JPS5940688B2 - 連続殺菌機の被殺菌物搬入搬出装置 - Google Patents
連続殺菌機の被殺菌物搬入搬出装置Info
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- JPS5940688B2 JPS5940688B2 JP144777A JP144777A JPS5940688B2 JP S5940688 B2 JPS5940688 B2 JP S5940688B2 JP 144777 A JP144777 A JP 144777A JP 144777 A JP144777 A JP 144777A JP S5940688 B2 JPS5940688 B2 JP S5940688B2
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Links
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、最内層あるいはその一部が熱封緘性皮膜で
構成されているものなどの可撓性容器に食品などの物品
を充填して密封した扁平な包装体などの被殺菌物を10
0℃以上の殺菌温度で大気圧以上の圧力により殺菌する
連続殺菌装置において、被殺菌物を殺菌機本体に対して
搬入搬出する装置に関するものである。
構成されているものなどの可撓性容器に食品などの物品
を充填して密封した扁平な包装体などの被殺菌物を10
0℃以上の殺菌温度で大気圧以上の圧力により殺菌する
連続殺菌装置において、被殺菌物を殺菌機本体に対して
搬入搬出する装置に関するものである。
前記のような被殺菌物を100℃以上の殺菌温度で大気
圧以上の加熱媒体により連続殺菌を行なうに当り、加熱
媒体と冷却媒体を満たした殺菌機本体内に被殺菌物であ
る包装体を搬入したりまた前記本体内から搬出したりす
る場合に、ロータリバルブ形式の装置を用いることが知
られている。
圧以上の加熱媒体により連続殺菌を行なうに当り、加熱
媒体と冷却媒体を満たした殺菌機本体内に被殺菌物であ
る包装体を搬入したりまた前記本体内から搬出したりす
る場合に、ロータリバルブ形式の装置を用いることが知
られている。
しかし、従来のものは回転体の外周に形成した収納凹部
に入れた被殺菌物を前記回転体の回転により収納凹部に
落下させ、また収納凹部から落下させて搬入搬出を行な
うものであつたため、被殺菌物に衝撃が加わりその可撓
性容器を損傷させる上に、殺菌機本体内の搬送機構との
間における受け渡しタイミングを一致させ難いなどの問
題があつた。この発明は、回転体の被殺菌物収納凹部内
から被殺菌物を強制的に排出する排出機構を回転体に設
けると共に、回転体と連動する被殺菌物の受け渡し機構
を殺菌機本体内の被殺菌物搬送機構と前記収納凹部との
間に設けることにより、前述した問題を解決し、さらに
、1つの装置で被殺菌物の搬入と搬出とを行なえるよう
にし、構成の簡素化をはかつたものである。
に入れた被殺菌物を前記回転体の回転により収納凹部に
落下させ、また収納凹部から落下させて搬入搬出を行な
うものであつたため、被殺菌物に衝撃が加わりその可撓
性容器を損傷させる上に、殺菌機本体内の搬送機構との
間における受け渡しタイミングを一致させ難いなどの問
題があつた。この発明は、回転体の被殺菌物収納凹部内
から被殺菌物を強制的に排出する排出機構を回転体に設
けると共に、回転体と連動する被殺菌物の受け渡し機構
を殺菌機本体内の被殺菌物搬送機構と前記収納凹部との
間に設けることにより、前述した問題を解決し、さらに
、1つの装置で被殺菌物の搬入と搬出とを行なえるよう
にし、構成の簡素化をはかつたものである。
以下この発明の一実施例につき連続殺菌機と共に図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図は連続殺菌機を示し、殺菌機本体1内が水平な熱
伝達遮蔽板5により殺菌室2と冷却室3とに仕切られ、
殺菌室2には加圧蒸気のような加熱媒体が、冷却室3に
は冷却水が満たされるように構成されている。
伝達遮蔽板5により殺菌室2と冷却室3とに仕切られ、
殺菌室2には加圧蒸気のような加熱媒体が、冷却室3に
は冷却水が満たされるように構成されている。
殺菌機本体1内の熱伝達遮蔽板5より第1図左方には加
熱媒体と冷却水とが接触している限られた接触領域4を
介して垂直な仕切板5aが殺菌機本体1上部に設けられ
、前記仕切板5aより左方にこの発明による被殺菌物搬
入搬出装置6が設けられている。この搬入搬出装置6は
、第2図、第3図にも示すように、横軸円柱からなる回
転体7の外問に等角度間隔で3個の被殺菌物収納凹部8
が形成されている。
熱媒体と冷却水とが接触している限られた接触領域4を
介して垂直な仕切板5aが殺菌機本体1上部に設けられ
、前記仕切板5aより左方にこの発明による被殺菌物搬
入搬出装置6が設けられている。この搬入搬出装置6は
、第2図、第3図にも示すように、横軸円柱からなる回
転体7の外問に等角度間隔で3個の被殺菌物収納凹部8
が形成されている。
前記回転体7はケーシング9にシール機構10によつて
シールして収容され、ケーシング9の胴部9aには出入
口11a,11bが対向して形成されている。12は排
出機構で、次のように構成されている。
シールして収容され、ケーシング9の胴部9aには出入
口11a,11bが対向して形成されている。12は排
出機構で、次のように構成されている。
回転体7にその軸方向と平行な軸13が回転自在に軸支
され、この軸13に押出アーム14が固定され、押出ア
ーム14は収納凹部8に対して窓15を介し突没可能に
臨まされている。前記軸13にはリンクアーム16が固
定され、このアーム16に設けたガイドローラ17がケ
ーシング9のカバー9bに設けたカム溝18に係合され
ている。なお、前記排出機構12はカム溝18を除き3
個の収納凹部8に対して1組ずつ設けられている。前記
ケーシング9の殺菌機本体1側には、後述する送込み用
受渡し機構19、送出し用受渡し機構20が、殺菌機本
体1内に設けた被殺菌物搬送機構21と回転体7との間
に設けられている。
され、この軸13に押出アーム14が固定され、押出ア
ーム14は収納凹部8に対して窓15を介し突没可能に
臨まされている。前記軸13にはリンクアーム16が固
定され、このアーム16に設けたガイドローラ17がケ
ーシング9のカバー9bに設けたカム溝18に係合され
ている。なお、前記排出機構12はカム溝18を除き3
個の収納凹部8に対して1組ずつ設けられている。前記
ケーシング9の殺菌機本体1側には、後述する送込み用
受渡し機構19、送出し用受渡し機構20が、殺菌機本
体1内に設けた被殺菌物搬送機構21と回転体7との間
に設けられている。
前記搬送機構21は、所定間隔で多数の被殺菌物受22
を無端チエーンに取付けた搬送用コンベア23を備え、
このコンベア23は前記接触領域4を通つて加熱室2お
よび冷却室3に順次被殺菌物受22を導くようにスプロ
ケツトのような回転部材24に支持されて側面ほぼC形
に屈曲されている。前記送込み用受渡し機構19は殺菌
機本体1の第1図左端上部に設けた被殺菌物の搬入部に
、送出し用受渡し機構20は左端下部に設けた被殺菌物
の搬出部に配置されている。
を無端チエーンに取付けた搬送用コンベア23を備え、
このコンベア23は前記接触領域4を通つて加熱室2お
よび冷却室3に順次被殺菌物受22を導くようにスプロ
ケツトのような回転部材24に支持されて側面ほぼC形
に屈曲されている。前記送込み用受渡し機構19は殺菌
機本体1の第1図左端上部に設けた被殺菌物の搬入部に
、送出し用受渡し機構20は左端下部に設けた被殺菌物
の搬出部に配置されている。
前記送込み用受渡し機構19は被殺菌物を支持するほぼ
水平な入口ガイド25の上方に揺動レバー26が設置さ
れ、送出し用受渡し機構20は傾斜面を有する出口ガイ
ド27下方からこのガイド27土に先端が突出する揺動
レバー28と上方が搬入搬出装置6の回転体7側に突出
する送出ガイド29とを備え、送出ガイド29は搬送用
コンベア23の無端チエーン間に配置される。また、前
記受渡し機構19,20の揺動レバー26,28は前記
回転体7と連動して開閉および揺動するように構成され
ている。これらの動作を行なう機構は送込み用受渡し機
構19と送出し用受渡し機構20とはほぼ土下対称であ
るから後者につき第4図を参照して説明する。揺動軸3
0に1対の揺動レバー28の筒状部28aが摺動自在に
スプライン嵌合され、揺動軸30の一端部に嵌着された
ピニオン31と噛合うラツクバ一32がレバー揺動用回
転カム33のカム溝33aにローラ34を介して係合さ
れている。前記揺動レバー28の外端部にこれらの回転
自在に連結した左右1対の枠体35に固定したアーム3
6がレバー揺動用回転カム37のカム溝37aにローラ
38を介してそれぞれ係合されている。前記搬入搬出装
置6の外方には供給兼排出コンベア38が搬入搬出装置
6側が下方に位置するように傾斜して設けられ、供給兼
排出コンベア39には所定間隔で多数の支持板39aが
放射状に外闇から突出するように設けられている。供給
兼排出コンベア39と搬入搬出装置6との間にはガイド
板40と揺動レバー41とを備えた供給用受渡し機構4
2が配設されている。また供給兼排出コンベア39およ
び供給用受渡し機構42の揺動レバー41は搬入搬出装
置6の回転体7と連動して強制駆動されるように構成さ
れている。殺菌機本体1の左側に土面を開放した水槽4
3が連設され、この水槽43内に前記供給兼排出コンベ
ア39および供給用受渡し機構42が収納されている。
なお、第1図中、44は搬送用コンベア23のガイド、
45および46は供給および搬出ガイド、47は被殺菌
物48の搬送具である。前記搬送具47は、可撓性包装
体からなる被殺菌物48を枠で仕切つて複数個水平に収
容できかつ収容した被殺菌物の上面に空間が生ずるのに
十分な高さをもちさらに通気性を有する皿状内容器49
を土下複数段に段積みして、前記内容器49の保持手段
(図示せず)を有し下面に錘50を有しさらに通気性を
有する外容器51に取出し可能に収容すると共に、前記
外容器51を左右1対の車輪52に回転自在に支持した
ものである。
水平な入口ガイド25の上方に揺動レバー26が設置さ
れ、送出し用受渡し機構20は傾斜面を有する出口ガイ
ド27下方からこのガイド27土に先端が突出する揺動
レバー28と上方が搬入搬出装置6の回転体7側に突出
する送出ガイド29とを備え、送出ガイド29は搬送用
コンベア23の無端チエーン間に配置される。また、前
記受渡し機構19,20の揺動レバー26,28は前記
回転体7と連動して開閉および揺動するように構成され
ている。これらの動作を行なう機構は送込み用受渡し機
構19と送出し用受渡し機構20とはほぼ土下対称であ
るから後者につき第4図を参照して説明する。揺動軸3
0に1対の揺動レバー28の筒状部28aが摺動自在に
スプライン嵌合され、揺動軸30の一端部に嵌着された
ピニオン31と噛合うラツクバ一32がレバー揺動用回
転カム33のカム溝33aにローラ34を介して係合さ
れている。前記揺動レバー28の外端部にこれらの回転
自在に連結した左右1対の枠体35に固定したアーム3
6がレバー揺動用回転カム37のカム溝37aにローラ
38を介してそれぞれ係合されている。前記搬入搬出装
置6の外方には供給兼排出コンベア38が搬入搬出装置
6側が下方に位置するように傾斜して設けられ、供給兼
排出コンベア39には所定間隔で多数の支持板39aが
放射状に外闇から突出するように設けられている。供給
兼排出コンベア39と搬入搬出装置6との間にはガイド
板40と揺動レバー41とを備えた供給用受渡し機構4
2が配設されている。また供給兼排出コンベア39およ
び供給用受渡し機構42の揺動レバー41は搬入搬出装
置6の回転体7と連動して強制駆動されるように構成さ
れている。殺菌機本体1の左側に土面を開放した水槽4
3が連設され、この水槽43内に前記供給兼排出コンベ
ア39および供給用受渡し機構42が収納されている。
なお、第1図中、44は搬送用コンベア23のガイド、
45および46は供給および搬出ガイド、47は被殺菌
物48の搬送具である。前記搬送具47は、可撓性包装
体からなる被殺菌物48を枠で仕切つて複数個水平に収
容できかつ収容した被殺菌物の上面に空間が生ずるのに
十分な高さをもちさらに通気性を有する皿状内容器49
を土下複数段に段積みして、前記内容器49の保持手段
(図示せず)を有し下面に錘50を有しさらに通気性を
有する外容器51に取出し可能に収容すると共に、前記
外容器51を左右1対の車輪52に回転自在に支持した
ものである。
(実願昭50−132911号参照)次に第1図に示す
連続殺菌機で被殺菌物を殺菌する場合の動作を説明する
。
連続殺菌機で被殺菌物を殺菌する場合の動作を説明する
。
まず、搬送具47の皿状内容器49に被殺菌物48を水
平に収容し、前記内容器49を外容器51に嵌合保持す
る。
平に収容し、前記内容器49を外容器51に嵌合保持す
る。
被殺菌物48を収容した搬送具47を供給兼排出コンベ
ア39の第1図右側面の支持板39a間に1個ずつ供給
し、供給兼排出コンベア39の駆動によつて搬送具47
を順次供給用受渡し機構42のガイド板40上に供給し
、供給用受渡し機構42の揺動レバー41の反時計方向
の回動により搬送具47を搬入搬出装置6の回転体7に
設けた収納凹部8経強制的に送込む。前記回転体7の時
計方向の回転により、送込み用受渡し機構19の入口ガ
イド25上に前記収納凹部8に嵌まつた搬送具47が来
たとき、押出アーム14が回動して収納凹部8に突出し
、ここから搬送具47を入口ガイド25上に押出す。す
なわち、搬送具47が殺菌機本体1外で回転体7の収納
凹部8に送込まれる時には、この収納凹部8と対応する
押出アーム14は収納凹部8から没入しており、殺菌機
本体1内の入口ガイド25上に前記収納凹部8が来た時
、回転体7の回転による公転と、カム溝18によりガイ
ドローラ17を介してリンクアーム16の移動によつて
なされる軸13の回転とによつて押出アーム14が収納
凹部8に突出し搬送具47を押出すものである。前記押
出し動作中に送込み用受渡し機構19の揺動レバー26
が反時計方向に回動して第1図の矢印方向に駆動されて
いる搬送用コンベア23の被殺菌物受22に入口ガイド
25上から搬送具47を受け渡す。被殺菌物受22に送
込まれた搬送具47は搬送用コンベア23の駆動により
接触領域4を経て殺菌室2に導かれ、ここで加熱媒体に
よつて被殺菌物48の殺菌が行なわれ、その後再び接触
領域4を経て冷却室3に導かれ、冷却水によつて冷却さ
れる。被殺菌物48が冷却された搬送具47は送出し用
受渡し機20に達すると、搬送具47が送出ガイド29
により押された状態で被殺菌物受22の開口部が斜め下
方を向き出口ガイド27上に重力で転動すると共に、前
記被殺菌物受22に設けた押出板22aで搬入搬出装置
6側に押出され、送出し用受渡し機構20の揺動レバー
28の後述する動作による反時計方向の回動により、回
転体7の殺菌前の搬送具47を押出した後の収納凹部8
に、出口ガイド27上から冷却後の搬送具47を押込む
。この場合に、前記回転体7の押出アーム14はすでに
収納凹部8から没入しており、また送出し用受渡し機構
20の揺動レバー28は、レバー摺動用カム37の回転
によりローラ38、アーム36、枠体35を介して相互
間隔を狭くしながら、レバー揺動用カム33の回転によ
り、ローラ34、ラツクバ一32、ピニオン31、揺動
軸30を介して反時計方向に回動し送り出し終了後相互
間隔を拡げながら時計方向に回動して戻される。このよ
うにして収納凹部8に収容された搬送具47は回転体7
の回転により、殺菌機本体1外に送出され、供給兼排出
コンベア39の排出ガイド46上に収納凹部8が到達し
た時、押出アーム14が回動して前記収納凹部8から搬
送具47を排出ガイド46上に押出し、このガイド46
の傾斜により、供給兼排出コンベア39の第1図左側面
によつて所定の場所に排出する。
ア39の第1図右側面の支持板39a間に1個ずつ供給
し、供給兼排出コンベア39の駆動によつて搬送具47
を順次供給用受渡し機構42のガイド板40上に供給し
、供給用受渡し機構42の揺動レバー41の反時計方向
の回動により搬送具47を搬入搬出装置6の回転体7に
設けた収納凹部8経強制的に送込む。前記回転体7の時
計方向の回転により、送込み用受渡し機構19の入口ガ
イド25上に前記収納凹部8に嵌まつた搬送具47が来
たとき、押出アーム14が回動して収納凹部8に突出し
、ここから搬送具47を入口ガイド25上に押出す。す
なわち、搬送具47が殺菌機本体1外で回転体7の収納
凹部8に送込まれる時には、この収納凹部8と対応する
押出アーム14は収納凹部8から没入しており、殺菌機
本体1内の入口ガイド25上に前記収納凹部8が来た時
、回転体7の回転による公転と、カム溝18によりガイ
ドローラ17を介してリンクアーム16の移動によつて
なされる軸13の回転とによつて押出アーム14が収納
凹部8に突出し搬送具47を押出すものである。前記押
出し動作中に送込み用受渡し機構19の揺動レバー26
が反時計方向に回動して第1図の矢印方向に駆動されて
いる搬送用コンベア23の被殺菌物受22に入口ガイド
25上から搬送具47を受け渡す。被殺菌物受22に送
込まれた搬送具47は搬送用コンベア23の駆動により
接触領域4を経て殺菌室2に導かれ、ここで加熱媒体に
よつて被殺菌物48の殺菌が行なわれ、その後再び接触
領域4を経て冷却室3に導かれ、冷却水によつて冷却さ
れる。被殺菌物48が冷却された搬送具47は送出し用
受渡し機20に達すると、搬送具47が送出ガイド29
により押された状態で被殺菌物受22の開口部が斜め下
方を向き出口ガイド27上に重力で転動すると共に、前
記被殺菌物受22に設けた押出板22aで搬入搬出装置
6側に押出され、送出し用受渡し機構20の揺動レバー
28の後述する動作による反時計方向の回動により、回
転体7の殺菌前の搬送具47を押出した後の収納凹部8
に、出口ガイド27上から冷却後の搬送具47を押込む
。この場合に、前記回転体7の押出アーム14はすでに
収納凹部8から没入しており、また送出し用受渡し機構
20の揺動レバー28は、レバー摺動用カム37の回転
によりローラ38、アーム36、枠体35を介して相互
間隔を狭くしながら、レバー揺動用カム33の回転によ
り、ローラ34、ラツクバ一32、ピニオン31、揺動
軸30を介して反時計方向に回動し送り出し終了後相互
間隔を拡げながら時計方向に回動して戻される。このよ
うにして収納凹部8に収容された搬送具47は回転体7
の回転により、殺菌機本体1外に送出され、供給兼排出
コンベア39の排出ガイド46上に収納凹部8が到達し
た時、押出アーム14が回動して前記収納凹部8から搬
送具47を排出ガイド46上に押出し、このガイド46
の傾斜により、供給兼排出コンベア39の第1図左側面
によつて所定の場所に排出する。
以上1つの搬送具47に注目して被殺菌物48の殺菌、
冷却動作について述べたが、多数の搬送具が順次前述し
た動作をし、連続して殺菌、冷却を行なうものである。
冷却動作について述べたが、多数の搬送具が順次前述し
た動作をし、連続して殺菌、冷却を行なうものである。
また搬入搬出装置6の回転体7は殺菌機本体1内、外の
冷却水中に配置されて、この本体1内の圧力低下を防止
する圧力遮断機構を兼ねるものである。さらに搬送具4
7は外容器51に設けた錘50によつて常に被殺菌物4
8をほぼ水平に保つて搬送されるものである。そしてこ
の連続殺菌機および搬入搬出装置は罐詰、びん詰などを
そのまま被殺菌物として連続殺菌する場合にも使用でき
る。以上説明したようにこの発明の被殺菌物搬入搬出装
置は、外周に複数の被殺菌物収納凹部を等角度間隔で設
けた回転体と、この回転体を収めかつ被殺菌物の出入口
を両端に有しこれらの一方が気密な殺菌機本体内と連通
するケーシングと、前記回転体とケーシングの間隙での
殺菌機本体からの流体の漏洩を阻止するためのシール機
構と、前記回転体の被殺菌物収納凹部内から被殺菌物を
強制的に排出する排出機構と、被殺菌物の殺菌機本体内
への搬入部および殺菌機本体内からの搬出部に設けられ
かつ前記回転体と連動して前記収納凹部と殺菌機本体内
の被殺菌物搬送機構との間で被殺菌物を受渡しする受渡
し機構とを備えたことを要旨とするものである。
冷却水中に配置されて、この本体1内の圧力低下を防止
する圧力遮断機構を兼ねるものである。さらに搬送具4
7は外容器51に設けた錘50によつて常に被殺菌物4
8をほぼ水平に保つて搬送されるものである。そしてこ
の連続殺菌機および搬入搬出装置は罐詰、びん詰などを
そのまま被殺菌物として連続殺菌する場合にも使用でき
る。以上説明したようにこの発明の被殺菌物搬入搬出装
置は、外周に複数の被殺菌物収納凹部を等角度間隔で設
けた回転体と、この回転体を収めかつ被殺菌物の出入口
を両端に有しこれらの一方が気密な殺菌機本体内と連通
するケーシングと、前記回転体とケーシングの間隙での
殺菌機本体からの流体の漏洩を阻止するためのシール機
構と、前記回転体の被殺菌物収納凹部内から被殺菌物を
強制的に排出する排出機構と、被殺菌物の殺菌機本体内
への搬入部および殺菌機本体内からの搬出部に設けられ
かつ前記回転体と連動して前記収納凹部と殺菌機本体内
の被殺菌物搬送機構との間で被殺菌物を受渡しする受渡
し機構とを備えたことを要旨とするものである。
従つてこの発明によれば、被殺菌物の収納凹部への搬出
入に当りその落差をなくしあるいは少なくできるため、
被殺菌物を損傷する恐れがなく、また前記排出機構およ
び受渡し機構を設けたことにより、タイミングよく外部
から殺菌機本体内の搬送機構に被殺菌物を受渡すことが
できて動作が確実であり、さらに1つの装置によつて殺
菌機本体に対する被殺菌物の搬入および搬出を行なうこ
とができるので、これを別装置にするものに比べ構成を
簡単にすることができる。
入に当りその落差をなくしあるいは少なくできるため、
被殺菌物を損傷する恐れがなく、また前記排出機構およ
び受渡し機構を設けたことにより、タイミングよく外部
から殺菌機本体内の搬送機構に被殺菌物を受渡すことが
できて動作が確実であり、さらに1つの装置によつて殺
菌機本体に対する被殺菌物の搬入および搬出を行なうこ
とができるので、これを別装置にするものに比べ構成を
簡単にすることができる。
第1図はこの発明の一実施例による搬入搬出装置を備え
た連続殺菌機を示す概略側断面図、第2図はこの発明の
一実施例を示す正面断面図、第3図は同一部を切欠いた
側面図、第4図は揺動レバー操作機構の説明図である。 1・・・・・・殺菌機本体、6・・・・・・搬入搬出装
置、7・・・・・・回転体、8・・・・・・収納凹部、
9・・・・・・ケーシング、10・・・・・・シール機
構、11a,11b・・・・・・出入口、12・・・・
・・排出機構、14・・・・・・押出アーム、16・・
・・・・リンクアーム、17・・・・・・ガイドローラ
、18・・・・・・カム溝、19,20・・・・・・受
渡し機構、21・・・・・・搬送機構、22・・・・・
・被殺菌物受、23・・・・・・搬送用コンベア、26
,28・・・・・・揺動レバー 47・・・・・・搬送
具、48・・・・・・被殺菌物。
た連続殺菌機を示す概略側断面図、第2図はこの発明の
一実施例を示す正面断面図、第3図は同一部を切欠いた
側面図、第4図は揺動レバー操作機構の説明図である。 1・・・・・・殺菌機本体、6・・・・・・搬入搬出装
置、7・・・・・・回転体、8・・・・・・収納凹部、
9・・・・・・ケーシング、10・・・・・・シール機
構、11a,11b・・・・・・出入口、12・・・・
・・排出機構、14・・・・・・押出アーム、16・・
・・・・リンクアーム、17・・・・・・ガイドローラ
、18・・・・・・カム溝、19,20・・・・・・受
渡し機構、21・・・・・・搬送機構、22・・・・・
・被殺菌物受、23・・・・・・搬送用コンベア、26
,28・・・・・・揺動レバー 47・・・・・・搬送
具、48・・・・・・被殺菌物。
Claims (1)
- 1 外周に複数の被殺菌物収納凹部を等角度間隔で設け
た回転体と、この回転体を収めかつ被殺菌物の出入口を
両端に有しこれらの一方が気密な殺菌機本体内と連通す
るケーシングと、前記回転体とケーシングの間隙での殺
菌機本体からの流体の漏洩を阻止するためのシール機構
と、前記回転体の回転に同期してその排出位置で上記被
殺菌物収納凹部内側で出没し収納された被殺菌物を強制
的に排出する排出機構と、被殺菌物の殺菌機本体内への
搬入部および殺菌機本体内からの排出部に設けられかつ
前記回転体と連動して前記収納凹部と殺菌機本体内の被
殺菌物搬送機構との間で被殺菌物を受渡しする受渡し機
構とを備えたことを特徴とする連続殺菌機の被殺菌物搬
入搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP144777A JPS5940688B2 (ja) | 1977-01-12 | 1977-01-12 | 連続殺菌機の被殺菌物搬入搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP144777A JPS5940688B2 (ja) | 1977-01-12 | 1977-01-12 | 連続殺菌機の被殺菌物搬入搬出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5387879A JPS5387879A (en) | 1978-08-02 |
JPS5940688B2 true JPS5940688B2 (ja) | 1984-10-02 |
Family
ID=11501685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP144777A Expired JPS5940688B2 (ja) | 1977-01-12 | 1977-01-12 | 連続殺菌機の被殺菌物搬入搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940688B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4889013B2 (ja) * | 2006-07-27 | 2012-02-29 | 三菱重工食品包装機械株式会社 | 殺菌装置 |
-
1977
- 1977-01-12 JP JP144777A patent/JPS5940688B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5387879A (en) | 1978-08-02 |
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