JPS59169891A - 光学的情報記録媒体の製造方法 - Google Patents
光学的情報記録媒体の製造方法Info
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- JPS59169891A JPS59169891A JP58042202A JP4220283A JPS59169891A JP S59169891 A JPS59169891 A JP S59169891A JP 58042202 A JP58042202 A JP 58042202A JP 4220283 A JP4220283 A JP 4220283A JP S59169891 A JPS59169891 A JP S59169891A
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- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/241—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
- G11B7/242—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
- G11B7/251—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising inorganic materials dispersed in an organic matrix
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、レーザービーム等の高密度エネルギービーム
を照射することによって情報の記録・再生を行なう光学
的情報記録媒体に関し、更に詳しくは、記録層が、主と
して銅から成る微粒子が親水性コロイド中に分散されて
成る光学的情報記録媒体に関するものである。
を照射することによって情報の記録・再生を行なう光学
的情報記録媒体に関し、更に詳しくは、記録層が、主と
して銅から成る微粒子が親水性コロイド中に分散されて
成る光学的情報記録媒体に関するものである。
音声、映像等の情報をビット(四部)またはブロック(
凸部)の形状、寸法等の変化として光学的に記録し、ま
た光学的に取出して音声、映像信号に変換して再生する
方式に用いられる光学的情報記録媒体における記録層と
しては、従来から種(2) 々の組成のものが知られているが、その−例として、テ
ルル、ビスマス、セレン等の半金属、またはこれらの酸
化物、セレンーテルルーヒ素、テルルーヒ素等のカルコ
ゲン系化合物より成る薄膜記録層がある。しかしながら
このような薄膜記録層は、製造工程において真空装置を
用いるために、記録層を連続的に大量生産することが困
難であυ、しかも記録層に含有された化合物の酸化によ
る劣化が原因となって記録情報の再生時における誤まり
率が増大し、更に用いる化合物の中には有毒なものも多
く、安全性に対する信頼度が低いという欠点を有してい
る。
凸部)の形状、寸法等の変化として光学的に記録し、ま
た光学的に取出して音声、映像信号に変換して再生する
方式に用いられる光学的情報記録媒体における記録層と
しては、従来から種(2) 々の組成のものが知られているが、その−例として、テ
ルル、ビスマス、セレン等の半金属、またはこれらの酸
化物、セレンーテルルーヒ素、テルルーヒ素等のカルコ
ゲン系化合物より成る薄膜記録層がある。しかしながら
このような薄膜記録層は、製造工程において真空装置を
用いるために、記録層を連続的に大量生産することが困
難であυ、しかも記録層に含有された化合物の酸化によ
る劣化が原因となって記録情報の再生時における誤まり
率が増大し、更に用いる化合物の中には有毒なものも多
く、安全性に対する信頼度が低いという欠点を有してい
る。
これらの欠点を解消したものとしては、特開昭57−1
2425号、同57−24’290号及び同57−39
989号の各公報に開示されているように、バインダー
中に平均粒径5Qnm以下の金属微粉末を分散して成る
記録層を有する光学的情報記録媒体がある。しかしなが
ら、この記録媒体は黒体微粉末を分散して成る記録層を
有しておυ、レーザービーム照射による記録層の反射性
増大によ(3) って記録を行なう方式に用いられるものであるため、記
録層の反射性低下によって記録を行々う方式に用いられ
る記録媒体に比して、トラッキング信号が得られにくい
という欠点を有している。
2425号、同57−24’290号及び同57−39
989号の各公報に開示されているように、バインダー
中に平均粒径5Qnm以下の金属微粉末を分散して成る
記録層を有する光学的情報記録媒体がある。しかしなが
ら、この記録媒体は黒体微粉末を分散して成る記録層を
有しておυ、レーザービーム照射による記録層の反射性
増大によ(3) って記録を行なう方式に用いられるものであるため、記
録層の反射性低下によって記録を行々う方式に用いられ
る記録媒体に比して、トラッキング信号が得られにくい
という欠点を有している。
記録層の反射性低下によって記録を行なう方式に用いら
れる記録媒体の具体的−例としては、特開昭55−10
8995号、同56−33995号、同56−4929
6号及び同56−49297号の各公報に開示されたも
のを挙げることができる。この記録媒体は、支持体上に
設けられたノ・ロゲン化銀乳剤層表面近傍に写真的な化
学現像及び物理現像により反射性銀粒子を析出させた記
録層を有するものであり、銀に比して熱絶縁性に優れた
ゼラチンを含有する点で、高感度々光学的情報記録媒体
であるということができる。しかしながら、この記録媒
体においては、その記録層は3〜6μmの厚さを有して
いるため、感度に限界がみられるばかυでなく、厚さ方
向において銀濃度に勾配が生じ、その表面近傍のみが高
反射性となるので、支持体を通して記録・再生を行なう
方式には適用することか困難である。
れる記録媒体の具体的−例としては、特開昭55−10
8995号、同56−33995号、同56−4929
6号及び同56−49297号の各公報に開示されたも
のを挙げることができる。この記録媒体は、支持体上に
設けられたノ・ロゲン化銀乳剤層表面近傍に写真的な化
学現像及び物理現像により反射性銀粒子を析出させた記
録層を有するものであり、銀に比して熱絶縁性に優れた
ゼラチンを含有する点で、高感度々光学的情報記録媒体
であるということができる。しかしながら、この記録媒
体においては、その記録層は3〜6μmの厚さを有して
いるため、感度に限界がみられるばかυでなく、厚さ方
向において銀濃度に勾配が生じ、その表面近傍のみが高
反射性となるので、支持体を通して記録・再生を行なう
方式には適用することか困難である。
記録層の反射性低下によって記録を行なう方式に用いら
れる記録媒体の他の具体例としては、特開昭56−10
491号公報に開示されたものを挙げることができる。
れる記録媒体の他の具体例としては、特開昭56−10
491号公報に開示されたものを挙げることができる。
この記録媒体は、重合体から成るバインダー中に金属゛
またはその酸化物の微粒子を分散させた記録層を有する
ものであり、金属またはその酸化物の微粒子は20〜1
50Aの粒径を有するものである。しかしながら、この
記録媒体は、有毒な有機溶媒を用い、金属カルボニルを
出発原料として微粒子を形成して製造されるので、製造
時の作業環境に問題を生じるばかりでなく、微粒子が不
安定であって速やかに酸化され、記録層が厚さ方向につ
いて不均質となる欠点がみられ、また金属またはその酸
化物の微粒子の分散媒としてのバインダーが、親油性重
合体であるので、いわゆる水系塗布ができず製造時の作
業環境が衛生の面からも好ましくない。更にこの記録層
はその反射率が30チ以下と低いため、反射光読み出し
型光学的情報記録媒体としては好ましくない。
またはその酸化物の微粒子を分散させた記録層を有する
ものであり、金属またはその酸化物の微粒子は20〜1
50Aの粒径を有するものである。しかしながら、この
記録媒体は、有毒な有機溶媒を用い、金属カルボニルを
出発原料として微粒子を形成して製造されるので、製造
時の作業環境に問題を生じるばかりでなく、微粒子が不
安定であって速やかに酸化され、記録層が厚さ方向につ
いて不均質となる欠点がみられ、また金属またはその酸
化物の微粒子の分散媒としてのバインダーが、親油性重
合体であるので、いわゆる水系塗布ができず製造時の作
業環境が衛生の面からも好ましくない。更にこの記録層
はその反射率が30チ以下と低いため、反射光読み出し
型光学的情報記録媒体としては好ましくない。
(5)
上述の従来技術を開示した各公報においては、主として
支持体上の記録層表面が反射性となる記録媒体について
のみ記載されており、このような記録媒体は、塵埃から
記録層表面のビットを保護するために、酸化シリコン或
いはポリメチルメタクリレート等の保護層が設けられる
かまたは記録媒体全体がカプセル化されていることが必
要であり、従って保護層を塗設する工程またはカプセル
化する工程などの工程が必要となる。
支持体上の記録層表面が反射性となる記録媒体について
のみ記載されており、このような記録媒体は、塵埃から
記録層表面のビットを保護するために、酸化シリコン或
いはポリメチルメタクリレート等の保護層が設けられる
かまたは記録媒体全体がカプセル化されていることが必
要であり、従って保護層を塗設する工程またはカプセル
化する工程などの工程が必要となる。
このような煩雑さを避けるためにポリメチルメタクリレ
ート或いはガラス等の透明支持体を通して記録する方法
が通常用いられ、この場合記録媒体の両側に透明支持体
を重ねて用いること等が知られている。
ート或いはガラス等の透明支持体を通して記録する方法
が通常用いられ、この場合記録媒体の両側に透明支持体
を重ねて用いること等が知られている。
本発明者等は、斯かる透明支持体を通して光学的な記録
・再生を行なうのに適切な記録媒体を特願昭57−43
305号明細書によって提案した。
・再生を行なうのに適切な記録媒体を特願昭57−43
305号明細書によって提案した。
この記録媒体は、透明支持体と記録層との界面近傍の反
射性を増大させ、実用可能な反射性を当該界面近傍に生
じさせるように透明支持体上に薄膜(6) の物理現像核層を設けたものである。この記録媒体は、
透明支持体を通して反射光によシ情報を読み取り、シグ
ナルコントラストとして表わすために必要な反射性を有
している。
射性を増大させ、実用可能な反射性を当該界面近傍に生
じさせるように透明支持体上に薄膜(6) の物理現像核層を設けたものである。この記録媒体は、
透明支持体を通して反射光によシ情報を読み取り、シグ
ナルコントラストとして表わすために必要な反射性を有
している。
本発明者等は上述の先提案技術に係る記録媒体について
研究を続けた結果、主として銅よシ成る微粒子が親水性
コロイド中に含有されて成る記録層を有する光学的情報
記録媒体が、銀、金、パラジウム、コバルト、ニッケル
等を用いたものに比して極めて安価であ夛、水銀、鉛を
用いたものに比して毒性が十分に少なく作業環境の衛生
の点から好ましいものであシ、シかも高感度で安定性に
優れていることを見出し本発明を完成するに至った。
研究を続けた結果、主として銅よシ成る微粒子が親水性
コロイド中に含有されて成る記録層を有する光学的情報
記録媒体が、銀、金、パラジウム、コバルト、ニッケル
等を用いたものに比して極めて安価であ夛、水銀、鉛を
用いたものに比して毒性が十分に少なく作業環境の衛生
の点から好ましいものであシ、シかも高感度で安定性に
優れていることを見出し本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、支持体を通しての記録及び再生ビーム
に対する吸収率及び反射率の大きい記録層を有し、均−
性及び安定性に優れた記録層を有する光学的情報記録媒
体を提供するにある。
に対する吸収率及び反射率の大きい記録層を有し、均−
性及び安定性に優れた記録層を有する光学的情報記録媒
体を提供するにある。
本発明の他の目的は、いわゆる水系塗布によって記録層
を得ることができ、しかも安価で、その(7) 上宿性が少なくて製造時において作業環境上の安全性が
高く環境汚染を招来することがない光学的情報記録媒体
を提供するにある。
を得ることができ、しかも安価で、その(7) 上宿性が少なくて製造時において作業環境上の安全性が
高く環境汚染を招来することがない光学的情報記録媒体
を提供するにある。
本発明の上記目的は、高密度エネルギービームを用いて
情報の記録再生を行なう光学的情報記録媒体において、
主として銅から成る反射性の微粒子が親水性コロイド中
に含有されて成る反射性記録層を有することを特徴とす
る光学的情報記録媒体によって達成される。
情報の記録再生を行なう光学的情報記録媒体において、
主として銅から成る反射性の微粒子が親水性コロイド中
に含有されて成る反射性記録層を有することを特徴とす
る光学的情報記録媒体によって達成される。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明においては、透明支持体上に、主として銅から成
る反射性の微粒子が親水性コロイド中に含有されて成る
反射性記録層を設けて光学的情報記録媒体を構成する。
る反射性の微粒子が親水性コロイド中に含有されて成る
反射性記録層を設けて光学的情報記録媒体を構成する。
本発明の好ましい実施態様においては、記録層の厚さが
0.01〜0.5μmであり、銅微粒子の平均粒径が0
.005〜0.2μmであり、記録層が物理現像核層を
物理現像することによって得られた層であり、更には支
持体が高密度エネルギービームに対して実質的に透明で
あり、かつ支持体を通して記録・再生される方式に用い
られるものであることである。また銅微粒子の粒子数密
度がlX1015〜1x1018個/crn3であるこ
とが好ましい。このように粒子数密度を制御することに
よって、記録層における記録ビームの吸収率がより向上
し、かつ支持体側の記録層界面近傍での反射性向上及び
反射ムラの減少がみられ、感度及びSN比をより高くで
き、更に均−性及び安定性に優れた記録媒体となる。
0.01〜0.5μmであり、銅微粒子の平均粒径が0
.005〜0.2μmであり、記録層が物理現像核層を
物理現像することによって得られた層であり、更には支
持体が高密度エネルギービームに対して実質的に透明で
あり、かつ支持体を通して記録・再生される方式に用い
られるものであることである。また銅微粒子の粒子数密
度がlX1015〜1x1018個/crn3であるこ
とが好ましい。このように粒子数密度を制御することに
よって、記録層における記録ビームの吸収率がより向上
し、かつ支持体側の記録層界面近傍での反射性向上及び
反射ムラの減少がみられ、感度及びSN比をより高くで
き、更に均−性及び安定性に優れた記録媒体となる。
本発明において、記録層を、支持体上に塗設された物理
現像核層を物理現像することによって得られた反射性の
ものとする場合には、親水性コロイドを含む物理現像核
層中に含有される銅微粒子数を一定に保ちつつ、物理現
像によってその平均粒径を増大せしめることができるた
め、均一分散性の良好な記録層を容易に製作することが
できる。
現像核層を物理現像することによって得られた反射性の
ものとする場合には、親水性コロイドを含む物理現像核
層中に含有される銅微粒子数を一定に保ちつつ、物理現
像によってその平均粒径を増大せしめることができるた
め、均一分散性の良好な記録層を容易に製作することが
できる。
本発明において物理現像による記録層を用いるときには
、物理現像核層中の物理現像核密度、物理現像核層の厚
さ及び物理現像条件を制御することによって、好適な粒
子数密度を有する銅微粒子を(9) 分散して成る記録層を得ることができる。尚、銅微粒子
の粒子数密度は、得られた記録媒体の記録層の厚さ、記
録層中に含有される銅の量及び銅微粒子の平均粒径を、
例えば電子顕微鐘によって測定することにより容易に計
算することができる。
、物理現像核層中の物理現像核密度、物理現像核層の厚
さ及び物理現像条件を制御することによって、好適な粒
子数密度を有する銅微粒子を(9) 分散して成る記録層を得ることができる。尚、銅微粒子
の粒子数密度は、得られた記録媒体の記録層の厚さ、記
録層中に含有される銅の量及び銅微粒子の平均粒径を、
例えば電子顕微鐘によって測定することにより容易に計
算することができる。
以下、図面によシ本発明を更に詳細に説明するが、本発
明はこれらの構成に限定されるものではない。
明はこれらの構成に限定されるものではない。
第1図は、本発明に係る光学的情報記録媒体前駆体(物
理現像する前の媒体を光学的情報記録媒体前駆体と称す
。)の構成の一例を示す断面図である。図において、1
は支持体、2は物理現像核を含んだ層で、親水性コロイ
ド分散媒中に物理現像核を分散せしめた層であシ、3は
上記物理現像核を含んだ層2上に積層して設けられた銅
化合物分散層である。
理現像する前の媒体を光学的情報記録媒体前駆体と称す
。)の構成の一例を示す断面図である。図において、1
は支持体、2は物理現像核を含んだ層で、親水性コロイ
ド分散媒中に物理現像核を分散せしめた層であシ、3は
上記物理現像核を含んだ層2上に積層して設けられた銅
化合物分散層である。
本発明において好ましく用いられる支持体は、高密度エ
ネルギービームに対して実質的に透明なものであれば任
意のものを用いることができ、その具体例としては、ト
リ酢酸セルロース、ポリエ(10) テレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポ
リカーボネート、セラミック、ポリイミド樹脂、ガラス
、金属等があげられ、これら支持体は特に下引処理され
ていることが必ずしも必要ではないが、下引処理されて
いるものが好ましい。
ネルギービームに対して実質的に透明なものであれば任
意のものを用いることができ、その具体例としては、ト
リ酢酸セルロース、ポリエ(10) テレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポ
リカーボネート、セラミック、ポリイミド樹脂、ガラス
、金属等があげられ、これら支持体は特に下引処理され
ていることが必ずしも必要ではないが、下引処理されて
いるものが好ましい。
この場合の下引処理剤としては、例えばシランカップリ
ング剤、ケイ酸塩及びチタンカップリング剤等を用いる
ことができ、特に米国特許等3.661,584号明細
書に記載されているシランカップリング剤が好ましい。
ング剤、ケイ酸塩及びチタンカップリング剤等を用いる
ことができ、特に米国特許等3.661,584号明細
書に記載されているシランカップリング剤が好ましい。
また、コロナ放電処理、プラズマ放電処理、イオンボン
バードメントなどの表面処理が接着性改良のために支持
体上になされていてもよい。また記録および再生位置の
正確な設定のための案内溝(微細なレリーフ状)を有す
る支持体も同様に用いることができる。
バードメントなどの表面処理が接着性改良のために支持
体上になされていてもよい。また記録および再生位置の
正確な設定のための案内溝(微細なレリーフ状)を有す
る支持体も同様に用いることができる。
本発明において、物理現像核を含んだ層に使用される物
理現像核としては、公知の物理現像核の何れのものをも
用いることができる。
理現像核としては、公知の物理現像核の何れのものをも
用いることができる。
例えば、その一群として重金属のサルファイド(11)
類(例えば、亜鉛、クロム、カリウム、鉄、カドミウム
、コバルト、ニッケル、鉛、アンチモニイ、ビスマス、
銀、セリウム、ヒ素、銅及びロジウムのサルファイド)
が好ましく、この他重金属のセレナイド(例えば、鉛、
亜鉛、アンチモニイ及びニッケルのセレナイド)が挙げ
られる。
、コバルト、ニッケル、鉛、アンチモニイ、ビスマス、
銀、セリウム、ヒ素、銅及びロジウムのサルファイド)
が好ましく、この他重金属のセレナイド(例えば、鉛、
亜鉛、アンチモニイ及びニッケルのセレナイド)が挙げ
られる。
別の一群の有用な物理現像核としては、銀、金、白金、
パラジウム、水銀の如き貴金属が挙げられ、これらは親
水性コロイド中にコロイド粒子として存在せしめられる
ことが好ましい。また、こういった金属の塩、好ましく
は硝酸銀、塩化金及び硝酸金の如き簡単な無機のしかも
容易に還元し得る塩も物理現像核として有用である。
パラジウム、水銀の如き貴金属が挙げられ、これらは親
水性コロイド中にコロイド粒子として存在せしめられる
ことが好ましい。また、こういった金属の塩、好ましく
は硝酸銀、塩化金及び硝酸金の如き簡単な無機のしかも
容易に還元し得る塩も物理現像核として有用である。
他の一群の有用な物理現像核はチオ化合物、例えば銀チ
オオキザート及びその鉛及びニッケル錯塩、チオアセト
アミド等を挙げることができる。
オオキザート及びその鉛及びニッケル錯塩、チオアセト
アミド等を挙げることができる。
本発明において、物理現像核は、前記した各種の重金属
、貴金属及びこれらのサルファイド類、セレナイド類等
を蒸着法、スパッタリング法、化学的気相成長法等の適
宜の方法によって支持体上に設けることもできる。この
場合、蒸着法、スパッタリング法、化学的気相成長法等
の方法は当該物理現像核を含んだ層を非常に薄くでき、
したがって記録用ビームのエネルギーを有効に利用する
上で利点があり、この場合の膜厚は5〜100OAであ
シ、好ましくは20〜500Aである。好ましい物理現
像核は、重金属サルファイド、例えば亜鉛、カドミウム
、銀、鉛等のザルファイド及び銀、金、パラジウム、銅
等の金属である。
、貴金属及びこれらのサルファイド類、セレナイド類等
を蒸着法、スパッタリング法、化学的気相成長法等の適
宜の方法によって支持体上に設けることもできる。この
場合、蒸着法、スパッタリング法、化学的気相成長法等
の方法は当該物理現像核を含んだ層を非常に薄くでき、
したがって記録用ビームのエネルギーを有効に利用する
上で利点があり、この場合の膜厚は5〜100OAであ
シ、好ましくは20〜500Aである。好ましい物理現
像核は、重金属サルファイド、例えば亜鉛、カドミウム
、銀、鉛等のザルファイド及び銀、金、パラジウム、銅
等の金属である。
前記物理現像核としての、植機粒子の粒径は効果的な物
理現像を行なうためには充分に小さいことが必要であり
、0.002〜0.2μmであり、好壕しくけ0.01
〜0.05μmである。
理現像を行なうためには充分に小さいことが必要であり
、0.002〜0.2μmであり、好壕しくけ0.01
〜0.05μmである。
上記物理現像核を含んだ物理現像核層を支持体上に設け
る方法は任意である。例えば〔1〕上記物理現像核を親
水性コロイド分散媒中に分散した液を支持体上に塗布す
ることによって物理現像核層を得てもよいし、〔2〕支
持体上に上記物理現像核の薄膜を蒸着法又はスパッタリ
ング法によって形成した後に、親水性コロイド分散媒を
オーバコー(13) トすることによって物理現像核層を得てもよいし、〔3
〕またこれとは逆に、親水性コロイド分散媒を支持体上
に塗布してから物理現像核の薄膜を蒸着法又はスパッタ
リング法によって形成して物理現像核層を得てもよい。
る方法は任意である。例えば〔1〕上記物理現像核を親
水性コロイド分散媒中に分散した液を支持体上に塗布す
ることによって物理現像核層を得てもよいし、〔2〕支
持体上に上記物理現像核の薄膜を蒸着法又はスパッタリ
ング法によって形成した後に、親水性コロイド分散媒を
オーバコー(13) トすることによって物理現像核層を得てもよいし、〔3
〕またこれとは逆に、親水性コロイド分散媒を支持体上
に塗布してから物理現像核の薄膜を蒸着法又はスパッタ
リング法によって形成して物理現像核層を得てもよい。
これらのうち好址しいのは上記〔1〕又は〔2〕の方法
である。なお前記蒸着法、スパッタリング法に代えて化
学的気相成長法や液相形成法等を用いてもよい。また、
このとき用いる塗布法としては、ブレード塗布、エアー
ナイフ塗布、バー塗布、ロール塗布、カーテン塗布及び
スピナー塗布などの任意の塗布方式を採用できる。
である。なお前記蒸着法、スパッタリング法に代えて化
学的気相成長法や液相形成法等を用いてもよい。また、
このとき用いる塗布法としては、ブレード塗布、エアー
ナイフ塗布、バー塗布、ロール塗布、カーテン塗布及び
スピナー塗布などの任意の塗布方式を採用できる。
このようにして得られる物理現像核層の膜厚は0.01
〜0.51M′n程度であシ、好ましくは0.01〜0
.1μmである。
〜0.51M′n程度であシ、好ましくは0.01〜0
.1μmである。
前記銅化合物分散層、即ち上記物理現像核層の物理現像
核に物理現像によって銅原子を供給する層ニ用イル銅化
合物としては、CuC1、CuBr、 CuI等のハロ
ゲン化第−銅またはこれらの混晶体、CuSCNまたは
CuC12、CuBr2、CuI2等の710ゲン化第
二銅またはこれらの混晶体、CuSO4、Cu(N03
)2(14) 等を用いることができる。特に銅原子の物理現像核への
供給を効率良く行なうためには難溶性の塩が好ましく、
特にハロゲン化第−銅が好ましい。
核に物理現像によって銅原子を供給する層ニ用イル銅化
合物としては、CuC1、CuBr、 CuI等のハロ
ゲン化第−銅またはこれらの混晶体、CuSCNまたは
CuC12、CuBr2、CuI2等の710ゲン化第
二銅またはこれらの混晶体、CuSO4、Cu(N03
)2(14) 等を用いることができる。特に銅原子の物理現像核への
供給を効率良く行なうためには難溶性の塩が好ましく、
特にハロゲン化第−銅が好ましい。
このハロゲン化第−銅の粒径は、0.005〜l ノi
mであり、好ましくは0.01〜0.5μmである。
mであり、好ましくは0.01〜0.5μmである。
前記銅化合物は、物理現像核層中に含まれていてもよく
、物理現像核層上に別の分散層として設けられていても
よい。
、物理現像核層上に別の分散層として設けられていても
よい。
本発明において好ましく用いられるハロゲン化第−銅乳
剤は特願昭56−24670号明細書及びその引用分献
に記載されている方法によ如調製することができる。即
ち、親水性高分子化合物を含有する酸性水溶液中におい
て、ハロゲン化第−銅よシも溶解度の小さい金属塩コロ
イド粒子及び/または金属コロイド粒子と710ゲンイ
オンの存在下、還元剤によ勺二価の銅イオンを還元する
ことによジハロゲン化第−銅乳剤を調製する。
剤は特願昭56−24670号明細書及びその引用分献
に記載されている方法によ如調製することができる。即
ち、親水性高分子化合物を含有する酸性水溶液中におい
て、ハロゲン化第−銅よシも溶解度の小さい金属塩コロ
イド粒子及び/または金属コロイド粒子と710ゲンイ
オンの存在下、還元剤によ勺二価の銅イオンを還元する
ことによジハロゲン化第−銅乳剤を調製する。
また前記銅化合物を含有する層中に直接現像主薬、例え
ばハイドロキノン、フェニドン等を添加しておき、前記
銅化合物の溶剤を含むアルカリ溶(15) 液のみで現像して銅を析出させることも可能である。ま
た銅化合物層を積層せずに、現像液から直接物理現像核
層に銅原子を供給する溶液物理現像を行なってもよい。
ばハイドロキノン、フェニドン等を添加しておき、前記
銅化合物の溶剤を含むアルカリ溶(15) 液のみで現像して銅を析出させることも可能である。ま
た銅化合物層を積層せずに、現像液から直接物理現像核
層に銅原子を供給する溶液物理現像を行なってもよい。
本発明において用いることができる、物理現像核を含ん
だ層のコロイド分散媒としては、物理現像核がコロイド
粒子として安定に均一に存在し得るような公知の親水性
コロイドを使用することができ、その具体例としては、
例えばゼラチ/、アルカリ処理ゼラチン、酸処理ゼラチ
ン及びゼラチン誘導体、コロイド状アルブミン、カゼイ
ン、セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等)、m誘4体(アルギン
酸す) IJウム、澱粉誘導体等)、合成親水性高分子
(ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合
体)等を挙げることができる。これらは必要に応じて2
種以上を組合せて用いることもできる。これらのコロイ
ド分散媒の中好ましいものは熱伝導性の悪い親水性コロ
イドであシ、モノマーユニットとして少なくともアクリ
ル酸の塩またはメタクリル酸の塩を含有する共重合体組
成のアクリル酸樹脂、水溶性のセルロース誘導体及びゼ
ラチンが望ましい。
だ層のコロイド分散媒としては、物理現像核がコロイド
粒子として安定に均一に存在し得るような公知の親水性
コロイドを使用することができ、その具体例としては、
例えばゼラチ/、アルカリ処理ゼラチン、酸処理ゼラチ
ン及びゼラチン誘導体、コロイド状アルブミン、カゼイ
ン、セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等)、m誘4体(アルギン
酸す) IJウム、澱粉誘導体等)、合成親水性高分子
(ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合
体)等を挙げることができる。これらは必要に応じて2
種以上を組合せて用いることもできる。これらのコロイ
ド分散媒の中好ましいものは熱伝導性の悪い親水性コロ
イドであシ、モノマーユニットとして少なくともアクリ
ル酸の塩またはメタクリル酸の塩を含有する共重合体組
成のアクリル酸樹脂、水溶性のセルロース誘導体及びゼ
ラチンが望ましい。
第2図は、前記光学的情報記録媒体前駆体を物理現像し
た後の光学的情報記録媒体の構成の一列を示す断面図で
ある。図において、4は物理現像により銅が供給されて
反射性を呈し、当初の物理現像核を含んだ層が変化した
ところの記録層であり、この記録層4の支持体側界面近
傍においても物理現像が進行しこの記録層4全体に銅微
粒子が存在している。5は物理現像の結果として銅の量
が減少した銅化合物分散層である。
た後の光学的情報記録媒体の構成の一列を示す断面図で
ある。図において、4は物理現像により銅が供給されて
反射性を呈し、当初の物理現像核を含んだ層が変化した
ところの記録層であり、この記録層4の支持体側界面近
傍においても物理現像が進行しこの記録層4全体に銅微
粒子が存在している。5は物理現像の結果として銅の量
が減少した銅化合物分散層である。
上記の物理現像に用いられる物理現像液は、銅イオンの
還元または不均化反応によシ金属銅を生成するものであ
れば任意の試薬を用いることができる。
還元または不均化反応によシ金属銅を生成するものであ
れば任意の試薬を用いることができる。
本発明において好適に用いることができる物理現像液と
しては、下記に示す第1群、第2群及び第3群から選ば
れた少なくとも1種類を単独で含有するアルカリ性水溶
液である。
しては、下記に示す第1群、第2群及び第3群から選ば
れた少なくとも1種類を単独で含有するアルカリ性水溶
液である。
(17)
第1群:4−アミノフェノール類及び3−ビラプリン類
第2群:α−アミノ酸、α−アミノ酸誘導体、脂肪族カ
ルボン酸、オキシカルボン酸、ケトカルボン酸、芳香族
カルボン酸、 アミン、アミン誘導体、キノリン誘導 体、アミノカルボン酸及びピリジン誘 導体 第3群:下記一般式で示されるアスコルビン酸誘導体及
びそのアルカリ金属塩 一般式 〔式中、几は水素原子または水酸基を表わし、nは1〜
4の正の整数を表わす。但し、n=1のときはRは水酸
基のみを表わす。〕 また必要に応じて前記3捕の群から選ばれた少なくとも
2種類以上のものを組み合せて用いても(18) よい。
ルボン酸、オキシカルボン酸、ケトカルボン酸、芳香族
カルボン酸、 アミン、アミン誘導体、キノリン誘導 体、アミノカルボン酸及びピリジン誘 導体 第3群:下記一般式で示されるアスコルビン酸誘導体及
びそのアルカリ金属塩 一般式 〔式中、几は水素原子または水酸基を表わし、nは1〜
4の正の整数を表わす。但し、n=1のときはRは水酸
基のみを表わす。〕 また必要に応じて前記3捕の群から選ばれた少なくとも
2種類以上のものを組み合せて用いても(18) よい。
前記第1群に含まれる4−アミンフェノール類の中で好
ましく用いられる具体的な化合物としてid、4−N−
メチルアミノフェノール・ヘミスルフェート(通称メト
ール)、4−N−ベンジルアミノフェノール塩酸塩、4
−N、N−ジエチルアミノフェノール塩酸塩、4−アミ
ノフェノール硫酸塩、1−オキシメチル−4−アミンフ
ェノール塩酸塩、2,4−ジアミノフェノール、4−N
−カルボキシメチルアミノフェノール・p−オキシフェ
ニルグリシン等を挙げることができ、3−ピラゾリン類
の中で好ましく用いられる具体的な化合物としては、1
−フェニル−3−ピラゾリドン、4.4−ジメチル−1
−7ヱニルー3−ピラゾリドン、4−メチル−フェニル
−3−ビラソリトン等を挙げることができる。
ましく用いられる具体的な化合物としてid、4−N−
メチルアミノフェノール・ヘミスルフェート(通称メト
ール)、4−N−ベンジルアミノフェノール塩酸塩、4
−N、N−ジエチルアミノフェノール塩酸塩、4−アミ
ノフェノール硫酸塩、1−オキシメチル−4−アミンフ
ェノール塩酸塩、2,4−ジアミノフェノール、4−N
−カルボキシメチルアミノフェノール・p−オキシフェ
ニルグリシン等を挙げることができ、3−ピラゾリン類
の中で好ましく用いられる具体的な化合物としては、1
−フェニル−3−ピラゾリドン、4.4−ジメチル−1
−7ヱニルー3−ピラゾリドン、4−メチル−フェニル
−3−ビラソリトン等を挙げることができる。
前記第2群に含まれる化合物の好ましく用いられる具体
例を以下に示す。
例を以下に示す。
(1)マロン酸 (2)クエン酸 (3)オキサル酢酸
(4)サリチル酸 (5)5−スルホサリチル酸 (
6)α−カル(19) ホキシー0−アニス酸 (7)エチレンジアミン (8
)N−メチル−エチレンジアミン (9) N−エチル
−エチレンジアミン (10) N −n−プロピルエ
チレンジアミン (11) N−イングロビルエチレン
ジアミン(12)N (2−ヒドロキシエチル)エチ
レンジアミン (13) N 、 N−ジメチルエチレ
ンジアミン (14) N 、 N−ジエチルエチレン
ジアミン(15) N 、 N’−ジメチルエチレンジ
アミン (16) N 。
(4)サリチル酸 (5)5−スルホサリチル酸 (
6)α−カル(19) ホキシー0−アニス酸 (7)エチレンジアミン (8
)N−メチル−エチレンジアミン (9) N−エチル
−エチレンジアミン (10) N −n−プロピルエ
チレンジアミン (11) N−イングロビルエチレン
ジアミン(12)N (2−ヒドロキシエチル)エチ
レンジアミン (13) N 、 N−ジメチルエチレ
ンジアミン (14) N 、 N−ジエチルエチレン
ジアミン(15) N 、 N’−ジメチルエチレンジ
アミン (16) N 。
N′−ジエチルエチレンジアミン (17) N 、
N’−ジ−n−プロピルエチレンジアミン (18)
N 、 N’ −シ(2−ヒドロキシエチル)エチレン
ジアミン(19) N 、 N 、 N’ 、 N’−
テトラメチルエチレンジアミン (2の1,2−ジアミ
ノプロパン (21)me so −2,3−ジアミノ
ブタン (22) rac −2、3−ジアミノブタン
(23) )リメチレンジアミン (24)cis
−1、2−ジアミノシクロヘキサン (25)tran
s −1、2−ジアミノシクロヘキサ7 (26)t
rans−1,2−ジアミノシクロへブタン (27)
1゜2.3−1リアミノプロパン (28) 1 、3
−ジアミノ−2−アミノメチルプロパン (29) 3
、3’ −特開昭59−169891(6) ジアミノシクロピルアミン (30)ジ(2−アミノエ
チル)エーテル (31) 2−アミノメチルピリジン
(32) 2 、2−アミノエチルピリジン (33
)ピリジン−2−カルボン酸 (34)ピリジン−2,
6−カルボン酸 (35)ニコチン酸ヒドラジド (3
6)イソニコチン酸ヒドラジド (37)ピリドキサミ
ン(38)ピペリジン−2,6−ジカルボン酸 (39
)ヒスタミン (40) 3−メチルヒスタミン (4
1)イミノジ酢酸 (42)イミノジプロピオンmt
(43) N −メチルイミノジ酢酸 (44)N−
(3,3−ジメチルブチル)イミノジ酢酸 (45)フ
ェニルイミノジ酢酸(46)ヒドロキシエチルイミノジ
酢酸 (47)ヒドロキシエチルイミノジプロピオン酸
(48)ヒドロキシプロピルイミノジ酢酸 (49)
2−ヒドロキシンクロヘキシルイミノジ酢酸 (5のメ
トキシエチルイミノジ酢酸 (51) N −(カルバ
モイルメチル)イミノジ酢酸 (52) 2−エトキシ
カルボニル・アミノエチルイミノジ酢酸 (53)ニト
リロトリ酢酸(54)カルボキシエチルイミノジ酢酸(
55)カルボキシメチルイミノジプロピオン酸(21) (56) N −n−ブチルエチレンジアミントリ酢酸
(57) N−シクロヘキシルエチレンジアミントリ酢
酸(58) f I)シン (59)ガルコシン (6
0)アラニン (61)β−アラニン (62)バリン
(63)ノルロイシン (64)ロイシン (65)
フェニルアラニン(66)チロシン (67)セリン
(68)ホスホセリン(69)スレオニン (70)メ
チオニン (71) 7スパラギンli (72)ア
スパラギン (73)グルタミン酸(74)オルニチン
(75) IJ シン (76)アルギニン(77)
プロリン (78)ヒドロキシプロリン (79)ヒス
チジン (80)ドリフトファン (81) N−エチ
ルグリシン (82) N −n−プロピルグリシン
(83)N−イソプロピルグリシン (84) N 、
N−ジメチルグリシン (85)N、N−ジエチルグ
リシン(86) N 、 N−ビス(2−ヒドロキシエ
チル)グリシン (87) N 、 N−ビス(2−ヒ
ドロキシプロピル)グリシン (as) i−アミノシ
クロペンタンカルボン酸(89)I−アミノシクロへギ
サンカルボン酸 (90) 1−アミノシクロへブタン
カルボン酸(91)グリシルプリジン (92)グリシ
ルザルコシン(22) (93)グリシルロイシン (94)グリシルチロシン
(95)グリシルプロリン (96)ザルコシルグリシ
ン(97)β−アラニルヒスチジン (98)リジンパ
ップレシン (99)グルタミン酸ナトリウム (10
0)アデノシン−5−シリン酸 (101)アデノシン
−5−トリリン酸 (102)オキシン−5−スルホン
酸(103)キノリン−2−カルボン酸 (104)キ
ノリン−8−カルボン酸 (105) 4−ヒドロキシ
−1゜5−ナフチリジン (106) 8−ヒドロキシ
−1゜6−ナフチリジン (107) 8−ヒドロキン
−1゜7−ナフチリジン。
N’−ジ−n−プロピルエチレンジアミン (18)
N 、 N’ −シ(2−ヒドロキシエチル)エチレン
ジアミン(19) N 、 N 、 N’ 、 N’−
テトラメチルエチレンジアミン (2の1,2−ジアミ
ノプロパン (21)me so −2,3−ジアミノ
ブタン (22) rac −2、3−ジアミノブタン
(23) )リメチレンジアミン (24)cis
−1、2−ジアミノシクロヘキサン (25)tran
s −1、2−ジアミノシクロヘキサ7 (26)t
rans−1,2−ジアミノシクロへブタン (27)
1゜2.3−1リアミノプロパン (28) 1 、3
−ジアミノ−2−アミノメチルプロパン (29) 3
、3’ −特開昭59−169891(6) ジアミノシクロピルアミン (30)ジ(2−アミノエ
チル)エーテル (31) 2−アミノメチルピリジン
(32) 2 、2−アミノエチルピリジン (33
)ピリジン−2−カルボン酸 (34)ピリジン−2,
6−カルボン酸 (35)ニコチン酸ヒドラジド (3
6)イソニコチン酸ヒドラジド (37)ピリドキサミ
ン(38)ピペリジン−2,6−ジカルボン酸 (39
)ヒスタミン (40) 3−メチルヒスタミン (4
1)イミノジ酢酸 (42)イミノジプロピオンmt
(43) N −メチルイミノジ酢酸 (44)N−
(3,3−ジメチルブチル)イミノジ酢酸 (45)フ
ェニルイミノジ酢酸(46)ヒドロキシエチルイミノジ
酢酸 (47)ヒドロキシエチルイミノジプロピオン酸
(48)ヒドロキシプロピルイミノジ酢酸 (49)
2−ヒドロキシンクロヘキシルイミノジ酢酸 (5のメ
トキシエチルイミノジ酢酸 (51) N −(カルバ
モイルメチル)イミノジ酢酸 (52) 2−エトキシ
カルボニル・アミノエチルイミノジ酢酸 (53)ニト
リロトリ酢酸(54)カルボキシエチルイミノジ酢酸(
55)カルボキシメチルイミノジプロピオン酸(21) (56) N −n−ブチルエチレンジアミントリ酢酸
(57) N−シクロヘキシルエチレンジアミントリ酢
酸(58) f I)シン (59)ガルコシン (6
0)アラニン (61)β−アラニン (62)バリン
(63)ノルロイシン (64)ロイシン (65)
フェニルアラニン(66)チロシン (67)セリン
(68)ホスホセリン(69)スレオニン (70)メ
チオニン (71) 7スパラギンli (72)ア
スパラギン (73)グルタミン酸(74)オルニチン
(75) IJ シン (76)アルギニン(77)
プロリン (78)ヒドロキシプロリン (79)ヒス
チジン (80)ドリフトファン (81) N−エチ
ルグリシン (82) N −n−プロピルグリシン
(83)N−イソプロピルグリシン (84) N 、
N−ジメチルグリシン (85)N、N−ジエチルグ
リシン(86) N 、 N−ビス(2−ヒドロキシエ
チル)グリシン (87) N 、 N−ビス(2−ヒ
ドロキシプロピル)グリシン (as) i−アミノシ
クロペンタンカルボン酸(89)I−アミノシクロへギ
サンカルボン酸 (90) 1−アミノシクロへブタン
カルボン酸(91)グリシルプリジン (92)グリシ
ルザルコシン(22) (93)グリシルロイシン (94)グリシルチロシン
(95)グリシルプロリン (96)ザルコシルグリシ
ン(97)β−アラニルヒスチジン (98)リジンパ
ップレシン (99)グルタミン酸ナトリウム (10
0)アデノシン−5−シリン酸 (101)アデノシン
−5−トリリン酸 (102)オキシン−5−スルホン
酸(103)キノリン−2−カルボン酸 (104)キ
ノリン−8−カルボン酸 (105) 4−ヒドロキシ
−1゜5−ナフチリジン (106) 8−ヒドロキシ
−1゜6−ナフチリジン (107) 8−ヒドロキン
−1゜7−ナフチリジン。
前記第3群に含まれる前記一般式で示されるアスコルビ
ン酸誘導体またはそのアルカリ金属塩の具体的化合物例
としては、L−アスコルビン酸、アラボアスコルビン酸
、エーエリスロアスコルビン酸、α−グルコアスコルビ
ン酸等及びこれらのアルカリ金属塩を挙げることができ
るが、これらのなかでL−アスコルビン酸またはそのア
ルカリ金属塩が特に好ましい。
ン酸誘導体またはそのアルカリ金属塩の具体的化合物例
としては、L−アスコルビン酸、アラボアスコルビン酸
、エーエリスロアスコルビン酸、α−グルコアスコルビ
ン酸等及びこれらのアルカリ金属塩を挙げることができ
るが、これらのなかでL−アスコルビン酸またはそのア
ルカリ金属塩が特に好ましい。
本発明において物理現像液に用いられる好まし(23)
い溶媒としては、純水、アルコール類(例えば、メチル
アルコール、エチルアルコール等)、クリコール類(例
えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール等)
等の極性溶媒を挙げることができ、これらの溶媒は単独
または2種以上を適宜組合せて用いられる。
アルコール、エチルアルコール等)、クリコール類(例
えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール等)
等の極性溶媒を挙げることができ、これらの溶媒は単独
または2種以上を適宜組合せて用いられる。
更に上記物理現像液には、現像剤の他に、現像特性(現
像速度、現像液の保存性向上など)または適当な反射率
、吸光度、分光特性等の光学的特性を得るために、種々
の添加剤を加えることができる。この添加剤の主なもの
としては例えば、アルカリ剤(例えば、アルカリ金属或
いはアンモニアの水酸化物、炭酸塩、リン酸塩)、pH
調整或いは緩衝剤(例えば、酢酸、ホウ酸のような弱酸
、弱塩基またはそれらの塩)、保恒剤(例えば、亜硫酸
塩、酸性亜硫酸塩、ヒドロキシルアミン塩酸塩、ホルム
アルデヒド亜硫酸水素塩付加物、アルカノールアミン亜
硫酸水素塩付加物等)を挙げることができる。
像速度、現像液の保存性向上など)または適当な反射率
、吸光度、分光特性等の光学的特性を得るために、種々
の添加剤を加えることができる。この添加剤の主なもの
としては例えば、アルカリ剤(例えば、アルカリ金属或
いはアンモニアの水酸化物、炭酸塩、リン酸塩)、pH
調整或いは緩衝剤(例えば、酢酸、ホウ酸のような弱酸
、弱塩基またはそれらの塩)、保恒剤(例えば、亜硫酸
塩、酸性亜硫酸塩、ヒドロキシルアミン塩酸塩、ホルム
アルデヒド亜硫酸水素塩付加物、アルカノールアミン亜
硫酸水素塩付加物等)を挙げることができる。
上記物理現像液における現像剤の温度は現像剤の種類に
より異なシー概に規定はできないが、通常は0.01〜
2.0モル/を程度とされ、現像温度は通常10〜40
℃程度とされる。
より異なシー概に規定はできないが、通常は0.01〜
2.0モル/を程度とされ、現像温度は通常10〜40
℃程度とされる。
本発明光学的情報記録媒体においては、例えば第2図の
銅化合物分散層5を物理現像液中離して、第3図に示す
ように銅化合物分散層が除去された構成としてもよい。
銅化合物分散層5を物理現像液中離して、第3図に示す
ように銅化合物分散層が除去された構成としてもよい。
この物理現像後における銅化合物分散層5を除去する操
作は、例えば剥離または溶解等の方法によって行なうこ
とができる。この剥離操作は、物理現像後の水洗工程に
際して、銅化合物分散層5の親水性コロイド分散媒が溶
解するか、ゾル化する温度にまで水洗時の温度を上昇せ
しめる(以下単に「温水洗浄」という。)ことによシ行
なわれる。この温水洗浄において、記録層4を硬膜剤を
用いて硬化させておくことが好ましく、こうすることに
よって銅化合物分散層5の剥離を効果的に行なうことが
できる。また他の方法としては、銅化合物分散層5を濃
厚な強電界質水溶液に浸漬して膜収縮を起こさせた後に
温水で洗浄することによっても好適に剥離させること(
25) ができる。この場合に用いられる強電界質としては、例
えば硫酸ナトリウムの如き強酸と強塩基とによる塩が好
ましい。また上記強電界質を物理現像液中に含有させて
使用する場合にも同様の効果を得ることができる。上述
の温水洗浄における液温は、例えば銅化合物分散層の分
散媒が親水性コロイドでありこの親水性コロイド分散媒
がゼラチンである場合には、20〜50℃であり、好ま
しくは40±5℃程度である。
作は、例えば剥離または溶解等の方法によって行なうこ
とができる。この剥離操作は、物理現像後の水洗工程に
際して、銅化合物分散層5の親水性コロイド分散媒が溶
解するか、ゾル化する温度にまで水洗時の温度を上昇せ
しめる(以下単に「温水洗浄」という。)ことによシ行
なわれる。この温水洗浄において、記録層4を硬膜剤を
用いて硬化させておくことが好ましく、こうすることに
よって銅化合物分散層5の剥離を効果的に行なうことが
できる。また他の方法としては、銅化合物分散層5を濃
厚な強電界質水溶液に浸漬して膜収縮を起こさせた後に
温水で洗浄することによっても好適に剥離させること(
25) ができる。この場合に用いられる強電界質としては、例
えば硫酸ナトリウムの如き強酸と強塩基とによる塩が好
ましい。また上記強電界質を物理現像液中に含有させて
使用する場合にも同様の効果を得ることができる。上述
の温水洗浄における液温は、例えば銅化合物分散層の分
散媒が親水性コロイドでありこの親水性コロイド分散媒
がゼラチンである場合には、20〜50℃であり、好ま
しくは40±5℃程度である。
本発明光学的情報記録媒体における記録層の厚さは0.
01〜0.5μmであることが好ましく、さらに好まし
くは0.03〜0,2μmである。厚さが0.01μm
未満である場合には塗布むらが顕在化し均−且つ安定な
記録層とすることが困難とカシ、また厚さが0.5μm
を越える場合には記録媒体の反射性が低くなって光学的
読み取シが困難となり、シグナルコントラストが低下す
る場合がある。
01〜0.5μmであることが好ましく、さらに好まし
くは0.03〜0,2μmである。厚さが0.01μm
未満である場合には塗布むらが顕在化し均−且つ安定な
記録層とすることが困難とカシ、また厚さが0.5μm
を越える場合には記録媒体の反射性が低くなって光学的
読み取シが困難となり、シグナルコントラストが低下す
る場合がある。
また記録層中に分散された銅微粒子の平均粒径は、0.
005〜0.2μmであることが好ましく、さらに好ま
しくは0.01〜0.1μmである。平均粒径(26) が0.005pm未満である場合には記録エネルギービ
ーム吸収率及び再生エネルギービーム反射率が低下し、
記録再生は殆ど不可能になることがある。
005〜0.2μmであることが好ましく、さらに好ま
しくは0.01〜0.1μmである。平均粒径(26) が0.005pm未満である場合には記録エネルギービ
ーム吸収率及び再生エネルギービーム反射率が低下し、
記録再生は殆ど不可能になることがある。
一方平均粒径が0.2μmを越える場合には銅微粒子の
凝集に起因した吸収率の低下及び反射率のムラが発生し
、記録再生特性は悪化することがある。
凝集に起因した吸収率の低下及び反射率のムラが発生し
、記録再生特性は悪化することがある。
尚、ここでいう平均粒径とは銅微粒子の最長幅と最短幅
の平均値をいう。またこのような平均粒径をもつ銅微粒
子の粒径分布としては、粒径が揃っているほど好ましく
、通常銅微粒子の総数の60チ程度が平均粒径の±50
%以内にあればよい。
の平均値をいう。またこのような平均粒径をもつ銅微粒
子の粒径分布としては、粒径が揃っているほど好ましく
、通常銅微粒子の総数の60チ程度が平均粒径の±50
%以内にあればよい。
本発明光学的情報記録媒体は、反射光によシ情報の読み
取シを行なう必要上、支持体を通して10〜80%、好
ましくは20〜70%の反射率(何れも再生光に対して
の反射率)を有することが必要である。反射率が10チ
未満である場合にはSN比が低下し、情報の読み取りが
困難となる。
取シを行なう必要上、支持体を通して10〜80%、好
ましくは20〜70%の反射率(何れも再生光に対して
の反射率)を有することが必要である。反射率が10チ
未満である場合にはSN比が低下し、情報の読み取りが
困難となる。
本発明光学的情報記録媒体は、反射率の上昇或いは膜厚
の減少を目的として、必要によシ酸素存(27) 在下着しくけ非存在下で加熱処理を行なってもよい。こ
の場合の好ましい加熱温度範囲は250〜400℃程度
である。
の減少を目的として、必要によシ酸素存(27) 在下着しくけ非存在下で加熱処理を行なってもよい。こ
の場合の好ましい加熱温度範囲は250〜400℃程度
である。
第4図はビット情報が記録された本発明光学的情報記録
媒体の一例を示す断面図であり、この例においては、支
持体1の方向から高密度エネルギービームを照射して記
録層4の照射部分を溶解若しくは吹き飛ばして(blo
w off)ビット7を形成した構成を有する。6は高
密度エネルギービームの照射を示す矢印である。
媒体の一例を示す断面図であり、この例においては、支
持体1の方向から高密度エネルギービームを照射して記
録層4の照射部分を溶解若しくは吹き飛ばして(blo
w off)ビット7を形成した構成を有する。6は高
密度エネルギービームの照射を示す矢印である。
本発明によれば、上記ビット7の低下した反射性を利用
して、書き込み用高密度エネルギービームよりも弱い高
密度エネルギービームにより情報の読み出し、再生を行
なうことができる。
して、書き込み用高密度エネルギービームよりも弱い高
密度エネルギービームにより情報の読み出し、再生を行
なうことができる。
本発明においてビット情報を記録するために用いること
ができる高密度エネルギービームとしては、例えばキセ
ノンランプ、水銀ランプ、アーク灯、レーザー光等を用
いることができ、このうちレーザー光が高密度記録がで
きる点で好ましい。
ができる高密度エネルギービームとしては、例えばキセ
ノンランプ、水銀ランプ、アーク灯、レーザー光等を用
いることができ、このうちレーザー光が高密度記録がで
きる点で好ましい。
レーザー光としては、連続波発振のものでもパルス発振
のものでも用いることができる。使用できるレーザーは
、具体的にはルビーレーザー(波長6943A)、アル
ゴンイオンレーザ−(波長1.06μm)、ヘリウム−
ネオンレーザ−(波長6328A)、クリプトンイオン
レーザ−(波長6471A)、ヘリウム−カドミウムレ
ーザー(波レーザー等を挙げることができる。
のものでも用いることができる。使用できるレーザーは
、具体的にはルビーレーザー(波長6943A)、アル
ゴンイオンレーザ−(波長1.06μm)、ヘリウム−
ネオンレーザ−(波長6328A)、クリプトンイオン
レーザ−(波長6471A)、ヘリウム−カドミウムレ
ーザー(波レーザー等を挙げることができる。
本発明光学的情報記録媒体に記録するための高密度エネ
ルギービーム及び再生するための高密度エネルギービー
ムは、同一種類であっても異なる種類であってもよく、
透明支持体を通して照射することが好ましいが、透明支
持体とは反対側の記録層表面側に直接照射するようにし
てもよい。
ルギービーム及び再生するための高密度エネルギービー
ムは、同一種類であっても異なる種類であってもよく、
透明支持体を通して照射することが好ましいが、透明支
持体とは反対側の記録層表面側に直接照射するようにし
てもよい。
以上本発明について説明したが、本発明光学的情報記録
媒体によれば、記録層が親水性コロイド分散媒中に主と
して銅から成る微粒子が分散されている反射性のもので
あるので、記録層の高密度エネルギービームに対する吸
収率が増大するので(29) 高性能の記録を行なうことができ、しかも反射率が増大
するので高性能の読み出しを行なうことができ、このこ
とによって感度及びSN比の著しい向上を図ることがで
きる。また微粒子の粒子数密度を適宜の範囲内とするこ
とによシ均−性及び安定性の優れたものとすることがで
きる。また記録層における分散媒が親水性コロイドであ
るため、水系塗布によって記録層を得ることができ、こ
の結果製造時において従来のように有機溶媒を用いるこ
とがないことから作業環境の高い安全性を得ることがで
きる。そして微粒子が主として銅から成るものであるた
め、製造コストの低減化を図ることができ、しかも銅は
毒性が少なく取扱い上の安全性が高く、その上銅微粒子
は赤外領域の波長を有する光に感度を示すため、記録及
び読み出しに用いる高密度エネルギービームとして半導
体レーザーを有効に用いることができる。そして銅微粒
子を形成するための材料としてはハロゲン化銅が好まし
いが、このハロゲン化銅は感光性を示さないため明室で
取扱うことができ、製造上のメリ(30) ットが大きい。
媒体によれば、記録層が親水性コロイド分散媒中に主と
して銅から成る微粒子が分散されている反射性のもので
あるので、記録層の高密度エネルギービームに対する吸
収率が増大するので(29) 高性能の記録を行なうことができ、しかも反射率が増大
するので高性能の読み出しを行なうことができ、このこ
とによって感度及びSN比の著しい向上を図ることがで
きる。また微粒子の粒子数密度を適宜の範囲内とするこ
とによシ均−性及び安定性の優れたものとすることがで
きる。また記録層における分散媒が親水性コロイドであ
るため、水系塗布によって記録層を得ることができ、こ
の結果製造時において従来のように有機溶媒を用いるこ
とがないことから作業環境の高い安全性を得ることがで
きる。そして微粒子が主として銅から成るものであるた
め、製造コストの低減化を図ることができ、しかも銅は
毒性が少なく取扱い上の安全性が高く、その上銅微粒子
は赤外領域の波長を有する光に感度を示すため、記録及
び読み出しに用いる高密度エネルギービームとして半導
体レーザーを有効に用いることができる。そして銅微粒
子を形成するための材料としてはハロゲン化銅が好まし
いが、このハロゲン化銅は感光性を示さないため明室で
取扱うことができ、製造上のメリ(30) ットが大きい。
これら本発明を特徴づける効果は、銅以外の他の金属微
粒子分散系薄膜を製造する技術、例えば金属塊の粉砕、
高温焼結、または蒸着法によっては得られないものであ
る。
粒子分散系薄膜を製造する技術、例えば金属塊の粉砕、
高温焼結、または蒸着法によっては得られないものであ
る。
以下本発明の実施例について説明するが、これによシ本
発明が限定されるものではない。
発明が限定されるものではない。
実施例1
塩化金酸に水素化ホウ素す) IJウムを加えて還元反
応せしめて金粒子を得、この金粒子をゼラチン分散媒に
分散せしめてコロイド状金粒子を物理現像核とするゼラ
チン分散水溶液を得た。このゼラチン分散水溶液におい
て、金及びゼラチンの重量濃度はそれぞれ0.095重
量%及び0.025重量%であった。
応せしめて金粒子を得、この金粒子をゼラチン分散媒に
分散せしめてコロイド状金粒子を物理現像核とするゼラ
チン分散水溶液を得た。このゼラチン分散水溶液におい
て、金及びゼラチンの重量濃度はそれぞれ0.095重
量%及び0.025重量%であった。
この水溶液に界面活性剤及び硬膜剤を加えた後、下引加
工を施した厚さ1.2mのポリメチルメタクリレート板
上に、スピナーを用いて回転数1000〜200 Or
、p、m、で5〜10秒間処理することによって乾燥後
の膜厚が0.05μmになるように塗布し、(31) はぼ無色透明な物理現像核を含んだ層を設けた。
工を施した厚さ1.2mのポリメチルメタクリレート板
上に、スピナーを用いて回転数1000〜200 Or
、p、m、で5〜10秒間処理することによって乾燥後
の膜厚が0.05μmになるように塗布し、(31) はぼ無色透明な物理現像核を含んだ層を設けた。
次に下記の組成の溶液を用いて、天真化銅σ)乳剤を調
製した。
製した。
溶液1 オセインゼラチン 501(
純水 100M
溶液1の温度を45℃に保ち、攪拌しつつ溶液2及び溶
液3の温度を40℃に保ちながら両液を・溶液1に同時
に添加した。溶液2は毎分525−の速さで3分間かけ
て添加し、溶液3は毎分40〇−の速さで5分間かけて
添加を行なった。物理熟成時の温度を45℃に保ち、溶
液3の添加終了後10分間物理熟成を続けた。その後脱
塩、水洗処理を行ない天真化銅σ)乳剤を得た。
液3の温度を40℃に保ちながら両液を・溶液1に同時
に添加した。溶液2は毎分525−の速さで3分間かけ
て添加し、溶液3は毎分40〇−の速さで5分間かけて
添加を行なった。物理熟成時の温度を45℃に保ち、溶
液3の添加終了後10分間物理熟成を続けた。その後脱
塩、水洗処理を行ない天真化銅σ)乳剤を得た。
この天真化銅σ)乳剤を前記物理現像核層上に塗布した
。
。
これを露光することなく下記組成の現像液(pH=8.
4)にて温度25℃で3分間に亘る現像を行なった。そ
の後温度37℃の温水で水洗して乳剤層を剥離除去して
試料を得た。
4)にて温度25℃で3分間に亘る現像を行なった。そ
の後温度37℃の温水で水洗して乳剤層を剥離除去して
試料を得た。
(但し合計で1000 m)
この試料を支持体であるポリメチルメタクリレート板を
通して観察すると、金属光沢を有する銅鏡が発生してお
シ、波長633nmの光における反射率は40%であっ
た。また記録層の厚さは0.12m1記録層中の銅微粒
子の平均粒径は0.04μm、粒子数密度は2 X 1
0”個/cIn3であった。
通して観察すると、金属光沢を有する銅鏡が発生してお
シ、波長633nmの光における反射率は40%であっ
た。また記録層の厚さは0.12m1記録層中の銅微粒
子の平均粒径は0.04μm、粒子数密度は2 X 1
0”個/cIn3であった。
前記試料に対して、1.4μ径のビーム径に集光したヘ
リウム−ネオンレーザ−光を回転鏡を用いて’to、o
m/sの走査速度で走査し、音響光学変調(33) 素子により200nsecのパルス信号を与えて、ピッ
トを形成させる書き込み記録を行なった。その結果、反
射性の差異が顕著である記録面となって良好々シグナル
コントラストが得られ、容易に光学的読み取りが可能で
あった。このときの書き込みのしきい値レーザーパワー
は記録面において3、Oni:W程度であシ、0.8m
5Wにおいて良好な再生信号が得られ、記録再生SN比
は50デシベル以上であった。
リウム−ネオンレーザ−光を回転鏡を用いて’to、o
m/sの走査速度で走査し、音響光学変調(33) 素子により200nsecのパルス信号を与えて、ピッ
トを形成させる書き込み記録を行なった。その結果、反
射性の差異が顕著である記録面となって良好々シグナル
コントラストが得られ、容易に光学的読み取りが可能で
あった。このときの書き込みのしきい値レーザーパワー
は記録面において3、Oni:W程度であシ、0.8m
5Wにおいて良好な再生信号が得られ、記録再生SN比
は50デシベル以上であった。
実施例2
実施例1における現像液の代わりに下記組成の現像液を
用いた他は実施例1と同様にして試料を得た。この試料
の波長633nmの光における反射率は43%であった
。
用いた他は実施例1と同様にして試料を得た。この試料
の波長633nmの光における反射率は43%であった
。
現像液 トリエチレンテトラミン 0.2モル(
純水 多量
(但し合計で1000 m)
この試料について実施例1と同様にして記録再生を行な
ったところ実施例1と同様の良好な再生信号が得られ、
記録再生SN比は48デシベルで(34) あった。
ったところ実施例1と同様の良好な再生信号が得られ、
記録再生SN比は48デシベルで(34) あった。
実施例3
物理現像核としてコロイド状金粒子の代わりに硫化パラ
ジウム核を用いた他は実施例1と同様にして試料を得た
。この試料の波長533 nmの光における反射率は4
7%であった。
ジウム核を用いた他は実施例1と同様にして試料を得た
。この試料の波長533 nmの光における反射率は4
7%であった。
この試料について実施例1と同様にして記録層−生を行
なったところ実施例1と同様の良好な再生信号が得られ
、記録再生SN比は46デシベルであった。
なったところ実施例1と同様の良好な再生信号が得られ
、記録再生SN比は46デシベルであった。
第1図は物理現像前の光学的情報記録媒体前駆体の断面
図、第2図は物理現像後の本発明に係る光学的情報記録
媒体の断面図、第3図は物理現像の後、銅化合物分散層
が除去された後の本発明に係る光学的情報記録媒体の断
面図、第4図は高密度エネルギービーム照射後の本発明
に係る光学的情報記録媒体の断面図である。 1・・・支持体 2・・・物理現像核を含んだ
層3・・・銅化合物分散層 (35) 4・・・記録層(物理現像後の物理現像核を含んだ層)
5・・・物理現像後の銅化合物分散層 6・・・高密度エネルギービーム 7・・・ピット 孝1図 孝2図 第3図 稟4図 手続補正書。ア。 昭和58年11月14日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願第42202 号2・発明
の名称 光学的情報記録媒体3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 1 ヶ 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号&
1″/基(名称)(127)小西六写真工業株式会社4
、代理人 5、 補正命令の日付 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 (1)明細書の全文 (2)図面の第5図 8 補正の内容 (2)図面の第5図を別紙のように補充する。 (1) (訂正)明 細 書 1、発明の名称 光学的情報記録媒体2、特許請求の
範囲 ■)高密度エネルギービームな用いて情報の記録再生を
行なう光学的情報記録媒体において、主として銅から成
る反射性の微粒子が親水性コロイド中に含有されて成る
反射性記録層を有することを特徴とする光学的情報記録
媒体。 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は、レーザービーム等の高密度エネルギービーム
を照射することによって情報の記録・再生を行なう光学
的情報記録媒体に関し、更に詳しくは、記録層が、主と
して銅から成る微粒子が親水性コロイド中に分散されて
成る光学的情報記録媒体に関するものである。 〔従来技術〕 音声、映像等の情報をピット(凹部)またはブロック(
凸部)の形状、寸法等の変化として光学的に記録し、ま
た光学的に取出して音声、映像信号に変換して再生する
方式に用いられる光学的情報記録媒体における記録層と
しては、従来から種々の組成のものが知られているが、
その−例として、テルル、ビスマス、セレン等の半金属
、またはこれらの酸化物(山下ら、第28回応用物理関
係連合講演会講演予稿集第141頁(1981)、セレ
ンーテルルーヒ素(M、Terace et al、、
P、Apl)l・Phy s。、50.第6881頁
(1979))、テルルーヒ素等のカルコゲン系化合物
より成る薄膜記録層がある。しかしながらこのような薄
膜記録層は、製造工程において真空装置を用いるために
、記録層を連続的に大量生産することが困難であり、し
かも記録層に含有された化合物の酸化による劣化が原因
となって記録情報の再生時における誤まり率が増大し、
更に用いる化合物の中には有毒なものも多く、安全性に
対する信頼度が低いという欠点を有している。 これらの欠点を解消したものとしては、特開昭57−1
2425号、同57−24290号及び同57−399
89号の各公報に開示されているように、パ(3) イングー中に平均粒径50nm以下の金属微粉末を分散
して成る記録層を有する光学的情報記録媒体がある。し
かしながら、この記録媒体は黒体微粉末を分散して成る
記録層を有しており、レーザービーム照射による記録層
の反射性増大によって記録を行なう方式に用いられるも
のであるため、記録層の反射性低下によって記録を行な
う方式に用いられる記録媒体に比して、トラッキング信
号が得られにくいという欠点を有している。 記録層の反射性低下によって記録を行なう方式に用いら
れる記録媒体の具体的−例としては、特開昭56−10
491号公報に開示されたものを挙げることかで−きる
。この記録媒体は、重合体から成るバインダー中に金属
またはその酸化物の微粒子を分散させた記録層を有する
ものであり、金属またはその酸化物の微粒子は20〜1
50Aの粒径を有するものである。しかしながら、この
記録媒体は、有毒な有機溶媒を用い、金属力ルゼニルを
出発原料として微粒子を形成して製造されるので、製造
時の作業環境に問題を生じるばかりでなく、微(4) 粒子が不安定であって速やかに酸化され、記録層が厚さ
方向について不均質となる欠点がみられ、また金属また
はその酸化物の微粒子の分散媒としてのノ々イングーが
、親油性重合体であるので、いわゆる水系塗布ができず
製造時の作業環境が衛生の面からも好ましくない。更に
この記録層はその反射率が80チ以下と低いため1反射
光読み出し型光学的情報記録媒体としては好ましくない
。 記録層の反射性低下によつ工記録を行なう方式に用いら
れる記録媒体の他の具体例としては、特開昭55−10
8995号、同56−88995号、同56−4929
6号及び同56−492.97号の各公報に開示された
ものを挙げることができる。この記録媒体は、支持体上
に設けられたハロゲン化銀乳剤層表面近傍に写真的な化
学現は及び物理現数によシ反射性銀粒子を析出させた記
録層を有するものであり、銀に比して熱絶縁性に優れた
ゼラチンを含有する点で、高感度な光学的情報記録媒体
であるということができる。しかしながら、この記録媒
体においては、その記録NIは8〜6μmの厚さを(5
) 有しているため、感夏に限界がみられるばかりでなく、
厚さ方向において銀濃匣に勾配が生じ、その表面近傍の
みが高反射性となるので、支持体を通して記録・再生を
行なう方式には適用することが困難である。 一方、上述の従来技術を開示した各公報においては、主
として支持体上の記録層表面が反射性となる記録媒体に
ついてのみ記載されておシ、このような記録媒体は、塵
埃から記録層表面のビットを保欣するために、酸化シリ
コ/或いはポリメチルメタクリレート等の保護層が設け
られるかまたは記録媒体全体がカプセル化されているこ
とが必要であシ、従って保S層を塗設する工程またはカ
プセル化する工程などの工程が必要となる。 このような煩雑さを避けるためにポリメチルメタクリレ
ート或いはガラス等の透明支持体を通して記録する方法
が通常用いられ、この場合記録媒体の両側に透明支持体
を重ねて用いること等が知られている。 本発明者等は、斯かる透明支持体を通して光学的な記録
・再生を行なうのに適切な記録媒体を特願昭57−43
305号明細書によって提案した。この記録媒体は、透
明支持体と記録層との界面近傍の反射性を増大させ、実
用可能な反射性を当該界面近傍に生じさせるように透明
支持体上に薄膜の物理現像核層を設けたものである。こ
の記録媒体は、透明支持体を通して反射光により情報を
読み取り、充分なシグナルコントラストを得るために必
要な反射性を有している。 本発明者等は上述の先提案技術に係る記録媒体について
研究を続けた結果、主として銅より成る微粒子が親水性
コロイド中に含有されて成る記録層を有する光学的情報
記録媒体が、銀、金、Aラジウム、コ・9ルト、ニラグ
ル等を用いたものに比して極めて安価であり、水銀、鉛
を用いたものに比して毒性が十分に少なく作業環境の衛
生の点から好ましいものであり、しかも高感度で安定性
に優れていることを見出し本発明を完成するに至った。 銅を利用した記録材料としては、従来、ハロゲ(7) ン化第−銅粒子を高分子量物質中に分散せしめて成る、
感光性の画像形成用乳剤層を有するものが知られており
、例えば文献Poznan TowarzPrzyja
ciof Nauk、 Prace Komisji
Mat、Przyrod。 7、第23頁(1956)には、濃度lOチのゼラチン
水溶液中にCuC1の結晶を粉砕したものを分散せしめ
て成る乳剤層が開示されている。また西独特許第950
428号明細書(1956年)においては、臭化第二銅
(CuBr2)と亜硫酸ガス(802)或いは硫化水素
(H2S )との反応によって生成する臭化第一銅(C
uBr) ヲポリビニルアルコール中に分散せしめた
乳剤層が開示されている。これらの乳剤層は主として感
光性写真要素としては有用であるが、現像後の粒状状態
の点で問題があるために光学的情報記録媒体の要素とし
ては実用に供することができない。即ち、現像された銅
粒子の粒径が大きくてしかも分散状態が不均一であり、
これらが極めて重大なノイズの原因となる。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、支持体を通しての記録及び再(8) 生ビームに対する吸収率及び反射率の大きい記録層を有
し、均−性及び安定性に優れた記録層を有する光学的情
報記録媒体を提供するにある。 本発明の他の目的は、いわゆる水系塗布によって記録層
を得ることができ、しかも安価で、その上毒性が少なく
て製造時において作業環境上の安全性が高く環境汚染を
招来することがない光学的情報記録媒体を提供するにる
る。 〔発明の概要〕 本発明の上記目的は、高密度エネルギービームを用いて
情報の記録再生を行なう光学的情報記録媒体において、
主として銅から成る反射性の微粒子が親水性コロイP中
に含有されて成る反射性記録層を有することを特徴とす
る光学的情報記録媒体によって達成される。 〔発明の構成〕 本発明においては、透明支持体上に、主として銅から成
る反射性の微粒子が親水性コロイド中に含有されて成る
戊射、性記録層を設けて光学的情報記録媒体を構成する
。 (9) 本発明の好ましい実施態様においては、記録層の厚さが
0.01〜0.5μmであり、銅微粒子の平均粒径が0
.005〜0.2μmであシ、記録層が物理現隊核麿を
物理現像することによって得られた層であシ、爽には支
持体が高密度エネルギービームに対して実質的に透明で
あり、かつ支持体を通して記録・再生される方式に用い
られるものであることである。東だ銅微粒子の粒子数密
度が1×1015〜B 1×10 個/釧であることが好ましい。このように粒
子数・密画をI:制、御することによって、記録層にお
ける記録ビームの吸収率がよシ向上し、かつ支持体側の
記録1−界面近傍での反射性向上及び反射ムラの減少が
みられ、感度及びSN比をよシ高くでき、*に均−性及
び安定性に優れた記録媒体となる。 本発明において、記録層を、支持体上に塗設された物理
机1象核層を物理現鍬することによって得られた反JR
性のものとする勘合には、親水性コロイドを含む物理現
蘭核鳩中に含有される銅微粒子数を一定に保ちつつ、物
理現像によってその平均粒径を増大せしめることができ
るため、均一分散性の良好な記録t―を容易に製作する
ことができる。 本発明において物理現1象による記録層を用いるときに
は、物理現像核層中の物理現像核@度、物理現鍬核層の
厚さ及び物理机は条件を制御することによって、好適な
粒子数密度を有する銅微粒子を分散して成る記録層を得
ることができる。同、銅微粒子の粒子数密度は、得られ
た記録媒体の記録層の岸さ、記録層中に含廟される銅の
量及び銅微粒子の平均粒径を5例えば電子顕微鏡によっ
て測定することによシ谷易に計算することができる。 以下1図面によυ本発明を更に詳細に説明するが1本発
明はこれらの構成に限定されるものではない。 第1図は1本発明に係る光学的情報記録媒体前駆体(物
理机隊する前の媒体を光学的情報記録媒体前駆体と称す
。)の構成の一例を示す断面図である。図において、1
は支持体、2は物理現像核を含んだ物理現鍬核層で、親
水性コロイド分散媒中に物理現像核を分散せしめた層で
あり、8は上(11) Hr2物理机隊核層2上に積層して設けられた銅化合物
含有層である。 以上において、支持体の材質としては、高密度エネルギ
ービームに対して実質的に透明なものであれは任意のも
のを用いることができ、その具体例としては、トリ酢酸
セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチル
メタクリレート、ポリカーゼネート、セラミック、ポリ
イミド樹脂、ガラス、金属等を挙げることができる。支
持体は特に下引処理されていることが必ずしも必要では
ないが、下引処理されているものが好ましい。この場合
の下引処理剤としては1例えはシランカッシリング剤、
ケイ酸塩及びチタンカップリング剤等を用いることがで
き、特に米国特許第8,661.5 s 4号明細誉に
記載されているシランカップリング剤が好ましい。 また、コロナ放電処理、プラズマ放電処理、イオンボン
バードメントなどの狭面処理が接層性改良のために支持
体になされていてもよい。また記録および再生位置の正
確な収冗のだめの案内溝−(1z) (微細なレリーフ状)を有する支持体も同様に用いるこ
とができる。 前記物理現像核層の形成に使用される物理現鍬核物質と
しては、公知の物理現像核物質の倒れのものをも用いる
ことができる。 例えば、その一群として重金属のサルファイド類(例え
ば、亜鉛、クロム、カリウム、鉄、カドミウム、コノ々
ルト、ニッケル、鉛、アンチモニイ、ビスマス、et、
セリウム、ヒ素、銅及びロジウムのサルファイド)が好
ましく、この地雷金属のセレナイド(例えは、鉛、亜鉛
、アンチモニイ及びニッケルのセレナイ)″)が挙けら
れる。 別の一群の有用な物理現像核物質としては、銀。 金、白金、パラジウム、水銀の如き責金橋が享げられ、
これらは親水性コロイド中にコロイド粒子として存在せ
しめられることが好ましい。また。 このような金属の塩、好ましくは硝酸銀、塩化金及び硝
酸金の如き簡単な無機のしかも容易に還元し得る塩も物
理現像核物質として有用である。 他の一群の有用な物理現区核物質としてはチオ(18) 化合物5例えば銀チオオ千ザート及びその鉛及びニッケ
ル錯塩、チオアセトアミド等を挙けることができる。 本発明において、物理現像核は、前記した各種の重金楓
、賃金風及びこれらのサルファイド類うセレナイド類等
を蒸着法、ス・ぐツタリング法、化学的気相成長法等の
適宜の方法によって支持体上に設けることもできる。こ
のような蒸着法、スパッタリング法、化学的気相成長法
等の方法は尚該物理現は核を含んだ層を非常に薄くでき
。したがって記録用ビームのエネルギーを有効に利用す
る上で利点があり、この場合の膜厚は5〜1000Xで
あシ、好ましくは20〜500Xである。好ましい物理
現l核物質は5重合域サルファイド、例えは亜鉛、カド
ミウム、銀、鉛等のサルファイド及び銀、金、パラジウ
ム、銅等の金槁である。 前記物理現像核を形成する微粒子の粒径は効果的な物理
現像を竹なうためには充分に小さいことが必要であp、
o、ooz〜0.2μmであり、好ましくは0.01〜
0.05μmである。 上記の如き物理現数核層を支持体上に設ける方法は任意
である。例えば〔1]上記物理現鍬核物質を親水性コロ
イド分散媒中に分散した液を支持体上に塗布することに
よって物理現数核層を得てもよいし、〔2〕支持体上に
上記物理現l核物質の薄膜を蒸着法又はスパッタリング
法によって形成した後に、親水性コロイド分散媒をオー
ツ々コートすることによって物理現1象核層を得てもよ
いし、〔8〕またこれとは逆に、親水性コロイド分散媒
を支持体上に塗布してから物理現1象核物員の薄膜を蒸
着法又はスパッタリング法によって形成して物理現像核
層を得℃もよい。これらのうち好ましいのは上記〔1〕
又は(Z)の方法である。なお前記蒸着法、スパッタリ
ング法に代えて化学的気相成長法や゛散相形成法等を用
いてもよい。また、このとき用いる塗布法としては、プ
レー1′塗a、エアーナイフ塗布、ノ々−塗布、ロール
塗布、カーテン塗布及びスピナー塗曲などの任意の塗布
方式を採用できる。 このようにして得られる物理現数核層の膜厚は0.01
〜0.5 ttm 8 Kであシ、好ましくはO,Ol
〜0.1 μm(15) である。 前記物理現(8)核層を形成するコロイド分散媒として
は、物理3A鐵核がコロイド粒子とじ又安定に均一に在
任し得るような公知の親水性コロイドを使用することが
でき、その具体例としては1例えはゼラチン、アルカリ
処理ゼラチン、酸処理ゼラチン及びゼラチンtj24体
、コロイド状アルゾミン。 カゼイン、セルロース訪導体(カルボ千ンメチルセルロ
ース、ヒドロ千ジエチルセルロース等)5I!!訪導体
(アルギン酸す) IJウム5fs粉蒋導体等)。 合成親水性高分子(ポリ−N−ビニルピロリドン。 ポリアクリル酸共重合体)畳を早けることができる。こ
れらは必要に応じて2柚以上を組合せて用いることもで
きる。これらのコロイド分散媒の中好ましいものは熱伝
導性の悪い親水性コロイドであシ、モノマーユニットと
して少なくともアクリル酸の塩またはメタクリル酸の塩
を含有する共重合体組成のアクリル酸佃脂、水浴性のセ
ルロース防導体及びゼラチンが望ましい。これに対し、
疎水性の局分子物質は保諌コロイド性が弱く、かつ。 (16) 銅イオンの拡散を伴う物理現像の進行を妨けるので、用
いられない。 前記銅化合物含有層、即ち上記物理現像核層の物理現像
核に物理現像によって銅原子を供給する層の形成に用い
る銅化合物としては、 CuC1,CuBr。 Cur等のハロゲン化第−銅またはこれらの混晶体。 CuSCNまたはCuC12、CuBr2. CLII
2等のハロゲン化第二銅ずたはこれらの混晶体、 C
uSO4,Cu(NO5) 2等を用いることができる
。特に銅原子の物理現は核への供給を効率良く行なうた
めには前記銅化合物含有層が難溶性の塩の分散層である
ことが好ましく、この場合には特にハロゲン化第−銅が
好適に用いら(する。 前記銅化合物は、物理机鍬核層中に含まれていてもよく
、物理現1象核階上に別の含有層として設けられていて
もよい。 本発明において好ましく用いられるハロゲン化第−銅乳
剤は特願昭56−24669号明細書及びその引用外献
し記載烙れ工いる方法により調製することができる。即
ち、靭水性冒分子化合物を含(17) 有する酸性水溶液中において、二価の銅イオンを還元剤
によって還元することによりハロゲン化第−銅乳剤を得
る。 第2図は、前記光学的情報記録媒体前駆体を物理現像し
た後の光学的情報記録媒体の構成の一例を示す断面図で
ある。図において、4は物理現像により銅が供給されて
反射性を呈し、当初の物理現像核を含んだ層が変化した
ところの記録層であり、この記録層4の支持体側界面近
傍においても物理現像が進行しこの記録層4全体に銅微
粒子が存在している。5は物理現像の結果として銅の量
が減少した銅化合物分散層である。 前記記録層4の形成のための物理現像は、次のようなメ
カニズムに従って行なわれる。 (1)矩化合物含市層に言まれる銅化合物による第一銅
イオン又は七の鰯イオンの生成及びそれらイAン槓の物
理机隊核への拡散過程 (2) ?!I理机隊核上における第一銅イオン檎よ
り生成した金M鉋の成長過程 第1の遇@(1)は、矩化合物せ有層の銅化合物が第一
銅化合物である場合には、それが現1象液に溶解し拡散
する過程であり、一方銅化合物が第二銅化合物である場
合にはそれが現数液に溶解した上。 現1象液中に含有される適当な還元剤によって第二銅イ
スンが第一銅イオンとなり、これが拡散する過程である
。 また第2の過程(2)は、下記式による第一銅イオンの
不均化反応の生ずる過程である。 2Cu十#Cu十Cu2+ 斯かる不均化反応を利用することにより、銅イオンを還
元することにより金属鋼を生成せしめる方法に比し工極
めて有利に物理現数を達成することができる。即ち、銅
イオンの還元反応における標準水素電極を基準とする標
準単極電位Eは次の迫りである。 Cu++e−#Cu E=0.520(V)Cu”
+ 2e’−ミCu E=0.837 (V)
このように銅の標準単極電位Eの値は決して大きなもの
ではなく、従って矩イオンを還元反応によって還元する
ためには還元力の和尚に大きい還元(19) 剤を用いることが必要となるが、斯かる還元剤を用いる
ことは実用上困難な問題を伴う。 上述の不均化反応を促進するためには、第一銅イオンC
u+の濃度が高いこと、第二銅イオンCu2+が糸外に
除去されればよいが、ハロゲン化第1銅化合物は例えは
ハロゲン化銀に比して水に対する溶%度が高く、従つ1
適用された現数液における第一銅イオンを高#I!度に
維持することが容易である。また第二銅イオンの除去は
、これと油体を形成する千レート剤を用いて行なうこと
ができる。 以上のように、記録層の形成のだめの物理現数は、第一
銅イオンの不均化反応によるものであり。 従来の銀を利用するもののように還元反応による現像で
はない。即ち、ハロゲン化鯛乳剤による物理現1欣は、
kg+卸合体の物理現1象核への拡散とそこでの還元反
応によって行なわれる(例えば。 T、H,James、”The ’l’heory o
f the PhotographicProcess
”第16章(1966)及び特開昭56−4916号公
報参照)。これは欽イオ/の標準水素電極が豹υ、s
o o(v)と高くて容易に還元されるからである。 (20) 以上のことから、前記記録層の形成のための物理現像に
は、既述の第1の過程及び第2の過程の進行を促進する
化合物を含有する現像液を用いることが必要であり、具
体的には、第一銅イオンに対しては適当な大きさの配位
能を有し、第二銅イオンに対しては一層大きな配位能を
有する化合物または化合物系を含有する現像液が好まし
く用いられる。更に、銅イオンの源が第二銅化合物であ
るときには、第一銅イオンに還元するために必要な、従
って適当な大きさの還元性を有する化合物を含有する現
像液が用いられる。 物理現像のために好適に用いることができる物理現像液
は、下記に示す第1群、第2群及び第3群から選ばれた
少なくとも1種類を現像剤として含有するアルカリ性水
溶液である。 gi群: 4−アミンフェノール類及び3−ピラゾリン
類 第2群ニアミノ酸誘導体、脂肪族カルゼン酸、オキクカ
ルゼン酸、ケトカルゼン酸、芳香族カルメン酸、アミン
類、キノリン誘導(21) 体、アミノカルボン酸及びピリジン誘導体 第3群二下記一般式で示されるアスコルビン酸誘導体及
びそのアルカリ金属塩 一般式 〔式中、Rは水素原子または水酸基を表わし、nは1〜
4の正の整数を表わす。但し、nwlのときはRは水酸
基のみを表わす。〕 また必要に応じて前記3種の群から選ばれた少なくとも
2種類以上のものを組み合せて用いてもよい。 前記第1群に含まれる4−アミンフェノール類の中で好
ましく用いられる具体的な化合物としては、4−N−メ
チルアミンフェノール・ヘミスルフニー)(通称メトー
ル)、4−N−ベンジルアミノフェノール塩酸塩、4−
N、N−ジエチルアミノフェノール塩酸塩、4−アミン
フェノール硫酸塩、l−オキシメチル−4−アミンフェ
ノール塩酸塩、2,4−ジアミノフェノール、4−N−
カルシキクメチルアミノフェノール・p−オキシフェニ
ルグリシン等を挙げることができ、3−ピラゾリン類の
中で好ましく用いられる具体的な化合物としては、■−
フェニルー3−ピラゾリb%ン、4.4−ジy’fルー
l−フェニルー3−ビラソリPン、4−メチル−フェニ
ル−3−ピラゾリン類を挙げることができろ。 前記第2群に含まれる化合物の好ましく用いられる具体
例を以下に示す。 マロン酸、クエン酸、オキサル酢酸、サリチル酸、5−
スルホサリチル酸、α−カルデキシー0−7=ス11L
N、N’−ジ(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミ
ン、ジ(2−アミノエチル)エーテル、2−アミノメチ
ルビリジン、2.2−アミノエチルピリジン、ピリジン
−2−カルボン酸、ピリジン−2,6−カルーン酸、ニ
コチン酸ヒPラジド、イソニコチン酸ヒPラジド、ビリ
Pキサミ(23) ン、ピペリジン−2,6−ジカルボン酸、ヒスタミン、
3−メチルヒスタミン、イミノジ酢酸、イミノジプロピ
オン酸、N−メチルイミノジ酢酸、N−(3,3−ジメ
チルブチル)イミノジ酢酸、フェニルイミノジ酢酸、ヒ
ドロキシエチルイミノジ酢酸、ヒドロキクエチルイミノ
ジプロピオン酸、ヒドロキシゾロビルイミノジ酢酸、2
−ヒドロキシシクロヘキシルイミノジ酢酸、メトキシエ
チルイミノジ酢酸、N−(カルバモイルメチル)イミノ
ジ酢酸、2−エトキシカルシニル・アミノエチルイ ミ
、ノンジ酢酸1、ニトリロトリ酢酸、カルぜキシエチル
イミノジ酢酸、カルゼキシノチルイミノジプロビオン酸
、N−n−ブチルエチレンシアミントl)酢酸、N−シ
クロヘキシルエチレンジアミントリ酢酸、β−アラニン
、フェニルアラニン、チロシン、ホスホセリン、メチオ
ニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、オルニチン、リ
ジン、アルギニン、ソロリン、ヒドロキシプロリン、ヒ
スチジン、トリプトファン、l−アミノシクaペンクン
カルゼン酸、1−アミノシクロヘキサンカル(24) カ?/酸、1−アミノシクロへブタンカル)」7ン酸。 β−アラニルヒスチジン、リジンパップレシン。 グルタミン酸ナトリウム、アデノシン−5−シリン酸、
アデノシン−5−トリリン酸、オキジン−5−スルホン
m、−F−ノリンー2−カルボン酸。 千ノリンー8−カルデン酸、4−ヒドロ千シー1゜5−
ナフチリジン、8−ヒドロ千ジー1.6−ナフチリジン
、8−ヒドロ千シー1.7−ナフチリジン。 前記第8群に含まれる前記一般式で示されるアスコルビ
ン酸綽導体またはそのアルカリ金属塩の具体的化合物例
とjしては1、L−アスコルビン酸、アラボアスコルビ
ン削、1−エリスロアスコルビン酸、α−グルコアスコ
ルビン敵等及びこれらのアルカリ金属塩を挙けることが
できるか、これらのナカでL−アスコルビン酸またはそ
のアルカリ金属塩が特に好ましい。 本発明におい℃物理現像液に用いられる好ましい溶媒と
しては、純水、アルコール類(例えは。 メチルアルコール、エチルアルコール等)、グリコール
61(側光14.エチレンクリコール、シエチ(25) レンゲリコール等)等の極性溶媒を挙げることができ、
これらの溶媒は単独または2柚以上を適宜組合せて用い
られる。 史に上記物理現数液には、現像剤の他に、現1象特性(
現(数速度、現数液の保存性向上など)またf′i過当
な反射率、吸光度1分光特性等の光学的特性を得るため
に1種々の添加剤を加えることができる。この添加剤の
主なものとしては例えは、アルカリ剤(例えは、アルカ
リ金属或いはアンモニアの水酸化物、炭酸塩、リン酸塩
)、pH調整或いは緩衝剤(例えは、酢酸、ホウ酸のよ
うな弱酸。 弱塩基またはそれらの塩)、保恒剤(例えは、亜硫酸塩
、削性亜硫酸塩、ヒドロ千ジルアミン塩敏塩、ホルムア
ルデヒド亜硫酸水素塩付加物、アルカノールアミン亜硫
酸水素塩付加物等)を挙げることができる。 上記物理机(家液氏おける現像剤の磯度は現像剤の極短
により異なり一部に規定はできないが1通常は0.01
〜2.0モル/l程度とはれ、境鐵温度は通常lO〜4
0C程度ときれる。 また既述の如き現像液を用いず、前記銅化合物含有層中
に現像剤の一部若しくは全部の成分を含有せしめておき
、銅化合物を溶解するアルカリ溶液を上記現数液と同様
に作用させることによシ。 所期の物理現数を行なうことも可能である。 史に、光学的情報記録媒体前駆体において銅化合物含有
層を設けず、銅イオンを含有する現像用液体を用いて直
接物理現録核に銅原子を供給する溶液物理現1象法を利
用してもよい。 本発明光学的情報記録媒体においては1例えは第2図の
銅化合物含有層5を物理現1後剥離して。 第3図に示すように銅化合物含有層が除去された構成と
してもよい。この物理現像後における銅化合物含有層5
を除去する操作は1例えは剥離または溶解等の方法によ
って行なうことができる。この剥離操作は、物理現1象
後の水洗工程に際して。 銅化合物含有層5の親水性コロイド分散媒が溶解するか
、ゾル化する温度にまで水洗時の温度を上昇せしめる(
以下単に「温水洗浄」という。)ことにより行なわれる
。この温水洗浄において、配(27) 録rfi4を硬膜剤を用いて硬化させておくことが好ま
しく、こうすることによって銅化合物含有Nk5の剥離
を効果的に行なうことができる。また他の方法としては
、銅化合物含有層5を濃厚な強電異質水溶液に浸漬して
膜収縮を起こさせた後に温水で洗浄することによっても
好適に剥離させることができる。この場合に用いられる
強電界質としては1例えは硫酸す) IJウムの如き強
酸と強塩基とによる塩が好ましい。また上記強電界質を
物理現1象後に含有させて使用する場合にも同様の効果
を得ることができる。上述の温水洗浄における液温は1
例えは銅化合物含有層の分散媒が親水性コロイドであり
この親水性コロイド分散媒がゼラチンである場合には、
20〜50℃であシ、好ましくは40±5C程度である
。 本発明光学的情報記録媒体における記録層の辱さは0.
O1〜0.5μmであることが好ましく、さらに文士ま
しくは0.08〜0.2μmである。厚さが0.01μ
m未満である場合には塗布むらが顕在化し均−且つ安冗
な記録層とすることが困難となシ、また厚さく28) が0.5μmを越える場合には記録媒体の反射性が低く
なって光学的読み取りが困難となり、シグナルコントラ
ストが低下する場合がある。 また記録層中に分散された銅微粒子の平均粒径は、0.
005〜0.2μmであることが好ましく、さらに好ま
しくは0.O1〜0.1μmである。平均粒径が0.0
05μm未満である場合には記録エネルギービーム吸収
率及び再生エネルギービーム反射率が低下し、記録再生
は殆ど不可能になることがある。−力平均粒径が0.2
μmを越える場合には銅微粒子の凝集に起因した吸収率
の低下及び反射率のムラが発生し、記録再生特性は悪化
することがある。 同、ここでいう平均粒径とは銅微粒子の最長幅と最短幅
の平均値をいう。またこのような平均粒径なもつ銅微粒
子の粒径分布としては、粒径が揃っているほど好ましく
、通常銅微粒子の総数の60チ程度が平均粒径の±50
%以内にあればよい。 本発明光学的情報記録媒体は、反射光により情報の読み
取りを行なう必要上、支持体を通して10〜80チ、好
ましくは20〜70係の反射率(何れ(29) も再生光に対しての反射率)を有することが必要である
。反射率が10%未満である場合には8N比が低下し、
情報の読み取りが困難となる。 本発明光学的情報記録媒体は、反射率の上昇或いは膜厚
の減少を目的として、必要により酸素存在下若しくは非
存在下で加熱処理を行なってもよい。この場合の好まし
い加熱温度範囲は250〜400℃程度である。 〔発明の作用・効果〕 第4図はビット情報が記録された本発明光学的情報記録
媒体の一例を示す断面図であり、この例においては、支
持体10方向から高密度エネルギービームを照射して記
録層4の照射部分を溶解若しくは吹き飛ばして(blo
w off )ビット7を形成した構成を有する。6は
高密度エネルギービームの照射を示す矢印である。 本発明によれば、上記ビット7の低下した反射性を利用
して、書き込み用高密度エネルギービームよりも弱い高
密度エネルギービームにより情報の読み出し、再生を行
なうことができる。 本発明においてピット情報を記録するために用いること
ができる高密度エネルギービームとしては、例えばキセ
ノンランプ、水銀ランプ、アーク灯、レーデ−光等を用
いることができ、このうちレーザー光が高密度記録がで
きる点で好ましい。 レーザー光としては、連続波発振のものでもパルス発振
のものでも用いることができる。使用できるレーザーは
、具体的にはルビーレーザー(波長6943A)、アル
ゴンイオンレーザ−(波長4880A、5145A)、
ガラスレーザー(波長1.06 thrn )、ヘリウ
ム−ネオンレーザ−(波長6328A)、クリプトンイ
オンレーザ−(波長6471A )、ヘリウムーカPミ
ウムレーザー(波長4416A、3250A、)、色素
レーザー、半導体レーザー等を挙げることができる。。 本発明光学的情報記録媒体に記録するための高密度エネ
ルギービーム及び再生するための高密度エネルギービー
ムは、同一種類であっても異なる紳類であってもよく、
透明支持体を通して照射することが好ましいが、透明支
持体とは反対側の記(31) 録層表面側に直接照射するようにしてもよい。 以上本発明について説明したが、本発明光学的情報記録
媒体によれば、記録層が親水性コロイP分散媒中に主と
して銅から成る微粒子が分散されている反射性のもので
あるので、記録層の高密度エネルギービームに対する吸
収率が増大するので高性能の記録を行なうことができ、
しかも反射率が増大するので高性能の読み出しを行なう
ことができ、このことによって感度及びSN比の著しい
向上を図ることができる。また微粒子の粒子数密度を適
宜の範囲内とすることにより均−性及び安定性の優れた
ものとすることができる。また記録層における分散媒が
親水性コロイドであるため、水系塗布によって記録層を
得ることができ、この結果製造時において従来のように
有機溶媒を用いることがないことから作業環境の高い安
全性を得ることができろ、そして微粒子が主として銅か
ら成るものであるため、製造コストの低減化を図ること
ができ、しかも鋼は毒性が少なく取扱い上の安全性が高
い。 (8z) またこの褌の光学的情報記録媒体の記録層の分光特性は
1分散された微粒子状の金属がノ々ルク状態で有する複
素屈折率及び充填率、並びに分散媒質の屈折率に依存す
るものであ#) (J、C,MaxwellGarne
t、Ph1los、Trans、R,8oc、Lond
、 20 B第885頁(1904))、そのうち支配
的因子は分散された微粒子状の金属がバルク状態で有す
る複素屈折率である。本発明記録媒体は前述の微粒子状
金属が銅のものであるが、銅の複累屈折率貰を表わす式
1式%) における実数部分ル及び消衰係数にの値は、第1表に示
すように波長によって大きく異なシ、シかも共に示した
銀についてのそれらとも全く異なる。 そしてこのことよシ1本発明記録媒体が従来のバルク金
属が銀であるものでは適用することができなかった波長
の光に対して適用し得るものであることが理解される。 (88) 第1表 具体的には、銀による記録層を壱する記録媒体の分光感
度が、第5図に曲iAで示すように約500〜600n
m付近で最大感度を示すのに対し。 銅による記録層を肩する配卸姪体は、凹肪Bで示すよう
に、約700〜8001Lm付近に最大感度を有するも
のとなり、従って記録及び欣み出しのための高エネルギ
ービームとして1通常赤外領域に発振波長を有する半尋
捧レーザーを利用することができ、これにより、ガスレ
ーザーを用いる場合に比して小型でしかも安価な光学的
情報記録再生装置の実現が可能となる。 銅原子源として用いる銅化合物としてはハロゲン化銅が
好ましいが、このハロゲン化銅は感光性を示さないため
明室で取扱うことができ、製造上のメリットが太きい、 これら本発明を特徴づける効果は、銅以外の他の金属微
粒子分散系薄膜を製造する技術、例えば金属塊の粉砕、
高温焼結、または蒸着法によっては得られないものであ
る。 〔実施例〕 以下本発明の実施例について説明するが、これにより本
発明が限定されるものではない。 実施例1 塩化金酸5重量%水溶液 16m/水素化
ホウ素す) IJウム1重i:チ水溶液 40dバ
インダー水溶液(濃度1重量%) 12−純
水 430fnt(バ
インダーはゼラチン1重量部とポリビニルアルコール誘
導体4重量部との混合物である。)以上の物質を温度2
0℃で10分間攪拌し、金の(35) 濃度が0.095重量%、コロイドの濃度が0.025
重量%、金微粒子の平均粒径が3OAの金コロイド溶液
を得た。 この金コロイド溶液に界面活性剤及び硬膜剤を加え、こ
れを下引加工が施された厚さ1.2 mのポリメチルメ
タクリレート板より成る支持体に、スピンナー塗布装置
によシ乾燥後の膜厚が0.08μmとなるように塗布し
、乾燥して略無色透明の物理現数核層を形成した。 一方1次の組成の溶液A及び溶液Bを調製した。 溶液人:オセインゼラチン 18g臭化カリ
ウム 22.4.9沃化カリウム
0.8i L−アスコルビン酸 82.0g純水
I Z OON溶液B:硝酸第二銅三水
塩 42.4.9純水
6001 溶液Aを温度40Cに保ち、m押下温度を4oCとした
溶液Bを瞬時に添加し、得られた混合溶成の温度を40
0に保って8分間攪拌を続け、その抜(36) 脱塩処理及び水洗処理を行ない、オセインゼラチン24
.9を添加し、超音波分散処理を10分間行ない。 以って天真化第−銅乳剤(総量500ff16)を得た
。 この乳剤は、pHが8.5.含有される銅とゼラチンの
重量比が約0.5.透過型電子顕微鏡写真により測定さ
れたハロゲン化第−銅粒子の粒径が0.05μmのもの
であった。 この天真化第−銅乳剤を上記物理机隊核層上にスピンナ
ー重布装置により乾燥後の膜厚が2.5μmとなるよう
に塗布し、乾燥して銅化合物含有層を形成し、以って光
学的情報記録媒体前躯体を作った。 これを露光することなく下記組成の現像液(pH=8.
4)にて温度25”Cで8分間に亘る現像を行なった。 七の佐温度87Cの温水で水抗しτ乳剤層を剥@除去し
て試料を得た。 (37) (但し合計で1O00rILl) この試料を支持体であるポリメチルツタクリレート板を
通して観察すると、金属光沢を有する銅鏡の形成が認め
られ、波長880 nmの光における反射率は40%で
あった。また記録層の犀さは0.08μm、記録層中の
銅微粒子の平均粒径は0.04μm1粒子数密度はz×
1016個/ cm 5であった。 前記試料をターンテーブル上にセットして回転させ、ビ
ーム径が1.4μmとなるよう集光させた波長880n
mの半導体レーザー光をlQm/、e、の走査速度で走
査し、 1MHzのパルス信号(パルス幅500 n5
ec、)を与えることにより記録層にビットを形成させ
て省き込み記録を行なった。 前起臥科の記録層上におけるレーザー光の強度は、記録
時でlomw、再生時で2mwであシ、記録SN 比ヲ
B OKHzのノ々ンド輻で行なったところ。 45dBであった。 4、図面の簡単な説明 第1図は物理現数前の光学的情報記録媒体前駆体の曲面
図、第2図は物理机隊後の本発明に係る光学的情報記録
媒体の断面図、第8図は物理現像の後、@化合物含有層
が除去された後の本発明に係る光学的情報記録媒体の断
面図、第4図は高密度エネルギービーム照射後の本発明
に係る光学的情報記録媒体の断面図、第5図は記録層の
金属が銀である場合と銅である場合の分光感度を示す曲
線図である。 1・・・支持体 2・・・物理現像核層8・
・・銅化合物含有層 4・・・記録層(物理現数後の物理現像核層)5・・・
物理現像後の銅化合物含有層 6・・・高密度エネルギービーム 7・・・ビット
図、第2図は物理現像後の本発明に係る光学的情報記録
媒体の断面図、第3図は物理現像の後、銅化合物分散層
が除去された後の本発明に係る光学的情報記録媒体の断
面図、第4図は高密度エネルギービーム照射後の本発明
に係る光学的情報記録媒体の断面図である。 1・・・支持体 2・・・物理現像核を含んだ
層3・・・銅化合物分散層 (35) 4・・・記録層(物理現像後の物理現像核を含んだ層)
5・・・物理現像後の銅化合物分散層 6・・・高密度エネルギービーム 7・・・ピット 孝1図 孝2図 第3図 稟4図 手続補正書。ア。 昭和58年11月14日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願第42202 号2・発明
の名称 光学的情報記録媒体3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 1 ヶ 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号&
1″/基(名称)(127)小西六写真工業株式会社4
、代理人 5、 補正命令の日付 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 (1)明細書の全文 (2)図面の第5図 8 補正の内容 (2)図面の第5図を別紙のように補充する。 (1) (訂正)明 細 書 1、発明の名称 光学的情報記録媒体2、特許請求の
範囲 ■)高密度エネルギービームな用いて情報の記録再生を
行なう光学的情報記録媒体において、主として銅から成
る反射性の微粒子が親水性コロイド中に含有されて成る
反射性記録層を有することを特徴とする光学的情報記録
媒体。 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は、レーザービーム等の高密度エネルギービーム
を照射することによって情報の記録・再生を行なう光学
的情報記録媒体に関し、更に詳しくは、記録層が、主と
して銅から成る微粒子が親水性コロイド中に分散されて
成る光学的情報記録媒体に関するものである。 〔従来技術〕 音声、映像等の情報をピット(凹部)またはブロック(
凸部)の形状、寸法等の変化として光学的に記録し、ま
た光学的に取出して音声、映像信号に変換して再生する
方式に用いられる光学的情報記録媒体における記録層と
しては、従来から種々の組成のものが知られているが、
その−例として、テルル、ビスマス、セレン等の半金属
、またはこれらの酸化物(山下ら、第28回応用物理関
係連合講演会講演予稿集第141頁(1981)、セレ
ンーテルルーヒ素(M、Terace et al、、
P、Apl)l・Phy s。、50.第6881頁
(1979))、テルルーヒ素等のカルコゲン系化合物
より成る薄膜記録層がある。しかしながらこのような薄
膜記録層は、製造工程において真空装置を用いるために
、記録層を連続的に大量生産することが困難であり、し
かも記録層に含有された化合物の酸化による劣化が原因
となって記録情報の再生時における誤まり率が増大し、
更に用いる化合物の中には有毒なものも多く、安全性に
対する信頼度が低いという欠点を有している。 これらの欠点を解消したものとしては、特開昭57−1
2425号、同57−24290号及び同57−399
89号の各公報に開示されているように、パ(3) イングー中に平均粒径50nm以下の金属微粉末を分散
して成る記録層を有する光学的情報記録媒体がある。し
かしながら、この記録媒体は黒体微粉末を分散して成る
記録層を有しており、レーザービーム照射による記録層
の反射性増大によって記録を行なう方式に用いられるも
のであるため、記録層の反射性低下によって記録を行な
う方式に用いられる記録媒体に比して、トラッキング信
号が得られにくいという欠点を有している。 記録層の反射性低下によって記録を行なう方式に用いら
れる記録媒体の具体的−例としては、特開昭56−10
491号公報に開示されたものを挙げることかで−きる
。この記録媒体は、重合体から成るバインダー中に金属
またはその酸化物の微粒子を分散させた記録層を有する
ものであり、金属またはその酸化物の微粒子は20〜1
50Aの粒径を有するものである。しかしながら、この
記録媒体は、有毒な有機溶媒を用い、金属力ルゼニルを
出発原料として微粒子を形成して製造されるので、製造
時の作業環境に問題を生じるばかりでなく、微(4) 粒子が不安定であって速やかに酸化され、記録層が厚さ
方向について不均質となる欠点がみられ、また金属また
はその酸化物の微粒子の分散媒としてのノ々イングーが
、親油性重合体であるので、いわゆる水系塗布ができず
製造時の作業環境が衛生の面からも好ましくない。更に
この記録層はその反射率が80チ以下と低いため1反射
光読み出し型光学的情報記録媒体としては好ましくない
。 記録層の反射性低下によつ工記録を行なう方式に用いら
れる記録媒体の他の具体例としては、特開昭55−10
8995号、同56−88995号、同56−4929
6号及び同56−492.97号の各公報に開示された
ものを挙げることができる。この記録媒体は、支持体上
に設けられたハロゲン化銀乳剤層表面近傍に写真的な化
学現は及び物理現数によシ反射性銀粒子を析出させた記
録層を有するものであり、銀に比して熱絶縁性に優れた
ゼラチンを含有する点で、高感度な光学的情報記録媒体
であるということができる。しかしながら、この記録媒
体においては、その記録NIは8〜6μmの厚さを(5
) 有しているため、感夏に限界がみられるばかりでなく、
厚さ方向において銀濃匣に勾配が生じ、その表面近傍の
みが高反射性となるので、支持体を通して記録・再生を
行なう方式には適用することが困難である。 一方、上述の従来技術を開示した各公報においては、主
として支持体上の記録層表面が反射性となる記録媒体に
ついてのみ記載されておシ、このような記録媒体は、塵
埃から記録層表面のビットを保欣するために、酸化シリ
コ/或いはポリメチルメタクリレート等の保護層が設け
られるかまたは記録媒体全体がカプセル化されているこ
とが必要であシ、従って保S層を塗設する工程またはカ
プセル化する工程などの工程が必要となる。 このような煩雑さを避けるためにポリメチルメタクリレ
ート或いはガラス等の透明支持体を通して記録する方法
が通常用いられ、この場合記録媒体の両側に透明支持体
を重ねて用いること等が知られている。 本発明者等は、斯かる透明支持体を通して光学的な記録
・再生を行なうのに適切な記録媒体を特願昭57−43
305号明細書によって提案した。この記録媒体は、透
明支持体と記録層との界面近傍の反射性を増大させ、実
用可能な反射性を当該界面近傍に生じさせるように透明
支持体上に薄膜の物理現像核層を設けたものである。こ
の記録媒体は、透明支持体を通して反射光により情報を
読み取り、充分なシグナルコントラストを得るために必
要な反射性を有している。 本発明者等は上述の先提案技術に係る記録媒体について
研究を続けた結果、主として銅より成る微粒子が親水性
コロイド中に含有されて成る記録層を有する光学的情報
記録媒体が、銀、金、Aラジウム、コ・9ルト、ニラグ
ル等を用いたものに比して極めて安価であり、水銀、鉛
を用いたものに比して毒性が十分に少なく作業環境の衛
生の点から好ましいものであり、しかも高感度で安定性
に優れていることを見出し本発明を完成するに至った。 銅を利用した記録材料としては、従来、ハロゲ(7) ン化第−銅粒子を高分子量物質中に分散せしめて成る、
感光性の画像形成用乳剤層を有するものが知られており
、例えば文献Poznan TowarzPrzyja
ciof Nauk、 Prace Komisji
Mat、Przyrod。 7、第23頁(1956)には、濃度lOチのゼラチン
水溶液中にCuC1の結晶を粉砕したものを分散せしめ
て成る乳剤層が開示されている。また西独特許第950
428号明細書(1956年)においては、臭化第二銅
(CuBr2)と亜硫酸ガス(802)或いは硫化水素
(H2S )との反応によって生成する臭化第一銅(C
uBr) ヲポリビニルアルコール中に分散せしめた
乳剤層が開示されている。これらの乳剤層は主として感
光性写真要素としては有用であるが、現像後の粒状状態
の点で問題があるために光学的情報記録媒体の要素とし
ては実用に供することができない。即ち、現像された銅
粒子の粒径が大きくてしかも分散状態が不均一であり、
これらが極めて重大なノイズの原因となる。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、支持体を通しての記録及び再(8) 生ビームに対する吸収率及び反射率の大きい記録層を有
し、均−性及び安定性に優れた記録層を有する光学的情
報記録媒体を提供するにある。 本発明の他の目的は、いわゆる水系塗布によって記録層
を得ることができ、しかも安価で、その上毒性が少なく
て製造時において作業環境上の安全性が高く環境汚染を
招来することがない光学的情報記録媒体を提供するにる
る。 〔発明の概要〕 本発明の上記目的は、高密度エネルギービームを用いて
情報の記録再生を行なう光学的情報記録媒体において、
主として銅から成る反射性の微粒子が親水性コロイP中
に含有されて成る反射性記録層を有することを特徴とす
る光学的情報記録媒体によって達成される。 〔発明の構成〕 本発明においては、透明支持体上に、主として銅から成
る反射性の微粒子が親水性コロイド中に含有されて成る
戊射、性記録層を設けて光学的情報記録媒体を構成する
。 (9) 本発明の好ましい実施態様においては、記録層の厚さが
0.01〜0.5μmであり、銅微粒子の平均粒径が0
.005〜0.2μmであシ、記録層が物理現隊核麿を
物理現像することによって得られた層であシ、爽には支
持体が高密度エネルギービームに対して実質的に透明で
あり、かつ支持体を通して記録・再生される方式に用い
られるものであることである。東だ銅微粒子の粒子数密
度が1×1015〜B 1×10 個/釧であることが好ましい。このように粒
子数・密画をI:制、御することによって、記録層にお
ける記録ビームの吸収率がよシ向上し、かつ支持体側の
記録1−界面近傍での反射性向上及び反射ムラの減少が
みられ、感度及びSN比をよシ高くでき、*に均−性及
び安定性に優れた記録媒体となる。 本発明において、記録層を、支持体上に塗設された物理
机1象核層を物理現鍬することによって得られた反JR
性のものとする勘合には、親水性コロイドを含む物理現
蘭核鳩中に含有される銅微粒子数を一定に保ちつつ、物
理現像によってその平均粒径を増大せしめることができ
るため、均一分散性の良好な記録t―を容易に製作する
ことができる。 本発明において物理現1象による記録層を用いるときに
は、物理現像核層中の物理現像核@度、物理現鍬核層の
厚さ及び物理机は条件を制御することによって、好適な
粒子数密度を有する銅微粒子を分散して成る記録層を得
ることができる。同、銅微粒子の粒子数密度は、得られ
た記録媒体の記録層の岸さ、記録層中に含廟される銅の
量及び銅微粒子の平均粒径を5例えば電子顕微鏡によっ
て測定することによシ谷易に計算することができる。 以下1図面によυ本発明を更に詳細に説明するが1本発
明はこれらの構成に限定されるものではない。 第1図は1本発明に係る光学的情報記録媒体前駆体(物
理机隊する前の媒体を光学的情報記録媒体前駆体と称す
。)の構成の一例を示す断面図である。図において、1
は支持体、2は物理現像核を含んだ物理現鍬核層で、親
水性コロイド分散媒中に物理現像核を分散せしめた層で
あり、8は上(11) Hr2物理机隊核層2上に積層して設けられた銅化合物
含有層である。 以上において、支持体の材質としては、高密度エネルギ
ービームに対して実質的に透明なものであれは任意のも
のを用いることができ、その具体例としては、トリ酢酸
セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチル
メタクリレート、ポリカーゼネート、セラミック、ポリ
イミド樹脂、ガラス、金属等を挙げることができる。支
持体は特に下引処理されていることが必ずしも必要では
ないが、下引処理されているものが好ましい。この場合
の下引処理剤としては1例えはシランカッシリング剤、
ケイ酸塩及びチタンカップリング剤等を用いることがで
き、特に米国特許第8,661.5 s 4号明細誉に
記載されているシランカップリング剤が好ましい。 また、コロナ放電処理、プラズマ放電処理、イオンボン
バードメントなどの狭面処理が接層性改良のために支持
体になされていてもよい。また記録および再生位置の正
確な収冗のだめの案内溝−(1z) (微細なレリーフ状)を有する支持体も同様に用いるこ
とができる。 前記物理現像核層の形成に使用される物理現鍬核物質と
しては、公知の物理現像核物質の倒れのものをも用いる
ことができる。 例えば、その一群として重金属のサルファイド類(例え
ば、亜鉛、クロム、カリウム、鉄、カドミウム、コノ々
ルト、ニッケル、鉛、アンチモニイ、ビスマス、et、
セリウム、ヒ素、銅及びロジウムのサルファイド)が好
ましく、この地雷金属のセレナイド(例えは、鉛、亜鉛
、アンチモニイ及びニッケルのセレナイ)″)が挙けら
れる。 別の一群の有用な物理現像核物質としては、銀。 金、白金、パラジウム、水銀の如き責金橋が享げられ、
これらは親水性コロイド中にコロイド粒子として存在せ
しめられることが好ましい。また。 このような金属の塩、好ましくは硝酸銀、塩化金及び硝
酸金の如き簡単な無機のしかも容易に還元し得る塩も物
理現像核物質として有用である。 他の一群の有用な物理現区核物質としてはチオ(18) 化合物5例えば銀チオオ千ザート及びその鉛及びニッケ
ル錯塩、チオアセトアミド等を挙けることができる。 本発明において、物理現像核は、前記した各種の重金楓
、賃金風及びこれらのサルファイド類うセレナイド類等
を蒸着法、ス・ぐツタリング法、化学的気相成長法等の
適宜の方法によって支持体上に設けることもできる。こ
のような蒸着法、スパッタリング法、化学的気相成長法
等の方法は尚該物理現は核を含んだ層を非常に薄くでき
。したがって記録用ビームのエネルギーを有効に利用す
る上で利点があり、この場合の膜厚は5〜1000Xで
あシ、好ましくは20〜500Xである。好ましい物理
現l核物質は5重合域サルファイド、例えは亜鉛、カド
ミウム、銀、鉛等のサルファイド及び銀、金、パラジウ
ム、銅等の金槁である。 前記物理現像核を形成する微粒子の粒径は効果的な物理
現像を竹なうためには充分に小さいことが必要であp、
o、ooz〜0.2μmであり、好ましくは0.01〜
0.05μmである。 上記の如き物理現数核層を支持体上に設ける方法は任意
である。例えば〔1]上記物理現鍬核物質を親水性コロ
イド分散媒中に分散した液を支持体上に塗布することに
よって物理現数核層を得てもよいし、〔2〕支持体上に
上記物理現l核物質の薄膜を蒸着法又はスパッタリング
法によって形成した後に、親水性コロイド分散媒をオー
ツ々コートすることによって物理現1象核層を得てもよ
いし、〔8〕またこれとは逆に、親水性コロイド分散媒
を支持体上に塗布してから物理現1象核物員の薄膜を蒸
着法又はスパッタリング法によって形成して物理現像核
層を得℃もよい。これらのうち好ましいのは上記〔1〕
又は(Z)の方法である。なお前記蒸着法、スパッタリ
ング法に代えて化学的気相成長法や゛散相形成法等を用
いてもよい。また、このとき用いる塗布法としては、プ
レー1′塗a、エアーナイフ塗布、ノ々−塗布、ロール
塗布、カーテン塗布及びスピナー塗曲などの任意の塗布
方式を採用できる。 このようにして得られる物理現数核層の膜厚は0.01
〜0.5 ttm 8 Kであシ、好ましくはO,Ol
〜0.1 μm(15) である。 前記物理現(8)核層を形成するコロイド分散媒として
は、物理3A鐵核がコロイド粒子とじ又安定に均一に在
任し得るような公知の親水性コロイドを使用することが
でき、その具体例としては1例えはゼラチン、アルカリ
処理ゼラチン、酸処理ゼラチン及びゼラチンtj24体
、コロイド状アルゾミン。 カゼイン、セルロース訪導体(カルボ千ンメチルセルロ
ース、ヒドロ千ジエチルセルロース等)5I!!訪導体
(アルギン酸す) IJウム5fs粉蒋導体等)。 合成親水性高分子(ポリ−N−ビニルピロリドン。 ポリアクリル酸共重合体)畳を早けることができる。こ
れらは必要に応じて2柚以上を組合せて用いることもで
きる。これらのコロイド分散媒の中好ましいものは熱伝
導性の悪い親水性コロイドであシ、モノマーユニットと
して少なくともアクリル酸の塩またはメタクリル酸の塩
を含有する共重合体組成のアクリル酸佃脂、水浴性のセ
ルロース防導体及びゼラチンが望ましい。これに対し、
疎水性の局分子物質は保諌コロイド性が弱く、かつ。 (16) 銅イオンの拡散を伴う物理現像の進行を妨けるので、用
いられない。 前記銅化合物含有層、即ち上記物理現像核層の物理現像
核に物理現像によって銅原子を供給する層の形成に用い
る銅化合物としては、 CuC1,CuBr。 Cur等のハロゲン化第−銅またはこれらの混晶体。 CuSCNまたはCuC12、CuBr2. CLII
2等のハロゲン化第二銅ずたはこれらの混晶体、 C
uSO4,Cu(NO5) 2等を用いることができる
。特に銅原子の物理現は核への供給を効率良く行なうた
めには前記銅化合物含有層が難溶性の塩の分散層である
ことが好ましく、この場合には特にハロゲン化第−銅が
好適に用いら(する。 前記銅化合物は、物理机鍬核層中に含まれていてもよく
、物理現1象核階上に別の含有層として設けられていて
もよい。 本発明において好ましく用いられるハロゲン化第−銅乳
剤は特願昭56−24669号明細書及びその引用外献
し記載烙れ工いる方法により調製することができる。即
ち、靭水性冒分子化合物を含(17) 有する酸性水溶液中において、二価の銅イオンを還元剤
によって還元することによりハロゲン化第−銅乳剤を得
る。 第2図は、前記光学的情報記録媒体前駆体を物理現像し
た後の光学的情報記録媒体の構成の一例を示す断面図で
ある。図において、4は物理現像により銅が供給されて
反射性を呈し、当初の物理現像核を含んだ層が変化した
ところの記録層であり、この記録層4の支持体側界面近
傍においても物理現像が進行しこの記録層4全体に銅微
粒子が存在している。5は物理現像の結果として銅の量
が減少した銅化合物分散層である。 前記記録層4の形成のための物理現像は、次のようなメ
カニズムに従って行なわれる。 (1)矩化合物含市層に言まれる銅化合物による第一銅
イオン又は七の鰯イオンの生成及びそれらイAン槓の物
理机隊核への拡散過程 (2) ?!I理机隊核上における第一銅イオン檎よ
り生成した金M鉋の成長過程 第1の遇@(1)は、矩化合物せ有層の銅化合物が第一
銅化合物である場合には、それが現1象液に溶解し拡散
する過程であり、一方銅化合物が第二銅化合物である場
合にはそれが現数液に溶解した上。 現1象液中に含有される適当な還元剤によって第二銅イ
スンが第一銅イオンとなり、これが拡散する過程である
。 また第2の過程(2)は、下記式による第一銅イオンの
不均化反応の生ずる過程である。 2Cu十#Cu十Cu2+ 斯かる不均化反応を利用することにより、銅イオンを還
元することにより金属鋼を生成せしめる方法に比し工極
めて有利に物理現数を達成することができる。即ち、銅
イオンの還元反応における標準水素電極を基準とする標
準単極電位Eは次の迫りである。 Cu++e−#Cu E=0.520(V)Cu”
+ 2e’−ミCu E=0.837 (V)
このように銅の標準単極電位Eの値は決して大きなもの
ではなく、従って矩イオンを還元反応によって還元する
ためには還元力の和尚に大きい還元(19) 剤を用いることが必要となるが、斯かる還元剤を用いる
ことは実用上困難な問題を伴う。 上述の不均化反応を促進するためには、第一銅イオンC
u+の濃度が高いこと、第二銅イオンCu2+が糸外に
除去されればよいが、ハロゲン化第1銅化合物は例えは
ハロゲン化銀に比して水に対する溶%度が高く、従つ1
適用された現数液における第一銅イオンを高#I!度に
維持することが容易である。また第二銅イオンの除去は
、これと油体を形成する千レート剤を用いて行なうこと
ができる。 以上のように、記録層の形成のだめの物理現数は、第一
銅イオンの不均化反応によるものであり。 従来の銀を利用するもののように還元反応による現像で
はない。即ち、ハロゲン化鯛乳剤による物理現1欣は、
kg+卸合体の物理現1象核への拡散とそこでの還元反
応によって行なわれる(例えば。 T、H,James、”The ’l’heory o
f the PhotographicProcess
”第16章(1966)及び特開昭56−4916号公
報参照)。これは欽イオ/の標準水素電極が豹υ、s
o o(v)と高くて容易に還元されるからである。 (20) 以上のことから、前記記録層の形成のための物理現像に
は、既述の第1の過程及び第2の過程の進行を促進する
化合物を含有する現像液を用いることが必要であり、具
体的には、第一銅イオンに対しては適当な大きさの配位
能を有し、第二銅イオンに対しては一層大きな配位能を
有する化合物または化合物系を含有する現像液が好まし
く用いられる。更に、銅イオンの源が第二銅化合物であ
るときには、第一銅イオンに還元するために必要な、従
って適当な大きさの還元性を有する化合物を含有する現
像液が用いられる。 物理現像のために好適に用いることができる物理現像液
は、下記に示す第1群、第2群及び第3群から選ばれた
少なくとも1種類を現像剤として含有するアルカリ性水
溶液である。 gi群: 4−アミンフェノール類及び3−ピラゾリン
類 第2群ニアミノ酸誘導体、脂肪族カルゼン酸、オキクカ
ルゼン酸、ケトカルゼン酸、芳香族カルメン酸、アミン
類、キノリン誘導(21) 体、アミノカルボン酸及びピリジン誘導体 第3群二下記一般式で示されるアスコルビン酸誘導体及
びそのアルカリ金属塩 一般式 〔式中、Rは水素原子または水酸基を表わし、nは1〜
4の正の整数を表わす。但し、nwlのときはRは水酸
基のみを表わす。〕 また必要に応じて前記3種の群から選ばれた少なくとも
2種類以上のものを組み合せて用いてもよい。 前記第1群に含まれる4−アミンフェノール類の中で好
ましく用いられる具体的な化合物としては、4−N−メ
チルアミンフェノール・ヘミスルフニー)(通称メトー
ル)、4−N−ベンジルアミノフェノール塩酸塩、4−
N、N−ジエチルアミノフェノール塩酸塩、4−アミン
フェノール硫酸塩、l−オキシメチル−4−アミンフェ
ノール塩酸塩、2,4−ジアミノフェノール、4−N−
カルシキクメチルアミノフェノール・p−オキシフェニ
ルグリシン等を挙げることができ、3−ピラゾリン類の
中で好ましく用いられる具体的な化合物としては、■−
フェニルー3−ピラゾリb%ン、4.4−ジy’fルー
l−フェニルー3−ビラソリPン、4−メチル−フェニ
ル−3−ピラゾリン類を挙げることができろ。 前記第2群に含まれる化合物の好ましく用いられる具体
例を以下に示す。 マロン酸、クエン酸、オキサル酢酸、サリチル酸、5−
スルホサリチル酸、α−カルデキシー0−7=ス11L
N、N’−ジ(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミ
ン、ジ(2−アミノエチル)エーテル、2−アミノメチ
ルビリジン、2.2−アミノエチルピリジン、ピリジン
−2−カルボン酸、ピリジン−2,6−カルーン酸、ニ
コチン酸ヒPラジド、イソニコチン酸ヒPラジド、ビリ
Pキサミ(23) ン、ピペリジン−2,6−ジカルボン酸、ヒスタミン、
3−メチルヒスタミン、イミノジ酢酸、イミノジプロピ
オン酸、N−メチルイミノジ酢酸、N−(3,3−ジメ
チルブチル)イミノジ酢酸、フェニルイミノジ酢酸、ヒ
ドロキシエチルイミノジ酢酸、ヒドロキクエチルイミノ
ジプロピオン酸、ヒドロキシゾロビルイミノジ酢酸、2
−ヒドロキシシクロヘキシルイミノジ酢酸、メトキシエ
チルイミノジ酢酸、N−(カルバモイルメチル)イミノ
ジ酢酸、2−エトキシカルシニル・アミノエチルイ ミ
、ノンジ酢酸1、ニトリロトリ酢酸、カルぜキシエチル
イミノジ酢酸、カルゼキシノチルイミノジプロビオン酸
、N−n−ブチルエチレンシアミントl)酢酸、N−シ
クロヘキシルエチレンジアミントリ酢酸、β−アラニン
、フェニルアラニン、チロシン、ホスホセリン、メチオ
ニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、オルニチン、リ
ジン、アルギニン、ソロリン、ヒドロキシプロリン、ヒ
スチジン、トリプトファン、l−アミノシクaペンクン
カルゼン酸、1−アミノシクロヘキサンカル(24) カ?/酸、1−アミノシクロへブタンカル)」7ン酸。 β−アラニルヒスチジン、リジンパップレシン。 グルタミン酸ナトリウム、アデノシン−5−シリン酸、
アデノシン−5−トリリン酸、オキジン−5−スルホン
m、−F−ノリンー2−カルボン酸。 千ノリンー8−カルデン酸、4−ヒドロ千シー1゜5−
ナフチリジン、8−ヒドロ千ジー1.6−ナフチリジン
、8−ヒドロ千シー1.7−ナフチリジン。 前記第8群に含まれる前記一般式で示されるアスコルビ
ン酸綽導体またはそのアルカリ金属塩の具体的化合物例
とjしては1、L−アスコルビン酸、アラボアスコルビ
ン削、1−エリスロアスコルビン酸、α−グルコアスコ
ルビン敵等及びこれらのアルカリ金属塩を挙けることが
できるか、これらのナカでL−アスコルビン酸またはそ
のアルカリ金属塩が特に好ましい。 本発明におい℃物理現像液に用いられる好ましい溶媒と
しては、純水、アルコール類(例えは。 メチルアルコール、エチルアルコール等)、グリコール
61(側光14.エチレンクリコール、シエチ(25) レンゲリコール等)等の極性溶媒を挙げることができ、
これらの溶媒は単独または2柚以上を適宜組合せて用い
られる。 史に上記物理現数液には、現像剤の他に、現1象特性(
現(数速度、現数液の保存性向上など)またf′i過当
な反射率、吸光度1分光特性等の光学的特性を得るため
に1種々の添加剤を加えることができる。この添加剤の
主なものとしては例えは、アルカリ剤(例えは、アルカ
リ金属或いはアンモニアの水酸化物、炭酸塩、リン酸塩
)、pH調整或いは緩衝剤(例えは、酢酸、ホウ酸のよ
うな弱酸。 弱塩基またはそれらの塩)、保恒剤(例えは、亜硫酸塩
、削性亜硫酸塩、ヒドロ千ジルアミン塩敏塩、ホルムア
ルデヒド亜硫酸水素塩付加物、アルカノールアミン亜硫
酸水素塩付加物等)を挙げることができる。 上記物理机(家液氏おける現像剤の磯度は現像剤の極短
により異なり一部に規定はできないが1通常は0.01
〜2.0モル/l程度とはれ、境鐵温度は通常lO〜4
0C程度ときれる。 また既述の如き現像液を用いず、前記銅化合物含有層中
に現像剤の一部若しくは全部の成分を含有せしめておき
、銅化合物を溶解するアルカリ溶液を上記現数液と同様
に作用させることによシ。 所期の物理現数を行なうことも可能である。 史に、光学的情報記録媒体前駆体において銅化合物含有
層を設けず、銅イオンを含有する現像用液体を用いて直
接物理現録核に銅原子を供給する溶液物理現1象法を利
用してもよい。 本発明光学的情報記録媒体においては1例えは第2図の
銅化合物含有層5を物理現1後剥離して。 第3図に示すように銅化合物含有層が除去された構成と
してもよい。この物理現像後における銅化合物含有層5
を除去する操作は1例えは剥離または溶解等の方法によ
って行なうことができる。この剥離操作は、物理現1象
後の水洗工程に際して。 銅化合物含有層5の親水性コロイド分散媒が溶解するか
、ゾル化する温度にまで水洗時の温度を上昇せしめる(
以下単に「温水洗浄」という。)ことにより行なわれる
。この温水洗浄において、配(27) 録rfi4を硬膜剤を用いて硬化させておくことが好ま
しく、こうすることによって銅化合物含有Nk5の剥離
を効果的に行なうことができる。また他の方法としては
、銅化合物含有層5を濃厚な強電異質水溶液に浸漬して
膜収縮を起こさせた後に温水で洗浄することによっても
好適に剥離させることができる。この場合に用いられる
強電界質としては1例えは硫酸す) IJウムの如き強
酸と強塩基とによる塩が好ましい。また上記強電界質を
物理現1象後に含有させて使用する場合にも同様の効果
を得ることができる。上述の温水洗浄における液温は1
例えは銅化合物含有層の分散媒が親水性コロイドであり
この親水性コロイド分散媒がゼラチンである場合には、
20〜50℃であシ、好ましくは40±5C程度である
。 本発明光学的情報記録媒体における記録層の辱さは0.
O1〜0.5μmであることが好ましく、さらに文士ま
しくは0.08〜0.2μmである。厚さが0.01μ
m未満である場合には塗布むらが顕在化し均−且つ安冗
な記録層とすることが困難となシ、また厚さく28) が0.5μmを越える場合には記録媒体の反射性が低く
なって光学的読み取りが困難となり、シグナルコントラ
ストが低下する場合がある。 また記録層中に分散された銅微粒子の平均粒径は、0.
005〜0.2μmであることが好ましく、さらに好ま
しくは0.O1〜0.1μmである。平均粒径が0.0
05μm未満である場合には記録エネルギービーム吸収
率及び再生エネルギービーム反射率が低下し、記録再生
は殆ど不可能になることがある。−力平均粒径が0.2
μmを越える場合には銅微粒子の凝集に起因した吸収率
の低下及び反射率のムラが発生し、記録再生特性は悪化
することがある。 同、ここでいう平均粒径とは銅微粒子の最長幅と最短幅
の平均値をいう。またこのような平均粒径なもつ銅微粒
子の粒径分布としては、粒径が揃っているほど好ましく
、通常銅微粒子の総数の60チ程度が平均粒径の±50
%以内にあればよい。 本発明光学的情報記録媒体は、反射光により情報の読み
取りを行なう必要上、支持体を通して10〜80チ、好
ましくは20〜70係の反射率(何れ(29) も再生光に対しての反射率)を有することが必要である
。反射率が10%未満である場合には8N比が低下し、
情報の読み取りが困難となる。 本発明光学的情報記録媒体は、反射率の上昇或いは膜厚
の減少を目的として、必要により酸素存在下若しくは非
存在下で加熱処理を行なってもよい。この場合の好まし
い加熱温度範囲は250〜400℃程度である。 〔発明の作用・効果〕 第4図はビット情報が記録された本発明光学的情報記録
媒体の一例を示す断面図であり、この例においては、支
持体10方向から高密度エネルギービームを照射して記
録層4の照射部分を溶解若しくは吹き飛ばして(blo
w off )ビット7を形成した構成を有する。6は
高密度エネルギービームの照射を示す矢印である。 本発明によれば、上記ビット7の低下した反射性を利用
して、書き込み用高密度エネルギービームよりも弱い高
密度エネルギービームにより情報の読み出し、再生を行
なうことができる。 本発明においてピット情報を記録するために用いること
ができる高密度エネルギービームとしては、例えばキセ
ノンランプ、水銀ランプ、アーク灯、レーデ−光等を用
いることができ、このうちレーザー光が高密度記録がで
きる点で好ましい。 レーザー光としては、連続波発振のものでもパルス発振
のものでも用いることができる。使用できるレーザーは
、具体的にはルビーレーザー(波長6943A)、アル
ゴンイオンレーザ−(波長4880A、5145A)、
ガラスレーザー(波長1.06 thrn )、ヘリウ
ム−ネオンレーザ−(波長6328A)、クリプトンイ
オンレーザ−(波長6471A )、ヘリウムーカPミ
ウムレーザー(波長4416A、3250A、)、色素
レーザー、半導体レーザー等を挙げることができる。。 本発明光学的情報記録媒体に記録するための高密度エネ
ルギービーム及び再生するための高密度エネルギービー
ムは、同一種類であっても異なる紳類であってもよく、
透明支持体を通して照射することが好ましいが、透明支
持体とは反対側の記(31) 録層表面側に直接照射するようにしてもよい。 以上本発明について説明したが、本発明光学的情報記録
媒体によれば、記録層が親水性コロイP分散媒中に主と
して銅から成る微粒子が分散されている反射性のもので
あるので、記録層の高密度エネルギービームに対する吸
収率が増大するので高性能の記録を行なうことができ、
しかも反射率が増大するので高性能の読み出しを行なう
ことができ、このことによって感度及びSN比の著しい
向上を図ることができる。また微粒子の粒子数密度を適
宜の範囲内とすることにより均−性及び安定性の優れた
ものとすることができる。また記録層における分散媒が
親水性コロイドであるため、水系塗布によって記録層を
得ることができ、この結果製造時において従来のように
有機溶媒を用いることがないことから作業環境の高い安
全性を得ることができろ、そして微粒子が主として銅か
ら成るものであるため、製造コストの低減化を図ること
ができ、しかも鋼は毒性が少なく取扱い上の安全性が高
い。 (8z) またこの褌の光学的情報記録媒体の記録層の分光特性は
1分散された微粒子状の金属がノ々ルク状態で有する複
素屈折率及び充填率、並びに分散媒質の屈折率に依存す
るものであ#) (J、C,MaxwellGarne
t、Ph1los、Trans、R,8oc、Lond
、 20 B第885頁(1904))、そのうち支配
的因子は分散された微粒子状の金属がバルク状態で有す
る複素屈折率である。本発明記録媒体は前述の微粒子状
金属が銅のものであるが、銅の複累屈折率貰を表わす式
1式%) における実数部分ル及び消衰係数にの値は、第1表に示
すように波長によって大きく異なシ、シかも共に示した
銀についてのそれらとも全く異なる。 そしてこのことよシ1本発明記録媒体が従来のバルク金
属が銀であるものでは適用することができなかった波長
の光に対して適用し得るものであることが理解される。 (88) 第1表 具体的には、銀による記録層を壱する記録媒体の分光感
度が、第5図に曲iAで示すように約500〜600n
m付近で最大感度を示すのに対し。 銅による記録層を肩する配卸姪体は、凹肪Bで示すよう
に、約700〜8001Lm付近に最大感度を有するも
のとなり、従って記録及び欣み出しのための高エネルギ
ービームとして1通常赤外領域に発振波長を有する半尋
捧レーザーを利用することができ、これにより、ガスレ
ーザーを用いる場合に比して小型でしかも安価な光学的
情報記録再生装置の実現が可能となる。 銅原子源として用いる銅化合物としてはハロゲン化銅が
好ましいが、このハロゲン化銅は感光性を示さないため
明室で取扱うことができ、製造上のメリットが太きい、 これら本発明を特徴づける効果は、銅以外の他の金属微
粒子分散系薄膜を製造する技術、例えば金属塊の粉砕、
高温焼結、または蒸着法によっては得られないものであ
る。 〔実施例〕 以下本発明の実施例について説明するが、これにより本
発明が限定されるものではない。 実施例1 塩化金酸5重量%水溶液 16m/水素化
ホウ素す) IJウム1重i:チ水溶液 40dバ
インダー水溶液(濃度1重量%) 12−純
水 430fnt(バ
インダーはゼラチン1重量部とポリビニルアルコール誘
導体4重量部との混合物である。)以上の物質を温度2
0℃で10分間攪拌し、金の(35) 濃度が0.095重量%、コロイドの濃度が0.025
重量%、金微粒子の平均粒径が3OAの金コロイド溶液
を得た。 この金コロイド溶液に界面活性剤及び硬膜剤を加え、こ
れを下引加工が施された厚さ1.2 mのポリメチルメ
タクリレート板より成る支持体に、スピンナー塗布装置
によシ乾燥後の膜厚が0.08μmとなるように塗布し
、乾燥して略無色透明の物理現数核層を形成した。 一方1次の組成の溶液A及び溶液Bを調製した。 溶液人:オセインゼラチン 18g臭化カリ
ウム 22.4.9沃化カリウム
0.8i L−アスコルビン酸 82.0g純水
I Z OON溶液B:硝酸第二銅三水
塩 42.4.9純水
6001 溶液Aを温度40Cに保ち、m押下温度を4oCとした
溶液Bを瞬時に添加し、得られた混合溶成の温度を40
0に保って8分間攪拌を続け、その抜(36) 脱塩処理及び水洗処理を行ない、オセインゼラチン24
.9を添加し、超音波分散処理を10分間行ない。 以って天真化第−銅乳剤(総量500ff16)を得た
。 この乳剤は、pHが8.5.含有される銅とゼラチンの
重量比が約0.5.透過型電子顕微鏡写真により測定さ
れたハロゲン化第−銅粒子の粒径が0.05μmのもの
であった。 この天真化第−銅乳剤を上記物理机隊核層上にスピンナ
ー重布装置により乾燥後の膜厚が2.5μmとなるよう
に塗布し、乾燥して銅化合物含有層を形成し、以って光
学的情報記録媒体前躯体を作った。 これを露光することなく下記組成の現像液(pH=8.
4)にて温度25”Cで8分間に亘る現像を行なった。 七の佐温度87Cの温水で水抗しτ乳剤層を剥@除去し
て試料を得た。 (37) (但し合計で1O00rILl) この試料を支持体であるポリメチルツタクリレート板を
通して観察すると、金属光沢を有する銅鏡の形成が認め
られ、波長880 nmの光における反射率は40%で
あった。また記録層の犀さは0.08μm、記録層中の
銅微粒子の平均粒径は0.04μm1粒子数密度はz×
1016個/ cm 5であった。 前記試料をターンテーブル上にセットして回転させ、ビ
ーム径が1.4μmとなるよう集光させた波長880n
mの半導体レーザー光をlQm/、e、の走査速度で走
査し、 1MHzのパルス信号(パルス幅500 n5
ec、)を与えることにより記録層にビットを形成させ
て省き込み記録を行なった。 前起臥科の記録層上におけるレーザー光の強度は、記録
時でlomw、再生時で2mwであシ、記録SN 比ヲ
B OKHzのノ々ンド輻で行なったところ。 45dBであった。 4、図面の簡単な説明 第1図は物理現数前の光学的情報記録媒体前駆体の曲面
図、第2図は物理机隊後の本発明に係る光学的情報記録
媒体の断面図、第8図は物理現像の後、@化合物含有層
が除去された後の本発明に係る光学的情報記録媒体の断
面図、第4図は高密度エネルギービーム照射後の本発明
に係る光学的情報記録媒体の断面図、第5図は記録層の
金属が銀である場合と銅である場合の分光感度を示す曲
線図である。 1・・・支持体 2・・・物理現像核層8・
・・銅化合物含有層 4・・・記録層(物理現数後の物理現像核層)5・・・
物理現像後の銅化合物含有層 6・・・高密度エネルギービーム 7・・・ビット
Claims (1)
- 1)高密度エネルギービームを用いて情報の記録再生を
行なう光学的情報記録媒体において、主として銅から成
る反射性の微粒子が親水性コロイド中に含有されて成る
反射性記録層を有することを特徴とする光学的情報記録
媒体。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP58042202A JPS59169891A (ja) | 1983-03-16 | 1983-03-16 | 光学的情報記録媒体の製造方法 |
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