JPS59211424A

JPS59211424A - 内視鏡管路の洗浄方式

Info

Publication number: JPS59211424A
Application number: JP58085553A
Authority: JP
Inventors: 笹　宏行; 久雄矢部; 幸生中島; 石井　幸生; 幸治高村; 剛明中村
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1983-05-16
Filing date: 1983-05-16
Publication date: 1984-11-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は内視鏡に組み込まれた各種管路を洗浄する内視
鏡管路の洗浄方式に関する〇一般に、内視鏡には送気、
送水、吸引、送ガスなどを行なうため各種の管路が組み
込まれている。したがって、使用済みの内視鏡を洗浄す
る際にはその内視鏡の外表面ばかシでなく、その容管ｈ
ＶＥも洗浄する必要がある。ここで云う洗浄とは、管路
内の汚染を取シ除く、いわゆる水洗いおよびこの水洗い
後に薬液を用いての消毒、さらに、この消毒後の水洗い
であって、通常は上記の順序で洗浄するのが普通である
。ところで、従来、その各管路内を洗浄する方式では谷
管路の口金にそれぞれ洗浄液注入用チー−プを接続する
とともに、各管路の開閉弁を操作して開通する状態に設
定して２く必要がある。

つまり、％管路へ洗浄液注入用チューブを個別的に接続
するとともに、６開閉弁の切換え操作が必要であり、そ
の洗浄に際しての操作が煩雑で面倒であっ／ζ。さらに
、上記従来の洗浄方式によると、特に、開閉弁における
弁体の細部やシリンダの弁体で覆われている部分の洗浄
が不完全にな９やすい重大な欠点が１２＋りだ。

そこで、本出願人は、既に上述のような問題を解消した
内視鏡・ｄ路の洗浄器具を特願昭５６−１１１９４０号
として出願している。これは、内視鏡の操作部に設けら
れた送気送液シリンダと吸引シリンダとから洗浄ｔＫｋ
供給し、谷管路に送液してその内周面と上記両シリンダ
の円周面を同時に洗浄できるようにしたものである。す
なわち、送気送液シリンダおよび吸引シリンダに内挿さ
れている開閉弁を抜去し、開口したシリンダにアゲツタ
金装着する。そして、このアダプタと接続する送畝チー
ープを送液ポンプに接続し、この送液ポンプからの液体
をアダ７″り全弁して上記各シリンダに供給し、このシ
リンダから送液管路、送気管路および吸引管路に送液し
て内視鏡の先端部の吸引口体、ノズルおよびコネクタ部
の送気口体、送液口体および吸引口体から流出して洗浄
するようになっている。

ところが、吸引管路は挿入部側の管路長と管路径が内視
鏡の処置目的にょシ多種にわたるため、シリンダから供
給された洗浄液が吸引管路の全域にゆきわたらない場合
がありすべての管路を確実に洗浄できないという欠点が
ある。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、内視鏡の各管路に対する接続が容易で
あるとともに、各管路および開閉弁用シリンダ内などを
確実に洗浄できるようにし／ζ内視鏡管路の洗浄方式を
提供することにある。

以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図中１は内視鏡であり、この内視鏡１は挿入部２、
操作部３およびライトガードケーブル４とから構Ｊ戎さ
れている。この内祝＠１の内部には後述するように谷棹
の管路が岨与込まれている。まず、挿入部２、操作部３
およびライトガイドケーブル４にわたって送気管路５と
送液′ば路６および吸引管路７とが挿入配置されている
。送気管路５と送液管路６の下流管部５ａ。

６ａの先端は合流して挿入部２の先端に設けた送気送液
用のノズル８に接続され、上記ノズル８は観察窓（図示
しない。）の外表面に向けて設けられていて、その観察
窓の外表面に向けて洗浄液および空気を吹き付けるより
になっている。上記ライトガードケーブル４の延出先端
にはコネクタ部９が設けられ、とのコネクタ部９には送
気管路５の上流付部５ｂに連通ずる第１および第２の送
気口体１０，１１、送液管路６の上流管部６ｂに連通す
る送液口体１２および股引用骨格７のＦ功り舌部７ａに
連通ずる吸引口・犀１３δらに送ガスロ体１４がぞｉｚ
ぞれ設けられている。そして、上記第ｌの送気口体１０
はコネクタ部９全光源装置（図示しない。）に装着した
ときその光源装置内の送気ポンプに接続されるようにな
っている。また、第２の送気口体１１と送液口体Ｊ２は
それぞれ送液タンク（図示しない。）に接続されるよう
になっている。さらに、上記吸引口体１３は吸引器（図
示しない。）に接続されるようになっている。

一方、上記挿入部２、操作部３およびライトガイドケー
ブル４の内部に挿入配置されている吸引管路７は先端側
については処置具挿通用チャンネルとして形成さｔてい
る。そして、処置共挿通用チャンネルの先端すなわち上
流管部７ｂは挿入部２の先端面における吸引口１７に開
口し、また、処置具挿通用チャンネルの基端は操作部３
において外部に開口して鉗子口体１８を形成している。

この鉗子口体７８には着脱自任に鉗子栓１８ａが設けら
れている。なお、１６は逆止弁１６ａｆ有する副送液口
体であり、栓体１６ｂが着脱可能に装着されている。

さらに、上記処置具挿通用チャンネルは吸引菅路７の基
端側に対し吸引開閉升用シリンダ１９を介して接続され
ている。また、上記送気管路５と送液管路６の途中には
送気送液開閉弁用シリンダ２０がジ「抑されている。こ
の谷開閉ヲＰ用シリンダ１９，２０１ｄ二操作部３の側
面に並べて近接する′＄、態で設置されており、この隣
側には送ガス用開閉弁２ノか設置されている。この送ガ
ス用開閉弁２ノには送ガス電路２２が接続され、これは
上記送気送液開閉弁用シリンダ２０と送気送液用ノズル
７との間の送気管路５および送ガスロ俸１４に接続して
いる。そして、上り己各しＩＪ閉升用ンリンダ１９．２
０および送ガス用しｉ〕閉弁２１に詳述１゛ると、第２
図に示すように４１４成されている。すなわち、吸引開
閉弁用ノリンダ１９Ｉｉイｊ底円筒状をなし、七の１ノ
：］口縁にはフランツ２３７７・一体に設けられている
。葦た、送気送液開閉弁用シリンダ２０も同様に有社円
筒状全なし、そのり１ｊＬｌ縁にはフランク２４が一体
に設けられている。さら（・こ、送ガス用Ｉ／＋４し］
弁２１Ｑ′、Ｊ５．送ガス開閉升用シリンダ２５とこの
シリンダ２５ビｊに装着された弁機枯２６とからイ１４
成さｎている。送ガス開閉弁用シリンダ２５内には弁座
２７が同心的に設けられ、この弁室２７には弁座２８に
対して接離自在な弁体２９が設けられている。この弁体
２９はコイルばね３０によって常に弁座２８に接合すな
わち閉弁方向に伺勢されており、送ガス管路２２の上流
管部２’２　ａと下流管部２２ｂとを結ぶ通路２１ａを
しゃ断するようになっている。さらに、上記シリンダ２
５の開口縁には７ランノ３ノが一体に設けられている。

そして、上記各開閉弁用シリンダ１９．２０にはそれぞ
れ栓体３２．３３が装着され、開口端を閉塞している。

さらに、各栓体３２．３３の内周面には上記フランツ２
３゜２４と係合する保合溝３２ｍ、３３ｇが刻設されて
いて、シリンダ２３．２４の内圧が高まっても上記栓体
３２，３３が外れないようになっている。なお、上記吸
引開閉弁用シリンダ１９と送気送液開閉弁用シリンダ２
０とにはピストン（図示せず）が挿入されていて、この
ピストンの操作によって送気管路５、送液管路６および
吸引′ｇ路７の下流管部５ａ、６ａ、７ａと上流側管路
部５ｂ　、６ｂ　、７ｂを連通あるいは遮断できるよう
になっているが、上記谷シリンダ１９．２０に栓体３２
．３３ｆ装着するときにはピストンを抜去ってから行な
う。また、上記送ガス用開１訪弁２１のシリンダ２５に
は栓体３４が装着され開口端を閉塞しているとともに、
この栓体３４の内部中央には突起部３５が設けられてい
る。この突ノシ部３５は栓体３４をシリンダ２５に装着
したとさ、その内部の弁体２９をコイルばね３０の復元
力に抗して押し込み、弁体２９を弁座２８から離して通
路２Ｊ　ａｉ連通させるようになっている。葦だ、この
栓体３４にも上述と同様の目的の１ζめに７ランノ３ノ
と係合する晩＠溝３４ａが刻設されている。

また、上記仲人部２の先端部２ａにはキャップ３５が気
密な状態で着脱可能に取着されている。このキャップ３
５には接続部３６が形成され、この接続部３６には吸引
チー−プ３７の一端が接続さ７している。この吸引テー
−プ３７の他端は吸引ポンｆ３Ｂの吸込側に接続されて
いる。この吸引ポンプ３８の吐出側には図示せぬ排液タ
ンクに一端を接続した排液チューブ（図示せず）の他端
が接続されている。さらに、上記コネクタ部９には全体
を包容する接続筒体３９が着脱自在に嵌合されている。

この接続筒体３９には接続口体４０が設けられ、これは
接続パイプ４１ｆ介して液体タンク４２と連通している
。

つぎに、上記内視鏡１の各管路の洗浄について腕側する
。まず、第１図に示すように谷シリンダ１９，２０．２
５に栓体３２．３３．３４を装着するとともに、挿入部
２の先端部２ａにキャップ３５ｆｆ：取着した状態でコ
ネクタ部９を液体夕／り４２と接続する接続筒体３９で
包容する。この状態で吸引ポンｆ３８ｆ作動させると、
その吸引力によってノズル８と吸引口１７とに連通した
送気管路５、送液管路６の下流管９５ａ、６ａおよび吸
引管路２の上流管ｉ７ｂが負圧になる。送気管路５と送
液管路６の下流管部５ａ、６ａが負圧になると、これら
が接続された送気送液開閉弁用シリンダ２０内が負圧に
なるから、このシリンダ２０に接続された上流管部５ｂ
　、　６ｂも負圧になる。また、送気′σ路５の下流管
部５ｂか負圧になると、これに連通した送ガス管路２２
の下流管部２２ｂが負圧になる。したがって、この下流
管部２２ｂが接続された送ガス開閉弁用シリンダ２５内
およびこのシリンダ２５に接続された送ガス管路２２の
上流管部２２ａが負圧になる。また、吸引管路７の上流
・Ｕ部７ｂが負圧になると、これに連通した吸引開閉弁
用シリンダ１９内およびこれに連通した吸引管路７の下
流管部７ａか負圧になる。

このように、各管路５，６，７．２２の全長および谷シ
リンダ１９，２０．２５内が負圧になると、上記谷管路
５，６，７．２２内に液体が流入する。つまり、接続筒
体３９は負圧となシ、液体タンク４２の液体は接続筒体
３９を介してコネクタ部９の第１．第２゛の送気口体１
０゜１１から送気管路５の上流管部５ｂに流入し、また
送液口体１２から送液管路６の上流管部６ｂに流入する
。さらに、吸引口体１３から吸引管路７の下流管部７ａ
に流入し、また送ガスロ体１４から送ガス管路２２の上
流管部２２ｍに流入する。送気管路５と送液管路６の上
流管部５ｂ。

６ｂに泥大した液体は送気送液開閉弁用シリンダ２０内
に噴出し、ここから谷下流管部５ａ。

６ａｉ通ってノズル８からキャップ３５内に流出し、こ
のキャラｆ３５に接続された吸引テ＝−ブ３７を通って
吸引ポンプ３８に吸引される。

また、吸引ｌ」体１３から吸引管路７の下流管部７ｂに
流入した液体は、吸引開閉弁用シリンダ１９内に噴出し
、ここから上流管部７ａを通って吸引口１７からキャッ
ｆｓｓ内に流出し、このキャッン０３５に接続された吸
引チー−プ３７を通って吸引ポンプ３８に吸引される。

さらに、込ガスロ体１４から送ガス管路２２の上流管部
２２ａに流入した液体は、送ガス開閉弁用シリンダ２５
内を第２図に矢印で示すように流れてその下流管部２２
ｂに至る。この下流管部２２ｂに流れた液体は送気管路
５の下流管部５ａを通ってノズル８からキャップ３５内
に流出し、このキャップ３５に接続された吸引チューブ
３７を通って吸引、ｊＤング３８に吸引σれる。

したがって、このような液体の流れにより、各管路５，
６，７．２２の全長および各シリンダ１９，２０．２５
内が洗浄されることになる。

また、液体はノズル８と吸引口１７とから流出する方向
に流れるから、これらノズル８と吸引口１７とに付着し
た汚物が確実に外部に排出される。

なお、上記一実施例においては、コネクタ部９、接続筒
体３９を液体タンク４２に接続し、挿入部２の先端部２
ａｆ吸引ポンプ３８に接続して先端部２　ａ　１ｌ（ｌ
ｌから吸引するようにしたが、第３図に示すように接続
筒体３９を吸引ポンプ３８に接続し、キャップ３５を液
体タンク４２に接続してもよい。このように接続するこ
とによって吸引ボンダ３８の作動により、液体タンク３
５の液体はキャップ３５からノズル８および吸引口１７
から吸い込まれ、それぞれ送気管路５、送液音路６の下
流管部５ａ、６ａおよび吸引管路７の上流管部７ｂを介
して各シリンダ１９．２０．２５に吸入される。これら
各シリンダ１９，２０．２５に吸入された液体は送気管
路５、送液管路６の上流管部５ｂ、６ｂおよび吸引管路
７の下流管部７ａ（（介してコネクタ部９に導ひかれ、
第１．第２の送気口体１０゜１１、送液口体１２および
吸引口体１３から接続筒体３９を介して吸引ポンプ３８
に吸引される。

なお、液体を吸引する手段は吸引ボン！３Ｂに代シ、シ
リンダにピストンが挿入された、いわゆる注射器を用い
て行なってもよく、その手段はなんら限定されない。

さらに、上記実施例における液体は水または薬液であり
、薬液を用いる場合には一般に消毒と呼んでいるが、こ
こで云う洗浄とはいわゆる水洗い洗浄および消毒を含む
ものである。

本発明は以上説明したように、送気送液開閉弁用シリン
ダ、吸引開閉弁用シリンダおよび送ガス開閉弁用シリン
ダを閉状態にするとともに、先端部およびコネクタ部の
いずれか一方を液体タンクに接続し、他方から吸引して
各管路およびシリンダに流通させるようにしたから液体
を各管路の全長および各シリンダ内に流がすことかでき
、しかも各管路の太さが異なっても確実に流がすことか
でき、上記各・Ｕ路と各シリンダとの洗浄を良好かつ容
易に行なえる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の一笑施例を示す概略的構成図、第２図
は同じく操作部の一部を拡大して示す断面図、第３図は
本発明の他の実施例を示す概略的構成図である。ノ・・・円視鋭、２・・・挿入部、３・・・操作部、４
・・・ライトガイドケーブル、５・・・送気管路、６・
・・送液管路、７・・・吸引’ｅｂＩ！７ｒ、ｇ・・・
ノズル、９・・・コネクタ部、１０．１１・・・送気口
体、１２・・・送液口体、１３・・・吸引口体、１４・
・・送ガスロ体、１２・・・吸引口、１９・・・吸引開
閉弁用シリンダ、２０・・・送気送液開閉弁用シリンダ
、２２・・・送ガス管路、２５・・・送ガス開閉弁用シ
リンダ、３２．３３゜３４・・・栓体、３８・・・吸引
ポンプ。出願人代理人　弁理士　鈴　圧式　彦東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内２号才リンパス光学工業株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

送気管路、送液管路、吸引管路および送ガス管路を備え
た内視鏡の操作部に、上記送気管路と送液管路とが接続
された送気送液開閉弁用シリンダと、上記吸引管路が接
続された吸引開閉弁用シリンダと、上記送ガス管路が接
続された送ガス開閉弁用シリンダとが設けられ、上記内
視鏡の挿入部の先端部に上記吸引管路と連通ずる吸引口
および上記送気管路と送液管路とに連通ずるノズルを設
けるとともに、上記操作部に接続されたライトガイドケ
ーブルのコネクタ部に上記吸引管路に連通ずる吸引口体
、上記送気管路に連通ずる送気口体、上記送液管路に連
通ずる送液口体および上記送ガス管路に連通ずる送ガス
ロ体が設けられた内視鏡の上記各管路を洗浄する方式に
おいて、上記送気送液開閉弁用シリンダ、吸引開閉弁用
シリンダおよび送ガス開閉弁用シリンダを閉状態にする
とともに上記先端部およびコネクタ部のいずれか一方を
液体タンクに接続し、他方から吸引して液体を上記各管
路およびシリンダ内に流通させることを特徴とする内視
鏡管路の洗浄方式。