JPS593106Y2 - 戸袋の気密装置 - Google Patents
戸袋の気密装置Info
- Publication number
- JPS593106Y2 JPS593106Y2 JP15181278U JP15181278U JPS593106Y2 JP S593106 Y2 JPS593106 Y2 JP S593106Y2 JP 15181278 U JP15181278 U JP 15181278U JP 15181278 U JP15181278 U JP 15181278U JP S593106 Y2 JPS593106 Y2 JP S593106Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- fixed
- plate
- piece
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は戸袋の気密装置に関するものである。
アルミサツシにおいて、近年、意匠的好みにより鏡板付
戸袋の需要が増加している。
戸袋の需要が増加している。
しかしながら、鏡板付戸袋においては、戸袋内の清掃が
困難であると同時に、戸袋内へ容易に塵埃や雨水や雪が
侵入する欠点があった。
困難であると同時に、戸袋内へ容易に塵埃や雨水や雪が
侵入する欠点があった。
本考案は前記の欠点を解消するためになされたもので、
塵埃や雨水の侵入は勿論のこと、寒冷地における雪の吹
込みを防止することができる戸袋の気密構造に関するも
のである。
塵埃や雨水の侵入は勿論のこと、寒冷地における雪の吹
込みを防止することができる戸袋の気密構造に関するも
のである。
本考案の構成を第1図乃至第8図に示す第1実施例に基
き詳細に説明すると、窓枠Aと戸袋Bとで構成されて釦
り、窓枠Aは上枠1と下枠2と両側枠3,3と開口部側
枠4,4とで構成されている。
き詳細に説明すると、窓枠Aと戸袋Bとで構成されて釦
り、窓枠Aは上枠1と下枠2と両側枠3,3と開口部側
枠4,4とで構成されている。
上枠1は第3,4図に示すように構成している。
即ち、全体の長さを窓開口部5の両側に夫々障子一部分
だけ延長して構成する。
だけ延長して構成する。
そして、上部垂直片6の下端に、屋外側に向って下側に
傾斜した屋根7を設け、この屋根7の屋外端子壁に外壁
8を設け、外壁8の下端から屋内側に向って円形の鏡板
取付部9を設け、この鏡板取付部9の屋内側下端に密閉
材取付部10を設けている。
傾斜した屋根7を設け、この屋根7の屋外端子壁に外壁
8を設け、外壁8の下端から屋内側に向って円形の鏡板
取付部9を設け、この鏡板取付部9の屋内側下端に密閉
材取付部10を設けている。
又、屋根7の屋内側下面に前記上部垂直片6と間隔をお
いて内壁11を設け、この内壁11の下端から屋内側に
1形の上部取付部12を前記上部垂直片6と同一垂直面
内に位置するように設け、上部取付部12の下端から屋
外側に向って巴形の係止片13を突設している。
いて内壁11を設け、この内壁11の下端から屋内側に
1形の上部取付部12を前記上部垂直片6と同一垂直面
内に位置するように設け、上部取付部12の下端から屋
外側に向って巴形の係止片13を突設している。
又、屋根7の外壁8と間隔をおいた下面から内壁11の
下端部に亙って3段の階段状をした連結板14を設け、
この連結板14の最下段の段部に下方に向って突出した
案内突条15を設けている。
下端部に亙って3段の階段状をした連結板14を設け、
この連結板14の最下段の段部に下方に向って突出した
案内突条15を設けている。
又、最上段と中段との段部下面に支持部16を屋外側に
突設し、この支持部16の上面に網戸用レール17を突
設している。
突設し、この支持部16の上面に網戸用レール17を突
設している。
更に最上段の段部下面には支持板18を突設し、支持板
18の下端に支持部19を屋外側に突設し、この支持部
19の上面に雨戸用レール20を突設している。
18の下端に支持部19を屋外側に突設し、この支持部
19の上面に雨戸用レール20を突設している。
更に又、前記係止片13には、窓開口部5に位置した部
分にまぐさ21の屋外端を覆う巴形の水平取付片22を
係止している。
分にまぐさ21の屋外端を覆う巴形の水平取付片22を
係止している。
下枠2は第3,4図に示すように構成している。
即ち、上枠1と同様に全体の長さを窓開口部5の両側に
夫々障子一部分だけ延長して構成する。
夫々障子一部分だけ延長して構成する。
そして、下部垂直片23の上端屋外側に日影の係止片2
4を突設し、下端に1形の取付部25を設けている。
4を突設し、下端に1形の取付部25を設けている。
この取付部25の下端に屋外側に亙って傾斜した水切皿
26を屋外側が前記案内突条15に対応するように設け
、この水切皿26の屋外端上面に障子案内用レール27
を突設している。
26を屋外側が前記案内突条15に対応するように設け
、この水切皿26の屋外端上面に障子案内用レール27
を突設している。
又水切皿26の屋外端子面には網戸案内溝28を形成す
る突条29を山形に形威し、突条29の一部がら突条3
0を突出して形成する。
る突条29を山形に形威し、突条29の一部がら突条3
0を突出して形成する。
屋内側の突条30を長く屋外側に膨出するように突出さ
せ、この突条30の下端膨出部から]形の突条31を下
端が突条30より下方に位置するように突設して、突条
30,31間に雨戸案内溝32を形成する。
せ、この突条30の下端膨出部から]形の突条31を下
端が突条30より下方に位置するように突設して、突条
30,31間に雨戸案内溝32を形成する。
尚、突条31の下端には傾斜した水切皿板33を屋外側
に突出し、屋内側には水平な覆板34を設けて前記水切
皿26の屋内端部から下方に延長した取付垂直岸35に
連結している。
に突出し、屋内側には水平な覆板34を設けて前記水切
皿26の屋内端部から下方に延長した取付垂直岸35に
連結している。
又、前記係止片24には、窓開口部5に位置した部分に
「形をした水平取付片36を係止している。
「形をした水平取付片36を係止している。
両側枠3,3は第5図に示すように、上枠1の外壁8と
上部垂直片6との巾と同−巾の中空の柱体37の屋内側
に柱38に取付ける巾の広い垂直取付片39を設け、柱
体37の屋外端よりや・屋内側に窓開口部5側に向って
突出した鏡板取付片40を突設している。
上部垂直片6との巾と同−巾の中空の柱体37の屋内側
に柱38に取付ける巾の広い垂直取付片39を設け、柱
体37の屋外端よりや・屋内側に窓開口部5側に向って
突出した鏡板取付片40を突設している。
又、柱体37のほは沖央部の窓開口部5側には突起41
を設けて障子位置決め材42を固定している。
を設けて障子位置決め材42を固定している。
又、同窓開口部側枠4,4は第5図に示すように、窓開
口部5の屋内側に接する屋内側面43を上下枠1,2の
水平取付片22、36と同位置まで突出し、その突出端
から外側に向ってJ形の屋外側面44を設け、この屋外
側面44の段部に係止窪部45を設けている。
口部5の屋内側に接する屋内側面43を上下枠1,2の
水平取付片22、36と同位置まで突出し、その突出端
から外側に向ってJ形の屋外側面44を設け、この屋外
側面44の段部に係止窪部45を設けている。
窓枠Aは前記のように構成したもので、上枠1をまぐさ
21に固定する際に、第3図に示すように、硬質の合成
樹脂で形威した被覆材46で水平取付片22を覆い、被
覆材46と水平取付片22とを共にビス47でまぐさ2
1の下面に固定する。
21に固定する際に、第3図に示すように、硬質の合成
樹脂で形威した被覆材46で水平取付片22を覆い、被
覆材46と水平取付片22とを共にビス47でまぐさ2
1の下面に固定する。
被覆材46の屋外側壁には上向きの円弧状に形威した気
密片48を有する軟質の合成樹脂で形威した気密材49
を固定している。
密片48を有する軟質の合成樹脂で形威した気密材49
を固定している。
又、下枠2は窓台50に固定する際に、第3図に示すよ
うに、硬質の合成樹脂で形威した被覆材51で水平取付
片36を覆い、被覆材51と水平取付片36とを共に窓
台50の上面にビス52で固定する。
うに、硬質の合成樹脂で形威した被覆材51で水平取付
片36を覆い、被覆材51と水平取付片36とを共に窓
台50の上面にビス52で固定する。
被覆材51の屋外側壁には下向きの円弧状で形威した気
密片53を有する軟質の合成樹脂で形成した気密材54
を固定している。
密片53を有する軟質の合成樹脂で形成した気密材54
を固定している。
又、両開口部側枠4,4は柱38.38に固定する際に
、第5図に示すように、硬質の合成樹脂で形成した被覆
材55で係止窪部45から屋内側面43の全面に亙って
覆い、被覆材55と屋内側面43とを共に柱38にビス
56で固定する。
、第5図に示すように、硬質の合成樹脂で形成した被覆
材55で係止窪部45から屋内側面43の全面に亙って
覆い、被覆材55と屋内側面43とを共に柱38にビス
56で固定する。
被覆材55の屋外側壁には窓開口部側に外向きの円弧状
で形成した気密片57を、窓開口部の反対側に障子係止
片58を突設した軟質の合成樹脂で形成した気密材59
を固定している。
で形成した気密片57を、窓開口部の反対側に障子係止
片58を突設した軟質の合成樹脂で形成した気密材59
を固定している。
尚、第4,5図中60は開口部側枠4と側枠3との間に
設けたパネルである。
設けたパネルである。
又、戸袋Bは前記上枠1及び側枠3と取付枠61と、方
立62と、鏡板63と、底板64とで構成している。
立62と、鏡板63と、底板64とで構成している。
取付枠61は第6図乃至第8図に示すように、巾広い垂
直取付片65の巾方向中央部より窓開口部5側に水平板
66を設ける。
直取付片65の巾方向中央部より窓開口部5側に水平板
66を設ける。
この水平板66は屋外下端に高さの低い屋外壁67を設
け、屋内側には側枠3側に三角形状の延長板68を設け
ており、この延長板68部分は水平板66と共に傾斜面
で形威している。
け、屋内側には側枠3側に三角形状の延長板68を設け
ており、この延長板68部分は水平板66と共に傾斜面
で形威している。
尚、水平板66の側枠3側の下面には側壁69を設けて
いる。
いる。
そして、側壁69の側枠3側の一段低い位置に、上面に
タッピング溝挿入穴70.70を設けた底板取付部71
を設けている。
タッピング溝挿入穴70.70を設けた底板取付部71
を設けている。
この取付枠61は前記開口側枠4,4が位置した下枠2
のほぼ下面に当接して水平板66を下枠2の覆板34に
垂直取付片65を柱38に夫々固定している。
のほぼ下面に当接して水平板66を下枠2の覆板34に
垂直取付片65を柱38に夫々固定している。
方立62は下記のように構成している。
即ち、第5図に示すように、方形の中空縦柱72の屋内
側に、両側に係止片73.74を突設した逆子字形の係
止部材75を設け、側枠3側面に間隔をおいて2枚の鏡
板固定片76.77を突設し、下端に載置部78(第3
図参照)を「形に切欠いて形威し、上端に屋外側を切欠
いて嵌入部79を形威している。
側に、両側に係止片73.74を突設した逆子字形の係
止部材75を設け、側枠3側面に間隔をおいて2枚の鏡
板固定片76.77を突設し、下端に載置部78(第3
図参照)を「形に切欠いて形威し、上端に屋外側を切欠
いて嵌入部79を形威している。
前記のように構成した方立62は上端の嵌入部79を前
記上枠1の鏡板取付部9に嵌入して外壁8から固定し、
載置部78を取付枠61の水平板66上に載置し、屋外
壁67(第6図参照)に固定する。
記上枠1の鏡板取付部9に嵌入して外壁8から固定し、
載置部78を取付枠61の水平板66上に載置し、屋外
壁67(第6図参照)に固定する。
鏡板63は第4図に示すように凹凸状に形威し、その上
下端には夫々屋内外を挟持して屋外側に取付延長片80
を設けた上下取付部材81.83を固定し、左右端の一
方には、前記上下取付部材81.82と同様に形成した
取付延長片84を設けた側面取付部材83(第5図参照
)を他方には前記方立62の鏡板固定片76.77を固
定する。
下端には夫々屋内外を挟持して屋外側に取付延長片80
を設けた上下取付部材81.83を固定し、左右端の一
方には、前記上下取付部材81.82と同様に形成した
取付延長片84を設けた側面取付部材83(第5図参照
)を他方には前記方立62の鏡板固定片76.77を固
定する。
そして、上枠1の鏡板取付部9に上取付部材81を、後
記する底板64の底外壁86に下取付部材82を、側枠
3の鏡板取付片40に側面取付部材83を、方立62を
取付けながらそれそ゛れ固定する。
記する底板64の底外壁86に下取付部材82を、側枠
3の鏡板取付片40に側面取付部材83を、方立62を
取付けながらそれそ゛れ固定する。
底板64は第4図に示すように、底水平板85の屋外端
子面に底外壁86を設け、屋内側に下枠2の水切皿板3
3の下面に当接する密着片87を設け、中央下面に2本
のタッピング溝88.88を設けている。
子面に底外壁86を設け、屋内側に下枠2の水切皿板3
3の下面に当接する密着片87を設け、中央下面に2本
のタッピング溝88.88を設けている。
そして、タッピング溝88.88を取付枠61のタッピ
ング溝挿入穴70.70に嵌入して側壁69に固定し、
反対側を側枠3に固定し、底外壁86には鏡板63の下
取付部材82が固定される。
ング溝挿入穴70.70に嵌入して側壁69に固定し、
反対側を側枠3に固定し、底外壁86には鏡板63の下
取付部材82が固定される。
一方、窓枠A内に装入する雨戸89.89は第3,5図
に示すように構成している。
に示すように構成している。
両雨戸型板90.90の上端に吊車取付片91を固定し
、この両吊車取付片91の上端屋内側に前記上枠1の雨
戸用レール20に乗架する吊車92を回転自在に装着し
ている。
、この両吊車取付片91の上端屋内側に前記上枠1の雨
戸用レール20に乗架する吊車92を回転自在に装着し
ている。
又、雨戸下框93の下端には屋内側に気密材取付部94
を突設し、その突出端に突条30に当接する気密材95
を固定している。
を突設し、その突出端に突条30に当接する気密材95
を固定している。
更に、雨戸下框93の屋外側から前記気密材取付部94
の屋内側に亙って前記係止部材75と底板64及び水平
板66とに当接する気密部材96(第6図参照)を固定
している。
の屋内側に亙って前記係止部材75と底板64及び水平
板66とに当接する気密部材96(第6図参照)を固定
している。
又、両雨戸型板90,90の下端には前記雨戸案内溝3
2に嵌入する突起97を有する」形の雨戸ガイド片98
を固定している。
2に嵌入する突起97を有する」形の雨戸ガイド片98
を固定している。
更に両雨戸型板90.90の屋外側外側端全面に夫々前
記係止部材75と係合する鍵形の係止片99.99を中
央側に向って突設し、係止片99.99の内部に弾性体
で形成した気密材100を固定していた。
記係止部材75と係合する鍵形の係止片99.99を中
央側に向って突設し、係止片99.99の内部に弾性体
で形成した気密材100を固定していた。
両雨戸89.89は前記のように構成したもので、吊車
92により上吊り穴開閉を行い。
92により上吊り穴開閉を行い。
戸袋B内に収納した際には第5図に示すように、召合せ
側の雨戸型板90に設けた係止片99が係止部材75の
外側の係止片73と係合して戸袋Bの側面を密閉し、第
1図に示すように雨戸89を戸袋Bから引出した際には
、外側の雨戸型板90に設けた係止片99が係止部材7
5の内側の係止片74と係合して戸袋Bの側面を密閉す
る。
側の雨戸型板90に設けた係止片99が係止部材75の
外側の係止片73と係合して戸袋Bの側面を密閉し、第
1図に示すように雨戸89を戸袋Bから引出した際には
、外側の雨戸型板90に設けた係止片99が係止部材7
5の内側の係止片74と係合して戸袋Bの側面を密閉す
る。
尚、戸袋Bの上端は上枠1の密閉材取付部10に設けた
密閉材101が常時雨戸上框102と当接し、下端は気
密部材96と気密材95とにより密閉されている。
密閉材101が常時雨戸上框102と当接し、下端は気
密部材96と気密材95とにより密閉されている。
又窓枠A内に装入する硝子障子103,103は夫々第
3,5図に示すように構成している。
3,5図に示すように構成している。
即ち、障子下框104に2個の戸車105を装着して下
枠2の障子案内レール27上に乗架させ、障子下框10
4の外壁106を下方に延長して延長片107を形成し
、この延長片107の下端屋内側に、突条29に当接す
る気密材108を固定している。
枠2の障子案内レール27上に乗架させ、障子下框10
4の外壁106を下方に延長して延長片107を形成し
、この延長片107の下端屋内側に、突条29に当接す
る気密材108を固定している。
又障子上框109は上枠1の案内突条15に嵌合するよ
うに形成し、外壁110の上端屋内側に、案内突条15
に当接する気密材111を固定している。
うに形成し、外壁110の上端屋内側に、案内突条15
に当接する気密材111を固定している。
又外側障子型板112には端面屋内側にし形の停止片1
13(第5図参照)を突設して、前記開口部側枠4の障
子係止片58に係合できるようにしている。
13(第5図参照)を突設して、前記開口部側枠4の障
子係止片58に係合できるようにしている。
又、障子宿合せ框114,114には第3,5図に示す
ように、屋内面に、縦方向に結合用溝115を設け、こ
の結合用溝115に全面を覆う合成樹脂で形成した被覆
材116に設けた結合突起117を嵌合して固着させ、
結合突起117の前記気密片48.53と対向する位置
に合成樹脂等で形成した風止体118を嵌入固定してい
る。
ように、屋内面に、縦方向に結合用溝115を設け、こ
の結合用溝115に全面を覆う合成樹脂で形成した被覆
材116に設けた結合突起117を嵌合して固着させ、
結合突起117の前記気密片48.53と対向する位置
に合成樹脂等で形成した風止体118を嵌入固定してい
る。
又、障子宿合せ框114,114の突合せ部には合成樹
脂等で形成した気密ブロック119,119を夫々障子
6合せ框114に設けた被覆材116,116に係合さ
せて嵌合し、気密ブロック119,119の互いに対応
する位置に中空突起部120,120を設け、この中空
突起部120,120から互いに当接する気密片121
.121を突設して障子宿合せ框114,114同志の
気密を保持している。
脂等で形成した気密ブロック119,119を夫々障子
6合せ框114に設けた被覆材116,116に係合さ
せて嵌合し、気密ブロック119,119の互いに対応
する位置に中空突起部120,120を設け、この中空
突起部120,120から互いに当接する気密片121
.121を突設して障子宿合せ框114,114同志の
気密を保持している。
そして、障子根固にはガラス板122を装入してグレー
ジングガスケット123で周囲を保持し、このグレージ
ングガスケット123の屋内面と窓枠Aの各気密片48
.53、57.57とが当接して気密を保持するように
なっている。
ジングガスケット123で周囲を保持し、このグレージ
ングガスケット123の屋内面と窓枠Aの各気密片48
.53、57.57とが当接して気密を保持するように
なっている。
尚、障子宿合せ框114の屋内面を覆う被覆材116は
前記実施例のものに限定するものではなく、結合用溝1
15を設けないで、全面を平面で形成して平板状の被覆
材で覆うようにしてもよいものである。
前記実施例のものに限定するものではなく、結合用溝1
15を設けないで、全面を平面で形成して平板状の被覆
材で覆うようにしてもよいものである。
又、両網戸124,124は第3,5図に示すように構
成している。
成している。
即ち、網戸宿合せ框125及び網戸外型板126の上端
に吊車取付片127を固定し、この両吊車取付片127
の上端屋内側に、前記上枠1の網戸用レール17に乗架
する吊車128を回転自在に装着し、網戸上框129の
上面屋内側に気密片130を突出するように固定し、こ
の気密片130を前記支持部16の上面に当接して気密
を保持している。
に吊車取付片127を固定し、この両吊車取付片127
の上端屋内側に、前記上枠1の網戸用レール17に乗架
する吊車128を回転自在に装着し、網戸上框129の
上面屋内側に気密片130を突出するように固定し、こ
の気密片130を前記支持部16の上面に当接して気密
を保持している。
又、網戸下框131には下端屋内側に気密材取付部13
2を突設し、前記突条29に当接する気密材133を固
定している。
2を突設し、前記突条29に当接する気密材133を固
定している。
又、網戸宿合せ框125及び網戸外型板126の下端に
は前記網戸案内溝28に嵌入する突片134を有する」
形の網戸ガイド片135を固定している。
は前記網戸案内溝28に嵌入する突片134を有する」
形の網戸ガイド片135を固定している。
更に両側の網戸宿合せ框125,125の突合せ部には
夫々前記障子6合せ框114,114に固定した気密ブ
ロック119と同様に形成した気密ブロック136,1
36(第5図参照)を固定している。
夫々前記障子6合せ框114,114に固定した気密ブ
ロック119と同様に形成した気密ブロック136,1
36(第5図参照)を固定している。
更に又、網戸宿合せ框125及び網戸外型板126の屋
内外に夫々気密片137.・・・・・・を突出するよう
に固定している。
内外に夫々気密片137.・・・・・・を突出するよう
に固定している。
そして、根固には網138を張設している。
本考案の第1実施例は前記のように構成したもので、昼
間の使用の際は第5図に示すように、雨戸89.89及
び網戸124,124を両側に開き、両硝子障子103
,103のみを突合せた状態で使用する。
間の使用の際は第5図に示すように、雨戸89.89及
び網戸124,124を両側に開き、両硝子障子103
,103のみを突合せた状態で使用する。
この際、窓枠Aの窓開口部5の周辺に位置した気密片4
8.53,57.57が夫々両硝子障子103,103
のグレージングガスケット123と当接し、両硝子障子
103゜103の障子宿合せ框114,114の個所は
被覆材116及び上下の風止体118と当接して気密を
保持している。
8.53,57.57が夫々両硝子障子103,103
のグレージングガスケット123と当接し、両硝子障子
103゜103の障子宿合せ框114,114の個所は
被覆材116及び上下の風止体118と当接して気密を
保持している。
又、開口部側枠4,4は夫々被覆材55で被覆している
ので、窓開口部5の内周面には直接室内空気と接触する
金属部分が存在しないことになり、温度差による結露を
防止することができる。
ので、窓開口部5の内周面には直接室内空気と接触する
金属部分が存在しないことになり、温度差による結露を
防止することができる。
又、硝子障子103,103は接子下框104の延長片
107が下枠2の水切皿26よりも屋外側に位置してい
るため、窓開口部5に位置した下枠2に雪が積り硝子障
子103,103が開閉できなくなるようなことがない
。
107が下枠2の水切皿26よりも屋外側に位置してい
るため、窓開口部5に位置した下枠2に雪が積り硝子障
子103,103が開閉できなくなるようなことがない
。
又、窓開口部5の部分には雨戸89が屋外側に位置し、
更にその屋内側に網戸124が位置しており、網戸12
4の網戸上框129に設けた気密材130が支持部16
に当接して上側を密閉し、網戸下框131に設けた気密
材133が突条29と当接して下側を密閉し、両側の網
戸宿合せ及び外型板125,126の屋内外に設けた気
密材137.・・・・・・が夫々雨戸89と、硝子障子
103に当接して戸袋の戸出し口部を密閉しているので
、戸袋内に雪が吹込むようなことがなく、窓開口部5の
外側に位置した下枠2の水切皿26上及び底板64にも
雪が積らないので、硝子障子103、網戸124、雨戸
89が開閉できなくなるようなことがない。
更にその屋内側に網戸124が位置しており、網戸12
4の網戸上框129に設けた気密材130が支持部16
に当接して上側を密閉し、網戸下框131に設けた気密
材133が突条29と当接して下側を密閉し、両側の網
戸宿合せ及び外型板125,126の屋内外に設けた気
密材137.・・・・・・が夫々雨戸89と、硝子障子
103に当接して戸袋の戸出し口部を密閉しているので
、戸袋内に雪が吹込むようなことがなく、窓開口部5の
外側に位置した下枠2の水切皿26上及び底板64にも
雪が積らないので、硝子障子103、網戸124、雨戸
89が開閉できなくなるようなことがない。
尚、両硝子障子103,103を閉じた際には、外側障
子型板112に設けた停止片113が障子係止片58に
係合して移動を阻止し、確実に所定位置で停止させて閉
じることができる。
子型板112に設けた停止片113が障子係止片58に
係合して移動を阻止し、確実に所定位置で停止させて閉
じることができる。
又、夏期において網戸124を使用する際には、硝子障
子103,103を外側に開き、両網戸124,124
を突合わせればよい。
子103,103を外側に開き、両網戸124,124
を突合わせればよい。
更に夜間においては両雨戸89.89を閉じて突合わせ
ることにより、二重窓となる。
ることにより、二重窓となる。
尚、戸袋Bは前記したように密閉されているので、雨水
や塵埃等の侵入することができ、特に寒冷地においては
戸袋内への雪の侵入を防止することができる。
や塵埃等の侵入することができ、特に寒冷地においては
戸袋内への雪の侵入を防止することができる。
更に方立62と雨戸89との噛合いにより風による雨戸
からの音の発生を防止することができ、防犯及び防火に
も効果的である。
からの音の発生を防止することができ、防犯及び防火に
も効果的である。
次に第2実施例を第9図に示す図面に基いて詳細に説明
すると、硝子障子103’、 103’にガラス板12
2.122’を2枚装入して二重ガラスとし、断熱効果
を良好にしている。
すると、硝子障子103’、 103’にガラス板12
2.122’を2枚装入して二重ガラスとし、断熱効果
を良好にしている。
又、網戸124′は網138の屋外側にガラス、合成樹
脂等で形成した板状体139を沿わせ、框の屋外側全周
に設けた取付溝部140に別体に設けた4個の固定片1
41.・・・・・・を嵌入し、自由端で板状体139の
四辺を押圧固定し、自由端を開くことにより板状体13
9を取り外せるようになっている。
脂等で形成した板状体139を沿わせ、框の屋外側全周
に設けた取付溝部140に別体に設けた4個の固定片1
41.・・・・・・を嵌入し、自由端で板状体139の
四辺を押圧固定し、自由端を開くことにより板状体13
9を取り外せるようになっている。
又、雨戸89′は屋内側に無機質繊維等で形成した断熱
防音材142を取付けている。
防音材142を取付けている。
他は全て第1実施例と同様なので一部は図面を省略し、
他は同一符号を付し、説明を省略する。
他は同一符号を付し、説明を省略する。
尚、板状体139の取付手段は、前記実施例に限定され
るものではなく、各種の取付手段を用いることができる
ものである。
るものではなく、各種の取付手段を用いることができる
ものである。
第2実施例は前記のように構成したもので、網戸124
′が板状体139を着脱自在に取付けられるようになっ
ているので、冬期において板状体139を透明体で形成
して網戸に取り付けることにより、昼間においても網戸
を閉じて二重窓の作用を行はしめることができ、十分な
断熱効果を発揮することができる。
′が板状体139を着脱自在に取付けられるようになっ
ているので、冬期において板状体139を透明体で形成
して網戸に取り付けることにより、昼間においても網戸
を閉じて二重窓の作用を行はしめることができ、十分な
断熱効果を発揮することができる。
更に、夜間においては雨戸を閉じることにより三重窓と
なり、雨戸の断熱防音材142により断熱防音効果を著
しく向上させることができる。
なり、雨戸の断熱防音材142により断熱防音効果を著
しく向上させることができる。
更に又、夏期においては、板状体139を取り外すこと
により第1実施例と同様に網戸として使用することがで
きる。
により第1実施例と同様に網戸として使用することがで
きる。
その他の、作用、効果は全て第1実施例と同様である。
次に第3実施例を第10図について説明すると、戸袋B
を外付けとして設けたもので、図面では省略したが、上
梓、下枠は雨戸89.89が開閉できるものであれは゛
よい。
を外付けとして設けたもので、図面では省略したが、上
梓、下枠は雨戸89.89が開閉できるものであれは゛
よい。
したがって雨戸89.89の開閉は第1実施例のように
上吊式でもよいし、下車形式でもよいものである。
上吊式でもよいし、下車形式でもよいものである。
戸袋Bの構成及び雨戸89.89の構成は第1実施例と
同様なので同一符号を付し、説明を省略する。
同様なので同一符号を付し、説明を省略する。
本実施例における戸袋Bと雨戸89.89との関係は第
1実施例と同様なので、作用、効果は同様である。
1実施例と同様なので、作用、効果は同様である。
次に第4実施例を第11.12図について説明すると、
本実施例は片引き式で戸袋B′は一方にのみ設け、側板
143と方立62との間に鏡板63を固定する。
本実施例は片引き式で戸袋B′は一方にのみ設け、側板
143と方立62との間に鏡板63を固定する。
他は第1実施例と同様なので、同一符号を付し、一部は
省略する。
省略する。
そして戸当り3′と戸袋B′との間に雨戸89を開閉で
きるようにしている。
きるようにしている。
戸袋B′と雨戸89との関係は第1実施例と同様なので
、同一作用、効果を有するものである。
、同一作用、効果を有するものである。
尚、第4実施例において、第1実施例と同様に、硝子障
子及び網戸を設けてもよいものである。
子及び網戸を設けてもよいものである。
図は本考案に係る戸袋の気密装置の実施例を示すもので
、第1図は第1実施例の配置を示す平面図、第2図は屋
外側から見た正面図、第3図は窓開口部で切断した縦断
面図、第4図は戸袋個所で切断した縦断面図、第5図は
一部の横断拡大平面図、第6図は取付枠部分を示す縦断
面図、第7図は取付枠の平面図、第8図はその正面図、
第9図は第2実施例の一部横断拡大平面図、第10図は
第3実施例の配置図、第11図は第4実施例の配置図で
雨戸を収納した状態であり、第12図はその雨戸を使用
した状態を示す。 尚、図中 2は下枠、3,3′は側枠、61は取付枠、
62は方立、63は鏡板、64は底板、73.74は係
止片、75は係止部材、89は雨戸、90は雨戸型板、
99は係止片、103,103’は硝子障子、106は
下框の外壁、124は網戸である。
、第1図は第1実施例の配置を示す平面図、第2図は屋
外側から見た正面図、第3図は窓開口部で切断した縦断
面図、第4図は戸袋個所で切断した縦断面図、第5図は
一部の横断拡大平面図、第6図は取付枠部分を示す縦断
面図、第7図は取付枠の平面図、第8図はその正面図、
第9図は第2実施例の一部横断拡大平面図、第10図は
第3実施例の配置図、第11図は第4実施例の配置図で
雨戸を収納した状態であり、第12図はその雨戸を使用
した状態を示す。 尚、図中 2は下枠、3,3′は側枠、61は取付枠、
62は方立、63は鏡板、64は底板、73.74は係
止片、75は係止部材、89は雨戸、90は雨戸型板、
99は係止片、103,103’は硝子障子、106は
下框の外壁、124は網戸である。
Claims (1)
- 柱に固定した両側枠3,3に対して窓開口部5側に間隔
をおき且両側枠3,3の下端部とほぼ同一水平位置に上
面が位置するように両取付枠61.61を柱に固定し、
両取付枠61.61の屋外端に夫々方立62.62を垂
直に固定し、方立62と側枠3との間に鏡板63を、取
付枠61と側枠3との間に底板64を夫々固定し、両方
立62の屋内面に、雨戸89の移動方向に沿う両側に係
止片73.74を突設した係止部材75を設けて戸袋B
を形威し、両雨戸89.89の両側の雨戸型板90.9
0に夫々前記係止片73、74と係合する係止片99.
99を設けて威る戸袋の気密装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15181278U JPS593106Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 戸袋の気密装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15181278U JPS593106Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 戸袋の気密装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570583U JPS5570583U (ja) | 1980-05-15 |
JPS593106Y2 true JPS593106Y2 (ja) | 1984-01-27 |
Family
ID=29137444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15181278U Expired JPS593106Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 戸袋の気密装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593106Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63952Y2 (ja) * | 1981-04-30 | 1988-01-11 | ||
JPS583440A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | Toshiba Corp | 原子力プラント監視制御用デ−タ伝送装置 |
JP2006249703A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Tostem Corp | 雨戸装置 |
JP7130804B2 (ja) * | 2018-12-27 | 2022-09-05 | 三協立山株式会社 | サッシ |
-
1978
- 1978-11-06 JP JP15181278U patent/JPS593106Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570583U (ja) | 1980-05-15 |
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