JPS5942728Y2 - 分布定数形フイルタ - Google Patents
分布定数形フイルタInfo
- Publication number
- JPS5942728Y2 JPS5942728Y2 JP7175779U JP7175779U JPS5942728Y2 JP S5942728 Y2 JPS5942728 Y2 JP S5942728Y2 JP 7175779 U JP7175779 U JP 7175779U JP 7175779 U JP7175779 U JP 7175779U JP S5942728 Y2 JPS5942728 Y2 JP S5942728Y2
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- JP
- Japan
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- distributed constant
- filter
- resonator
- input
- box
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、誘電体を装荷した共振器を有する分布定数形
フィルタに関する。
フィルタに関する。
一端を短絡、他端を開放とした長さがλ/4(λ:波長
)の線路は共振器として動作し、このような共振器を複
数個並列に配置して適当な手段で共振器間を結合させた
分布定数形フィルタは小型であり、くし形フィルタと1
.て知られている。
)の線路は共振器として動作し、このような共振器を複
数個並列に配置して適当な手段で共振器間を結合させた
分布定数形フィルタは小型であり、くし形フィルタと1
.て知られている。
このような分布定数形フィルタはとくにマイクロ波帯で
広く用いられている。
広く用いられている。
さらに、小型化を目的として線路に比誘電率の大きい誘
電体を装荷するとともに線路の開放端に中心周波数調整
用の容量を設けて、小型化及び特性の改善を図った分布
定数形フィルタが本出願人より提案されている。
電体を装荷するとともに線路の開放端に中心周波数調整
用の容量を設けて、小型化及び特性の改善を図った分布
定数形フィルタが本出願人より提案されている。
第1図及び第2図は、この種の分布定数形フィルタの基
本的構成を示す。
本的構成を示す。
これらの図において、箱型導体ケース1内には、開放端
が円板状に形成された線路2の周囲に誘電体3を装荷し
た共振器4A乃至4Dが縦続配置され、箱型導体ケース
10両端面には入出力用の同軸接栓5.6が設けられる
。
が円板状に形成された線路2の周囲に誘電体3を装荷し
た共振器4A乃至4Dが縦続配置され、箱型導体ケース
10両端面には入出力用の同軸接栓5.6が設けられる
。
これらの同軸接栓5.6にはL字状に曲げられた結合用
導体7.8が両人出力端側に位置する共振器4A、4D
に夫々結合するように接続され、該結合用導体7.8の
他端は箱型導体ケース1に接続される。
導体7.8が両人出力端側に位置する共振器4A、4D
に夫々結合するように接続され、該結合用導体7.8の
他端は箱型導体ケース1に接続される。
一方、箱型導体ケース1の上面部10には、前記線路2
の開放端と対向する円板状の容量電極11A乃至11D
が配置される。
の開放端と対向する円板状の容量電極11A乃至11D
が配置される。
ところで、上記の如き分布定数形フィルタでは、用途に
よって、種々のフィルタ特性が要求されるが、異なる段
数(共振器数)の分布定数形フィルタを多品種製造する
のでは手間がかかりかえってコスト高になる。
よって、種々のフィルタ特性が要求されるが、異なる段
数(共振器数)の分布定数形フィルタを多品種製造する
のでは手間がかかりかえってコスト高になる。
本考案は、上記の点に鑑み、入出力端側の共振器以外の
途中の共振器に結合する中間入出力端子としての同軸接
栓を増設して、フィルタ特性を要求に応じて選択できる
ようにした分布定数形フィルタを提供しようとするもの
である。
途中の共振器に結合する中間入出力端子としての同軸接
栓を増設して、フィルタ特性を要求に応じて選択できる
ようにした分布定数形フィルタを提供しようとするもの
である。
以下、本考案に係る分布定数形フィルタの実施例を図面
に従って説明する。
に従って説明する。
第3図は本考案の第1実施例を示す。
この図において、箱型導体ケース1の側面の共振器4B
近傍位置に中間入出力端子としての同軸接栓20が取付
けられ、その同軸接栓20にはL字状に曲げられた結合
用導体21が共振器4Bに結合するように接続され、該
結合用導体21の他端は箱型導体ケース1に接続される
。
近傍位置に中間入出力端子としての同軸接栓20が取付
けられ、その同軸接栓20にはL字状に曲げられた結合
用導体21が共振器4Bに結合するように接続され、該
結合用導体21の他端は箱型導体ケース1に接続される
。
なお、その他の構成は前述の第1図及び第2図の場合と
同様である。
同様である。
上記第1実施例において、入出力端子として同軸接栓5
.6を用いた場合、4段のフィルタとなるが、同軸接栓
5.20を用いた場合は2段のフィルタとなり、同軸接
栓6.20を用いた場合は3段のフィルタとなる。
.6を用いた場合、4段のフィルタとなるが、同軸接栓
5.20を用いた場合は2段のフィルタとなり、同軸接
栓6.20を用いた場合は3段のフィルタとなる。
この場合、使用しない共振器を、離調させておく。
例えば同軸接栓5.20を用いた2段のフィルタとして
使用するときには、共振器4C14Dを離調させておく
ことによう共振器4B、40間のシールドを省略できる
。
使用するときには、共振器4C14Dを離調させておく
ことによう共振器4B、40間のシールドを省略できる
。
以上説明したように、上記第1実施例によれば、中間入
出力端子としての同軸接栓20を使用することにより異
なったフィルタ特性を得ることができる。
出力端子としての同軸接栓20を使用することにより異
なったフィルタ特性を得ることができる。
従って、本来の4段のフィルタとしての用途の他に2.
3段のフィルタとしての用途にも使用できる利点がある
。
3段のフィルタとしての用途にも使用できる利点がある
。
また、中間入出力端子としての同軸接栓20を結合する
共振器4Bの誘電体としては、入出力端側の共振器4A
、4Dと同じものを使用でき、部品の種類が増加するこ
とはない。
共振器4Bの誘電体としては、入出力端側の共振器4A
、4Dと同じものを使用でき、部品の種類が増加するこ
とはない。
さらに、量産する場合において品種を削減することがで
き、量産効果によりコスト低減が可能である。
き、量産効果によりコスト低減が可能である。
第4図及び第5図は本考案の第2実施例を示す。
これらの図において、箱型導体ケース1A内には、共振
器4P乃至4Tがジグザグ状に配置され、箱型導体ケー
ス1Aの両端面には入出力用の同軸接栓5A、6Aが設
けられる。
器4P乃至4Tがジグザグ状に配置され、箱型導体ケー
ス1Aの両端面には入出力用の同軸接栓5A、6Aが設
けられる。
また、共振器4P、4R間及び共振器4R14T間には
夫々シールド板30が配置され、共振器4Q、48間に
はシールド部材を兼ねたハウジング31が箱型導体ケー
ス1人に一体に形成されている。
夫々シールド板30が配置され、共振器4Q、48間に
はシールド部材を兼ねたハウジング31が箱型導体ケー
ス1人に一体に形成されている。
そのハウジング31には中間入出力端子としての同軸接
栓20Aが設けられる。
栓20Aが設けられる。
これらの同軸接栓5A、6A、20Aには夫々共振器4
P、4T、4Rに結合する結合用導体7A、8A、21
Aが接続され、それらの結合用導体の他端は箱型導体ケ
ース1人に接続される。
P、4T、4Rに結合する結合用導体7A、8A、21
Aが接続され、それらの結合用導体の他端は箱型導体ケ
ース1人に接続される。
一方、箱型導体ケース1Aの上面部10Aには各共振器
の線路の開放端に対向するように容量電極11P乃至1
1Tが配置される。
の線路の開放端に対向するように容量電極11P乃至1
1Tが配置される。
上記第2実施例において、入出力端子として同軸接栓5
A、6Aを用いれば5段のフィルタとして働き、同軸接
栓5A又は6Aと中間入出力端子としての同軸接栓20
Aとを用いれば、夫々3段のフィルタとして働くから、
2通りのフィルタ特性を得ることができる。
A、6Aを用いれば5段のフィルタとして働き、同軸接
栓5A又は6Aと中間入出力端子としての同軸接栓20
Aとを用いれば、夫々3段のフィルタとして働くから、
2通りのフィルタ特性を得ることができる。
ただし、3段のフィルタとして使用する場合には、使用
しない共振器を離調させておく。
しない共振器を離調させておく。
また、同軸接栓20Aを入力端子とし、同軸接栓5A、
6Aの両者を出力端子として用いれば、1つの入力信号
を2つに分配する機能を果すことができる。
6Aの両者を出力端子として用いれば、1つの入力信号
を2つに分配する機能を果すことができる。
さらに、共振器4P乃至4Tをジグザグ状に配置しかつ
シールド板を設ける部分に同軸接栓20Aを設けるため
のハウジング31を形成したから、同軸接栓20Aが箱
型導体ケース1人から突出することがなく、しかも箱型
導体ケース1人の全長が段数に比べて短くなるから実装
に有利である。
シールド板を設ける部分に同軸接栓20Aを設けるため
のハウジング31を形成したから、同軸接栓20Aが箱
型導体ケース1人から突出することがなく、しかも箱型
導体ケース1人の全長が段数に比べて短くなるから実装
に有利である。
なお、共振器の個数及び中間端子としての同軸接栓を設
ける位置及び個数は適宜選択できることは明らかである
。
ける位置及び個数は適宜選択できることは明らかである
。
叙上のように、本考案によれば、中間端子としての同軸
接栓を増設することによりフィルタ特性を状況に応じて
選択できるようにした分布定数形フィルタを得る。
接栓を増設することによりフィルタ特性を状況に応じて
選択できるようにした分布定数形フィルタを得る。
第1図は基本的な分布定数形フィルタを示す縦断面図、
第2図は箱型導体ケースの上面部をはずした状態の平面
図、第3図は本考案に係る分布定数形フィルタの第1実
施例であって、箱型導体ケースの上面部をはずした状態
の平面図、第4図は本考案の第2実施例であって、箱型
導体ケースの上面部をはずした状態の平面図、第5図は
箱型導体ケースの上面部を下方よう見た底面図である。 1.1A・・・・・・箱型導体ケース、2・・・・・・
線路、3・・・・・・誘電体、4A乃至4D、4P乃至
4T・・・・・・共振器、5.5A、6.6A、20.
20A・・・・・・同軸接栓、T、7A、8.8A、2
1.21A・・・・・・結合用導体、30・・・・・・
シールド板、31・・・・・・ハウジング。
第2図は箱型導体ケースの上面部をはずした状態の平面
図、第3図は本考案に係る分布定数形フィルタの第1実
施例であって、箱型導体ケースの上面部をはずした状態
の平面図、第4図は本考案の第2実施例であって、箱型
導体ケースの上面部をはずした状態の平面図、第5図は
箱型導体ケースの上面部を下方よう見た底面図である。 1.1A・・・・・・箱型導体ケース、2・・・・・・
線路、3・・・・・・誘電体、4A乃至4D、4P乃至
4T・・・・・・共振器、5.5A、6.6A、20.
20A・・・・・・同軸接栓、T、7A、8.8A、2
1.21A・・・・・・結合用導体、30・・・・・・
シールド板、31・・・・・・ハウジング。
Claims (1)
- 一端が短絡、他端が開放された線路に誘電体を装荷する
とともに該線路の開放端に容量を設けた複数の共振器と
、入出力端側の共振器に夫夫結合される同軸接栓とを備
えた分布定数形フィルタにおいて、入出力端側以外の共
振器に中間入出力端子としての同軸接栓を結合したこと
を特徴とする分布定数形フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7175779U JPS5942728Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 分布定数形フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7175779U JPS5942728Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 分布定数形フイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55173605U JPS55173605U (ja) | 1980-12-12 |
JPS5942728Y2 true JPS5942728Y2 (ja) | 1984-12-15 |
Family
ID=29305441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7175779U Expired JPS5942728Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 分布定数形フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942728Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP7175779U patent/JPS5942728Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55173605U (ja) | 1980-12-12 |
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