JPS5947527B2 - 電源装置の異常検出方式 - Google Patents
電源装置の異常検出方式Info
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- JPS5947527B2 JPS5947527B2 JP7432279A JP7432279A JPS5947527B2 JP S5947527 B2 JPS5947527 B2 JP S5947527B2 JP 7432279 A JP7432279 A JP 7432279A JP 7432279 A JP7432279 A JP 7432279A JP S5947527 B2 JPS5947527 B2 JP S5947527B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims description 71
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 title claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 10
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
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- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複数の電源供給ユニットを有する電源装置に
おいて、負荷の異常のみならず、個々の電源供給ユニッ
ト内の異常をも検出できるようにすると共に部品の破壊
を防止できるようにした電源装置の異常検出方式に関す
るものである。
おいて、負荷の異常のみならず、個々の電源供給ユニッ
ト内の異常をも検出できるようにすると共に部品の破壊
を防止できるようにした電源装置の異常検出方式に関す
るものである。
第1図は複数個の電源供給ユニットをもつ公知電源装置
の概要を示す図、第2図はその出力電圧−出力電流特性
を示す図である。第1図において、1−1ないし1−4
は電源供給ユニット、2は負荷、3は電源投入切断制御
回路、4は電源切断指示回路、5はAND回路、6はO
R回路、Tはアラーム表示回路、OCAは過電流検出信
号、UVAは不足電圧検出信号をそれぞれ示している。
の概要を示す図、第2図はその出力電圧−出力電流特性
を示す図である。第1図において、1−1ないし1−4
は電源供給ユニット、2は負荷、3は電源投入切断制御
回路、4は電源切断指示回路、5はAND回路、6はO
R回路、Tはアラーム表示回路、OCAは過電流検出信
号、UVAは不足電圧検出信号をそれぞれ示している。
電源供給ユニット1−1ないし1−4のそれぞれは、直
流を交流に変換するスイッチング・トランジスタと、変
圧器と、変圧器の2次側に設けられた整流回路と、出力
側に設けられた過電流検出回路と、不足電圧検出回路と
を有しており、且つ第2図に示すような垂下特性を有し
ているものである。過電流検出信号OCAは、全ての電
源供給ユニットが過電流状態となつた時に論理「1」と
なる。これに対して、不足電圧検出信号UVAは、少な
くともいずれか1個の電源供給ユニツトが不足電圧状態
となつた時に論理「1」となる。過電流検出信号0CA
又は不足電圧検出信号UVAが論理「1」となると、電
源切断指示回路4は、電源供給ユニツト1−1,1−2
,1−3,1−4に対してオフ信号を発し、これと同時
にアラーム表示回路Tによつてアラーム状態が表示され
る。上記のオフ信号を受取ると、各電源供給ユニツトは
、スイツチング・トランジスタをオフ状態とする。第3
図は従来の電源供給ユニツトの構成を示す電気回路図、
第4図はその電圧−電流特性を示す図である。
流を交流に変換するスイッチング・トランジスタと、変
圧器と、変圧器の2次側に設けられた整流回路と、出力
側に設けられた過電流検出回路と、不足電圧検出回路と
を有しており、且つ第2図に示すような垂下特性を有し
ているものである。過電流検出信号OCAは、全ての電
源供給ユニットが過電流状態となつた時に論理「1」と
なる。これに対して、不足電圧検出信号UVAは、少な
くともいずれか1個の電源供給ユニツトが不足電圧状態
となつた時に論理「1」となる。過電流検出信号0CA
又は不足電圧検出信号UVAが論理「1」となると、電
源切断指示回路4は、電源供給ユニツト1−1,1−2
,1−3,1−4に対してオフ信号を発し、これと同時
にアラーム表示回路Tによつてアラーム状態が表示され
る。上記のオフ信号を受取ると、各電源供給ユニツトは
、スイツチング・トランジスタをオフ状態とする。第3
図は従来の電源供給ユニツトの構成を示す電気回路図、
第4図はその電圧−電流特性を示す図である。
第3図において、8はダイオード、9はコンデンサ、1
0はスイツチング・トランジスタ、11は変圧器、12
はダイオード、13はチヨーク・コイル、14と15は
コンデンサ、16はシヤント抵抗、11は不足電圧検出
回路、18は垂下回路、19は電圧検出回路、20は制
御回路をそれぞれ示している。
0はスイツチング・トランジスタ、11は変圧器、12
はダイオード、13はチヨーク・コイル、14と15は
コンデンサ、16はシヤント抵抗、11は不足電圧検出
回路、18は垂下回路、19は電圧検出回路、20は制
御回路をそれぞれ示している。
ダイオード8およびコンデンサ9はAC入力を整流平滑
化するものであり、スイツチング・トランジスタ10は
、整流平滑の結果得られた直流を交流に変換するもので
ある。
化するものであり、スイツチング・トランジスタ10は
、整流平滑の結果得られた直流を交流に変換するもので
ある。
スイツチング・トランジスタ10から出力される交流は
電圧器11の1次側に供給され、変圧器11の2次側出
力はダイオード12、チヨーク・コイル13およびコン
デンサ14,15によつて直流I。に変換され、この直
流I。が負荷2(第1図参照)に供給される。電源供給
ユニツトから負荷2に供給される電流I。の大きさに比
例した電圧がシヤント抵抗16の両端に生じ、この電圧
が垂下回路18に送られる。垂下回路18は、電流I。
の大きさが0CAIになつた時に論理「l」信号を出力
する。電源供給ユニツトの出力側に不足電圧検出回路I
Tが設けられ、この不足電圧検出回路ITは、出力電圧
V。が一定値以下となつた時、論理「l」信号を出力す
る。制御回路20はパルス幅変調制御回路である。垂下
回路18は、電流I。の大きさが値0CAI以上となつ
た時に論理「l」信号を出力する。垂下回路18の出力
は、AND回路5(第1図参照)および制御回路20へ
送えられる。出力電圧V。は電圧検出回路19で電圧設
定値と比較され、この結果得られる電圧偏差が制御回路
20に送られる。制御回路20は、垂下回路18の出力
が論理「o」の場合には定電圧制御を行い、垂下回路1
8の出力が論理「l」の場合には出力電流I。が値0C
A1iCなるように定電流制御を行う。制御回路20は
、言うまでもなくスイツチング・トランジスタ10の導
通期間を制御するものである。不足電圧検出回路ITの
出力は0R回路6に送られる。なお、図示しないが、不
足電圧検出回路ITの負荷諒には、他の電源供給ユニツ
トからの電流の回り込みを防止する機構、例えばダイオ
ードが設けられている。したがつて不足電圧検出回路I
Tの監視している電圧は、負荷電圧そのものではない。
第3図に示したような電源供給ユニツトにおいては、変
圧器11.ダイオード12、チヨーク・コイル13、コ
ンデンサ14又はコンデンサ15の障害により過電流が
流れた時、ダイオード8やトランジスタ10、その他の
部品が破壊されてしまう危険性がある。
電圧器11の1次側に供給され、変圧器11の2次側出
力はダイオード12、チヨーク・コイル13およびコン
デンサ14,15によつて直流I。に変換され、この直
流I。が負荷2(第1図参照)に供給される。電源供給
ユニツトから負荷2に供給される電流I。の大きさに比
例した電圧がシヤント抵抗16の両端に生じ、この電圧
が垂下回路18に送られる。垂下回路18は、電流I。
の大きさが0CAIになつた時に論理「l」信号を出力
する。電源供給ユニツトの出力側に不足電圧検出回路I
Tが設けられ、この不足電圧検出回路ITは、出力電圧
V。が一定値以下となつた時、論理「l」信号を出力す
る。制御回路20はパルス幅変調制御回路である。垂下
回路18は、電流I。の大きさが値0CAI以上となつ
た時に論理「l」信号を出力する。垂下回路18の出力
は、AND回路5(第1図参照)および制御回路20へ
送えられる。出力電圧V。は電圧検出回路19で電圧設
定値と比較され、この結果得られる電圧偏差が制御回路
20に送られる。制御回路20は、垂下回路18の出力
が論理「o」の場合には定電圧制御を行い、垂下回路1
8の出力が論理「l」の場合には出力電流I。が値0C
A1iCなるように定電流制御を行う。制御回路20は
、言うまでもなくスイツチング・トランジスタ10の導
通期間を制御するものである。不足電圧検出回路ITの
出力は0R回路6に送られる。なお、図示しないが、不
足電圧検出回路ITの負荷諒には、他の電源供給ユニツ
トからの電流の回り込みを防止する機構、例えばダイオ
ードが設けられている。したがつて不足電圧検出回路I
Tの監視している電圧は、負荷電圧そのものではない。
第3図に示したような電源供給ユニツトにおいては、変
圧器11.ダイオード12、チヨーク・コイル13、コ
ンデンサ14又はコンデンサ15の障害により過電流が
流れた時、ダイオード8やトランジスタ10、その他の
部品が破壊されてしまう危険性がある。
また、上記部品の障害により過電流が流れ、しかもシヤ
ント抵抗16に過電流が流れなかつた場合、上記部品が
異常になつた電源供給ユニツトの異常は検出されず、ア
ラーム表示もされない。このとき、異常になつた電源供
給ユニツトから負荷2に対して電流が流れなくなるため
、負荷が重負荷の場合には残りの電源供給ユニツトは垂
下領域に入り、不足電圧検出回路ITが働き、アラーム
表示され、電源切断指示回路4の制御により全ての電源
供給ユニツトが切断される。しかし、個々の電源供給ユ
ニツトのアラームを検出することが出来ない。しかも、
残りの電源供給ユニツトが垂下領域に入らない軽負荷の
場合には不足電圧検出回路ITも働かないため、異常が
検出されず、アラーム表示もされない。上述のように、
従来の電源装置は負荷の異常を検出でき、これに起因す
る素子の破壊を防止することが出来るが、電源供給ユニ
ツト内部の故障を検出することが出来なかつた。
ント抵抗16に過電流が流れなかつた場合、上記部品が
異常になつた電源供給ユニツトの異常は検出されず、ア
ラーム表示もされない。このとき、異常になつた電源供
給ユニツトから負荷2に対して電流が流れなくなるため
、負荷が重負荷の場合には残りの電源供給ユニツトは垂
下領域に入り、不足電圧検出回路ITが働き、アラーム
表示され、電源切断指示回路4の制御により全ての電源
供給ユニツトが切断される。しかし、個々の電源供給ユ
ニツトのアラームを検出することが出来ない。しかも、
残りの電源供給ユニツトが垂下領域に入らない軽負荷の
場合には不足電圧検出回路ITも働かないため、異常が
検出されず、アラーム表示もされない。上述のように、
従来の電源装置は負荷の異常を検出でき、これに起因す
る素子の破壊を防止することが出来るが、電源供給ユニ
ツト内部の故障を検出することが出来なかつた。
本発明は、上記の欠点を除去するものであつて、複数の
電源供給ユニツトを有する電源装置において、個々の電
源供給ユニツト内部の異常をも検出できるようになつた
電源装置の異常検出方式を提供することを目的としてい
る。
電源供給ユニツトを有する電源装置において、個々の電
源供給ユニツト内部の異常をも検出できるようになつた
電源装置の異常検出方式を提供することを目的としてい
る。
そしてそのため、本発明の電源装置の異常検出方式は、
複数個の電源供給ユニツトおよび該複数個の電源供給ユ
ニツトの切断を少なくとも制御する制御回路とを備え、
且つ上記各電源供給ユニツトが、スイツチング・トラン
ジスタ、該スイツチング・トランジスタに接続された変
圧器および該変圧器の2次側に設けられた整流回路を備
えるスイツチング・レギユレータ方式の電源供給ユニツ
トであるところの電源装置において、上記各電源供給ユ
ニツトに、出力電流の過電流を検出する第1の過電流検
出手段、上記スイツチング・トランジスタに流れる電流
の過電流を検出する第2の過電流検出手段、出力電流の
不足電圧を検出する不足電圧検出手段、上記第1の過電
流検出手段の出力値および上記第2の過電流検出手段の
出力値に基づいて出力電流が2次側の過電流検出値以上
にはならず且つ上記スイツチング・トランジスタを流れ
る電流が1次側の過電流検出値以上にならないように上
記スイツチング・トランジスタを制御するスイツチング
・トランジスタ制御手段、並びに上記第1の過電流検出
手段の出力値、上記第2の過電流検出手段の出力値およ
び上記不足電圧検出手段の出力値を上記制御回路に通知
する通知手段を設け、更に1次側の過電流検出値が2次
側の過電流検出値より高く設定されると共に、上記通知
手段が、上記第2の過電流検出手段の出力値と上記不足
電圧検出手段の出力値の論理和をとる論理和回路、該論
理和回路の出力値を上記制御回路に送る信号線、および
上記第1の過電流検出手段の出力値を上記制御回路に送
る信号線を有することを特徴とするものである。以下、
本発明を図面を参照しつつ説明する。
複数個の電源供給ユニツトおよび該複数個の電源供給ユ
ニツトの切断を少なくとも制御する制御回路とを備え、
且つ上記各電源供給ユニツトが、スイツチング・トラン
ジスタ、該スイツチング・トランジスタに接続された変
圧器および該変圧器の2次側に設けられた整流回路を備
えるスイツチング・レギユレータ方式の電源供給ユニツ
トであるところの電源装置において、上記各電源供給ユ
ニツトに、出力電流の過電流を検出する第1の過電流検
出手段、上記スイツチング・トランジスタに流れる電流
の過電流を検出する第2の過電流検出手段、出力電流の
不足電圧を検出する不足電圧検出手段、上記第1の過電
流検出手段の出力値および上記第2の過電流検出手段の
出力値に基づいて出力電流が2次側の過電流検出値以上
にはならず且つ上記スイツチング・トランジスタを流れ
る電流が1次側の過電流検出値以上にならないように上
記スイツチング・トランジスタを制御するスイツチング
・トランジスタ制御手段、並びに上記第1の過電流検出
手段の出力値、上記第2の過電流検出手段の出力値およ
び上記不足電圧検出手段の出力値を上記制御回路に通知
する通知手段を設け、更に1次側の過電流検出値が2次
側の過電流検出値より高く設定されると共に、上記通知
手段が、上記第2の過電流検出手段の出力値と上記不足
電圧検出手段の出力値の論理和をとる論理和回路、該論
理和回路の出力値を上記制御回路に送る信号線、および
上記第1の過電流検出手段の出力値を上記制御回路に送
る信号線を有することを特徴とするものである。以下、
本発明を図面を参照しつつ説明する。
第5図は本発明で使用される電源供給ユニツトの1実施
例の電気回路図、第6図はその垂下特性および過電流検
出設定値を示す図である。なお、第5図の電源供給ユニ
ツトは、第1図の電源供給ユニツトとして使用されるも
のである。第5図において、20′は制御回路、21は
変流器、22は垂下回路、23は0R回路、24は過電
流検出回路をそれぞれ示している。
例の電気回路図、第6図はその垂下特性および過電流検
出設定値を示す図である。なお、第5図の電源供給ユニ
ツトは、第1図の電源供給ユニツトとして使用されるも
のである。第5図において、20′は制御回路、21は
変流器、22は垂下回路、23は0R回路、24は過電
流検出回路をそれぞれ示している。
なお、第3図と同一符号は同一物を示している。スイツ
チング・トランジスタ10を流れる電流の大きさは変流
器21で検出され、その電流値は過電流検出回路24に
送られる。過電流検出回路24の過電流検出値は値0C
A2に設定されている。第6図に示す如く値0CA2は
値0CA1より大きく設定されている。勿論、値0CA
2は、2次側に換算した値である。垂下回路22は、過
電流検出回路24からの論理「1」信号を受取ると、こ
れをレベル変換し、制御回路2『に送る。制御回路20
′はパルス幅変調制御回路である。垂下回路18の出力
は、AND回路5(第1図参照)および制御回路20′
へ送られる。出力電圧V。は電圧検出回路19で電圧設
定値と比較され、この結果得られる電圧偏差が制御回路
2『に送られる。制御回路20′は、垂下回路18およ
び22の出力が共に論理「0」の場合には定電圧制御を
行い、垂下回路22の出力が論理「1]の場合にはスイ
ツチング・トランジスタ10からの電流が値0CA2に
なるように定電流制御を行い、垂下回路18の出力が論
理「1」の場合には出力電流1。が値0CA1tこなる
ように定電流制御を行う。制御回路2『は、旨うまでも
なくスイツチング・トランジスタの導通期間を制御する
ものである。0R回路23には、過電流検出回路24の
出力および不足電圧検出回路17の出力が入力され、そ
の出力は0R回路6に送られる。
チング・トランジスタ10を流れる電流の大きさは変流
器21で検出され、その電流値は過電流検出回路24に
送られる。過電流検出回路24の過電流検出値は値0C
A2に設定されている。第6図に示す如く値0CA2は
値0CA1より大きく設定されている。勿論、値0CA
2は、2次側に換算した値である。垂下回路22は、過
電流検出回路24からの論理「1」信号を受取ると、こ
れをレベル変換し、制御回路2『に送る。制御回路20
′はパルス幅変調制御回路である。垂下回路18の出力
は、AND回路5(第1図参照)および制御回路20′
へ送られる。出力電圧V。は電圧検出回路19で電圧設
定値と比較され、この結果得られる電圧偏差が制御回路
2『に送られる。制御回路20′は、垂下回路18およ
び22の出力が共に論理「0」の場合には定電圧制御を
行い、垂下回路22の出力が論理「1]の場合にはスイ
ツチング・トランジスタ10からの電流が値0CA2に
なるように定電流制御を行い、垂下回路18の出力が論
理「1」の場合には出力電流1。が値0CA1tこなる
ように定電流制御を行う。制御回路2『は、旨うまでも
なくスイツチング・トランジスタの導通期間を制御する
ものである。0R回路23には、過電流検出回路24の
出力および不足電圧検出回路17の出力が入力され、そ
の出力は0R回路6に送られる。
さきに述べた如く、第5図の電源供給ユニツトは、第1
図の電源供給ユニツト1−1,1−2,1−3,1−4
として使用されるものである。
図の電源供給ユニツト1−1,1−2,1−3,1−4
として使用されるものである。
いま、負荷2に異常が生じたとすると、全ての電源供給
ユニツトの出力電流は過電流設定値を越えるので、AN
D回路5は論理「1」信号を出力する。電源切断指示回
路4は、この信号を受取ると、全ての電源供給ユニツト
にオフ信号を送出する。この際、アラーム表示回路7に
は負荷異常が表示される。いずれかの電源供給ユニツト
に異常が生じた場合、その電源供給ユニツト内の過電流
検出回路24又は不足電圧検出回路17が動作し、この
電源供給ユニツトの異常が0R回路23、信号線および
0R回路6を介して電源切断指示回路4べ通知される。
電源切断指示回路4は、この通知を受取ると、電源供給
ユニツトにオフ信号を発する。この際、異常の生じた電
源供給ユニツトの機番がアラーム表示回路7に表示され
る。第5図の実施例では、変圧器11.ダイオード12
、チヨーク・コイル13、コンデンサ14又はコンデン
一Yl5の障害により過電流が流れてもトランジスタ1
0で電流を0AC2に制限できるため、部品の破壊を最
小限1こおさえることが出来、しかも過電流検出回路2
4からの信号lこより電源切断指示回路4か電源供給ユ
ニツト1−i( i=1,2,3又は4)に切断指示で
きるので、障害の波及を防止することが出来る。以上の
説明から明らかなように、本発明によれば、複数の電源
供給ユニツトを有する電源装置において、スイツチング
・トランジスタからの過電流を検出する過電流検出器を
設けたので、個々の電源供給ユニツトの異常を検出する
ことが出来ると共に部品の破壊を防止することが出来る
。
ユニツトの出力電流は過電流設定値を越えるので、AN
D回路5は論理「1」信号を出力する。電源切断指示回
路4は、この信号を受取ると、全ての電源供給ユニツト
にオフ信号を送出する。この際、アラーム表示回路7に
は負荷異常が表示される。いずれかの電源供給ユニツト
に異常が生じた場合、その電源供給ユニツト内の過電流
検出回路24又は不足電圧検出回路17が動作し、この
電源供給ユニツトの異常が0R回路23、信号線および
0R回路6を介して電源切断指示回路4べ通知される。
電源切断指示回路4は、この通知を受取ると、電源供給
ユニツトにオフ信号を発する。この際、異常の生じた電
源供給ユニツトの機番がアラーム表示回路7に表示され
る。第5図の実施例では、変圧器11.ダイオード12
、チヨーク・コイル13、コンデンサ14又はコンデン
一Yl5の障害により過電流が流れてもトランジスタ1
0で電流を0AC2に制限できるため、部品の破壊を最
小限1こおさえることが出来、しかも過電流検出回路2
4からの信号lこより電源切断指示回路4か電源供給ユ
ニツト1−i( i=1,2,3又は4)に切断指示で
きるので、障害の波及を防止することが出来る。以上の
説明から明らかなように、本発明によれば、複数の電源
供給ユニツトを有する電源装置において、スイツチング
・トランジスタからの過電流を検出する過電流検出器を
設けたので、個々の電源供給ユニツトの異常を検出する
ことが出来ると共に部品の破壊を防止することが出来る
。
また、本発明によればスイツチング・トランジスタの過
電流検出信号と不足電圧検出信号の論理和を取り、この
論理和信号を電源投入切断制御回路へ送つているので、
アラーム信号線の本数を少なくすることが出来る。
電流検出信号と不足電圧検出信号の論理和を取り、この
論理和信号を電源投入切断制御回路へ送つているので、
アラーム信号線の本数を少なくすることが出来る。
第1図は複数個の電源供給ユニツトをもつ公知の電源装
置の概要を示す図、第2図はその出力電圧−出力電流の
特住を示す図、第3図は従来の電源供給ユニツトの構成
を示す電気回路図、第4図はその電圧−電流特性を示す
図、第5図は本発明で使用される電源供給ユニツトの1
実施例の電気回路図、第6図はその垂下特性および過電
流設定値を示す図である。 1−1ないし1 − 4・・・・・・電源供給ユニツト
、2・・・・・・負荷、3・・・・・・電源投入切断制
御回路、4・・・・・・電源切断指示回路、5・・・・
・・AND回路、6・・・・・・0R回路、T・・・・
・・アラーム表示回路、0CA・・・・・・過電流検出
信号、UVA・・・・・・不足電圧検出信号、8・・・
・・・ダイオード、9・・・・・・コンデンサ、10・
・・・・・スイツチング・トランジスタ、11・・・・
・・変圧器、12・・・・・・ダイオード、13・・・
・・・チヨーク・コイル、14と15・・・・・・コン
デンサ、16・・・・・・シヤント抵抗、1T・・・・
・・不足電圧検出回路、18・・・・・・垂下回路、1
9・・・・・・電圧検出回路、20と20’ ・・・・
・・制御回路、21・・・・・・変流器、22・・・・
・・垂下回路、23・・・・・・ 0R回路、24・・
・・・・過電流検出回路。
置の概要を示す図、第2図はその出力電圧−出力電流の
特住を示す図、第3図は従来の電源供給ユニツトの構成
を示す電気回路図、第4図はその電圧−電流特性を示す
図、第5図は本発明で使用される電源供給ユニツトの1
実施例の電気回路図、第6図はその垂下特性および過電
流設定値を示す図である。 1−1ないし1 − 4・・・・・・電源供給ユニツト
、2・・・・・・負荷、3・・・・・・電源投入切断制
御回路、4・・・・・・電源切断指示回路、5・・・・
・・AND回路、6・・・・・・0R回路、T・・・・
・・アラーム表示回路、0CA・・・・・・過電流検出
信号、UVA・・・・・・不足電圧検出信号、8・・・
・・・ダイオード、9・・・・・・コンデンサ、10・
・・・・・スイツチング・トランジスタ、11・・・・
・・変圧器、12・・・・・・ダイオード、13・・・
・・・チヨーク・コイル、14と15・・・・・・コン
デンサ、16・・・・・・シヤント抵抗、1T・・・・
・・不足電圧検出回路、18・・・・・・垂下回路、1
9・・・・・・電圧検出回路、20と20’ ・・・・
・・制御回路、21・・・・・・変流器、22・・・・
・・垂下回路、23・・・・・・ 0R回路、24・・
・・・・過電流検出回路。
Claims (1)
- 1 複数個の電源供給ユニットおよび該複数個の電源供
給ユニットの切断を少なくとも制御する制御回路とを備
え、且つ上記各電源供給ユニットが、スイッチング・ト
ランジスタ、該スイッチング・トランジスタに接続され
た変圧器および該変圧器の2次側に設けられた整流回路
を備えるスイッチング・レギュレータ方式の電源供給ユ
ニットであるところの電源装置において、上記各電源供
給ユニットに、出力電流の過電流を検出する第1の過電
流検出手段、上記スイッチング・トランジスタに流れる
電流の過電流を検出する第2の過電流検出手段、出力電
流の不足電圧を検出する不足電圧検出手段、上記第1の
過電流検出手段の出力値および上記第2の過電流検出手
段の出力値に基づいて出力電流が2次側の過電流検出値
以上にはならず且つ上記スイッチング・トランジスタを
流れる電流が1次側の過電流検出値以上にならないよう
に上記スイッチング・トランジスタを制御するスイッチ
ング・トランジスタ制御手段、並びに上記第1の過電流
検出手段の出力値、上記第2の過電流検出手段の出力値
および上記不足電圧検出手段の出力値を上記制御回路に
通知する通知手段を設け、更に1次側の過電流検出値が
2次側の過電流検出値より高く設定されると共に、上記
通知手段が、上記第2の過電流検出手段の出力値と上記
不足電圧検出手段の出力値の論理和をとる論理和回路、
該論理和回路の出力値を上記制御回路に送る信号線、お
よび上記第1の過電流検出手段の出力値を上記制御回路
に送る信号線を有することを特徴とする電源装置の異常
検出方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7432279A JPS5947527B2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 電源装置の異常検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7432279A JPS5947527B2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 電源装置の異常検出方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55166418A JPS55166418A (en) | 1980-12-25 |
JPS5947527B2 true JPS5947527B2 (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=13543755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7432279A Expired JPS5947527B2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 電源装置の異常検出方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947527B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843006A (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-12 | Canon Inc | 電源異常検出システム |
WO2024024775A1 (ja) * | 2022-07-26 | 2024-02-01 | 三菱電機株式会社 | 直流電源システム |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP7432279A patent/JPS5947527B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55166418A (en) | 1980-12-25 |
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