JPS5917288Y2 - レ−ザメスを備えた内視鏡の安全回路 - Google Patents
レ−ザメスを備えた内視鏡の安全回路Info
- Publication number
- JPS5917288Y2 JPS5917288Y2 JP9569678U JP9569678U JPS5917288Y2 JP S5917288 Y2 JPS5917288 Y2 JP S5917288Y2 JP 9569678 U JP9569678 U JP 9569678U JP 9569678 U JP9569678 U JP 9569678U JP S5917288 Y2 JPS5917288 Y2 JP S5917288Y2
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- Japan
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- laser
- guide
- laser guide
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- signal
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は焼灼メスとして使用するレーザメスを備えた内
視鏡に於て、レーザ光線によ°る事故を防止するための
安全回路に関する。
視鏡に於て、レーザ光線によ°る事故を防止するための
安全回路に関する。
内視鏡を体腔内に挿入して異常形成物等の患部を見い出
した場合、ＹＡＧレーザ等のレーザ光線を該患部に照射
して焼灼する治療法が行なわれるようになった。
した場合、ＹＡＧレーザ等のレーザ光線を該患部に照射
して焼灼する治療法が行なわれるようになった。
上記レーザ光線は、高エネルギーを有するコヒーレント
光を瞬時に発生させるものであるから、上記患部以外の
個所、例えば患者や施術者の身体等に漏洩すると重大な
危害に及ぼすこととなる。
光を瞬時に発生させるものであるから、上記患部以外の
個所、例えば患者や施術者の身体等に漏洩すると重大な
危害に及ぼすこととなる。
本考案は上記の点を鑑みて行なったものでありレーザガ
イドの装着状態と、アイシャッタの閉止及びレーザガイ
ドの導通状態を確認した後に、レーザ光線を発光させる
様にすることにより、高エネルギーを有するレーザ光線
による事故から患者や施術者等を守って焼灼作業を安全
に行なうことのできるレーザメスを備えた内視鏡の安全
回路を得ることを目的とする。
イドの装着状態と、アイシャッタの閉止及びレーザガイ
ドの導通状態を確認した後に、レーザ光線を発光させる
様にすることにより、高エネルギーを有するレーザ光線
による事故から患者や施術者等を守って焼灼作業を安全
に行なうことのできるレーザメスを備えた内視鏡の安全
回路を得ることを目的とする。
本考案の構成を図面に基づいて説明する。
図面は本考案に係るレーザメスを備えた内視鏡の安全回
路の一実施例を示す概略説明図であり、光源１に続く送
光用光学繊維束２とアイシャッタ３を設けた接眼レンズ
部４と先部５の観察窓６とを光学的に連結する送像用光
学繊維束７とレーザシャッタ８を介してレーザ発生器９
に続くレーザガイド１０と、該レーザガイド１０を挿入
するためのレーザガイド案内管１１とを有する内視鏡に
於て上記レーザガイド１０がレーザガイド案内管１１中
に適確に装着されていることを確認するレーザガイド挿
入確認信号１２と、上記接眼レンズ部４に設けたアイシ
ャッタ３の閉止を確認するアイシャッタ閉止確認信号１
３と、レーザガイド１０が、例えば断線等を起こさず正
しく導通していることを確認するレーザガイド正常確認
信号１４とを、各々適宜手段によって発生させておき、
レーザ光線の発光を指令するレーザトリガー信号１５と
、上記レーザガイド正常確認信号１４とを２人力ＡＮＤ
ゲート１６に入力してサンプリングし、その出力信号１
７ａと、上記レーザガイド挿入確認信号１２及びアイシ
ャッタ閉止確認信号１３とを３人力ＡＮＤゲート１８に
入力しサンプリングしてその出力信号１７ ｂによりレ
ーザ発生器９の制御装置１９を作動する様にしたもので
ある。
路の一実施例を示す概略説明図であり、光源１に続く送
光用光学繊維束２とアイシャッタ３を設けた接眼レンズ
部４と先部５の観察窓６とを光学的に連結する送像用光
学繊維束７とレーザシャッタ８を介してレーザ発生器９
に続くレーザガイド１０と、該レーザガイド１０を挿入
するためのレーザガイド案内管１１とを有する内視鏡に
於て上記レーザガイド１０がレーザガイド案内管１１中
に適確に装着されていることを確認するレーザガイド挿
入確認信号１２と、上記接眼レンズ部４に設けたアイシ
ャッタ３の閉止を確認するアイシャッタ閉止確認信号１
３と、レーザガイド１０が、例えば断線等を起こさず正
しく導通していることを確認するレーザガイド正常確認
信号１４とを、各々適宜手段によって発生させておき、
レーザ光線の発光を指令するレーザトリガー信号１５と
、上記レーザガイド正常確認信号１４とを２人力ＡＮＤ
ゲート１６に入力してサンプリングし、その出力信号１
７ａと、上記レーザガイド挿入確認信号１２及びアイシ
ャッタ閉止確認信号１３とを３人力ＡＮＤゲート１８に
入力しサンプリングしてその出力信号１７ ｂによりレ
ーザ発生器９の制御装置１９を作動する様にしたもので
ある。
上記レーザガイド挿入確認信号１２を発生する手段とし
ては、符号Ａに示すように、レーザガイド案内管１１の
先部５外周に一組の発光素子２０と受光素子２１とを対
向設置するか、若しくはレーザガイド案内管１１の導入
口部２２に電気的ないしは光学的センサを設けることと
してもよい。
ては、符号Ａに示すように、レーザガイド案内管１１の
先部５外周に一組の発光素子２０と受光素子２１とを対
向設置するか、若しくはレーザガイド案内管１１の導入
口部２２に電気的ないしは光学的センサを設けることと
してもよい。
電気的センサの例としては、符号Ｂに示す如く、導入口
部２２の蓋２３と連動させたスイッチ２４を設けること
としてもよく、また光学的センサの例としては、符号Ｃ
に示す如く、レーザガイド案内管１１の外周に一組の発
光素子２０と受光素子２１とを対向設置するか、若しく
は符号りに示す如く、発光素子２０からの光がレーザガ
イド１０に反射されて受光素子２１に入光する様に両者
を設置することとしてもよい。
部２２の蓋２３と連動させたスイッチ２４を設けること
としてもよく、また光学的センサの例としては、符号Ｃ
に示す如く、レーザガイド案内管１１の外周に一組の発
光素子２０と受光素子２１とを対向設置するか、若しく
は符号りに示す如く、発光素子２０からの光がレーザガ
イド１０に反射されて受光素子２１に入光する様に両者
を設置することとしてもよい。
上記アイシャッタ閉止確認信号１３を発生する手段とし
ては、アイシャッタ３と連動する電気的スイッチによる
こととしてもよい。
ては、アイシャッタ３と連動する電気的スイッチによる
こととしてもよい。
また上記レーザガイド正常確認信号１４を発生する手段
としては、レーザガイド１０の外周にレーザ光線で溶断
可能な導線を巻き付けてレーザ漏洩センサ２５とし、該
レーザ漏洩センサ２５による信号を検出器２６に入力す
ることとしてもよい。
としては、レーザガイド１０の外周にレーザ光線で溶断
可能な導線を巻き付けてレーザ漏洩センサ２５とし、該
レーザ漏洩センサ２５による信号を検出器２６に入力す
ることとしてもよい。
なお、上記アイシャッタ３にはレーザ光線だけを遮弊す
るため、多層膜コーティングを施した選択反射鏡を用い
ることとしてもよい。
るため、多層膜コーティングを施した選択反射鏡を用い
ることとしてもよい。
次に上記構成の作用を説明すると、内視鏡を体腔内に挿
入して、観察窓６と送像用光学繊維束７とを介して接眼
レンズ部４から観察を行ない患部を見い出した場合、ま
ずレーザガイド１０がレーザガイド案内管１１中に適確
に装着されていれば上記した種々の電気的若しくは光学
的手段によるレーザガイド挿入確認信号１２が３人力Ａ
ＮＤゲート１８に入力される。
入して、観察窓６と送像用光学繊維束７とを介して接眼
レンズ部４から観察を行ない患部を見い出した場合、ま
ずレーザガイド１０がレーザガイド案内管１１中に適確
に装着されていれば上記した種々の電気的若しくは光学
的手段によるレーザガイド挿入確認信号１２が３人力Ａ
ＮＤゲート１８に入力される。
また施術者は上記観察の結果、患部の焼灼個所等を設定
した後、接眼レンズ部４のアイシャッタ３を閉止すれば
、アイシャッタ閉止確認信号１３が同様にして３人力Ａ
ＮＤゲート１８に入力される。
した後、接眼レンズ部４のアイシャッタ３を閉止すれば
、アイシャッタ閉止確認信号１３が同様にして３人力Ａ
ＮＤゲート１８に入力される。
更にレーザガイド１０が例えば途中で断線等の事故を起
こすことがなく正常に導通していれば、レーザガイド正
常確認信号１４が検出器２６を介して２人力ＡＮＤゲー
ト１６に入力されることとなる。
こすことがなく正常に導通していれば、レーザガイド正
常確認信号１４が検出器２６を介して２人力ＡＮＤゲー
ト１６に入力されることとなる。
この時、レーザ光線の発光を指令するレーザトリガー信
号１５を上記２人力ＡＮＤゲート１６に入力すれば、該
２人力ＡＮＤゲート１６は該レーザトリガー信号１５と
レーザガイド正常確認信号１４をサンプリングし、出力
信号１７ ａは３人力ＡＮＤゲート１８に入力すること
となり、該３人力ＡＮＤゲート１８は上記レーザガイド
挿入確認信号１２とアイシャッタ閉止確認信号１３とを
サンプリングして安全を確認した後、出力信号１７ ｂ
を発生してレーザ発生器９の制御装置１９を作動させる
こととなり、レーザ光線はレーザガイド案内管１１中を
通したレーザガイド１０を介して患部を焼灼することと
なるのである。
号１５を上記２人力ＡＮＤゲート１６に入力すれば、該
２人力ＡＮＤゲート１６は該レーザトリガー信号１５と
レーザガイド正常確認信号１４をサンプリングし、出力
信号１７ ａは３人力ＡＮＤゲート１８に入力すること
となり、該３人力ＡＮＤゲート１８は上記レーザガイド
挿入確認信号１２とアイシャッタ閉止確認信号１３とを
サンプリングして安全を確認した後、出力信号１７ ｂ
を発生してレーザ発生器９の制御装置１９を作動させる
こととなり、レーザ光線はレーザガイド案内管１１中を
通したレーザガイド１０を介して患部を焼灼することと
なるのである。
もし、上記の３信号のうちどれかが異常な場合、例えば
アイシャッタ３の閉止が完了せずアイシャッタ閉止確認
信号１３が３人力ＡＮＤゲート１８に入力しない場合に
は、例えレーザトリガー信号１５を２人力ＡＮＤゲート
１６に入力させても、制御装置１９を作動する３人力Ａ
ＮＤゲート１８の出力信号１７ｂが発生しないため、レ
ーザ光線は発光せず、施術者の眼等に対して該レーザ光
線が照射される等の事故を防止できるものである。
アイシャッタ３の閉止が完了せずアイシャッタ閉止確認
信号１３が３人力ＡＮＤゲート１８に入力しない場合に
は、例えレーザトリガー信号１５を２人力ＡＮＤゲート
１６に入力させても、制御装置１９を作動する３人力Ａ
ＮＤゲート１８の出力信号１７ｂが発生しないため、レ
ーザ光線は発光せず、施術者の眼等に対して該レーザ光
線が照射される等の事故を防止できるものである。
上記の事故防止作用は、他のレーザガイド挿入確認信号
１２及びレーザガイド正常確認信号１４についても同様
で゛あり、レーザガイド１０がレーザガイド案内管１１
中に正しく装着されていないことによるレーザ光線の誤
照射やレーザガイド１０の断線等による内視鏡の破損等
の事故を防止することができるものである。
１２及びレーザガイド正常確認信号１４についても同様
で゛あり、レーザガイド１０がレーザガイド案内管１１
中に正しく装着されていないことによるレーザ光線の誤
照射やレーザガイド１０の断線等による内視鏡の破損等
の事故を防止することができるものである。
上記の構成、作用を有する本考案に係るレーザメスを備
えた内視鏡の安全回路によれば、レーザガイドの装着状
態と、アイシャッタの閉止及びレーザガイドの導通をＡ
ＮＤ回路によりサンプリングして確認した後にレーザ光
線を発光させる様にしたことにより、施術者や患者の身
体等に対するレーザ光線による事故を防止して、患部だ
けの焼灼を安全に行なうことができるという有意義な効
果を発揮することができるものである。
えた内視鏡の安全回路によれば、レーザガイドの装着状
態と、アイシャッタの閉止及びレーザガイドの導通をＡ
ＮＤ回路によりサンプリングして確認した後にレーザ光
線を発光させる様にしたことにより、施術者や患者の身
体等に対するレーザ光線による事故を防止して、患部だ
けの焼灼を安全に行なうことができるという有意義な効
果を発揮することができるものである。
図面は本考案に係るレーザメスを備えた内視鏡の安全回
路の一実施例を示す概略説面図である。 １・・・・・・光源、２・・・・・・送光用光学繊維束
、３・・・・・・アイシャッタ、４・・・・・・接眼レ
ンズ部、５・・・・・・先部、６・・・・・・観察窓、
７・・・・・・送像用光学繊維束、８・・・・・・レー
ザシャッタ、９・・・・・・レーザ発生器、１０・・・
・・・レーザガイド、１１・・・・・・レーザガイド案
内管、１２・・・・・レーザガイド挿入確認信号、１３
・・・・・・アイシャッタ閉止確認信号、１４・・・・
・・レーザガイド正常確認信号、１５・・・・・・レー
ザトリガー信号、１６・・・・・・２人力ＡＮＤゲート
、１７ ａ 、１７ｂ・・・・・・出力信号、１８・・
・・・・３人力ＡＮＤゲート、１９・・・・・・制御装
置、２０・・・・・・発光素子、２１・・・・・・受光
素子、２２・・・・・・導入口部、２３・・・・・・蓋
、２４・・・・・・スイッチ。
路の一実施例を示す概略説面図である。 １・・・・・・光源、２・・・・・・送光用光学繊維束
、３・・・・・・アイシャッタ、４・・・・・・接眼レ
ンズ部、５・・・・・・先部、６・・・・・・観察窓、
７・・・・・・送像用光学繊維束、８・・・・・・レー
ザシャッタ、９・・・・・・レーザ発生器、１０・・・
・・・レーザガイド、１１・・・・・・レーザガイド案
内管、１２・・・・・レーザガイド挿入確認信号、１３
・・・・・・アイシャッタ閉止確認信号、１４・・・・
・・レーザガイド正常確認信号、１５・・・・・・レー
ザトリガー信号、１６・・・・・・２人力ＡＮＤゲート
、１７ ａ 、１７ｂ・・・・・・出力信号、１８・・
・・・・３人力ＡＮＤゲート、１９・・・・・・制御装
置、２０・・・・・・発光素子、２１・・・・・・受光
素子、２２・・・・・・導入口部、２３・・・・・・蓋
、２４・・・・・・スイッチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 光源に続く送光用光学繊維束とアイシャッタを設け
た接眼レンズ部と先部の観察窓とを連結する送像用光学
繊維束と、レーザシャッタを介してレーザ発生器に続く
レーザガイドと、該レーザガイドを挿入するためのレー
ザガイド案内管とを有する内視鏡に於て、上記レーザガ
イドがレーザガイド案内管中に適確に装着されているこ
とを確認するレーザガイド挿入確認信号と上記アイシャ
ッタの閉止を確認するアイシャッタ閉止確認信号と上記
レーザガイドが正しく導通していることを確認するレー
ザガイド正常確認信号とを各々適宜手段によって発生さ
せ、レーザ光線の発光を指令するレーザトリガー信号を
上記の３信号によってサンプリングした後レーザ光線を
発光させて患部の焼灼を行なう様にしたことを特徴とす
るレーザメスを備えた内視鏡の安全回路。 ２ レーザガイド挿入確認信号とレーザトリガー信号と
を２人力ＡＮＤゲートでサンプリングしてその出力信号
を３人力ＡＮＤゲートに入力すると共に、該３人力ＡＮ
Ｄゲートにレーザガイド挿入離間信号とアイシャッタ閉
止確認信号とを入力しサンプリングした後の出力信号に
よりレーザ光線を発光させる様にしたことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第１項記載のレーザメスを備え
た内視鏡の安全回路。 ３ レーザガイド案内管の先部外周に一組の発光素子と
受光素子とを対向設置してレーザガイド挿入確認信号を
発生させる様にしたことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第１項記載のレーザメスを備えた内視鏡の安全回
路。 ４ レーザガイド案内管の導入口部の蓋と連動させたス
イッチを設けて、レーザガイド挿入確認信号を発生させ
る様にしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１項記載のレーザメスを備えた内視鏡の安全回路。 ５ レーザガイド案内管の導入口部の外周に一組の発光
素子と受光素子とを対向設置してレーザガイド挿入確認
信号を発生させるようにしたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第１項記載のレーザメスを備えた内視鏡
の安全回路。 ６ レーザガイド案内管の導入口部の外周に一組の発光
素子と受光素子とを設け、該発光素子からの光がレーザ
ガイドに反射されて受光素子に入光する様にしてレーザ
ガイド挿入確認信号を発生させることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第１項記載のレーザメスを備えた内
視鏡の安全回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9569678U JPS5917288Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | レ−ザメスを備えた内視鏡の安全回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9569678U JPS5917288Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | レ−ザメスを備えた内視鏡の安全回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5512942U JPS5512942U (ja) | 1980-01-26 |
| JPS5917288Y2 true JPS5917288Y2 (ja) | 1984-05-21 |
Family
ID=29028882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9569678U Expired JPS5917288Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | レ−ザメスを備えた内視鏡の安全回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917288Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-13 JP JP9569678U patent/JPS5917288Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5512942U (ja) | 1980-01-26 |
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