JPS5939812Y2 - 回転電機鉄心 - Google Patents
回転電機鉄心Info
- Publication number
- JPS5939812Y2 JPS5939812Y2 JP1978057513U JP5751378U JPS5939812Y2 JP S5939812 Y2 JPS5939812 Y2 JP S5939812Y2 JP 1978057513 U JP1978057513 U JP 1978057513U JP 5751378 U JP5751378 U JP 5751378U JP S5939812 Y2 JPS5939812 Y2 JP S5939812Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- magnetic piece
- electric machine
- rotating electric
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は、鉄心歯相互の内周側を、容易に磁気飽和する連
結部で連結し、外周に開口するスロットをもった歯部鉄
心をそなえ、この鉄心のスロットに外周開口部からコイ
ルを挿入するようにした回転電機の鉄心に関する。
結部で連結し、外周に開口するスロットをもった歯部鉄
心をそなえ、この鉄心のスロットに外周開口部からコイ
ルを挿入するようにした回転電機の鉄心に関する。
従来、この種の回転電機鉄心は第５図に示すように、相
互に連結された鉄心歯１の連結部２を内側にして積層し
、外側に開口するスロット３に外周からコイル４を挿入
して歯部鉄心を構成し、この歯部鉄心の外周に別個の継
鉄鉄心１２を嵌合させるか、巻きつげるようにしである
。
互に連結された鉄心歯１の連結部２を内側にして積層し
、外側に開口するスロット３に外周からコイル４を挿入
して歯部鉄心を構成し、この歯部鉄心の外周に別個の継
鉄鉄心１２を嵌合させるか、巻きつげるようにしである
。
このため鉄心が小形の場合でもコイルの挿入が容易であ
る反面、継鉄鉄心１２の嵌着に手数を要しスロット内に
挿入されたコイル導体がスロットからはみ出し継鉄鉄心
の嵌着時に傷つけられたり継鉄鉄心と各鉄心歯端面との
接触状態が均一になりにくいため各種の磁気抵抗にムラ
を生じるなどの欠点があった。
る反面、継鉄鉄心１２の嵌着に手数を要しスロット内に
挿入されたコイル導体がスロットからはみ出し継鉄鉄心
の嵌着時に傷つけられたり継鉄鉄心と各鉄心歯端面との
接触状態が均一になりにくいため各種の磁気抵抗にムラ
を生じるなどの欠点があった。
本案は、このような点にかんがみ、各鉄心歯の端面に共
通の継鉄鉄心を嵌合させることをなくし、鉄心歯の延長
部と、この延長部間にコイルを押える楔として磁性片を
設け、延長部と磁性片で継鉄を構成させるようにしたも
ので、第１図に示す実施例において、１は鉄心歯で、内
側に鉄心歯相互を連結する連結部２をそなえ、外側に開
口するスロット３を形成しである。
通の継鉄鉄心を嵌合させることをなくし、鉄心歯の延長
部と、この延長部間にコイルを押える楔として磁性片を
設け、延長部と磁性片で継鉄を構成させるようにしたも
ので、第１図に示す実施例において、１は鉄心歯で、内
側に鉄心歯相互を連結する連結部２をそなえ、外側に開
口するスロット３を形成しである。
この鉄心歯１の外側端には、コイル４を収納するために
必要な高さより長くした鳩尾状の延長部５をそなえてお
り、スロットに鉄心外周からコイル４を挿入したのちに
、前記延長部５の側縁に接触し、かつコイル４を押える
ように磁性片６を挿入し、この磁性片６により延長部５
相互を磁気的に連結させである。
必要な高さより長くした鳩尾状の延長部５をそなえてお
り、スロットに鉄心外周からコイル４を挿入したのちに
、前記延長部５の側縁に接触し、かつコイル４を押える
ように磁性片６を挿入し、この磁性片６により延長部５
相互を磁気的に連結させである。
しかして延長部５および磁性片６の厚さｔは、スロット
数をｎ、極数をｐとした場合、 となるようにしである。
数をｎ、極数をｐとした場合、 となるようにしである。
なお、上記実施例では、延長部５を鳩尾状にしであるが
、これに限られず、たとえば第２図に示すように延長部
５０対向側縁に凹溝を設け、磁性片６に、この凹溝と嵌
合する突条７を設けて嵌合連結するようにしてもよく、
また、第３図のように磁性片外面に冷却突条８を一体に
設けることもできる。
、これに限られず、たとえば第２図に示すように延長部
５０対向側縁に凹溝を設け、磁性片６に、この凹溝と嵌
合する突条７を設けて嵌合連結するようにしてもよく、
また、第３図のように磁性片外面に冷却突条８を一体に
設けることもできる。
磁性片６は所要形状の磁性小片の積層体または一体の棒
状磁性体で形成され、要すればコイルと接触する面に絶
縁塗料をコーティングして挿入を容易にするとともにコ
イル絶縁を増大させるようにしである。
状磁性体で形成され、要すればコイルと接触する面に絶
縁塗料をコーティングして挿入を容易にするとともにコ
イル絶縁を増大させるようにしである。
このように、本案は内側に連結部２をもった鉄心歯１と
、外側に開口するスロット３とをそなえた鉄心において
、前記鉄心歯１に延長部５を設はスロット３にコイル４
を挿入したのちに、鉄心歯１の延長部相互間に十分な磁
気容量をもった磁性片６を外側方向に脱落しないように
嵌合固着させ、この磁性片によってコイルを押える楔と
しての作用とともに、鉄心歯の延長部と磁気的に連結し
て継鉄鉄心を構成するようにしであるので、別個に継鉄
鉄心を設ける必要がなく、必要な厚さをもった磁性片６
を、スロットに楔を挿入する場合と同様な作業で鉄心歯
の延長部間に挿入すればよく、従来の環状の継鉄鉄心の
ように各歯部鉄心外周面に同時に嵌合させる必要がない
から、コイルの損傷や各歯との嵌合面の不揃いによる磁
気抵抗の不均等を生じることがなく、各磁性片ごとに延
長部との連結が確実に行なわれ、別個に磁性片の固着を
する必要がないとともに、磁気的結合が良好な状態に保
持され、構造ならびに製作が簡単で効率のよい回転電機
を得られる効果がある。
、外側に開口するスロット３とをそなえた鉄心において
、前記鉄心歯１に延長部５を設はスロット３にコイル４
を挿入したのちに、鉄心歯１の延長部相互間に十分な磁
気容量をもった磁性片６を外側方向に脱落しないように
嵌合固着させ、この磁性片によってコイルを押える楔と
しての作用とともに、鉄心歯の延長部と磁気的に連結し
て継鉄鉄心を構成するようにしであるので、別個に継鉄
鉄心を設ける必要がなく、必要な厚さをもった磁性片６
を、スロットに楔を挿入する場合と同様な作業で鉄心歯
の延長部間に挿入すればよく、従来の環状の継鉄鉄心の
ように各歯部鉄心外周面に同時に嵌合させる必要がない
から、コイルの損傷や各歯との嵌合面の不揃いによる磁
気抵抗の不均等を生じることがなく、各磁性片ごとに延
長部との連結が確実に行なわれ、別個に磁性片の固着を
する必要がないとともに、磁気的結合が良好な状態に保
持され、構造ならびに製作が簡単で効率のよい回転電機
を得られる効果がある。
なお、本案の鉄心は、別個に継鉄を設けないため、適当
個所の磁性片６に鉄心の径方向に突出する支持板９を設
けこの支持板９を取付脚あるいは、ベース１０の取りつ
げ用として使用することができ、また磁性片６を軸方向
に延長させ、エンドカバー１１を取りつげるようにして
もよい。
個所の磁性片６に鉄心の径方向に突出する支持板９を設
けこの支持板９を取付脚あるいは、ベース１０の取りつ
げ用として使用することができ、また磁性片６を軸方向
に延長させ、エンドカバー１１を取りつげるようにして
もよい。
第１図は本案の実施例を示す上半部の断面図、第２図、
第３図は他の実施例を示す一部拡大図、第４図は本案鉄
心を用いた回転電機の例を示す側面図で一部を断面で示
しである。 第５図は従来の構成を示す上半部断面図である。 １は鉄心歯、２は連結部、３はスロット、４はコイル、
５は延長部、６は磁性片、７は突起、８は冷却突条、９
は支持板、１０はベース、１１はエンドカバー １２は
継鉄鉄心である。
第３図は他の実施例を示す一部拡大図、第４図は本案鉄
心を用いた回転電機の例を示す側面図で一部を断面で示
しである。 第５図は従来の構成を示す上半部断面図である。 １は鉄心歯、２は連結部、３はスロット、４はコイル、
５は延長部、６は磁性片、７は突起、８は冷却突条、９
は支持板、１０はベース、１１はエンドカバー １２は
継鉄鉄心である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ｌ 鉄心歯１とこの鉄心歯の内周側を連結し磁気的に容
易に飽和する連結部２を有する歯部鉄心をそなえ、この
鉄心歯相互間に歯部鉄心の外周側からコイルを挿入する
ようにした鉄心において、前記鉄心歯１の外側端部にそ
れぞれ延長部５をそなえ、この延長部の側面に嵌合保持
されコイル４の外側面を押さえる楔作用の磁性片６を設
け、この磁性片６が前記延長部５とともに継鉄鉄心を構
成することを特徴とする回転電機鉄心。 ２ 前記延長部５が外周端に向って拡がる鳩尾状である
実用新案登録請求の範囲第１項記載の回転電機鉄心。 ３ 前記延長部５が両側面に磁性片両側の突起と嵌合す
る凹溝をそなえている実用新案登録請求の範囲第１項記
載の回転電機鉄心。 ４ 前記磁性片６が外側面に冷却突条８を設けた実用新
案登録請求の範囲第１項記載の回転電機鉄心。 ５ 前記磁性片６が軸方向に延長するエンドカバー取付
腕を一体に設けた実用新案登録請求の範囲第１項記載の
回転電機鉄心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978057513U JPS5939812Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 回転電機鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978057513U JPS5939812Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 回転電機鉄心 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54157205U JPS54157205U (ja) | 1979-11-01 |
| JPS5939812Y2 true JPS5939812Y2 (ja) | 1984-11-08 |
Family
ID=28955459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978057513U Expired JPS5939812Y2 (ja) | 1978-04-25 | 1978-04-25 | 回転電機鉄心 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939812Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833308A (ja) * | 1971-09-03 | 1973-05-09 |
-
1978
- 1978-04-25 JP JP1978057513U patent/JPS5939812Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833308A (ja) * | 1971-09-03 | 1973-05-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54157205U (ja) | 1979-11-01 |
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