JPS59779B2 - 尿等の分析方法 - Google Patents
尿等の分析方法Info
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- JPS59779B2 JPS59779B2 JP52005508A JP550877A JPS59779B2 JP S59779 B2 JPS59779 B2 JP S59779B2 JP 52005508 A JP52005508 A JP 52005508A JP 550877 A JP550877 A JP 550877A JP S59779 B2 JPS59779 B2 JP S59779B2
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- G—PHYSICS
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、呈色試験紙の呈色度合を分光反射測定するこ
とにより行なう尿等の液体試料の分析方法及びその装置
に関するもので、特に被検液試料自体の着色の有無、或
いは各呈色試験紙片の厚みの違い、反射率特性の違い等
による反射率のバラツキや誤差を数種の測定波長を用い
ることにより補正せしめ或いは誤差を減せしめる分析方
法に関するものである。
とにより行なう尿等の液体試料の分析方法及びその装置
に関するもので、特に被検液試料自体の着色の有無、或
いは各呈色試験紙片の厚みの違い、反射率特性の違い等
による反射率のバラツキや誤差を数種の測定波長を用い
ることにより補正せしめ或いは誤差を減せしめる分析方
法に関するものである。
従来から、尿検査或いは排水・河川水その他の水溶液の
pH測定等においてはその簡便さ故に呈色試験紙が広く
用いられており、特に尿検査においては大部分が呈色試
験紙により行われていると言つても過言でなく、中には
p旧グルコース・蛋白質・潜血・ケトン体・ビリルビン
等多岐にわたる検査が一回の操作でなしうるよう工夫さ
れた複合試験紙もあり、pH値測定や各種異常物質の検
知に広く用いられている。
pH測定等においてはその簡便さ故に呈色試験紙が広く
用いられており、特に尿検査においては大部分が呈色試
験紙により行われていると言つても過言でなく、中には
p旧グルコース・蛋白質・潜血・ケトン体・ビリルビン
等多岐にわたる検査が一回の操作でなしうるよう工夫さ
れた複合試験紙もあり、pH値測定や各種異常物質の検
知に広く用いられている。
かかる現象は呈色試験紙の用法が簡便であり、かつ、異
常物質の有無さえ判別できればよい場合が多いことによ
ると解される。
常物質の有無さえ判別できればよい場合が多いことによ
ると解される。
しかし、呈色試験紙の呈色反応は一般に時間と共に進行
し且つ飽和に達すると間もなく褪色が生じ不安定であり
、また原液自体の着色の有無による呈色状態への影響も
あり、従来行われていた肉眼による呈色見本と呈色試、
験紙面の色との比較では、異常物質含有の程度は勿論の
ことその有無さえも確実に判定され得ない場合もありそ
の信頼度は低かつた。その為近時、試験紙の呈色度合を
肉眼で観察することにかえて優れた光学機器を用い分析
反射測定を行ない、しかもその測定を被検試料塗布一定
時間後に行なわしめる方法及び装置が開発され、第1図
に示す如き複合試験紙1と併用して尿液中の異常物質の
有無を検知するのみならず、より定量的な分析をも可能
にせしめ、且つ検査の迅速化高能率化を可能ならしめて
いる。
し且つ飽和に達すると間もなく褪色が生じ不安定であり
、また原液自体の着色の有無による呈色状態への影響も
あり、従来行われていた肉眼による呈色見本と呈色試、
験紙面の色との比較では、異常物質含有の程度は勿論の
ことその有無さえも確実に判定され得ない場合もありそ
の信頼度は低かつた。その為近時、試験紙の呈色度合を
肉眼で観察することにかえて優れた光学機器を用い分析
反射測定を行ない、しかもその測定を被検試料塗布一定
時間後に行なわしめる方法及び装置が開発され、第1図
に示す如き複合試験紙1と併用して尿液中の異常物質の
有無を検知するのみならず、より定量的な分析をも可能
にせしめ、且つ検査の迅速化高能率化を可能ならしめて
いる。
即ち、上記複合試験紙1は、プラスチック等のスティッ
ク2の面上に従来の複合試験紙と同様尿液中のグルコー
スや蛋白質等と反応してその濃度に応じた強さで呈色を
示す呈色試、験紙片3a、3b,3c・・・を貼着する
外、更に反射率補正用紙片4をその一端に貼着したもの
である。
ク2の面上に従来の複合試験紙と同様尿液中のグルコー
スや蛋白質等と反応してその濃度に応じた強さで呈色を
示す呈色試、験紙片3a、3b,3c・・・を貼着する
外、更に反射率補正用紙片4をその一端に貼着したもの
である。
尚、各貼着面5は透過光を遮断するため黒色にしたもの
もある。呈色試1験紙3a,3b,3c・・・は、通常
濾紙に該グルコース等と選択的に反応して発色を示す試
薬を一定密度に含浸せしめる等の方法で製造されるもの
で、反射率補正用紙片4は上記呈色試験紙片の基礎材で
ある濾紙を用いている。
もある。呈色試1験紙3a,3b,3c・・・は、通常
濾紙に該グルコース等と選択的に反応して発色を示す試
薬を一定密度に含浸せしめる等の方法で製造されるもの
で、反射率補正用紙片4は上記呈色試験紙片の基礎材で
ある濾紙を用いている。
しかして検査時には尿試料中に両紙片4,3a,3b,
3c・・・を浸漬或いは塗布し各紙片の反射率を測定す
るが、この際各呈色試験紙片3a,3b,3c・・・の
反射率を、反射率補正用紙片4の反射率を100%とし
た相対値として表す、即ち反射率の補正を行なうことに
より尿試料の着色による反射率への影響を消去しうるも
ので、反射率補正用紙片4は比色分析における検体プラ
ンクと同様な作用をなすものであるといえる。
3c・・・を浸漬或いは塗布し各紙片の反射率を測定す
るが、この際各呈色試験紙片3a,3b,3c・・・の
反射率を、反射率補正用紙片4の反射率を100%とし
た相対値として表す、即ち反射率の補正を行なうことに
より尿試料の着色による反射率への影響を消去しうるも
ので、反射率補正用紙片4は比色分析における検体プラ
ンクと同様な作用をなすものであるといえる。
第2図は上記の査証となる事実を示し、反射率補正用紙
片4に水を塗布したものの反射率を100%とした場合
の呈色試験紙片3の反射率を示し、曲線Aは尿無色・異
常物質有り、曲線Bは尿着色異常物質無し、曲線Cは尿
着色・異常物質有りの場合である。
片4に水を塗布したものの反射率を100%とした場合
の呈色試験紙片3の反射率を示し、曲線Aは尿無色・異
常物質有り、曲線Bは尿着色異常物質無し、曲線Cは尿
着色・異常物質有りの場合である。
肉眼では曲線Cで表わされる反応スベクトルを総体とし
てながめることになり呈色の度合を決して正規化するこ
とはできない。一方上記方法による補正後の反射率特性
曲線は略曲線Aに等しくなり、尿試料の着色とは無関係
に精度よく異常物質の測定が可能となる。このことは、
第3図に示す実験結果より明らかである。
てながめることになり呈色の度合を決して正規化するこ
とはできない。一方上記方法による補正後の反射率特性
曲線は略曲線Aに等しくなり、尿試料の着色とは無関係
に精度よく異常物質の測定が可能となる。このことは、
第3図に示す実験結果より明らかである。
即ち、図において横軸は純水を塗布した反射率補正用紙
片4の反射率を100%とし、ある特定の異常物質を含
むが着色はしていない尿を基として各種濃度の染料を添
加して作つた複数の擬似試料をそれぞれ塗布した反射率
補正用紙片4について測定したときの相対反射率R,を
表し縦軸は各擬似試料を反射率補正用紙片4及び該特定
異常物質検出用の呈色試験紙片3それぞれに塗布し、両
者の反射率を測定して得られた補正反射率R2を示す。
第3図より、反射率補正用紙片4が尿試料のため30%
近く反射率を減することがあつても、呈色試験紙片3の
相対反射率はほとんど変化しないことが明らかにされる
。
片4の反射率を100%とし、ある特定の異常物質を含
むが着色はしていない尿を基として各種濃度の染料を添
加して作つた複数の擬似試料をそれぞれ塗布した反射率
補正用紙片4について測定したときの相対反射率R,を
表し縦軸は各擬似試料を反射率補正用紙片4及び該特定
異常物質検出用の呈色試験紙片3それぞれに塗布し、両
者の反射率を測定して得られた補正反射率R2を示す。
第3図より、反射率補正用紙片4が尿試料のため30%
近く反射率を減することがあつても、呈色試験紙片3の
相対反射率はほとんど変化しないことが明らかにされる
。
しかし、上記の方法及び装置を用いてもなお以下の如き
問題があり、異常物質の正確な濃度を求めることは困難
であつた。
問題があり、異常物質の正確な濃度を求めることは困難
であつた。
即ち、1各呈色試験紙片3a,3b,3c・・・の分光
反射率特性はそれぞれ異なり、ある測定波長において一
方の試験紙片の反射率変化が大きく他の試験紙片の反射
率変化が小さいこともあり、その場合変化の小さい試験
紙片については正確な反射率あるいは異常物質濃度を求
めることは困難である。
反射率特性はそれぞれ異なり、ある測定波長において一
方の試験紙片の反射率変化が大きく他の試験紙片の反射
率変化が小さいこともあり、その場合変化の小さい試験
紙片については正確な反射率あるいは異常物質濃度を求
めることは困難である。
2反射光量を正確に測定するため積分球を用いた場合、
反射面と積分球との距離の大小により反射光量が大きく
変化するが、反射率補正用紙片4と各呈色試験紙片3a
,3b,3c・・・の尿試料吸収時の厚さの相違があれ
ば積分球との距離に差ができ、補正反射率に誤差を生じ
る。
反射面と積分球との距離の大小により反射光量が大きく
変化するが、反射率補正用紙片4と各呈色試験紙片3a
,3b,3c・・・の尿試料吸収時の厚さの相違があれ
ば積分球との距離に差ができ、補正反射率に誤差を生じ
る。
上述した従来法ないし装置の欠点は、すべて反射率測定
にただ1種の測定波長を用いたことにより生起されるも
のであり、適当な数種の測定波長を用いれば上記問題点
を解消することが期待できる。また、反射光をハーフミ
ラーによつて分光し測定する方法も特開昭50−509
91号公報に開示されている。
にただ1種の測定波長を用いたことにより生起されるも
のであり、適当な数種の測定波長を用いれば上記問題点
を解消することが期待できる。また、反射光をハーフミ
ラーによつて分光し測定する方法も特開昭50−509
91号公報に開示されている。
しかし、この公報の記載からして、この発明者は試験紙
の厚みのバラツキ等の補正はまつたく意図していない。
かつ、尿等の着色による誤差についても何等意識してい
ない。
の厚みのバラツキ等の補正はまつたく意図していない。
かつ、尿等の着色による誤差についても何等意識してい
ない。
その補正は、標準反射片の反射率を求め、それとの相対
値をとることによつて可能となるものであるが、着色に
よる誤差の認識がないため、そのような方法を示唆すら
していない。つまり、正確な測定ができないという意味
では前記した従来法と同様である。そこで本発明におい
ては上記に鑑み簡単な装置で所要波長の数種の光を用い
反射率を測定し、各呈色試験紙片毎に最適な補正反射率
を算出し、更に特定の波長において濃度変化に対し反射
光量変化の大きい波長での補正反射率を変化の少ない波
長での補正反射率で除した商をその呈色試験紙片の補正
反射率とすることにより上記問題点を解消した。
値をとることによつて可能となるものであるが、着色に
よる誤差の認識がないため、そのような方法を示唆すら
していない。つまり、正確な測定ができないという意味
では前記した従来法と同様である。そこで本発明におい
ては上記に鑑み簡単な装置で所要波長の数種の光を用い
反射率を測定し、各呈色試験紙片毎に最適な補正反射率
を算出し、更に特定の波長において濃度変化に対し反射
光量変化の大きい波長での補正反射率を変化の少ない波
長での補正反射率で除した商をその呈色試験紙片の補正
反射率とすることにより上記問題点を解消した。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明を詳細に説明す
るが、それに先立ち本発明に使用する分析装置の概略構
成と主な役割につき説明する。
るが、それに先立ち本発明に使用する分析装置の概略構
成と主な役割につき説明する。
本発明に使用する装置は大別すると、光反射率測定装置
と試料輸送装置、測定波長選定装置及びデータ処理機か
ら構成される。試料輸送装置は、複合試験紙を決まつた
位置に載置するための溝が放射状に刻まれた円板状の回
転試料台と該回転試料台を間欠回転させる送り機構及び
複合試験紙スキヤニング機構からなり、被検試料を塗布
した複合試験紙を所定の位置から光反射率測定装置の検
出部まで輸送し、測定後排除する役割を持つている。光
反射率測定装置は、測定波長選定装置からの測定光を複
合試1験紙上に照射せしめその紙片面上からの反射光を
測定し信号をデータ処理機に送り込む。データ処理機は
、各種信号を受け、演算記憶制御を行ない且つ成分濃度
等を出力として与えプリンター等と連動して検査結果を
伝える。以下、上記装置の好適な例に基づき、内容を更
に詳細に説明する。ここに第4図は一部を省略した本発
明に使用する分析装置全体を示すプロツク図、第5図は
同じく主要部を示す概略側面図である。まず被検試料を
塗布した複合試験紙1は、送り機構6により軸7を中心
として矢印方向に間欠回転する回転試料台8表面に適当
間隔、例えば、30すの間隔をおいて放射状に刻設され
た溝9に載置され、一定時間後該回転試料台8の回動周
域上方に配設されている反射率測定装置10の直下に来
て一定時間停止する。この回転試料台8の回転時間と停
止時間は任意に設定でき、例えば2秒回転8秒停止と設
定すれば回転試料台8は2分で1回転することになり、
複合試験紙1を載置する箇所を一定にしておけば被検試
料塗布後一定時間後に反射率を測定することができる。
回転試料台8停止中に、スキヤニング機構11が複合試
験紙1を溝9に沿つて外方へー定速度で水平直進運動さ
せる。
と試料輸送装置、測定波長選定装置及びデータ処理機か
ら構成される。試料輸送装置は、複合試験紙を決まつた
位置に載置するための溝が放射状に刻まれた円板状の回
転試料台と該回転試料台を間欠回転させる送り機構及び
複合試験紙スキヤニング機構からなり、被検試料を塗布
した複合試験紙を所定の位置から光反射率測定装置の検
出部まで輸送し、測定後排除する役割を持つている。光
反射率測定装置は、測定波長選定装置からの測定光を複
合試1験紙上に照射せしめその紙片面上からの反射光を
測定し信号をデータ処理機に送り込む。データ処理機は
、各種信号を受け、演算記憶制御を行ない且つ成分濃度
等を出力として与えプリンター等と連動して検査結果を
伝える。以下、上記装置の好適な例に基づき、内容を更
に詳細に説明する。ここに第4図は一部を省略した本発
明に使用する分析装置全体を示すプロツク図、第5図は
同じく主要部を示す概略側面図である。まず被検試料を
塗布した複合試験紙1は、送り機構6により軸7を中心
として矢印方向に間欠回転する回転試料台8表面に適当
間隔、例えば、30すの間隔をおいて放射状に刻設され
た溝9に載置され、一定時間後該回転試料台8の回動周
域上方に配設されている反射率測定装置10の直下に来
て一定時間停止する。この回転試料台8の回転時間と停
止時間は任意に設定でき、例えば2秒回転8秒停止と設
定すれば回転試料台8は2分で1回転することになり、
複合試験紙1を載置する箇所を一定にしておけば被検試
料塗布後一定時間後に反射率を測定することができる。
回転試料台8停止中に、スキヤニング機構11が複合試
験紙1を溝9に沿つて外方へー定速度で水平直進運動さ
せる。
スキヤニング機構11は、例えば、一個のソレノイド1
2が水平往復運動を行なう如くしてあり、可動スパイク
13がタイミング的に飛び出し試験紙1を移動せしめ、
反射率測定装置10検出部直下、反射率補正用紙片4、
各呈色試験用紙片3a,3b,3c・・・を順次一定速
度で通過せしめ、その間に各紙片4,3a,3b,3c
・・・の反射率を測定したのち更に外方へ移動せしめ回
転試料台8上から排除せしめるものである。かかる試験
紙1の反射率測定は反射率測定装置10及びその上方に
設けられた測定波長選定装置フ14等より以下の如く行
なわれる。
2が水平往復運動を行なう如くしてあり、可動スパイク
13がタイミング的に飛び出し試験紙1を移動せしめ、
反射率測定装置10検出部直下、反射率補正用紙片4、
各呈色試験用紙片3a,3b,3c・・・を順次一定速
度で通過せしめ、その間に各紙片4,3a,3b,3c
・・・の反射率を測定したのち更に外方へ移動せしめ回
転試料台8上から排除せしめるものである。かかる試験
紙1の反射率測定は反射率測定装置10及びその上方に
設けられた測定波長選定装置フ14等より以下の如く行
なわれる。
即ち、光源ランプ15からの光はまずコリメータレンズ
16により平行にされたのち測定波長選定装置14によ
り所定の数波長に選択分光され、集光レンズ17、積分
球18を通つて複合試験紙1上にほぼ垂直に照射される
。
16により平行にされたのち測定波長選定装置14によ
り所定の数波長に選択分光され、集光レンズ17、積分
球18を通つて複合試験紙1上にほぼ垂直に照射される
。
測定波長選定装置は、例えば、第5図、第6図に示す如
く、軸19を中心にして高速度回転しているフイルター
ホルダ一20に必要波長数だけの光学フイルタ一〔本例
では3個〕21t,21m,21nを、各フイルタ一中
心が光軸と一致する如くして等間隔で嵌め込んでなり、
従つて光路中のフイルタ一はフイルターホルダ一20の
回転に伴い21t→21m→21nと順次入れ替わる。
く、軸19を中心にして高速度回転しているフイルター
ホルダ一20に必要波長数だけの光学フイルタ一〔本例
では3個〕21t,21m,21nを、各フイルタ一中
心が光軸と一致する如くして等間隔で嵌め込んでなり、
従つて光路中のフイルタ一はフイルターホルダ一20の
回転に伴い21t→21m→21nと順次入れ替わる。
そのため複合試験紙1上に照射される光の波長は、それ
ぞれのフイルタ一の透過中心波長をL,m,n,とすれ
ばT,m,n,と変化する。波長識別信号発生装置22
は、複合試験紙1上に照射されている光の波長を識別す
る同期信号を得るためのもので、例えば、図の如くフイ
ルターホルダ一20の各フイルタ一21t,21m,2
1n嵌め込み位置外側に小孔23b,24a,24b,
23aを穿設し、各フイルタ一中心が光軸と一致する位
置で該小孔の上下に光源25,26及び光検出器27,
28を配設し、各光検出器27,28からの信号を増幅
器29,30を通してデータ処理機31に入力させるも
のである。
ぞれのフイルタ一の透過中心波長をL,m,n,とすれ
ばT,m,n,と変化する。波長識別信号発生装置22
は、複合試験紙1上に照射されている光の波長を識別す
る同期信号を得るためのもので、例えば、図の如くフイ
ルターホルダ一20の各フイルタ一21t,21m,2
1n嵌め込み位置外側に小孔23b,24a,24b,
23aを穿設し、各フイルタ一中心が光軸と一致する位
置で該小孔の上下に光源25,26及び光検出器27,
28を配設し、各光検出器27,28からの信号を増幅
器29,30を通してデータ処理機31に入力させるも
のである。
今、光源26からの光が光検出器28に達したときT′
、光源25からの光が光検出器27に達したときT′/
の信号が夫々増幅器30,29から出されるとすれば、
T/がHでT″がLの時はフイルタ一21mを透過した
波長mの光が、T′/がHでT′がLの時はフイルタ一
21nからの波長nの光が、T′T″共にHの時はフイ
ルタ一21Lを透過した波長tの光がそれぞれ複合試験
紙1に照射されていることを示す。第7図にT′及びT
″と他の信号とのタイミング関係を示す。複合試験紙1
上にほぱ垂直に照射された光は、反射率補正用紙片4或
いは呈色試験紙片3a,3b,3c・・・の表面で2π
方向に反射され、反射率測定装置10で各紙片4,3a
,3b,3c・・・の各測定波長毎の反射率が測定され
る。
、光源25からの光が光検出器27に達したときT′/
の信号が夫々増幅器30,29から出されるとすれば、
T/がHでT″がLの時はフイルタ一21mを透過した
波長mの光が、T′/がHでT′がLの時はフイルタ一
21nからの波長nの光が、T′T″共にHの時はフイ
ルタ一21Lを透過した波長tの光がそれぞれ複合試験
紙1に照射されていることを示す。第7図にT′及びT
″と他の信号とのタイミング関係を示す。複合試験紙1
上にほぱ垂直に照射された光は、反射率補正用紙片4或
いは呈色試験紙片3a,3b,3c・・・の表面で2π
方向に反射され、反射率測定装置10で各紙片4,3a
,3b,3c・・・の各測定波長毎の反射率が測定され
る。
反射率測定装置10は、例えば積分球18及び光検出器
32及び増幅器33からなり、信号Rを送り出すもので
ある。一方回転試料台8の溝9には複合試験紙1を透過
した光を通す孔34が設けられており、透過光は光検出
器35に入射し信号Tを発せしめ、該信号を増幅器36
で増幅してデータ処理機31に入力させる。データ処理
機31は演算、記憶、制御の諸機能と、外部機器とのデ
ジタル信号のやりとりを行なうInput/0utpu
tポートを持つプログラム記憶電子計算機である。
32及び増幅器33からなり、信号Rを送り出すもので
ある。一方回転試料台8の溝9には複合試験紙1を透過
した光を通す孔34が設けられており、透過光は光検出
器35に入射し信号Tを発せしめ、該信号を増幅器36
で増幅してデータ処理機31に入力させる。データ処理
機31は演算、記憶、制御の諸機能と、外部機器とのデ
ジタル信号のやりとりを行なうInput/0utpu
tポートを持つプログラム記憶電子計算機である。
このI/Oポートは複数あり、プログラムによつて選ば
れたl/Oポートを通じてのみデータの入出力が行える
。該データ処理機31の入力ポートに接続されているの
は、光検出器27の信号T′/、光検出器28の信号T
′、光検出器35の信号T、それにアナログ・デジタル
変換器37の出力と第4図の複合試験紙有無センサー3
8からの信号である。一方出力ポートから出力する信号
には、アナログ・デジタル変換器37の動作をスタート
させる指令信号、スキヤニング機構11をコントロール
しているシーケンスコントローラ39へスキヤニング動
作を指令する信号、それにプリンター40へ送るデータ
等がある。次に上述した装置の作用態様につき説明する
とまず、データ処理機31は、試験紙有無センサー38
から複合試験紙1が該センサー38の位置を通過したと
の信号を受け取るとメモリー内のそれまでに測定したデ
ータを総て消去するとともに、一定時間〔試験紙1がセ
ンサー38の位置から反射率測定装置10の検出部まで
到達し一時停止するに要する時間〕後にシーケンスコン
トローラ39へスキヤニング機構11を作動させるよう
指令を発する。故に、一定時間後スキヤニング機購11
の働きにより複合試験紙1は第5図矢印方向ヘスラード
させられる。
れたl/Oポートを通じてのみデータの入出力が行える
。該データ処理機31の入力ポートに接続されているの
は、光検出器27の信号T′/、光検出器28の信号T
′、光検出器35の信号T、それにアナログ・デジタル
変換器37の出力と第4図の複合試験紙有無センサー3
8からの信号である。一方出力ポートから出力する信号
には、アナログ・デジタル変換器37の動作をスタート
させる指令信号、スキヤニング機構11をコントロール
しているシーケンスコントローラ39へスキヤニング動
作を指令する信号、それにプリンター40へ送るデータ
等がある。次に上述した装置の作用態様につき説明する
とまず、データ処理機31は、試験紙有無センサー38
から複合試験紙1が該センサー38の位置を通過したと
の信号を受け取るとメモリー内のそれまでに測定したデ
ータを総て消去するとともに、一定時間〔試験紙1がセ
ンサー38の位置から反射率測定装置10の検出部まで
到達し一時停止するに要する時間〕後にシーケンスコン
トローラ39へスキヤニング機構11を作動させるよう
指令を発する。故に、一定時間後スキヤニング機購11
の働きにより複合試験紙1は第5図矢印方向ヘスラード
させられる。
このとき複合試験紙1を照射していた波長T,m,nの
各光は、各紙片4,3a,3b,3c・・・が光路中に
位置したとき反射され、積分球18に取り付けられた光
検出器32に入射して反射光量に比例した信号Rを発生
させる。一方試験紙1を透過した光は、光検出器35に
入射して試験紙片3a,3b,3c・・・の位置を表す
信号を発生させる。光検出器32の信号Rは増幅器33
によつて増幅され、光検出器35の信号Tの方は増幅器
36によつて増幅されるが増幅器36には信号を平滑化
する機能を少し持たせてある。第7図のRが光検出器3
2の信号を増幅器33を通したところで見た信号波形で
あり、同じくTが光検出器35の信号を増幅器36を通
したところで見た信号波形である。尚、第7図の各信号
T,Rは、ステイツク2が透明な複合試験紙1を用い測
定した場合を示し、従つて透過光量を示す信号Tは透明
部分でHとなり各紙片4,3部分でLとなり、反射光量
を示す信号Rは透明部分でLとなり各紙片部分でHとな
るが、照射光が断続的であるため各紙片部分での反射光
はパルス状になる。
各光は、各紙片4,3a,3b,3c・・・が光路中に
位置したとき反射され、積分球18に取り付けられた光
検出器32に入射して反射光量に比例した信号Rを発生
させる。一方試験紙1を透過した光は、光検出器35に
入射して試験紙片3a,3b,3c・・・の位置を表す
信号を発生させる。光検出器32の信号Rは増幅器33
によつて増幅され、光検出器35の信号Tの方は増幅器
36によつて増幅されるが増幅器36には信号を平滑化
する機能を少し持たせてある。第7図のRが光検出器3
2の信号を増幅器33を通したところで見た信号波形で
あり、同じくTが光検出器35の信号を増幅器36を通
したところで見た信号波形である。尚、第7図の各信号
T,Rは、ステイツク2が透明な複合試験紙1を用い測
定した場合を示し、従つて透過光量を示す信号Tは透明
部分でHとなり各紙片4,3部分でLとなり、反射光量
を示す信号Rは透明部分でLとなり各紙片部分でHとな
るが、照射光が断続的であるため各紙片部分での反射光
はパルス状になる。
しかし、信号Tは、データ処理機31がTのH→L変化
を検出してR信号受信動作を開始するためパルス状にな
ると不都合が生じ、そのため増幅器36には平滑作用を
持たせている。
を検出してR信号受信動作を開始するためパルス状にな
ると不都合が生じ、そのため増幅器36には平滑作用を
持たせている。
データ処理機31は、T信号がH−+Lの変化を起こす
とその時点から反射光量を表すR信号が安定値に達する
までの時間待ちをするために、同期信号T′,T7が共
にHになるのを定められた回数カウントする(第7図の
R信号の場合であれば2回)。
とその時点から反射光量を表すR信号が安定値に達する
までの時間待ちをするために、同期信号T′,T7が共
にHになるのを定められた回数カウントする(第7図の
R信号の場合であれば2回)。
ついでT′がHでT7がLsT7がHでT5がLlT′
,T7共にHの時点にアナログ・デジタル変換器37を
作動させそれぞれの時点におけるR信号の大きさをデジ
タル化する。
,T7共にHの時点にアナログ・デジタル変換器37を
作動させそれぞれの時点におけるR信号の大きさをデジ
タル化する。
T′がHでT7がLのとき変換した波長mによる反射光
量データは、データ処理機31の内部にあるメモリーM
,(図示略)の内容に加算される。同じく、T″がHで
T′がLのとき変換した波長nによる反射光量データは
メモリーM2にT7,T″共にHのとき変換した波長t
による反射光量データはM3にそれぞれ加算される。こ
のT′がHでT7がLのときからT′,T//共にHま
での一連の動作は、反射光量を表すパルス群によつて構
成されるR信号のピークの平坦部で数回繰り返えされる
(第7図の波形で5回まで)。
量データは、データ処理機31の内部にあるメモリーM
,(図示略)の内容に加算される。同じく、T″がHで
T′がLのとき変換した波長nによる反射光量データは
メモリーM2にT7,T″共にHのとき変換した波長t
による反射光量データはM3にそれぞれ加算される。こ
のT′がHでT7がLのときからT′,T//共にHま
での一連の動作は、反射光量を表すパルス群によつて構
成されるR信号のピークの平坦部で数回繰り返えされる
(第7図の波形で5回まで)。
この回数はフイルターホルダ一20の回転数とスキヤニ
ング装置の移動速度及び各紙片4,3a,3b,3c・
・・の大きさにより定まり、回数が増すほど1紙片上の
反射率測定箇所が増し、より正確な値を得ることができ
る。所定の回数一連の動作が終われば、データ処理機3
1は、Tの信号がH→Lの変化を生じるまで待ち再びT
の信号がH→Lの変化を生じれば前記の動作を繰り返す
。
ング装置の移動速度及び各紙片4,3a,3b,3c・
・・の大きさにより定まり、回数が増すほど1紙片上の
反射率測定箇所が増し、より正確な値を得ることができ
る。所定の回数一連の動作が終われば、データ処理機3
1は、Tの信号がH→Lの変化を生じるまで待ち再びT
の信号がH→Lの変化を生じれば前記の動作を繰り返す
。
但しデータの格納されるメモリー番地はM4,M5,M
6に変わる。かくして以下同様に各紙片4,3a,3b
,3c・・・の数だけ前記の動作を行ない測定データの
集積をし、総てについて測定が終了するとデータ処理機
31はM,,M2,M3・・・のデータを基に各呈色試
験紙片3a,3b,3c・・・の補正反射率を求める。
第8図に従つて、各呈色試験紙片の反射光量が異常物質
の濃度の変化に伴つて広い波長範囲の光に対して大きく
変化する場合の補正反射率の求め方について説明する。
尚、図中曲線D,E,Fは異常物質の濃度を変えたとき
の反射率変化を表している。即ち、反射率補正用紙片4
の反射光量データで、各呈色試験紙片3a,3b,3c
・・・の反射光量データを除し、その商を各呈色試験紙
片3a,3b,3c・・・の補正反射率とする方法であ
る。今反射率補正用紙片4の反射光量データをR4t,
R4m,R4nl呈色試験紙片3aの反射光量データを
R3at,R3am,R3anとすると試験紙片3aの
波長tでの補正反射率はR3at/R4t、波長mでの
補正反射率はR3am//R4rIl.波長nでの補正
反射率はR3an/R4nで表され、この内最も低い値
の補正反射率(図の場合R3at/R4L)について、
予めセツトしてある変換係数または記憶しているグラフ
から異常物質濃度をプリンター40に表示させるもので
ある。つまり、反射率と濃度の関係は予め分かつている
ため、その関係式またはグラフを記憶しておけば、反射
率が求まると濃度はすぐに求まるということである。次
に本発明方法について説明する。
6に変わる。かくして以下同様に各紙片4,3a,3b
,3c・・・の数だけ前記の動作を行ない測定データの
集積をし、総てについて測定が終了するとデータ処理機
31はM,,M2,M3・・・のデータを基に各呈色試
験紙片3a,3b,3c・・・の補正反射率を求める。
第8図に従つて、各呈色試験紙片の反射光量が異常物質
の濃度の変化に伴つて広い波長範囲の光に対して大きく
変化する場合の補正反射率の求め方について説明する。
尚、図中曲線D,E,Fは異常物質の濃度を変えたとき
の反射率変化を表している。即ち、反射率補正用紙片4
の反射光量データで、各呈色試験紙片3a,3b,3c
・・・の反射光量データを除し、その商を各呈色試験紙
片3a,3b,3c・・・の補正反射率とする方法であ
る。今反射率補正用紙片4の反射光量データをR4t,
R4m,R4nl呈色試験紙片3aの反射光量データを
R3at,R3am,R3anとすると試験紙片3aの
波長tでの補正反射率はR3at/R4t、波長mでの
補正反射率はR3am//R4rIl.波長nでの補正
反射率はR3an/R4nで表され、この内最も低い値
の補正反射率(図の場合R3at/R4L)について、
予めセツトしてある変換係数または記憶しているグラフ
から異常物質濃度をプリンター40に表示させるもので
ある。つまり、反射率と濃度の関係は予め分かつている
ため、その関係式またはグラフを記憶しておけば、反射
率が求まると濃度はすぐに求まるということである。次
に本発明方法について説明する。
これは第9図に示す如く異常物質の濃度の変化に伴つて
特定の波長の反射光量が大きく変化する場合に用いられ
る。図中、曲線G,H,Iは異常物質の濃度を変えたと
きの反射率変化を表している。実際の呈色試験紙片3で
はこのような反射率特件を示すものが多く、上記の方法
では試験紙片の厚みのバラツキ等による誤差を消去でき
ない。よつて、上記の方法で得られた補正(相対)反射
率の内、反射光量変化の大きい測定波長(図ではm)で
の反射率を変化の小さい測定波長(図ではn)での反射
率で除しその商を該呈色試験紙の補正反射率とする方法
である。つまり、今測定用試験片Sが1枚と補正用反射
フ片Rとの2つを、2つの波長M,nで測定するとする
。
特定の波長の反射光量が大きく変化する場合に用いられ
る。図中、曲線G,H,Iは異常物質の濃度を変えたと
きの反射率変化を表している。実際の呈色試験紙片3で
はこのような反射率特件を示すものが多く、上記の方法
では試験紙片の厚みのバラツキ等による誤差を消去でき
ない。よつて、上記の方法で得られた補正(相対)反射
率の内、反射光量変化の大きい測定波長(図ではm)で
の反射率を変化の小さい測定波長(図ではn)での反射
率で除しその商を該呈色試験紙の補正反射率とする方法
である。つまり、今測定用試験片Sが1枚と補正用反射
フ片Rとの2つを、2つの波長M,nで測定するとする
。
補正用反射片の波長mでの反射率:Rm
補正用反射片の波長nでの反射率:Rn
測定用反射率の波長mでの反射率:Sm
測定用反射率の波長nでの反射率:Sn
Tm=Srn/Rm,Tn=Sn/Rn
つまり、Tm,Tnは波長M,nのときの補正反射率(
補正用反射片を1とした相対値)である。
補正用反射片を1とした相対値)である。
この値、TmとTnとを比較し、大きい方を小さい方で
除し、その商を最終補正反射率とするものである。そし
て、このTm/Tnと異常物質の濃度との相関関係は予
めセツトされているため、Tm/Tnが求まると濃度が
求められる。例えば、呈色試験紙片3bの測定をこの方
法で行なつたとすると、反射光量変化の大きい波長mで
の相対反射率を上記よりR3b献R4rIl.小さい波
長nでの反射率をR3bn/R4nとすると該試験紙片
3bの補正反射率はR3bm,R4n/R3bnR4m
で表され、この値に基づき異常物質の濃度がデータ処理
機31に寄り演算されプリンター40により表示される
。
除し、その商を最終補正反射率とするものである。そし
て、このTm/Tnと異常物質の濃度との相関関係は予
めセツトされているため、Tm/Tnが求まると濃度が
求められる。例えば、呈色試験紙片3bの測定をこの方
法で行なつたとすると、反射光量変化の大きい波長mで
の相対反射率を上記よりR3b献R4rIl.小さい波
長nでの反射率をR3bn/R4nとすると該試験紙片
3bの補正反射率はR3bm,R4n/R3bnR4m
で表され、この値に基づき異常物質の濃度がデータ処理
機31に寄り演算されプリンター40により表示される
。
かくして各呈色試1験紙片3に敵した測定波長が測定に
用いられることにより、尿試料の着色による影響が消去
され、かつ、各紙片4,3a,3b,3c・・・の厚み
のバラツキによる測定誤差をも補正できるものである。
用いられることにより、尿試料の着色による影響が消去
され、かつ、各紙片4,3a,3b,3c・・・の厚み
のバラツキによる測定誤差をも補正できるものである。
即ち、第10図に示す如く各紙片4,3a,3bの厚み
H4,h5,h6は原料?紙の厚みのバラツキ或いは呈
色試薬の含ませ具合の違いにより一定でないことがあり
、この場合ステイツク2の厚みt及びステイツク2裏面
から積分球18の下面までの距離H7は一定であるため
結局各紙片4,3a,3b表面から積分球18までの距
離H,,h2,h3がそれぞれ異なることになり、第1
1図より従来の1波長測定方式であれば測定誤差を生ず
ることになる。
H4,h5,h6は原料?紙の厚みのバラツキ或いは呈
色試薬の含ませ具合の違いにより一定でないことがあり
、この場合ステイツク2の厚みt及びステイツク2裏面
から積分球18の下面までの距離H7は一定であるため
結局各紙片4,3a,3b表面から積分球18までの距
離H,,h2,h3がそれぞれ異なることになり、第1
1図より従来の1波長測定方式であれば測定誤差を生ず
ることになる。
第11図は、Hl,h2,h3が変化したときの反射光
量の変化する割合を示したものであり、この図から紙片
4,3a,3bの表面が積分球18に近づけば反射率が
増大したと同じ様に光量がふえることがわかる。
量の変化する割合を示したものであり、この図から紙片
4,3a,3bの表面が積分球18に近づけば反射率が
増大したと同じ様に光量がふえることがわかる。
第9図の点線で描いた曲線G′,G7は曲線Gと同じ尿
試料を曲線Gを測定した時より厚さの厚い呈色試験紙片
と厚さの薄い呈色試験紙片で測定したデータである。但
し、反射率補正用紙片は同一のものを用いた。この例か
ら分かるように各紙片4,3a,3b,3c・・・の厚
さによつて見掛けの反射率がどの測定波長に対しても同
じ割合で変わるが、本発明方法によれば以下の理由によ
つて厚みのバラツキによる測定誤差を消去できる。
試料を曲線Gを測定した時より厚さの厚い呈色試験紙片
と厚さの薄い呈色試験紙片で測定したデータである。但
し、反射率補正用紙片は同一のものを用いた。この例か
ら分かるように各紙片4,3a,3b,3c・・・の厚
さによつて見掛けの反射率がどの測定波長に対しても同
じ割合で変わるが、本発明方法によれば以下の理由によ
つて厚みのバラツキによる測定誤差を消去できる。
第9図の曲線Gの波長mでの反射率をR2、波長nでの
反射率をR,とするならば、曲線G7の波長mにおける
反射率はKR2、nの波長ではKRlになる(Kは厚み
即ち積分球との距離のちがいによる反射率の倍数)。
反射率をR,とするならば、曲線G7の波長mにおける
反射率はKR2、nの波長ではKRlになる(Kは厚み
即ち積分球との距離のちがいによる反射率の倍数)。
故に、曲線G(15G″それぞれの波長m(5nとでの
反射率の比はどちらもR2/R1となり厚みの影響を受
けない反射率データを得ることができる。但し、第8図
に示したような反射率特性を示す呈色試験紙片の場合、
2波長の反射率比をとると濃度変化による反射率の変化
を検出できなくなり、本発明による厚みの補正を行なう
ことはできない。なぜならば、R5/R4とR5′/R
4′がほぼ等しいためである。第12図は、本発明の方
法により呈色試験紙片について反射率と異常物質濃度と
の関係を示したもので、各異常物質につき、かかる関係
をデータ処理機31に記憶せしめておくことにより各紙
片の反射率を測定し直ちに濃度として表示せしめること
を可能とするものである。本発明は、上述した如く尿等
の液体試料を塗布した複合試験紙を用いて測定用反射片
の反射率を標準反射片のそれの相対値として求めるもの
であつて、分光反射測定を2以上の数波長を用いて行な
い、かつ、反射光量が大きく変化する波長での反射率を
変化の小さい波長での反射率で除しその商を該呈色試験
紙の補正反射率とするものであるため、試料液中の着色
による影響が消去され、かつ、各紙片4,3a,3b,
3c・・・の厚みのバラツキによる測定誤差をも補正で
きる非常に有用なものである。
反射率の比はどちらもR2/R1となり厚みの影響を受
けない反射率データを得ることができる。但し、第8図
に示したような反射率特性を示す呈色試験紙片の場合、
2波長の反射率比をとると濃度変化による反射率の変化
を検出できなくなり、本発明による厚みの補正を行なう
ことはできない。なぜならば、R5/R4とR5′/R
4′がほぼ等しいためである。第12図は、本発明の方
法により呈色試験紙片について反射率と異常物質濃度と
の関係を示したもので、各異常物質につき、かかる関係
をデータ処理機31に記憶せしめておくことにより各紙
片の反射率を測定し直ちに濃度として表示せしめること
を可能とするものである。本発明は、上述した如く尿等
の液体試料を塗布した複合試験紙を用いて測定用反射片
の反射率を標準反射片のそれの相対値として求めるもの
であつて、分光反射測定を2以上の数波長を用いて行な
い、かつ、反射光量が大きく変化する波長での反射率を
変化の小さい波長での反射率で除しその商を該呈色試験
紙の補正反射率とするものであるため、試料液中の着色
による影響が消去され、かつ、各紙片4,3a,3b,
3c・・・の厚みのバラツキによる測定誤差をも補正で
きる非常に有用なものである。
第1図は本発明に用いる複合試験紙の1例を示す斜視図
、第2図は呈色試験紙片の分光反射特性曲線図、第3図
は反射率補正用紙片を用いたときの呈色試験紙片の相対
反射率を示す測定図、第4図は一部を省略した本発明に
使用する分析装置の全体を示すプロツク図、第5図は同
じく主要部を示す概略側面図、第6図はフイルターホル
ダ一の平面図、第7図はデータ処理機に入力される各信
号のタイミング関係図、第8図及び第9図はそれぞれ傾
向の異なる呈色試験紙片の分光反射率特性曲線図、第1
0図は各紙片厚みと積分球の距離の関係を示す説明図、
第11図は反射光量と各紙片表面から積分球までの距臨
との関係を表す相関曲線図、第12図は反射率と異常物
質濃度との関係を表す相関曲線図である。 1・・・・・・複合試験紙、2・・・・・・ステイツク
、3,3a,3b,3c・・・・・・呈色試験紙片、4
・・・・・・反射率補正用紙片、6・・・・・・送り機
構、8・・・・・・回転試料台、10・・・・・・反射
率測定装置、14・・・・・・測定波長選定装置、20
・・・・・・フイルターホルダ一、21t,21m,2
1n・・・・・・光学フイルタ一、22・・・・・・波
長識別信号発生装置、31・・・・・・データ処理機。
、第2図は呈色試験紙片の分光反射特性曲線図、第3図
は反射率補正用紙片を用いたときの呈色試験紙片の相対
反射率を示す測定図、第4図は一部を省略した本発明に
使用する分析装置の全体を示すプロツク図、第5図は同
じく主要部を示す概略側面図、第6図はフイルターホル
ダ一の平面図、第7図はデータ処理機に入力される各信
号のタイミング関係図、第8図及び第9図はそれぞれ傾
向の異なる呈色試験紙片の分光反射率特性曲線図、第1
0図は各紙片厚みと積分球の距離の関係を示す説明図、
第11図は反射光量と各紙片表面から積分球までの距臨
との関係を表す相関曲線図、第12図は反射率と異常物
質濃度との関係を表す相関曲線図である。 1・・・・・・複合試験紙、2・・・・・・ステイツク
、3,3a,3b,3c・・・・・・呈色試験紙片、4
・・・・・・反射率補正用紙片、6・・・・・・送り機
構、8・・・・・・回転試料台、10・・・・・・反射
率測定装置、14・・・・・・測定波長選定装置、20
・・・・・・フイルターホルダ一、21t,21m,2
1n・・・・・・光学フイルタ一、22・・・・・・波
長識別信号発生装置、31・・・・・・データ処理機。
Claims (1)
- 1 プラスチック等でできたスティック2に反射率補正
用紙片4と各種呈色試験紙片3a、3b、3c…を貼着
した複合試験紙1に被検試料を塗布したものを分光反射
率測定器に供支し、波長の異なる数種の光を夫々各紙片
4、3a、3b、3c…に照射し、各波長に対する反射
光量から夫々の試験紙片3a、3b、3c…の補正反射
率を求め尿等の被検試料中の異常物質濃度を測定するも
のであつて、該補正反射率は、各測定毎に反射率補正用
紙片4の反射率を100%とした各種呈色試験紙片の反
射率の相対値の内、反射光量変化の大きい波長での相対
値を変化の少ない波長での相対値で除した商として表さ
れるものであることを特徴とする尿等の分析方法。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52005508A JPS59779B2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | 尿等の分析方法 |
US05/853,137 US4160646A (en) | 1977-01-20 | 1977-11-21 | Method of analyzing liquid samples and system for continuously automatically analyzing same |
GB49889/77A GB1595934A (en) | 1977-01-20 | 1977-11-30 | Analysis of liquid samples |
FR7736735A FR2378277A1 (fr) | 1977-01-20 | 1977-12-06 | Procede et appareil d'analyse automatique continue d'un echantillon de liquide |
IT30600/77A IT1154003B (it) | 1977-01-20 | 1977-12-12 | O analisi continua automatica |
CA294,175A CA1093338A (en) | 1977-01-20 | 1977-12-30 | Method of analyzing liquid samples and system for continuously automatically analyzing same |
DE2800225A DE2800225C2 (de) | 1977-01-20 | 1978-01-04 | Verfahren zur Bestimmung der Konzentration einer anomalen Substanz in einer flüssigen Probe und eine Anlage zum kontinuierlichen selbsttätigen Analysieren einer flüssigen Probe nach diesem Verfahren |
NL7800632A NL7800632A (nl) | 1977-01-20 | 1978-01-18 | Werkwijze voor het analyseren van vloeistof- monsters en stelsel voor het continu automa- tisch uitvoeren van de werkwijze. |
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