JPS59166655A - 耐隙間腐食性、耐銹性のすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼とその製造方法 - Google Patents
耐隙間腐食性、耐銹性のすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼とその製造方法Info
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- JPS59166655A JPS59166655A JP3788483A JP3788483A JPS59166655A JP S59166655 A JPS59166655 A JP S59166655A JP 3788483 A JP3788483 A JP 3788483A JP 3788483 A JP3788483 A JP 3788483A JP S59166655 A JPS59166655 A JP S59166655A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はステンレス鋼の高純、高清浄精錬技術を活用し
て、耐食性がすぐれかつ製品の加工性がすぐれた安価な
フェライト系ステンレス鋼ヲ提供することを目的とする
もので、フェライト系ステンレス鋼の成分系と製造法に
関するものである。
て、耐食性がすぐれかつ製品の加工性がすぐれた安価な
フェライト系ステンレス鋼ヲ提供することを目的とする
もので、フェライト系ステンレス鋼の成分系と製造法に
関するものである。
17 Crを主とするフェライト系ステンレス鋼は安価
な利点を生かして、従来よシ主として薄板として広く使
用されて来たが、18Cr−8Ni系のオーステナイト
系ステンレス鋼に比較すると耐食性、加工性の点で相当
に劣っている。特に耐食性の点では大気中、あるいは自
然に存在する水、水道水、あるいは温水等の比較的ゆる
やかな条件下で使用されるが、溶接部や加工を受けた部
分では容易に発銹し、又母材部でも耐食性が劣っている
。将来の用途拡大のためには耐食性の大巾改善が切望さ
れている。また、加工性においても絞υ性、張シ出し性
の点で今−歩である。もちろんこれらの耐食性や加工性
の改善については従来よシ莫大な研究がなされた結果、
主として合金添加の方法で改善されて来た。耐食性に関
しては使用環境により、その要求度合いが異なシー律な
規準は決められない。したがって用途によってMo、C
u、Ni 、’rt、Nb等の選択添加がよく知られ、
実用化されている。一方加工性改善に対してはTi、B
、Atの添加、C,Nの低減、熱間圧延条件、熱処理条
件との組合せ等が検討されて来た。しかしこのようにし
て、合金添加を重視するとコストを高くシ、プロセスの
簡略化を阻害し、品質、コストの両面で今−歩の進歩が
望まれるところである。
な利点を生かして、従来よシ主として薄板として広く使
用されて来たが、18Cr−8Ni系のオーステナイト
系ステンレス鋼に比較すると耐食性、加工性の点で相当
に劣っている。特に耐食性の点では大気中、あるいは自
然に存在する水、水道水、あるいは温水等の比較的ゆる
やかな条件下で使用されるが、溶接部や加工を受けた部
分では容易に発銹し、又母材部でも耐食性が劣っている
。将来の用途拡大のためには耐食性の大巾改善が切望さ
れている。また、加工性においても絞υ性、張シ出し性
の点で今−歩である。もちろんこれらの耐食性や加工性
の改善については従来よシ莫大な研究がなされた結果、
主として合金添加の方法で改善されて来た。耐食性に関
しては使用環境により、その要求度合いが異なシー律な
規準は決められない。したがって用途によってMo、C
u、Ni 、’rt、Nb等の選択添加がよく知られ、
実用化されている。一方加工性改善に対してはTi、B
、Atの添加、C,Nの低減、熱間圧延条件、熱処理条
件との組合せ等が検討されて来た。しかしこのようにし
て、合金添加を重視するとコストを高くシ、プロセスの
簡略化を阻害し、品質、コストの両面で今−歩の進歩が
望まれるところである。
このような現状に対して、本発明者等は、精錬技術、特
にs、p、o等の高純化精錬技術に注目し、合金化は極
力少量にして、耐食性の向上、加工性の向上、プロセス
の簡略化を実現することをねらいに多くの研究を実施し
て来た。その結果、ステンレス鋼中のs、o、pを低減
し、更に硫化物と酸化物系の介在物を極力低減する高純
化精錬技術がこのねらいに合致することを見出し、本発
明を完成させたものである。
にs、p、o等の高純化精錬技術に注目し、合金化は極
力少量にして、耐食性の向上、加工性の向上、プロセス
の簡略化を実現することをねらいに多くの研究を実施し
て来た。その結果、ステンレス鋼中のs、o、pを低減
し、更に硫化物と酸化物系の介在物を極力低減する高純
化精錬技術がこのねらいに合致することを見出し、本発
明を完成させたものである。
フェライト系の高級ステンレス鋼として不純物であるC
、N’i低減する技術が進んでお、9、C+N量で0
.01%程度のステンレス鋼が実用化されているが、本
発明者等は、C,Nの役割シを十分解明した上で、これ
らは有効に活用する方向で検討したもので、この点は本
発明の特徴である。
、N’i低減する技術が進んでお、9、C+N量で0
.01%程度のステンレス鋼が実用化されているが、本
発明者等は、C,Nの役割シを十分解明した上で、これ
らは有効に活用する方向で検討したもので、この点は本
発明の特徴である。
このよりにして完成した本発明は、高純・高清浄度フェ
ライト系ステンレス鋼組成とその製造法に関するもので
その要旨は次の通シである。
ライト系ステンレス鋼組成とその製造法に関するもので
その要旨は次の通シである。
(1)重量係でC0,01〜0.1%、Si3%以下、
Mn2%以下、Cr14%〜26%、N O,005〜
0.2係、Po、02%以下、80.001%未満、A
t0102〜0.2係、00.003チ未満で、更に必
要に応じてMo3.%以下、Cu2%以下、、Ni2%
以下、T106%以下、Vo、02〜0.5%、Nb0
.02〜0.2%、Bo、01%以下の添加元素を1種
又は2種以上を含み酸化物系介在物と硫化物系介在物の
和よシ成る清浄度が0.02以下で、残部実質的にFe
から成ることを特徴とする耐隙間腐食性、耐誘性等の使
用性能がすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼。
Mn2%以下、Cr14%〜26%、N O,005〜
0.2係、Po、02%以下、80.001%未満、A
t0102〜0.2係、00.003チ未満で、更に必
要に応じてMo3.%以下、Cu2%以下、、Ni2%
以下、T106%以下、Vo、02〜0.5%、Nb0
.02〜0.2%、Bo、01%以下の添加元素を1種
又は2種以上を含み酸化物系介在物と硫化物系介在物の
和よシ成る清浄度が0.02以下で、残部実質的にFe
から成ることを特徴とする耐隙間腐食性、耐誘性等の使
用性能がすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼。
(2)上記合金鋼を溶製後、ΔTく45℃の鋳造温度条
件下で連続鋳造し、得られた鋳片を1230℃を超えな
いように加熱あるいは保熱した後、熱間圧延することを
特徴とする製造法。
件下で連続鋳造し、得られた鋳片を1230℃を超えな
いように加熱あるいは保熱した後、熱間圧延することを
特徴とする製造法。
ここでΔT℃−(連続鋳造時のタンディシュにおける溶
鋼温度℃)−(溶鋼の凝固温度℃) 以下本発明の詳細な説明する。
鋼温度℃)−(溶鋼の凝固温度℃) 以下本発明の詳細な説明する。
高純化精錬技術はCaC2+CaF 2系のブラックス
等の吹込み等によシスチンレス鋼でも810 ppm以
下、P200ppm以下が低コストで可能なことが明ら
かになシ、更にC4’Nの低減もすでに工業的規模で実
現されている。
等の吹込み等によシスチンレス鋼でも810 ppm以
下、P200ppm以下が低コストで可能なことが明ら
かになシ、更にC4’Nの低減もすでに工業的規模で実
現されている。
本発明者らはこれらの高純化精錬技術に注目し、かつ製
造プロセスの検討を加味したわけであるが、17 Cr
系のフェライト系ステンレス鋼の耐食性、特に発銹性を
電気化学的に検討した結果、Ct−による不動態破壊特
性に対してPを低減することがきわめて有効なことがわ
かった。更にSを低減することは17 Cr系の不動態
化特性を大巾に改善し、更に上述の低Pとの相乗効果で
、C2−による不動態破壊特性全大巾に向上させること
がわかった。
造プロセスの検討を加味したわけであるが、17 Cr
系のフェライト系ステンレス鋼の耐食性、特に発銹性を
電気化学的に検討した結果、Ct−による不動態破壊特
性に対してPを低減することがきわめて有効なことがわ
かった。更にSを低減することは17 Cr系の不動態
化特性を大巾に改善し、更に上述の低Pとの相乗効果で
、C2−による不動態破壊特性全大巾に向上させること
がわかった。
低S鋼では更に、該鋼をAt又はT1等によシ脱酸する
ことによシ硫化物や酸化物系介在物の浮上が容易になシ
、きわめて清浄度の高い鋼となし得ることから、耐食性
全般、隙間腐食性、更には曲げ性等が改善されることが
明らかになった。
ことによシ硫化物や酸化物系介在物の浮上が容易になシ
、きわめて清浄度の高い鋼となし得ることから、耐食性
全般、隙間腐食性、更には曲げ性等が改善されることが
明らかになった。
以上の知見を見出した実験事実を以下に述べる・17C
r系を中心に真空溶解炉にて低0、低P1低Sに注目し
た合金を溶製すると共に熱間圧延の加熱温度、熱間圧延
条件、熱延板焼鈍条件、冷間圧延条件、最終焼鈍条件等
を加味して耐食性、加工性について検討した。製品は0
.7rm厚とした。
r系を中心に真空溶解炉にて低0、低P1低Sに注目し
た合金を溶製すると共に熱間圧延の加熱温度、熱間圧延
条件、熱延板焼鈍条件、冷間圧延条件、最終焼鈍条件等
を加味して耐食性、加工性について検討した。製品は0
.7rm厚とした。
耐食性についてはこれらの製品で電気化学的測定はもと
よシ各種浸漬試験を行なった。耐食性に対してはプロセ
ス条件の影響は顕著ではなく、合金組成の影響が太きか
った。特にPを200 ppm以下、SilOppm未
満とすることでこの種の合金の不動態化特性及びCt−
等による不動態破壊抵抗を大巾に向上させ得ることを見
出した(第1図)。
よシ各種浸漬試験を行なった。耐食性に対してはプロセ
ス条件の影響は顕著ではなく、合金組成の影響が太きか
った。特にPを200 ppm以下、SilOppm未
満とすることでこの種の合金の不動態化特性及びCt−
等による不動態破壊抵抗を大巾に向上させ得ることを見
出した(第1図)。
第1図において、
第1図(a):曲線■の鋼中、P50ppm 、 85
ppm曲線■の鋼中、P50ppm 、 89ppm曲
線■の鋼中、P50ppm 、 860ppm曲線■の
鋼中、P 50 ppm 、 8140ppm第1図(
b):曲線■の鋼中、P50ppm 、38ppm曲線
■の鋼中、Plooppm 、 88ppm曲線■の鋼
中、P150ppm 、 88ppm曲線■の鋼中、P
250ppm 、 88ppm曲線■の鋼中、P340
ppm 、 88ppmであシ、Sが10 ppm以上
の第1図(、)、曲線■。
ppm曲線■の鋼中、P50ppm 、 89ppm曲
線■の鋼中、P50ppm 、 860ppm曲線■の
鋼中、P 50 ppm 、 8140ppm第1図(
b):曲線■の鋼中、P50ppm 、38ppm曲線
■の鋼中、Plooppm 、 88ppm曲線■の鋼
中、P150ppm 、 88ppm曲線■の鋼中、P
250ppm 、 88ppm曲線■の鋼中、P340
ppm 、 88ppmであシ、Sが10 ppm以上
の第1図(、)、曲線■。
■、Pが200 ppm以上の第1図(b)、曲線■、
■の成力\らCt−による不動態破壊電位(ト)が負側
になっておシ、不動態化特性が劣ることがわかる。これ
らの結果は隙間腐食試験に顕著にあられれ、第2図の通
シ、810 ppm未満、P 200 ppm以下で顕
著な効果を示す。
■の成力\らCt−による不動態破壊電位(ト)が負側
になっておシ、不動態化特性が劣ることがわかる。これ
らの結果は隙間腐食試験に顕著にあられれ、第2図の通
シ、810 ppm未満、P 200 ppm以下で顕
著な効果を示す。
第2図は17Crステンレス鋼板間に発生する隙間腐食
試験に対する低S化、低P化の効果をみたもので、試験
条件として、600 ppmct−,10ppmCu
” + 80℃x 14 日’i空気吹込で行い、隙間
内の深いところ5個所の平均深さを隙間腐食最大深さく
+II+I+)としてプロットした。Pが3o o p
pmでは、Sが10 ppm以下でも隙間腐食が深いこ
とがわかる。
試験に対する低S化、低P化の効果をみたもので、試験
条件として、600 ppmct−,10ppmCu
” + 80℃x 14 日’i空気吹込で行い、隙間
内の深いところ5個所の平均深さを隙間腐食最大深さく
+II+I+)としてプロットした。Pが3o o p
pmでは、Sが10 ppm以下でも隙間腐食が深いこ
とがわかる。
Sを低減するにつれて、鋼中の非金属介在物は顕著に減
少し、Sが10 ppmを境にして熱間圧延鋼材中にA
系の介在物(硫化物系、硫化物+酸化物系介在物)は認
められなくなり、kl及び、或いはTi等の脱酸と組合
せることでB系、C系の介在物(いずれも酸化物系介在
物)も浮上しやすくなり、鋼中のOは低くなシ、非金属
介在物の顕著に少い、清浄度0.02以下の鋼材になる
。(清浄度測定はJIS法)この挙動に対応して3.5
%NthCL溶液中での孔食電位も大巾に貴となる。
少し、Sが10 ppmを境にして熱間圧延鋼材中にA
系の介在物(硫化物系、硫化物+酸化物系介在物)は認
められなくなり、kl及び、或いはTi等の脱酸と組合
せることでB系、C系の介在物(いずれも酸化物系介在
物)も浮上しやすくなり、鋼中のOは低くなシ、非金属
介在物の顕著に少い、清浄度0.02以下の鋼材になる
。(清浄度測定はJIS法)この挙動に対応して3.5
%NthCL溶液中での孔食電位も大巾に貴となる。
以上の現象を図示したのが第3図であシ、17Cr系鋼
の低S化による介在物清浄度(下図)と孔食電位(上図
)の変化を示している。該下図は17 Cr鋼の50ゆ
鋼塊のSと介在物清浄度の関係を示しているが、A系介
在物(・印)とB、C系介在物(0印)の合計清浄度を
点線で表わしている。また、前記上図は17Cr製品板
を≠600研磨面で測定した孔食電位(V)とSとの関
係を示しておシ、810 ppm以下で大巾に貴になっ
ていることがわかる。
の低S化による介在物清浄度(下図)と孔食電位(上図
)の変化を示している。該下図は17 Cr鋼の50ゆ
鋼塊のSと介在物清浄度の関係を示しているが、A系介
在物(・印)とB、C系介在物(0印)の合計清浄度を
点線で表わしている。また、前記上図は17Cr製品板
を≠600研磨面で測定した孔食電位(V)とSとの関
係を示しておシ、810 ppm以下で大巾に貴になっ
ていることがわかる。
第4図は17 Cr系ステンレス鋼の発銹抵抗に対する
S、P及び0の影響を示したものであるが、0が30
ppm未満であると、P 200 ppm以下、S 1
092m未満で、清浄度を0.02以下にした場合、発
錆ランクが急激に上、昇することがわかる。
S、P及び0の影響を示したものであるが、0が30
ppm未満であると、P 200 ppm以下、S 1
092m未満で、清浄度を0.02以下にした場合、発
錆ランクが急激に上、昇することがわかる。
即ち、か\る高純、高清浄度ステンレス鋼は、活性溶解
挙動や耐孔食性、耐隙間腐食性等々の基本的な耐食性が
向上し、大気中での発錆をシミレートした改良塩水テス
ト結果を向上させる。
挙動や耐孔食性、耐隙間腐食性等々の基本的な耐食性が
向上し、大気中での発錆をシミレートした改良塩水テス
ト結果を向上させる。
なお、第4図はo、5 % Na CZ + O−2%
H202ノ30 ℃溶液による改良型塩水噴霧テスト
の結果を示している。
H202ノ30 ℃溶液による改良型塩水噴霧テスト
の結果を示している。
耐食性の大巾な向上は上述の高純高清浄度化と、各種耐
食性に有効な少量の添加元素で一層確実なものとなる。
食性に有効な少量の添加元素で一層確実なものとなる。
各種用途を想定し、Cr、Ni、Mo、Cu。
Ti、AA、Nb、St、V等々の添加効果を検討し、
更に、C,Nは、添加元素として有効活用の方向で検討
した。
更に、C,Nは、添加元素として有効活用の方向で検討
した。
中性に近い腐食環境中での加速テストとして4%NaC
A + 0.2%H20□、60℃の浸漬試験を実施し
た。
A + 0.2%H20□、60℃の浸漬試験を実施し
た。
これらの結果からCr量(第5図)、Mo、Cu、Ni
、V。
、V。
Ti等の添加効果(第6図)が低S、低P、低0の合金
で一層顕著に現われることが判明した。こうして低P1
低S、低O等の高純化はそれ自体も耐食性に効果を示す
が、Mo 、 Cu 、Ni等の合金元素の効果を一層
顕著なものとし、高価なこれら合金元素の添加量を低減
し得名ことがはじめて明らかになった。
で一層顕著に現われることが判明した。こうして低P1
低S、低O等の高純化はそれ自体も耐食性に効果を示す
が、Mo 、 Cu 、Ni等の合金元素の効果を一層
顕著なものとし、高価なこれら合金元素の添加量を低減
し得名ことがはじめて明らかになった。
フェライト系ステンレス鋼製品の加工性の要請に関して
は、曲げ性更には冷間加工後の曲げ性等から、用途によ
っては深絞シ性ならびに絞り時のりジング特性について
検討した。
は、曲げ性更には冷間加工後の曲げ性等から、用途によ
っては深絞シ性ならびに絞り時のりジング特性について
検討した。
まず曲げ性については、プロセスの影響は小さく、合金
組成の影響が大きい。特に製品板に30チ程度の冷間加
工を与えた後、圧延方向に直角方向の密着曲げをする加
工0曲げテストで合金によって割れが発生した。明らか
に5O8001q6未満、00.003%未満でかつP
も0.02%以下の合金には密着曲げで割れは全く、発
生しなかった。
組成の影響が大きい。特に製品板に30チ程度の冷間加
工を与えた後、圧延方向に直角方向の密着曲げをする加
工0曲げテストで合金によって割れが発生した。明らか
に5O8001q6未満、00.003%未満でかつP
も0.02%以下の合金には密着曲げで割れは全く、発
生しなかった。
深絞シ特性は丁を求めて評価した。製品板よシ圧延方向
、圧延方向と直角方向、4ダ方向よシ規定の引張試験片
を採取し、r値を測定し、三を求めた。又圧延方向から
採取した引張試験片に20チの引張歪を与えた後、粗度
計にて発生したりジング高さを測定した。
、圧延方向と直角方向、4ダ方向よシ規定の引張試験片
を採取し、r値を測定し、三を求めた。又圧延方向から
採取した引張試験片に20チの引張歪を与えた後、粗度
計にて発生したりジング高さを測定した。
フェライト系ステンレス鋼のりジング性、r値について
は合金組成はもとよシ熱間圧延条件の影響やその後の熱
処理の影響が大きいことはよく知られている。高純高清
浄度鋼についても特に熱延板焼鈍の影響は大きく、連続
焼鈍法による850〜1050℃の温度域に急速加熱す
る方式と従来のベル型焼鈍による方式、熱延板焼鈍を省
略した場合を検討した。その結果基本的には従来の知見
と同じ結果が得られC,Nは適量の活用が有効である。
は合金組成はもとよシ熱間圧延条件の影響やその後の熱
処理の影響が大きいことはよく知られている。高純高清
浄度鋼についても特に熱延板焼鈍の影響は大きく、連続
焼鈍法による850〜1050℃の温度域に急速加熱す
る方式と従来のベル型焼鈍による方式、熱延板焼鈍を省
略した場合を検討した。その結果基本的には従来の知見
と同じ結果が得られC,Nは適量の活用が有効である。
こうして、高純高清浄度鋼においてもリジングやr値に
ついて従来知られた合金元素の効果、熱延法の効果、熱
延板焼鈍の効果を有することが判明し、深絞シ性鋼板等
の要請についてはT1やAtの添加や、熱延板焼鈍の効
果を活用すべきである。
ついて従来知られた合金元素の効果、熱延法の効果、熱
延板焼鈍の効果を有することが判明し、深絞シ性鋼板等
の要請についてはT1やAtの添加や、熱延板焼鈍の効
果を活用すべきである。
ただ、高純合金では特に鋳造時の細粒化、熱延加熱温度
の適正化がりジング、r値に関して重要な管理ポイント
であることが判明した。この点は高純合金が粒成長しや
すく粗大化する傾向を有するだめである。
の適正化がりジング、r値に関して重要な管理ポイント
であることが判明した。この点は高純合金が粒成長しや
すく粗大化する傾向を有するだめである。
すなわち高純、高清浄度鋼では鋳造組織の微細化のため
に鋳造時の31℃(タンディツシュでの溶鋼温度−溶鋼
の凝固温度(計算値))を小さくし、ΔTt1.<45
℃が必要である。又熱延前の加熱温度も粗大化防止のた
め1230℃以下とする必要がある0 以上述べた通り、精錬技術の進歩、特に有害な不純物で
あるPとSをCaC2系の7ラツクスで従来よシ犬巾に
低減する方法をペースに更にOを低減し、高清浄度化さ
れたフェライト系ステンレス鋼において、不動態化能力
が向上し、耐食性がすぐれ、更にMo、Cu、Ni等々
の添加の有効性を一層大きなものとし、従来よシも少量
で大きな効果を発揮する。又きびしい曲げ加工性を低S
化、低O化は改善する。
に鋳造時の31℃(タンディツシュでの溶鋼温度−溶鋼
の凝固温度(計算値))を小さくし、ΔTt1.<45
℃が必要である。又熱延前の加熱温度も粗大化防止のた
め1230℃以下とする必要がある0 以上述べた通り、精錬技術の進歩、特に有害な不純物で
あるPとSをCaC2系の7ラツクスで従来よシ犬巾に
低減する方法をペースに更にOを低減し、高清浄度化さ
れたフェライト系ステンレス鋼において、不動態化能力
が向上し、耐食性がすぐれ、更にMo、Cu、Ni等々
の添加の有効性を一層大きなものとし、従来よシも少量
で大きな効果を発揮する。又きびしい曲げ加工性を低S
化、低O化は改善する。
更に薄板の加工性についても、低P1低S、低O合金に
おいてはTi、At等の作用効果が顕著でC2N量の適
量添加と合わせて少量の添加で大巾な改善効果が得られ
ることが判明した。
おいてはTi、At等の作用効果が顕著でC2N量の適
量添加と合わせて少量の添加で大巾な改善効果が得られ
ることが判明した。
以上の知見はすぐれた品質のフェライト系ステンレス鋼
を安価に供給する目的に対して極めて画期的で大きな効
果を発揮するものである。
を安価に供給する目的に対して極めて画期的で大きな効
果を発揮するものである。
以下に本発明の成分の限定理由について述べる。
C:Cは低S1低P1低0鋼では耐食性、加工性釦有効
で、0.01〜0.1%の範囲で添加する。
で、0.01〜0.1%の範囲で添加する。
0、1 %を越えると耐食性を劣化し、0.01%未満
では加工性が劣化する。
では加工性が劣化する。
st:siは低S1低P1低0鋼では耐食性を若干改善
し、加工性には変化がない。したがって3%以下とした
。3%をこえると硬化する。
し、加工性には変化がない。したがって3%以下とした
。3%をこえると硬化する。
Mn : Mnは耐食性に対して低い方が望ましく、2
、 O俤以下とした。
、 O俤以下とした。
P:Pはフェライト系ステンレス鋼の不動態特性、特に
Ct−による不動態破壊抵抗を害し、低ければ低い程望
ましく、0.02%以下とした。
Ct−による不動態破壊抵抗を害し、低ければ低い程望
ましく、0.02%以下とした。
S:Sはフェライト系ステンレス鋼の不動態特性を害し
、低ければ低い程望ましく、0.001%を有し、Ct
−による不動態破壊抵抗を増し、耐誘性を改善し、又、
曲げ特性を改善する。
、低ければ低い程望ましく、0.001%を有し、Ct
−による不動態破壊抵抗を増し、耐誘性を改善し、又、
曲げ特性を改善する。
O:0はSO,001%未満では酸化物介在物として、
耐誘性、耐孔食性を劣化させる原因となるので低い方が
望ましい。80.001%未満では硫化物がなくなシ、
酸化物の浮上性がよ<、0.003チ未満とした。
耐誘性、耐孔食性を劣化させる原因となるので低い方が
望ましい。80.001%未満では硫化物がなくなシ、
酸化物の浮上性がよ<、0.003チ未満とした。
Cr : Crはフェライト系ステンレス鋼に不可欠で
14チから26%まで耐食性を大巾に向上する。
14チから26%まで耐食性を大巾に向上する。
14チ未満では耐食性が不十分で、26%をこえると加
工性が劣化する。
工性が劣化する。
At: Atは低S1低P1低0系フエライトステンレ
ス鋼で0.02〜0.2%において丁を大巾に改善し、
かつ清浄度を改善する。0.02%未満では効果が小さ
く、0.2%をこえるとりジング特性を劣化させる。
ス鋼で0.02〜0.2%において丁を大巾に改善し、
かつ清浄度を改善する。0.02%未満では効果が小さ
く、0.2%をこえるとりジング特性を劣化させる。
v:vは低S1低P1低0系フエライトステンレス鋼で
0.02%〜0.50%において耐食特性を改善する。
0.02%〜0.50%において耐食特性を改善する。
0.02%未満では効果が小さく、0.5チを超えると
効果が飽和し、用途によって選択添加する。
効果が飽和し、用途によって選択添加する。
N:Nは高Crの高純高清浄度鋼の耐食性を向上するが
、加工性には0.2チ以下が望ましい。したがって0.
005%〜0.2チとした。
、加工性には0.2チ以下が望ましい。したがって0.
005%〜0.2チとした。
Mo : Moは特に低P1低S、低0ペースで少量添
加で耐食性を顕著に改善し、用途によって3%以下で選
択添加する。3チをこえるとコストが高くなるからであ
る。
加で耐食性を顕著に改善し、用途によって3%以下で選
択添加する。3チをこえるとコストが高くなるからであ
る。
Cu : CLIは特に低p1低S1低Oペースで少量
添加で耐食性を顕著に改善し用途によって2%以下で選
択添加する。2%をこえると効果が飽和する。
添加で耐食性を顕著に改善し用途によって2%以下で選
択添加する。2%をこえると効果が飽和する。
Ni:Niは低P1低S1低Oペースで少量添加で耐食
性を改善し、用途によって2%以下で選択添加する。2
%をとえる七効来が飽和する。
性を改善し、用途によって2%以下で選択添加する。2
%をとえる七効来が飽和する。
Ti : Tlは低P、低S1低0ペースで少量添加で
耐食性、加工性を改善し更に清浄度を向上させる。した
がって用途によって0.6%以内で選択添加する。0.
6チをこえると効果が飽和する。
耐食性、加工性を改善し更に清浄度を向上させる。した
がって用途によって0.6%以内で選択添加する。0.
6チをこえると効果が飽和する。
B:Bは低P、低S1低Oペースで少量添加で加工性を
改善し、用途によって0.01%以内で選択添加する。
改善し、用途によって0.01%以内で選択添加する。
0.0196eこえると耐食性を劣化させる。
Nb : Nbは低S1低P1低O系フエライト系ステ
ンレス鋼で0.02%〜0.2%の添加でリソング特性
を改善し、耐食性を向上する。0.02%未満では効果
が小さく、0.2%を超えると効果が飽和し、用途によ
って選択添加する。
ンレス鋼で0.02%〜0.2%の添加でリソング特性
を改善し、耐食性を向上する。0.02%未満では効果
が小さく、0.2%を超えると効果が飽和し、用途によ
って選択添加する。
清浄度:硫化物や酸化物系の非金属介在物は、孔食の起
点となシ又発銹を加速する。更に曲げ性全劣化させるの
で極力低い方が望ましい。低Sのフェライト系ステンレ
ス鋼を溶製後、AtやTt等の脱酸をし、浮上時間を取
ることによって、熱延板での清浄度e0.02以下とす
ることが望ましい。
点となシ又発銹を加速する。更に曲げ性全劣化させるの
で極力低い方が望ましい。低Sのフェライト系ステンレ
ス鋼を溶製後、AtやTt等の脱酸をし、浮上時間を取
ることによって、熱延板での清浄度e0.02以下とす
ることが望ましい。
ΔT:鋳造温度は低S、低S1低0ペースではΔT≦4
5℃が望ましい。ΔTが・45℃をこえると粗大化しや
すく、所期の加工性が得られない。同じく熱延の加熱温
度あるいは保熱温度は1230℃以下にしなければ粗大
化しやすく、所期の加工性が得られない。
5℃が望ましい。ΔTが・45℃をこえると粗大化しや
すく、所期の加工性が得られない。同じく熱延の加熱温
度あるいは保熱温度は1230℃以下にしなければ粗大
化しやすく、所期の加工性が得られない。
以下に本発明の実施例について述べる。
高純ステンレス合金の溶製は、溶銑予備処理された溶銑
を使用し、Fe −Cr合金を添加して150T転炉で
溶製し、Cレベルが0.2%程度で出鋼し、取鍋にてC
a C2系のフラックスを吹込み、Pを0.015%未
満、Se0.001%未満とした後、VOD炉で仕上脱
炭した。その後更に脱硫フラックスで脱硫した後、 A
7あるいはTiを吹き込み脱酸し、介在物を浮上させた
後、連続鋳造して200箇厚CCスラツとし、一部はイ
ンゴットとした。連続鋳造の場合、鋳造条件はΔT≦4
5℃を満たすように注入しスラブとした。インゴットは
分塊圧延しスラブとした。このスラブの熱延加熱温度は
1100℃とし、熱延条件は仕上圧延開始温度を900
℃以下に制御する低温圧延とし、3wIn厚のホットコ
イルとした。その後連続焼鈍で1000℃に急速加熱す
ることからなる熱延板焼鈍を施し、連続酸洗した。冷間
圧延はすべて1回冷延で0.7諭まで圧延し、850℃
の最終焼鈍をし、酸洗し、製品板を得た。比較材として
は通常条件で製造されているステンレス薄板を使用した
。
を使用し、Fe −Cr合金を添加して150T転炉で
溶製し、Cレベルが0.2%程度で出鋼し、取鍋にてC
a C2系のフラックスを吹込み、Pを0.015%未
満、Se0.001%未満とした後、VOD炉で仕上脱
炭した。その後更に脱硫フラックスで脱硫した後、 A
7あるいはTiを吹き込み脱酸し、介在物を浮上させた
後、連続鋳造して200箇厚CCスラツとし、一部はイ
ンゴットとした。連続鋳造の場合、鋳造条件はΔT≦4
5℃を満たすように注入しスラブとした。インゴットは
分塊圧延しスラブとした。このスラブの熱延加熱温度は
1100℃とし、熱延条件は仕上圧延開始温度を900
℃以下に制御する低温圧延とし、3wIn厚のホットコ
イルとした。その後連続焼鈍で1000℃に急速加熱す
ることからなる熱延板焼鈍を施し、連続酸洗した。冷間
圧延はすべて1回冷延で0.7諭まで圧延し、850℃
の最終焼鈍をし、酸洗し、製品板を得た。比較材として
は通常条件で製造されているステンレス薄板を使用した
。
得られた製品の結果は表1の通りである。本発明鋼はC
a CZ系の高純化処理によシ、すべてS〈0.001
%、P≦0.02%、O(0,003チを満たしている
。更に熱延板で測定した介在物清浄度もきわめてすぐれ
ている。これらの製品の特性試験結果は表2の通シで耐
食特性、加工性を中心に、すぐれた使用性能が得られ、
本発明の効果が確認された。
a CZ系の高純化処理によシ、すべてS〈0.001
%、P≦0.02%、O(0,003チを満たしている
。更に熱延板で測定した介在物清浄度もきわめてすぐれ
ている。これらの製品の特性試験結果は表2の通シで耐
食特性、加工性を中心に、すぐれた使用性能が得られ、
本発明の効果が確認された。
以上の如く、本発明鋼は基本特性である耐食性を主とし
だ使用特性に対する合金の高純化、高清浄度化の影響を
明らかにし、更に有効な少量の添加元素と組合わせた結
果得られたものであシ、更にその製造方法については連
続鋳造に際しての鋳造条件及び鋳片の加熱温度条件を規
制することを要件とするものであるが、本発明以外の製
造条件、例えば連続鋳造と熱間圧延を直結するCC−D
RfロセスあるいはCC−ホットチャージプロセスによ
シ製造されても、本発明鋼の基本特性は変らす所期の特
性を発揮しうろことは明らかである。又光輝焼鈍等の製
品においてもすぐれた特性を示す。
だ使用特性に対する合金の高純化、高清浄度化の影響を
明らかにし、更に有効な少量の添加元素と組合わせた結
果得られたものであシ、更にその製造方法については連
続鋳造に際しての鋳造条件及び鋳片の加熱温度条件を規
制することを要件とするものであるが、本発明以外の製
造条件、例えば連続鋳造と熱間圧延を直結するCC−D
RfロセスあるいはCC−ホットチャージプロセスによ
シ製造されても、本発明鋼の基本特性は変らす所期の特
性を発揮しうろことは明らかである。又光輝焼鈍等の製
品においてもすぐれた特性を示す。
第1図a、bは17 Cr系ステンレス鋼のct−ヲ含
む液(3%NaC1+5%H2SO4,30℃、Ar脱
気)中での陽分極曲線に対するp1s量の影響を示す図
、第2図は17 Cr系ステンレス鋼板間に発生する隙
間腐食試験に対する低S化、低P化の効果を示す図、第
3図は17Cr系ステンレス鋼の低S化による介在物清
浄度及び孔食電位の変化を示す図、第4図は17 Cr
系ステンレス鋼の発銹抵抗に対するs、p、oの影響を
示す図、第5図はFe−Cr合金の4%NaC4+ 0
.2%H2O2,60℃中での耐食性に対するCr量及
び高純合金の効果を示す図、第6図は17Cr系ステン
レス鋼(C0,03%、NO,01%)での各種添加元
素の効果に対する実用合金と高純合金の腐食速度(4%
NaC1十0.2%H2O2,60℃中)の差を示す図
である。 第6図において、ロ=コ実用合金 (P O,03%、 S O,005チ、 OO,00
5%)凹コ]高純合金 (P O,014%、 S O,0007%、00.0
018係)霜付V (S、C,E) e
AQ V (S、C,E)5 PP” ppm 第5図
む液(3%NaC1+5%H2SO4,30℃、Ar脱
気)中での陽分極曲線に対するp1s量の影響を示す図
、第2図は17 Cr系ステンレス鋼板間に発生する隙
間腐食試験に対する低S化、低P化の効果を示す図、第
3図は17Cr系ステンレス鋼の低S化による介在物清
浄度及び孔食電位の変化を示す図、第4図は17 Cr
系ステンレス鋼の発銹抵抗に対するs、p、oの影響を
示す図、第5図はFe−Cr合金の4%NaC4+ 0
.2%H2O2,60℃中での耐食性に対するCr量及
び高純合金の効果を示す図、第6図は17Cr系ステン
レス鋼(C0,03%、NO,01%)での各種添加元
素の効果に対する実用合金と高純合金の腐食速度(4%
NaC1十0.2%H2O2,60℃中)の差を示す図
である。 第6図において、ロ=コ実用合金 (P O,03%、 S O,005チ、 OO,00
5%)凹コ]高純合金 (P O,014%、 S O,0007%、00.0
018係)霜付V (S、C,E) e
AQ V (S、C,E)5 PP” ppm 第5図
Claims (4)
- (1)重量%でC:0.01〜0.1%、Si:3チ以
下、Mn : 2%以下、Cr:14〜26チ、N:0
.005〜0.2係、P:0.02%以下、S:0.O
O1チ未満、At: 0.02〜0.2係、O:0.0
03%未満、酸化物系介在物と硫化物系介在物の和よシ
なる清浄度が0.02以下、残部実質的にFeから成る
ことを特徴とする耐隙間腐食性、耐誘性のすぐれた高純
、高清浄ステンレス鋼。 - (2)重量%でc:o、oi〜o、i%、Si:3チ以
下、Mn : 2 %以下、Cr:14〜26%、N:
0.005〜0.2チ、P:0.02チ以下、S:O,
OO1チ未満、At:0.02〜0.2係、O:0.0
03係未満、更に、MO: 3 %以下、Cu:2%以
下、Ni:2%以下、Ti:0.6%以下、V : 0
.02〜0.5 %、Nb:0.02〜02%、B:0
.01係以下の添加元素を1種又は2種以上を含み酸化
物系介在物と硫化物系介在物の和よシなる清浄度が0,
02以下でsb、残部実質的にFeから成ることを特徴
とする耐隙間腐食性、耐誘性のすぐれた高純、高清浄ス
テンレス鋼。 - (3)重量%でc:o、oi〜0.1%、Si:3%以
下、Mn : 2 %以下、Cr :14〜26%、N
: 0.005〜0.2チ、P:0.02チ以下、S
:O,001%未満、At:0.02〜0.2%、O:
0.003チ未満、酸化物系介在物と硫化物系介在物の
和よシなる清浄度が0.02以下、残部実質的にFeか
ら成る溶鋼をΔT℃<45℃の鋳造温度条件下で連続鋳
造し、得られた鋳片を1230℃を超えないように加熱
あるいは保熱した後、熱間圧延することを特徴とする耐
隙間腐食性、耐誘性のすぐれた高純、高清浄ステンレス
鋼の製造方法。 ここでΔT℃−(連続鋳造時のタンプッシュにおける溶
鋼温度℃)−C溶鋼の凝固温度℃) - (4)重量%でC:0.01〜0.1チ、Si:3%以
下、Mn : 2 %以下、Cr : 14〜26%、
N:0.O05〜0.2%、P:0.02%以下、S:
O,OO1チ未満、At:0.02〜0.2チ、O:0
.003チ未満、更に、Mo : 3%以下、Cu:2
%以下、Ni:2%以下、Ti:0.6%以下、V :
0.02〜0.5 %、Nb:0.02〜0.2%、
B:0.01%以下の添加元素を1種又は2種以上を含
み酸化物系介在物と硫化物系介在物の和よシなる清浄度
が0.02以下であシ残部実質的にFeから成る溶鋼を
ΔT℃<:45℃の鋳造温度条件下で連続鋳造し、得ら
れた鋳片を1230℃を超えないように加熱あるいは保
熱した後、熱間圧延することを特徴とする耐隙間腐食性
、耐誘性のすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼の製造方
法O ここでΔT℃=(連続鋳造時のタンプッシュにおける溶
鋼温度℃)−(溶鋼の縦1温度℃)
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3788483A JPS59166655A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 耐隙間腐食性、耐銹性のすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼とその製造方法 |
JP23303089A JPH02270942A (ja) | 1983-03-08 | 1989-09-11 | 耐隙間腐食性、耐銹性のすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3788483A JPS59166655A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 耐隙間腐食性、耐銹性のすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼とその製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23303089A Division JPH02270942A (ja) | 1983-03-08 | 1989-09-11 | 耐隙間腐食性、耐銹性のすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166655A true JPS59166655A (ja) | 1984-09-20 |
JPH0218379B2 JPH0218379B2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=12509964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3788483A Granted JPS59166655A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | 耐隙間腐食性、耐銹性のすぐれた高純、高清浄ステンレス鋼とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166655A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174361A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-06 | Nippon Steel Corp | 焼入れ性と耐銹性の優れた低炭素マルテンサイト系ステンレス鋼 |
JPS6245457A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-27 | Nippon Stainless Steel Co Ltd | チタン含有鋼の連続鋳造法 |
JP2005281833A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Jfe Steel Kk | 曲げ加工性に優れるステンレス冷延鋼板の製造方法 |
JP2016183400A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | バーリング加工部端面の耐食性に優れるフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法 |
CN108380835A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-08-10 | 攀钢集团江油长城特殊钢有限公司 | 一种低偏析气阀钢连铸坯及其制造方法 |
CN111254358A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-06-09 | 江苏利淮钢铁有限公司 | 一种超高纯净度履带链轨节用钢的生产方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100383273C (zh) * | 2003-08-06 | 2008-04-23 | 日新制钢株式会社 | 加工硬化的不锈钢板 |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP3788483A patent/JPS59166655A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174361A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-06 | Nippon Steel Corp | 焼入れ性と耐銹性の優れた低炭素マルテンサイト系ステンレス鋼 |
JPH027390B2 (ja) * | 1985-01-30 | 1990-02-16 | Nippon Steel Corp | |
JPS6245457A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-27 | Nippon Stainless Steel Co Ltd | チタン含有鋼の連続鋳造法 |
JP2005281833A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Jfe Steel Kk | 曲げ加工性に優れるステンレス冷延鋼板の製造方法 |
JP4507666B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-07-21 | Jfeスチール株式会社 | 曲げ加工性に優れるステンレス冷延鋼板の製造方法 |
JP2016183400A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | バーリング加工部端面の耐食性に優れるフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法 |
CN108380835A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-08-10 | 攀钢集团江油长城特殊钢有限公司 | 一种低偏析气阀钢连铸坯及其制造方法 |
CN108380835B (zh) * | 2018-04-17 | 2020-03-27 | 攀钢集团江油长城特殊钢有限公司 | 一种低偏析气阀钢连铸坯及其制造方法 |
CN111254358A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-06-09 | 江苏利淮钢铁有限公司 | 一种超高纯净度履带链轨节用钢的生产方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0218379B2 (ja) | 1990-04-25 |
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