジヒトロー9・10−エメノーアン
トラセンを油状物として得た。
赤外線吸収スペクトルν〃梓;3070、3040、3
020、2860、1263、1140、1033、8
30、760、680、630参考例 8 9−β・γ一エポキシプロピル一9・10−ジヒトロー
9・10−エメノーアントラセン(1.07y)とベン
ジルアミン(1.31V)を80℃で9時間攪拌後、酢
酸エチルを加え、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去により油状
物を得た。
020、2860、1263、1140、1033、8
30、760、680、630参考例 8 9−β・γ一エポキシプロピル一9・10−ジヒトロー
9・10−エメノーアントラセン(1.07y)とベン
ジルアミン(1.31V)を80℃で9時間攪拌後、酢
酸エチルを加え、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去により油状
物を得た。
このものをシリカゲルクロマトで精製し、9−β−ヒド
ロキシ−γ−ベンジルアミノ−プロピル−9・10−ジ
ヒトロー9・10−エメノーアントラセンを油状物とし
て得た。赤外線吸収スペクトルFilm.ν −1 ;
3350、3060、3015、0n2860、160
0、1138、1105、1030980695660
参考例 9 9−β−ヒドロキシ−γ−ベンジルアミノ−プロピル−
9・10−ジヒトロー9・10−エメノアントラセン(
1.017)をジクロロメタンに溶かし、50%苛性ソ
ーダ水溶液(0.247)を加え、クロロアセチルクロ
リド(0.347)を5℃以下で加え、室温で4.5時
間攪拌した。
ロキシ−γ−ベンジルアミノ−プロピル−9・10−ジ
ヒトロー9・10−エメノーアントラセンを油状物とし
て得た。赤外線吸収スペクトルFilm.ν −1 ;
3350、3060、3015、0n2860、160
0、1138、1105、1030980695660
参考例 9 9−β−ヒドロキシ−γ−ベンジルアミノ−プロピル−
9・10−ジヒトロー9・10−エメノアントラセン(
1.017)をジクロロメタンに溶かし、50%苛性ソ
ーダ水溶液(0.247)を加え、クロロアセチルクロ
リド(0.347)を5℃以下で加え、室温で4.5時
間攪拌した。
水洗、芒硝乾燥、溶媒留去により油状物を得た。このも
のをそのまま、65.4%水素化ナトリウム(1.0y
)とベンゼン中、室温で1.5時間、攪拌後、40時間
還流した。水洗、芒硝乾燥、溶媒留去しシリカゲルクロ
マトにより精製し、9−(4−ベンジル−5−オキソ一
2−モルホリニルメチル)9・10−ジヒトロー9・1
0−エメノーアントラセンを油状物として得た。赤外線
吸収スペクトノレνN隻呻1;1656J263J12
5、aπ1088、1030、980、757、720
、695、665参考例 10 α−ブロム−β一(9・10−ジヒトロー9・10−メ
汐ノ一9−アントリル)−プロピオン酸一N−ベンジル
−N−ヒドロキシエチルアミド(1.257)と65.
4%水素化ナトリウム(0.197)を乾燥ベンゼン(
12.5m1)中室温で7時間攪拌した。
のをそのまま、65.4%水素化ナトリウム(1.0y
)とベンゼン中、室温で1.5時間、攪拌後、40時間
還流した。水洗、芒硝乾燥、溶媒留去しシリカゲルクロ
マトにより精製し、9−(4−ベンジル−5−オキソ一
2−モルホリニルメチル)9・10−ジヒトロー9・1
0−エメノーアントラセンを油状物として得た。赤外線
吸収スペクトノレνN隻呻1;1656J263J12
5、aπ1088、1030、980、757、720
、695、665参考例 10 α−ブロム−β一(9・10−ジヒトロー9・10−メ
汐ノ一9−アントリル)−プロピオン酸一N−ベンジル
−N−ヒドロキシエチルアミド(1.257)と65.
4%水素化ナトリウム(0.197)を乾燥ベンゼン(
12.5m1)中室温で7時間攪拌した。
常法通り、水を加え抽出、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去に
より9−(4−ベンジル−3−オキソ一2−モルホリニ
ルメチル)−9・10−ジヒトロー9・10−メメノー
アントラセンを得た。M.p.l55〜156℃同様に
してα−ブロム−β−(9・10−ジヒトロー9・10
−エメノ一9−アントリル)−プロピオン酸−N−ベン
ジル−N−ヒドロキシエチルアミドから9−(4−ベン
ジル−3−オキソ一2−モルホリニルメチル)−9・1
0−ジヒドロ9・10−エメノーアントラセンを得た。
より9−(4−ベンジル−3−オキソ一2−モルホリニ
ルメチル)−9・10−ジヒトロー9・10−メメノー
アントラセンを得た。M.p.l55〜156℃同様に
してα−ブロム−β−(9・10−ジヒトロー9・10
−エメノ一9−アントリル)−プロピオン酸−N−ベン
ジル−N−ヒドロキシエチルアミドから9−(4−ベン
ジル−3−オキソ一2−モルホリニルメチル)−9・1
0−ジヒドロ9・10−エメノーアントラセンを得た。
赤外線吸収スペクトルνFi↓T;3060、3008
、An286O、1640、1240、1212、11
23、1026、962、922、698なお、原料化
合物であるα−ブロム−β一(9・10−ジヒトロー9
・10−メメノ一9−アントリル)−プロピオン酸−N
−ベンジル−N−ヒドロキシエチルアミドは9−ホルミ
ル−9・10ジヒトロー9・10−メメノーアントラセ
ンより、クノーベル反応、還元、ブロム化およびアミド
化など公知反応操作を経て容易に得ることができた。
、An286O、1640、1240、1212、11
23、1026、962、922、698なお、原料化
合物であるα−ブロム−β一(9・10−ジヒトロー9
・10−メメノ一9−アントリル)−プロピオン酸−N
−ベンジル−N−ヒドロキシエチルアミドは9−ホルミ
ル−9・10ジヒトロー9・10−メメノーアントラセ
ンより、クノーベル反応、還元、ブロム化およびアミド
化など公知反応操作を経て容易に得ることができた。
すなわち、9−ホルミル−9・10−ジヒトロー9・1
0−メメノーアントラセンとマロン酸ジエチルあるいは
シアノ酢酸エチルと塩基の存在下縮合し、接触還元ある
いは水素化ホウ素ナトリウムで二重結合を還元後、苛性
ソーダなどアルカリ性で加水分解することによつて、α
一カルボキシ一β−(9・10−ジヒトロー9・10−
メメノ一9−アンド】ル(ハ)−プロピオン酸を得た。
このものをエーテル中、臭素で処理することによつてブ
ロム化し、キシレン中還流することによつて脱炭酸を行
いα−ブロモ−β−(9・10−ジヒトロー9・10−
メメノ一9−アントリル)プロピオン酸を得た。このも
のを常法通り酸クロリド誘導体に導びきN−ベンジル−
N−ヒドロキシエチルアミンと処理することにより、α
−ブロム−β−(9・10−ジヒトロー9・10−メメ
ノ一9−アントリル)−プロピオン酸−N−ベンジル−
N−ヒドロキシエチルアミドを得た。赤外線吸収スペク
トルνFllrp;3400、3060、?−
113045、2860、1640、136
0 1158− 1048、1012、698参考例 11 9−(4−ベンジル−2−モルホリニルメチル)9・1
0−ジヒトロー9・10−メメノーアントラセン(59
0ワ)とクロル炭酸エチル(671即)を乾燥トルエン
(10m1)中3時間還流した。
0−メメノーアントラセンとマロン酸ジエチルあるいは
シアノ酢酸エチルと塩基の存在下縮合し、接触還元ある
いは水素化ホウ素ナトリウムで二重結合を還元後、苛性
ソーダなどアルカリ性で加水分解することによつて、α
一カルボキシ一β−(9・10−ジヒトロー9・10−
メメノ一9−アンド】ル(ハ)−プロピオン酸を得た。
このものをエーテル中、臭素で処理することによつてブ
ロム化し、キシレン中還流することによつて脱炭酸を行
いα−ブロモ−β−(9・10−ジヒトロー9・10−
メメノ一9−アントリル)プロピオン酸を得た。このも
のを常法通り酸クロリド誘導体に導びきN−ベンジル−
N−ヒドロキシエチルアミンと処理することにより、α
−ブロム−β−(9・10−ジヒトロー9・10−メメ
ノ一9−アントリル)−プロピオン酸−N−ベンジル−
N−ヒドロキシエチルアミドを得た。赤外線吸収スペク
トルνFllrp;3400、3060、?−
113045、2860、1640、136
0 1158− 1048、1012、698参考例 11 9−(4−ベンジル−2−モルホリニルメチル)9・1
0−ジヒトロー9・10−メメノーアントラセン(59
0ワ)とクロル炭酸エチル(671即)を乾燥トルエン
(10m1)中3時間還流した。
常法通り水を加え抽出、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去によ
り9−(4−エトキシカルボニル一2−モルホリニルメ
チル)−9・10−ジヒトロー9・10−メメノーアン
トラセンを得た。M.p.l43〜144.5℃実施例
1 9−(4−ベンジル−5−オキソ一2−モルホリニルメ
チル)−9・10−ジヒトロー9・10−エ汐ノーアン
トラセン(1.07y)と水素化アルミニウムリチウム
(400ヮ)を乾燥ジオキサン(15m1)中、50〜
60℃で2時間攪拌した。
り9−(4−エトキシカルボニル一2−モルホリニルメ
チル)−9・10−ジヒトロー9・10−メメノーアン
トラセンを得た。M.p.l43〜144.5℃実施例
1 9−(4−ベンジル−5−オキソ一2−モルホリニルメ
チル)−9・10−ジヒトロー9・10−エ汐ノーアン
トラセン(1.07y)と水素化アルミニウムリチウム
(400ヮ)を乾燥ジオキサン(15m1)中、50〜
60℃で2時間攪拌した。
水を加え、過剰の水素化アルミニウムリチウムを分解し
、酢酸エチルを加え、芒硝乾燥した。溶媒留去によつて
9−(4−ベンジル一2−モルホリニルメチル)−9・
10−ジヒトロー9・10エメノーアントラセンを得た
。赤外線吸収スペクFilm.トルν −1 ;30
60、3010、2860cTn1112800、12
15、1139、1099、 1030、980、698、660 実施例 2 ) 9−(4−ベンジル−3−オキソ一2−モルホリニルメ
チル)−9・10−ジヒトロー9・10エメノーアント
ラセン(70η)と水素化アルミニウムリチウム(30
η)を乾燥ジオキサン(3m1)中、60〜70℃で3
時間攪拌した。
、酢酸エチルを加え、芒硝乾燥した。溶媒留去によつて
9−(4−ベンジル一2−モルホリニルメチル)−9・
10−ジヒトロー9・10エメノーアントラセンを得た
。赤外線吸収スペクFilm.トルν −1 ;30
60、3010、2860cTn1112800、12
15、1139、1099、 1030、980、698、660 実施例 2 ) 9−(4−ベンジル−3−オキソ一2−モルホリニルメ
チル)−9・10−ジヒトロー9・10エメノーアント
ラセン(70η)と水素化アルミニウムリチウム(30
η)を乾燥ジオキサン(3m1)中、60〜70℃で3
時間攪拌した。
水を加え、過剰の水素化アルミニウムリチウムを分解し
、酢酸エチルを加え芒硝乾燥した。溶媒留去によつて得
られる油状物をシリカゲルクロマトによつて精製し、9
−(4−ベンジル)−2−モルホリニルメチル)−9・
10−ジヒトロー9・10−工汐ノーアントラセンを得
た。このものは実施例1で得たものと同じ赤外線吸収ス
ペクトルを示した。実施例 3 9−(3−オキソ一2−モルホリニルメチル)−9・1
0−ジヒトロー9・10−メ汐ノーアントラセン(10
0ワ)と水素化アルミニウムリチウム(50〜)を乾燥
ジオキサン(4m0中、60〜70℃で3時間攪拌した
。
、酢酸エチルを加え芒硝乾燥した。溶媒留去によつて得
られる油状物をシリカゲルクロマトによつて精製し、9
−(4−ベンジル)−2−モルホリニルメチル)−9・
10−ジヒトロー9・10−工汐ノーアントラセンを得
た。このものは実施例1で得たものと同じ赤外線吸収ス
ペクトルを示した。実施例 3 9−(3−オキソ一2−モルホリニルメチル)−9・1
0−ジヒトロー9・10−メ汐ノーアントラセン(10
0ワ)と水素化アルミニウムリチウム(50〜)を乾燥
ジオキサン(4m0中、60〜70℃で3時間攪拌した
。
水を加え、過剰の水素化アルミニウムリチウムを分解し
、酢酸エチルを加え芒硝乾燥した。溶媒留去により9−
(2−モルホリニルメチル)−9・10−ジヒトロー9
・10−メメノーアントラセンを得た。M.p.l83
〜189℃再結晶を行うことによりM.p.l89〜1
90℃の結晶を得た。
、酢酸エチルを加え芒硝乾燥した。溶媒留去により9−
(2−モルホリニルメチル)−9・10−ジヒトロー9
・10−メメノーアントラセンを得た。M.p.l83
〜189℃再結晶を行うことによりM.p.l89〜1
90℃の結晶を得た。
実施例 4
9−β・γ−エポキシプロピル−9・10−ジヒトロー
9・10−エノノーアントラセン(0.337)、硫酸
水素−2−アミノエチル(1.257)及び水酸化ナト
リウム(0.8y)の水溶液をエタノール中へ加え、1
6時間還流した。
9・10−エノノーアントラセン(0.337)、硫酸
水素−2−アミノエチル(1.257)及び水酸化ナト
リウム(0.8y)の水溶液をエタノール中へ加え、1
6時間還流した。
冷却後、反応溶液を濃縮し、クロロホルム抽出、水洗、
芒硝乾燥し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルクロマ
トにより精製し、9−(2−モルホリニルメチル)−9
・10−ジヒトロー9・10エメノーアントラセンを得
た。このものの塩酸塩は242〜244℃で融解した。
芒硝乾燥し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルクロマ
トにより精製し、9−(2−モルホリニルメチル)−9
・10−ジヒトロー9・10エメノーアントラセンを得
た。このものの塩酸塩は242〜244℃で融解した。
実施例 5
9−(4−アセチル−2−モルホリニルメチル)−9・
10−ジヒトロー9・10−メ汐ノーアントラセン(6
0η)と水素化アルミニウムリチウム(30〜)を乾燥
ジオキサン(3,0m0中、60〜70℃で2時間攪拌
した。
10−ジヒトロー9・10−メ汐ノーアントラセン(6
0η)と水素化アルミニウムリチウム(30〜)を乾燥
ジオキサン(3,0m0中、60〜70℃で2時間攪拌
した。
水を加え過剰の水素化アルミニウムリチウムを分解し、
酢酸エチルを加え芒硝乾燥した。溶媒留去によつて9(
4−エチル−2−モルホリニルメチル)−9・10−ジ
ヒトロー9・10−メ汐ノーアントラセンを得た。この
ものの塩酸塩は20−7〜208℃で融解した。実施例
6 9−(4−カルボエトキシ−2−モルホリニルメチル)
−9・10−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセ
ン(50η)と水素化アルミニウムリチウム(25〜)
を乾燥ジオキサン(2m0中、50〜60℃で3時間攪
拌した。
酢酸エチルを加え芒硝乾燥した。溶媒留去によつて9(
4−エチル−2−モルホリニルメチル)−9・10−ジ
ヒトロー9・10−メ汐ノーアントラセンを得た。この
ものの塩酸塩は20−7〜208℃で融解した。実施例
6 9−(4−カルボエトキシ−2−モルホリニルメチル)
−9・10−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセ
ン(50η)と水素化アルミニウムリチウム(25〜)
を乾燥ジオキサン(2m0中、50〜60℃で3時間攪
拌した。
水を加え、過剰の水素化アルミニウムリチウムを分解し
、酢酸エチルを加え芒硝乾燥した。溶媒留去によつて9
−(4−メチル−2−モルホリニルメチル)9・10−
ジヒトロー9・10−工汐ノーアントラセンを得た。こ
のものの塩酸塩は273〜276゜Cで融解した。実施
例 7 9−(4−エトキシカルボニル−2−モルホリニルメチ
ル)−9・10−ジヒトロー9・10エタノーアントラ
セン(550〜)を1:1のエメノール一25%NaO
H水溶液中、6時間還流した。
、酢酸エチルを加え芒硝乾燥した。溶媒留去によつて9
−(4−メチル−2−モルホリニルメチル)9・10−
ジヒトロー9・10−工汐ノーアントラセンを得た。こ
のものの塩酸塩は273〜276゜Cで融解した。実施
例 7 9−(4−エトキシカルボニル−2−モルホリニルメチ
ル)−9・10−ジヒトロー9・10エタノーアントラ
セン(550〜)を1:1のエメノール一25%NaO
H水溶液中、6時間還流した。
水を加え、抽出、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去により9−
(2−モルホリニルメチル)−9・10−ジヒトロー9
・10−エメノーアントラセンを得た。このものの塩酸
塩は242〜244℃で融解した。実施例 8 9−(2−モルホリニルメチル)−9・10ジヒトロー
9・10−エメノーアントラセン(50η)、ナトリウ
ムアミド(15ワ)とアリルブロマイド(30T!79
)を乾燥トルエン中、3.5時間還流した。
(2−モルホリニルメチル)−9・10−ジヒトロー9
・10−エメノーアントラセンを得た。このものの塩酸
塩は242〜244℃で融解した。実施例 8 9−(2−モルホリニルメチル)−9・10ジヒトロー
9・10−エメノーアントラセン(50η)、ナトリウ
ムアミド(15ワ)とアリルブロマイド(30T!79
)を乾燥トルエン中、3.5時間還流した。
常法通り水を加え、抽出、水洗、芒硝乾燥、溶媒留去に
より油状物を得た。このものをシリカゲルクロマトによ
り精製し、9−(4アリル−2−モルホリニルメチル)
−9・10−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセ
ンを得た。このものの塩酸塩は219〜220℃で融解
した。実施例 9 9−(2−モルホリニルメチル)−9・10ジヒトロー
9・10−メメノーアントラセン(200η)とギ酸(
600ワ)に37%ホルマリン(0.25m0を加え8
0℃で2時間攪拌した。
より油状物を得た。このものをシリカゲルクロマトによ
り精製し、9−(4アリル−2−モルホリニルメチル)
−9・10−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセ
ンを得た。このものの塩酸塩は219〜220℃で融解
した。実施例 9 9−(2−モルホリニルメチル)−9・10ジヒトロー
9・10−メメノーアントラセン(200η)とギ酸(
600ワ)に37%ホルマリン(0.25m0を加え8
0℃で2時間攪拌した。
冷却後4N塩酸を加え減圧乾固し、残分に水を加え、ア
ンモニア水で塩基性にした後、抽出、水洗、芒硝乾燥、
溶媒留去により9−(4−メチル−2一モルホリニルメ
チル)−9・10−ジヒドロ9・10−メメノーアント
ラセンを得た。M.p.l36〜137℃実施例 10 9−(4−ベンジル−2−モルホリニルメチル)9・1
0−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセン(15
0即)の酢酸溶液を水素気流下で前処理された10%パ
ラジウム一炭素(60ワ)の塩酸溶液中に加え、水素気
流下室温にて14時間攪拌した。
ンモニア水で塩基性にした後、抽出、水洗、芒硝乾燥、
溶媒留去により9−(4−メチル−2一モルホリニルメ
チル)−9・10−ジヒドロ9・10−メメノーアント
ラセンを得た。M.p.l36〜137℃実施例 10 9−(4−ベンジル−2−モルホリニルメチル)9・1
0−ジヒトロー9・10−エメノーアントラセン(15
0即)の酢酸溶液を水素気流下で前処理された10%パ
ラジウム一炭素(60ワ)の塩酸溶液中に加え、水素気
流下室温にて14時間攪拌した。
触媒を沢過後、沢液を濃縮し、中和後クロロホルムにて
抽出し、水洗後芒硝乾燥、溶媒留去により油状物を得た
。このものをシリカゲルクロマトで精製することにより
9−(2−モルホリニルメチル)−9・10−ジヒトロ
ー9・10−エメノーアントラセンを得た。このものの
塩酸塩は242〜244℃で融解した。前述の方法で得
た化合物を以下に列挙する。
抽出し、水洗後芒硝乾燥、溶媒留去により油状物を得た
。このものをシリカゲルクロマトで精製することにより
9−(2−モルホリニルメチル)−9・10−ジヒトロ
ー9・10−エメノーアントラセンを得た。このものの
塩酸塩は242〜244℃で融解した。前述の方法で得
た化合物を以下に列挙する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素原子、低級アルキル基、低級アル
ケニル基、アルアルキル基または低級シクロアルキルア
ルキル基を示し、nは1または2を示す。 〕で表わされる化合物。 2 R_1が水素原子またはメチル基である特許請求の
範囲第1項記載の化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8006776A JPS597709B2 (ja) | 1976-07-05 | 1976-07-05 | 新規なモルホリン誘導体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8006776A JPS597709B2 (ja) | 1976-07-05 | 1976-07-05 | 新規なモルホリン誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS535176A JPS535176A (en) | 1978-01-18 |
JPS597709B2 true JPS597709B2 (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=13707874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8006776A Expired JPS597709B2 (ja) | 1976-07-05 | 1976-07-05 | 新規なモルホリン誘導体及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597709B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61143505U (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-04 | ||
JPS61143502U (ja) * | 1985-02-25 | 1986-09-04 | ||
JPS6312808Y2 (ja) * | 1983-10-21 | 1988-04-12 | ||
JPH0231048Y2 (ja) * | 1985-04-08 | 1990-08-22 | ||
JPH0246802Y2 (ja) * | 1985-06-08 | 1990-12-10 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5512575A (en) * | 1991-08-15 | 1996-04-30 | Zeneca Limited | Methanoanthraceneyl methyl piperidinyl compounds |
GB9216298D0 (en) * | 1991-08-15 | 1992-09-16 | Ici Plc | Piperidine derivatives |
KR100372565B1 (ko) * | 2000-05-09 | 2003-02-17 | 이만택 | 헤어 아이론 |
-
1976
- 1976-07-05 JP JP8006776A patent/JPS597709B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6312808Y2 (ja) * | 1983-10-21 | 1988-04-12 | ||
JPS61143502U (ja) * | 1985-02-25 | 1986-09-04 | ||
JPS61143505U (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-04 | ||
JPH0231048Y2 (ja) * | 1985-04-08 | 1990-08-22 | ||
JPH0246802Y2 (ja) * | 1985-06-08 | 1990-12-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS535176A (en) | 1978-01-18 |
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